JP3571915B2 - 電子放出素子の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁基板上で一対の素子電極間に形成した導電性薄膜の一部に電子放出部を有する電子放出素子の製造方法に関し、特に、インクジェット噴射装置から前記絶縁基板上に液滴を付与することにより、前記素子電極のうち少なくとも一方に接続端子を形成した電子放出素子を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子源を利用して画像を表示する画像形成装置として、CRTが広く用いられてきた。
【0003】
一方、近年になって液晶を用いた平板型表示装置が、CRTに替わって、普及してきたが、自発光型でないため、バックライトを持たなければならない等の問題点があり、自発光型の表示装置の開発が、望まれてきた。自発光型表示装置としては、最近ではプラズマディスプレイが商品化され始めているが、従来のCRTとは発光の原理が異なり、画像のコントラストや、発光の良さなどでCRTに比べるとやや劣ると言わざるを得ないのが現状である。電子放出素子を複数配列して電子源を形成し、これを平板型画像形成装置に用いれば、CRTと同じ品位の発光を得られることが期待され、多くの研究開発が行なわれてきた。
【0004】
例えば、本出願人は冷陰極型の電子放出素子の一種である表面伝導型電子放出素子を基体上に多数配置した電子源と、これを用いた画像形成装置に関していくつかの提案を行なっている。
【0005】
該表面伝導型電子放出素子の構成や特性、これを用いた電子源の構成などに関しては例えば特開平7−235255号公報に詳しく述べられているので、簡単に説明する。図13(a)(b)に表面伝導型電子放出素子の構成の一例を示す。1は基体、2,3は一対の素子電極、4は導電性薄膜でその一部に電子放出部5を有する。該電子放出部を形成する方法としては、上記一対の素子電極の間に電圧を印加して、上記導電性薄膜の一部を変形、変質ないし破壊して高抵抗にすることにより行う方法があり、これを「通電フォーミング処理」と称する。この方法により電子放出特性の良い電子放出部を形成するためには、上記導電性薄膜は導電性微粒子により構成されたものであることが好ましい。その材質としては、例えばPdO微粒子が挙げられる。通電フォーミング処理において印加される電圧は、パルス電圧が好ましく、図10(a)に示す様な波高値が一定のパルスを印加する方法、あるいは図10(b)に示すような、波高値が漸増するパルスを印加する方法のいずれも適用できる。
【0006】
素子電極と導電性薄膜を形成するには、一般的な真空蒸着技術やガスデポジション法、フォトリソグラフィ技術により形成できるが、素子電極や導電性薄膜の構成元素を含む化合物(例えば有機金属化合物)の溶液を塗布し、これを熱処理などによって所望の素子電極や導電性薄膜とする方法も真空装置を必要とせず、製造コストが安く、大型の電子源を形成するのに適用しやすい、等の理由から望ましい方法である。また、上記有機金属化合物の溶液を塗布する方法としてはインクジェット噴射装置を用いて必要な部分のみに塗布する方法が、素子電極や導電性薄膜のパターニングのための余分な工程を必要としないため、一層望ましいものである。
【0007】
電子放出部を形成した後、有機物質を含む適当な雰囲気中で、素子電極間にパルス電圧を印加することにより(これを「活性化処理」と呼ぶ)、電子放出部とその近傍に炭素を主成分とする堆積膜が形成され、素子に流れる電流が増大し、電子放出特性も向上する。
【0008】
次いで、好ましくは「安定化処理」と呼ばれる工程を行なう。これは、真空容器や電子放出素子を加熱しながら排気を続けることにより、有機物質などを十分に除去し、電子放出素子の特性を安定化させる処理である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人らは表面伝導型電子放出素子及びそれを有する電子源基板、画像形成装置、及びそれらの製造方法として金属含有溶液を液滴の状態で基板上に付与して電子放出部を形成することを検討している。その結果、以下の問題点を見いだした。
【0010】
多数の電子放出素子を用いた平板型の画像形成装置などを、大型化、高精細化するためには、電子源に含まれる電子放出素子の数をさらに増加させることが必要となる。しかも電子源が実際に使用できるものとなるには、すべての電子放出素子が良品でかつ電気的に接続されてなければならず、プロセスマージンが少なく、歩留まりが悪かった。
【0011】
具体的には、図14に示すように、印刷法でMTX配線を形成する場合において、一対の素子電極とMTX配線の上下配線とを接触させるため層間絶縁層に凹凸を構成したり(図14(a))、コンタクトホールを形成したり(図14(b))、上配線を凹凸形状にしたり(図14(c))、素子電極の形状が複雑になったり、プロセスの自由度が狭まく、また、層間絶縁層上に形成する上配線を形成する際、上配線を形成するためのペーストが凹凸・段差部でダレやすく、電子放出素子を形成する領域を狭くなったり、ショート欠陥を発生したりし、MTX配線の歩留まりが低下し、さらに、MTX配線作成後、金属含有溶液を液滴の状態で基板上に付与する工程においては、液滴が少しでもMTX配線に接触すると、配線に液が吸収されて焼成後の素子の抵抗が高くなり、フォーミング処理の際、通電処理では局所的に破壊、変形もしくは変質できず亀裂ができていない部分(切れ残り)が生じ、この切れ残りの部分の膜でリーク電流が発生したりし、素子特性がばらついたりした。
【0012】
量産を行なう場合、形成すべき電子放出素子の数が増加するに従って、すべての素子が良品でかつ電気的に接続されている場合、すなわち、歩留まりを向上させることは、非常に困難になる。
【0013】
歩留まりが低い状態で生産を行なうと、製品のコストは当然高くなる。そればかりでなく、発生する不良品を処理する必要も生じる。近年、産業活動に伴う廃棄物の発生を極力抑制することが社会的に要請されており、このような観点からも歩留まりの向上は緊急性の高い課題となっている。
【0014】
そこで、本発明は、一対の素子電極間に形成した導電性薄膜の一部に電子放出部を製造する方法であって、一対の素子電極と該一対の素子電極間に形成した導電性薄膜とおよびそれらを配線で接続する工程において、容易に良好な接続をすることができ、よって、製造の歩留まりを向上させることができる電子放出素子の製造方法を提供することを課題としている。
【0015】
また、本発明は、特に複数の前記電子放出素子を備える電子源の製造過程において、一対の素子電極と該一対の素子電極間に形成した導電性薄膜とおよびそれらを配線で接続する工程において容易に良好な接続をすることができ、よって、製造の歩留まりを著しく向上させられることができる電子源の製造方法を提供することを課題としている。
【0016】
更に、本発明は、多数の前記電子放出素子を集積した電子源を用いた画像形成装置を作成する場合に、製造の歩留まりを著しく向上させられることができ、画像欠陥のなく、目立った輝度のばらつきのない画像形成装置を提供し得る画像形成装置の製造方法を提供することを課題としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明に係る電子源基板の製造方法は、導電性薄膜に電子放出部を設けた電子放出素子を複数有する電子源基板の製造方法において、
前記導電性薄膜に電子放出部を設ける前に、以下の工程(a)乃至(c)を有することを特徴とする電子源基板の製造方法である。
(a)絶縁基板上に配列された一対の素子電極と銀を含む配線とを形成する工程
(b)前記一対の素子電極間に導電性薄膜の前駆体となる液滴を付与し、熱処理により導電性薄膜を形成する工程
(c)前記工程(a)及び(b)の後に、前記一対の素子電極と前記配線との間にインクジェット噴射装置から接続端子の前駆体となる液滴を付与し、熱処理により接続端子を形成する工程
【0018】
本発明に係る画像形成装置の製造方法は、少なくとも、絶縁基板上に、複数の一対の素子電極と、該複数の一対の素子電極と接続される銀を含む配線とを形成し、前記一対の素子電極間に導電性薄膜の前駆体となる液滴を付与し、熱処理により導電性薄膜を形成し、その後前記一対の素子電極と前記配線との間にインクジェット噴射装置から接続端子の前駆体となる液滴を付与し熱処理により接続端子を形成してなる第1の基板を作製する工程と、
電子を受けて発光する発光体を備えた第2の基板を作製する工程と、
前記第1の基板と前記第2の基板とを対向配置させた容器を作製する工程と、
前記導電性薄膜の一部に電子放出部を形成する工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の製造方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
図1は本発明の製造方法により作製される表面伝導型電子放出素子の一例を示す図で、図2は本発明の製造方法である。
【0023】
図1および図2において、1は基板、2,3は素子電極、6,7は配線、4は導電性薄膜、5は電子放出部、8a,8bは接続端子、9はインクジェット噴射装置、10は液滴である。
【0024】
インクジェット噴射装置9としては、任意の液滴を形成できる装置であればどのような装置でもかまわないが、特に十数ngから数十ng程度の範囲で制御が可能で、且つ数十ng程度以上の微少量の液滴が容易に形成できるインクジェット方式の装置がよい。また、液滴の材料としては、液滴が形成できる状態であればどのような状態でもかまわないが、水、溶剤等に前述の金属等を分散、溶解した、溶液、有機金属溶液等がある。
【0025】
インクジェット噴射装置について簡単に説明する。インクジェット噴射装置のインクを吐出する方式には大きく分けて2つの種類がある。第一の方法は、ノズルに配設されたピエゾ素子の収縮圧力により液体の液滴を吐出する方法で、ピエゾジェット方式と呼ぶ。第二の方法は発熱抵抗体により液体を加熱発泡させ、これにより液滴を吐出する方法で、バブルジェット方式と呼ぶ。
【0026】
上記2種類のインクジェット噴射装置の構造の一例を、図5および図6に模式的に示す。図5はピエゾジェット方式によるインクジェット噴射装置を示し、21はガラス製第1ノズル、22はガラス製第2ノズル、23は円筒形ピエゾ、25,26は吐出する液体、例えば有機金属化合物の溶液、の供給チューブ、27は電気信号入力端子をそれぞれ示す。該電気信号入力端子に所定の電圧を印加することにより、上記円筒形ピエゾが収縮し、液体を液滴として吐出させるものである。
【0027】
図6はバブルジェット方式によるインクジェット噴射装置を示すもので、31は基板、32は発熱抵抗体、33は支持板、34は液体流路、35は第1ノズル、36は第2ノズル、37はインク流路隔壁、38,39は所定の液体を内部に有する液体室、310,311は液体供給口、312は天井板である。上記発熱抵抗体32が発熱して、液体が発泡し、これによりノズルから液滴が吐出される。
【0028】
なお、上記の例ではいずれもノズルが2本の場合を示したが、これに限るものでない。
【0029】
上述のようなインクジェット噴射装置を用い、所定の位置にのみ有機金属化合物の溶液を液滴として付与し乾燥させた後、加熱処理により該有機金属化合物を熱分解することにより、金属あるいは金属酸化物などの接続端子が形成される。
【0030】
まず、絶縁性基板1を有機溶剤等で充分洗浄し乾燥させた後、真空蒸着技術およびフォトリソグラフィー技術を用いて基板1上に素子電極2,3を(図2(a))、素子電極と接続される配線6,7(図2(b))を順次形成する。
【0031】
さらに上記基板に真空蒸着技術およびフォトリソグラフィー技術を用いて導電性薄膜4を形成する(図2(c))。
【0032】
次に、インクジェット噴射装置9を用いて、液滴10を付与し、素子電極2,3と配線6,7を接続端子8a,8bの前駆体により接続する。この前駆体を300、10分間焼成することで接続端子8a,8bを形成し、素子電極2,3と配線6,7を接続する(図2(d))。
【0033】
そして、前述のフォーミング処理により電子放出部5を形成する(図2(e))。
【0034】
本発明は、上記方法により電子源を形成する。さらに平板型電子線画像形成装置の製造方法を含む。
【0035】
【実施例】
以下、実施例に基づき本発明をさらに説明する。
【0036】
(実施例1−1)
本実施例の電子源の製造方法を、図7(a)〜(f)を用いて以下に工程を追って説明する。図4に本実施例の製造方法により作製される表面伝導型電子放出素子の一例を示し、図4(a)は平面図、図4(b)は(a)のA−A′断面図をそれぞれ示す。
【0037】
(工程a)
洗浄した青板ガラス上に、SiOをスパッタリング法により0.5μm成膜して、これを基板1としている。基板上にフォトレジスト(AZ1370;ヘキスト社製)をスピンナーにより塗布してレジスト層を形成し、露光、現像を行なって素子電極の形状に開口を設ける。続いてTiを5nm、Ptを50nmスパッタリング法により堆積したのち、有機溶剤により上記レジスト層を除去、リフトオフにより、素子電極51,52を形成する(図7(a))。
【0038】
(工程b)
Agペーストを所定の形状にスクリーン印刷し、これを加熱焼成してY方向配線53を形成する。なお、Y方向配線の厚みは約20μm、幅は100μmとした(図7(b))。このとき、Y方向配線53と素子電極51と接続する。
【0039】
(工程c)
ガラスペーストを所定の形状に印刷し、これを加熱焼成して、層間絶縁層54を形成する。層間絶縁層の幅は約250μmで厚さはY方向配線と重なる部分で20μm、他の部分で35μmとなるようにした(図7(c))。
【0040】
(工程d)
続いて、上記層間絶縁層54の上にAgペーストを印刷し、これを加熱焼成してX方向配線55を形成した。なお、X方向配線の幅は約200μm、厚さは15μmとした(図7(d))。
【0041】
(工程e)
続いてバブルジェット方式のインクジェット噴射装置により有機パラジウムのエタノールアミン錯体の溶液を液滴として付与し導電性薄膜56の前駆体となる膜を形成する。このとき、X方向配線55形成されたX方向配線同士の間隔は約350μm、Y方向同士の間隔は約270μm、上記前駆体膜は略円形でその直径はおよそ40μmである。続いて、300℃、10分間の熱処理を施し、上記前駆体膜をPdO微粒子よりなる導電性薄膜56に変化させた。変化した導電性薄膜の膜厚はおよそ15nm程度、微粒子の粒径は10nm程度となる(図7(e))。なお、ここで使用したインクジェット噴射装置は図7に示したものと同様である。
【0042】
(工程f)
さらに、バブルジェット方式のインクジェット噴射装置により有機白金のエタノールアミン錯体の溶液を液滴として付与し導電性膜57の前駆体となる膜を形成する。このとき、X方向配線55と素子電極52とを接続する。続いて、350℃、10分間の熱処理を施し、上記前駆体膜をPt導電性膜57に変化させた。変化した導電性薄膜の膜厚はおよそ50nm程度となる(図7(f))。
【0043】
(工程g)
ここまでの工程で作成した電子放出基板(その間に前記の導電性薄膜が形成されている一対の素子電極が複数配置された基板)を用い、図8に模式的に示す構成の画像形成装置を形成した。すなわち、前記電子源基板61をフリットガラスによりリアプレート62上に固定し、その後、電子源基板61の5mm上方にフェースプレート63(ガラス基板64の内面に蛍光膜65とメタルバック66が形成されて構成される)を支持枠67を介して配置し、フェースプレート63、支持枠67、リアプレート62の接続部フリットガラスを塗布し、大気中で400℃、10分間焼成することで封着した。図10において、68は電子放出素子、69,70はそれぞれX方向およびY方向の素子配線である。
【0044】
蛍光膜65はモノクロームの場合は蛍光体のみから成るが、本実施例では蛍光体はストライプ形状を採用し、先にブラックストライプを形成し、その間隔部に各色蛍光体を塗布し、蛍光膜65を作製した。構成することができる。ブラックストライプの材料として通常良く用いられている黒鉛を主成分とする材料を用いた。ガラス基板64に蛍光体を塗布する方法はスラリー法を用いた。
【0045】
また蛍光膜65の内面側には通常メタルバック66が設けられる。メタルバックは、蛍光膜作製後、蛍光膜の内面側表面の平滑化処理(通常、「フィルミング」と呼ばれる。)を行い、その後Alを真空蒸着することで作製した。
【0046】
フェースプレート63には、さらに蛍光膜65の導電性を高めるための蛍光膜65の外面側に透明電極が設けられている場合もあるが、本実施例ではメタルバックのみで十分な導電性が得られたので省略した。
【0047】
前述の封着を行う際、カラーの場合は各色蛍光体と電子放出素子とを対応させなくてはいけないため十分な位置合わせを行なった。
【0048】
なお、電子源基板の周辺に、不図示のゲッタを配置した。
【0049】
(工程h)
以上のように完成したガラス容器(以下「外囲器」と呼ぶ)内を排気管(図示せず)を通じ真空ポンプにて10-4Pa程度の圧力まで排気し、後述のフォーミング処理により、前記複数の導電性膜の各々に電子放出部を形成した。即ち、フォーミング処理は、図9に示すようにY方向の配線を共通電極73に接続し、X方向の配線を1ラインづつ通電処理することにより行い、前記の複数の導電性薄膜にそれぞれ電子放出部を形成した。71がX方向配線、72がY方向配線、78が電子放出素子と配線を接続する接続端子であり、このY方向配線72は共通電極73を介してグランドに接続されている。X方向配線、Y方向配線の各交点に対応して、電子放出素子74が一つづつ配置され、接続端子78で接続されている。75はパルス発生器で、正極はX方向配線の一つに接続されており、負極は電流測定用抵抗76を介してグランドに接続されている。77はパルス電流をモニターするためのオシロスコープである。前記フォーミング処理に用いた電圧波形は、図10(b)に示されるものである。
【0050】
図10(b)中、T1およびT2は電圧波形のパルス幅とパルス間隔であり、本実施例では、T1=1msec、T2=10msecとし、三角波の波高値(フォーミング時のピーク電圧)は0.1Vステップでアップさせフォーミング処理を行った。また、フォーミング用パルスの休止期間中に抵抗測定用パルスを挿入して、抵抗の測定を終了した。この測定値が1素子あたり100KΩ以上になった時フォーミング処理を終了した。
【0051】
(工程i)
続いて、外囲器内にアセトンを導入し、圧力を1.3x10−2Paとし、工程hと同様にパルス電圧を印加して前述の活性化処理を行った。印加したパルスは波高値18Vの矩形波パルスとした。
【0052】
(工程j)
この後、外周器全体を200℃に保持しながら10時間以上排気を続け、圧力を1.3x10−6Paまで下げ、マトリクス駆動により表示機能が正常に働くことを確認してから、不図示の排気管をガスバーナーで熱することで溶着し外囲器の封止を行った。そして最後に高周波加熱によりゲッタ処理を行った。
【0053】
以上のように作成された画像処理装置は、画像に欠陥がなく、目立つ輝度バラツキもないものであった。
【0054】
[実施例1−2]
本実施例は、前述の実施例1−1と比べて、複数の電子放出素子の配線方法が異なっている。本実施例は、以下に述べるはしご型配線の例を示すものである。
【0055】
本実施例においては、図11に示すように、その間、実施例1−1と同様の方法にて作成された導電性薄膜56を有する一対の素子電極51,52の複数対が接続端子57a,57bで接続された一対の配線95a,95bを複数ライン有する基板1を図12のように、電子通過口97を有するグリッド電極96を備える外囲器内に配置し、実施例1−1と同様の方法にて画像形成装置とした。本実施例においても実施例1−1と同様の効果を得ることができる。なお、図12において、図8と同じ符号を付した部材は図8と同じ部材であることを意味する。
【0056】
[実施例2]
本実施例は、次の点を除いて上記実施例1−1と同様の製造方法に関するものである。実施例1−1の工程fにおいて、液滴の付与に用いたインクジェット噴射装置はバブルジェット方式のものであるが、この代わりに、本実施例では、ピエゾジェット方式のものを用いた。なお、このピエゾジェット方式のインクジェット噴射装置の構成は、図5に示したものと同様である。付与した液滴は、酢酸白金−モノエタノールアミンを金属含有率が2wt%となるように水に溶解した溶液を用いた。この結果作成された画像処理装置は、実施例1−1と同様に画像に欠陥がなく、目立つ輝度バラツキもないものであった。
【0057】
なお、付与する液滴として、酢酸白金を水に溶解させたものを用いても、同様に実施できる。同様に、酢酸白金を酢酸ブチルに溶解させたものを用いても同様に実施できる。また、1回に付与する液滴量を半分にし、付与回数を倍にして実施しても、結果は同じであった。また、前記実施例1−2で述べたはしご型配線の電子源に対しても同様の方法を適用することで、同様の結果が得られる。
【0058】
[実施例3−1]
本実施例のプロセスは、素子電極をオフセット印刷により、また配線をスクリーン印刷により形成するものである。
【0059】
(工程a)
洗浄した青板ガラス上に、SiOをスパッタリング法により0.5μm成膜して、これを基板1として用い、この上に、Ptレジネートペーストを用いてオフセット印刷により素子電極51,52を形成した。電極間隔は50μmとした(図7(a)参照)。
【0060】
次に、実施例1−1の工程b〜工程eと同様の工程による処理を行った。
【0061】
(工程f)
次に、前述の実施例2と同様に、酢酸白金−モノエタノールアミンを水に溶解した液を、バブルジェット方式のインクジェット噴射装置により、液滴として付与して、接続端子の前駆体膜を形成した。続いて、300℃、10分間加熱処理を行い、Pt接続端子を形成した。
【0062】
以降、実施例1−1の工程gから工程jと同様の工程を経て、画像形成装置を作成した。このように作成された画像処理装置は、画像に欠陥がなく、目立つ輝度バラツキもないものであった。
【0063】
また、前記実施例1−2で述べたはしご型配線の電子源に対しても同様の方法を適用することで、同様の結果が得られる。
【0064】
[実施例3−2]
本実施例は、インクジェット噴射装置として、ピエゾジェット方式の装置を用いたことを除き、前述の実施例3−1と同様の方法で画像形成装置の作成を行った。その結果、実施例3−1と同様の効果を得ることができる。
【0065】
[実施例4−1]
本実施例のプロセスは、素子電極もインクジェット噴射装置を用いて形成するものである。
【0066】
(工程a)
洗浄した青板ガラス上に、SiOをスパッタリング法により0.5μm成膜して、これを基板1として用い、この上に、酢酸白金−モノエタノールアミンを水に溶解した液を、バブルジェット方式のインクジェット噴射装置により、液滴として付与して、素子電極の前駆対膜を形成した。続いて、300℃、10分間加熱処理を行い、Pt素子電極51,52膜を形成した。電極間隔は50μmとした(図7(a)参照)。
【0067】
次に、実施例1−1の工程b〜工程eと同様の工程による処理を行った。
【0068】
(工程f)
次に、前述の実施例2と同様に、酢酸白金−モノエタノールアミンを水に溶解した液を、バブルジェット方式のインクジェット噴射装置により、液滴として付与して、接続端子の前駆体膜を形成した。続いて、300℃、10分間加熱処理を行い、Pt接続端子を形成した。
【0069】
以降、実施例1−1の工程gから工程jと同様の工程を経て、画像形成装置を作成した。このように作成された画像処理装置は、画像に欠陥がなく、目立つ輝度バラツキもないものであった。
【0070】
また、前記実施例1−2で述べたはしご型配線の電子源に対しても同様の方法を適用することで、同様の結果が得られる。
【0071】
[実施例4−2]
本実施例は、インクジェット噴射装置として、ピエゾジェット方式の装置を用いたことを除き、前述の実施例3−1と同様の方法で画像形成装置の作成を行った。その結果、実施例3−1と同様の効果を得ることができる。
【0072】
[実施例5]
本実施例においては、導電性薄膜と接続端子ともにピエゾジェットで形成し、さらに導電性薄膜と接続端子を同時に焼成した以外は実施例1−1と同様に形成した。
【0073】
まず、実施例1−1の工程aから工程dと同様の工程による処理を行った。
【0074】
次に、ピエゾジェット方式のインクジェット噴射装置により有機パラジウムのエタノールアミン錯体の溶液を液滴として付与し導電性薄膜56の前駆体となる膜を形成する(図7(e)参照)。ついで、同様のピエゾジェット方式のインクジェット噴射装置により、酢酸白金を水に溶解した液を、ピエゾジェット方式のインクジェット噴射装置により、液滴として付与して、接続端子57の前駆体膜を形成した(図7(f)参照)。
【0075】
続いて、300℃、10分間加熱処理を行い、PdO微粒子からなる導電性薄膜56とPt接続端子57を形成した。
【0076】
以降、実施例1−1の工程gから工程jと同様の工程を経て、画像形成装置を作成した。このように作成された画像処理装置は、画像に欠陥がなく、目立つ輝度バラツキもないものであった。
【0077】
また、前記実施例1−2で述べたはしご型配線の電子源に対しても同様の方法を適用することで、同様の結果が得られる。
【0078】
[実施例6]
本実施例は、素子電極、導電性薄膜および接続端子をインクジェット噴射装置により形成し、製造方法を図3(a)から(f)に示す。
【0079】
(工程a)
洗浄した青板ガラス上に、SiOをスパッタリング法により0.5μm成膜して、これを基板1として用い、この上に、酢酸白金−モノエタノールアミンを水に溶解した液を、バブルジェット方式のインクジェット噴射装置により、液滴として付与して、素子電極51,52の前駆体膜を形成した。続いて、300℃、10分間加熱処理を行い、Pt素子電極51,52膜を形成した。電極間隔は50μmとした(図3(a))。
【0080】
(工程b)
Agペーストを所定の形状にスクリーン印刷し、これを加熱焼成してY方向配線53を形成する。なお、Y方向配線の厚みは約20μm、幅は100μmとした(図3(b))。
【0081】
(工程c)
ガラスペーストを所定の形状に印刷し、これを加熱焼成して、層間絶縁層54を形成する。層間絶縁層の幅は約250μmで厚さはY方向配線と重なる部分で20μm、他の部分で35μmとなるようにした(図3(c))。
【0082】
(工程d)
続いて、上記層間絶縁層54の上にAgペーストを印刷し、これを加熱焼成してX方向配線55を形成した。なお、X方向配線の幅は約200μm、厚さは15μmとした(図3(d))。
【0083】
(工程e)
次に、バブルジェット方式のインクジェット噴射装置により有機パラジウムのエタノールアミン錯体の溶液を液滴として付与し導電性薄膜56の前駆体となる膜を形成し、300℃、10分間焼成し、上記前駆体膜をPdO微粒子よりなる導電性薄膜56に変化させた。変化した導電性薄膜の膜厚はおよそ15nm程度、微粒子の粒径は10nm程度となる(図3(e))。このとき、X方向配線55形成されたX方向配線同士の間隔は約350μm、Y方向同士の間隔は約270μm、上記前駆体膜は略円形でその直径はおよそ80μmである。
【0084】
(工程f)
さらに、ピエゾジェット方式のインクジェット噴射装置により有機白金のエタノールアミン錯体の溶液を液滴として付与し接続端子57a,bの前駆体となる膜を形成する。このとき、X方向配線55と素子電極52とを接続端子57aで接続した後、Y方向配線53と素子電極51とを接続端子57bとで接続する。続いて、350℃、10分間の熱処理を施し、上記前駆体膜をPt導電性膜57a,57bに変化させた(図3(f))。
【0085】
以降、実施例1−1の工程gから工程jと同様の工程を経て、画像形成装置を作成した。
【0086】
このように作成された画像処理装置は、画像に欠陥がなく、目立つ輝度バラツキもないものであった。
【0087】
また、前記実施例1−2で述べたはしご型配線の電子源に対しても同様の方法を適用することで、同様の結果が得られる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、電子放出素子の素子電極と2次元アドレスを選択適にアクセスするための配列電極子を良好に接続をすることができるので、製造の歩留まりが向上する。
【0089】
又、本発明の画像形成装置によれば、複数の前記電子放出素子を備える電子源の製造過程において、一対の素子電極と該一対の素子電極間に形成した導電性薄膜とおよびそれらを配線で接続する工程において容易に良好な接続をすることができ、多数の電子放出素子を集積した電子源を形成し、さらにこの電子源を用いた画像形成装置を作成するので、製造の歩留まりを著しく向上させられることができ、画像欠陥のなく、目立った輝度のばらつきのない画像が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る平面型表面伝導型電子放出素子の基本的な構成を示す模式的平面図及び断面図である。
【図2】本発明に係わる製造方法を示す断面図。
【図3】本発明の一実施例に係わる電子源基板の製造方法を示す模式的平面図。
【図4】本発明のマトリクス型配置の電子源基板の一例を示す平面図および断面図。
【図5】ピエゾジェット方式のインクジェット噴射装置の構成を示す模式図。
【図6】バブルジェット方式のインクジェット噴射装置の構成を示す模式図。
【図7】本発明の一実施例に係わる電子源基板の製造方法を示す模式的平面図。
【図8】本発明の方法により形成される画像形成装置の構成の一例を示す模式的な斜視図。
【図9】フォーミング工程での配線を説明するための模式図。
【図10】通電フォーミング処理に用いるパルス電圧の波型を説明するための模式図。
【図11】本発明のはしご型配置の電子源基板の構成を説明する模式図。
【図12】図11の電子源を用いた画像形成装置の構成を示す模式図。
【図13】従来の表面伝導型電子放出素子の構成を示す図。
【図14】従来の配線を示す模式的平面図。
【符号の説明】
1 基板(基体)
2,3 素子電極
4 導電性薄膜
5 電子放出部
6,7 配線
8a,8b 接続端子
9 インクジェット噴射装置
10 液滴
21 ガラス製第一ノズル
22 ガラス製第二ノズル
23 円筒形ピエゾ
25,25 吐出する液体
26,27 電気信号入力端子
31 基板
32 発熱抵抗体
33 支持板
34 液体流路
35 第一ノズル
36 第二ノズル
37 インク流路隔壁
38,39 液体室
39,52 素子電極
53 Y方向配線
54 層間絶縁層
55 X方向配線
56 導電性薄膜
57a,57b 接続端子
61 電子源基板
62 リアプレート
63 フェースプレート
64 ガラス基板
65 蛍光膜
66 メタルバック
67 支持枠
68 電子放出素子
69 X方向素子配線
70 Y方向素子配線
71 X方向配線
72 Y方向配線
73 共通電極
74 電子放出素子
75 パルス発生器
76 電流測定用抵抗
77 オシロスコープ
91 基板
92,93 素子電極
93,94 導電性薄膜
95a,95b 配線
96 グリッド電極
97 電子通過口
310,311 液体供給口
312 天井板

Claims (6)

  1. 導電性薄膜に電子放出部を設けた電子放出素子を複数有する電子源基板の製造方法において、
    前記導電性薄膜に電子放出部を設ける前に、以下の工程(a)乃至(c)を有することを特徴とする電子源基板の製造方法。
    (a)絶縁基板上に配列された一対の素子電極と銀を含む配線とを形成する工程
    (b)前記一対の素子電極間に導電性薄膜の前駆体となる液滴を付与し、熱処理により導電性薄膜を形成する工程
    (c)前記工程(a)及び(b)の後に、前記一対の素子電極と前記配線との間にインクジェット噴射装置から接続端子の前駆体となる液滴を付与し、熱処理により接続端子を形成する工程
  2. 前記接続端子の膜厚と長さを、前記液滴の量及び/又は数によって制御することを特徴とする請求項1に記載の電子源基板の製造方法。
  3. 前記インクジェット噴射装置は、ピエゾ素子の変形によりノズルから前記液滴を噴射させる装置であることを特徴とする請求項1に記載の電子源基板の製造方法。
  4. 少なくとも、絶縁基板上に、複数の一対の素子電極と、該複数の一対の素子電極と接続される銀を含む配線とを形成し、前記一対の素子電極間に導電性薄膜の前駆体となる液滴を付与し、熱処理により導電性薄膜を形成し、その後前記一対の素子電極と前記配線との間にインクジェット噴射装置から接続端子の前駆体となる液滴を付与し熱処理により接続端子を形成してなる第1の基板を作製する工程と、
    電子を受けて発光する発光体を備えた第2の基板を作製する工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを対向配置させた容器を作製する工程と、
    前記導電性薄膜の一部に電子放出部を形成する工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の製造方法。
  5. 前記接続端子の膜厚と長さを、前記液滴の量及び/又は数によって制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の製造方法。
  6. 前記インクジェット噴射装置は、ピエゾ素子の変形によりノズルから前記液滴を噴射させる装置であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の製造方法。
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