JP2002031769A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2002031769A
JP2002031769A JP2000215318A JP2000215318A JP2002031769A JP 2002031769 A JP2002031769 A JP 2002031769A JP 2000215318 A JP2000215318 A JP 2000215318A JP 2000215318 A JP2000215318 A JP 2000215318A JP 2002031769 A JP2002031769 A JP 2002031769A
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polygon mirror
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JP2000215318A
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English (en)
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Kenichi Horiuchi
憲一 堀内
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転多面鏡の回転周期の変動があっても、走
査有効領域基準位置信号を安定に抽出することができる
光走査装置を提供する。 【解決手段】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
置に置かれた反射部3からの反射光が同一の光電変換部
5により光電変換され、光電変換部5より出力される前
記二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信
号から、走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、走査有効領域基準位
置を表す情報を抽出して走査有効領域Eの開始位置を決
定する。走査有効領域基準位置信号を抽出するためのウ
インドウ信号を、インデックス信号発生部6により発生
したインデックス信号の周期に応じたウインドウ信号幅
とウインドウ信号周期をもつように、幅・周期可変型ウ
インドウ信号生成部7により生成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査装置に関
し、特に、走査有効領域開始位置を決定するために、回
転多面鏡を用いた光走査の被走査物からの反射光情報と
走査有効領域基準位置を示すタイミング情報が時間差を
もって混在した信号から、後者を抽出するためのウイン
ドウ信号を生成する機能を有する光走査装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の光走査装置の構成例を図9に示
す。図9において、投光ビーム発生部1から出射された
投光ビーム9は、回転多面鏡2により偏向される。被走
査物(図示省略)が置かれ、回転多面鏡2による投光ビ
ーム9の走査有効領域を円弧E(以下、走査有効領域E
という)で示す。走査有効領域Eの外部に配置した反射
部3は、回転多面鏡2により偏向された投光ビーム9を
反射し、再び回転多面鏡2に入射するように配置され
る。投光ビーム9で走査された被走査物からの反射光、
および反射部3からの反射光はハーフミラー等からなる
偏向部4で反射されて光電変換部5で電気信号に変換さ
れる。
【0003】インデックス信号発生部6は、回転多面鏡
2が、予め決められた任意の回転位置に位置した時にイ
ンデックス信号を発生する。回転多面鏡2が1回転する
間に1個のインデックス信号が発生するので、インデッ
クス信号から次のインデックス信号までが回転多面鏡2
の回転周期となる。
【0004】幅・周期固定型ウインドウ信号生成部33
は、インデックス信号発生部6の出力であるインデック
ス信号をもとに、信号幅と周期およびインデックス信号
に対する時間遅れが固定のウインドウ信号を生成する。
【0005】走査有効領域基準位置信号抽出部8は、幅
・周期固定型ウインドウ信号生成部33により生成され
たウインドウ信号を用いて、光電変換部5からの出力に
含まれている走査有効領域E内の被走査物からの反射光
による信号と、反射部3からの反射光による信号とを分
離し、後者を抽出するための回路である。
【0006】抽出された走査有効領域基準位置信号は、
反射部3に対して投光ビーム9が照射される回転位置に
回転多面鏡2が位置していることを示しているので、反
射部3に対して投光ビーム9が照射される回転多面鏡2
の回転位置から走査有効領域Eの始点に対して投光ビー
ム9が照射される回転多面鏡2の回転位置までに相当す
る時間を予め算出しておけば、その時間だけ走査有効領
域基準位置信号から遅延させて、被走査物から反射され
た反射光を光電変換した電気信号の計測を開始すること
ができる。
【0007】従来の幅・周期固定型ウインドウ信号生成
部33の構成例を図10に示す。遅延回路34aは、イ
ンデックス信号が発生される回転多面鏡2の回転位置
と、反射部3に対して投光ビーム9が照射される回転位
置との間を、回転多面鏡2が標準速度で回転している時
に回転するのに要する時間よりも若干短い時間T1だけ
インデックス信号を遅延させる。遅延回路34bは、ウ
インドウ信号幅T2だけ遅延回路34aの出力を遅延さ
せる。遅延回路34cは、回転多面鏡2が標準速度で回
転している時に、反射部3に対して投光ビーム9が照射
される周期すなわち回転多面鏡2の面間周期からウイン
ドウ信号幅T2を引いた時間T3だけ遅延回路34bの
出力を遅延させる。
【0008】同様に、遅延回路34d,34f,34
h,34j,34lはそれぞれ前段の遅延回路の出力を
T2だけ遅延させ、遅延回路34e,34g,34i,
34kはそれぞれ前段の遅延回路の出力をT3だけ遅延
させる。
【0009】順序回路35は、インデックス信号によっ
て初期化され、遅延回路34a〜34lからの入力によ
ってウインドウ信号の状態を変化させる論理回路であ
る。
【0010】この例では、回転多面鏡の面数が6であ
り、遅延回路を12個使用しているが、各遅延回路から
の出力を入力とし、出力を各遅延回路に入力するような
論理回路を別に設ければ、遅延回路の数を削減すること
もできる。
【0011】従来の幅・周期固定型ウインドウ信号生成
部の主要な信号の波形図を図11に示す。図11の
(a)はインデックス信号の波形であり、図11の
(g)はウインドウ信号の波形である。図11の(b)
は遅延回路34aの出力波形であり、インデックス信号
がT1だけ遅延されたもので、この信号の立ち上がりで
ウインドウ信号が有効状態となる。図11の(c)は遅
延回路34bの出力波形であり、遅延回路34aの出力
信号がT2だけ遅延されたもので、この信号の立ち上が
りでウインドウ信号が無効状態となる。図11の(d)
は遅延回路34cの出力波形であり、遅延回路34bの
出力信号がT3だけ遅延されたもので、この信号の立ち
上がりでウインドウ信号が再び有効状態となる。
【0012】順次同様にして、最初の有効期間がインデ
ックス信号からT1だけ遅れ、幅がT2で周期が(T2
+T3)のウインドウ信号が、インデックス信号の1周
期の間に回転多面鏡の面数分だけ生成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、ウインドウ信号の状態遷移のタイミングが、予め
決められた所定の時間間隔に基づいているため、回転多
面鏡の回転周期に変動があった場合は反射部3によって
反射された反射光の周期も変動する。そのため、反射部
3によって反射された反射光による光電変換部の出力電
気信号に対してウインドウ信号の有効状態期間がずれ、
タイムマージンが減少することになって、走査有効領域
基準位置信号を抽出することに失敗するおそれがあっ
た。
【0014】また、ウインドウ信号の有効状態期間のず
れによる影響を少なくするためにウインドウ信号の有効
状態期間を長くすると、ノイズによる誤抽出の可能性が
大きくなるなどの問題があった。
【0015】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るもので、回転多面鏡の回転周期に変動があった場合に
おいても、反射部に対して投光ビームが照射される回転
位置に回転多面鏡があるタイミングに対してウインドウ
信号の有効状態期間がずれることなく、光電変換部の出
力から反射部によって反射された反射光による電気信号
を安定に抽出することができる光走査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために、本発明の請求項1に記載された光走査装置
は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に置かれ
た反射部からの反射光が同一の光電変換部により光電変
換され、前記光電変換部より出力される前記二つの反射
光による情報が時間差をもって混在した信号から、前記
走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間幅をもっ
たウインドウ信号により、前記走査有効領域基準位置を
表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決定する光
走査装置において、投光ビームを回転多面鏡にて偏向
し、前記回転多面鏡の回転周期について正規化されたタ
イミング情報と前記回転多面鏡の回転周期とに基づき、
前記回転多面鏡の回転周期に応じたウインドウ信号幅と
ウインドウ信号周期をもつようなウインドウ信号を生成
することを特徴とするものである。
【0017】この構成によれば、回転多面鏡を回転させ
るモータの低周波域での回転むら等の理由により、回転
多面鏡の回転周期に変動があった場合においても、反射
部に対して投光ビームが照射される回転位置に回転多面
鏡があるタイミングに対してウインドウ信号の有効状態
期間がずれることなく、光電変換部の出力から反射部に
よって反射された反射光による電気信号を安定に抽出す
ることができる。
【0018】また、本発明の請求項2に記載された光走
査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に
置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部により
光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二つ
の反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを回転多面鏡に
て偏向し、前記回転多面鏡の回転周期によって周期が変
化するクロック信号を計数し、前記回転多面鏡が所定の
回転位置に位置するタイミングからの計数値が所定の値
となるタイミングにおいて状態が遷移するウインドウ信
号によって走査有効領域基準位置信号を抽出することを
特徴とするものであり、請求項1に記載の光走査装置と
同様の効果を奏するものである。
【0019】また、本発明の請求項3に記載された光走
査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に
置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部により
光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二つ
の反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを偏向する回転
多面鏡と、前記回転多面鏡が予め決められた任意の回転
位置に位置した時にインデックス信号を発生するインデ
ックス信号発生手段と、前記インデックス信号を逓倍す
る信号逓倍手段と、前記インデックス信号により初期化
され前記信号逓倍手段から出力される信号を計数する逓
倍信号計数手段と、前記逓倍信号計数手段の出力により
走査有効領域基準位置信号を抽出するためのウインドウ
信号を生成するウインドウ信号生成手段とを備えたこと
を特徴とするものであり、請求項1に記載の光走査装置
と同様の効果を奏するものである。
【0020】さらに、本発明の請求項4に記載された光
走査装置は、請求項3に記載の光走査装置において、前
記ウインドウ信号生成手段がウインドウ信号を生成する
ときの前記逓倍信号計数手段の出力値を可変設定する手
段を備えたことを特徴とするものであり、反射部に対し
て投光ビームが照射される回転多面鏡の回転位置とイン
デックス信号が発生される回転多面鏡の回転位置との位
置関係が光走査装置毎にばらついていたとしても、ウイ
ンドウ信号の生成タイミングを容易に調整することがで
きる。
【0021】また、本発明の請求項5に記載された光走
査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に
置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部により
光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二つ
の反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを回転多面鏡に
て偏向し、前記回転多面鏡が所定の回転位置に位置する
タイミングからの時間遅れが前記回転多面鏡の回転周期
によって変化し、且つ周期が前記回転多面鏡の回転周期
に対して前記回転多面鏡面数の整数倍分の1である第1
のパルス信号を生成し、前記第1のパルス信号の周期と
の比率が、予め決められた前記回転多面鏡1面の走査期
間とウインドウ信号幅の比率に等しい第2のパルス信号
を前記第1のパルス信号より生成し、前記第1のパルス
信号と前記第2のパルス信号から生成されるウインドウ
信号によって走査有効領域基準位置信号を抽出すること
を特徴とするものであり、請求項1に記載の光走査装置
と同様の効果を奏するものである。
【0022】また、本発明の請求項6に記載された光走
査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に
置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部により
光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二つ
の反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを偏向する回転
多面鏡と、前記回転多面鏡が予め決められた任意の回転
位置に位置した時にインデックス信号を発生するインデ
ックス信号発生手段と、前記インデックス信号との位相
差が一定で、且つ前記インデックス信号の、前記回転多
面鏡の面数の整数倍のパルス信号を生成する整数倍パル
ス信号生成手段と、走査有効領域基準位置信号を抽出す
るためのウインドウ信号幅が前記回転多面鏡1面の走査
期間に占める比率と、信号の周期が前記整数倍パルス信
号生成手段から出力されるパルス信号の周期に占める比
率とが同じであるようなウインドウ幅決定信号を生成す
るウインドウ幅決定信号生成手段と、前記整数倍パルス
信号生成手段の出力と前記ウインドウ幅決定信号生成手
段の出力により走査有効領域基準位置信号を抽出するた
めのウインドウ信号を生成するウインドウ信号生成手段
を備えたことを特徴とするものであり、請求項1に記載
の光走査装置と同様の効果を奏するものである。
【0023】さらに、本発明の請求項7に記載された光
走査装置は、請求項6に記載の光走査装置において、前
記整数倍パルス信号生成手段で生成するパルス信号が前
記インデックス信号の回転多面鏡の面数倍であることを
特徴とするものであり、前記整数倍パルス信号生成手段
の出力と前記ウインドウ幅決定信号生成手段の出力によ
り走査有効領域基準位置信号を抽出するためのウインド
ウ信号を生成するウインドウ信号生成手段を簡単に構成
し得るものである。
【0024】また、本発明の請求項8に記載された光走
査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に
置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部により
光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二つ
の反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを回転多面鏡に
て偏向し、前記回転多面鏡の回転周期を、周期が一定の
基準クロックで計測し、その計測値により参照位置が決
定されるテーブルの出力データをもとに生成されるウイ
ンドウ信号によって走査有効領域基準位置信号を抽出す
ることを特徴とするものであり、請求項1に記載の光走
査装置と同様の効果を奏するものである。
【0025】また、本発明の請求項9に記載された光走
査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置に
置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部により
光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二つ
の反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを偏向する回転
多面鏡と、前記回転多面鏡が予め決められた任意の回転
位置に位置した時にインデックス信号を発生するインデ
ックス信号発生手段と、周期が一定のクロック信号を生
成する基準クロック生成手段と、前記インデックス信号
の周期を前記基準クロック生成手段から出力される基準
クロックを計数することにより計測するインデックス信
号周期計測手段と、前記インデックス信号周期計測手段
の出力により参照位置が決まるタイミングデータ格納テ
ーブルと、前記タイミングデータ格納テーブルからの出
力と前記インデックス信号周期計測手段の出力とにより
走査有効領域基準位置信号を抽出するためのウインドウ
信号を生成するウインドウ信号生成手段を備えたことを
特徴とするものであり、請求項1に記載の光走査装置と
同様の効果を奏するものである。
【0026】さらに、本発明の請求項10に記載された
光走査装置は、請求項9に記載の光走査装置において、
前記基準クロックの周期が前記インデックス信号の周期
の標準値の整数値分の1であることを特徴とするもので
あり、前記インデックス信号の周期の標準値が前記基準
クロックの±1周期分の量子化誤差をもつことなく表さ
れ、前記インデックス信号の周期が標準値である場合の
タイミングデータからテーブルの全タイミングデータを
容易に作成することができる。
【0027】また、本発明の請求項11に記載された光
走査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置
に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部によ
り光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二
つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを回転多面鏡に
て偏向し、前記回転多面鏡の1回転周期毎に初期化され
前記回転多面鏡の1回転周期の間に単調に増加または減
少する電圧を生成する周期相当電圧生成手段の出力より
得られた前記回転多面鏡の回転周期に対応する電圧値と
前記回転多面鏡の回転周期について正規化されたウイン
ドウ生成タイミングデータとを演算し、演算結果の電圧
値と前記周期相当電圧生成手段の現在の出力とにより生
成されるウインドウ信号によって走査有効領域基準位置
信号を抽出することを特徴とするものであり、請求項1
に記載の光走査装置と同様の効果を奏するものである。
【0028】また、本発明の請求項12に記載された光
走査装置は、被走査物の反射光と走査有効領域基準位置
に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部によ
り光電変換され、前記光電変換部より出力される前記二
つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号か
ら、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時間
幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域基
準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を決
定する光走査装置において、投光ビームを偏向する回転
多面鏡と、前記回転多面鏡が予め決められた任意の回転
位置に位置した時にインデックス信号を発生するインデ
ックス信号発生手段と、前記インデックス信号によって
初期電圧値に初期化され再び前記インデックス信号が入
力されるまで単調に増加または減少する電圧を生成する
インデックス周期相当電圧生成手段と、前記インデック
ス周期相当電圧生成手段の出力を保持するインデックス
周期相当電圧保持手段と、前記インデックス周期相当電
圧保持手段の出力と前記回転多面鏡の回転周期について
正規化されたウインドウ生成タイミングデータとの演算
によりトリガ電圧を生成するトリガ電圧生成手段と、前
記インデックス周期相当電圧生成手段の出力と前記トリ
ガ電圧生成手段の出力により走査有効領域基準位置信号
を抽出するためのウインドウ信号を生成するウインドウ
信号生成手段を備えたことを特徴とするものであり、請
求項1に記載の光走査装置と同様の効果を奏するもので
ある。
【0029】さらに、本発明の請求項13に記載された
光走査装置は、請求項12に記載の光走査装置におい
て、前記インデックス周期相当電圧生成手段の出力が一
定の割合で増加または減少する鋸波であることを特徴と
するものであり、前記インデックス信号からの経過時間
と前記インデックス周期相当電圧生成手段の出力電圧が
比例関係となることから、前記トリガ電圧生成手段に与
える正規化されたウインドウ生成タイミングデータを容
易に作成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、請求項1に対応す
る、本発明の実施の形態1における光走査装置の構成を
示すブロック図である。なお、図9と同一構成要素には
同一符号を付している。すなわち、図1において、1は
走査に用いる投光ビーム9を発生させるための投光ビー
ム発生部で、例えば、半導体レーザーまたはガスレーザ
ーなどの光源と投光ビームを形成するための光学素子か
ら構成される。2は回転多面鏡で、投光ビーム9を偏向
させる。
【0032】3は、被走査物(図示省略)の、円弧Eで
示す走査有効領域(以下、走査有効領域Eという)の外
部に配置され、回転多面鏡2により偏向された投光ビー
ム9を反射して再び回転多面鏡2に入射するようにした
反射部である。この反射部3は、平面反射鏡の他に円筒
鏡面、球鏡面などが使用できる。
【0033】4は投光ビーム9と同一の光軸上を戻って
くる反射光を偏向させるための偏向部であり、ハーフミ
ラーや穴あきミラーなどが用いられる。
【0034】5は光電変換部であり、偏向部4からの反
射光のうち、投光ビーム9の光軸の近傍を通る反射光を
受光し電気信号に変換する装置である。したがって、光
電変換部5は、被走査物からの反射光のうち投光ビーム
9と同一の光軸上を戻ってくるものと、反射部3からの
反射光の両方を電気信号に変換する。
【0035】光電変換部5を、投光ビーム9の光軸に対
して所定の角度をなす光軸の近傍を通る反射光を受光す
るように配置し、反射部3を、その位置に配置された光
電変換部5に反射光が入射するように配置することもで
きる。
【0036】6はインデックス信号発生部で、回転多面
鏡2が予め決められた任意の回転位置に位置した時にイ
ンデックス信号を発生する。通常、回転多面鏡2を回転
させるモータ(図示省略)から光学的または電気的手段
を用いて取り出す。
【0037】7は幅・周期可変型ウインドウ信号生成部
であり、インデックス信号発生部6の出力であるインデ
ックス信号をもとに、回転多面鏡の回転周期に応じた信
号幅と周期をもったウインドウ信号を生成する。
【0038】8は、光電変換部5からの出力に含まれて
いる走査有効領域E内の被走査物からの反射光による信
号と、反射部3からの反射光による信号とを分離し、後
者を抽出するための走査有効領域基準位置信号抽出部で
ある。幅・周期可変型ウインドウ信号生成部7が生成し
たウインドウ信号の有効状態期間における光電変換部5
からの出力を、反射部3からの反射光による信号すなわ
ち走査有効領域基準位置信号として抽出する。
【0039】幅・周期可変型ウインドウ信号生成部7で
生成されるウインドウ信号は、インデックス信号の周期
が変動すればそれに応じて、ウインドウ信号の周期と幅
が変化するので、回転多面鏡の回転周期変動に影響され
ず、安定した走査有効領域基準位置信号の抽出を行うこ
とができる。
【0040】図2は、請求項2および請求項3に対応す
る、幅・周期可変型ウインドウ信号生成部の構成を、図
3はその主要な信号の波形をそれぞれ示したものであ
る。10は信号逓倍手段としてのPLL回路であり、イ
ンデックス信号を逓倍して出力する。インデックス信号
の周期が変動すれば、それに応じて逓倍出力の周期も変
化するが、逓倍比は変わらない。カウンタ11はインデ
ックス信号により初期化され、PLL回路10から出力
される、インデックス信号が逓倍されたものをカウント
する。コンパレータ12a〜12lは、カウンタ11の
出力値と所定の閾値とを比較し、カウンタ11の出力値
がそれぞれの閾値を超えた場合に出力信号をオンとす
る。閾データ保持部13a〜13lは、それぞれコンパ
レータ12a〜12lの比較閾値を保持する。順序回路
14は、インデックス信号によって初期化され、コンパ
レータ12a〜12lからの入力によってウインドウ信
号の状態を変化させる論理回路である。
【0041】この例では、回転多面鏡2の面数が6であ
り、コンパレータを12個使用しているが、各コンパレ
ータからの出力を入力とし、出力によってカウンタを初
期化するような論理回路を別に設ければ、コンパレータ
の数を削減することもできる。
【0042】図3の(a)はインデックス信号の波形で
あり、図3の(g)はウインドウ信号の波形である。図
3の(b)はPLL回路10の出力波形であり、カウン
タ11はインデックス信号の立ち上がりでゼロにクリア
され、PLL回路出力が入力される毎にカウントアップ
される。したがって、インデックス信号の立ち上がりの
直後に、コンパレータ12a〜12lの出力信号はオフ
になる。
【0043】図3の(c)はコンパレータ12aの出力
波形であり、カウンタ11の出力値が、閾データ保持部
13aから与えられる閾値を超えた時点t31で出力信号
がオンとなる。この信号の立ち上がりでウインドウ信号
が有効状態となる。図3の(d)はコンパレータ12b
の出力波形であり、カウンタ11の出力値が、閾データ
保持部13bから与えられる閾値を超えた時点t32で出
力信号がオンとなる。この信号の立ち上がりでウインド
ウ信号が無効状態となる。
【0044】順次同様にして、インデックス信号の1周
期の間に、回転多面鏡の面数分だけウインドウ信号が生
成されるが、インデックス信号の周期が変動すればそれ
に応じて、ウインドウ信号の周期と幅およびインデック
ス信号から最初のウインドウ信号までの時間も変化する
ので、回転多面鏡の回転周期変動に影響されず、安定し
た走査有効領域基準位置信号の抽出を行うことができ
る。
【0045】なお、請求項4に記載されているように、
閾データ保持部13a〜13lを可変設定できるよう閾
データ設定部を付け加えることもできる。インデックス
信号と、ウインドウ信号の最初の有効期間開始との間隔
は、インデックス信号が発生される回転多面鏡の回転位
置と反射部に対して投光ビームが照射される回転多面鏡
の回転位置との間隔に相当するので、特にコンパレータ
12aへの閾データを可変できるようにすれば、反射部
に対して投光ビームが照射される回転多面鏡の回転位置
とインデックス信号が発生される回転多面鏡の回転位置
との位置関係が光走査装置毎にばらついていたとして
も、ウインドウ信号の生成タイミングを容易に調整する
ことができる。
【0046】(実施の形態2)図4,図5は、請求項5お
よび請求項6に対応する、本発明の実施の形態2におけ
る幅・周期可変型ウインドウ信号生成部の構成、および
その主要な信号の波形をそれぞれ示したものである。
【0047】図4において、整数倍パルス信号生成手段
は、PLL回路15a,15bとカウンタ16とコンパ
レータ17と閾データ保持部18で構成される。すなわ
ち、PLL回路15aによってインデックス信号が所定
の逓倍比で逓倍され、インデックス信号後の、逓倍パル
スの数をカウンタ16によって計数し、その計数値が所
定の閾値よりも大きくなった時点でコンパレータ17の
出力がオンとなり、コンパレータ17の出力はインデッ
クス信号の周期に比例した時間のずれをもつ。すなわ
ち、インデックス信号とコンパレータ17の出力の位相
差は、インデックス信号の周期によらず一定である。
【0048】さらに、PLL回路15bは、コンパレー
タ17の出力の回転多面鏡の面数の整数倍で、位相が同
じパルスを生成するので、結果としてインデックス信号
との位相差が一定で、且つインデックス信号が、回転多
面鏡の面数の整数倍されたパルス信号が生成される。
【0049】15cは、ウインドウ幅決定信号生成手段
としてのPLL回路である。PLL回路15cの逓倍比
を、回転多面鏡1面の走査期間とウインドウ信号幅との
比に等しくなるよう設定しておけば、PLL回路15c
の出力であるウインドウ幅決定信号の周期が、前記整数
倍パルス信号生成手段から出力されるパルス信号の周期
に占める比率と、ウインドウ信号幅が回転多面鏡1面の
走査期間に占める比率とが等しくなる。
【0050】順序回路19は、インデックス信号によっ
て初期化され、PLL回路15b,15cとコンパレー
タ17からの入力によってウインドウ信号の状態を変化
させる論理回路である。
【0051】本実施の形態2においては、回転多面鏡の
面数が5の場合を示している。図5の(b)はPLL回
路15aの出力波形であり、カウンタ16はインデック
ス信号の立ち上がりでゼロにクリアされ、PLL回路1
5aの出力が入力される毎にカウントアップされる。し
たがって、インデックス信号の立ち上がりの直後に、コ
ンパレータ17の出力信号はオフになる。
【0052】図5の(c)はコンパレータ17の出力波
形であり、カウンタ16の出力値が、閾データ保持部1
8から与えられる閾値を超えた時点で出力信号がオンと
なる。
【0053】図5の(d)はPLL回路15bの出力波
形であり、コンパレータ17の出力を逓倍する。図5の
例では10逓倍である。
【0054】図5の(e)はPLL回路15cの出力波
形であり、さらにPLL回路15bの出力を逓倍する。
この逓倍比は、回転多面鏡1面の走査期間とウインドウ
信号幅との比に等しく設定されており、図5の例では
1.5逓倍である。
【0055】順序回路19は、まずコンパレータ出力の
オンへの遷移と同じタイミングの、PLL回路15bの
出力の立ち上がりでウインドウ信号を有効状態とする。
図5のt51がこのタイミングである。つぎに、ウインド
ウ信号を有効状態としたあとにPLL回路15cの出力
の立ち上がりが来ればウインドウ信号を無効状態とす
る。図5のt52がこのタイミングである。続いて順序回
路19は、コンパレータ17出力のオンへの遷移と同じ
タイミングを0としたときの、所定数の整数倍番目のP
LL回路15bの出力の立ち上がりでウインドウ信号を
有効状態とする。
【0056】ここで所定数とは、PLL回路15bの逓
倍数を、回転多面鏡の面数で除した商で、整数倍パルス
信号生成手段がインデックス信号1周期に、回転多面鏡
の面数の何倍のパルス信号を生成するかを示す値であ
る。図5の例では、PLL回路15bの逓倍数が10、
回転多面鏡の面数が5であるので、コンパレータ17出
力のオンへの遷移と同じタイミングを0としたときの、
2の整数倍番目のPLL回路15bの出力の立ち上がり
でウインドウ信号を有効状態とする。すなわち、2番
目、4番目、6番目などのPLL回路15bの出力の立
ち上がりであり、図5のt53、t54がこのタイミングで
ある。また、順序回路19は、ウインドウ信号を有効状
態としたあとにPLL回路15cの出力の立ち上がりが
来ればウインドウ信号を無効状態とする。
【0057】以上のようにして、インデックス信号の1
周期の間に、回転多面鏡の面数分だけウインドウ信号が
生成されるが、インデックス信号の周期が変動すればそ
れに応じて、ウインドウ信号の周期と幅およびインデッ
クス信号から最初のウインドウ信号までの時間も変化す
るので、回転多面鏡の回転周期変動に影響されず、安定
した走査有効領域基準位置信号の抽出を行うことができ
る。
【0058】また、請求項7に記載されているように、
整数倍パルス信号生成手段で生成するパルス信号が、イ
ンデックス信号のちょうど回転多面鏡の面数倍となるよ
うにすることもできる。すなわち、PLL回路15bの
逓倍数を回転多面鏡の面数と等しくすることもできる。
この時、PLL回路15bがインデックス信号1周期
に、回転多面鏡の面数に等しいパルス信号を生成するの
で、順序回路19がウインドウ信号を有効状態とする論
理を単純にすることができる。
【0059】(実施の形態3)図6は、請求項8及び請求
項9に対応する、本発明の実施の形態3における幅・周
期可変型ウインドウ信号生成部の構成を示すブロック図
である。ここでは、回転多面鏡の面数が6の場合を示し
ている。
【0060】20は基準クロック生成手段としての発振
回路であり、周期が一定のクロック信号を生成する。イ
ンデックス信号周期計測手段はカウンタ21とカウンタ
出力保持回路22から構成される。カウンタ21は、イ
ンデックス信号の立ち上がりによってゼロにクリアさ
れ、基準クロックが入力される毎にカウントアップされ
る。カウンタ出力保持回路22は、インデックス信号の
立ち上がりでのカウンタ出力すなわちインデックス信号
周期を保持する。
【0061】タイミングデータ格納テーブル23は、イ
ンデックス信号周期値毎のウインドウ信号生成タイミン
グデータを格納しており、入力として与えられたインデ
ックス信号周期値におけるウインドウ信号生成タイミン
グデータを出力する。ウインドウ信号生成タイミングデ
ータは、インデックス信号周期内の各ウインドウ信号の
有効状態への遷移タイミングと無効状態への遷移タイミ
ングを意味するものであり、カウンタ出力値との比較閾
値として与えられる。一つのインデックス信号周期内に
は、回転多面鏡の面数に等しい個数のウインドウ信号が
生成されなければならないから、回転多面鏡の面数が6
の場合は、各ウインドウ信号生成タイミングデータに
は、12個のタイミング情報が含まれていることにな
る。
【0062】コンパレータ24a〜24lは、タイミン
グデータ格納テーブル23から出力された12個のタイ
ミング情報すなわち閾値と、現在のカウンタ出力とを比
較し、後者が前者よりも大きい場合にその出力をオンに
する。
【0063】この例では、回転多面鏡の面数が6であ
り、コンパレータを12個使用しているが、コンパレー
タからの出力により、コンパレータに与える閾値を順次
切り替えるような論理回路を別に設ければ、コンパレー
タの数を削減することもできる。
【0064】順序回路25は、インデックス信号によっ
て初期化され、コンパレータ24a〜24lの入力によ
ってウインドウ信号の状態を変化させる論理回路であ
る。
【0065】このように、直前のインデックス信号周期
によってウインドウ信号のタイミングを変化させること
が可能なので、回転多面鏡の低周波回転周期変動に影響
されず、安定した走査有効領域基準位置信号の抽出を行
うことができる。
【0066】また、請求項10に記載されているよう
に、基準クロックの周期をインデックス信号の周期の標
準値の整数値分の1にすると、インデックス信号の周期
の標準値が基準クロックの±1周期分の量子化誤差をも
つことなく表され、インデックス信号の周期が標準値で
ある場合のタイミングデータからテーブルの全タイミン
グデータを容易に作成することができる。
【0067】(実施の形態4)図7,図8は、請求項11
および請求項12に対応する、本発明の実施の形態4に
おける幅・周期可変型ウインドウ信号生成部の構成、お
よびその主要な信号の波形をそれぞれ示したものであ
る。ここでは、回転多面鏡の面数が6の場合を示してい
る。
【0068】図7において、インデックス周期相当電圧
生成手段は、正電圧発生回路26と積分器27で構成さ
れる。正電圧発生回路26は、インデックス信号で初期
電圧値に初期化され、出力電圧がインデックス信号から
の経過時間の関数で、常に正の電圧を出力していれば、
その出力電圧は一定でなくてもかまわない。積分器27
は、正電圧発生回路26からの出力電圧を積分し、イン
デックス信号によって出力電圧が初期値にリセットされ
る。したがって、積分器27の出力は、インデックス信
号の周期で単調に増加し、その波高値はインデックス周
期により一意に決まる。
【0069】波高値保持回路28は、インデックス信号
によって出力電圧がリセットされる直前の、積分器27
からの出力電圧を保持する。したがって、波高値保持回
路28は直前のインデックス信号周期に相当する電圧を
出力する。
【0070】トリガ電圧生成手段は、ウインドウ生成タ
イミングデータ設定回路29a〜29lと、演算回路3
0a〜30lで構成される。
【0071】ウインドウ生成タイミングデータ設定回路
29a〜29lは、回転多面鏡の回転周期について正規
化されたウインドウ生成タイミングデータを設定する。
一つのウインドウ信号に対しては、有効状態への遷移と
無効状態への遷移という二つのタイミングが存在し、イ
ンデックス信号の一つの周期においてウインドウ信号
は、回転多面鏡の面数だけ生成されるから、正規化され
たウインドウ生成タイミングデータは回転多面鏡の面数
の2倍の数が必要となる。図7では、回転多面鏡の面数
が6であるから、正規化されたウインドウ生成タイミン
グデータは12個であり、ウインドウ生成タイミングデ
ータ設定回路も同数必要となる。
【0072】演算回路30a〜30lは、波高値保持回
路28の出力に対応するインデックス周期での、ウイン
ドウ生成タイミングデータ設定回路29a〜29lにて
設定される各ウインドウ生成タイミングにおける積分器
27の出力の出力電圧を演算し、その結果を電圧として
出力する。
【0073】コンパレータ31a〜31lは、積分器2
7の出力電圧と演算回路30a〜30lの出力電圧とを
比較し、積分器27の出力電圧が演算回路30a〜30
lの出力電圧よりも大きい場合に出力をオンにする。
【0074】順序回路32は、インデックス信号によっ
て初期化され、コンパレータ31a〜31lからの入力
によってウインドウ信号の状態を変化させる論理回路で
ある。
【0075】この例では、回転多面鏡の面数が6であ
り、コンパレータを12個使用しているが、コンパレー
タからの出力により、コンパレータに与える演算回路3
0a〜30lの出力を順次切り替えるような論理回路を
別に設ければ、コンパレータの数を削減することもでき
る。
【0076】また、正電圧発生回路26は、インデック
ス信号で初期電圧値に初期化され、出力電圧がインデッ
クス信号からの経過時間の関数で、常に負の電圧を出力
している負電圧発生回路でもかまわない。
【0077】図8の(a)はインデックス信号の波形で
あり、図8の(h)はウインドウ信号の波形である。
【0078】図8の(b)は正電圧発生回路26の出力
の波形であり、各インデックス信号の立ち上がりをt=
0、次のインデックス信号の立ち上がりをt=t8cy
電圧発生回路26の出力電圧をVoとすると、0≦t<
8chでVo=VH、t8ch≦t<t8cyでVo=VLであ
る。
【0079】図8の(c)は積分器27の出力の波形で
あり、t=t8chを境に傾きが変わるけれども、インデ
ックス周期にわたって単調に増加し、各インデックス信
号の立ち上がりからの経過時間と1対1に対応する。
【0080】ウインドウ生成タイミングデータ設定回路
29aによって0.048というデータが設定されてい
るとすれば、演算回路30aは、波高値保持回路28の
出力に対応するインデックス周期の0.048倍の時間
がインデックス信号の立ち上がりから経過した時刻t81
における積分器27の出力電圧V1を演算し出力する。
図8では、ウインドウ生成タイミングデータ設定回路2
9a〜29dによって、それぞれ0.048,0.09
5,0.214,0.262というデータが与えられ、
波高値保持回路28の出力に対応するインデックス周期
の0.048倍,0.095倍,0.214倍,0.2
62倍の時間がインデックス信号の立ち上がりから経過
した時刻t81,t82,t83,t84における積分器27の
出力電圧V1,V2,V3,V4を演算回路30a〜30d
によって演算・出力している。
【0081】図8の(d)はコンパレータ31aの出力
の波形であり、波高値保持回路28の出力値が、演算回
路30aの出力値を超えた時点で出力信号がオンとな
る。この信号の立ち上がりでウインドウ信号が有効状態
となる。図8の(e)はコンパレータ31bの出力波形
であり、波高値保持回路28の出力値が、演算回路30
bの出力値を超えた時点で出力信号がオンとなる。この
信号の立ち上がりでウインドウ信号が無効状態となる。
【0082】順次同様にして、インデックス信号の1周
期の間に、回転多面鏡の面数分だけウインドウ信号が生
成されるが、インデックス信号の周期が変動すればそれ
に応じて、ウインドウ信号の周期と幅およびインデック
ス信号から最初のウインドウ信号までの時間も変化する
ので、回転多面鏡の回転周期変動に影響されず、安定し
た走査有効領域基準位置信号の抽出を行うことができ
る。
【0083】なお、請求項13に記載されているよう
に、インデックス周期相当電圧生成手段の出力を一定の
割合で増加または減少する鋸波とするには、正電圧発生
回路または負電圧発生回路を、インデックス信号からの
経過時間によらず、常に一定の電圧を出力するようにす
ればよい。そうした場合、各ウインドウ生成タイミング
とそれに相当する積分器出力電圧との関係が、1インデ
ックス周期にわたって一つの一次関数で表されるので、
演算回路を単純にすることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光走査装
置によれば、インデックス信号の周期、すなわち回転多
面鏡の回転周期に応じて、走査有効領域基準位置信号を
抽出するウインドウ信号の状態遷移のタイミングを決定
するため、走査有効領域基準位置信号を安定に抽出する
ことができる光走査装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光走査装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の主要な信号の波形図
【図4】本発明の実施の形態2における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の主要な信号の波形図
【図6】本発明の実施の形態3における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態4における幅・周期可変型
ウインドウ信号生成部の主要な信号の波形図
【図9】従来の技術における光走査装置の構成を示すブ
ロック図
【図10】従来の技術における幅・周期固定型ウインド
ウ信号生成部の構成例を示すブロック図
【図11】従来の技術における幅・周期固定型ウインド
ウ信号生成部の主要な信号の波形図
【符号の説明】
1 投光ビーム発生部 2 回転多面鏡 3 反射部 4 偏向部 5 光電変換部 6 インデックス信号発生部 7 幅・周期可変型ウインドウ信号生成部 8 走査有効領域基準位置信号抽出部 9 投光ビーム 10,15a,15b,15c PLL回路 11,16,21 カウンタ 12a〜12l,17,24a〜24l,31a〜31
l コンパレータ 13a〜13l,18 閾データ保持部 14,19,25,32 順序回路 20 発振回路 22 カウンタ出力保持回路 23 タイミングデータ格納テーブル 26 正電圧発生回路 27 積分器 28 波高値保持回路 29a〜29l ウインドウ生成タイミングデータ設定
回路 30a〜30l 演算回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを回転多面鏡にて偏向し、前記回転多面鏡の
    回転周期について正規化されたタイミング情報と前記回
    転多面鏡の回転周期とに基づき、前記回転多面鏡の回転
    周期に応じたウインドウ信号幅とウインドウ信号周期を
    もつようなウインドウ信号を生成することを特徴とする
    光走査装置。
  2. 【請求項2】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを回転多面鏡にて偏向し、前記回転多面鏡の
    回転周期によって周期が変化するクロック信号を計数
    し、前記回転多面鏡が所定の回転位置に位置するタイミ
    ングからの計数値が所定の値となるタイミングにおいて
    状態が遷移するウインドウ信号によって走査有効領域基
    準位置信号を抽出することを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡が
    予め決められた任意の回転位置に位置した時にインデッ
    クス信号を発生するインデックス信号発生手段と、前記
    インデックス信号を逓倍する信号逓倍手段と、前記イン
    デックス信号により初期化され前記信号逓倍手段から出
    力される信号を計数する逓倍信号計数手段と、前記逓倍
    信号計数手段の出力により走査有効領域基準位置信号を
    抽出するためのウインドウ信号を生成するウインドウ信
    号生成手段とを備えたことを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記ウインドウ信号生成手段は、ウイン
    ドウ信号を生成するときの前記逓倍信号計数手段の出力
    値を可変設定する手段を備えたことを特徴とする請求項
    3記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを回転多面鏡にて偏向し、前記回転多面鏡が
    所定の回転位置に位置するタイミングからの時間遅れが
    前記回転多面鏡の回転周期によって変化し、且つ周期が
    前記回転多面鏡の回転周期に対して前記回転多面鏡面数
    の整数倍分の1である第1のパルス信号を生成し、前記
    第1のパルス信号の周期との比率が、予め決められた前
    記回転多面鏡1面の走査期間とウインドウ信号幅の比率
    に等しい第2のパルス信号を前記第1のパルス信号より
    生成し、前記第1のパルス信号と前記第2のパルス信号
    から生成されるウインドウ信号によって走査有効領域基
    準位置信号を抽出することを特徴とする光走査装置。
  6. 【請求項6】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡が
    予め決められた任意の回転位置に位置した時にインデッ
    クス信号を発生するインデックス信号発生手段と、前記
    インデックス信号との位相差が一定で、且つ前記インデ
    ックス信号の、前記回転多面鏡の面数の整数倍のパルス
    信号を生成する整数倍パルス信号生成手段と、走査有効
    領域基準位置信号を抽出するためのウインドウ信号幅が
    前記回転多面鏡1面の走査期間に占める比率と、信号の
    周期が前記整数倍パルス信号生成手段から出力されるパ
    ルス信号の周期に占める比率とが同じであるようなウイ
    ンドウ幅決定信号を生成するウインドウ幅決定信号生成
    手段と、前記整数倍パルス信号生成手段の出力と前記ウ
    インドウ幅決定信号生成手段の出力により走査有効領域
    基準位置信号を抽出するためのウインドウ信号を生成す
    るウインドウ信号生成手段とを備えたことを特徴とする
    光走査装置。
  7. 【請求項7】 前記整数倍パルス信号生成手段で生成す
    るパルス信号は、前記インデックス信号の回転多面鏡の
    面数倍であることを特徴とする請求項6記載の光走査装
    置。
  8. 【請求項8】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを回転多面鏡にて偏向し、前記回転多面鏡の
    回転周期を、周期が一定の基準クロックで計測し、その
    計測値により参照位置が決定されるテーブルの出力デー
    タをもとに生成されるウインドウ信号によって走査有効
    領域基準位置信号を抽出することを特徴とする光走査装
    置。
  9. 【請求項9】 被走査物の反射光と走査有効領域基準位
    置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部に
    より光電変換され、前記光電変換部より出力される前記
    二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信号
    から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して時
    間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領域
    基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置を
    決定する光走査装置において、 投光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡が
    予め決められた任意の回転位置に位置した時にインデッ
    クス信号を発生するインデックス信号発生手段と、周期
    が一定のクロック信号を生成する基準クロック生成手段
    と、前記インデックス信号の周期を前記基準クロック生
    成手段から出力される基準クロックを計数することによ
    り計測するインデックス信号周期計測手段と、前記イン
    デックス信号周期計測手段の出力により参照位置が決ま
    るタイミングデータ格納テーブルと、前記タイミングデ
    ータ格納テーブルからの出力と前記インデックス信号周
    期計測手段の出力とにより走査有効領域基準位置信号を
    抽出するためのウインドウ信号を生成するウインドウ信
    号生成手段とを備えたことを特徴とする光走査装置。
  10. 【請求項10】 前記基準クロックの周期は、前記イン
    デックス信号の周期の標準値の整数値分の1であること
    を特徴とする請求項9記載の光走査装置。
  11. 【請求項11】 被走査物の反射光と走査有効領域基準
    位置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部
    により光電変換され、前記光電変換部より出力される前
    記二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信
    号から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して
    時間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領
    域基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置
    を決定する光走査装置において、 投光ビームを回転多面鏡にて偏向し、前記回転多面鏡の
    1回転周期毎に初期化され前記回転多面鏡の1回転周期
    の間に単調に増加または減少する電圧を生成する周期相
    当電圧生成手段の出力より得られた前記回転多面鏡の回
    転周期に対応する電圧値と前記回転多面鏡の回転周期に
    ついて正規化されたウインドウ生成タイミングデータと
    を演算し、演算結果の電圧値と前記周期相当電圧生成手
    段の現在の出力とにより生成されるウインドウ信号によ
    って走査有効領域基準位置信号を抽出することを特徴と
    する光走査装置。
  12. 【請求項12】 被走査物の反射光と走査有効領域基準
    位置に置かれた反射部からの反射光が同一の光電変換部
    により光電変換され、前記光電変換部より出力される前
    記二つの反射光による情報が時間差をもって混在した信
    号から、前記走査有効領域基準位置を表す情報に対して
    時間幅をもったウインドウ信号により、前記走査有効領
    域基準位置を表す情報を抽出して走査有効領域開始位置
    を決定する光走査装置において、 投光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡が
    予め決められた任意の回転位置に位置した時にインデッ
    クス信号を発生するインデックス信号発生手段と、前記
    インデックス信号によって初期電圧値に初期化され再び
    前記インデックス信号が入力されるまで単調に増加また
    は減少する電圧を生成するインデックス周期相当電圧生
    成手段と、前記インデックス周期相当電圧生成手段の出
    力を保持するインデックス周期相当電圧保持手段と、前
    記インデックス周期相当電圧保持手段の出力と前記回転
    多面鏡の回転周期について正規化されたウインドウ生成
    タイミングデータとの演算によりトリガ電圧を生成する
    トリガ電圧生成手段と、前記インデックス周期相当電圧
    生成手段の出力と前記トリガ電圧生成手段の出力により
    走査有効領域基準位置信号を抽出するためのウインドウ
    信号を生成するウインドウ信号生成手段とを備えたこと
    を特徴とする光走査装置。
  13. 【請求項13】 前記インデックス周期相当電圧生成手
    段の出力は、一定の割合で増加または減少する鋸波であ
    ることを特徴とする請求項12記載の光走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1585309A1 (en) * 2004-03-15 2005-10-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Apparatus and method for start of scan detection

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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