JP2887190B2 - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2887190B2 JP5156592A JP15659293A JP2887190B2 JP 2887190 B2 JP2887190 B2 JP 2887190B2 JP 5156592 A JP5156592 A JP 5156592A JP 15659293 A JP15659293 A JP 15659293A JP 2887190 B2 JP2887190 B2 JP 2887190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物体に対して光を
発射し、その反射光を検出して対象物体までの距離を測
定する測距装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の測距装置は、パルス状
の光を、たとえば自動車などの被測定対象物体に向かっ
て発射し、この発射レーザ光が、被測定対象物体2によ
り反射された光を光検出器で検出し、レーザ光発射から
反射光検出までの時間Δtを計測し、下記式に基づいて
距離を算出して被測定対象物体2までの距離を測定する
ように構成される。 R=(C・Δt)/2 …(1) ただし、Cは光速を示している。
【0003】図3は、従来の測距装置の具体的な構成例
を示すブロック図である。図3において、101はパル
ス光発生手段としての半導体レーザ、102はハーフミ
ラー、103,106レンズ、104は第1の光検出
器、105,108は増幅器、107は第2の光検出
器、109はカウンタ、110は発振器、111は信号
処理部、112は制御部をそれぞれ示している。
【0004】このような構成において、制御部112の
制御信号に応じて半導体レーザ101が所定の波長で発
振し、パルス状のレーザ光OPLが出射される。半導体
レーザ101の出射光OPLは、ハーフミラー102に
入射され、一部はハーフミラー102を透過し、レンズ
103を介しある広がりをもって本装置から被測定対象
物体2に向かって発射される。発射された光は、所定時
間(Δt/2)後に図示しない被測定対象物体に到達
し、たとえばそこに取り付けられた反射体で反射され
る。
【0005】また、半導体レーザ101の出射光の一部
はハーフミラー102で反射されて第1の光検出器10
4で受光される。第1の光検出器104では、受けた光
が受光レベルに応じた電気信号dt1に変換される。こ
の電気信号dt1は増幅器105で所定の増副作用を受
けた後、カウンタ109に入力される。カウンタ109
では、ある一定レベル以上の電気信号の最初の入力によ
りカウント動作が開始される。すなわち、初期状態にお
いて半導体レーザ101から最初のパルスレーザ光が出
射され、それに応じた電気信号の入力に伴い、カウンタ
109ではカウント動作が開始される。
【0006】被測定対象物体に取り付けられた反射体に
より反射されたレーザ光は、反射されてから所定時間
(Δt/2)後に帰還し、レンズ106で集光されて第
2の光検出器107で受光される。第2の光検出器10
7では、受けた光が受光レベルに応じた電気信号dt2
に変換される。この電気信号は増幅器108で所定の増
副作用を受けた後、カウンタ109に入力される。カウ
ンタ109では、増幅器108の出力信号の入力に伴い
カウント動作が停される。これにより、カウンタ109
では、レーザ光発射から反射光が帰還するまでの時間Δ
tが計測されたことになる。カウンタ109の計測値
は、信号処理部111に入力される。
【0007】信号処理部111では、上記(1)式に基
づいて被測定対象物体2までの距離が算出され、距離デ
ータとして出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した測
距装置では、図4(a) に示すように、反射体による反射
光の受光レベルが、第2の光検出器107や増幅器10
8により発生するノイズに対して十分高い場合には正確
に距離を算出できるものの、たとえば図4(b) に示すよ
うに、反射光レベルがノイズに対して十分に高いレベル
にない場合には、ノイズを反射光と誤認して検出するこ
とがあり、正確な距離の算出を行うことができない。第
2の光検出器107や増幅器108により発生するノイ
ズレベルより十分高い反射光レベルを得るには測定距離
に制約を受け、また、測定距離を延ばすには出力パワー
の大きい半導体レーザなどのパルス光発生手段を用いる
必要があり、コスト高になるなどの問題がある。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、低出力の光パルスで測定距離の
長距離化を図れ、安価で高性能な測距装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、反射物体に対してパルス光を発射し、そ
の反射パルス光を検出して反射物体までの距離を測定す
る測距装置であって、あらかじめ設定されたキーコード
に応じたパルス光を出射するパルス光発生手段と、上記
パルス光発生手段のパルス光出射開始からの時間を計測
する時間計測手段と、上記パルス光発生手段によるパル
ス光のうち反射物体による反射パルス光を検出する光検
出手段と、上記パルス光出射毎に、パルス光出射から所
定時間経過後にクランプパルス信号と当該クランプパル
ス信号の出力期間を示すゲート信号を出力するととも
に、当該クランプパルス信号と当該ゲート信号の出力タ
イミングを切り替えて出力するクランプパルス遅延切替
手段と、上記クランプパルス信号に基づいて、上記光検
出手段による検出信号に対するクランプ処理を行うクラ
ンプ手段と、上記クランプ手段の出力信号とあらかじめ
設定したキーコード信号とを比較し、両者が一致した場
合にキーコード検知信号を出力するキーコード信号識別
手段と、上記クランプパルス遅延切替手段によるゲート
信号の入力期間に、上記キーコード信号識別手段による
キーコード検知信号の入力があると、そのゲート期間に
おける上記時間計測手段の時間データに基づいて距離の
算出処理を行う信号処理手段とを有する。
【0011】
【作用】本発明によれば、パルス光発生手段が所定波長
で発振し、あらかじめ設定されたキーコードに対応する
パルス状の光が出射される。パルス光発生手段の出射光
は、たとえば所定時間(Δt/2)後に、たとえば被測
定対象物体に取り付けられた反射体に到達し、ここで反
射される。また、パルス光発生手段のパルス光出射開始
からの時間が時間計測手段により計測される。また、こ
のときクランプパルス遅延切替手段では、パルス光の出
射から所定時間経過後に、クランプパルス信号がクラン
プ手段に出力されるとともに、クランプパルス信号を出
力している期間のみゲート信号がキーコード信号識別手
段および信号処理手段に出力される。
【0012】被測定対象物体で反射された光は、光検出
手段に到達し、ここで検出される。光検出手段では、受
光レベルに応じた信号が生成されてクランプ手段に出力
される。クランプ手段では、クランプパルス遅延切替手
段によるクランプパルス信号の入力に伴い、検出信号に
対するクランプ処理が行われ、クランプ処理された信号
はキーコード信号識別手段に出力される。キーコード信
号識別手段では、クランプパルス遅延切替手段によるゲ
ート信号の入力期間にクランプ手段によるクランプ信号
の入力があると、あらかじめ設定してあるキーコードと
クランプ信号との比較が行われ、両者が一致した場合に
はキーコード検知信号が生成されて信号処理手段に出力
される。信号処理手段では、ゲート信号の入力期間中に
キーコード信号識別手段によるキーコード検知信号が入
力されると、そのゲート期間中の時間計測手段による時
間データに基づいて、被測定対象物体までの距離が算出
される。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る測距装置の一実施例を
示すブロック構成図である。図1において、201はパ
ルス光発生手段としての半導体レーザ、202はハーフ
ミラー、203,207はレンズ、204は第1の光検
出器、205,209は増幅器、206はカウンタ、2
08は第2の光検出器、210はクランプ回路、211
は発振器、212は制御部、213は駆動信号発生部、
214はクランプパルス遅延切替部、215はデータ記
憶部、216はキーコード信号識別部、217は信号処
理部をそれぞれ示している。
【0014】半導体レーザ201は、所定の波長で発振
し、駆動信号発生部213による駆動信号DRに基づい
て所定のキーコード、たとえばディジタルの「110」
を示すパルス状の光OPL1 を出射する。ハーフミラー
202は、半導体レーザ201の出射光OPL1 が入射
され、出射光OPL1 の一部を透過させてレンズ203
に入射させ、一部を反射して第1の光検出器204の受
光部に入射させる。レンズ203は、ハーフミラー20
2を透過したレーザパルス光OPL1 に対して所定の広
がりを持たせて当該装置から図示しない被測定対象物体
に向かって発射させる。
【0015】第1の光検出器204は、ハーフミラー2
02で反射された半導体レーザ201によるレーザ光O
PL1 を受光し、その受光量に応じたレベルの電気信号
DT1 に変換し増幅器205に出力する。増幅器205
は、第1の光検出器204の出力信号DT1 を所定の利
得をもって増幅しカウンタ206に出力する。カウンタ
206は、増幅器205を介した第1の光検出器204
の出力信号DT1 を受けてカウント動作、すなわちパル
ス光OPL1 の出射開始からの時間計測を開始し、発振
器211による基準信号CLKに基づいてカウントアッ
プし、計測時間を示すカウント値をデータ記憶部215
に出力する。また、カウンタ206は、制御部212に
よるリセット信号RSTによりリセットされる。
【0016】レンズ207は、半導体レーザ201の出
射光OPL1 のうち図示しない被測定対象物体や障害物
で反射されて帰還した光を集光し、第2の光検出器20
8の受光部に入射させる。第2の光検出器208は、レ
ンズ207で集光された光を受光し、その受光量に応じ
たレベルの電気信号DT2 に変換し増幅器209に出力
する。増幅器209は、第2の光検出器208の出力信
号DT2 を所定の利得をもって増幅しクランプ回路21
0に出力する。
【0017】クランプ回路210は、たとえばキャパシ
タC、スイッチング素子SWおよび定電圧源VB からな
り、クランプパルス遅延切替部214によるクランプパ
ルス信号CLPの入力に伴い、増幅器209を介した第
2の光検出器208の出力信号DT2 をクランプし、ク
ランプ信号CLとしてデータ記憶部215およびキーコ
ード信号識別部216に出力する。
【0018】発振器211は、所定周波数の基準クロッ
ク信号CLKをカウンタ206、駆動信号発生部21
3、データ記憶部215およびキーコード信号識別部2
16に出力する。
【0019】制御部212は、信号CTL1 を駆動信号
発生部213に出力して駆動信号DRの出力制御を行う
とともに、信号CTL2 をクランプパルス遅延切替部2
14に出力してクランプパルス信号CLPの出力遅延タ
イミング(たとえば100ns)を与え、また、リセッ
ト信号RSTをカウンタ206に出力してカウンタリセ
ット制御を行い、スタート信号SRTを信号処理部21
7に出力して信号処理開始制御を行う。
【0020】駆動信号発生部213は、制御部212に
よる制御信号CTL1 を受けて「110」を示すパルス
信号を発振するように駆動信号DRを半導体レーザ20
1に出力するとともに、駆動信号DRを出力したことを
クランプパルス遅延切替部214に信号S213 により知
らせる。
【0021】クランプパルス遅延切替部214は、信号
S213 の入力してから制御信号CTL2 で指示された遅
延時間分だけ遅延させて、すなわちパルス信号OPL1
の出力から、たとえば100ns後に3つのパルスから
なるクランプパルス信号CLPをクランプ回路210に
出力するとともに、クランプパルス信号CLPを出力し
ている期間のみゲート信号GTをデータ記憶部215、
キーコード信号識別部216および信号処理部217に
出力する。
【0022】データ記憶部215は、クランプパルス遅
延切替部214によるゲート信号GTの入力期間にクラ
ンプ回路210によるクランプ信号CLの入力がある
と、カウンタ206のカウント値、すなわち計測時間を
取り込んで記憶する。
【0023】キーコード信号識別部216は、クランプ
パルス遅延切替部214によるゲート信号GTの入力期
間にクランプ回路210によるクランプ信号CLの入力
があると、あらかじめ設定してあるキー信号「110」
とクランプ信号CLとを比較し、入力クランプ信号がデ
ィジタルで「110」を示す場合には、キーコード検知
信号KDを信号処理部217に出力する。
【0024】信号処理部217は、スタート信号SRT
の入力により処理を開始し、ゲート信号GTの入力期間
中にキーコード信号識別部216によるキーコード検知
信号KDを入力すると、そのゲート期間中にデータ記憶
部215に記憶されたカウンタ206による計測時間デ
ータΔtを読み出し、述した(1)式{R=(C・Δ
t)/2}に基づいて被測定対象物体までの距離を算出
し、距離データとして出力する。
【0025】次に、上記構成による動作を、図2を用い
て説明する。制御部212の制御に基づく駆動信号発生
部213の出力駆動信号DRに応じて半導体レーザ20
1が所定波長で発振し、キーコード「110」に対応す
るパルス状のレーザ光OPL1 が出射される。半導体レ
ーザ201の出射光OPL1 は、ハーフミラー202に
入射され、一部はハーフミラー202を透過し、レンズ
203を介しある広がりをもって本装置から図示しない
被測定対象物体に向かって発射される。発射された光O
PL1 は、たとえば所定時間(Δt/2)後に、たとえ
ば被測定対象物体に取り付けられた反射体に到達し、こ
こで反射される。
【0026】また、半導体レーザ201の出射光OPL
1 の一部はハーフミラー202で反射されて第1の光検
出器204で受光される。第1の光検出器204では、
受けた光が受光レベルに応じた電気信号DT1に変換さ
れる。この電気信号DT1は増幅器205で所定の増副
作用を受けた後、カウンタ206に入力される。カウン
タ206では、ある一定レベル以上の電気信号の最初の
入力によりカウント動作が開始される。すなわち、初期
状態において半導体レーザ201から最初のパルスレー
ザ光が出射され、それに応じた電気信号の入力に伴い、
カウンタ206ではカウント動作、すなわちパルスレー
ザ光OPL1 の出射開始からの時間の計測が開始され
る。
【0027】また、このとき駆動信号発生部213より
信号S213 がクランプパルス遅延切替部214に出力さ
れると同時に、制御部212からパルス光OPL1 の出
射から所定時間( たとえば100ns)だけ遅延させた
時間にクランプパルスCLPを出力するように指示する
制御信号CTL2 がクランプパルス遅延切替部214に
出力される。
【0028】クランプパルス遅延切替部214では、信
号S213 を入力してから制御信号CTL2 で指示された
遅延時間分だけ遅延させて、すなわちパルス信号OPL
1 の出力から、たとえば100ns後に、図2(b) に示
すような3つのパルスからなるクランプパルス信号CL
Pがクランプ回路210に出力されるとともに、クラン
プパルス信号CLPを出力している期間のみゲート信号
GTがデータ記憶部215、キーコード信号識別部21
6および信号処理部217に出力される。
【0029】被測定対象物体で反射された光は、反射さ
れてから所定時間(Δt/2)後にレンズ207に到達
し、レンズ207で集光されて第2の光検出器208で
受光される。第2の光検出器208では、受けた光が受
光レベルに応じた電気信号DT2 に変換される。この電
気信号は増幅器209で所定の増副作用を受けた後、図
2中(a) に示すようなレベルをもってクランプ回路21
0に入力される。
【0030】クランプ回路210では、クランプパルス
遅延切替部214によるクランプパルス信号CLPの入
力に伴い、増幅器209を介した第2の光検出器208
の出力信号DT2 に対するクランプ処理が行われ、図2
(c) に示すようなクランプ信号CLとしてデータ記憶部
215およびキーコード信号識別部216に出力され
る。
【0031】データ記憶部215は、クランプパルス遅
延切替部214によるゲート信号GTの入力期間にクラ
ンプ回路210によるクランプ信号CLの入力がある
と、カウンタ206のカウント値、すなわち計測時間が
取り込まれて記憶される。
【0032】また、キーコード信号識別部216では、
クランプパルス遅延切替部214によるゲート信号GT
の入力期間にクランプ回路210によるクランプ信号C
Lの入力があると、あらかじめ設定してあるキー信号
「110」とクランプ信号CLとの比較が行われ、入力
クランプ信号がディジタルで「110」を示す場合に
は、キーコード検知信号KDが生成されて信号処理部2
17に出力される。
【0033】信号処理部217では、制御部212によ
るスタート信号SRTの入力により処理が開始され、ゲ
ート信号GTの入力期間中にキーコード信号識別部21
6によるキーコード検知信号KDが入力されると、その
ゲート期間中にデータ記憶部215に記憶されたカウン
タ206による計測時間データΔtが読み出され、
(1)式に基づいて被測定対象物体までの距離が算出さ
れ、距離データが出力される。
【0034】なお、クランプパルス遅延切替部214で
は、制御部212の制御信号CTL2 に基づいて、1回
の測定毎にクランプパルス信号CLPとゲート信号GT
の出力タイミングが切り替えられる。これにより、クラ
ンプ回路210およびキーコード信号識別部216にお
いて反射パルス光のおけるキーコードの有無が走査さ
れ、距離の算出が行われる。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
半導体レーザ201から出射するパルス光OPL1 にあ
らかじめ設定したキーコードを付与し、クランプパルス
遅延切替部214で、制御部212の制御信号CTL2
に基づいて、1回の測定毎にクランプパルス信号CLP
とゲート信号GTとの出力タイミングを切り替えて、ク
ランプ回路210およびキーコード信号識別部216に
おいて反射パルス光におけるキーコードの有無を走査す
ることにより、時間データ取り込みの最適なタイミング
を得、このタイミングで得た時間データに基づいて距離
の算出を行うように構成したので、第2の光検出器20
8や増幅器209に基づくノイズの影響を防止でき、ひ
いては、低出力の光パルスで測定距離の長距離化を図
れ、安価で高性能な測距装置を実現できる。
【0036】なお、本実施例においては、パルス光発生
手段として半導体レーザを用いた例を説明したが、これ
に限定されるものではなく、たとえば発光ダイオードな
どでも、ある程度の出力パワーを有するものであれば適
用可能であり、上述したと同様の効果を得ることができ
る。また、本実施例では、キーコードとして「110」
を例に説明したが、種々の態様が可能であることは勿論
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低出力の光パルスで測定距離の長距離化を図れ、安価で
高性能な測距装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測距装置の一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
【図2】本発明に係る動作を説明するための図である。
【図3】従来の測距装置のブロック構成図である。
【図4】従来装置の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
201…半導体レーザ 202…ハーフミラー 203,207…レンズ 204…第1の光検出器 205,209…増幅器 206…カウンタ 208…第2の光検出器 210…クランプ回路 211…発振器 212…制御部 213…駆動信号発生部 214…クランプパルス遅延切替部 215…データ記憶部 21…キーコード信号識別部 217…信号処理部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射物体に対してパルス光を発射し、そ
    の反射パルス光を検出して反射物体までの距離を測定す
    る測距装置であって、 あらかじめ設定されたキーコードに応じたパルス光を出
    射するパルス光発生手段と、 上記パルス光発生手段のパルス光出射開始からの時間を
    計測する時間計測手段と、 上記パルス光発生手段によるパルス光のうち反射物体に
    よる反射パルス光を検出する光検出手段と、 上記パルス光出射毎に、パルス光出射から所定時間経過
    後にクランプパルス信号と当該クランプパルス信号の出
    力期間を示すゲート信号を出力するとともに、当該クラ
    ンプパルス信号と当該ゲート信号の出力タイミングを切
    り替えて出力するクランプパルス遅延切替手段と、 上記クランプパルス信号に基づいて、上記光検出手段に
    よる検出信号に対するクランプ処理を行うクランプ手段
    と、 上記クランプ手段の出力信号とあらかじめ設定したキー
    コード信号とを比較し、両者が一致した場合にキーコー
    ド検知信号を出力するキーコード信号識別手段と、 上記クランプパルス遅延切替手段によるゲート信号の入
    力期間に、上記キーコード信号識別手段によるキーコー
    ド検知信号の入力があると、そのゲート期間における上
    記時間計測手段の時間データに基づいて距離の算出処理
    を行う信号処理手段とを有することを特徴とする測距装
    置。
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