JP3569407B2 - 自動車のシートベルトアンカ取付構造 - Google Patents

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JP3569407B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のシートベルトアンカ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のシートベルトアンカ取付構造を示している。センターピラーaの下端部には開口bが形成してあり、該開口bからシートベルトリトラクタcをセンターピラーa内に入れて、その上端取付片dをボルトeでセンターピラーaに固定するとともに、下端取付片fはシートベルトアンカgと一緒にボルトhでサイドシルiに固定してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に2点鎖線で示すように、センターピラーa下方のサイドシルgにクロスメンバjを結合すると、車体剛性が向上し、側面衝突事故の際、センターピラーaが車室内に減り込むのを抑制でき、安全対策上有利である。また、車体剛性を向上させるためには、クロスメンバjを高くしてその断面積を大きくするほど、好ましい。一方、センターピラーaは上方ほど幅が小さくなっているため、シートベルトリトラクタcの収納スペースを確保するためには、開口bをセンターピラーaの下端部に形成しなければならない。このため、高さの大きなクロスメンバjを配置すると、シートベルトアンカgの取付場所がなくなってしまう。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑み、センターピラーの下方にクロスメンバを配置しても、シートベルトアンカの適正な取付位置の確保が可能な自動車のシートベルトアンカ取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、センターピラー下端部のシートベルトリトラクタ収納用開口を跨ぐブラケットを介してシートベルトアンカを車体に固定し、上記センターピラー下方のサイドシルにクロスメンバを結合し、上記ブラケットの両端をセンターピラー , サイドシルにそれぞれ固定した自動車のシートベルトアンカ取付構造において、上記ブラケットを略へ字型に形成するとともに、該ブラケットの中間部にシートベルトアンカを固定したことを特徴とする。
【0009】
上記ブラケットにシートベルトアンカとシートベルトリトラクタをボルトで共締め固定してもよい。
【0010】
シートベルトアンカの固定箇所をほぼセンターピラーの幅方向中心線上に配置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
図4は、本発明のシートベルトアンカ取付構造を分解して示している。同図において、1はセンターピラーで、その下端部にはシートベルトリトラクタ収納用の開口2を形成してある。該開口2は、詳しくは図2に示すように、センターピラー1を構成するインナパネル3と、サイドシル4を構成するクロージングプレート5とに跨がって形成してある。センターピラー1下方のサイドシル4には、クロスメンバ6をその幅方向中心をセンターピラー1のそれと一致させて結合してある。なお、クロスメンバ6はそのフランジ6aをサイドシルインナパネル7に接合してある。
【0013】
開口2の下部には略へ字型のブラケット8が配置してあり、その一端は、図3に示すように、開口2の側方に隣接するクロージングプレート5とレインフォースメント9の接合箇所にボルト10で固定するとともに、他端はクロスメンバ6後方のサイドシルインナパネル7にボルト11で固定してある。つまり、ブラケット8は、その一辺8aが開口2の下部をほぼ水平に跨ぎ、もう一辺8bが斜め下方に向くようにして取り付けてある。
【0014】
そして、開口2からシートベルトリトラクタ12をセンターピラー1内に入れて、その上端取付片12aをスクリュー13でセンターピラーインナパネル7に固定するとともに、下端取付片12bはシートベルトアンカ14と一緒にボルト15でブラケット9の中間部に固定してある。シートベルトリトラクタ12から繰り出されたシートベルト16は、図4に示すように、ガイド部材17,トリム18の上端スリット,スルーリング19,タング20に通して、その先端をシートベルトアンカ14に掛止してある。
【0015】
ところで、センターピラー1内には、図2に示すように側突エアバッグセンサ21を配置してあるが、該センサ21は、衝撃検知感度を高めるため、サイドシル4に隣接させてレインフォースメント9にねじ結合してある。このため、開口の下端を側突エアバッグセンサ21を臨む位置まで延長して、組付スペースを確保している。なお、同図において、22はサイドボデイアウタパネルである。
【0016】
本実施例はこのように構成してあるので、センターピラー1の下方にクロスメンバ6を配置して側面衝突強度を高めてあるにもかかわらず、シートベルトアンカ14の適正な取付位置を確保することができる。
【0017】
また、ブラケット8の両端をセンターピラー1,サイドシル4にそれぞれ固定してあるので、シートベルト16に対する衝撃荷重をこれらに分散させて、応力集中の発生を回避することができ、特別な補強部材を設ける必要がなくなるばかりでなく、側面衝突の際には、該ブラケット8がセンターピラー1の支えて、センターピラー1の車室内への倒れ込みを防止することもできる。
【0018】
さらに、ブラケット8を略へ字型に形成して、その中間部にシートベルトアンカ14を固定してあるので、該ブラケット8が直線的な片8a,8bの部分で衝撃荷重を受け止め、強度的に有利である。
【0019】
さらにまた、ブラケット8にシートベルトアンカ14とシートベルトリトラクタ12の下端取付片12bをボルト15で共締め固定してあるので、組立工数が少なくて済む。
【0020】
また、シートベルトアンカ14の固定箇所をほぼセンターピラー1の幅方向中心線上に配置してあるので、シートベルト16のセンターピラー1の対する適正配置が可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、センターピラー下方にクロスメンバを配置して側面衝突強度を高めてあるにもかかわらず、シートベルトアンカの適正な取付位置を確保することができる。
【0022】
また、シートベルトに対する衝撃荷重をセンターピラーとサイドシルに分散させて、応力集中の発生を回避することができるばかりでなく、側面衝突の際には、該ブラケットがセンターピラーの支えて、センターピラーの車室内への倒れ込みを防止することもできる。
【0023】
さらに、ブラケットを略へ字型に形成して、その中間部にシートベルトアンカを固定すると、該ブラケットが直線的な片の部分で衝撃荷重を受け止め、強度的に有利になる。
【0024】
さらにまた、請求項のようにシートベルトアンカとシートベルトリトラクタ
を共締め固定すると、組立工数が少なくなる。
【0025】
また、請求項のような配置にすると、シートベルトのセンターピラーの対す
る適正配置が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示す正面図。
【図2】図1のA−A線による断面図。
【図3】図1のB−B線による断面図。
【図4】本発明の構造を示す分解斜視図。
【図5】図4の組付状態を示す正面図。
【図6】図4と対応する従来例を示す図。
【図7】図5と対応する従来例を示す図。
【符号の説明】
1・・・センターピラー
2・・・開口
4・・・サイドシル
6・・・クロスメンバ
8・・・ブラケット
14・・・シートベルトアンカ

Claims (3)

  1. センターピラー下端部のシートベルトリトラクタ収納用開口を跨ぐブラケットを介してシートベルトアンカを車体に固定し、上記センターピラー下方のサイドシルにクロスメンバを結合し、上記ブラケットの両端をセンターピラー , サイドシルにそれぞれ固定した自動車のシートベルトアンカ取付構造において、
    上記ブラケットを略へ字型に形成するとともに、該ブラケットの中間部にシートベルトアンカを固定したことを特徴とする自動車のシートベルトアンカ取付構造。
  2. 上記ブラケットにシートベルトアンカとシートベルトリトラクタをボルトで共締め固定したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のシートベルトアンカ取付構造。
  3. 上記シートベルトアンカの固定箇所をほぼセンターピラーの幅方向中心線上に配置したことを特徴とする請求項2に記載の自動車のシートベルトアンカ取付構造。
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