JPH08226969A - 位相差測定装置及び光波距離計における遮光板制御装置 - Google Patents

位相差測定装置及び光波距離計における遮光板制御装置

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JPH08226969A
JPH08226969A JP7056595A JP5659595A JPH08226969A JP H08226969 A JPH08226969 A JP H08226969A JP 7056595 A JP7056595 A JP 7056595A JP 5659595 A JP5659595 A JP 5659595A JP H08226969 A JPH08226969 A JP H08226969A
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雅明 矢部
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政裕 大石
Jun Sasagawa
潤 笹川
Yasutaka Katayama
康隆 片山
Kazue Koshikawa
和重 越川
Takeshige Saito
武重 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は遮光板制御装置に係わり、特に、測
定光路と内部光路の切替動作を確実に行うことのできる
光波距離計における遮光板制御装置を提供することを目
的とする。 [構成] 本発明は、光波距離計の光学手段に形成され
た測定光路が、光源部からの光を測定対称物に対して送
出し、距離測定手段の内部に参照光路を形成し、光路切
替手段が、測定光路と該参照光路とを切替え、光路検出
手段が光路切替手段で選択されている光路を検出する様
になっており、この光路検出手段が、選択されている光
路の切替の始点と、切替の終点を検出する様になってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遮光板制御装置に係わ
り、特に、測定光路と内部光路の切替動作を確実に行う
ことのできる位相差測定装置や光波距離計における遮光
板制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光波距離計は、光源部の発光から受光手
段の受信パルスの受信までの時間差又は変調光による位
相差から測定対象物までの距離を測定する様に構成され
ているが、この光波距離計内の光路には、測定光路と内
部光路の2つが存在している。光波距離計内には、2つ
の光路を切り替えるための光路切替装置が備えられてい
る。
【0003】この光路切替装置は、マイクロコンピュー
タ等の演算処理手段からの命令信号や制御信号により、
2つの光路の切り替えを行う様に構成されており、切り
替え手段には、パルスモータやソレノイド等が使用され
ていた。
【0004】また、マイクロコンピュータ等の演算処理
手段を使用しない機械的切替手段を採用した光路切替装
置も存在していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光路切替装置は、切替えられた光路の検出は不要で
あったが、パルスモータやソレノイド等の切り替え手段
の動作による時間的遅延が生じるという問題点があっ
た。
【0006】更に上記従来の機械的切替手段を採用した
光路切替装置は、2つの光路を瞬時に切り替えることが
できない上、切替動作中には、不適切な動作となる部分
が生じるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
案出されたもので、基準光を発光するための光源部と、
この光源部からの光を目的物に対して送出するための光
学手段と、この目的物からの反射光を受光し、電気信号
の受信パルスに変換するための受光手段と、前記光源部
の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの位相差
を測定するための位相差測定装置であって、前記光源部
からの光を目的物に対して送出するための光学手段に形
成された測定光路と、前記位相差測定装置の内部に形成
された参照光路と、前記測定光路と該参照光路とを切替
るための光路切替手段と、この光路切替手段で選択され
ている光路を検出するための光路検出手段とを備えてお
り、この光路検出手段は、選択されている光路の切替の
始点と、切替の終点を検出する様に構成されている。
【0008】また本発明は、基準光を発光するための光
源部と、この光源部からの光を測定対象物に対して送出
するための光学手段と、この測定対象物からの反射光を
受光し、電気信号の受信パルスに変換するための受光手
段と、前記光源部の発光から該受光手段の受信パルスの
受信までの時間差から測定対象物までの距離を測定する
ための距離測定手段とからなる光波距離計において、前
記光源部からの光を測定対称物に対して送出するための
光学手段に形成された測定光路と、前記距離測定手段の
内部に形成された参照光路と、前記測定光路と該参照光
路とを切替るための光路切替手段と、この光路切替手段
で選択されている光路を検出するための光路検出手段と
を備えており、この光路検出手段は、選択されている光
路の切替の始点と、切替の終点を検出する様に構成され
ている。
【0009】そして本発明は、光路検出手段の検出出力
が、測定光路と、参照光路と、その何れの光路でもない
という3種類の出力にすることもできる。
【0010】更に本発明の光路切替手段は、測定光路と
参照光路との何れかの光路を選択するための切替部材
と、この切替部材を駆動するためのものであり、基準ク
ロックと同期する駆動手段とから構成されており、光路
検出手段は、少なくとも1個の検出素子からなり、前記
光路検出手段の検出出力が、前記基準クロックと同期す
る様に構成することもできる。
【0011】そして本発明の光路検出手段は少なくとも
2個の検出素子からなり、この1個の検出素子は、測定
光路又は参照光路の何れかが選択される切替の始点を検
出するためのものであり、他の1個の検出素子は、測定
光路又は参照光路の何れかが選択される切替の終点を検
出する様に構成することもできる。
【0012】また本発明の光路検出手段は、測定光路又
は参照光路の一部の光を検出素子により受光する構成に
することもできる。
【0013】更に本発明の光路切替手段は、測定光路と
参照光路との何れかの光路を選択するための切替部材
と、この切替部材を駆動するためのものであり、基準ク
ロックと同期する駆動手段とから構成されており、光路
検出手段は、前記切替部材の位置を検出するための少な
くとも1個の検出素子と、この検出素子の検出信号と前
記基準クロックに基づき、前記光路の切替状態を認識す
るための制御手段とから構成することもできる。
【0014】
【作用】以上の様に構成された本発明は、光源部が基準
光を発光し、光学手段が光源部からの光を測定対象物に
対して送出し、受光手段が、この測定対象物からの反射
光を受光し、電気信号の受信パルスに変換し、位相差測
定装置が、光源部の発光から該受光手段の受信パルスの
受信までの位相差を測定する様になっており、光学手段
に形成された測定光路が、光源部からの光を測定対称物
に対して送出し、距離測定手段の内部に参照光路を形成
し、光路切替手段が、測定光路と該参照光路とを切替
え、光路検出手段が光路切替手段で選択されている光路
を検出する様になっており、この光路検出手段が、選択
されている光路の切替の始点と、切替の終点を検出する
様になっている。
【0015】また本発明は、光源部が基準光を発光し、
光学手段が光源部からの光を測定対象物に対して送出
し、受光手段が、この測定対象物からの反射光を受光
し、電気信号の受信パルスに変換し、距離測定手段が、
光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの
時間差から測定対象物までの距離を測定する様になって
おり、光学手段に形成された測定光路が、光源部からの
光を測定対称物に対して送出し、距離測定手段の内部に
参照光路を形成し、光路切替手段が、測定光路と該参照
光路とを切替え、光路検出手段が光路切替手段で選択さ
れている光路を検出する様になっており、この光路検出
手段が、選択されている光路の切替の始点と、切替の終
点を検出する様になっている。
【0016】そして本発明の光路検出手段が、測定光路
と、参照光路と、その何れの光路でもないという3種類
の検出出力を出力することもできる。
【0017】更に本発明の光路切替手段は、切替部材
が、測定光路と参照光路との何れかの光路を選択させ、
基準クロックと同期する駆動手段が切替部材を駆動する
様になっており、少なくとも1個の検出素子からなる光
路検出手段の検出出力が、基準クロックと同期する様に
することもできる。
【0018】そして本発明の少なくとも2個の検出素子
からなる光路検出手段の1個の検出素子が、測定光路又
は参照光路の何れかが選択される切替の始点を検出する
様になっており、他の1個の検出素子が、測定光路又は
参照光路の何れかが選択される切替の終点を検出する様
にすることもできる。
【0019】また本発明の光路検出手段の検出素子が、
測定光路又は参照光路の一部の光を受光する様にするこ
ともできる。
【0020】更に本発明の光路切替手段は、切替部材
が、測定光路と参照光路との何れかの光路を選択させ、
基準クロックと同期する駆動手段が切替部材を駆動する
様になっており、光路検出手段の1個の検出素子が切替
部材の位置を検出し、制御手段が、検出素子の検出信号
と基準クロックに基づき、光路の切替状態を認識する様
にすることもできる。
【0021】
【実施例】
【0022】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0023】第3図に示す様に本実施例の光波距離計
は、レーザダイオード1と、コンデンサレンズ2と、コ
ンデンサレンズ3と、一対の分割プリズム41、42
と、光路切替装置5と、内部光路6aと、APD71
と、ファイバー8と、プリズム9と、対物レンズ10か
ら構成されている。そして、コーナキューブ11は、光
波距離計本体から離れた位置に配置される測定対象物に
該当するものであり、光パルスを反射する機能を有して
いる。
【0024】レーザダイオード1とコンデンサレンズ2
1、22と発光側光ファイバー81と分割プリズム41
とプリズム9と対物レンズ10とが光学手段に該当す
る。
【0025】レーザダイオード1は光源部に該当するも
ので、本実施例のレーザダイオード1はパルスレーザダ
イオードが採用されており、比較的大きなピークパワー
を持ち、デューティ比が0.01%程度のパルス波を発
生させることができる。光路切替装置5は光束を切り替
えるものである。受光素子7は受光手段に該当するもの
であり、レーザダイオード1から発射されたパルス光線
を受光できる素子であれば足りる。本実施例の受光素子
7には、APD71が採用されている。
【0026】光ファイバー8は、発光側光ファイバー8
1と受光側光ファイバー82とから構成されている。
【0027】分割プリズム41は、第1のハーフミラー
411と第2のハーフミラー412とから構成されてお
り、分割プリズム42は、第1のハーフミラー421と
第2のハーフミラー422とからなっている。レーザダ
イオード1側と分割プリズム41の間は、発光側光ファ
イバー81で結ばれている。更に分割プリズム42と受
光素子7側との間は、受光側光ファイバー82で結ばれ
ている。
【0028】発光パルスがレーザダイオード1から発射
されると、コンデンサレンズ21、22により発光側光
ファイバー81の入力端81aに結合される。発光側光
ファイバー81により、光パルスは分割プリズム41に
送られる。分割プリズム41の第1のハーフミラー41
1を透過したパルス列は、光路切替装置5を介して、外
部測距光路6bに射出可能となっている。分割プリズム
41の第1のハーフミラー411で反射され、更に第2
のハーフミラー412で反射されたパルスは、光路切替
装置5を介して、内部測距光路6aに射出可能となって
いる。光路切替装置5は、内部測距光路6aと外部測距
光路6bを切り替えるためのものである。従って、光路
切替装置5が外部測距光路6bを選択した場合には、光
パルスはプリズム9で反射された後、対物レンズ10に
より外部に射出される。
【0029】なお、内部測距光路6aは参照光路に該当
し、外部測距光路6bが測定光路に該当するものであ
る。
【0030】対物レンズ10から射出されたパルスは、
コーナキューブ11で反射され、再び対物レンズ10で
受光されプリズム9に送られる。受光されたパルス列
は、プリズム9で反射されて分割プリズム42に送ら
れ、分割プリズム42の第1のハーフミラー421を透
過した受信パルス光は、受光側光ファイバー82の受光
端82aに結合される。
【0031】なお光路切替装置5が内部測距光路6aを
選択した場合には、発光パルスは、内部測距光路6aを
通って分割プリズム42に送られる。そして光パルス
は、分割プリズム42に内蔵された第1のハーフミラー
421と第2のハーフミラー422で反射され、受光側
光ファイバー82の受光端82aに結合される様になっ
ている。
【0032】そして受光側光ファイバー82の射出端8
2bから射出された光パルスは、コンデンサレンズ3
1、32によりAPD71に結合する様になっており、
受光素子7で電流パルスに変換される様になっている。
【0033】そして図4に基づいて、光波距離計の電気
的構成を説明する。光波距離計の電気的構成は、水晶発
信器9100と第1の分周器9110とシンセサイザー
9120と第2の分周器9130とパルス・レーザー・
ダイオード91とパルス・レーザー・ダイオードドライ
バー9150とAPD971とアンプ9160と波形整
形回路9170とカウンタ9180とピークホールド回
路9190とレベル判定回路9200とバンドパスフィ
ルタ9210とサンプルホールド(S/H)9220と
ADコンバータ9300とメモリ9400とCPU95
00とから構成されている。
【0034】水晶発振器9100から出力された周波数
Sの基準信号は、第1の分周器9110とシンセサイ
ザー9120とバンドパスフィルタ9210とカウンタ
9180とに供給されている。第1の分周器9110に
供給された周波数fSの基準信号は、第1の分周器91
10で1/(n−1)に分周されてシンセサイザー91
20に送られる。シンセサイザー9120は、第1の分
周器9110から供給された周波数fSの基準信号をn
倍した後、第2の分周器9130に送出する様になって
いる。第2の分周器9130は、シンセサイザー912
0から供給された信号を1/mに分周し、周波数fM
測定信号を作る様になっている。
【0035】そして測定信号fMは、パルス・レーザー
・ダイオードドライバー9150に送られ、パルス・レ
ーザー・ダイオード91を駆動する発光タイミング信号
となると共に、CPU9500に対して発光確認信号と
して供給される。更に測定信号fMは、ピークホールド
回路9190とカウンタ9180とに、リセット信号と
して供給される。
【0036】パルス・レーザー・ダイオードドライバー
9150は、第2の分周器9130の出力信号fMに基
づき、パルス・レーザー・ダイオード91を発光させる
様になっている。発光パルスは、送光光学系を介して外
部測距光路に送出される。そしてコーナーキューブから
反射された光パルスは、受光光学系で受光され、APD
971で電気信号に変換される。そしてAPD971で
変換された電気信号は、アンプ9160で増幅され、波
形整形回路9170で2値化のディジタル信号に変換さ
れた後、サンプルホールド(S/H)9220、ADコ
ンバータ9300及びカウンタ9180に送られる。
【0037】水晶発振器9100から出力された周波数
Sの基準信号は、バンドパスフィルタ9210に供給
されて正弦波信号となり、サンプルホールド(S/H)
9220に送られる。サンプルホールド(S/H)92
20は、バンドパスフィルタ9210からの正弦波信号
を、波形整形回路9170からのディジタル信号により
サンプルホールドする。このサンプルホールドされた値
は、ADコンバータ9300に送られ、ホールド後一定
期間後にAD変換される。そしてAD変換されたデータ
は、メモリ9400の予め決められたアドレス上に記憶
される様になっている。
【0038】なおアンプ9160からの出力は、ピーク
ホールド回路9190にも供給され、受信パルス光の波
高値が保持される。そしてレベル判定回路9200は、
得られた波高値が、APD971及びアンプ9160の
正常動作範囲に入っているか否かを判断し、この結果を
CPU9500に送信する様になっている。この結果、
CPU9500は波高値が適正範囲内にある場合のみ、
AD変換からのデータを有効データとして処理する様に
なっている。
【0039】なお、基準信号fSと測定信号fMとは、
【0040】 fM=(n/(m(n±1)))fS ・・・・・・第1式
【0041】 m=m’n+1である。 ・・・・・・第2式
【0042】但し、m、nは整数である
【0043】となっている。
【0044】ここでm’が整数の場合のみ、サンプルホ
ールド(S/H)9220は、バンドパスフィルタ92
10からの正弦波信号を各受信パルス毎に、基準信号f
Sの周期のn分の一ずづ位相がずれながら順序よくホー
ルドし、周期fLの低周波の階段状の信号を出力する。
【0045】周期fLは、測定信号fMがn回で1周期と
なるので、
【0046】 fL=fM/n=(1/(m(n±1))fS ・・・・・・第4式
【0047】となる。
【0048】従ってサンプルホールド(S/H)922
0から出力される波形は、周波数fLで繰り返し、n個
のホールド値から構成される。このためメモリ9400
は、n個以上のメモリから構成される。メモリ9400
は各発光パルス毎にCPU9500によりアドレスがイ
ンクリメントされる様になっている。そしてAD変換さ
れたディジタルデータは、CPU9500を介して順次
メモリ9400に記憶されている。CPU9500とメ
モリ9400とは加算手段に該当するものであり、記憶
されたメモリ9400上の任意のアドレスのデータと、
AD変換されたデータを加算し、再びメモリ9400上
に記憶させる様になっている。
【0049】またn+1回目以降のデータは1周期目と
同じ位相関係になるので、レベル判定回路9200の値
が適正であれば、前回までの周期のデータと加算し、後
に平均化操作を施すことにより、AD変換データ精度を
高めることができる。
【0050】以上の様にして得られたメモリ9400上
のデータから、フーリエ変換の手法により位相を計算す
る様になっている。同様に内部参照光路についても演算
を行い、光波距離計本体から被測定点であるコーナーキ
ューブまでの距離は、
【0051】 L=(θ0−θ1)*(1/2π)*(C/fS)*(1/2) ・・第12式
【0052】但し、Cは光速、θ0は外部測距光路での
測定位相、θ1は内部測距光路での測定位相である。
【0053】を計算することにより求めることができ
る。
【0054】カウンタ9180は、基準周波数fSを第
2の分周器9130で分周された信号から、波形整形回
路9170の出力信号までの時間をカウントし、このカ
ウント数をCPU9500に送信する様になっている。
そしてCPU9500は、外部測距光路におけるカウン
ト値と、内部測距光路におけるカウント値との差から、
光波距離計本体から被測定点であるコーナーキューブま
での概略距離を求め、更に上記第12式による精密距離
Lを組み合わせることにより、計測距離を算出すること
ができる。
【0055】ここで、光路切替装置5について詳細に説
明する。
【0056】光路切替装置5は、円弧状の光路切替板5
1と、この光路切替板51を回動させるためのパルスモ
ーター52と、光路を検出するための光路検出器53と
から構成されている。光路切替板51は切替部材に該当
し、パルスモーター52は駆動手段に該当するものであ
る。
【0057】そして、内部測距光路6aと外部測距光路
6bは、光路切替板51の中心に対して対称な位置に配
置されており、光路切替板51により光路が遮蔽可能に
構成されている。
【0058】本実施例のパルスモーター52は、18度
ステップ角となっており、20ステップで1回転する様
に構成されている。
【0059】光路検出器53は、光路切替装置5が切り
替えた光路を検出するためのもので、本実施例の光路検
出器53には、ホトインタラプタが採用されている。本
実施例では、2ステップ回転後である36度ステップ角
に相当する位置に配置されている。なお、光路検出器5
3は、ホトインタラプタに限定されるものではなく、光
路を検出することのできるセンサーであれば、何れのセ
ンサーを採用することができる。
【0060】図2に示す様に、制御手段5000の制御
信号に基づき、モータ駆動手段5100を駆動すれば、
モータ駆動手段5100がパルスモーター52に対し
て、所定の駆動電力を供給する様に構成されている。
【0061】パルスモーター52が回転すると、図5に
示す様に、光路検出器53から信号aが出力される。即
ち、光路切替板51により光路検出器53が遮蔽された
状態の信号aは、LOWレベルとなり、遮蔽されない状
態の信号aはHIGHレベルとなっている。
【0062】しかしながらパルスモーター52は、モー
タ駆動手段5100からのパルス状の駆動信号(信号C
LK)が印加されても、直ちに駆動することはない。こ
のため、信号CLKと信号aとには時間差が存在する。
【0063】また、次の駆動信号(信号CLK)が与え
られた瞬間のパルスモーター52の位置は、その前の状
態が確定していることを意味するので、光路検出器53
からの信号aと、駆動信号(信号CLK)とをクロック
としてフリップフロップ出力させると、信号Xを得るこ
とができる。
【0064】そして、ステップ角が小さいパルスモータ
ー52を利用した場合には、測定光(外部測距光路6b
の光)及び参照光(内部測距光路6aの光)の光束を極
端に小さくするか、或いは、測定光及び参照光の光束
を、光路切替板51の中心との位置から離さない限り、
測定光及び参照光の両方を出力してしまい、確実な光路
の切り替えができないという問題点がある。
【0065】そこで、測定光及び参照光の光路が重複す
ることを防止するため、本実施例では、信号Xより3ス
テップ分遅延した信号Yを形成する。
【0066】ここで、X信号の立ち上がりを内部測距光
路6a(参照光路)の終了とし、X信号の立ち下がりを
外部測距光路6b(測定光路)の終了とする。更に、Y
信号の立ち上がりを外部測距光路6b(測定光路)の開
始とし、Y信号の立ち下がりを内部測距光路6a(参照
光路)の開始とすれば、Y信号の立ち上がりからX信号
の立ち下がりまでが、外部測距光路6b(測定光路)が
選択されている時間であり、Y信号の立ち下がりからX
信号の立ち上がりまでが、内部測距光路6a(参照光
路)が選択されている時間となる。
【0067】ここで、外部測距光路6b(測定光路)が
選択されている時間にHighレベルとなる信号をQ1
とし、内部測距光路6a(参照光路)が選択されている
時間にHighレベルとなる信号をQ2とする。
【0068】また、X信号がHighレベルの時を1と
し、LOWレベルの時を0とする。同様に、Y信号がH
ighレベルの時を1とし、LOWレベルの時を0と
し、Q1信号及びQ2信号も同様に、Highレベルの
時を1とし、LOWレベルの時を0とする。
【0069】図5に示す様に、まず、X信号が1で、か
つ、Y信号も1である時間は、Q1信号も常に1とな
り、外部測距光路6b(測定光路)が選択されることに
なる。また、X信号が0で、かつ、Y信号も0である時
間は、Q2信号が常に1となり、内部測距光路6a(参
照光路)が選択されることになる。
【0070】そしてX信号が1で、Y信号が0である場
合には、測定光路でも参照光路でもないことになる。同
様に、X信号が0で、Y信号が1である場合も、測定光
路でも参照光路でもないことになる。
【0071】従って、信号Xと、このX信号より3ステ
ップ分遅延した信号Yとを利用すれば、測定光路と参照
光路とを完全に切り変えることのできるQ1信号とQ2
信号とを得ることができる。
【0072】以上の様に構成された本実施例は、制御手
段5000が、光路検出器53から信号aを入力し、Q
1信号及びQ2信号を形成することにより、現在の選択
されている光路が、外部測距光路6b(測定光路)であ
るか、内部測距光路6a(参照光路)であるかを認識す
ることができる。
【0073】ここで、図6(a)及び図6(b)に基づ
いて、光路切替板51の位置関係を詳細に説明する。本
実施例の光路切替板51は、時計方向に回転するとすれ
ば、外部測距光路6b(測定光路)から2ステップ分
(36度ステップ角)前の位置に光路検出器53が設け
られている。従って本実施例の光路検出器53は、外部
測距光路6b(測定光路)の切替の始点と、切替の終点
を検出するためのものである。
【0074】図6(a)の(イ)は、光路切替板51の
後部が、外部測距光路6b(測定光路)から2ステップ
分(36度ステップ角)前の位置にある場合を示す図で
ある。この状態で、光路検出器53の遮蔽が解除され、
信号aがHIGHレベルとなる。図5に示す様に、この
時のX信号、Y信号、Q1信号は、全てLOWレベル
(0)であり、Q2がHIGH(1)となっている。従
って、内部測距光路6a(参照光路)が選択されている
こととなり、図6(a)の(イ)に示す状態と一致する
ことが判る。
【0075】次に、図6(a)の(ロ)は、光路切替板
51が1ステップ分(18度ステップ角)回転した状態
を示す図である。この場合には、信号aがHIGHレベ
ルとなり、X信号もHIGHレベル(1)となる。しか
しながらY信号は、3ステップ分遅れるため、Y信号は
LOWレベル(0)となり、Q1信号とQ2信号が、共
にLOW(0)となる。これは、図6(a)の(ロ)に
示す様に、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光
路6b(測定光路)が共に、開放されており、どちらか
一方を選択できない状態である。
【0076】同様に、図6(a)の(ハ)は、光路切替
板51が、更に1ステップ分(18度ステップ角)回転
した状態を示す図である。この状態では図6(a)の
(ハ)と同様に、Q1信号とQ2信号とが共にLOW
(0)となり、内部測距光路6a(参照光路)と外部測
距光路6bとが選択されない状態である。即ち、Y信号
が遅延される3ステップ分の間は、光路のどちらか一方
を選択できない状態であると認識され、Q1信号とQ2
信号の何れもがLOWレベル(0)となる。
【0077】そして、図6(a)の(ニ)では、外部測
距光路6b(測定光路)が開放され、内部測距光路6a
(参照光路)が遮蔽される様になっている。この場合に
は図5に示す様に、X信号がHIGHレベル(1)とな
ると共に、Y信号もHIGHレベル(1)となり、Q1
信号がHIGHレベル(1)となる。この結果、外部測
距光路6b(測定光路)が選択されたことを制御手段5
000が認識し、Q1信号を出力することができる。
【0078】また、図6(b)の(ホ)に示す状態で
は、光路検出器53の出力信号aがHIGHとなる最終
の状態であり、Q1信号がHIGHレベル(1)とな
り、外部測距光路6b(測定光路)が選択されているこ
とが認識されている。
【0079】更に、図6(b)の(ヘ)となれば、光路
切替板51の前部が光路検出器53を遮蔽して、信号a
がLOWレベルとなり、X信号もLOWレベル(0)と
なる。Y信号は3ステップ分遅れているため、HIGH
(1)レベルとなっている。従って、Q1信号とQ2信
号がLOWレベル(0)となり、内部測距光路6a(参
照光路)と外部測距光路6b(測定光路)のどちらか一
方を選択できない状態であることが認識される。この状
態が3ステップ分続くことは、外部測距光路6b(測定
光路)の選択時と同様である。
【0080】そして、図6(b)の(ト)の状態になれ
ば、Y信号がLOWレベル(0)となり、Q2信号がH
IGH(1)となる。この結果、内部測距光路6a(参
照光路)が選択されたことを制御手段5000が認識
し、Q2信号を出力することができる。
【0081】以上の様に制御手段5000は、内部測距
光路6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)
の何れかが、完全に選択されたことを認識することがで
き、それぞれに対応するQ2信号及びQ1信号を出力す
ることができる。従って、光波距離計は、Q1信号とQ
2信号を受信することにより、光路の切替に対応するこ
とが可能となる。
【0082】なお上記実施例は、測定光路と、参照光路
と、その何れでもない3個の出力を光路検出器53が検
出出力するものである。なお遅延時間は、3ステップに
限ることなく、適宜変更することができる。
【0083】また、パルス状の駆動信号(信号CLK)
は、基準クロックに該当するものであり、光路検出器5
3の検出出力は基準クロックに同期している。
【0084】次に、光路切替装置5のパルスモーター5
2が、DCモータである場合第1の変形例を説明する。
DCモータは、パルスモーター52に比較して円滑に回
転するため、図7に示す様に、2個の光路検出器53
a、53bを使用することにより、X信号とY信号と同
様な信号を得ることができる。
【0085】即ち、本第1の変形例の光路切替装置5a
は、円弧状の光路切替板51と、この光路切替板51を
定速で回動させるためのDCモータと、光路を検出する
ための第1の光路検出器53aと第2の光路検出器53
bとから構成されている。DCモータの回転が円滑なた
め、第1の光路検出器53aの検出信号(X信号に相
当)から遅れて、第2の光路検出器53bから検出信号
(Y信号に相当)を出力させることができる。この円弧
状の光路切替板51の回転による検出時間差を利用し、
遅延信号を得ることができる。
【0086】以上の様に構成された第1変形例は、円弧
状の光路切替板51により、測定光路と参照光路とを切
り替える様になっている。
【0087】なお、本第1の変形例の光路切替装置5a
は、測定光路と参照光路とを、円弧状の光路切替板51
の中心から対称な位置に配置しているが、必ずしも対称
である必要がなく、中心からの距離も適宜定めることが
できる。更に、光路切替板51は、円弧状に限定するも
のではなく、適宜の形状にすることが可能である。
【0088】また本第1実施例は、光路切替板51を回
転させる構成となっているが、光路切替板51と同様な
形状の穿設穴を形成した板部材を設け、この板部材を回
転させる構成にすることもできる。
【0089】更に、円弧状の光路切替板51に代えて、
矩形の光路切替板51aを使用した第2の変形例を図8
に基づいて説明する。
【0090】この第2の変形例は、矩形の光路切替板5
1aの往復運動させることにより光路を切り替えるもの
である。
【0091】本第2の変形例の光路切替装置5bは、矩
形の光路切替板51aと、この光路切替板51aを往復
運動させるための往復運動手段と、光路を検出するため
の第1の光路検出器53aと第2の光路検出器53bと
から構成されている。往復運動手段55は、DCモータ
の回転駆動力をクランク等の運動機構を用いて往復運動
に変換し、光路切替板51aを往復駆動させる様になっ
ている。
【0092】第1変形例と同様に、DCモータの回転が
円滑なため矩形の光路切替板51aを定速で駆動するこ
とができ、第1の光路検出器53aの検出信号(X信号
に相当)から遅れて、第2の光路検出器53bから検出
信号(Y信号に相当)を出力させることができる。即
ち、矩形の光路切替板51aが定速で駆動されるので、
検出時間差を利用し、遅延信号を得ることができる。
【0093】なお、第1変形例及び第2変形例のその他
の構成は、上記実施例と同様であるから説明を省略す
る。
【0094】次に、2個の光路検出器53を使用した第
3変形例を説明する。図9に示す様に、本第3の変形例
の光路切替装置5cは、円弧状の光路切替板51と、こ
の光路切替板51を回動させるためのパルスモータ52
と、光路を検出するための第1の光路検出器53aと第
2の光路検出器53bとから構成されている
【0095】第1の光路検出器53aは、内部測距光路
6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)の切
替の始点を検出するためのものであり、第2の光路検出
器53bは、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距
光路6b(測定光路)の切替の終点を検出するためのも
のである。
【0096】第1の光路検出器53aと第2の光路検出
器53bとを使用することにより、光路の切替を確実に
行うことができる。
【0097】本第3実施例のその他の構成は、上記実施
例と同様であるから、説明を省略する。
【0098】なお上記実施例等は、外部測距光路6b
(測定光路)、内部測距光路6a(参照光路、その何れ
でもないという3個の状態を認識しているが、他の状態
を定義し、少なくとも3個の状態を認識するという構成
にすることもできる。
【0099】更に、光路検出器53に入射させる光は、
外部測距光路6b(測定光路)又は内部測距光路6a
(参照光路)の光の一部を取り込んでもよい。そして適
宜のオプチカルガイド、切替板等を利用して光を導くこ
とも可能である。
【0100】また切り替える光路も、3個以上とするこ
ともできる。
【0101】なお、上述の実施例等は、時間差を測定す
ることにより距離を測定する光波距離計で説明したが、
位相差を測定するための位相差計として使用できること
は言うまでもない。
【0102】
【効果】以上の様に構成された本発明は、光波距離計に
おいて、光源部からの光を測定対称物に対して送出する
ための光学手段に形成された測定光路と、前記距離測定
手段の内部に形成された参照光路と、前記測定光路と該
参照光路とを切替るための光路切替手段と、この光路切
替手段で選択されている光路を検出するための光路検出
手段とを備えており、この光路検出手段は、選択されて
いる光路の切替の始点と、切替の終点を検出する様に構
成されているので、測定光路と参照光路とを確実に切り
替えることができるという卓越した効果がある。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の光路切替装置5を説明する図であ
る。。
【図2】本実施例の光路切替装置5の電気的構成を説明
する図である。。
【図3】本実施例の光波距離計の構成を示す図である。
【図4】本実施例の光波距離計の電気的構成を示す図で
ある。
【図5】本実施例の電気的信号を説明する斜視図であ
る。
【図6(a)】本実施例の光路切替装置5の動作を説明
する図である。
【図6(b)】本実施例の光路切替装置5の動作を説明
する図である。
【図7】第1変形例の光路切替装置5aを説明する図で
ある。
【図8】第2変形例の光路切替装置5bを説明する図で
ある。
【図9】第3変形例の光路切替装置5cを説明する図で
ある。
【符号の説明】
5 光路切替装置 51 円弧状の光路切替板 52 パルスモーター 53 光路検出器 53a 第1の光路検出器 53b 第2の光路検出器 6a 内部測距光路 6b 外部測距光路 5000 制御手段 5100 モータ駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 康隆 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内 (72)発明者 越川 和重 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内 (72)発明者 斉藤 武重 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準光を発光するための光源部と、この
    光源部からの光を目的物に対して送出するための光学手
    段と、この目的物からの反射光を受光し、電気信号の受
    信パルスに変換するための受光手段と、前記光源部の発
    光から該受光手段の受信パルスの受信までの位相差を測
    定するための位相差測定装置であって、前記光源部から
    の光を目的物に対して送出するための光学手段に形成さ
    れた測定光路と、前記位相差測定装置の内部に形成され
    た参照光路と、前記測定光路と該参照光路とを切替るた
    めの光路切替手段と、この光路切替手段で選択されてい
    る光路を検出するための光路検出手段とを備えており、
    この光路検出手段は、選択されている光路の切替の始点
    と、切替の終点を検出する様に構成されていることを特
    徴とする位相差測定装置における遮光板制御装置。
  2. 【請求項2】 基準光を発光するための光源部と、この
    光源部からの光を測定対象物に対して送出するための光
    学手段と、この測定対象物からの反射光を受光し、電気
    信号の受信パルスに変換するための受光手段と、前記光
    源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの時
    間差から測定対象物までの距離を測定するための距離測
    定手段とからなる光波距離計において、前記光源部から
    の光を測定対称物に対して送出するための光学手段に形
    成された測定光路と、前記距離測定手段の内部に形成さ
    れた参照光路と、前記測定光路と該参照光路とを切替る
    ための光路切替手段と、この光路切替手段で選択されて
    いる光路を検出するための光路検出手段とを備えてお
    り、この光路検出手段は、選択されている光路の切替の
    始点と、切替の終点を検出する様に構成されていること
    を特徴とする光波距離計における遮光板制御装置。
  3. 【請求項3】 光路検出手段の検出出力が、測定光路
    と、参照光路と、その何れの光路でもないという3種類
    の出力となっている請求項1又は2記載の遮光板制御装
    置。
  4. 【請求項4】 光路切替手段は、測定光路と参照光路と
    の何れかの光路を選択するための切替部材と、この切替
    部材を駆動するためのものであり、基準クロックと同期
    する駆動手段とから構成されており、光路検出手段は、
    少なくとも1個の検出素子からなり、前記光路検出手段
    の検出出力が、前記基準クロックと同期している請求項
    1又は2記載の遮光板制御装置。
  5. 【請求項5】 光路検出手段が少なくとも2個の検出素
    子からなり、この1個の検出素子は、測定光路又は参照
    光路の何れかが選択される切替の始点を検出するための
    ものであり、他の1個の検出素子は、測定光路又は参照
    光路の何れかが選択される切替の終点を検出するための
    ものである請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
  6. 【請求項6】 光路検出手段は、測定光路又は参照光路
    の一部の光を検出素子により受光する構成となっている
    請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
  7. 【請求項7】 光路切替手段は、測定光路と参照光路と
    の何れかの光路を選択するための切替部材と、この切替
    部材を駆動するためのものであり、基準クロックと同期
    する駆動手段とから構成されており、光路検出手段は、
    前記切替部材の位置を検出するための少なくとも1個の
    検出素子と、この検出素子の検出信号と前記基準クロッ
    クに基づき、前記光路の切替状態を認識するための制御
    手段とから構成されている請求項1又は2記載の遮光板
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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