JP3570230B2 - ラジエータロアサポート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のラジエータをその下部で弾性的に支持するラジエータロアサポートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開昭59−12292号公報に開示されているように、自動車のラジエータの下端部とボデー側に固定されるボデー側ブラケットの間に介装されてラジエータを弾性的に支持するラジエータロアサポートは知られている。
ここで、ラジエータを弾性的に支持する理由は、ラジエータを質量としラジエータロアサポートとラジエータアッパサポートをばねとして振動系を構成し、エンジンからの振動に対してラジエータをダイナミックダンパーとして作用させ車体振動を減少させるためである。
特開昭59−12292号公報に開示の従来のラジエータロアサポートは、図21に示すように、ゴム部材101の中に2つの断面L字型金属製リング102、103を埋め込み、加硫接着したものから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のラジエータロアサポートには、つぎの問題がある。
▲1▼ 金属製リングが2種類あるので、金属製リングをプレスする2種類の型と、液状のゴムを流し込んでゴム部材を成形する型との、合計3つの型が必要となり、型費が高い。
▲2▼ ゴムと金属製リングを加硫接着する場合、金属製リングに液状の接着剤を塗布し、乾燥後ゴム成形型内に配置してゴムを流し込み加硫接着するので、接着剤と塗布、乾燥などの工数が増え、生産工程が複雑で時間がかかる。
▲3▼ 2種類の金属製リングとゴム部材の3つの部材が存在することとなるので、構成部品が多い。これらの結果、コスト高となる。
▲4▼ ゴム部材に金属製リングが埋め込まれ加硫接着されているので、両者を分けることが困難となり、廃車時のリサイクル性がよくない。
本発明の目的は、従来と同様の機能をもたせつつ、金属製リング内蔵構造を廃止し金属製リングの加硫接着工程をなくすことで工数低減など製作の容易化、構成部品点数の低減、型費の低減などコストダウンの促進、リサイクル性の向上、のいずれか少なくともひとつをはかることができる、ラジエータロアサポートを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、つぎの通りである。
ボデー側ブラケットに支持され、自動車のラジエータをラジエータ下部で弾性的に支持するラジエータロアサポートにおいて、
前記ラジエータロアサポートは、ゴム製クッションと樹脂製ホルダとからなり、
前記ゴム製クッションは、有底の小径円筒部と、小径円筒部の外周から半径方向外方に延びる第1のフランジ部と、第1のフランジ部の外周からさらに半径方向外方に延びる第2のフランジ部と、第2のフランジ部の内周部から下方に延びる大径円筒部と、を有しており、前記第2のフランジ部の下面はボデー側ブラケットの上面に着座する座面を構成しており、前記大径円筒部の外周面はボデー側ブラケットに形成された円筒部の内面に嵌合され、前記小径円筒部は上方に向かって開放された穴を有していて該穴にラジエータのピンが挿入され、
前記樹脂製ホルダは前記ゴム製クッションの大径円筒部の内径とほぼ等しい外径をもつ円筒部を有しており、
前記樹脂製ホルダの円筒部が前記ゴム製クッションの大径円筒部の内側に嵌め込まれることにより前記樹脂製ホルダが前記ゴム製クッションに分離可能に組付けられている、
ラジエータロアサポート。
【0005】
上記本発明のラジエータロアサポートでは、ゴム製クッションの、とくに第1のフランジ部がラジエータから荷重を受けた時に、伸び、曲げ、剪断の混合した弾性変形を生じてダイナミックダンパのばねとして働き、従来と同様の機能をはたす。
また、上記本発明のラジエータロアサポートは、金属製リングの埋め込み構造をとらないので、ゴムの金属製リングへの加硫接着が必要でなく、接着剤の塗布、乾燥などの工数を削除でき、製作の容易化、時間短縮がはかられる。また、従来の2種類の金属製リングは1種類の樹脂製ホルダにとってかわられるので、部品点数が減少し、2種類のプレス型が1種類の樹脂成形型となって型費が低減される。さらに、樹脂製ホルダとゴム製クッションとは、分離できるので、廃車時にゴムと樹脂が分別回収でき、リサイクル性がよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明実施例のラジエータロアサポートの自動車への組付け状態を示し、図2〜図7は本発明の第1実施例のラジエータロアサポートを示し、図8〜図17は本発明の第2実施例のラジエータロアサポートを示し、図18〜図20は本発明の第3実施例のラジエータロアサポートを示す。本発明の全実施例にわたって共通するまたは類似する部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符合を付してある。
【0007】
まず、本発明実施例のラジエータロアサポートのうち、本発明の全実施例にわたって共通するまたは類似する部分を、たとえば図2〜図7を参照して、説明する。
本発明実施例のラジエータロアサポート1は、ゴム製クッション10と樹脂製ホルダ20とからなる。
【0008】
ゴム製クッション10は、有底の小径円筒部11と、小径円筒部11の外周から半径方向外方に延びる第1のフランジ部12と、第1のフランジ部12の外周からさらに半径方向外方に延びる第2のフランジ部13と、第2のフランジ部13の内周部から下方に延びる大径円筒部14と、を有している。小径円筒部11と第1のフランジ部12と第2のフランジ部13と大径円筒部14とは、ゴムの一体成形物からなる。
【0009】
小径円筒部11は上方に向かって開放された穴15を有している。ラジエータのピンはこの穴15に挿入される。小径円筒部11は下部が下方に向かって縮径されており、ラジエータのピンに隙間なく接触する形状となっている。穴15の底壁にはエア抜き穴16が形成されることが望ましい。小径円筒部11は内周に周方向に全周にわたって延びる半径方向内側に突出する突起17を有しており、ラジエータのピンが抜けにくくしてある。
第1のフランジ部12はラジエータロアサポート1の軸芯に対して直交する方向に延びる。第1のフランジ部12は、ラジエータを質量としラジエータロアサポート1をばねとする振動系のばね定数を実質的に決定する部分であり、この振動系がエンジンアイドル回転域でダイナミックダンパとして働くことができるばね定数をもつように、厚さと半径方向長さを設定されている。第1のフランジ部12は、伸び、曲げ、剪断の混在した弾性変形をする。第1のフランジ部12は、第2のフランジ部13は第1のフランジ部12より厚さが大である。
第2のフランジ部13の下面13aはボデー側ブラケットの上面に着座する座面を構成し、第2のフランジ部13の上面13bはラジエータが上下に振動したときにラジエータの下面に当たってそれ以上の下側に振動しないようにするストッパ面を構成する。大径円筒部14の外周面14aは、ボデー側ブラケット3に形成された円筒部4の内面に嵌合する。
【0010】
樹脂製ホルダ20は、ゴム製クッション10の大径円筒部14の内周面14bの径とほぼ等しい外径をもつ円筒部21と、円筒部21の下端部に接続するガイド部22と、を有している。円筒部21とガイド部22とは、樹脂の一体成形物からなる。
円筒部21の上端は、クッション10の第1のフランジ部12の下面12aに当たる。円筒部21の上端部はR形状とされており、クッション10の第1のフランジ部12の下面12aと大径円筒部14の内周面とのコーナ部に角が当たって亀裂が生じないようにしてある。
ガイド部22は外周に下方にいくにしたがって縮径するテーパ面22aを有している。テーパ面22は、ラジエータロアサポート1を、ボデー側ブラケットに形成された円筒部の内面によって形成される穴に挿入するときのガイドとなる。ガイド部22の上面はゴム製クッション10の大径円筒部14の下面に当たっている。樹脂製ホルダ20とゴム製クッション10とは接着はされていない。
【0011】
樹脂製ホルダ20がゴム製クッション10から抜け外れしないようにまたゴム製クッション10の大径円筒部14に対してラジエータロアサポート軸方向に位置ずれしないように、樹脂製ホルダ20の円筒部21とゴム製クッション10の大径円筒部14には上下方向に係合する抜け外れ防止手段40が形成されている。抜け外れ防止手段40は、各実施例によって具体的な構造が異なる。その具体的構造は、後述する。
【0012】
ラジエータの自動車左右方向両端近傍の2箇所で、ラジエータ2はボデー側ブラケット3に支持される。図1は2箇所の一方における、ラジエータロアサポート1の自動車への装着状態を示す。
図1に示すように、ゴム製クッション10に樹脂製ホルダ20を嵌着した状態で、ラジエータロアサポート1は、ボデー側ブラケット3に形成された円筒部4の内面によって形成される穴に挿入される。この時、第2のフランジ部13の下面13aはボデー側ブラケット3の上面に着座する。この状態で、ラジエータの下部のピン5が小径円筒部11の穴15に挿入され、ラジエータ2がラジエータロアサポート1により弾性支持される。
【0013】
つぎに、上記共通部分の作用を説明する。
ラジエータ2からの荷重はラジエータロアサポート1を介してボデー側ブラケット3に伝達されボデー側ブラケット3で支持される。ラジエータ2からの荷重がラジエータロアサポート1にかかると、小径円筒部11が下方に押されて下方に移動し、それにつれて第1のフランジ部12の内周部が下方に押されて下方に移動する。一方、第1のフランジ部12の外周部は樹脂製ホルダ20の円筒部21の上端で初めの位置を維持されようとするので、第1のフランジ部12は内周部が外周部に対して下方に移動し、第1のフランジ部12に伸び、曲げ、剪断の弾性変形が生じ、ダイナミックダンパのばねとして働く。このばね定数は第1のフランジ部12の厚さ、半径方向長さを適宜に選定することにより、所望の値に設定できる。
また、ボデー側ブラケット3の構造、ラジエータ2の構造は従来のままでよいので、従来のラジエータロアサポートを本発明実施例のラジエータロアサポート1に置き換えて用いることができる。
【0014】
本発明実施例のラジエータロアサポート1は、従来のラジエータロアサポートのようにゴム部材に2種類の金属製リングを埋め込む構造をとらず、ゴム製クッション10と樹脂製ホルダ20との嵌着構造をとっているので、ゴムの金属製リングへの加硫接着が必要でなく、接着剤の塗布、乾燥などの工数を削除でき、製作の容易化、時間短縮がはかられる。また、従来の2種類の金属製リングは1種類の樹脂製ホルダ20にとってかわられるので、部品点数が減少する。また、従来の金属製リングをプレスするための2種類のプレス型が1種類の樹脂成形型となるので、型費が低減される。さらに、樹脂製ホルダ20とゴム製クッション10とは、分離できるので、廃車時に、あるいはシュレッダダストとした時に、ゴムと樹脂が分別回収でき、リサイクル性がよい。
【0015】
つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を説明する。
本発明の第1実施例では、図1〜図7に示すように、樹脂製ホルダ20がゴム製クッション10から抜け外れしないようにするための抜け外れ防止手段40は、樹脂製ホルダ20の円筒部21の外周に形成された突起41と、ゴム製クッション10の大径円筒部14に形成された溝42とからなる。突起41は、樹脂製ホルダ20の円筒部21の周方向に連続して全周にわたって延びる。また、溝42は、ゴム製クッション10の大径円筒部14の内周に、周方向に連続して全周にわたって延びる。樹脂製ホルダ20をゴム製クッション10に嵌着した状態で、突起41は溝42に嵌入する。ラジエータロアサポート1をボデー側ブラケット3に装着した状態で、突起41と溝42は、ボデー側ブラケット3の上面より上位にある。
【0016】
作用については、ラジエータ2からの荷重がラジエータロアサポート1にかかり、小径円筒部11と第1のフランジ部の内周部が下方に押されて下方に移動するとき、第1のフランジ部12の外周部とその外側のゴム部分が下方に移動しようとしても、突起41とゴム部分がボデー側ブラケット3の円筒部4の上端を通り抜けることができないので、樹脂製ホルダ20は上下方向に初めの位置を維持しようとし、第1のフランジ部12の外周部は樹脂製ホルダ20の円筒部21の上端によって初めの位置を維持する。第1のフランジ部12の外周部が初期の位置を維持することにより、第1のフランジ部12は所定のばね定数のばね作用を果たすことができ、所定の振動数領域(エンジンアイドル回転域)でダイナミックダンパとして作用することができる。
【0017】
本発明の第2実施例では、図8〜図17に示すように、樹脂製ホルダ20がゴム製クッション10から抜け外れしないようにするための抜け外れ防止手段40は、樹脂製ホルダ20の円筒部21の外周に形成された突起43と、ゴム製クッション10の大径円筒部14に形成された穴44とからなる。突起43は、樹脂製ホルダ20の円筒部21の周方向に非連続に所々に設けられる。突起43の上面は半径方向外側にいくに従って下がる傾斜面とされており、樹脂製ホルダ20をゴム製クッション10に挿入しやすいようにしてある。また、穴44は、ゴム製クッション10の大径円筒部14の、突起43に対応する位置に、周方向に非連続に設けられる。樹脂製ホルダ20をゴム製クッション10に嵌着した状態で、突起43は穴44に嵌入している。
【0018】
作用については、抜け外れ防止手段40が突起43と穴44からなるので、樹脂製ホルダ20の円筒部21がゴム製クッション10の大径円筒部14に対して移動できない。そのため、ラジエータ2からの荷重がラジエータロアサポート1にかかり、小径円筒部11と第1のフランジ部の内周部が下方に押されて下方に移動するとき、第1のフランジ部12の外周部とその外側のゴム部分が下方に移動しようとしても、樹脂製ホルダ20は大径円筒部14に対して移動できないため、樹脂製ホルダ20は上下方向に初めの位置を維持しようとし、第1のフランジ部12の外周部は樹脂製ホルダ20の円筒部21の上端によって初めの位置を維持する。第1のフランジ部12の外周部が初期の位置を維持することにより、第1のフランジ部12は所定のばね定数のばね作用を果たすことができ、所定の振動数領域(エンジンアイドル回転域)でダイナミックダンパとして作用することができる。
【0019】
本発明の第3実施例では、図18〜図20に示すように、樹脂製ホルダ20がゴム製クッション10から抜け外れしないようにするための抜け外れ防止手段40は、樹脂製ホルダ20の円筒部21の外周に形成された突起43と、ゴム製クッション10の大径円筒部14に形成された穴44とからなる。突起43は、樹脂製ホルダ20の円筒部21の周方向に非連続に所々に設けられる。突起43の上面は半径方向外側にいくに従って下がる傾斜面とされており、樹脂製ホルダ20をゴム製クッション10に挿入しやすいようにしてある。また、穴44は、ゴム製クッション10の大径円筒部14の、突起43に対応する位置に、周方向に非連続に設けられる。樹脂製ホルダ20をゴム製クッション10に嵌着した状態で、突起43は穴44に嵌入している。
また、樹脂製ホルダ20には、円筒部21の内側に、ゴム製クッション10が自由状態にある時にゴム製クッション10の小径円筒部11の底部から下方に隔たった位置に、円板状のストッパー23が設けられており、ストッパー23の下側にはストッパー23を下側から補強するリブ24が形成されている。
【0020】
作用については、抜け外れ防止手段40が突起43と穴44からなるので、樹脂製ホルダ20の円筒部21がゴム製クッション10の大径円筒部14に対して移動できない。そのため、ラジエータ2からの荷重がラジエータロアサポート1にかかり、小径円筒部11と第1のフランジ部の内周部が下方に押されて下方に移動するとき、第1のフランジ部12の外周部とその外側のゴム部分が下方に移動しようとしても、樹脂製ホルダ20は大径円筒部14に対して移動できないため、樹脂製ホルダ20は上下方向に初めの位置を維持しようとし、第1のフランジ部12の外周部は樹脂製ホルダ20の円筒部21の上端によって初めの位置を維持する。第1のフランジ部12の外周部が初期の位置を維持することにより、第1のフランジ部12は所定のばね定数のばね作用を果たすことができ、所定の振動数領域(エンジンアイドル回転域)でダイナミックダンパとして作用することができる。
また、ストッパー23を設けたので、ゴム製クッション10が弾性変形して小径円筒部11の底部がストッパー23に当たると、それ以上のゴム製クッション10の変形は抑制され、ゴム製クッション10の過大な変形、損傷が抑制される。
【0021】
【発明の効果】
本発明のラジエータロアサポートによれば、ラジエータから荷重を受けた時に、ゴム製クッションの、とくに第1のフランジ部が、伸び、曲げ、剪断の混合した弾性変形を生じてダイナミックダンパのばねとして働き、従来と同様の機能をはたす。
また、上記本発明のラジエータロアサポートによれば、金属製リングの埋め込み構造をとらないので、ゴムの金属製リングへの加硫接着が必要でなく、接着剤の塗布、乾燥などの工数を削除でき、製作の容易化、時間短縮がはかられる。また、従来の2種類の金属製リングは1種類の樹脂製ホルダにとってかわられるので、部品点数が減少し、2種類のプレス型が1種類の樹脂成形型となって型費が低減される。さらに、樹脂製ホルダとゴム製クッションとは、分離できるので、廃車時にゴムと樹脂が分別回収でき、リサイクル性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のラジエータロアサポートの自動車への組付け状態の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のラジエータロアサポートの断面図である。
【図3】本発明の第1実施例のラジエータロアサポートの平面図である。
【図4】本発明の第1実施例のラジエータロアサポートのゴム製クッションの断面図である。
【図5】本発明の第1実施例のラジエータロアサポートのゴム製クッションの平面図である。
【図6】本発明の第1実施例のラジエータロアサポートの樹脂製ホルダの断面図である。
【図7】本発明の第1実施例のラジエータロアサポートの樹脂製ホルダの平面図である。
【図8】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートの正面図である。
【図9】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートの側面図である。
【図10】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートの平面図である。
【図11】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートのゴム製クッションの正面図である。
【図12】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートのゴム製クッションの側面図である。
【図13】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートのゴム製クッションの平面図である。
【図14】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートのゴム製クッションの断面図である。
【図15】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートの樹脂製ホルダの正面図である。
【図16】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートの樹脂製ホルダの側面図である。
【図17】本発明の第2実施例のラジエータロアサポートの樹脂製ホルダの平面図である。
【図18】本発明の第3実施例のラジエータロアサポートの断面図である。
【図19】本発明の第3実施例のラジエータロアサポートの平面図である。
【図20】図19のA−A線に沿う断面図である。
【図21】従来のラジエータロアサポートの断面図である。
【符号の説明】
1 ラジエータロアサポート
2 ラジエータ
3 ボデー側ブラケット
4 ボデー側ブラケットの円筒部
5 ピン
10 ゴム製クッション
11 小径円筒部
12 第1のフランジ部
13 第2のフランジ部
14 大径円筒部
20 樹脂製ホルダ
21 円筒部
22 ガイド部
40 外れ防止手段
41 突起
42 溝
43 突起
44 穴

Claims (1)

  1. ボデー側ブラケットに支持され、自動車のラジエータをラジエータ下部で弾性的に支持するラジエータロアサポートにおいて、
    前記ラジエータロアサポートは、ゴム製クッションと樹脂製ホルダとからなり、
    前記ゴム製クッションは、有底の小径円筒部と、小径円筒部の外周から半径方向外方に延びる第1のフランジ部と、第1のフランジ部の外周からさらに半径方向外方に延びる第2のフランジ部と、第2のフランジ部の内周部から下方に延びる大径円筒部と、を有しており、前記第2のフランジ部の下面はボデー側ブラケットの上面に着座する座面を構成しており、前記大径円筒部の外周面はボデー側ブラケットに形成された円筒部の内面に嵌合され、前記小径円筒部は上方に向かって開放された穴を有していて該穴にラジエータのピンが挿入され、
    前記樹脂製ホルダは前記ゴム製クッションの大径円筒部の内径とほぼ等しい外径をもつ円筒部を有しており、
    前記樹脂製ホルダの円筒部が前記ゴム製クッションの大径円筒部の内側に嵌め込まれることにより前記樹脂製ホルダが前記ゴム製クッションに分離可能に組付けられている、
    ラジエータロアサポート。
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