JP3564798B2 - 苗植機 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、歩行型の苗植機に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の苗植機は、特開平4−335808号公報に示されているように、機体の両横に1対の車輪を配置し、昇降シリンダーから出没するピストンロッドでそれぞれの車輪を同一方向に上下に移動させることにより、機体を昇降させるとともに、水平シリンダーから出没するピストンロッドでその車輪を互に逆方向に上下させ、或は片側の車輪を上下に移動させることにより、機体の横方向の傾斜を水平に復帰するようになっている。そして、昇降シリンダーは、機体の中央部に前後方向に配置されているが、水平シリンダーは、その横に前後方向に、又は、中央から斜後向きに配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者は、水平シリンダーが機体の横に設けられているので、重心が横に偏位するうえ、巾が広くなって左右の車輪を近寄せることが困難であった。また、後者でも、重心が偏位して苗植機を苗植機をバランス良く構成することができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するため、機体8の両横に一対の車輪16,16がチェンケース15、15の回動により上下に移動できるように設けられ、それぞれの車輪16,16を同じ方向に上下させる昇降シリンダー18と互いに逆方向に上下させる水平シリンダー26とを機体8の中央部に機体前後方向に設け、昇降シリンダ18のピストンロッド19と水平シリンダー26のピストンロッド28は機体前後方向で、かつ、同一軸心方向に出没するように設け、該水平シリンダー26のピストンロッド28の出没によりアーム29が横棒21を回動させると、該横棒21の左右端部にそれぞれ上向きと下向きとに固定されている左ロッドアーム30と右ロッドアーム31とが横棒21を軸芯として機体前後方向に移動し、前記チェンケース15,15を回動させ車輪16、16を互いに逆方向に上下させるよう構成し、前記水平シリンダー26のピストンロッド28とアーム29は前記横軸21の機体左右方向の中央に位置するよう構成したことを特徴とする苗植機とした。
【0005】
【作用】
左右一対の車輪16,16がエンジンの動力で回転して前進する。この前進中(又は停止中)、機体8を昇降させるときは、昇降シリンダ18に油を送る。すると、そのピストンロッド19が出没し、一対の車輪16、16が機体8に対して同方向に上下し、この機体8が昇降する。また、左右の車輪16,16が回転している地面または耕盤に高低差があると機体8が横に傾斜するが、このようなときには、水平シリンダー26に油を供給し、低い側の車輪16が機体8から下る方向にピストンロッド28を出没させる。すると、アーム29が横棒21を回動させて左ロッドアーム30と右ロッドアーム31とが横棒21を軸芯として前後方向に移動すると、チェンケース15,15が回動して車輪16、16が互いに逆方向に上下して機体8の横方向の傾斜が水平に復帰する。
【0006】
【効果】
ここに、この発明によると、上記のように1対の車輪16,16を上下に移動させるための昇降シリンダー18と水平シリンダー26が機体8の左右中央部に前後方向に設けられ、かつ、同一軸心方向に出没するように設け、また、前記水平シリンダー26のピストンロッド28とアーム29は前記横軸21の機体左右方向の中央に位置するよう構成したことで、機体8の左右方向の重量バランスが良好なうえ、これらのシリンダー18,26が機体8の横方向にスペースをとらないので、左右の車輪16,16を近寄せることができる。
【0007】
【実施例】
つぎに、この発明の実施例を説明する。主歯車箱1の前後にエンジン2と主フレーム3を固定され、主フレーム3の後に固定された入力ケース4の左右から左フレーム5と右フレーム6が後に伸び、左フレーム5の後端に植付ケース7が固定されて機体8となっている。植付フレーム9が植付ケース7の左から斜後上に伸び、左右1対のハンドルポスト10,11が植付フレーム9の中間と右フレーム6の後端から斜後上に伸び、その突端にハンドル12が固定されている。
【0008】
1対の伝動ケース13,13が主歯車箱1の両横から斜後上に伸び、それぞれの伝動ケース13,13の内側から2次ケース14,14が下向きに伸びている。1対のチェンケース15,15の先端がそれぞれの2次ケース14,14の下端に横軸回りに回動するように取付けられ、それぞれの後端に車輪16,16が取付けられるとともに、先端からアーム17,17が上に突出している。そして、エンジン2の回転が主歯車箱1・伝動ケース13,13・2次ケース14,14およびチェンケース15,15内の伝動装置を経由して左右の車輪16,16に伝わり、これらを畝Aの両横の谷間B,B内で回転させて機体8を前進させるように出来ている。
【0009】
昇降シリンダー18が主歯車箱1の中央の後部に前後方向に長く固定され、これからピストンロッド19が後に突出している。上から見てハ字型の腕を有する受具20の中央がピストンロッド19の後端に取付けられ、その腕の後端が横棒21の両側部をその軸心回りに回動自在に支えている。なお、受具20は、ばね22で後に押されるようにしてピストンロッド19の後端に前後方向に摺動自在に取り付け、ピストンロッド19が突出したときの衝撃を緩和させることができる。
【0010】
左右1対の案内板24,24に前後方向の案内溝23,23が同じ高さに設けられ、それぞれの前後の端が入力ケース4と左フレーム5および入力ケース4にと右フレーム6固定され、それぞれの案内溝23,23で横棒21の両端を支え、横棒21の端が後から見て上下に揺動しないようになっている。断面がU字型のブラケット25が受具20に固定され、ばね22の上に配置された水平シリンダー26の先端がピン27でこのブラケット25に取付けられている。ピストンロッド28が水平シリンダー26から後に突出し、横棒21から上に突出したアーム29の突端にその後端が接続している。
【0011】
横棒21の左端に左ロッドアーム30が上向に固定されるとともに、その右端に右ロッドアーム31が下向きに固定されている。そして、左ロッドアーム30と左のアーム17が左ロッド32で連結され、右ロッドアーム31と右のアーム17が右ロッド33で連結されている。左右の横杆34,34の内端がエンジン2の下腹部に回動自在に取付けられ、それぞれの外端から後に伸びた支脚35,35の後端に転輪36,36が取付けられている。アーム37,37がそれぞれの横杆34,34から上に伸び、それぞれの突端とアーム17,17の中間がロッド38,38で連結されている。
【0012】
苗載台39が機体8の上で左右に往復駆動するように設けられている。第1旋回ケース40がその下部の横軸の回りに時計方向(図1)に回転するように設けられ、第2旋回ケース41がその先端部で反時計方向に回転するように設けられ、その先の植付爪42が上下に長い長円軌道で同じ姿勢を保って旋回するように出来ている。そして、植付爪42の先端は、その旋回の下降行程で苗載台39の後部を通ってその上の苗の1株分を取り出し、下端で作孔具43が作った孔内にその苗を移植するようになっている。
【0013】
取付板44が植付ケース7の下腹部に固定され、これから支杆45が後に伸び、その支杆45に左右1対の鎮圧輪46,46が取付けられている。メータパネル47がハンドル12に固定され、これから昇降レバー48と水平レバー49が上に突出している。高さセンサ50が機体8の下腹部に配置されている。このように構成されて苗植機を圃場で運転すると、車輪16,16の回転で機体8が前進し、この前進中に、植付爪42が苗載台39上の苗を取り出して畝Aに移植する。そして、この前進中に畝Aの高い所に来ると、畝Aと機体8の間隔が狭くなる(畝Aの上面に対する機体8の位置が低くなる)。すると、高さセンサ50が信号を発し、その信号で昇降バルブ51が切り替り、ポンプから吐出した油が昇降シリンダー18の前室に入ってピストンロッド19が後に突出する。すると、受具20が横棒21を後に移動し、左ロッドアーム30と右ロッドアーム31が左ロッド32と右ロッド33を後に引き、チェンケース15,15が時計方向に回動して車輪16,16が下って機体8を押し上げる。転輪36,36も同様に下って機体8が平衡な姿勢で上昇する。機体8が畝Aの低い所に来たときは、その逆にこれが下降する。なお、その上下動(昇降バルブによる油路の切り替え)が、昇降レバー48の操作でも行われることは、従来のものと同様である。
【0014】
また、機体8が左下りに傾斜したときは、自動的に或は水平レバー49を操作して弁を作動し、ポンプが吐出した油を水平シリンダー26の前室に供給する。すると、ピストンロッド28が後に突出し、アーム29が横棒21を時計方向に押し回す。この回動で、左ロッドアーム30の上端が後に移動するとともに右ロッドアーム31の下端が前に移動し、左の車輪16が機体8に対して下るとともに右の車輪16が機体8に対して上り、上記の左下りの機体8の傾斜が水平な姿勢に復帰する。機体8が右下りに傾斜したときは、その逆である。
【0015】
なお、この装置によると、横棒21の両端が案内板24,24で支えられてそれぞれの案内溝23,23に沿って前後し、この横棒21の端が上下に移動しないので、シリンダ18,26に係るフレーム構造が強度を増し、機体8の昇降や水平復帰の作動が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した苗植機の側面図。
【図2】その平面図。
【図3】その1部の拡大した側面図。
【図4】その平面図。
【符号の説明】
8 機体
16 車輪
18 昇降シリンダー
19 ピストンロッド
26 水平シリンダー
28 ピストンロッド
【産業上の利用分野】
この発明は、歩行型の苗植機に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の苗植機は、特開平4−335808号公報に示されているように、機体の両横に1対の車輪を配置し、昇降シリンダーから出没するピストンロッドでそれぞれの車輪を同一方向に上下に移動させることにより、機体を昇降させるとともに、水平シリンダーから出没するピストンロッドでその車輪を互に逆方向に上下させ、或は片側の車輪を上下に移動させることにより、機体の横方向の傾斜を水平に復帰するようになっている。そして、昇降シリンダーは、機体の中央部に前後方向に配置されているが、水平シリンダーは、その横に前後方向に、又は、中央から斜後向きに配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者は、水平シリンダーが機体の横に設けられているので、重心が横に偏位するうえ、巾が広くなって左右の車輪を近寄せることが困難であった。また、後者でも、重心が偏位して苗植機を苗植機をバランス良く構成することができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するため、機体8の両横に一対の車輪16,16がチェンケース15、15の回動により上下に移動できるように設けられ、それぞれの車輪16,16を同じ方向に上下させる昇降シリンダー18と互いに逆方向に上下させる水平シリンダー26とを機体8の中央部に機体前後方向に設け、昇降シリンダ18のピストンロッド19と水平シリンダー26のピストンロッド28は機体前後方向で、かつ、同一軸心方向に出没するように設け、該水平シリンダー26のピストンロッド28の出没によりアーム29が横棒21を回動させると、該横棒21の左右端部にそれぞれ上向きと下向きとに固定されている左ロッドアーム30と右ロッドアーム31とが横棒21を軸芯として機体前後方向に移動し、前記チェンケース15,15を回動させ車輪16、16を互いに逆方向に上下させるよう構成し、前記水平シリンダー26のピストンロッド28とアーム29は前記横軸21の機体左右方向の中央に位置するよう構成したことを特徴とする苗植機とした。
【0005】
【作用】
左右一対の車輪16,16がエンジンの動力で回転して前進する。この前進中(又は停止中)、機体8を昇降させるときは、昇降シリンダ18に油を送る。すると、そのピストンロッド19が出没し、一対の車輪16、16が機体8に対して同方向に上下し、この機体8が昇降する。また、左右の車輪16,16が回転している地面または耕盤に高低差があると機体8が横に傾斜するが、このようなときには、水平シリンダー26に油を供給し、低い側の車輪16が機体8から下る方向にピストンロッド28を出没させる。すると、アーム29が横棒21を回動させて左ロッドアーム30と右ロッドアーム31とが横棒21を軸芯として前後方向に移動すると、チェンケース15,15が回動して車輪16、16が互いに逆方向に上下して機体8の横方向の傾斜が水平に復帰する。
【0006】
【効果】
ここに、この発明によると、上記のように1対の車輪16,16を上下に移動させるための昇降シリンダー18と水平シリンダー26が機体8の左右中央部に前後方向に設けられ、かつ、同一軸心方向に出没するように設け、また、前記水平シリンダー26のピストンロッド28とアーム29は前記横軸21の機体左右方向の中央に位置するよう構成したことで、機体8の左右方向の重量バランスが良好なうえ、これらのシリンダー18,26が機体8の横方向にスペースをとらないので、左右の車輪16,16を近寄せることができる。
【0007】
【実施例】
つぎに、この発明の実施例を説明する。主歯車箱1の前後にエンジン2と主フレーム3を固定され、主フレーム3の後に固定された入力ケース4の左右から左フレーム5と右フレーム6が後に伸び、左フレーム5の後端に植付ケース7が固定されて機体8となっている。植付フレーム9が植付ケース7の左から斜後上に伸び、左右1対のハンドルポスト10,11が植付フレーム9の中間と右フレーム6の後端から斜後上に伸び、その突端にハンドル12が固定されている。
【0008】
1対の伝動ケース13,13が主歯車箱1の両横から斜後上に伸び、それぞれの伝動ケース13,13の内側から2次ケース14,14が下向きに伸びている。1対のチェンケース15,15の先端がそれぞれの2次ケース14,14の下端に横軸回りに回動するように取付けられ、それぞれの後端に車輪16,16が取付けられるとともに、先端からアーム17,17が上に突出している。そして、エンジン2の回転が主歯車箱1・伝動ケース13,13・2次ケース14,14およびチェンケース15,15内の伝動装置を経由して左右の車輪16,16に伝わり、これらを畝Aの両横の谷間B,B内で回転させて機体8を前進させるように出来ている。
【0009】
昇降シリンダー18が主歯車箱1の中央の後部に前後方向に長く固定され、これからピストンロッド19が後に突出している。上から見てハ字型の腕を有する受具20の中央がピストンロッド19の後端に取付けられ、その腕の後端が横棒21の両側部をその軸心回りに回動自在に支えている。なお、受具20は、ばね22で後に押されるようにしてピストンロッド19の後端に前後方向に摺動自在に取り付け、ピストンロッド19が突出したときの衝撃を緩和させることができる。
【0010】
左右1対の案内板24,24に前後方向の案内溝23,23が同じ高さに設けられ、それぞれの前後の端が入力ケース4と左フレーム5および入力ケース4にと右フレーム6固定され、それぞれの案内溝23,23で横棒21の両端を支え、横棒21の端が後から見て上下に揺動しないようになっている。断面がU字型のブラケット25が受具20に固定され、ばね22の上に配置された水平シリンダー26の先端がピン27でこのブラケット25に取付けられている。ピストンロッド28が水平シリンダー26から後に突出し、横棒21から上に突出したアーム29の突端にその後端が接続している。
【0011】
横棒21の左端に左ロッドアーム30が上向に固定されるとともに、その右端に右ロッドアーム31が下向きに固定されている。そして、左ロッドアーム30と左のアーム17が左ロッド32で連結され、右ロッドアーム31と右のアーム17が右ロッド33で連結されている。左右の横杆34,34の内端がエンジン2の下腹部に回動自在に取付けられ、それぞれの外端から後に伸びた支脚35,35の後端に転輪36,36が取付けられている。アーム37,37がそれぞれの横杆34,34から上に伸び、それぞれの突端とアーム17,17の中間がロッド38,38で連結されている。
【0012】
苗載台39が機体8の上で左右に往復駆動するように設けられている。第1旋回ケース40がその下部の横軸の回りに時計方向(図1)に回転するように設けられ、第2旋回ケース41がその先端部で反時計方向に回転するように設けられ、その先の植付爪42が上下に長い長円軌道で同じ姿勢を保って旋回するように出来ている。そして、植付爪42の先端は、その旋回の下降行程で苗載台39の後部を通ってその上の苗の1株分を取り出し、下端で作孔具43が作った孔内にその苗を移植するようになっている。
【0013】
取付板44が植付ケース7の下腹部に固定され、これから支杆45が後に伸び、その支杆45に左右1対の鎮圧輪46,46が取付けられている。メータパネル47がハンドル12に固定され、これから昇降レバー48と水平レバー49が上に突出している。高さセンサ50が機体8の下腹部に配置されている。このように構成されて苗植機を圃場で運転すると、車輪16,16の回転で機体8が前進し、この前進中に、植付爪42が苗載台39上の苗を取り出して畝Aに移植する。そして、この前進中に畝Aの高い所に来ると、畝Aと機体8の間隔が狭くなる(畝Aの上面に対する機体8の位置が低くなる)。すると、高さセンサ50が信号を発し、その信号で昇降バルブ51が切り替り、ポンプから吐出した油が昇降シリンダー18の前室に入ってピストンロッド19が後に突出する。すると、受具20が横棒21を後に移動し、左ロッドアーム30と右ロッドアーム31が左ロッド32と右ロッド33を後に引き、チェンケース15,15が時計方向に回動して車輪16,16が下って機体8を押し上げる。転輪36,36も同様に下って機体8が平衡な姿勢で上昇する。機体8が畝Aの低い所に来たときは、その逆にこれが下降する。なお、その上下動(昇降バルブによる油路の切り替え)が、昇降レバー48の操作でも行われることは、従来のものと同様である。
【0014】
また、機体8が左下りに傾斜したときは、自動的に或は水平レバー49を操作して弁を作動し、ポンプが吐出した油を水平シリンダー26の前室に供給する。すると、ピストンロッド28が後に突出し、アーム29が横棒21を時計方向に押し回す。この回動で、左ロッドアーム30の上端が後に移動するとともに右ロッドアーム31の下端が前に移動し、左の車輪16が機体8に対して下るとともに右の車輪16が機体8に対して上り、上記の左下りの機体8の傾斜が水平な姿勢に復帰する。機体8が右下りに傾斜したときは、その逆である。
【0015】
なお、この装置によると、横棒21の両端が案内板24,24で支えられてそれぞれの案内溝23,23に沿って前後し、この横棒21の端が上下に移動しないので、シリンダ18,26に係るフレーム構造が強度を増し、機体8の昇降や水平復帰の作動が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した苗植機の側面図。
【図2】その平面図。
【図3】その1部の拡大した側面図。
【図4】その平面図。
【符号の説明】
8 機体
16 車輪
18 昇降シリンダー
19 ピストンロッド
26 水平シリンダー
28 ピストンロッド
Claims (1)
- 機体8の両横に一対の車輪16,16がチェンケース15、15の回動により上下に移動できるように設けられ、それぞれの車輪16,16を同じ方向に上下させる昇降シリンダー18と互いに逆方向に上下させる水平シリンダー26とを機体8の左右中央部に機体前後方向に設け、昇降シリンダ18のピストンロッド19と水平シリンダー26のピストンロッド28は機体前後方向で、かつ、同一軸心方向に出没するように設け、該水平シリンダー26のピストンロッド28の出没によりアーム29が横棒21を回動させると、該横棒21の左右端部にそれぞれ上向きと下向きとに固定されている左ロッドアーム30と右ロッドアーム31とが横棒21を軸芯として機体前後方向に移動し、前記チェンケース15,15を回動させ車輪16、16を互いに逆方向に上下させるよう構成し、前記水平シリンダー26のピストンロッド28とアーム29は前記横軸21の機体左右方向の中央に位置するよう構成したことを特徴とする苗植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14794895A JP3564798B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 苗植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14794895A JP3564798B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 苗植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922A JPH0922A (ja) | 1997-01-07 |
JP3564798B2 true JP3564798B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=15441697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14794895A Expired - Lifetime JP3564798B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 苗植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3564798B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6248922B2 (ja) | 2014-12-24 | 2017-12-20 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14794895A patent/JP3564798B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0922A (ja) | 1997-01-07 |
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Date | Code | Title | Description |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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