JP3566603B2 - 停電時ビル設備非常電源システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、停電時にビル設備を非常運転する停電時ビル設備非常電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ビル内には交流商用電源に接続した複数のビル設備が設置されており、交流商用電源の停電時でも運転を必要とするビル設備に対して、必要電源容量に見合った非常電源設備と、この非常電源設備を設置する専用設備室を設けている。例えば、延べ床面積が2100平方メートル以上の大規模ビルにおいては、消防法の関係から屋内消火栓設備やスプリンクラ設備、自動火災報知設備、排煙設備などを運転するのに必要な自家発電源設備を備えておく必要がある。
【0003】
一方、上述した大規模ビルに該当しない中小規模のビルにおいては、非常用の照明以外には法的な規制を受けないため、停電に備えた非常電源設備を設けるケースはほとんどない。また、ビル内設備の中でも、昇降機の一つであるエレベータについては、停電によって乗客が乗りかご内に閉じ込められる閉じ込め事故に遭遇した場合、その乗客の恐怖感は他の設備以上に高いことから、さらには大掛かりな工事を必要とせずに予めエレベータ機械室内に安価に追加設置できることなどから、エレベータ専用として停電時救出運転を行なう非常電源装置を設けるケースは少なくない。この種のものは、特開平60−209479号公報や特開平10−297839号公報などで紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで近年、大地震、落雷および大雨などの災害に伴って停電事故の発生する確率が増加傾向にあることから、自家発電源設備に関する感心が高まりつつある。この背景を踏まえ、新設のビルにおいては予め停電時の自家発電源としての設備容量を確保し、この自家発電源設備を専用の電源室に設置することは容易である。しかしながら、既設の自家発電源設備を有しないビルにおいては、新たに設ける電源設備専用の電源室を設けることが困難であることや、電源室を設けるに当たっても既設建屋の改造などが大規模になることなどから、費用の面からも実施されるケースはほとんどない。また、エレベータ専用の停電時救出運転を行なう非常電源装置だけではその付加価値を十分に満足しておらず、結果的にエレベータも含めて停電時に備えた配慮が受け入れられないでいる。
【0005】
本発明の目的は、新設もしくは既設のビルを問わず、自家発電源設備を簡単に付設することができると共に、付加価値を十分に高めた停電時ビル設備非常電源システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、商用電源に接続した複数のビル設備を有し、上記商用電源の停電時に起動した自家発電源設備に上記ビル設備を接続するように構成した停電時ビル設備非常電源システムにおいて、上記自家発電源設備として、停電時に起動する燃料式発電機を設け、上記ビル設備は、昇降機を含む第一ビル設備と、その他の第二ビル設備との少なくとも二つに分け、停電時には最初に上記第一ビル設備および上記第二ビル設備のうち優先順の高い方を上記燃料式発電機に接続し、その後に他方と切り替えて上記燃料式発電機に接続する切替装置を設けたことを特徴とする。
【0007】
本発明による停電時ビル設備非常電源システムは、自家発電源設備として、停電時に起動する燃料式発電機を設け、ビル設備を昇降機を含む第一ビル設備と、その他の第二ビル設備との少なくとも二つに分け、停電時には最初に第一ビル設備および第二ビル設備のうち優先順の高い方を燃料式発電機に接続し、その後に他方と切り替えて燃料式発電機に接続する切替装置を設けたため、小型で携帯可能な自家発電源設備とすることができ、既設のビルであっても専用の電源室を設ける必要がなく、低コストでビルの付加価値を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による停電時ビル設備非常電源システムの回路構成を示す単線結線図である。
商用電源1には制御装置2を介して燃料式発電機3が接続されており、制御装置2は、商用電源1の有無を検出する機能と燃料式発電機3の起動および停止制御機能を備え、商用電源1が停電したことを検出したとき起動制御信号を与えて燃料式発電機3の運転を行なうように構成している。ビル内に設置した複数のビル設備は、少なくとも第一ビル設備5と、第二ビル設備6の二つに分類され、ここで第一ビル設備5はエレベータなどの昇降機を含み、第二ビル設備6はその他のビル設備である。従って、商用電源1が停電した場合、第一ビル設備5の昇降機では乗客の閉じ込め事故が発生している危険があり、第一ビル設備5は優先して救出運転を行なわなければならないビル設備となっている。
【0009】
商用電源1および燃料式発電機3と、第一ビル設備5および第二ビル設備6間には切替装置4を接続している。この切替装置4は、定常状態で商用電源1に第一ビル設備5および第二ビル設備6を接続し、商用電源1が停電状態になったとき、最初に燃料式発電機3と第一ビル設備5間を接続し、その後、この接続を切り替えて燃料式発電機3と第二ビル設備6間を接続するように構成している。この切り替えは、商用電源運転用電磁接触器10と、第一ビル設備運転用電磁接触器11と、第二ビル設備運転用電磁接触器12と、それぞれの常開接点および常閉接点とで行なうように構成している。
【0010】
つまり、商用電源運転用電磁接触器10は、商用電源1と第一ビル設備5および第二ビル設備6間に、第一ビル設備運転用電磁接触器11の常閉接点11bおよび第二ビル設備運転用電磁接触器12の常閉接点12bを介して接続されており、商用電源1が定常状態にあるとき常閉接点11b,12bが閉じて励磁されてその常開接点10a1,10a2をそれぞれ閉じている。従って、商用電源1と第一ビル設備5間には常開接点10a1が直列に接続され、商用電源1と第二ビル設備6間には常開接点10a2が直列に接続されているため、第一ビル設備5および第二ビル設備6は商用電源1からの電力の供給を受けて運転状態となっている。
【0011】
また、燃料式発電機3には、切替スイッチ13を介して第一ビル設備運転用電磁接触器11が接続されており、この第一ビル設備運転用電磁接触器11は燃料式発電機3による電源供給が開始され切替スイッチ13が図示の状態になると励磁されてその常開接点11aを閉じる。従って、燃料式発電機3……切替スイッチ13……常開接点11a……第一ビル設備5の回路による電源供給を受けて第一ビル設備5は運転状態となる。また、燃料式発電機3には、切替スイッチ13を介して第二ビル設備運転用電磁接触器12が接続されており、この第二ビル設備運転用電磁接触器12は燃料式発電機3による電源供給が開始され切替スイッチ13が図示と反対側に切り替えられた状態になると励磁され、その常開接点12aを閉じる。従って、燃料式発電機3……切替スイッチ13……常開接点12a……第二ビル設備6の回路による電源供給を受けて、今度は第二ビル設備6が運転状態となる。
【0012】
次に、上述した停電時ビル設備非常電源システムの動作を、図2に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップS1では商用電源1が定常状態にあり、制御装置2は停電を検出していないため燃料式発電機3も停止したままであるから、閉じた状態の常閉接点11b,12bを介して商用電源運転用電磁接触器10が励磁され、その常開接点10a1,10a2が閉じて商用電源1から第一ビル設備5および第二ビル設備6への電力供給が行なわれている。
【0013】
しかし、ステップS2で商用電源1に停電が発生して制御装置2がこれを検出すると、ステップS3で商用電源運転用電磁接触器10が消磁されるため、その常開接点10a1,10a2がそれぞれ開成し、第一ビル設備5および第二ビル設備6が停止する。また制御装置2は、燃料式発電機3の起動指令を発し、この起動指令を受けた燃料式発電機3は、ステップS4で起動し、ステップS5では燃料式発電機3の出力が切替スイッチ13を介して第一ビル設備運転用電磁接触器11に供給されるため、その常開接点11aが開成して給電回路が構成され、ステップS6で燃料式発電機3……切替スイッチ13……常開接点11a……第一ビル設備5の回路による電源供給を受けて、第一ビル設備5は運転状態となる。
【0014】
続くステップS7では、燃料式発電機3の出力により第一ビル設備5が所定の運転を完了して完了信号14を発するまで運転を継続する。ここで、第一ビル設備5は昇降機を含んでいるため、商用電源1の停電によって乗かご内に乗客が取り残されて閉じ込め事故が発生していることが考えられるが、燃料式発電機3による自家発電源設備による給電が再開されて、先ず救出運転が優先されて行なわれる。
【0015】
ステップS7で第一ビル設備5が所定の救出運転を完了すると、第一ビル設備5から完了信号14が出力され、これを受けた切替スイッチ13は図1の状態から切り替えられて、燃料式発電機3と第二ビル設備運転用電磁接触器12間が接続される。このため、第一ビル設備運転用電磁接触器11が消磁され、その常開接点11aが開いてステップS8で第一ビル設備5への供電回路が遮断されると共に、第二ビル設備運転用電磁接触器12が励磁され、その常開接点12aが閉じて、燃料式発電機3……切替スイッチ13……常開接点12a……第二ビル設備6の回路がステップS9で形成され、ステップS10で今度は第二ビル設備6への給電が開始される。
【0016】
この第二ビル設備6への給電は、ステップS11にて燃料式発電機3が燃料を消費して停止するまで継続される。燃料式発電機3の燃料が無くなると、ステップS12にて燃料式発電機3が停止する。これに伴って、ステップS13では第二ビル設備運転用電磁接触器12が消磁され、その常開接点12aが閉じられて供電回路が遮断され、第二ビル設備6も運転を停止する。その後は、ステップS14にて商用電源1が復帰するまで待機状態となる。
【0017】
商用電源1が復帰した場合、燃料式発電機3は既に停止していたり制御装置2に停止させられるため、第一ビル設備運転用電磁接触器11および第二ビル設備運転用電磁接触器12も消磁され、その常閉接点11b,12bが閉じているので商用電源運転用電磁接触器10が励磁され、その常開接点10a1,10a2が閉成して、第一ビル設備5および第二ビル設備6は商用電源1によって運転を再開することになる。
【0018】
このようにビル設備を少なくとも二つに分け、停電時に起動した燃料式発電機3は、最初に優先順の高い方に給電し、その後他方に給電するようにしたため、燃料式発電機3としては容量の小型なものを使用することができるようになる。このような燃料式発電機3は、例えば10KW以下、通常は5KW程度で十分であるから、ガソリンなどの燃料で運転するものは屋外設置可能となるように設計されているため、安価で携帯性に優れ、既設のビルにも特別な電源室を設けることなく小さなスペースで簡単に付設することができる。また、優先順の高いビル設備として昇降機を含むようにすると、商用電源1の停電によって乗かご内に乗客が取り残されて閉じ込め事故が発生しても、燃料式発電機3による自家発電源設備による給電が再開されて、先ず救出運転が優先的に行なわれ、その後、他のビル設備を運転することができるので付加価値を十分に高めることもできる。
【0019】
図3は、本発明の他の実施の形態による停電時ビル設備非常電源システムの回路構成をを示す単線結線図であり、先の図1に示した実施の形態との同等物には同一符号を付けて詳細な説明を省略し、特に相違部分について説明する。
【0020】
複数のビル設備は、昇降機を含む第一ビル設備5と、揚水ポンプを含む第二ビル設備6と、照明装置を含む第三ビル設備7との三つに分けており、ここで商用電源1が停電したとき給電する優先順の一番高いものは第一ビル設備5としている。第二ビル設備運転用電磁接触器12と、第二ビル設備6および第三ビル設備7間には切替スイッチ15を設け、この切替スイッチ15は図示しないタイマなどの時間帯検出手段で制御しており、昼間であれば時間帯検出手段により図示のように切り替えて第二ビル設備運転用電磁接触器12と第二ビル設備6間を接続し、一方、夜間であれば時間帯検出手段により切替スイッチ15を図示と反対側に切り替えて第二ビル設備運転用電磁接触器12と第三ビル設備7間を接続するようにしている。
【0021】
次に、図4に示したフローチャートを用いて上述した停電時ビル設備非常電源システムの動作を説明する。先の実施の形態におけるステップS9,S10の部分が相違し他の部分は同様であるから、先の実施の形態におけるステップS9,S10に対応するステップS15からステップS19までを特に説明する。
【0022】
第一ビル設備5からの完了信号14によって切替スイッチ13が切り替えられて、ステップS8で第一ビル設備5の給電回路が遮断されると共に、燃料式発電機3は切替スイッチ13を介して第二ビル設備運転用電磁接触器12と接続される。このとき、あるいはこれとは無関係にステップS15で時間帯が判別され、例えば図示しないタイマなどの時間帯検出手段によって時間帯が昼間であると判別したならば、ステップS16で切替スイッチ15が図示のように切り替えられ、燃料式発電機3……切替スイッチ13……第二ビル設備運転用電磁接触器12……切替スイッチ15……第二ビル設備6の給電回路が形成されることになる。従って、ステップS17で燃料式発電機3により第二ビル設備6、つまり揚水ポンプが運転され、その後はステップS11に至り、燃料式発電機3の燃料が無くなるまで揚水ポンプによる給水が継続される。
【0023】
一方、ステップS15で時間帯が判別されて、例えば図示しない時間帯検出手段によって時間帯が夜間であると判別したならば、ステップS18で切替スイッチ15が図示と反対側に切り替えられ、燃料式発電機3……切替スイッチ13……第二ビル設備運転用電磁接触器12……切替スイッチ15……第三ビル設備7の給電回路が形成されることになる。従って、ステップS19で燃料式発電機3により第三ビル設備6、つまり照明装置が運転され、その後はステップS11に至り、燃料式発電機3の燃料が無くなるまで照明装置による照明が確保される。
【0024】
このように時間帯を判定して切り替えられる切替スイッチ15を追加することによって、時間帯によって必要の異なるビル設備を選択して効率的なサービスを行なうことができる。
【0025】
図5は、本発明にさらに他の実施の形態による停電時ビル設備非常電源システムの回路構成を示す単線結線図であり、先の図1に示した実施の形態との同等物には同一符号を付けて詳細な説明を省略し、特に相違部分について説明する。
【0026】
先の実施の形態で、燃料式発電機3と第一ビル設備運転用電磁接触器11および第二ビル設備運転用電磁接触器12間を切り替え可能に接続する切替スイッチ13は、第一ビル設備5からの完了信号14によって切り替え動作するようにしたが、この実施の形態ではタイマ16によって燃料式発電機3が起動してからの運転時間を検出し、所定の運転時間に達したとき切替信号17を与えて切替スイッチ13を第一ビル設備運転用電磁接触器11側から第二ビル設備運転用電磁接触器12側に切り替えるようにしている。
【0027】
この停電時ビル設備非常電源システムの動作は、図6のフローチャートに示すように図2に示したフローチャートとほぼ同様であるが、図2ではステップS7で第一ビル設備5からの完了信号14を検出してステップS8に進むようにしたのに対して、ステップS7aに示すように燃料式発電機3が起動してからタイマ16を作動し、このタイマ16が所定の時間に達したとき、ステップS8に進むようにしている。その他の構成と動作は、図1および図2と同様であるから説明を省略する。
【0028】
このような構成によれば、先の実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができると共に、商用電源1が停電した場合、燃料式発電機3によって優先的に運転する方が昇降機を含まない第二ビル設備6としたビル設備構成であっても、切替信号17を容易に得ることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による停電時ビル設備非常電源システムは、自家発電源設備として、停電時に起動する燃料式発電機を設け、ビル設備を昇降機を含む第一ビル設備と、その他の第二ビル設備との少なくとも二つに分け、停電時には最初に第一ビル設備および第二ビル設備のうち優先順の高い方を燃料式発電機に接続し、その後に他方と切り替えて燃料式発電機に接続する切替装置を設けたため、小型で携帯可能な自家発電源設備とすることができ、既設のビルであっても専用の電源室を設ける必要がなく、低コストでビルの付加価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による停電時ビル設備非常電源システムの回路構成を示す単線結線図である。
【図2】図1に示した停電時ビル設備非常電源システムの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態による停電時ビル設備非常電源システムの回路構成を示す単線結線図である。
【図4】図3に示した停電時ビル設備非常電源システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態による停電時ビル設備非常電源システムの回路構成を示す単線結線図である。
【図6】図5に示した停電時ビル設備非常電源システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 商用電源
2 制御装置
3 燃料式発電機
4 切替装置
5 第一ビル設備
6 第二ビル設備
10 商用電源運転用電磁接触器
11 第一ビル設備運転用電磁接触器
12 第二ビル設備運転用電磁接触器
13 切替スイッチ
14 完了信号
15 切替スイッチ
16 タイマ
17 切替信号
Claims (5)
- 商用電源に接続した複数のビル設備を有し、上記商用電源の停電時に起動した自家発電源設備に上記ビル設備を接続するように構成した停電時ビル設備非常電源システムにおいて、上記自家発電源設備として、停電時に起動する燃料式発電機を設け、上記ビル設備は、昇降機を含む第一ビル設備と、その他の第二ビル設備との少なくとも二つに分け、停電時には最初に上記第一ビル設備および上記第二ビル設備のうち優先順の高い方を上記燃料式発電機に接続し、その後に他方と切り替えて上記燃料式発電機に接続する切替装置を設けたことを特徴とする停電時ビル設備非常電源システム。
- 請求項1記載のものにおいて、上記第一ビル設備は昇降機とし、上記第二ビル設備は上記昇降機以外のその他のビル設備とし、上記第一ビル設備を上記優先順の高い方としたことを特徴とする停電時ビル設備非常電源システム。
- 請求項1記載のものにおいて、上記燃料式発電機は、携帯可能な小型発電機としたことを特徴とする停電時ビル設備非常電源システム。
- 請求項1記載のものにおいて、上記ビル設備は、昇降機を含む第一ビル設備と、その他の第二ビル設備および第三ビル設備の少なくとも三つに分け、時間帯を検出する時間帯検出手段を設け、上記切替装置は、上記時間帯検出手段による時間帯よって、上記第二ビル設備および第三ビル設備を上記燃料式発電機に選択的に接続する切替スイッチを有することを特徴とする停電時ビル設備非常電源システム。
- 請求項1記載のものにおいて、上記燃料式発電機が起動してから所定時間を計測するタイマと、上記切替装置は、上記タイマによって所定時間を計測したとき上記優先順の高い方から上記他方に切り替えて上記燃料式発電機に接続する切替スイッチを有することを特徴とする停電時ビル設備非常電源システム。
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