JP3089332B2 - 光波距離計 - Google Patents

光波距離計

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JP3089332B2 JP04072308A JP7230892A JP3089332B2 JP 3089332 B2 JP3089332 B2 JP 3089332B2 JP 04072308 A JP04072308 A JP 04072308A JP 7230892 A JP7230892 A JP 7230892A JP 3089332 B2 JP3089332 B2 JP 3089332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたパルス信号
を減衰振動波形に変換するための変換手段を備えた光波
距離計に係わり、特に、光源部が、同調増幅回路に同調
した複数のパルスを発光し、同調増幅回路が出力振幅の
大きい減衰振動波形を発生させることにより、測定限界
距離が長く、高精度な測定を行うことのできる光波距離
計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパルス方式の光波距離計は、外部
測距光路と内部参照光路を光チョッパーにより切り替え
ていた。光チョッパーが外部測距光路を選択すると、発
光源から射出された発光パルスは、測定対象物のコーナ
ーキューブで反射され、光波距離計内の受光素子で受光
パルスとして受光される。即ち、図7(a)に示された
発光パルスは、コーナーキューブで反射され、図7
(b)に示す受光パルスとして受光される。そして従来
の光波距離計は、受光素子で変換された電気信号を同調
アンプで、図7(c)に示す減衰振動波形に変換し、コ
ンパレータを使用して0Vに対するクロスポイントXを
検出し、図7(d)に示す受光タイミング信号を得る様
に構成されていた。外部測距光路における測定距離は、
発光ダイオードの発光から図7(d)に示す受光タイミ
ング信号までの時間T2を、光波距離計内の図7(h)
に示す基準クロックを使用した粗測定及び精密内挿手段
による精密測定を利用して求め、粗測定と精密測定を組
み合わせることにより計測していた。
【0003】光チョッパーにより内部参照光路が選択さ
れると、発光源から射出された発光パルスは、内部参照
光路を経由した後、受光素子で図7(e)に示す受光パ
ルスとして受光される。そして受光素子で変換された電
気信号を同調アンプで、図7(f)に示す減衰振動波形
に変換し、図7(g)に示す受光タイミング信号を得る
ことができる。そして発光ダイオードの発光から図7
(g)に示す受光タイミング信号までの時間T1を得る
様になっていた。内部参照光路における距離も、外部参
照光路と同様の処理を行うことにより求められ、光波距
離計からコーナーキューブまでの距離は、外部測距光路
から内部測距光路における距離を減ずることにより求め
ていた。
【0004】そして、光波距離計とコーナーキューブの
間には空気の揺らぎがあり、光波距離計が受光するパル
スは、図8(a)に示す様に、a1からa2の様に変動
する。これに伴い、同調アンプからの減衰振動波形は、
図8(b)に示す様に、b1からb2に変動する。しか
しながら、減衰振動波形と0VとのクロスポイントX
は、減衰振動波形の波高値によらず一定である。このた
め、受信パルスを同調アンプにより減衰振動波形に変換
する方式は、受光パルスの変動に影響を受けないことに
なる。従って図8(c)に示す様に、このクロスポイン
トXを受信時刻として持つコンパレータ出力Cを受信タ
イミング信号として利用すれば、受光パルスの変動に影
響を受けない光波距離計を提供できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のパ
ルス方式の光波距離計は、粗測定距離と精密測定距離を
同時に測定するため、パルス光が測定対象物であるコー
ナーキューブから反射されて光波距離計本体に戻ってく
るまで、次にパルスを射出することができないという問
題点があった。即ち、図9(a)に示す様に、発光パル
スがP1、P2・・・の様に繰り返して発光していると
すると、距離L1 に載置されたコーナーキューブから反
射したパルスの光波距離計の受光パルスは、図9(b)
に示すFP1となる。この時の粗測定距離及び精密測定
距離を利用して距離L1 を一意的に求めることはできる
が、更にコーナーキューブが遠いL2 の位置にあった場
合には、光波距離計の受光パルスは、図9(c)に示す
FP2となり、受光パルスFP2が発光パルスP1の反
射光であるか、発光パルスP2の反射光であるか、判定
することができないという問題点があった。
【0006】即ち受光パルスがFP2の場合には、コー
ナーキューブまでの距離がL2 であるか、L2ダッシュ
であるか、判定することができないのである。このため
パルス方式の光波距離計は、発光パルスの間隔が、光波
距離計の測定可能限界距離をパルス光が往復する時間間
隔より長くなければならないという制限があった。
【0007】通常のパルス方式の光波距離計の測定可能
距離は、20Km程度であるため、発光パルスの繰り返
し周波数fpは
【0008】fp=2*(20Km/C) (H
z) 但し、C=光速 =7.5KHz
【0009】となる。従って一般的なパルス方式の光波
距離計の発光パルスの繰り返し周波数は、数百Hzから
5KHz程度に選択されている。
【0010】そして、この発光パルスの繰り返し周波数
の制限を回避するために、粗測定距離観測時と精密測定
距離観測時での発光パルスの発光間隔を変えて、別々に
測定する方法が考えられるが、測定時間がかかるという
問題点がある上、コーナーキューブが移動している場合
には、粗測定距離観測値と精密測定距離観測値の組合せ
を行う時に、誤差を生じて実用的でなかった。
【0011】更に精密測定値の精度向上の観点からする
と発光パルスのパルス幅は、狭い方が望ましい。しかし
ながら光源として利用しているパルスレーザーダイオー
ドは、非常に小さな発光デューティでしか使用すること
ができない。一般的に、同調アンプの周波数特性の制限
から発光パルス幅は10nSEC程度となっている。発
光パルスの繰り返し周波数を5KHzとすると、発光の
デューティDpは、
【0012】Dp=10nSEC/(1/5KHz) =0.005%
【0013】となる。
【0014】測定精度を高めるために、より狭いパルス
を用いることも可能であるが、更に発光デューティが小
さくなってしまう。ところが、パルスレーザーダイオー
ドの発光デューティの最大定格は、0.1%程度となっ
ている。
【0015】そして小さい発光デューティの条件下で
は、発光パルス光のピークパワーは、絶対最大定格を越
える使用が可能な場合も有り得るが、
【0016】 「発光ピークパワー」*「パルス幅」=一定
【0017】という関係が成立しないパルスレーザーダ
イオードが殆どであり、発光ピークパワーの向上はそれ
ほど期待できなかった。
【0018】即ち、従来のパルスタイプの光波距離計
は、発光パルスの発光周波数を高くして繰り返しによる
平均効果を高めて精度向上を図ることが困難であり、発
光パルスの幅を狭くしなければならないという制約か
ら、光源として使用しているパルスレーザーダイオード
の発光特性を有効に利用することができないという問題
点があった。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
案出されたもので、パルス的に発光する光源部と、この
光源部からの光を測定対象物に対して送出するための光
学手段と、この測定対象物からの反射光を受光し、電気
信号の受信パルスに変換するための受光手段と、この受
光手段で変換された受信パルスを減衰振動波形に変換す
るための同調増幅手段と、この同調増幅手段で変換され
た減衰振動波形から、受信タイミング信号を形成するた
めの受信タイミング検出手段と、前記光源部の発光から
前記受信タイミング信号までの時間差により、測定対象
物との距離を測定するための距離測定手段とからなる光
波距離計において、前記光源部が、前記同調増幅回路で
同調される複数のパルスを発光する様に構成されてい
る。
【0020】また本発明は、パルス的に発光する光源部
と、この光源部からの光を測定対象物に対して送出する
ための光学手段と、この測定対象物からの反射光を受光
し、電気信号の受信パルスに変換するための受光手段
と、この受光手段で変換された受信パルスを減衰振動波
形に変換するための同調増幅手段と、この同調増幅手段
で変換された減衰振動波形のスレッシュレベルに対する
クロスポイントを検出し、受信タイミング信号を形成す
るための受信タイミング検出手段と、前記光源部からの
発光から前記受信タイミング信号の時間差から測定対象
物までの距離を測定するための距離測定手段とからなる
光波距離計において、前記受信タイミング検出手段が、
前記減衰振動波形から検出された複数のクロスポイント
のうち、少なくとも2個以上のクロスポイントを受信タ
イミング信号とする様に構成され、前記光源部は、前記
同調増幅回路で同調される複数のパルスを発光する様に
構成されている。
【0021】そして本発明は、パルス的に発光する光源
部が、光源が発光する時間をTとし、光源の発光と発光
の間に存在する光源が発光しない時間をT2 とした時、
【0022】T2=(2n+1)T (nは整数)
【0023】の関係に構成することもできる。
【0024】更に本発明は、光源が発光する時間と、光
源の発光と発光の間に存在する光源が発光しない時間と
が同一時間Tとする構成にすることもできる。
【0025】
【作用】以上の様に構成された本発明は、光源部が、同
調増幅回路に同調した複数のパルスを発光し、光学手段
が、光源部からの光を測定対象物に対して送出し、受光
手段が、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信
号の受信パルスに変換する様になっている。そして同調
増幅手段が、受光手段で変換された受信パルスを減衰振
動波形に変換し、受信タイミング検出手段が、受信タイ
ミング信号を形成する様になっている。また距離測定手
段が、光源部の発光から前記受信タイミング信号までの
時間差により、測定対象物との距離を測定する様になっ
ている。
【0026】更に本発明は、受信タイミング検出手段
が、同調増幅手段で変換された減衰振動波形のスレッシ
ュレベルに対するクロスポイントを検出し、検出された
複数のクロスポイントのうち、少なくとも2個以上のク
ロスポイントを受信タイミング信号とする様になってい
る。
【0027】そして本発明は、光源が発光する時間をT
とし、光源の発光と発光の間に存在する光源が発光しな
い時間をT2 とした時、
【0028】T2=(2n+1)T (nは整数)
【0029】の関係で、光源部がパルス的に発光する様
にすることもできる。
【0030】そしてT=T2 の関係で、光源部がパルス
的に発光する様にすることもできる。
【0031】
【実施例】
【0032】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0033】第1図に示す様に本実施例の光波距離計
は、レーザダイオード1と、コンデンサレンズ2と、コ
ンデンサレンズ3と、一対の分割プリズム41、42
と、光路切り替えチョッパ5と、内部光路6と、APD
71と、光ファイバー8と、プリズム9と、対物レンズ
10から構成されている。そして、コーナキューブ11
は、光波距離計本体から離れた位置に配置される測定対
象物に該当するものであり、光パルスを反射する機能を
有している。
【0034】レーザダイオード1とコンデンサレンズ2
1、22と発光側光ファイバー81と分割プリズム41
とプリズム9と対物レンズ10とが光学手段に該当す
る。
【0035】レーザダイオード1は光源部に該当するも
ので、本実施例のレーザダイオード1はパルスレーザダ
イオードが採用されており、比較的大きなピークパワー
を持ち、デューティ比が0.01%程度のパルス波を発
生させることができる。光路切り替えチョッパ5は光束
を切り替えるものである。受光素子7は受光手段に該当
するものであり、レーザダイオード1から発射されたパ
ルス光線を受光できる素子であれば足りる。
【0036】分割プリズム41は、第1のハーフミラー
411と第2のハーフミラー412とから構成されてお
り、分割プリズム42は、第1のハーフミラー421と
第2のハーフミラー422とからなっている。光ファイ
バー8は、発光側光ファイバー81と受光側光ファイバ
ー82とから構成されている。
【0037】発光パルス列が、レーザダイオード1から
発射されると、コンデンサレンズ21、22により発光
側光ファイバー81の入力端81aに結合される。発光
側光ファイバー81の出力端81bから射出された発光
パルス列は、分割プリズム41に送られる。分割プリズ
ム41の第1のハーフミラー411を透過したパルス列
は、光路切り替えチョッパ5を介して、外部測距光路に
射出可能となっている。分割プリズム41の第1のハー
フミラー411で反射され、更に第2のハーフミラー4
12で反射されたパルス列は、光路切り替えチョッパ5
を介して、内部測距光路6に射出可能となっている。光
路切り替えチョッパ5は、内部測距光路6と外部測距光
路を切り替えるためのものである。従って、光路切り替
えチョッパ5が外部測距光路を選択した場合には、パル
ス列はプリズム9で反射された後、対物レンズ10によ
り外部に射出される。
【0038】対物レンズ10から射出されたパルス列
は、コーナキューブ11で反射され、再び対物レンズ1
0で受光されプリズム9に送られる。受光されたパルス
列は、プリズム9で反射されて分割プリズム42に送ら
れ、分割プリズム42の第1のハーフミラー421を透
過した受信パルス光は、受光側光ファイバー82の受光
端82aに結合される。
【0039】なお光路切り替えチョッパ5が内部測距光
路6を選択した場合には、発光パルス列は、内部測距光
路6を通って分割プリズム42に送られる。そして光パ
ルス列は、分割プリズム42に内蔵された第1のハーフ
ミラー421と第2のハーフミラー422で反射され、
受光側光ファイバー82の受光端82aに結合される様
になっている。
【0040】そして受光側光ファイバー82の射出端8
2bから射出された光パルス列は、コンデンサレンズ3
1、32によりAPD71に結合する様になっており、
受光素子7で電流パルスに変換される様になっている。
【0041】次に本実施例の電気回路の構成を詳細に説
明する。
【0042】(第1の実施例)
【0043】図1に示す第1実施例は、水晶発信器10
0と第1の分周器110とシンセサイザー120と第2
の分周器130とタイミング回路140とレーザダイオ
ード1とレーザダイオードドライバー150とAPD7
1と同調アンプ160と受信タイミング検出回路170
とカウンタ180とピークホールド回路190とレベル
判定回路200と、バンドパスフィルタ210とサンプ
ルホールド(S/H)220と切換器230とADコン
バータ300とメモリ400とCPU500とから構成
されている。
【0044】水晶発振器100は、基準信号発生手段の
1つであり、15MHzの基準信号を発生させている。
この基準信号は、第1の分周器110とシンセサイザー
130とバンドパスフィルタ210とカウンタ180と
に供給されている。第1の分周器110に供給された基
準信号は、第1の分周器110で1/100に分周され
て150KHzとなりシンセサイザー130に送られ
る。シンセサイザー130は、第1の分周器110から
供給された150KHzと水晶発振器100から供給さ
れた15MHzで15.15MHzを作り、第2の分周
器130に送出する様になっている。第2の分周器13
0は、シンセサイザー130から供給された15.15
MHzを1/50に分周して303KHzを作り、タイ
ミング回路140に送る様になっている。なお、第1の
分周器110、第2の分周器130、シンセサイザ12
0の出力信号は、2値化の信号である。
【0045】タイミング回路140は、レーザダイオー
ドドライバー150に対してパルスレーザー発光タイミ
ング信号を送出し、更にタイミング回路140は、減衰
振動波形のピークホールド回路190に対してリセット
信号を送出する様になっている。なお、コンデンサチャ
ージ信号、パルスレーザー発光タイミング信号及びピー
クホールド回路190に対するリセット信号は、共に3
030Hzで繰り返される信号である。
【0046】そしてレーザダイオードドライバー150
は、タイミング回路140のパルスレーザー発光タイミ
ング信号に従って、レーザダイオード1をパルス的に駆
動するものである。
【0047】ここでレーザダイオードドライバー150
を詳細に説明する。ここで、コンデンサチャージ信号を
CSとし、ピークホールド回路190に対するリセット
信号をRSとし、パルスレーザー発光タイミング信号P
Sとする。
【0048】まず図3に基づいて、ピークホールド回路
190に対するリセット信号RS、コンデンサチャージ
信号CS、パルスレーザー発光タイミング信号PSに対
するレーザダイオードドライバー150の動作を説明す
る。
【0049】レーザダイオードドライバー150は、第
1のトランジスタ1501と、第2のトランジスタ15
02と、第3のトランジスタ1503と、コイル150
4と、第1のダイオード1505と、第2のダイオード
1506と、第1のコンデンサ1507と、第2のコン
デンサ1508と、遅延回路1510とから構成されて
いる。レーザダイオードドライバー150には、コンデ
ンサチャージ信号CS、パルスレーザー発光タイミング
信号PSの順で信号が入力される。
【0050】そしてコンデンサチャージ信号CSは、H
ighの間に第1のトランジスタ1501をONとし、
コイル1504に電流IL を流す様になっている。コン
デンサチャージ信号CSがLOWとなると、コイル15
04に蓄えれたエネルギーが、整流用の第1のダイオー
ド1505を介して第1のコンデンサ1507に電荷と
して蓄えられ、同様に第2のダイオード1506を介し
て第2のコンデンサ1508に電荷として蓄えられる。
その後、パルスレーザー発光タイミング信号PSが、第
2のトランジスタ1502と遅延回路1510に送られ
る。第2のトランジスタ1502と第3のトランジスタ
1503は、アバランシェ・トランジスタである。第2
のトランジスタ1502は、パルスレーザー発光タイミ
ング信号PSを受けて、第2のコンデンサ1508に蓄
えられた電荷をレーザダイオード1に流してパルス光を
発光させる様になっている。一方、遅延回路1510
は、パルスレーザー発光タイミング信号PSを一定時間
遅らせ、第3のトランジスタ1503に対して、遅延し
たパルスレーザー発光タイミング信号PSを送る様にな
っている。第3のトランジスタ1503は、遅延したパ
ルスレーザー発光タイミング信号PSの入力により、第
1のコンデンサ1507に蓄えられた電荷をレーザダイ
オード1に流してパルス光を発光させる様になってい
る。
【0051】この遅延回路1510は、図3(b)に示
す様に、第2のトランジスタ1502による第1発光パ
ルス終了から、第3のトランジスタ1503による第2
発光パルスの発光を、時間T2 だけ遅らせるものであ
り、本実施例では、
【0052】T1=T2=T3
【0053】となる様に設定している。そして2つのパ
ルス光による発光列は、3030Hzで繰り返す様にな
っている。
【0054】レーザーダイオード1から発射された光パ
ルスは、光学系を通過しAPD71で受光される。この
APD71は受光素子7の1つであり、pn接合に深い
バイアスを加えてナダレ増倍を誘起させ、利得を得るこ
とのできるダイオードである。APD71は、内部参照
光路を通った光パルスと、外部測距光路を通った光パル
スを受光する。APD71により光パルスは、電流パル
ス列の電気信号に変換され、同調アンプ160に送られ
る。
【0055】同調アンプ160は、APD71から入力
された電流パルス列を電圧信号に変換し、減衰振動波形
に変換すると共に、反転増幅を行うものである。同調ア
ンプ160で形成された減衰振動波形は、受信タイミン
グ検出回路170とピークポールド回路190に供給さ
れる。
【0056】この同調アンプ160は、中心周波数f0
【0057】f0 = 1/(T1+T2
【0058】となっており、同調回路のQを適度(例え
ばQ=5程度)に設定することにより、図4(a)の単
発パルスに対し、図4(b)の様な減衰振動波形を出力
するためのものである。
【0059】更に、図4(d)に示す様なパルス幅と、
等しい間隔を有する
【0060】T1=T2=T3
【0061】のパルス列に対して、同調アンプ160の
出力は、図4(d)に示すパルス列の第1パルスd1に
よる減衰振動波形(図4(e))と、第2パルスd2に
よる減衰振動波形(図4(f))との和である図4
(g)に示す波形となり、図4(a)の数倍の減衰振動
波形が得られるという卓越した効果がある。
【0062】受信タイミング検出回路170は図1に示
す様に、第1のコンパレータ171と第2のコンパレー
タ172とワンショトバイブレータ173と立ち上がり
エッジ検出器174と立ち下がりエッジ検出器175と
から構成されている。第1のコンパレータ171は、ス
レッシュレベルVS1 を有しており、図4(g)の減衰
振動波形のg1部分を捕らえて受光を確認し、スレッシ
ュレベル0Vを有する第2のコンパレータ172を一定
時間能動状態とする様になっている。そして第2のコン
パレータ172は、減衰振動波形の0Vとのクロスポイ
ントであるg3及びg4の2箇所捕らえ、g2の部分に
相当する幅を有する受信タイミング信号(図4(h))
を出力する様になっている。
【0063】また図4(g)の減衰振動波形の場合に
は、g2からg5の振幅が最大となるために、g4の傾
斜が最も急となっており、誤差要因の影響を受けにく
い。従って受信タイミング信号は、図4(h)の波形の
立ち下がり部を使用することとする。なおg5以降の波
形については、第2のコンパレータ172の能動状態は
終了しており、コンパレータは動作しない様になってい
る。
【0064】そして第2のコンパレータ172の出力側
には、立ち上がりエッジ検出器174と立ち下がりエッ
ジ検出器175が接続されており、立ち上がりエッジ検
出器174の出力信号は第1のサンプルホールド回路2
21に送られ、立ち下がりエッジ検出器175の出力信
号は第2のサンプルホールド回路222に送出する様に
なっている。なお減衰振動波形の0Vとのクロスポイン
トは、2箇所以上検出する構成としてもよい。
【0065】受信タイミング検出回路170は、受信タ
イミング信号をサンプルホールド(S/H)220とカ
ウンタ180に供給する様になっている。カウンタ18
0は、タイミング回路140からのリセット信号により
リセットされており、受信タイミング信号までの時間を
水晶発振器100からの15MHzによりカウントする
様になっている。即ち、立ち上がりエッジ検出器174
の出力信号が、カウンタ180に供給される様になって
おり、カウンタ180が、立ち上がりエッジ検出器17
4からの信号が入力されるまで、水晶発振器100から
の15MHzをカウントする様になっている。
【0066】水晶発振器100からバンドパスフィルタ
210に送られた15MHzは正弦波となり、第1のサ
ンプルホールド回路221と第2のサンプルホールド回
路222に送出される。そして第1のサンプルホールド
回路221が、立ち上がりエッジ検出器174の出力信
号によりサンプルホールドし、第2のサンプルホールド
回路222が、立ち下がりエッジ検出器175の出力信
号によりサンプルホールドを行う様になっている。サン
プルホールド回路221と第2のサンプルホールド回路
222でサンプルホールドされた波形信号は切替器23
0に送られ、切替器230はCPU500からの切替信
号に従い、切り替えられる。切替器230により切り替
えられた波形信号は、ADコンバータ300でAD変換
され、変換されたデジタルデータは予め定められたメモ
リ400に記憶される様になっている。なおAD変換が
終了すると、CPU500に対して変換終了信号を出力
する様になっている。
【0067】また同調アンプ160からピークホールド
回路190に送られた減衰振動波形は、ピークホールド
回路190にピークホールドされ、減衰振動波形の波高
値に応じたDCレベル信号となり、レベル判定回路20
0に送られる。レベル判定回路200はピークホールド
回路190からの信号を受け、受光パルス列の光量がA
PD71、同調アンプ160、受信タイミング検出回路
170が適正に動作する範囲であるか否かを判定し、そ
の結果をCPU500に送る様になっている。CPU4
31は、レベル判定回路200からの信号を受け、受光
パルス列の光量が適正値である場合のみ、カウンタ18
0からのカウンタ値、及びADコンバータ300からの
データを採用する様になっている。
【0068】更にピークホールド回路190は、タイミ
ング回路140からのリセット信号により発光パルス列
が発光される毎にリセットされるので、発光パルスの発
光毎に光量の判定を行うことができる。従って、光波距
離装置本体と測定対象物との間の空気の揺らぎ等が原因
の受光光量の変動による悪影響を最小限にすることがで
きる。
【0069】水晶発振器100から送出された15MH
zを、バンドパスフィルタ210に通して得られた正弦
波と、レーザダイオード1の発光周波数3030Hzと
は、少しずつずれている。このため図5(a)に示す様
に、受信タイミング信号とバンドパスフィルタ210に
通して得られた正弦波との位相関係も同様に少しずつず
れている。この位相ずれ量は、
【0070】 (1/3030Hz)/(1/15MHz) =4950+(50/101)
【0071】となり、「50/101」となる。
【0072】各発光パルス列と、バンドパスフィルタ2
10に通して得られた正弦波正弦波信号との位相関係
は、図5(b)に示す様に、101回で1周期となる位
相関係になっており、102回目の発光パルス列は、1
回目と同じ位相関係となる様になっている。このため、
サンプルホールド(S/H)220の出力信号は、
【0073】f=3030Hz/101 =30Hz
【0074】で1周期となり、図5(c)に示す様に正
弦波とならないが、AD変換後にメモリ400に記憶す
る段階で並べ替えを実行することにより、図5(d)に
示す様に横軸をメモリ400上のアドレス、縦軸をAD
変換値データとした時に、正弦波状となるAD変換デー
タを作ることができる。更に102回目以降の以降の発
光パルス列によるサンプルホールド及びAD変換された
データは、30Hzの2周期目以降のデータとなるた
め、レベル判定回路200の判定結果が適正であれば前
回までの周期のデータと加算し、後にデータの平均化処
理を行ってAD変換データの精度を高めることができ
る。
【0075】なお、第1のサンプルホールド回路221
によって得られたAD変換データと、第2のサンプルホ
ールド回路222によって得られたAD変換データを用
いて、それぞれのデータにフーリエ変換を施すことによ
り位相を求め、この値を平均する演算を行い、この平均
値を用いる様に構成されている。
【0076】以上の様に実行されるレーザダイオード1
の発光から、AD変換されたデータのメモリ400への
格納までの処理を、外部測距光路と内部参照光路につい
て行う。図5(d)に示す様に、を内部参照光路によ
るAD変換データとし、を外部測距光路のAD変換デ
ータとすれば、2つの波形の位相差φが光路差に相当す
ることになる。各波形にフーリエ変換を施し、基本成分
波の位相情報を求め、その位相差から10m単位以下の
精密測定距離を求めることができる。なお、粗測定距離
についても、外部測距光路と内部参照光路におけるカウ
ンタ180のカウンター差から10mの精度で求めるこ
とができる。そして粗測定距離と精密測定距離を組み合
わせることにより、光波距離計から測定対象物までの実
際の距離を求めることができる。これらの動作を行う構
成が距離測定手段に該当するものである。
【0077】なお精密測定距離は、AD変換されたデー
タ値に対してフーリエ変換を施して基本波成分の位相を
求めているので、サンプルホールドされる波形は必ずし
も図6(a)に示す正弦波である必要はなく、図6
(b)の積分波や図6(c)の三角波等であってもよ
い。同様にバンドパスフィルタ210に代えて、ローパ
スフィルタを採用することもできる。
【0078】以上の様に構成された第1の実施例は、第
1のサンプルホールド回路221によって得られたAD
変換データと、第2のサンプルホールド回路222によ
って得られたAD変換データを用いて、それぞれのデー
タにフーリエ変換を施すことにより位相を求め、この値
を平均する様に構成されているので、受信タイミング検
出回路170の第2のコンパレータ172のオフセット
を除去することができるという卓越した効果がある。
【0079】(第2の実施例)
【0080】次に図2に基づいて第2の実施例を説明す
る。第1の実施例では、第1のサンプルホールド回路2
21と第2のサンプルホールド回路222の2個のサン
プルホールド回路を使用しており、第1のサンプルホー
ルド回路221が、立ち上がりエッジ検出器174の出
力信号によりサンプルホールドし、第2のサンプルホー
ルド回路222が、立ち下がりエッジ検出器175の出
力信号によりサンプルホールドを行う様になっている。
そしてサンプルホールド後の信号を切替器230により
切り替えている。
【0081】第2の実施例はサンプルホールド回路22
0を1個だけ用い、立ち上がりエッジ検出器174の出
力信号と、立ち下がりエッジ検出器175の出力信号と
を切替器230により切り替え、切り替えられた出力信
号をサンプルホールド回路220に送出する様に構成さ
れている。
【0082】第2の実施例は、立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジを測定するに当り、同一の減衰振動波形に
ついては実施できないという短所はあるが、短時間で交
互に測定すれば第1の実施例と同様な作動を行わせるこ
とができるという効果がある。なお、その他の構成、動
作は第1の実施例と同様であるから説明を省略する。
【0083】なお上記実施例では、発光パルス列を構成
する光パルス数は2個としたが、3個以上の光パルス列
によって構成してもよく、この場合には、減衰振動波形
の出力振幅が更に大きくなるという効果がある。そして
受信タイミング検出回路170は、減衰振動波形の最大
傾斜部分を捕らえる様に構成することが望ましい。
【0084】更に上記実施例では、図4(g)の減衰振
動波形のg4の部分のみを受信タイミングとして用いて
いるが、g3、g6の様な、他の0Vとのクロスポイン
トを受信タイミングに使用してもよい。そして、g4に
より得られたデータと平均化操作を行うことにより、受
信タイミング検出回路170の第2のコンパレータ17
2のスレッシュレベルのドリフトを除去することができ
る上、平均化効果により測定精度を向上させることがで
きるという効果がある。
【0085】
【効果】以上の様に構成された本発明は、パルス的に発
光する光源部と、この光源部からの光を測定対象物に対
して送出するための光学手段と、この測定対象物からの
反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換するため
の受光手段と、この受光手段で変換された受信パルスを
減衰振動波形に変換するための同調増幅手段と、この同
調増幅手段で変換された減衰振動波形から、受信タイミ
ング信号を形成するための受信タイミング検出手段と、
前記光源部の発光から前記受信タイミング信号までの時
間差により、測定対象物との距離を測定するための距離
測定手段とからなる光波距離計とからなる光波距離計に
おいて、前記光源部が、前記同調増幅回路で同調される
複数のパルスを発光する様に構成されているので、従来
の光波距離計に比較して、出力振幅が数倍程度の大きい
減衰振動波形を得ることができ、測定距離限界を伸ばす
ことができる上、測定精度を高めることができるという
効果がある。
【0086】更に、複数のパルスを発光するので、発光
源に使用するパルスレーザー等の最大定格を越えること
なく、発光特性を最大限に利用することができるという
効果がある。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図3】本実施例のレーザダイオードドライバーの構成
を示す図である。
【図4】本実施例の受信タイミング信号の検出を説明す
る図である。
【図5】本実施例の位相差測定を説明する図である。
【図6】本実施例のサンプルホールドされる波形を説明
する図である。
【図7】従来の光波距離計の原理を説明する図である
【図8】従来の光波距離計の受光パルスを説明する図で
ある
【図9】従来の光波距離計の受光パルスを説明する図で
ある
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2 コンデンサレンズ 3 コンデンサレンズ 41 分割プリズム 42 分割プリズム 5 光路切り替えチョッパ 71 APD 8 光ファイバー 9 プリズム 10 対物レンズ 11 コーナーキューブ 160 同調アンプ 170 受信タイミング検出回路 171 第1のコンパレータ 172 第2のコンパレータ 173 ワンショットバイブレータ 174 立ち上がりエッジ検出器 175 立ち下がりエッジ検出器 180 カウンタ 190 ピークホールド回路 220 サンプルホールド回路 230 切換器 300 ADコンバータ 400 メモリ 500 CPU 1000 演算処理手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/48 - 7/64 G01S 17/00 - 17/95 G01S 15/00 - 15/96

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス的に発光する光源部と、この光源
    部からの光を測定対象物に対して送出するための光学手
    段と、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信号
    の受信パルスに変換するための受光手段と、この受光手
    段で変換された受信パルスを減衰振動波形に変換するた
    めの同調増幅手段と、この同調増幅手段で変換された減
    衰振動波形から、受信タイミング信号を形成するための
    受信タイミング検出手段と、前記光源部の発光から前記
    受信タイミング信号までの時間差により、測定対象物と
    の距離を測定するための距離測定手段とからなる光波距
    離計において、前記光源部が、前記同調増幅回路で同調
    される複数のパルスを発光する様に構成されていること
    を特徴とする光波距離計。
  2. 【請求項2】 パルス的に発光する光源部と、この光源
    部からの光を測定対象物に対して送出するための光学手
    段と、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信号
    の受信パルスに変換するための受光手段と、この受光手
    段で変換された受信パルスを減衰振動波形に変換するた
    めの同調増幅手段と、この同調増幅手段で変換された減
    衰振動波形のスレッシュレベルに対するクロスポイント
    を検出し、受信タイミング信号を形成するための受信タ
    イミング検出手段と、前記光源部からの発光から前記受
    信タイミング信号の時間差から測定対象物までの距離を
    測定するための距離測定手段とからなる光波距離計にお
    いて、前記受信タイミング検出手段が、前記減衰振動波
    形から検出された複数のクロスポイントのうち、少なく
    とも2個以上のクロスポイントを受信タイミング信号と
    する様に構成され、前記光源部が、前記同調増幅回路で
    同調される複数のパルスを発光することを特徴とする光
    波距離計。
  3. 【請求項3】 パルス的に発光する光源部が、光源が発
    光する時間をTとし、光源の発光と発光の間に存在する
    光源が発光しない時間をT2 とした時、 T2=(2n+1)T (nは整数) の関係になっている請求項1〜2記載の光波距離計。
  4. 【請求項4】 光源が発光する時間と、光源の発光と発
    光の間に存在する光源が発光しない時間とが同一時間T
    となっている請求項1〜3記載の光波距離計。
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