JP3570493B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業車両用の油圧式パワーステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フォークリフトなどの産業車両において、ステアリングシリンダ(油圧シリンダ)を用いて操舵輪を操舵する全油圧式パワーステアリング装置が知られている。このパワーステアリング装置は、ハンドル操作に基づいてモータを駆動しポンプを作動させてステアリングシリンダへ作動油を供給し、その作動油の供給量を調整して操舵輪の操舵制御を行うものである。
【0003】
このパワーステアリング装置において、モータの駆動は、一般にチョッパ回路が用いられる。図6に示すように、チョッパ回路Aは、スイッチング素子Bを内蔵して構成され、制御ユニットCからチョッパ駆動信号であるパルス信号の入力に応じて駆動し、モータDを駆動させポンプEを作動させる。一方、チョッパ回路AによりモータD及びポンプEなどを駆動する際には、それらの駆動音が発生する。この駆動音は、ハンドル操作され産業車両が駆動しているときにはそれ以上の音が発生するため、あまり気にならないものとなるが、ハンドル操作されていないときには耳障りなものとなる。
【0004】
このような産業車両のパワーステアリング装置における騒音対策として、チョッパ駆動信号の周波数を可聴領域(人間の可聴領域をいう。以下、同じ。)より高い周波数に設定し、人間には聞こえない音とすることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのようにパワーステアリング装置の騒音対策を行うと、ハンドル操作時などにチョッパ回路Aが高速動作することなり、チョッパ回路Aに内蔵されるスイッチング素子Bに大きなスイッチング損失が発生する。このスイッチング損失は熱となるため、スイッチング素子Bを定格範囲などで無理なく動作させるためには、図7に示すように、スイッチング素子Bの保護回路Fを設ける必要がある。従って、パワーステアリング装置の騒音対策の結果、保護回路Fの増設によりコストアップとなってしまう。
【0006】
そこで本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、作動時の騒音を低減しつつ安価なパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係るパワーステアリング装置は、ハンドル操作に基づき操舵用油圧シリンダに作動油をポンプによって供給し操舵輪を操舵させる産業車両のパワーステアリング装置において、ポンプを作動させるモータと、チョッパ回路を有しチョッパ回路を用いてモータを駆動するモータ駆動手段と、ハンドルの操作状態を検出するハンドル操作検出手段と、ハンドル操作検出手段の検出信号に基づきハンドルが操作状態か否かを判定するハンドル操作判定手段と、ハンドル操作判定手段によりハンドルが操作されていないと判定されたときにモータ駆動手段に対しハンドルの操作時より高い周波数となるチョッパ駆動信号を出力するモータ駆動制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また本発明に係るパワーステアリング装置は、前述のモータ駆動制御手段が、ハンドル操作判定手段によりハンドルが操作されていないと判定されたときに、モータ駆動手段に対しハンドルの操作時より高い周波数であって可聴領域以上の周波数となるチョッパ駆動信号を出力することを特徴とする。
【0009】
これらの発明によれば、ハンドルの非操作時に、モータ駆動手段に対しハンドルの操作時より高い周波数となるチョッパ駆動信号又はハンドルの操作時より高い周波数であって可聴領域以上の周波数となるチョッパ駆動信号を出力することにより、それらのチョッパ駆動信号に基づいて作動するモータ及びポンプなどから生ずる騒音を可聴領域以上の周波数のものとすることができる。このため、可聴領域における騒音の発生を抑制することができる。
【0010】
また本発明に係るパワーステアリング装置は、前述のモータ駆動制御手段が、ハンドル操作判定手段によりハンドルが操作されていないと判定されたときに、モータを低速でアイドリング回転させることを特徴とする。
【0011】
また本発明に係るパワーステアリング装置は、前述のモータ駆動制御手段が、ハンドル操作判定手段によりハンドルが操作されていないと判定されたときに、モータ駆動手段に対し、ある所定のデューティー比となるチョッパ駆動信号を出力することを特徴とする。
【0012】
これらの発明によれば、ハンドルの非操作時において、モータ駆動手段にあるデューティー比となるチョッパ駆動信号を出力し、モータを低速でアイドリング回転させることにより、チョッパ回路のスイッチング素子の駆動負担を軽減することができる。このため、チョッパ回路に高周波のチョッパ駆動信号を出力する場合でも、スイッチング素子の保護回路等を増設する必要がなく、ほとんどコストアップなくモータ駆動時の騒音の発生を防止できる。
【0013】
また本発明に係るパワーステアリング装置は、望ましくは、バッテリ式の産業車両に用いられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0015】
図1に本発明の実施形態に係るパワーステアリング装置の全体構成の説明図を示す。
【0016】
図1に示すように、パワーステアリング装置10は、前輪駆動及び後輪操舵の四輪車であってバッテリにより駆動するフォークリフトに用いられるものである。パワーステアリング装置10には操舵するためのハンドル11が設けられている。このハンドル11には、ハンドル11の操作性を向上させるノブ13が取り付けられている。また、ハンドル11の下方にはステアリングシャフト12が取り付けられ、ハンドル11の操作に応じて回動可能に支持されている。ステアリングシャフト12の途中には、ロータリエンコーダ14が設けられている。ロータリエンコーダ14は、ハンドル11の操作状態を検出するハンドル操作検出手段であり、回転板14a及び検出部14bにより構成されている。
【0017】
回転板14aはステアリングシャフト12に一体的に取り付けられ、ハンドル操作に応じてステアリングシャフト12と共に回転する。回転板14aは、その周方向に沿って開口される多数のスリットを形成している。例えば、回転板14aには、40個のスリットが周方向に沿って等間隔で開口され、かつ、回転板14aの回転の基準位置を検出するための1個のスリットが40個のスリットと異なる周上に開口される。
【0018】
検出部14bは、回転板14aの外側に配設され、回転板14aの回転量を検出する。検出部14bは、図示しない3組の受光素子及び発光素子により構成されている。受光素子と発光素子は、回転板14aを挟んで配置され、発光素子が発する光を受光素子がスリットを介して検出しパルス信号を出力する。また、各受光素子はパルス信号の位相が90度ずれるように配設されており、その受光素子のうちの一つは1個のスリットを検出可能な位置に配設されている。受光素子としては、例えばフォトトランジスタが用いられ、発光素子としては、例えば発光ダイオードが用いられる。
【0019】
なお、パワーステアリング装置10におけるハンドル操作検出手段としては、上述したロータリエンコーダ14に限られるものでなく、ハンドル操作の有無を検出できれば、その他の装置などであってもよい。
【0020】
ステアリングシャフト12の下端は、オービットロール20に連結されている。オービットロール20は、作動油を供給する作動供給ユニットであり、バルブ部21とリリーフ弁22により構成されている。バルブ部21は、二つの給排ポートe、f、導入ポートg及び排出ポートhを備えている。導入ポートgは、管路23を通じて油圧ポンプ24に接続されている。排出ポートhは、管路25を通じて油タンク26に接続されている。また、管路23と管路25との間には、管路23側を流入側としてリリーフ弁22が接続されている。リリーフ弁22は、管路23から導入ポートgに供給される作動油の油圧を所定圧力に制限する。
【0021】
バルブ部21にはステアリングシャフト12が接続され、ステアリングシャフト12の回動に基づきその回動に応じた油量の作動油を給排ポートe、fの一方から供給すると共に、その供給分だけ外部から戻された作動油を他方の給排ポートe、fから受け入れる。給排ポートeは管路27を通じてステアリングシリンダ30の油室31に接続され、給排ポートfは管路28を通じてステアリングシリンダ30の油室32に接続されている。
【0022】
ステアリングシリンダ30は、作動油の供給により車輪41、41を操舵させる操舵用油圧シリンダであり、複動両ロッド型のものが用いられる。ステアリングシリンダ30は、シリンダチューブ33を備えており、そのシリンダチューブ33内にはピストン34が配設されている。このピストン34により、シリンダチューブ33の内部が油室31と油室32に区画されている。ピストン34の両面には操舵ロッド35がそれぞれ設けられ、各操舵ロッド35はシリンダチューブ33の各端部から延出している。各操舵ロッド35の端部は、レバー36、ナックル37を介して操舵輪である車輪41と機械的に連結されている。
【0023】
管路27と管路28との間にはバイパス管51が接続されている。また、バイパス管51には、電磁弁52及び絞り弁53が設けられている。電磁弁52は、ノーマルクローズ型の2位置2ポート切換弁である。絞り弁53は、電磁弁52が故障で連通状態となったときにバイパス管51を流れる作動油の流量を制限することにより、ハンドル操作を可能とするものである。
【0024】
油圧ポンプ24には、モータ60が接続されている。モータ60は、油圧ポンプ24を作動させるためのものであり、駆動回路80により駆動される。
【0025】
パワーステアリング装置10には、制御ユニット70が設けられている。制御ユニット70は、パワーステアリング装置10の装置全体の制御を行うものであり、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータを主体として構成されている。ROMには、ハンドル操舵時の制御ルーチンを含む各種制御ルーチンが記憶されている。
【0026】
制御ユニット70は、ロータリエンコーダ14と接続され、ロータリエンコーダ14から出力されるハンドル操作信号が入力される。また、制御ユニット70は、電磁弁52に接続されており、その電磁弁52に制御信号を出力し電磁弁52の開閉制御を行う。また、制御ユニット70は、駆動回路80と接続されており、ハンドル操作信号に基づいて駆動回路80にチョッパ駆動信号を出力し駆動回路80を通じてモータ60の駆動制御を行う。
【0027】
また、制御ユニット70は、ハンドル操作検出信号に基づき、ハンドル11が操作状態か否かを判定するハンドル操作判定手段として機能する。また、制御ユニット70は、ハンドル11が操作状態でないと判定したときに、駆動回路80に対しハンドル操作時より高い周波数となるチョッパ駆動信号を出力するモータ駆動制御手段として機能する。
【0028】
図2にパワーステアリング装置10の制御ユニット及び駆動回路を示す。
【0029】
図2に示すように、モータ60は、バッテリ90と接続されており、そのバッテリ90から電源供給を受けている。また、モータ60は、駆動回路80と接続され、その駆動回路80の作動により駆動される。駆動回路80は、チョッパ回路81とドライバ回路82を備えて構成されている。チョッパ回路81は、スイッチング素子83を有しており、そのスイッチング素子83を適宜スイッチングさせて、モータ60に印加される電圧を調整する。
【0030】
モータ60の正負の両端子間には、モータ保護用のダイオード61が付設されている。一方、スイッチング素子83には、スナバ回路などの保護回路は特に付設されていない。なお、図2において、モータ60の電圧・電流を平滑化する平滑リアクトルやスイッチング素子83がオフのときにモータ負荷電流の通路となるダイオードなどの図示を省略してある。
【0031】
チョッパ回路81のスイッチング素子83は、制御ユニット70のチョッパ駆動信号をドライバ回路82を介して入力され、そのチョッパ駆動信号に基づいてスイッチング動作する。
【0032】
次に、パワーステアリング装置に動作について説明する。
【0033】
図3に、パワーステアリング装置10の動作についてのフローチャートを示す。フォークリフトのキースイッチがオンとされることにより処理が開始され、まず、図3のステップS10(以下、単に「S10」と示す。他のステップについても同様とする。)にて、ハンドル11の操舵角の読み込みが行われる。ハンドル11の操舵角の読み込みは、ロータリエンコーダ14から出力されるハンドル操作信号に基づいて行われ、読み込まれた操舵角のデータは制御ユニット70に記憶される。
【0034】
次いで、S12に移行し、ハンドル操舵角に変化がないか否かが判定される。この判定は、先に記憶されているハンドル操舵角のデータと、S10にて記憶されたハンドル操舵角のデータとを比較することにより行われる。このS12にて、ハンドル操舵角に変化があると判定されたときには、S14に移行し、低周波チョッパ駆動処理が行われる。
【0035】
この低周波チョッパ駆動処理は、図4に示すように、制御ユニット70から低周波のパルス信号であるチョッパ駆動信号を出力し、ドライバ回路82を介してチョッパ回路81に入力することにより行われる。このチョッパ駆動信号を受けて、チョッパ回路81が低周波でオンオフを繰り返し、そのオンオフの状態に基づいてモータ60の駆動が制御される。このモータの駆動に応じて、油圧ポンプ24がステアリングシリンダ30に作動油を供給し、車輪操舵が行われる。
【0036】
このとき、チョッパ駆動信号の周波数は、モータ60に流す電流の平滑化を考えれば高周波の方が望ましいが、チョッパ駆動信号を受けてスイッチングするスイッチング素子83のスイッチング損失が多大なものとならないように、一定の低周波とされる。例えば、低周波のチョッパ駆動信号の周波数は、数百〜1kHz程度に設定される。
【0037】
また、低周波のチョッパ駆動信号のデューティー比は、ハンドル11の操舵角(ハンドル操作量)に応じて適宜変化し、例えば30〜100%に変化する。なお、ここでいう「デューティー比」とは、オンオフの1周期の時間Tに対するオン時間Tonの比をいう。
【0038】
一方、S12にて、ハンドル操舵角に変化がないと判定されたときには、S16に移行し、高周波チョッパ駆動処理が行われる。
【0039】
この高周波チョッパ駆動処理は、図5に示すように、制御ユニット70から高周波のパルス信号であるチョッパ駆動信号を出力し、ドライバ回路82を介してチョッパ回路81に入力することにより行われる。このチョッパ駆動信号を受けて、チョッパ回路81が高周波でオンオフを繰り返し、そのオンオフの状態に基づいてモータ60の駆動が制御される。このモータ60の駆動に応じて、油圧ポンプ24がオービットロール20に作動油を供給し、ハンドル11の操作に対し迅速に作動油をステアリングシリンダ30に供給できる状態となる。
【0040】
この高周波のチョッパ駆動信号の周波数は、低周波のチョッパ駆動信号の周波数より高い周波数であり、少なくとも人間が聞き取れない可聴領域外の周波数とされる。例えば、高周波のチョッパ駆動信号の周波数は、10k〜15kHz程度に設定される。
【0041】
また、高周波のチョッパ駆動信号のデューティー比は、ある所定の値とされ、例えば、30%に設定される。このようにハンドル非操作時にデューティー比の小さいチョッパ駆動信号が出力されることにより、モータ60が低速でアイドリング運転されることとなる。
【0042】
以上のように、本実施形態に係るパワーステアリング装置10によれば、ハンドル11の非操作時に、駆動回路80に対し、ハンドル11の操作時より高い周波数となるチョッパ駆動信号又はハンドル11の操作時より高い周波数であって可聴領域以上の周波数となるチョッパ駆動信号を出力することにより、そのチョッパ駆動信号に基づいて作動するモータ及びポンプなどから生ずる騒音を可聴領域以上の周波数のものとすることができる。このため、可聴領域における騒音の発生を抑制することができる。
【0043】
また、ハンドル11の非操作時に、モータ60を低速でアイドリング回転させ又は駆動回路80にデューティー比の小さいチョッパ駆動信号を出力することにより、チョッパ回路81のスイッチング素子83の駆動負担を軽減することができる。このため、チョッパ回路81に高周波のチョッパ駆動信号を出力する場合でも、スイッチング素子83の保護回路等を増設する必要がなく、ほとんどコストアップなくモータ駆動時の騒音発生の防止が図れる。
【0044】
なお、上述した本実施形態では前輪駆動及び後輪操舵の四輪車であってバッテリ式のフォークリフトに用いられるパワーステアリング装置10について説明したが、本発明に係るパワーステアリング装置はそのようなものに限られるものではなく、その他の形態のフォークリフト又はその他フォークリフト以外の産業車両に用いられるものであってもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ハンドルの非操作時に、モータ駆動手段に対しハンドルの操作時より高い周波数となるチョッパ駆動信号又はハンドルの操作時より高い周波数であって可聴領域以上の周波数となるチョッパ駆動信号を出力することにより、それらのチョッパ駆動信号に基づいて作動するモータ及びポンプなどから生ずる騒音を可聴領域以上の周波数のものとすることができる。このため、可聴領域における騒音の発生を抑制することができる。
【0046】
また、ハンドルの非操作時において、モータ駆動手段にある所定のデューティー比となるチョッパ駆動信号を出力しモータを低速でアイドリング回転させることにより、チョッパ回路のスイッチング素子の駆動負担を軽減することができる。このため、チョッパ回路に高周波のチョッパ駆動信号を出力する場合でも、スイッチング素子の保護回路等を増設する必要がなく、ほとんどコストアップなくモータ駆動時の騒音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパワーステアリング装置の説明図である。
【図2】図1におけるパワーステアリング装置の制御ユニット及び駆動回路の説明図である。
【図3】図1におけるパワーステアリング装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1におけるパワーステアリング装置における低周波チョッパ駆動処理の説明図である。
【図5】図1におけるパワーステアリング装置における高周波チョッパ駆動処理の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10…パワーステアリング装置、11…ハンドル、14…ロータリエンコーダ、24…ポンプ、60…モータ、70…制御ユニット、80…駆動回路、81…チョッパ回路、83…スイッチング素子。

Claims (5)

  1. ハンドル操作に基づき操舵用油圧シリンダに作動油をポンプによって供給し操舵輪を操舵させる産業車両のパワーステアリング装置において、
    前記ポンプを作動させるモータと、
    チョッパ回路を有し、前記チョッパ回路を用いて前記モータを駆動するモータ駆動手段と、
    前記ハンドルの操作状態を検出するハンドル操作検出手段と、
    前記ハンドル操作検出手段の検出信号に基づき前記ハンドルが操作状態か否かを判定するハンドル操作判定手段と、
    前記ハンドル操作判定手段により前記ハンドルが操作されていないと判定されたときに、前記モータ駆動手段に対し前記ハンドルの操作時より高い周波数となるチョッパ駆動信号を出力するモータ駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記モータ駆動制御手段は、前記ハンドル操作判定手段により前記ハンドルが操作されていないと判定されたときに、前記モータ駆動手段に対し前記ハンドルの操作時より高い周波数であって可聴領域以上の周波数となるチョッパ駆動信号を出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記モータ駆動制御手段は、前記ハンドル操作判定手段により前記ハンドルが操作されていないと判定されたときに、前記モータを低速でアイドリング回転させること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のパワーステアリング装置。
  4. 前記モータ駆動制御手段は、前記ハンドル操作判定手段により前記ハンドルが操作されていないと判定されたときに、前記モータ駆動手段に対し、ある所定のデューティー比となるチョッパ駆動信号を出力すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
  5. バッテリ式の産業車両に用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
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