JP3570248B2 - 撮影補助装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、指定された撮影条件に応じて撮影用パラメータをモータ駆動により自動的に調整する撮影装置に関わり、特に、モータ駆動される撮影装置の駆動状態を制御する撮影補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、新商品案内や棚割提案などのように商品の紹介や販売戦略の提案などを行う際、商品画像を利用する場合がある。このような商品画像はスタジオでカメラで撮影したり、デジタルカメラを利用して撮影する場合が多く、例えば、デジタルカメラを使用する場合は、安定した光量で撮影できる専用の照明環境に対象とする商品を置いて撮影されている。このような撮影に際して、商品は、その正面、上面、俯瞰などの色々な角度の画像が必要な場合は、商品の位置を変えながら撮影が行われる。
【0003】
このように撮影された商品画像は、商談などに際して新規商品を提示する場合などにも利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の商品画像の撮影にあっては、照明環境は専用の環境が普及しているが、商品に対するカメラアングルや画角等の調整は全て撮影者が手動で行うことが殆どであり、以下に述べるような問題があった。
【0005】
すなわち、新規商品案内用の商品撮影の場合、撮影する対象商品は定期的に大量に発生するが、撮影作業の殆どが手作業であったため極めて効率が悪く、また、撮影者によって撮影画像の質が異なるため場合によっては再度商品撮影が必要になり、商品撮影時の作業効率を更に低下させていた。
【0006】
したがって、商品撮影時の画像品質の安定化と作業効率化を図るため、自動化した商品撮影装置が考えられるが、この装置の場合、商品毎に設定した自動化のために最適化した撮影条件(商品位置、照明の光量、カメラの各種設定値など)は、他の商品撮影装置では共有化できず、商品撮影装置毎に商品毎の撮影条件を再設定する必要があり、撮影条件の設定作業が煩雑となり、作業効率を低下させる原因となる。
【0007】
本発明の課題は、撮影対象の商品のサイズとカメラアングル等で分類した撮影条件を定義したテーブルを用意し、撮影対象商品の分類を選択するだけで、その定義された撮影条件位置に商品撮影装置の各駆動部を自動的に調整する撮影補助機能を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
撮影対象を格納する筐体に動作自在に撮影装置が設けられ、この撮影装置を移動させて撮影対象に位置を合わせて撮影を行うようにした撮影補助装置であって、
前記撮影装置を移動させる駆動手段と、
この駆動手段により前記撮影装置を基準位置に移動させた際に、前記駆動手段の基準位置を検出する位置検出手段と、
前記撮影対象別に前記撮影装置の位置を制御する位置データを登録する登録手段と、
前記駆動手段の基準位置を示す基準位置データと、この基準位置における前記位置検出手段により検出される基準位置検出値と、を記憶する記憶手段と、
前記位置データと前記基準位置データと基準位置検出値とに基づいて補正位置を算出し、この補正位置まで前記駆動手段を駆動する駆動制御手段と、
前記位置データを、着脱可能な記憶媒体に設定するデータ設定手段と、
を備えたことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、
撮影対象を格納する筐体に動作自在に撮影装置が設けられ、この撮影装置を移動させて撮影対象に位置を合わせて撮影を行うようにした撮影補助装置であって、
前記撮影装置を移動させる駆動手段と、
この駆動手段により前記撮影装置を基準位置に移動させた際に、前記駆動手段の基準位置を検出する位置検出手段と、
前記撮影対象別に前記撮影装置の位置を制御する位置データを登録する登録手段と、
前記駆動手段の基準位置を示す基準位置データと、この基準位置における前記位置検出手段により検出される基準位置検出値と、を記憶する記憶手段と、
前記位置データと前記基準位置データと基準位置検出値とに基づいて補正位置を算出し、この補正位置まで前記駆動手段を駆動する駆動制御手段と、
前記位置データを、通信回線を介して当該他の撮影補助装置に転送するデータ転送手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0009】
この請求項1記載の発明によれば、撮影対象を格納する筐体に動作自在に撮影装置が設けられ、この撮影装置を移動させて撮影対象に位置を合わせて撮影を行うようにした撮影補助装置であって、前記撮影対象別に前記撮影装置を制御する位置データを登録手段で登録し、前記駆動手段の基準位置を示す基準位置データと、この基準位置における前記位置検出手段により検出される基準位置検出値と、を記憶手段に記憶し、駆動制御手段が、この位置データと基準位置データと基準位置検出値とに基づいて補正位置を算出して、この補正位置まで駆動手段を駆動し、データ設定手段が、前記位置データを、前記着脱可能な記憶媒体に設定する。
また、請求項2記載の発明によれば、撮影対象を格納する筐体に動作自在に撮影装置が設けられ、この撮影装置を移動させて撮影対象に位置を合わせて撮影を行うようにした撮影補助装置であって、前記撮影対象別に前記撮影装置を制御する位置データを登録手段で登録し、前記駆動手段の基準位置を示す基準位置データと、この基準位置における前記位置検出手段により検出される基準位置検出値と、を記憶手段に記憶し、駆動制御手段が、この最適位置データと基準位置データと基準位置検出値とに基づいて補正位置を算出して、この補正位置まで駆動手段を駆動し、データ設定手段が、前記位置データを、通信回線を介して当該他の撮影補助装置に転送する。
【0010】
したがって、位置データを実際の移動位置に応じて補正した補正位置データで撮影装置の移動位置を制御することにより、撮影装置における撮影対象別の撮影位置をより正確に制御することができる。さらに、撮影対象別に撮影時の位置データを、着脱可能な記憶媒体を用いて構成された記憶媒体に保存して他の同様に構成された撮影補助装置に設定し、あるいは位置データを、通信回線を介して他の同様に構成された撮影補助装置に転送して設定可能としたため、位置データと基準位置データと基準位置検出値と、を他の撮影システムにも流用することが容易になり、複数の撮影補助装置における撮影条件の設定作業を簡便にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図17は、本発明を適用した撮影システムの一実施の形態を示す図である。
【0012】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における撮影システム1の全体構成を示す外観斜視図である。この図1において、撮影システム1は、画像処理装置10と、撮影装置40と、から構成されている。
【0013】
図1において画像処理装置10は、後述する画像処理に関わる制御系の各機能を内蔵する本体11と、その画像処理内容に関わる各種画面を表示するCRT(Cathode Ray Tube)等により構成されたディスプレイ12と、各種のコマンドや指示内容を入力するキーボード13と、ディスプレイ12に表示される各種画面上で各種指示を指示操作するマウス14と、を備える。
【0014】
撮影装置40は、被写体をセッティングして撮影環境を設定するための各種機能を収納するケース401と、ケース401の図中手前側の開口部に回動可能に組み付けられてカメラチルト台403にセットされたデジタルカメラ20の撮影方向の設定を行うと共に外光を遮断するフード402と、フード402の図中手前側の開口部に回動可能に組み付けられてセットされたデジタルカメラ20のチルト角を設定するカメラチルト台403と、から構成されている。
【0015】
さらに撮影装置40のケース401の図中手前側には、後述する撮影制御装置30と、フード402を回動駆動するするフード駆動部407と、を内蔵する制御ボックス50が備えられている。また、この制御ボックス50の図中手前側には、撮影装置40の各駆動部の駆動位置を任意に操作する操作ボタン群と、非常停止用の非常停止ボタン404と、が設けられたスイッチボックス60と、画像処理装置10の本体11とがケーブルCとコネクタNを介して接続されている。
【0016】
画像処理装置10と制御ボックス50との間に接続されたケーブルCとコネクタNでは、撮影に関わる各種制御信号や各種検出信号が授受され、制御ボックス50とスイッチボックス60との間に接続されたケーブルCとコネクタNでは、スイッチボックス60に設けられた操作ボタン群や非常停止ボタン404が操作された時の各操作信号が送信される。
【0017】
また、ケース401内部(図示せず)には、図2に示す被写体(商品)をセットする被写体台座405が収納され、ケース401の図中手前の側面部分には、この被写体台座405に被写体(商品)をセットする際に開閉する側面扉406が備えられている。図2に示す被写体台座405は、撮影制御装置30から入力される被写体台座駆動制御信号により駆動されるモータ405a(図4参照)と、このモータの駆動軸に一端部が連結されて回転して被写体台座405を図中上下方向に昇降移動させる軸(図示せず)と、この軸の他端部に連結されてモータ405aの回転量を検出して昇降位置検出信号を撮影制御装置30に出力するポテンショメータ405b(図4参照)と、被写体が置かれて軸405bの回転方向に応じて図中上下方向に昇降移動する台座405cと、から構成されている。
【0018】
また、図2において、被写体台座405の昇降移動する移動範囲の始点位置と終点位置にはリミットスイッチ501、502を設置しており、被写体台座405の昇降移動によって始点位置に達するとリミットスイッチ501により始点位置検出信号が撮影制御装置30に出力され、終点位置に達するとリミットスイッチ502により終点位置検出信号が撮影制御装置30に出力される。
【0019】
また、ケース401内部の天井部分(図示せず)には、被写体台座405にセットされた商品を上方向から斜めに光を照射する照明装置(図4参照)が取り付けられている。さらに、ケース401内部の被写体台座405の上方の天井部分にはミラー(図示せず)が取り付けられており、このミラーを利用して被写体台座405に置かれた被写体の上面をデジタルカメラ20の撮像面に投影させて、上面撮影が可能である。
【0020】
次いで、画像処理装置10内部の制御系100の構成について図3に示すブロック図を参照して説明する。
図3において、画像処理装置10の制御系100は、CPU101、入力装置102、RAM103、I/F104、表示装置105、記憶装置106、及び記憶媒体107により構成されており、記憶媒体107を除く各部はバス108に接続されている。
【0021】
CPU(Central Processing Unit )101は、記憶装置106内に格納されているシステムプログラム及び当該システムに対応する画像処理プログラムをRAM103内の図示しないプログラム格納領域に展開し、入力装置102から入力される各種指示あるいはデータをRAM103内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置106内に格納された画像データに対して各種画像処理を実行し、その処理結果をRAM103内に格納するとともに、表示装置105に表示する。そして、RAM103に格納した処理結果を入力装置102から入力指示される記憶装置106内の保存先に保存する。
【0022】
また、CPU101は、撮影装置40における被写体の撮影に際して後述する撮影処理(図6参照)を実行し、入力装置102からの指示により自動撮影が指定されると、撮影条件を指定させる撮影条件指定画面を表示装置105に表示して、「撮影条件名」を指定させるとともに、被写体(商品)の撮影面(前面、上面、俯瞰)を指定させ、その指定された被写体の撮影面を撮影させるため、記憶装置106内に予め格納された撮影条件テーブルに設定された各種撮影条件のパラメータに基づいて、撮影装置40においてデジタルカメラ20の撮影条件(ズーム、フォーカス、絞り)、フード402の回転位置、カメラチルト台403のチルト角、被写体台座405の高さ、及び照明装置408の照度における各撮影条件を移動・調整するように各種指示信号をI/F104を介して撮影制御装置30に出力し、撮影制御装置30からの応答により各撮影条件に調整されたことを確認すると、指定された被写体の撮影面を自動撮影させ、その自動撮影された画像データを撮影制御装置30から取得して、ファイル名や撮影条件値とともに記憶装置106内に格納された撮影画像ファイル内に格納する。
【0023】
さらに、CPU101は、表示装置105に表示した撮影条件指定画面において表示した「CAL1」ボタンが操作されると、後述するポテンショメータの校正処理(図8参照)を実行し、撮影制御装置30により撮影装置40のデジタルカメラ20の撮影条件(ズーム、フォーカス、絞り)、フード402の回転位置、カメラチルト台403のチルト角、及び被写体台座405の高さを、それぞれ始点方向に移動させた後、始点側のリミットスイッチ501がオンされたことを確認すると、撮影装置40における各駆動部を停止させ、撮影制御装置30からの応答により各駆動部に対応するポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの各電圧値データを各モータ204〜206、403a、405a、407aの各開始点位置としてRAM103に記憶する。
【0024】
そして、CPU101は、撮影条件指定画面105aにおいて「CAL2」ボタン105kがクリック操作されると、撮影制御装置30により撮影装置40の各駆動部の動作を再開させ、撮影制御装置30により撮影装置40のデジタルカメラ20の撮影条件(ズーム、フォーカス、絞り)、フード402の回転位置、カメラチルト台403のチルト角、及び被写体台座405の高さを、それぞれ終点方向に移動させて、終点側のリミットスイッチ502がオンされたことを確認すると、撮影装置40における各駆動部を停止させるように停止させ、撮影制御装置30からの応答により各駆動部に対応するポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの各電圧値データを各モータ204〜206、403a、405a、407aの各終点位置としてRAM103に記憶する。
【0025】
そして、CPU101は、RAM103に記憶した「開始点」と「終了点」における各ポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの各検出信号の各電圧値を読み出し、その「開始点」と「終了点」間における電圧範囲に基づいてそれぞれデジタル変換し、この各デジタルデータと各ポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの電圧値データとを対応づけて記憶装置106内に記憶する。
【0026】
さらに、CPU101は、カテゴリ別の分類に基づいて撮影対象となる商品を選択してデジタルカメラ20と撮影装置40における各駆動部の駆動位置を自動調整するために後述する項目制御画面(図9参照)を表示装置105に表示し、この項目制御画面において撮影対象を分類する「カテゴリ」と、この各カテゴリに含まれる「制御対象項目(商品名)」と、「撮影方向(前面、上面、俯瞰)」が選択され、「実行」ボタンが操作されると、後述する自動調整処理を実行する。
【0027】
この自動調整処理に際して、CPU101は、選択された撮影対象項目に対応する撮影条件(制御位置情報)を記憶装置106内に予め格納された撮影条件テーブルから取り出し、その制御対象機器(フード角度、チルト台座角度、被写体台座高さ、ズーム、フォーカス、アイリス)を順次指定し、先に取り出した制御位置情報を理論目標値xとして後述する計算式に従って実際の制御出力値(ポテンショメータ値)yを算出する処理(図11参照)を行って撮影制御装置30に出力し、撮影制御装置30を介して各駆動部からフィードバックされる各ポテンショメータ値と比較して、各駆動部が目標制御位置に達したことを確認する。
【0028】
また、この自動調整処理により各駆動部が選択された商品に対応する制御位置に調整された後、項目制御画面において「個別制御」ボタンが操作されると、CPU101は後述する微調整処理(図13参照)を実行し、指定された機器(駆動部)を選択し、その指定方向(低又は高、近又は遠など)に従って選択機器を移動させる制御信号を撮影制御装置30に送信して撮影制御装置30により選択機器を移動させて、撮影対象商品に対する撮影制御位置の手動による微調整を可能とする。
【0029】
さらに、CPU101は、上記微調整処理により撮影制御位置が変更されると、当該撮影対象商品に対する撮影制御位置情報の登録が必要である旨を表示装置105に表示し、項目制御画面において「登録」ボタンが操作されると、後述する登録処理(図14参照)を実行し、撮影対象商品のカテゴリと項目名(商品名)とを新規あるいは既存で入力する項目制御設定画面(図15参照)を表示装置105に表示し、新規であれば入力されたカテゴリ名と項目名(商品名)で新規の指定登録対象名の定義データを作成し、上記微調整で調整した各駆動部の制御位置を読み取って記憶装置106内の撮影条件テーブルに登録し、既存であれば既存の定義データを編集して再登録する。
【0030】
入力装置102は、図1に示したキーボード13とマウス14を含み、キーボード13において押下されたキーの押下信号やマウス14の位置信号をCPU101に出力する。
【0031】
RAM(Random Access Memory)103は、CPU101が上記各種アプリケーションプログラムを実行する際に各種プログラムを展開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU101が上記各種処理を実行する際に処理されるデータや画像データ等を展開するメモリ領域を形成する。
【0032】
I/F104は、ケーブルCを介して撮影制御装置30と接続され、CPU101から入力される各種指示信号を撮影制御装置30に送信するとともに、撮影制御装置30から送信される各種検出信号や画像信号を受信してCPU101に出力する。
【0033】
表示装置105は、図1に示したディスプレイ12であり、CPU101から入力される各種表示データ(撮影条件指定画面や画像データ等)を表示する。
【0034】
記憶装置106は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体107を有しており、この記憶媒体107は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体107は記憶装置106に固定的に設けたHDD(ハードディスク装置)、若しくは着脱自在に装着するFDD(フロッピーディスク装置)であり、この記憶媒体107には上記システムプログラム及び当該システムに対応する画像処理プログラム、撮影処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0035】
また、この記憶媒体107に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体107に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0036】
また、記憶装置106は、上記CPU101における撮影処理に際して利用される撮影条件テーブルと撮影画像ファイルを格納しており、これらの構成を図5に示す。
【0037】
図5(a)は、撮影条件テーブルの構成を示しており、「撮影条件名(カテゴリ名)」に対応して被写体の撮影方向を示す「前面、上面、俯瞰」毎に、デジタルカメラ20における「カメラ内制御値(ズーム、フォーカス、絞り)」と、カメラチルト台403における「カメラ台座角度」と、被写体台座405における「被写体台座高さ」と、フード402における「フード角度」と、照明装置408における「照度」と、を記憶するように構成されている。
【0038】
図5(b)は、撮影画像ファイルの構成を示しており、「ファイル名(カテゴリ名+商品名)」に対応して「画像データ」と、「撮影条件値(撮影方向:カメラアングル、ズーム、フォーカス、絞り、カメラ台座角度、被写体台座高さ、フード角度)」と、「被写体データ(商品名等)」と、「フラグ」とを記憶するように構成されている。
【0039】
次いで、デジタルカメラ20と撮影制御装置30内部の各制御系200、300の構成について図4に示すブロック図を参照して説明する。
【0040】
図4において、デジタルカメラ20の制御系200は、I/F201、カメラ制御部202、画像メモリ203、モータ204〜206、ズーム207、フォーカス208、絞り209、及びポテンショメータ210〜212により構成されている。
【0041】
I/F201は、撮影制御装置30内のI/F301を介して入力される各種撮影制御信号を受信してカメラ制御部202に出力し、ポテンショメータ210〜212から入力される各検出信号をカメラ制御部202に出力するとともに、撮影制御装置30内のI/F301を介して画像処理装置10に送信する。
【0042】
カメラ制御部202は、I/F201から入力される各種撮影制御信号に従ってモータ204〜206にそれぞれ駆動制御信号を出力して駆動制御し、所定の撮影条件に対応するようにズーム207、フォーカス208、及び絞り209を所定位置に移動させ、ポテンショメータ210〜212からフィードバックされるズーム位置、フォーカス位置、及び絞り位置の各検出信号に基づいて、ズーム207、フォーカス208、及び絞り209が所定位置に調整されたことを確認した後、図示しない撮像部における撮影動作を制御して、その撮影画像データを画像メモリ203に記憶する。
【0043】
画像メモリ203は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されており、カメラ制御部202から入力される画像データを記憶する。
【0044】
モータ204〜206は、それぞれカメラ制御部202から入力される駆動制御信号によりズーム207、フォーカス208、及び絞り209を駆動して所定位置に移動させる。
【0045】
ポテンショメータ210〜212は、それぞれ可変抵抗器等により構成され、モータ204〜206により駆動されるズーム207、フォーカス208、及び絞り209における各駆動位置を検出し、その各検出信号をI/F201に出力する。
【0046】
図4において、図1の制御ボックス50に収納された撮影制御装置30の制御系300は、I/F301、停止スイッチ302、カメラ向き検出スイッチ303、チルト台駆動制御部304、被写体台座駆動制御部305、フード駆動制御部306、及び照明制御部307により構成されている。
【0047】
I/F301は、ケーブルCを介して画像処理装置10から送信される各種指示信号を受信して対応するチルト台駆動制御部304、被写体台座駆動制御部305、フード駆動制御部306、照明制御部307及びデジタルカメラ20内のI/F201に出力し、ポテンショメータ403b、405b、407bから入力される各検出信号をケーブルCとコネクタNを介して画像処理装置10に送信するとともに、I/F201から入力されるポテンショメータ210〜212の各検出信号をケーブルCとコネクタNを介して画像処理装置10に送信する。
【0048】
停止スイッチ302は、上記図1に示した非常停止ボタン404と連結されており、非常停止ボタン404が操作されると、各駆動部における動作を停止させる停止信号をチルト台駆動制御部304、被写体台座駆動制御部305、フード駆動制御部306、及び照明制御部307に同時に出力して、各駆動部における動作を直ちに停止させる。
【0049】
カメラ向き検出スイッチ303は、カメラチルト台403にセットされるデジタルカメラ20が所定の固定位置に正しくセットされたか否かを検出するスイッチであり、デジタルカメラがカメラチルト台403に正しくセットされていないことを検出すると、その検出信号をI/F301に出力する。
【0050】
チルト台駆動制御部304は、I/F301から入力されるチルト台駆動指示信号に従ってチルト台駆動制御信号をモータ403aに出力してモータ403aを駆動制御してカメラチルト台403のチルト角を駆動制御し、I/F301を介してポテンショメータ403bからフィードバックされるチルト角検出信号に基づいてチルト角を所望の値に調整する。
【0051】
被写体台座駆動制御部305は、I/F301から入力される被写体台座駆動指示信号に従って被写体台座駆動制御信号をモータ405aに出力してモータ405aを駆動制御して被写体台座405の高さを昇降駆動制御し、I/F301を介してポテンショメータ405bからフィードバックされる昇降位置検出信号に基づいて昇降位置を所望の位置に調整する。
【0052】
フード駆動制御部306は、I/F301から入力されるフード駆動指示信号に従ってフード駆動制御信号をモータ407aに出力してモータ407bを駆動制御してフード402の回転位置を駆動制御し、I/F301を介してポテンショメータ407bからフィードバックされる回転位置検出信号に基づいて回転位置を所望の位置に調整する。
【0053】
照明制御部307は、I/F301から入力される照明指示信号に従って照明駆動制御信号を照明装置408に出力して照明装置408の照度を制御する。
【0054】
ポテンショメータ403bは、モータ403aにより駆動制御されるカメラチルト台403のチルト角を検出し、そのチルト角検出信号(電圧信号)をI/F301に出力する。
【0055】
ポテンショメータ405bは、モータ405aにより駆動制御される被写体台座405の昇降位置を検出し、その昇降位置検出信号(電圧信号)をI/F301に出力する。
【0056】
ポテンショメータ407bは、モータ407aにより駆動制御されるフード402の回転位置を検出し、その回転位置検出信号(電圧信号)をI/F301に出力する。
【0057】
なお、この被写体台座405に限らず上記デジタルカメラ20内のズーム207、フォーカス208、絞り209、撮影装置40におけるフード402とカメラチルト台403の各移動範囲の各始点位置と終点位置にも同様にリミットスイッチが設置されるが、その図示は省略する。これらの各リミットスイッチから出力される始点位置検出信号と終点位置検出信号は、ケーブルCとコネクタNを介して画像処理装置10に送信される。
【0058】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、上記画像処理装置10内のCPU101により実行される撮影処理について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0059】
図6において、まず、CPU101は、入力装置102からの指示操作により「画像編集」処理が指示されたか否かを判別し(ステップS1)、「画像編集」が指示されれば、ステップS11の画像編集処理に移行し、「画像編集」処理が指示されなければ、「自動撮影」処理が指示されたか否かを判別する(ステップS2)。「自動撮影」処理ではなく「手動撮影」処理が指示された場合は、ステップS8の処理に移行し、「自動撮影」処理が指示された場合は、その撮影条件を指定させる撮影条件指定画面として、図7(a)に示した撮影条件テーブルに格納された「撮影条件名」と「撮影面」を指定させる画面を表示して、「撮影条件名」と被写体の「撮影面(前面、上面、俯瞰)」を指定させるとともに(ステップS3、S4)、被写体台座405への被写体(商品)のセットを促す。
【0060】
そして、CPU101は、ユーザーにより被写体台座405に被写体がセットされ、「撮影条件名」と被写体の撮影面(前面、上面、俯瞰)が指定されると、その指定された撮影面に対応する各撮影条件に撮影装置40の各駆動部を移動・調整するように各種指示信号をケーブルCを介して撮影制御装置30に出力し(ステップS5)、撮影装置40の各駆動部を当該撮影条件に対応するように移動・調整させる。
【0061】
すなわち、CPU101は、指定された被写体の撮影面を撮影させるため、記憶装置106内に予め格納された撮影条件テーブルに設定された各種撮影条件のパラメータに基づいて、各種指示信号をI/F104を介して撮影制御装置30に出力し、デジタルカメラ20内のカメラ制御部202によりモータ204〜206を駆動制御させてズーム207、フォーカス208、及び絞り209を各目標位置に移動・調整させ、撮影制御装置30内のチルト台駆動制御部304によりモータ403aを駆動制御させてカメラチルト台402のチルト角を目標位置に移動・調整させ、被写体台座駆動制御部305によりモータ405aを駆動制御させて被写体台座405の高さを移動・調整させ、フード駆動制御部306によりモータ407aを駆動制御させてフード403の回転位置を移動・調整させ、照明制御部307により照明装置408の照度を調整させる。
【0062】
このデジタルカメラ20及び撮影制御装置30における撮影条件の設定により、CPU101は、撮影条件の設定が終了したことを撮影制御装置30から応答されて確認すると、撮影開始指示信号を撮影制御装置30に出力して、指定された被写体の撮影面をデジタルカメラ20により自動撮影させ(ステップS6)、その自動撮影された画像データを撮影制御装置30から取得して、ファイル名や撮影条件値とともに記憶装置106内に格納された図5(b)の撮影画像ファイル内に格納する。
【0063】
次いで、CPU101は、入力装置102からの指示操作により「自動撮影」処理の終了が指示されたか否かを確認し(ステップS7)、終了が指示されなければ、上記ステップS4の処理に戻って被写体の撮影面の指定処理から再度実行し、終了が指示されれば本撮影処理を終了する。
【0064】
また、上記ステップS2の処理において「手動撮影」処理が指定されると、図7に示す撮影条件指定画面105aを表示装置105に表示して、撮影条件の指定を手動で行わせる(ステップS8)。
【0065】
この図7に示す撮影条件指定画面105aでは、デジタルカメラ20のズームを設定するズーム設定枠105bと、そのフォーカスを設定するフォーカス設定枠105cと、その絞りを設定する絞り設定枠105dと、被写体台座405の昇降位置を設定する台座位置設定枠105eと、フード402の回転位置を設定するフード位置設定枠105fと、カメラチルト台403のチルト角を設定するカメラホルダ位置設定枠105gと、被写体台座405にセットされた被写体の撮像画像をモニタするモニタ枠105hと、上記校正処理1、2を実行する際に操作する「CAL PGM」ボタン105i、「CAL1」ボタン105j、「CAL2」ボタン105kと、が表示されている。
【0066】
この各設定枠105b〜105gでは、各駆動部を所望の位置に調整するスライドボタンと、各駆動部の現在位置と目標位置を数値表示する「現在位置」、「目標位置」表示枠と、各駆動部の駆動状態を表示する「ステータス」表示枠と、各駆動部の駆動状態を指定する「移動」、「停止」ボタン等が表示されている。
【0067】
そして、CPU101は、撮影条件指定画面105aにおいて各種撮影条件が指定されると、その指定された撮影面に対応する各撮影条件に撮影装置40の各駆動部を移動・調整するように各種指示信号をケーブルCを介して撮影制御装置30に出力し、撮影装置40の各駆動部を当該撮影条件に対応するように移動・調整させる。
【0068】
このデジタルカメラ20及び撮影制御装置30における撮影条件の手動設定が終了すると、入力装置102から指示操作による撮影指示に応じて、撮影開始指示信号を撮影制御装置30に出力して、手動調整された被写体の撮影面をデジタルカメラ20により撮影させ(ステップS9)、その撮影された画像データを撮影制御装置30から取得して、ファイル名や撮影条件値とともに記憶装置106内に格納された図5(b)の撮影画像ファイル内に格納する。
【0069】
次いで、CPU101は、入力装置102からの指示操作により「手動撮影」処理の終了が指示されたか否かを確認し(ステップS10)、終了が指示されなければ、上記ステップS8の処理に戻って撮影条件の手動調整処理から再度実行し、終了が指示されれば本撮影処理を終了する。
【0070】
また、表示装置105に表示した撮影条件指定画面105aにおいて表示した「CAL1」ボタン105jが操作されると、CPU101はポテンショメータの校正処理を実行する。このCPU101により実行される校正処理について図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0071】
図8において、まず、CPU101は、図7に示した撮影条件指定画面105aにおいて「CAL1」ボタン105jがクリック操作されると(ステップS51)、撮影装置40における各駆動部の移動を開始させるように各種指示信号をI/F104を介して撮影制御装置30に出力して、撮影制御装置30により撮影装置40のデジタルカメラ20の撮影条件(ズーム、フォーカス、絞り)、フード402の回転位置、カメラチルト台403のチルト角、及び被写体台座405の高さを、それぞれ始点方向に移動させた後(ステップS52)、始点側のリミットスイッチ501がオンされたか否かを確認する(ステップS53)。
【0072】
撮影制御装置30からの応答により始点側のリミットスイッチ501がオンされたことを確認すると、CPU101は、撮影装置40における各駆動部を停止させるように停止信号をI/F104を介して撮影制御装置30に出力して、撮影制御装置30により撮影装置40の各駆動部の動作を停止させる(ステップS54)。この時、撮影制御装置30からの応答により各駆動部に対応するポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの各電圧値データを各モータ204〜206、403a、405a、407aの各開始点位置としてRAM103に記憶する(ステップS55)。
【0073】
次いで、CPU101は、撮影条件指定画面105aにおいて「CAL2」ボタン105kがクリック操作されると(ステップS56)、再度撮影装置40における各駆動部の移動を開始させるように各種指示信号をI/F104を介して撮影制御装置30に出力して、撮影制御装置30により撮影装置40の各駆動部の動作を再開させ、撮影制御装置30により撮影装置40のデジタルカメラ20の撮影条件(ズーム、フォーカス、絞り)、フード402の回転位置、カメラチルト台403のチルト角、及び被写体台座405の高さを、それぞれ終点方向に移動させて、終点側のリミットスイッチ502がオンされたか否かを確認する(ステップS57)。
【0074】
撮影制御装置30からの応答により終点側のリミットスイッチ502がオンされたことを確認すると、CPU101は、撮影装置40における各駆動部を停止させるように停止信号をI/F104を介して撮影制御装置30に出力して、撮影制御装置30により撮影装置40の各駆動部の動作を停止させる(ステップS58)。この時、撮影制御装置30からの応答により各駆動部に対応するポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの各電圧値データを各モータ204〜206、403a、405a、407aの各終点位置としてRAM103に記憶する(ステップS59)。
【0075】
そして、CPU101は、RAM103に記憶した「開始点」と「終了点」における各ポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの各検出信号の各電圧値を読み出し、その「開始点」と「終了点」間における電圧範囲に基づいてそれぞれデジタル変換し(ステップS60)、この各デジタルデータと各ポテンショメータ210〜212、403b、405b、407bの電圧値データとを対応づけて記憶装置106内に記憶して(ステップS61)、本校性処理を終了する。
【0076】
以上の校正処理により、ポテンショメータの各可変範囲の始点と終点における各電圧値と対応する各駆動部における各始点位置と終点位置との対応関係を校正し、その対応関係を記憶することができる。
【0077】
さらに、CPU101は、カテゴリ別の分類に基づいて撮影対象となる商品を選択してデジタルカメラ20と撮影装置40における各駆動部の駆動位置を自動調整するために図9に示す項目制御画面1051aを表示装置105に表示する。
【0078】
この図9に示す項目制御画面1051aでは、撮影対象(商品)を制御対象として、その制御対象が含まれる分類されたカテゴリを一覧表示して選択するカテゴリ選択枠1051bと、その選択されたカテゴリに含まれる制御対象項目(商品名)を一覧表示して選択する制御対象項目選択枠1051cと、撮影方向(前面、上面、俯瞰)を選択する撮影方向選択枠1051dと、自動調整処理の実行を指示する「実行」ボタン1051eと、登録処理の実行を指示する「登録」ボタン1051fと、中止を指示する「中止」ボタンと1051gと、微調整処理時に各駆動部(フード角度、チルト台座角度、被写体台座高さ、ズーム、フォーカス、アイリス)の駆動位置を操作する手動調整枠1051hと、項目制御設定画面(図15参照)の表示を指示する「項目制御設定」ボタン1051iと、各駆動部の個別制御を指示する「個別制御」ボタン1051jと、が表示されている。
【0079】
この項目制御画面1051aにおいて撮影対象を分類する「カテゴリ」と、この各カテゴリに含まれる「制御対象項目(商品名)」と、「撮影方向(前面、上面、俯瞰)」が選択され、「実行」ボタンが操作されると、図10に示す自動調整処理を実行する。
【0080】
この自動調整処理に際して、CPU101は、選択されたカテゴリの撮影対象項目に対応する撮影条件(制御位置情報)を記憶装置106内に予め格納された撮影条件テーブルから取り出し(ステップS101)、その制御対象機器(フード角度、チルト台座角度、被写体台座高さ、ズーム、フォーカス、アイリス)を指定し(ステップS102)、当該指定機器に対応した先に取り出した制御位置情報を理論目標値xとして図11に示す計算処理を実行する(ステップS103)。
【0081】
図11に示す計算処理において、CPU101は、上記理論目標値xを読み取り(ステップS1031)、実際の制御出力値(ポテンショメータ値)yを以下に示す計算式(1)に従って算出する。
【0082】
出力値y=(Pmax−Pmin)/(Lmax−Lmin)*x+Pmin・・・(1)
この計算式における各パラメータPmax,Pmin,Lmax,Lminの関係は、図12に示すグラフのように縦軸をポテンショメータの出力実測値P(電圧値)とし、その横軸を制御対象の位置L(距離・角度)とした場合、ポテンショメータの最大値実測値をPmax 、最小値実測値をPmin 、移動範囲の最小位置をLmin 、最大位置をLmax としている。
【0083】
そして、CPU101は、計算式(1)により求めた制御出力値yを撮影制御装置30に送信して(ステップS1033)、本計算処理を終了して、図10のステップS104の処理に戻る。
【0084】
ステップS104において、CPU101は、撮影制御装置30を介して当該選択駆動部からフィードバックされる各ポテンショメータの出力値と制御出力値yとを比較して、当該選択駆動部が目標制御位置に達したか否かを確認する。当該選択駆動部が目標制御位置に達したことを確認すると、CPU101は、次の制御対象機器である駆動部の有無を確認し(ステップS105)、次の制御対象機器である駆動部があれば、ステップS102に戻って当該駆動部を指定して、図11の制御出力値yを求める計算処理を行って、求めた制御出力値yを撮影制御装置30に送信し(ステップS103)、撮影制御装置30を介して当該選択駆動部からフィードバックされる各ポテンショメータの出力値と制御出力値yとを比較して、当該選択駆動部が目標制御位置に達したか否かを確認する(ステップS104)。
【0085】
CPU101は、以上のステップS102〜ステップS105の処理を制御対象機器である6つの駆動部(フード角度、チルト台座角度、被写体台座高さ、ズーム、フォーカス、アイリス)について終了するまで繰り返し実行する。そして、CPU101は、全駆動部に対する制御出力値yの送信が終了すると、全駆動部の目標制御位置への動作終了を待って(ステップS106)、本自動調整処理を終了する。
【0086】
この自動調整処理により指定されたカテゴリの商品の撮影条件に対応する目標制御位置に6つの駆動部(フード角度、チルト台座角度、被写体台座高さ、ズーム、フォーカス、アイリス)が移動された後、その移動位置を項目制御画面1051aにおいて手動操作により微調整可能である。このユーザーによる微調整する場合の処理について以下に説明する。
【0087】
また、この自動調整処理により各駆動部が選択された商品に対応する制御位置に調整された後、項目制御画面1051aにおいて「個別制御」ボタン1051jが操作されると、CPU101は、図13に示す微調整処理を開始する。
【0088】
図13において、CPU101は、まず、項目制御画面1051a内の手動調整枠1051hにおける入力を待ち(ステップS201)、「中止」ボタン1051gが入力されれば本微調整処理を終了し、制御機器である駆動部に対する調整ボタンが入力されれば、その入力された調整ボタンに対応する駆動部を選択する(ステップS202)。次いで、CPU101は、操作された調整ボタンの指定方向、例えば、指定対象の駆動部が「フード」であれば「低」か「高」か、「ズーム」であれば「通常」か「拡大」か、等に対応する移動指令を含む駆動制御信号を撮影制御装置30に送信して、ユーザーによる調整ボタンの操作回数に応じて当該調整対象駆動部を指定方向に移動させる(ステップS203)。
【0089】
そして、CPU101は、ユーザーによる調整ボタンの操作が終了し、そのボタン操作に応じた該当駆動部の移動が終了したか否かを確認する(ステップS204)。操作の終了と移動の終了を確認すると、CPU101は、ステップS201の入力待ち処理に戻り、別の駆動部に対する調整ボタンが操作されれば、ステップS202〜ステップS204の処理を繰り返し実行して、ボタン操作中の該当駆動部の移動処理を継続して実行し、「中止」ボタン1051gが入力されれば本微調整処理を終了する。
【0090】
なお、この微調整処理により調整された各駆動部の移動位置情報(ポテンショメータ出力値)は、一旦RAM103内に保存される。
【0091】
以上の微調整処理が終了すると、CPU101は、撮影制御位置が変更されたため、当該撮影対象商品に対する撮影制御位置情報の登録が必要である旨と、その登録操作に関わる操作ガイダンス等を表示装置105に表示する。この操作ガイダンスとしては、例えば、項目制御画面1051aの登録ボタン1051fの操作により登録処理を開始し、中止ボタン1051gの操作により登録処理を中止する等を表示する。
【0092】
CPU101は、項目制御画像1051aにおいて登録ボタン1051fが操作されたことを確認すると、図14に示す登録処理を開始する。
【0093】
図14において、CPU101は、まず、当該登録対象商品のカテゴリと項目名(商品名)とを新規あるいは既存で入力する図15に示す項目制御設定画面1052aを表示装置105に表示して、登録対象名の入力を促す(ステップS301)。
【0094】
この図15に示す項目制御設定画面1052aでは、カテゴリ入力枠1052bと、カテゴリ一覧表示枠1052cと、カテゴリ登録用ボタン群1052dと、項目名入力枠1052eと、項目名一覧表示枠1052fと、項目名登録用ボタン群1052gと、が表示されている。また、カテゴリ登録用ボタン群1052dと項目名登録用ボタン群1052gには、カテゴリ入力枠1052bと項目名入力枠1052eに入力されたカテゴリと項目名を、カテゴリ一覧表示枠1052cと項目名一覧表示枠1052fに追加する際に操作する新規ボタンと、カテゴリ一覧表示枠1052cと項目名一覧表示枠1052fに表示されたカテゴリと項目名を訂正する際に操作する訂正ボタンと、カテゴリ一覧表示枠1052cと項目名一覧表示枠1052fに表示されたカテゴリと項目名を削除する際に操作する削除ボタンと、カテゴリ一覧表示枠1052cと項目名一覧表示枠1052fに表示されたカテゴリと項目名を選択する際に操作する上送り(↑)ボタン及び下送り(↓)ボタンと、が表示されている。
【0095】
この図15に示す項目制御設定画面1052aにおいて、CPU101は、予め登録されたカテゴリと項目名がカテゴリ一覧表示枠1052cと項目名一覧表示枠1052fに表示されており、カテゴリ入力枠1052bあるいは項目名入力枠1052eにおいて新規ボタンあるいは訂正ボタンの操作を確認して、カテゴリあるいは項目名の新規登録か既存の訂正かを判別する(ステップS302)。
【0096】
新規登録の場合、CPU101は、カテゴリ入力枠1052bと項目名入力枠1052eで新規に入力されたカテゴリと項目名に基づいて、全ての制御項目を未定義とした指定登録対象名(カテゴリと項目名)の撮影条件定義データを作成し(ステップS303)、上記微調整処理において調整されたカメラアングル(撮影方向:前面、上面、俯瞰)を当該撮影条件定義データに入力し(ステップS304)、上記微調整処理においてRAM103内に保存された各駆動部の移動位置情報(ポテンショメータ出力値)を読み取って(ステップS305)、当該撮影条件定義データ中にカメラアングルデータとして登録し(ステップS306)、図15に示すような登録画面1053を表示して撮影条件テーブルに新規カテゴリのカメラアングルデータとして登録して、本登録処理を終了する。
【0097】
また、CPU101は、ステップS302において既存の訂正である場合は、その選択された既存カテゴリと既存項目名の撮影条件定義データを登録対象とし(ステップS307)、上記微調整処理において調整されたカメラアングル(撮影方向:前面、上面、俯瞰)を当該撮影条件定義データに入力し(ステップS304)、上記微調整処理においてRAM103内に保存された各駆動部の移動位置情報(ポテンショメータ出力値)を読み取って(ステップS305)、当該撮影条件定義データ中にカメラアングルデータとして登録し(ステップS306)、図16の登録画面1053において撮影条件テーブルに既存カテゴリのカメラアングルデータとして訂正登録して、本登録処理を終了する。
【0098】
16に示す登録画面1053では、保存ボタン1053aと、ファィル読出しボタン1053と、FDD(フロッピー(登録商標)ディスク装置)ボタン1053cと、HDD(ハードディスク装置)ボタン1053dと、撮影条件一覧表示枠1053eと、が表示されている。
【0099】
この登録画面1053において、上記登録処理により登録された撮影条件定義データは、撮影条件一覧表示枠1053eに表示される。そして、この登録画面1053において、撮影条件一覧表示枠1053eに一覧表示した撮影条件定義データが選択され、保存ボタン1053aとFDDボタン1053cあるいはHDDボタン1053dが操作されると、その選択された撮影条件定義データが画像処理装置10の本体11に搭載された記憶媒体107としてのFDDあるいはHDDに保存される。
【0100】
このようにして撮影条件定義データをFDDに保存した場合は、他の同様に構成された撮影システムにも流用することが可能である。例えば、図17に示すように、撮影装置Aにおいて作成登録してFDDに保存された撮影条件データAを、他の撮影装置Nに持っていき、画像処理装置10の本体11に搭載されたFDDにセットして撮影条件テーブルに登録させることにより、撮影装置Nにおいても直ちに撮影条件データAが利用可能となる。
【0101】
以上のように、本実施の形態における撮影システム1では、撮影対象の商品をカテゴリ(商品の大小等)により分類し、このカテゴリとカメラアングル毎に対応する撮影条件定義データを撮影条件テーブルに登録し、撮影に際しては、カテゴリと商品名(項目名)を選択することにより対応する撮影条件定義データが読み出され、その論理目標値xから制御出力値yが計算されて、撮影システム1内の各駆動部(フード角度、チルト台座角度、被写体台座高さ、ズーム、フォーカス、アイリス)が、各駆動部のポテンショメータからのフィードバック値に基づいて自動的に調整される。
【0102】
したがって、従来のように撮影対象の全商品について撮影条件を設定する操作が不要となり、撮影処理が容易になってユーザーの作業負担を軽減することができる。その結果、撮影者によって撮影画像の質が異なることがなくなり、撮影画像の品質を一定にすることができ、再度商品を撮影するという作業が不要になり、商品撮影時の作業効率を向上させることができる。
【0103】
また、本実施の形態における撮影システム1では、その自動調整された各駆動部の移動位置は、手動操作により微調整可能であり、微調整が行われた場合は、対応するカテゴリとカメラアングルにより撮影条件定義データを新規登録あるいは変更登録を可能とする登録機能を備え、この登録された撮影条件定義データを記憶媒体107としてのFDDあるいはHDDに保存可能としたため、撮影条件定義データを保存したFDDを、他の同様に構成された撮影システムにも流用することができ、撮影条件設定作業が更に簡便になる。
【0104】
なお、上記ポテンショメータの校正処理以外の他の校正処理方法としては、例えば、制御対象としての各駆動部の論理始点と論理始点との間を、8ビット(256ステップ)でフィードバック制御する場合、各駆動部の実際の物理始点と物理終点に対して、ポテンショメータからフィードバックされる電圧値データをデジタル化して正規化して制御範囲を設定し、その設定始点を正規化位置=0とし、設定終点を正規化位置=255と再設定することにより、理論値と同一の制御単位で、実際の各駆動部の物理的駆動範囲をポテンショメータからフィードバックされる電圧値に換算して制御するようにしてもよい。
【0105】
また、上記新規登録あるいは変更登録した撮影条件定義データをFDD等に保存して他の撮影装置に利用する場合を説明したが、通信回線を利用して他の撮影装置に転送することも可能である。
【0106】
さらに、本実施の形態における撮影システム1では、ケース401内部の被写体台座405の上方の天井部分にはミラーが取り付けられているため、このミラーを利用して被写体台座405に置かれた被写体の上面をデジタルカメラ20の撮像面に投影させて、商品の上面撮影を容易にできる。
【0107】
また、本実施の形態における撮影システム1では、ケース401内部の天井部分には、被写体台座405にセットされた商品を上方向から斜めに光を照射する照明装置が取り付けられているため、商品に照射する光の光量を最適に制御することができ、撮影画像の品質を一定にすることができる。
【0108】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の撮影補助装置によれば、位置データを実際の移動位置に応じて補正した補正位置データで撮影装置の移動位置を制御することにより、撮影装置における撮影対象別の撮影位置をより正確に制御することができる。さらに、撮影対象別に撮影時の位置データを、着脱可能な記憶媒体を用いて構成された記憶媒体に保存して他の同様に構成された撮影補助装置に設定可能としたため、位置データを他の撮影システムにも流用することが容易になり、複数の撮影補助装置における撮影条件の設定作業を簡便にすることができる。
【0109】
請求項2記載の発明の撮影補助装置によれば、位置データを実際の移動位置に応じて補正した補正位置データで撮影装置の移動位置を制御することにより、撮影装置における撮影対象別の撮影位置をより正確に制御することができる。さらに、撮影対象別に撮影時の位置データを、通信回線を介して他の同様に構成された撮影補助装置に転送することによって設定可能としたため、位置データを他の撮影システムにも流用することが容易になり、複数の撮影補助装置における撮影条件の設定作業を簡便にすることができる。
【0110】
請求項3記載の発明の撮影補助装置によれば、駆動手段を構成する複数の駆動機器の駆動位置を正確に制御でき、撮影装置における撮影対象別の撮影位置をより正確に制御することができる。
【0111】
請求項4記載の発明の撮影補助装置によれば、商品の上面撮影を容易にできる。
【0112】
請求項5記載の発明の撮影補助装置によれば、商品に照射する光の光量を最適に制御することができ、撮影画像の品質を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における撮影システム1の全体構成を示す外観斜視図である。
【図2】本実施の形態における被写体台座405の構成を示す外観図である。
【図3】図1の画像処理装置10内部の制御系100の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のデジタルカメラ20と撮影制御装置30における各内部の制御系200、300の構成を示すブロック図である。
【図5】図3の記憶装置106内に格納された撮影条件テーブル(同図(a))と、撮影画像ファイル(同図(b))の各構成を示す図である。
【図6】図3の画像処理装置10内部のCPU101により実行される撮影処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の撮影処理に際して図3の表示装置105に表示される撮影条件指定画面を示す図である。
【図8】図3の画像処理装置10内部のCPU101により実行されるポテンショメータの校正処理を示すフローチャートである。
【図9】図3の表示装置105に表示される項目制御画面を示す図である。
【図10】図3の画像処理装置10内部のCPU101により実行される自動調整処理を示すフローチャートである。
【図11】図10の自動調整処理に際してCPU101により実行される計算処理を示すフローチャートである。
【図12】図11の計算処理に際して計算されるパラメータの対応関係を示す図である。
【図13】図3の画像処理装置10内部のCPU101により実行される微調整処理を示すフローチャートである。
【図14】図3の画像処理装置10内部のCPU101により実行される登録処理を示すフローチャートである。
【図15】図14の登録処理に際して図3の表示装置105に表示される項目制御設定画面を示す図である。
【図16】図3の表示装置105に表示される登録画面を示す図である。
【図17】本実施の形態の撮影システム1によりFDDに保存された撮影条件データをその他の撮影システムで利用する場合を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影システム
10 画像処理装置
11 本体
12 ディスプレイ
13 キーボード
14 マウス
100 制御系
101 CPU
102 入力装置
103 RAM
104 I/F
105 表示装置
106 記憶装置
107 記憶媒体
108 バス
20 デジタルカメラ
201 I/F
202 カメラ制御部
203 画像メモリ
204〜206 モータ
207 ズーム
208 フォーカス
209 絞り
210〜212 ポテンショメータ
30 撮影制御装置
301 I/F
302 停止スイッチ
303 カメラ向き検出スイッチ
304 チルト台駆動制御部
305 被写体台座駆動制御部
306 フード駆動制御部
307 照明制御部
40 撮影装置
401 ケース
402 フード
403 カメラチルト台
403a モータ
403b ポテンショメータ
404 非常停止ボタン
405 被写体台座
405a モータ
405b ポテンショメータ
407 フード駆動部
407a モータ
407b ポテンショメータ
50 制御ボックス
60 スイッチボックス
501、502 リミットスイッチ

Claims (5)

  1. 撮影対象を格納する筐体に動作自在に撮影装置が設けられ、この撮影装置を移動させて撮影対象に位置を合わせて撮影を行うようにした撮影補助装置であって、
    前記撮影装置を移動させる駆動手段と、
    この駆動手段により前記撮影装置を基準位置に移動させた際に、前記駆動手段の基準位置を検出する位置検出手段と、
    前記撮影対象別に前記撮影装置の位置を制御する位置データを登録する登録手段と、
    前記駆動手段の基準位置を示す基準位置データと、この基準位置における前記位置検出手段により検出される基準位置検出値と、を記憶する記憶手段と、
    前記位置データと前記基準位置データと基準位置検出値とに基づいて補正位置を算出し、この補正位置まで前記駆動手段を駆動する駆動制御手段と、
    前記位置データを、着脱可能な記憶媒体に設定するデータ設定手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影補助装置。
  2. 撮影対象を格納する筐体に動作自在に撮影装置が設けられ、この撮影装置を移動させて撮影対象に位置を合わせて撮影を行うようにした撮影補助装置であって、
    前記撮影装置を移動させる駆動手段と、
    この駆動手段により前記撮影装置を基準位置に移動させた際に、前記駆動手段の基準位置を検出する位置検出手段と、
    前記撮影対象別に前記撮影装置の位置を制御する位置データを登録する登録手段と、
    前記駆動手段の基準位置を示す基準位置データと、この基準位置における前記位置検出手段により検出される基準位置検出値と、を記憶する記憶手段と、
    前記位置データと前記基準位置データと基準位置検出値とに基づいて補正位置を算出し、この補正位置まで前記駆動手段を駆動する駆動制御手段と、
    前記位置データを、通信回線を介して当該他の撮影補助装置に転送するデータ転送手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影補助装置。
  3. 前記駆動手段は、前記撮影装置を移動させる複数の駆動機器を有し、
    前記位置検出手段は、前記駆動機器毎に基準位置を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の撮影補助装置。
  4. 前記筐体内の上部に鏡を設け、前記撮影装置を移動させて該鏡に向けて前記撮影対象の上面の撮影を行うようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮影補助装置。
  5. 前記筐体内の前方上部に、前記撮影対象を上方から光を照射する照明装置を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮影補助装置。
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