JP2004069675A - 距離計測装置及び距離計測方法 - Google Patents

距離計測装置及び距離計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】物体までの距離が近くとも高速高精度な距離計測を行う。
【解決手段】物体9に向けてパルス状の電磁波を投射する発信部1と、発信部1から発信させた電磁波から参照波Sを分岐させる分岐手段10と、投射された電磁波の物体9からの反射波Rと上記参照波Sとを受信する一つの受信部2と、受信部2から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し該時間差に基づいて物体までの距離を演算する処理部6とを備える。また、参照波Sが受信部2に到達する時刻を所定時間遅延させて物体からの反射波Rを受信する時刻の後とする遅延手段8を参照波が受信部2に至るまでの光路中に備える。反射波Rよりも参照波Sの方を遅らせることで反射波Rと参照波Sの分離を容易とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体に電磁波を照射し、電磁波を送波してから物体により反射された電磁波が受波されるまでの時間に基づいて物体までの距離を計測する距離計測装置及び距離計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物体に向けて照射した電磁波の送波してから物体により反射された電磁波が受波されるまでの時間に基づいて物体までの距離を計測するタイムオブフライト法による距離計測方法において、送波したパルス状電磁波の一部を既知の距離を経由する参照波とし、物体による反射波と上記参照波とを一つの受信部で受信して両者の受信時刻の時間差から物体までの距離を計測することが特許第2896782号公報に示されている。
【0003】
また図24に示すように参照波Sと反射波Rとが時間軸上で接近して両者の分離が困難な場合(通常は物体までの距離が近い場合)、両者を明確に分離することができないことから、上記公報では電磁波(光)の到着を遅延させることになる光ファイバーを反射波の光路中に挿入し、反射波と参照波の受信時間差から長さが既知である上記光ファイバーを経由させることによる遅延時間Tdを差し引いた後の時間差T1を元に物体までの距離を演算することが示されている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2896782号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、物体の反射率は物体の表面の色が白か黒かによって変化し、また物体の表面が拡散反射面か正反射面かによっても変化するために、反射波がかなり微弱となってしまうことが多々あり、このために光損失を増加させることになる光ファイバーを反射波の光路中に挿入して反射波の光路を延長することは、S/N比を更に悪化させることになり、このためにアンプの増幅率を大きくしたり、電磁波の照射手段の出力を大きくしなくてはならず、測距装置のコストが高くなる上に装置が複雑化する。
【0006】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは物体までの距離が近くとも高速高精度な距離計測を行うことができる距離計測装置及び距離計測方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明に係る距離計測装置は、物体に向けてパルス状の電磁波を投射する発信部と、発信部から発信させた電磁波から参照波を分岐させる分岐手段と、投射された電磁波の物体からの反射波と上記参照波とを受信する一つの受信部と、受信部から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し該時間差に基づいて物体までの距離を演算する処理部とを備えるとともに、上記参照波が受信部に到達する時刻を所定時間遅延させて物体からの反射波を受信する時刻の後とする遅延手段を参照波が受信部に至るまでの光路中に備えていることに特徴を有している。反射波よりも参照波の方を遅らせることで反射波と参照波の分離を容易としたものである。
【0008】
電磁波が光である場合、遅延手段には光ファイバーや複数のミラーを用いることができる。
【0009】
また、遅延手段には参照波を受光する参照波用受信手段と参照波用受信手段の出力信号を遅延させる遅延回路と遅延回路の出力で測距用の受光素子に受光させる参照波を発信する参照波発信部とからなるものを用いてもよい。
【0010】
遅延手段が遅延させる所定時間を変更する遅延時間変更部を備えているものであってもよく、この場合の遅延時間変更部は、参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて行う予備計測で得られた物体までの距離に応じて本計測時の遅延時間を変更するものを好適に用いることができる。
【0011】
参照波の遅延時間の温度によるずれを補償する温度補償手段を備えたものとするのも好ましい。
【0012】
電磁波が光で場合、受信部が受信する参照波または及び物体からの反射波の光量を調節する光量調節手段を備えたものとしてもよい。この光量調節手段としては、参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて行う予備計測で得られた物体までの距離もしくは反射波の光量レベルに応じて本計測時の光量調節を行うものを好適に用いることができる。
【0013】
処理部は受信部での受信をトリガとして発信部からの電磁波の投射を規定回数繰り返して行わせるとともに、上記投射から反射波と参照波との受信までの時間の規定回数分の積算値の差と上記所定時間とから物体までの距離を計測するものであってもよい。
【0014】
そして本発明に係る距離計測方法は、物体に向けて投射したパルス状の電磁波の物体からの反射波を受信部で受信するとともに、上記電磁波から分岐した参照波を既知の距離を経由する時間に相当する時間だけ遅延させて上記受信部と同じ受信部で受信し、受信部から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し、該時間差に基づいて物体までの距離を計測する距離計測方法において、参照波を遅延させる時間を物体からの反射波を受信するまでの時間よりも長い所定時間とし、該所定時間と上記時間差とに基づいて物体までの距離を計測することに特徴を有している。
【0015】
上記所定時間は、最大測距距離を電磁波が往復する時間よりも長い時間としておくことが好ましいが、物体までの距離に応じて参照波の遅延時間を可変としてもよく、特に参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて物体までの距離の予備計測を行い、次いで参照波の遅延時間を上記予備計測で得られた物体までの距離に応じた時間に変更して該変更した遅延時間だけ参照波を遅延させて物体までの距離の本計測を行うとよい。
【0016】
パルス状の電磁波の投射を受信部での受信をトリガとして規定回数繰り返して物体からの反射波と参照波とを規定回数受信し、上記投射から反射波と参照波との受信までの時間の規定回数分の積算値の差と上記所定時間とから物体までの距離を計測することも好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図2は本発明に係る距離計測装置の概略ブロック図を示しており、図中1は駆動回路部7の出力によりパルス状のレーザ光を発信する半導体レーザなどの発信部であり、発信部1から出力されたパルス状レーザ光は分岐手段であるビームスプリッタ10によって物体波と参照波とに分岐され、物体波は目的とする物体9に照射され、物体1での反射波はレンズ(図示せず)を経てフォトダイオードなどからなる受信部2に入射する。また、受信部2では上記参照波の受信も行う。なお、参照波と反射波とは異なるタイミングで受信部2に到達するようにしている。
【0018】
受信部2の出力は増幅回路3において増幅される。そして、マスク部4は参照成分分離マスクと反射成分分離マスクとを発生するとともに、両マスクの発生を切り換えるアナログスイッチやゲート回路を備えたものであり、参照成分分離マスクが発生する期間には参照信号成分のみを通過させ、反射成分分離マスクが発生する期間には反射信号成分のみを通過させる。
【0019】
マスク部4の出力は計数回路部5に入力される。計数回路部5は時計機能を有して、マスク部4において参照成分分離マスクが選択されている期間においてマスク部4から出力が最初に発生してから計数回路部5がカウントアップするまでの時間と、反射成分分離マスクが選択されている期間においてマスク部4から出力が最初に発生してから計数回路部5がカウントアップするまでの時間とがそれぞれ計時される。計数回路部5のカウントアップの値はあらかじめ設定された規定回数となっており、たとえば「10000」などの値に設定されている。
【0020】
ここで、マスク部4において参照成分分離マスクと反射成分分離マスクとのどちらを選択するかは計数回路部5によって制御されており、物体9までの距離の測定開始時には反射成分分離マスクが選択される。反射成分分離マスクが選択されている期間には反射信号成分が計数回路部5に入力され、反射信号成分の個数がカウントアップの値に達すると、計数回路部5からマスク部4に対して参照成分分離マスクを選択するように指示がなされる。
【0021】
計数回路部5において計時された2つの時間は処理部6に与えられる。参照波の経由距離は既知であることから、処理部6は反射成分分離マスクが選択されている期間に計時された時間と、参照成分分離マスクが選択されている期間に計時された時間と上記規定回数とに基づいて、物体9までの距離を演算することができる。図3に上記動作の概略フローチャートを示す。図中Nが規定回数である。なお、上記マスク部4や計数回路部5及び処理部6と、発信部2からのパルス状レーザ光の発信タイミングを制御する駆動回路部7などの動作は本出願人の出願にかかる特開2001−124855号公報に詳しいが、このような処理を行うことで、精度の高い距離計測を安価な機材構成で行うことができる。
【0022】
ここにおいて、物体9までの距離が近い時、本来ならば、前述のように参照波パルスSと反射波パルスRとが図1上段に示すように接近して両者の分離が困難となるが、ここではビームスプリッタ10から受信部2に至る参照波の光路中に、通常であれば反射波パルスRよりも前に受信することになる参照波パルスSの受信が反射波パルスRの後になるように、物体までの距離以上の長さの光ファイバーからなる遅延手段8を挿入し、該遅延手段8によって参照波パルスRの受信が時間Tdだけ遅くなるようにしている。
【0023】
つまり、物体9までの距離と比較して十分に長い長さの光ファイバーを遅延手段8として用いて反射波パルスRが参照波パルスSと重なることがないタイミングで受信部2に到達するようにしているものであり、このために物体9までの距離が近い場合に距離が測定不能となってしまうことがないものである。
【0024】
なお、上記遅延時間Tdは遅延手段8である光ファイバーの長さが既知であることから、遅延手段8を挿入していない場合の参照波パルスSと反射波パルスRとの到達時刻の時間差T1は演算で求めることができ、物体9までの距離測定に支障をきたすことはない。
【0025】
もっとも、参照波パルスSを遅延させる関係上、物体9までの距離が遠くて反射波パルスRの到達時刻が参照波パルスSの到達時刻とほぼ同じ時刻になる場合は逆に反射波パルスRと参照波パルスSとが重なって両者を分離できなくなってしまうことから、遅延手段8である光ファイバーの長さは、この距離測定装置による最大測距距離までの距離の2倍の長さ以上としておくことに、つまり最大測距距離を電磁波が往復する時間よりも長い時間だけ参照波パルスSを遅延させることができるものとしておくことになるが、これでは最大測距距離が長いものでは遅延手段8である光ファイバーの長さが長くなりすぎることになって距離計測装置内に納めておくことが困難となる場合がある。このために、物体9までのおおよその距離(後述する予備測距動作で知るようにしてもよい)に応じて参照波の光路から遅延手段8を外してビームスプリッタ10で分岐した参照波が遅延手段8を経ることなく受信部2に至るようにしたり、あるいは反射波パルスRと参照波パルスSとが重なって両者を分離できない場合に遅延手段8を挿入して測定を行う動作と、遅延手段8を外して測定を行う動作とを切り換える切換手段を設けることも好ましい。また、後述するように遅延時間Tdを変更することができる遅延手段8を用いてもよい。
【0026】
遅延手段8として光ファイバーを用いる場合、線膨張係数がきわめて小さいもの、例えば石英系光ファイバーを用いることが好ましい。温度による影響を小さくすることができる。また、光ファイバーにはSI型とGI型とがあるが、GI型を用いることにより、光ファイバーによる遅延時間を正確に設定することができる。
【0027】
また遅延手段8は、参照波パルスSが受信手段2に到達する時刻を予め定めた時間だけ遅らせることができるものであれば、どのようなものであってもよく、図4に示すように複数のミラー80を用いたものや、導波路を用いたものであってもよく、さらには図5に示すように、参照波Sを受光する参照波用受信手段81と、参照波用受信手段81の出力信号を設定された時間だけ遅延させる遅延回路82と、遅延回路82の出力で測距用の受信部2に受光させる参照波Sを発信する参照波発信部83とからなる遅延手段8、すなわち電気的な遅延手段8を用いてもよい。
【0028】
遅延手段8が光ファイバーである場合、周囲温度による膨張収縮でその長さが変動し、参照波パルスSの上記遅延時間Tdが変化して測距に影響が出てしまうことから、図6に示すように、温度検出部11で検出される温度に応じて遅延時間Tdの補正を行う補正回路部12を設けるとよい。温度変化による影響をリアルタイムで補正することができる。
【0029】
この温度補正は、図7及び図8(a)に示すように、遅延手段8である光ファイバーの受信部2と対向する端部の位置を、温度検出部11で検出した温度に応じて駆動部13で変化させることで、光ファイバーの膨張収縮による距離変化を打ち消すようにしたり、図8(b)に示すように、遅延手段8である光ファイバーと受信部2との間に長さが異なる複数種の遅延物14a,14b,14cを周囲温度に応じて挿入することで、光ファイバーの膨張収縮による距離変化を打ち消すようにしたり、あるいは図8(c)に示すように、屈折率が異なる複数種の遅延物15a,15b,15cを周囲温度に応じて挿入することで、光ファイバーの膨張収縮による距離変化を打ち消すようにしてもよい。
【0030】
遅延手段8が前述の電気的に遅延させるものである場合にも、温度に応じて遅延時間を調整する温度補償が有効なのはもちろんであり、また受信部2として用いるフォトダイオードなどの温度補償を行うことも有効である。図9は温度センサである温度検出部11が周囲温度を検知して出力するアナログデータをAD変換素子を介して取り込んだマイクロコンピュータ(制御手段)が、対応する補償電圧値を出力し、DA変換素子でアナログデータに変換して補償電源に印加すれば、補償電源が印加された電圧に基づいてフォトダイオードの電圧値を変更するものを示している。
【0031】
ところで、遅延手段8による遅延時間Tdであるが、この値は前述のように最大測距距離を電磁波が往復する時間よりも長い時間としておくことで、参照波パルスSと反射波パルスRとを常に明確に分離することができる状態を保つことができるが、パルス状の電磁波の投射と物体からの反射波Rの受信と参照波Sの受信とを規定回数N繰り返し、上記所定時間と時間差の積算値と規定回数Nとから物体までの距離を計測する場合、遅延時間Tdを長くしておくと最終的な測距完了までに時間がかかることになる。
【0032】
このために、遅延時間Tdを変更することができる遅延手段8を用いるとともに、図10に示すように、参照波Sを予め定めた遅延時間Td(最大測距距離を電磁波が往復する時間よりも長い時間が好ましい)だけ遅延させて物体までの距離の予備計測を行い、次いで参照波Sの遅延時間Tdを上記予備計測で得られた物体までの距離に応じた時間に変更して該変更した遅延時間Tdだけ参照波Sを遅延させて物体までの距離の本計測を行うようにしてもよい。本計測時の遅延時間Tdは予備計測時の遅延時間Tdより短くすることができる場合が殆どであるから、規定回数Nだけ繰り返すことで正確な距離計測を行う場合に特に有効である。なお、図10に示すものでは、予備計測時(第1回距離計測時)においても規定回数Nだけ繰り返すことを行っているが、繰り返しは本計測時のみとし、予備計測時は繰り返しを行わないように、もしくは繰り返しの回数を少なくしてもよい。
【0033】
もっとも、遅延時間Tdを変更しても、発信部1からの電磁波の投射の繰り返しタイミングが一定では最終的な測距完了までの時間は殆ど変わらないことになるために、ここでは発信部1からの電磁波の投射の繰り返しは、受信部2による受信(参照波の受信)をトリガとして行うようにしている。図9に示した電気的遅延手段60は、上記トリガを得るためのものであって、受信部2で受信した反射波Rと参照波Sとを分離する信号分離手段61から参照波Sの検出信号を受けた遅延手段60は、予め設定されている繰り返し発信用遅延時間の経過時に発信部1から電磁波の投射を行わせる。図中63は繰り返し回数のカウント用のカウンターである。なお、受信部2での受信をトリガとして繰り返し用の発信を行わせることは、遅延時間Tdの変更を行わないものでも有効であるのはもちろんである。
【0034】
遅延時間Tdの変更が可能な遅延手段8としては、たとえば図11に示すように長さの異なる複数本の光ファイバーとスプリッタである導波路85とからなるもの、図12に示すように光スイッチで構成された光路切換器86と光路長の異なる複数の導波路85とからなるもの、図13に示すように光スイッチ87を内蔵した導波路85などを好適に用いることができる。電気的に遅延させる遅延手段8を用いている場合は、更に遅延時間Tdの変更が容易となる。
【0035】
図14に別の例を示す。これは参照波の光量の調整用の光量調整要素9を設けるとともに、予備計測で得られた反射波の受光信号レベルに応じて(もしくは物体までの距離に応じて)、光量調整要素9による参照波の光量調整度が自動的に変更されるようにすることで、本計測時の参照波信号レベルを反射波信号レベルに合わせることができるようにしたものである。
【0036】
参照波の前後に生じるノイズ成分のレベルを抑え込むことができるために、ノイズを参照波として誤認識することを防止することができ、信号レベルを合わせることもあって、安定した距離計測を行うことができる。
【0037】
上記光量調節要素9としては、次のようなものを用いることができる。図15に示すものは、発信部1から受信部2に至る参照波の光路中に遅延手段8として導波路85a,85bを直列に配置するとともに、小型モータ90で導波路85aを搭載した基板をスライド駆動することで、導波路85a,85b間の接合部の口径を変化させて光量調節を行うようにしたものである。図中91は高分解能エンコーダであり、処理部6と駆動回路部7とによって小型モータ90による変位量の制御を行っている。
【0038】
図16は光量調節要素9の他例を示しており、ここでは発信部1と遅延手段8である光ファイバーとの対向距離を小型モータ94で調整し、受信部2の直前には小型モータ90による図中上下方向駆動で受信部2に入る光の遮蔽量をコントロールするためのスクリーン95を配置し、反射波の光量も調整することができるようにしている。このほか、図17に示すように、液晶フィルター96を用いて光量調節を行うようにしてもよい。
【0039】
反射波や参照波に含まれるノイズ成分の低減という点では、図18に示すように、距離測定に使用する電磁波の波長のみを通過させるバンドパスフィルター97を受信部2の直前などに配置するとよい。
【0040】
ノイズ対策としては、前述の受信信号のマスクのほか、受信部2に入る光のマスクも有効である。参照波をマスクする場合についていえば、例えば図19に示すように、遅延手段8における光の入射口と出射口とに光スイッチなどで構成したゲートGI,GOを配置し、参照波が夫々のゲートGI,GOを通過するタイミングで通常時は閉じているこれらゲートGI,GOを開くのである。ゲートGIのみ、もしくはゲートGOのみを設けたものであってもよい。
【0041】
前述の予備計測と本計測とを行うものにおいては、反射波に対してもゲートGを設けて反射波が通過するタイミングでゲートGを開閉させることができる。この場合、参照波と異なり、反射波が通過するタイミングは物体までの距離によって変化することから、予備計測時にはゲートGを開いたままとし、本計測時は図20に示すようにゲートGを閉じておき、上記予備計測で得られた反射波到来時刻の前後一定時間だけゲートGを開くのである。図21にこの場合の処理フローを示す。
【0042】
反射波と参照波とが同一のゲートG(GO)を通過するようにしてもよい。図22に反射波と参照波とが同一のゲートGOを通過するものにおけるゲートGI,GOの開閉タイミングを、図23に処理フローを示す。この場合、ゲートGOには反射波と参照波とを受信部2に選択的に導く光スイッチを好適に用いることができる。
【0043】
以上の各例では、距離計測用の電磁波としてレーザから出力させる光を用いたもので説明したが、光以外の波長域の電磁波を用いたものであってもよい。
【0044】
また、ノイズの影響を避けるという点においては、この距離計測装置における筐体を樹脂系の材質で構成することも好ましい。電気系部分(特に高圧電源部品)が基板との間で発生させてしまう誘導ノイズの影響を低減することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の距離計測装置は、物体に向けてパルス状の電磁波を投射する発信部と、発信部から発信させた電磁波から参照波を分岐させる分岐手段と、投射された電磁波の物体からの反射波と上記参照波とを受信する一つの受信部と、受信部から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し該時間差に基づいて物体までの距離を演算する処理部とを備えるとともに、上記参照波が受信部に到達する時刻を所定時間遅延させて物体からの反射波を受信する時刻の後とする遅延手段を参照波が受信部に至るまでの光路中に備えているために、反射波よりも参照波の方が遅れて到着することから、物体までの距離が近くて本来ならば反射波と参照波とが重なってしまうような場合にも、反射波と参照波とを容易に分離することができ、しかも反射波を遅延させる場合と比較して、参照波はその強度を強く保つことが容易であり、遅延させることによって損失があったとしても、反射波を遅延させる場合に比較して、測定が困難になるようなことはなく、正確な距離測定を容易に行うことができるものである。
【0046】
また、電磁波が光である場合、遅延手段に光ファイバーを用いると、遅延時間を長くとることが容易であり、また遅延手段に複数のミラーを用いると、温度変化などの外乱があっても安定した遅延時間を得ることができる。
【0047】
また、遅延手段には参照波を受光する参照波用受信手段と参照波用受信手段の出力信号を遅延させる遅延回路と遅延回路の出力で測距用の受光素子に受光させる参照波を発信する参照波発信部とからなるものを用いてもよく、この場合、遅延手段をきわめてコンパクトにまとめることができて、小型の距離計測装置を得ることができる。
【0048】
遅延手段が遅延させる所定時間を変更する遅延時間変更部を備えているものであれば、距離計測に係る時間を物体までの距離に応じて短縮することができる。
【0049】
この場合の遅延時間変更部が、参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて行う予備計測で得られた物体までの距離に応じて本計測時の遅延時間を変更するものであれば、最適な遅延時間を物体までの距離の予備計測に応じて設定することができるために、正確な測定を行うことができる。
【0050】
参照波の遅延時間の温度によるずれを補償する温度補償手段を備えたものとすれば、温度の影響を避けることができる。
【0051】
電磁波が光で場合、受信部が受信する参照波または及び物体からの反射波の光量を調節する光量調節手段を備えたものとしてもよく、受信部で受けた参照波または反射波の光量レベルを適切な状態に保持することができ、光量調節がノイズの抑制にも有効なこともあって、正確な距離計測を行うことができる。
【0052】
上記光量調節手段としては、参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて行う予備計測で得られた物体までの距離もしくは反射波の光量レベルに応じて本計測時の光量調節を行うものが好ましい。適切な光量レベルへの自動設定を行うことができる。
【0053】
処理部は受信部での受信をトリガとして発信部からの電磁波の投射を規定回数繰り返して行わせるとともに、上記投射から反射波と参照波との受信までの時間の規定回数分の積算値の差と上記所定時間とから物体までの距離を計測するものであってもよい。さほど精度の高くない部品で構成したものにおいても、高精度な距離計測を行うことができるものであり、特に遅延時間を予備計測で得られた物体までの距離に応じて本計測時に遅延時間を変更する場合の発信の繰り返しに際して有効である。
【0054】
そして本発明に係る距離計測方法は、物体に向けて投射したパルス状の電磁波の物体からの反射波を受信部で受信するとともに、上記電磁波から分岐した参照波を既知の距離を経由する時間に相当する時間だけ遅延させて上記受信部と同じ受信部で受信し、受信部から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し、該時間差に基づいて物体までの距離を計測する距離計測方法において、参照波を遅延させる時間を物体からの反射波を受信するまでの時間よりも長い所定時間とし、該所定時間と上記時間差とに基づいて物体までの距離を計測するために、物体までの距離が近くて本来ならば反射波と参照波とが重なってしまうような場合にも、反射波と参照波とを確実に且つ容易に分離することができ、しかも反射波を遅延させる場合と比較して、参照波はその強度を強く保つことが容易であるために参照波を遅延させることによって損失があったとしても、反射波を遅延させる場合に比較して、測定が困難になるようなことはなく、正確な距離測定を容易に行うことができる。
【0055】
上記所定時間は、最大測距距離を電磁波が往復する時間よりも長い時間としておくことで、最大測距距離内に物体がある場合は参照波が反射波と重なってしまう事態を確実に避けることができる。
【0056】
物体までの距離に応じて参照波の遅延時間を可変としたならば、距離計測に係る時間の短縮に有効である。
【0057】
特に参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて物体までの距離の予備計測を行い、次いで参照波の遅延時間を上記予備計測で得られた物体までの距離に応じた時間に変更して該変更した遅延時間だけ参照波を遅延させて物体までの距離の本計測を行うと、測定に要する時間の短縮と測定精度の向上とを図ることができる。
【0058】
パルス状の電磁波の投射を受信部での受信をトリガとして規定回数繰り返して物体からの反射波と参照波とを規定回数受信し、上記投射から反射波と参照波との受信までの時間の規定回数分の積算値の差と上記所定時間とから物体までの距離を計測するならば、さほど精度の高くない部品で構成したものにおいても、遅延手段の設定の如何にかかわらず高精度な距離計測を確実に行うことができるものであり、特に遅延時間を予備計測で得られた物体までの距離に応じて本計測時に遅延時間を変更する場合の発信の繰り返しに際して有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の動作説明図である。
【図2】同上のブロック回路図である。
【図3】同上の動作のフローチャートである。
【図4】(a)(b)は遅延手段の他例の説明図である。
【図5】遅延手段の更に他例におけるブロック回路図である。
【図6】別の例のブロック回路図である。
【図7】更に別の例のブロック回路図である。
【図8】(a)(b)(c)は夫々温度補正用の構成例を示す概略図である。
【図9】温度補償に関する他の例のブロック回路図である。
【図10】他の実施の形態の一例の動作を示すフローチャートである。
【図11】同上の遅延時間変更の一例の説明図である。
【図12】同上の遅延時間変更の他例の説明図である。
【図13】(a)(b)(c)は同上の遅延時間変更の更に他例の説明図である。
【図14】別の例の動作を示すフローチャートである。
【図15】(a)(b)は同上の光量変更手段の一例の概略図である。
【図16】同上の光量変更手段の他例の概略図である。
【図17】同上の光量変更手段の更に他例の概略図である。
【図18】更に別の例のブロック回路図である。
【図19】(a)(b)は他の例のブロック図と動作を示すタイムチャートである。
【図20】同上の他の例のタイムチャートである。
【図21】同上の動作を示すフローチャートである。
【図22】同上の更に他の例のタイムチャートである。
【図23】同上の動作を示すフローチャートである。
【図24】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 発信部
2 受信部
8 遅延手段
9 物体
R 反射波パルス
S 参照波パルス

Claims (15)

  1. 物体に向けてパルス状の電磁波を投射する発信部と、発信部から発信させた電磁波から参照波を分岐させる分岐手段と、投射された電磁波の物体からの反射波と上記参照波とを受信する一つの受信部と、受信部から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し該時間差に基づいて物体までの距離を演算する処理部とを備えるとともに、上記参照波が受信部に到達する時刻を所定時間遅延させて物体からの反射波を受信する時刻の後とする遅延手段を参照波が受信部に至るまでの光路中に備えていることを特徴とする距離計測装置。
  2. 電磁波が光であるとともに遅延手段は光ファイバーであることを特徴とする請求項1記載の距離計測装置。
  3. 電磁波が光であるとともに遅延手段は複数のミラーであることを特徴とする請求項1記載の距離計測装置。
  4. 遅延手段は参照波を受光する参照波用受信手段と参照波用受信手段の出力信号を遅延させる遅延回路と遅延回路の出力で測距用の受光素子に受光させる参照波を発信する参照波発信部とからなることを特徴とする請求項1記載の距離計測装置。
  5. 遅延手段は遅延させる所定時間を変更する遅延時間変更部を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の距離計測装置。
  6. 遅延時間変更部は、参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて行う予備計測で得られた物体までの距離に応じて本計測時の遅延時間を変更するものであることを特徴とする請求項5記載の距離計測装置。
  7. 参照波の遅延時間の温度によるずれを補償する温度補償手段を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の距離計測装置。
  8. 電磁波が光であるとともに受信部が受信する参照波または及び物体からの反射波の光量を調節する光量調節手段を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の距離計測装置。
  9. 光量調節手段は、参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて行う予備計測で得られた物体までの距離もしくは反射波の光量レベルに応じて本計測時の光量調節を行うものであることを特徴とする請求項8記載の距離計測装置。
  10. 処理部は受信部での受信をトリガとして発信部からの電磁波の投射を規定回数繰り返して行わせるとともに、上記投射から反射波と参照波との受信までの時間の規定回数分の積算値の差と前記所定時間とから物体までの距離を計測するものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の距離計測装置。
  11. 物体に向けて投射したパルス状の電磁波の物体からの反射波を受信部で受信するとともに、上記電磁波から分岐した参照波を既知の距離を経由する時間に相当する時間だけ遅延させて上記受信部と同じ受信部で受信し、受信部から出力される上記両波の信号を分離して両者の受信時刻の時間差を算出し、該時間差に基づいて物体までの距離を計測する距離計測方法において、参照波を遅延させる時間を物体からの反射波を受信するまでの時間よりも長い所定時間とし、該所定時間と上記時間差とに基づいて物体までの距離を計測することを特徴とする距離計測方法。
  12. 上記所定時間を、最大測距距離を電磁波が往復する時間よりも長い時間としていることを特徴とする請求項11記載の距離計測方法。
  13. 物体までの距離に応じて参照波の遅延時間を可変としていることを特徴とする請求項11または12記載の距離計測方法。
  14. 参照波を予め定めた遅延時間だけ遅延させて物体までの距離の予備計測を行い、次いで参照波の遅延時間を上記予備計測で得られた物体までの距離に応じた時間に変更して該変更した遅延時間だけ参照波を遅延させて物体までの距離の本計測を行うことを特徴とする請求項13記載の距離計測方法。
  15. パルス状の電磁波の投射を受信部での受信をトリガとして規定回数繰り返して物体からの反射波と参照波とを規定回数受信し、上記投射から反射波と参照波との受信までの時間の規定回数分の積算値の差と上記所定時間とから物体までの距離を計測することを特徴とする請求項11〜14のいずれかの項に記載の距離計測方法。
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