JP3564199B2 - 衣料の洗浄・乾燥方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は石油系溶剤等の高沸点可燃溶剤を洗浄剤とする衣料の洗浄・乾燥方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の衣料の洗浄・乾燥を1台の機械で連続して行える、所謂ホットタイプの石油系ドライクリーナのクリーニング工程を、そのシステム図である図4を用いて概説する。
【0003】
図4において、10は処理槽で内部に処理ドラム11を有している。3は溶剤タンク、6はその溶剤を送るポンプ、8はフィルタである。12はボタントラップ、15は蒸留器、19はリカバリエアダクト、22は水分離器、27はコンデンサである。
【0004】
このドライクリーナにおいて、先ずドア1から処理槽10内に衣料2を投入し、ドア1を閉じて運転を開始すると、一般には次の順序で工程が進行する。
【0005】
(1)溶剤タンク3から溶剤4をバルブ5を介してポンプ6で汲揚げ、パルブ7、フィルタ8を具えた経路、又はバルブ9を具えた経路によって処理槽10に溶剤4を必要量送り込む。
【0006】
(2)処理ドラム11をゆっくり回し、溶剤4を処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バルブ7、フィルタ8又はバルブ9を具えた経路で循環して衣料2を洗浄する。
【0007】
(3)処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バルブ14、回収管50、蒸留器15の経路で排液し、続いて処理ドラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を遠心分離し、同様に蒸留器15へ排液する。
【0008】
(4)前記(1)項、(2)項の工程を繰り返す。
【0009】
(5)処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、バルブ5の経路で溶剤タンク3に排液し、続いて処理ドラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を遠心分離し、同様に溶剤タンク3へ排液する。
【0010】
(6)再び処理ドラム11をゆっくり回し、ファン16、エアクーラ17、エアヒータ18から成るリカバリエアダクト19と、処理槽10の間を矢印20の向きでエアを循環し、衣料2を乾燥する。衣料2から蒸発した溶剤ガスは、エアクーラ17で凝縮し、回収経路21を経て水分離器22に入り、溶剤配管23を通ってクリンタンク24に入る。
【0011】
(7)乾燥が終了すると、ダンパ25,26が破線の如く開き、ダンパ25から新鮮な空気を取り入れ、ダンパ26からエアクーラ17では回収できない未凝縮溶剤ガスを排気し、衣料2中の溶剤臭を脱臭する。
【0012】
(8)前記(3)項の工程で蒸留器15に入った溶剤4は蒸発してコンデンサ27で凝縮回収され、水分離器22、溶剤配管23を通ってクリンタンク24に入り、オーバーフロー付仕切板28から、溶剤タンク3に戻る。なお、水分離器22で分離した水は水配管29によって系外へ排出する。
【0013】
以上がホットタイプの石油系ドライクリーナの工程例であるが、メーカーによっては、フィルタ8部にアルミナ等の脂肪酸吸着剤や活性炭等の脱色剤を充填して溶剤4の浄化を図り、蒸留器15等を省略しているケースもある。
【0014】
また洗浄・乾燥工程中の防爆を図るために、図示しない真空ポンプ等によって衣料2投入後の処理槽10内を減圧し、窒素ガスを送り込む方式のものもある。なお、蒸留方式を採用しているものでは、石油系溶剤4が比較的高沸点(170〜180℃)であるため、同じく図示しない真空ポンプ等によって、予め減圧する方式が採用されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5は石油系溶剤を用いた時の一般的な洗浄・乾燥工程を示したものであるが、同図から明らかなように、一般的なドライクリーニング工程では、洗浄以外の脱液及び乾燥の時間が、工程全体の70%以上を占めている。これは溶剤が高沸点であるため、脱液、乾燥に時間がかかることが原因となっており、工程短縮ニーズの障害となっていた。
【0016】
また長時間の乾燥は衣料損傷の原因となるため、デリケートな衣料は洗浄、脱液後、機外へ取り出して大気中で風乾することも多く実施されている。しかし、この場合の乾燥所要時間は数時間を必要としていた。
【0017】
また本発明者らは先に、前記従来の問題に鑑み、溶剤を工夫することにより従来の高沸点可燃性溶剤、特に石油系溶剤を用いるドライクリーニング方法における乾燥工程の所要時間の短縮が達成できる衣料の洗浄・乾燥方法を提案した。
【0018】
しかしこれは、限られた溶解能を示す溶剤を使用する技術であり、その高性能化には使用液量の増加が必要なため、液収納タンク及び液再生部(蒸留系)の大型化並びに液再生エネルギ増という問題がある。
【0019】
そこで、本発明は前記した問題点に鑑み、石油系溶剤等の高沸点可燃溶剤を用い、該溶剤により衣料洗浄後、その衣料に含まれる高沸点可燃溶剤をパーフロロカーボン液等の低沸点不燃溶剤を用いて除去することとし、その場合、衣料に含まれる高沸点可燃溶剤の高度の溶解除去に必要な低沸点不燃溶剤量を低減可能にした衣料の洗浄・乾燥方法を提供することを課題としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記したように石油系溶剤等の高沸点可燃溶剤を用いて洗浄後の衣料に含まれる当該溶剤を、沸点又は沸点近傍の温度に加温されたパーフロロカーボン液等の低沸点不燃溶剤を用いて、限られた液量で効率よく溶解除去するという課題を解決するために次の手段を採用する。
【0021】
すなわち、本発明による衣料の洗浄・乾燥方法においては、石油系溶剤等の高沸点可燃溶剤による衣料洗浄後、ポンプ、バルブ、処理槽、処理ドラム、ボタントラップを有するドライクリーナ系内に残付着する該高沸点可燃溶剤を前記低沸点不燃溶剤によって洗い流し、そのあと、洗浄後の衣料に含まれる高沸点可燃溶剤を該低沸点不燃溶剤を用いて溶解除去し、その後、主として衣料中に含まれた該低沸点不燃溶剤を対象に衣料の乾燥を行う。
【0022】
前記したように、本発明の洗浄・乾燥方法では、高沸点可燃溶剤である石油系溶剤等を用いたドライクリーナにおいて、衣料洗浄後のドライクリーナ系内の内壁面等に残付着する当該溶剤を、洗浄後の衣料に含まれる当該溶剤を溶解除去するために使用する、低沸点不燃溶剤、例えばパーフロロカーボン液等を使い、衣料洗浄直後に洗い流す。
【0023】
このように高沸点可燃溶剤を用いて衣料洗浄後、ポンプ、バルブ、処理槽、処理ドラム、ボタントラップを有するドライクリーナ系内に残付着している高沸点可燃溶剤を低沸点不燃溶剤で洗い流すことによって、限られた少ない液量の低沸点不燃溶剤で、洗浄後の衣料に含まれる高沸点可燃溶剤を効率よく溶解除去することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による洗浄・乾燥方法の実施の形態を図1によって具体的に説明する。
なお、図1において、図4に示した従来の装置と同じ構成の部分には説明を簡単にするため同じ符号を付してある。図1に示したドライクリーナは図4に示す従来のドライクリーナと次の点で主に相違している。
【0025】
まず、図4に示す従来のドライクリーナでは溶剤収納タンク3がひとつなのに対し、図1のものは第1の溶剤の収納タンク3と第2の溶剤の収納タンク3aが互いに独立して設けられており、それぞれ専用バルブ5,5aが設けられている。
【0026】
また、図4に示す従来のものでは水分離器22が設けられているのに対し、図1のドライクリーナでは第1溶剤分離器22a及び第2溶剤分離器23aがシリーズに設けられていること、及び活性炭溶剤回収装置24aがダクト28aを介してリカバリエアダクト19に設けられている。以上が主な相違点であり、他の構成は図4の従来例とほぼ同一であるため、ここではそれらについての詳細な説明は省略する。
【0027】
次に以上の如く構成された図1のドライクリーナを用いて行う本発明による洗浄・乾燥方法の実施の一形態について作用を説明する。図1において、タンク3内の第1の溶剤4は高沸点可燃溶剤、タンク3a内の第2の溶剤4aはパーフロロカーボン液である。
【0028】
(1)タンク3から高沸点可燃溶剤4をバルブ5を介してポンプ6により汲揚げ、バルブ7、バルブ9、加熱装置39の経路で必要に応じて液を昇温して処理槽10に必要量を送り込む。
【0029】
(2)処理ドラム11をゆっくり回し、高沸点可燃溶剤4を処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バルブ7、フィルタ8、加熱装置39、又はバルブ9、加熱装置39から成る経路で循環して処理槽10内の衣料2を洗浄する。
【0030】
(3)処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バルブ14、蒸留器15の経路で高沸点可燃溶剤4を排液し、続いて処理ドラム11を高速回転して衣料2中の高沸点可燃溶剤4を遠心分離し、同様に蒸留器15へ排液する。
【0031】
(4)タンク3aからパーフロロカーボン液4aをバルブ5aを介して、ポンプ6、バルブ9、加熱装置39の経路で、パーフロロカーボン液4aを必要に応じて加温しつつ流し、ポンプ6、バルブ9、処理槽10、処理ドラム11、ボタントラップ12に残付着する高沸点可燃溶剤4を洗い流し、洗い流しに使用したパーフロロカーボン液4aは、バルブ13a、ポンプ6a、逆止弁41、回収管50の経路で蒸留器15に送り込む。
【0032】
(5)タンク3aからパーフロロカーボン液4aをバルブ5aを介してポンプ6により汲揚げ、バルブ9、加熱装置39の経路で必要温度にパーフロロカーボン液4aを昇温し、処理槽10に必要量を送り込む。
【0033】
(6)前記(2)項と同じ(但し、高沸点可燃溶剤4をパーフロロカーボン液4aと読みかえる)。なお、処理槽10のパーフロロカーボン液4aは加熱装置39によって必要温度に保持される。
【0034】
(7)処理槽10、ボタントラップ12、バルブ13、ポンプ6、バルブ14、蒸留器15の経路でパーフロロカーボン液を排液し、続いて処理ドラム11を高速回転して衣料2中のパーフロロカーボン液4a及び同液に溶解した高沸点可燃溶剤4を遠心分離し、同様に蒸留器15へ排液する。
【0035】
(8)再び処理ドラム11をゆっくり回し、ファン16、エアクーラ17、エアヒータ18から成るリカバリエアダクト19と処理槽10の間を矢印20の向きでエアを循環し、衣料2を乾燥する。衣料2から蒸発したパーフロロカーボンを主成分とする溶剤ガスはエアクーラ17で凝縮し、回収経路21を通り、第1溶剤分離器22aに流入する。
【0036】
(9)乾燥が終了すると、ダンパ25,26が破線の如く開き、ダンパ25から新鮮な空気を取り入れ、ダンパ26からエアクーラ17では回収できない未凝縮溶剤ガスを排気し、衣料2中の溶剤臭を脱臭する。
【0037】
(10)ダンパ26から排出された未凝縮溶剤ガスは、ダクト28a、弁29aを経由して活性炭溶剤回収装置24aの活性炭層31に吸着回収され、溶剤分を除去された空気が弁29a経由で大気に排出される。
【0038】
(11)前記(3)項、(4)項及び(7)項の工程で蒸留器15に入った高沸点可燃溶剤4とパーフロロカーボン液4aは、蒸留器15で蒸発してコンデンサ27で凝縮回収され、まず第1溶剤分離器22aでパーフロロカーボン液4aが水と高沸点可燃溶剤4から比重分離され、回収管35を通して第2溶剤収納タンク3aに回収される。次に前記水と高沸点可燃溶剤4は排出管36経由で第2溶剤分離器23aに流入し、高沸点可燃溶剤4が水から比重分離されて回収管37を通して第1溶剤収納タンク3に回収される。
なお、第2溶剤分離器23aによって分離された水は、水排出管38により系外へ排出される。
【0039】
(12)前記(10) 項の工程中、活性炭溶剤回収装置24aの活性炭層31に吸着された溶剤分は、弁30を介して導入されるスチームにより脱着され、配管32及び逆止弁33を介してコンデンサ27に流入し、凝縮回収される。
【0040】
(13)前述の(9)項,(10) 項の脱臭工程が終了したらドア1を開いて衣料2を取り出し、ドライクリーニング全工程が完了する。
【0041】
なお、前記工程では説明しなかったが、前記(2)項及び(5)項の工程において加熱されたパーフロロカーボン液4aは、処理槽10に流入すると同液4aの一部がガス化する。このため必要に応じて同ガスを凝縮回収するため、(8)項に示す乾燥工程と同様の機能を動作させることがある。
【0042】
また、併せてダンパ26を開き、活性炭溶剤回収装置24a経由で処理槽10の内圧上昇を逃すこともある。さらに前記処理槽10の内圧上昇防止のために、処理槽10に衣料2を投入したあと、予め処理槽10内の空気を図示しない真空発生装置で必要量除去する、所謂減圧工程を置く方法もある。
【0043】
またその他の方法として、処理槽10と直結する図示しない袋状の圧力補正器によって一時的に処理槽10内圧を吸収し、例えば(9)項,(10) 項の脱臭工程で袋内の圧力を放出する方法を採用しても良い。
更に(11) 項の蒸留工程では、予め蒸留器15内を図示しない真空発生装置で減圧する方式が一般的である。
【0044】
図2はパーフロロカーボン液4aとしてフロリナートFC−72を、また高沸点可燃溶剤4として、従来の三成分系(パラフィン,ナフテン,アロマ)石油溶剤である日石ニューソルDXハイソフトとイソパラフィン単一系石油溶剤である出光アイソールソフトを選び、パーフロロカーボン液4aの高沸点可燃溶剤溶解能の温度依存性をグラフに示している。
図2にみられるこの特性に基づいて高沸点可燃溶剤4がパーフロロカーボン液4aから分離され、高沸点可燃溶剤4は比重差によって浮上することになる。
【0045】
なお、本発明による洗浄・乾燥方法で低沸点不燃溶剤として用いうるパーフロロカーボン液の側を「表1」に示してある。
【0046】
【表1】
Figure 0003564199
【0047】
次に図3は、本発明による方法と従来の方法との衣料乾燥時間を比較した線図を示している。
図3は高沸点可燃溶剤として石油系溶剤の出光アイソールソフト(沸点170℃〜200℃)を選び、低沸点不燃溶剤として56℃の沸点をもつパーフロロカーボン液(商品名フロリナートFC−72)を選んで、ウールニット等の衣料10kgを洗浄・乾燥したときのエアクーラ17での溶剤凝縮回収曲線を、通常の石油系溶剤による洗浄・乾燥と比較したものである。図3から明らかなように本発明による方法は、従来方法に比べ、乾燥時間を大幅に短縮することができることが分かる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如く本発明の洗浄・乾燥方法によれば、石油系溶剤等の高沸点可燃溶剤による衣料洗浄後の衣料に含まれる当該高沸点可燃溶剤を、低沸点不燃溶剤、例えばパーフロロカーボン液によって溶解除去する工程の前に、同じ低沸点不燃溶剤を使って衣料洗浄後のポンプ、バルブ、処理槽、処理ドラム、ボタントラップを有するドライクリーナ系内各部に残付着する高沸点可燃溶剤を洗い流す工程を加える。
【0049】
この衣料洗浄後のドライクリーナ系内に残付着する高沸点可燃溶剤を洗い流す工程を加えることによって、衣料に含まれる高沸点可燃溶剤の高度な溶解除去に必要な低沸点不燃溶剤量の増大を抑えることができるため、本発明の洗浄・乾燥方法によれば液収納タンク及び液再生部(蒸留系)の大型化と液再生エネルギ増大の必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衣料の洗浄・乾燥方法の実施に使用するドライクリーナの全体を示す系統図。
【図2】パーフロロカーボン液の高沸点可燃溶剤溶解能の温度依存性を示す線図。
【図3】乾燥時間とエアクーラの溶剤凝縮回収速度との関係を本発明方法と従来方法で比較した線図。
【図4】従来のドライクリーナの系統図。
【図5】一般的な石油系溶剤ドライクリーナの洗浄・乾燥工程図。
【符号の説明】
2 衣料
3,3a 溶剤収納タンク
4 高沸点可燃溶剤
4a パーフロロカーボン液
5,5a 専用バルブ
6,6a ポンプ
10 処理槽
15 蒸留器
22a 第1溶剤分離機
23a 第2溶剤分離機
24a 活性炭溶剤回収装置
27 コンデンサ
31 活性炭層
35,37 回収管
39 加熱装置
40,41 逆止弁

Claims (1)

  1. 石油系溶剤等の高沸点可燃溶剤を用いて衣料を洗浄・乾燥するドライクリーナにおいて、該高沸点可燃溶剤による洗浄後の衣料に含まれる該溶剤を、沸点又は沸点近傍の温度に加温された低沸点不燃溶剤を用いて溶解除去し、その後、主として衣料中に含まれた該低沸点不燃溶剤を対象に衣料の乾燥を行うに際し、該低沸点不燃溶剤による前記衣料に含まれる高沸点可燃溶剤の溶解除去工程を実施する前に、ポンプ、バルブ、処理槽、処理ドラム、ボタントラップを有する系内に残付着する前記高沸点可燃溶剤を該低沸点不燃溶剤によって洗い流すことを特徴とする衣料の洗浄・乾燥方法。
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