JP3561045B2 - オーディオ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、CDグラフィックスやミニディスク(以下、単にMDと称する)等の記録媒体に記録された、又はユーザーが操作キーにより入力したアルバム名や曲名等といったタイトル名を表示させるタイトル表示機能を備えたオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CDやMD等のディスクには、音声情報の他に当該ディスクに係わる識別情報としてTOC情報が記録されており、当該TOC情報には前記音声情報に係わるアルバム名や曲名等といったタイトル情報や、演奏時間等のディスク情報が記録されている。
【0003】
このようなTOC情報を有するディスクを再生するオーディオ装置としては、所定操作のキー入力に応じてタイトルモードを選択することにより、当該ディスクに記録されたTOC情報を抽出し、当該抽出されたTOC情報に含まれるタイトル情報に基づいてタイトル名を所定桁数の桁表示領域に表示させたり、ディスク情報に関連して予め入力していたタイトル情報を、再生時にディスク情報と照合して抽出し、当該抽出されたタイトル情報に基づいてそのタイトル名を表示させるタイトル表示機能を備えたものがある。
【0004】
このようなタイトル表示機能を備えたオーディオ装置によれば、タイトルモードを選択することにより、現在演奏中のディスクに係わるタイトル名を前記桁表示領域に表示させるようにしたので、ユーザーは演奏中であっても現在演奏中のディスクに係わるタイトル名を認識することができる。
【0005】
しかしながら、上記従来のオーディオ装置によれば、当該装置に占める表示スペースから考えて、当該桁表示領域の桁数に限りがあり、当該限られた桁数の桁表示領域にてタイトル名を表示させるようにしたので、長いタイトル名を表示する場合には、当該桁表示領域に表示されないタイトル名の残り文字、すなわち未表示部分が発生し、当該未表示部分によりユーザーに正確なタイトル名を認識させることができないといった事態が生じた。
【0006】
そこで、このような事態を打開するために、当該桁表示領域の桁数分に相当するタイトル名の文字表示が終了すると、当該タイトル名の未表示部分に相当に残り文字を当該桁表示領域に一桁づつスクロール表示させるスクロール表示機能を備えたものがある。
【0007】
このようなスクロール表示機能を備えたオーディオ装置によれば、長いタイトル名を当該桁表示領域に表示させる場合、当該桁表示領域に順次一桁づつタイトル文字を表示させ、当該桁表示領域の桁数分に相当するタイトル文字、すなわち先頭部分を表示させた後、当該タイトル名に係わる未表示部分を当該桁表示領域に一桁づつ順次スクロール表示させるようにしたので、当該桁表示領域に長いタイトル名を表示させる場合であっても、ユーザーはそのタイトル名を正確に認識することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスクロール表示機能を備えたオーディオ装置によれば、前記スクロール表示前、すなわち当該タイトル名に係わる先頭部分の表示中においては当該桁表示領域に順次一桁づつタイトル文字を表示させるようにしたが、当該桁表示領域に表示される先頭部分の表示動作が単調であるため、ユーザーは現在表示中の表示が先頭部分の表示、すなわちタイトル開始画面であるか否かを誤って認識してしまう虞があり、強いては当該タイトル名をも正確に認識することができないといった問題点があった。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タイトル開始画面を確実に認識させ、強いてはそのタイトル名をユーザーに確実に認識させることができるオーディオ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のオーディオ装置は、タイトル情報に係わる文字キャラクタ及び案内キャラクタを記憶する記憶手段と、タイトル表示指令を入力する操作手段と、所定順序方向に所定桁数の桁表示領域を有し、当該桁表示領域に前記タイトル情報に係わる文字キャラクタ及び案内キャラクタを表示させる表示手段と、シフト制御信号に応じて前記記憶手段に記憶された案内キャラクタを読み出し、当該読み出された案内キャラクタを前記桁表示領域の最後桁から最先桁方向へと順次にシフト表示させるシフト制御手段と、当該シフト表示中の案内キャラクタが所定桁にシフト表示されると、前記記憶手段から該当文字キャラクタを読み出し、当該読み出された該当文字キャラクタを当該所定桁の桁表示領域に表示させる文字制御手段と、前記タイトル表示指令を受けると、前記シフト制御信号を送出すると共に、前記文字制御手段による該当文字キャラクタ表示が完了し、かつ当該桁表示領域に空き桁があれば、前記シフト制御信号を送出する制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】
かかる構成により、本発明のオーディオ装置によれば、タイトル表示指令を受けると、案内キャラクタを桁表示領域の最後桁から最先桁方向へと順次にシフト表示させ、当該シフト表示中の案内キャラクタが所定桁に表示されると、当該所定桁に当該タイトル名に係わる文字キャラクタを表示させ、当該桁表示領域の全桁に各文字キャラクタが表示されるまで、すなわちタイトル開始画面が完了するまで、前記案内キャラクタ及び文字キャラクタの表示動作を繰り返すようにしたので、ユーザーは当該案内キャラクタの表示を見ることにより、現在桁表示領域に表示中の画面がタイトル開始画面、すなわち当該タイトル名に係わる先頭部分を表示中であることを認識することができ、強いては当該タイトル名を確実に認識することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明のオーディオ装置を適用したMDオートチェンジャーシステムについて説明する。図1は本発明のオーディオ装置を適用したMDオートチェンジャーシステム内部の概略構成を示すブロック図である。
【0013】
図1においてMDオートチェンジャーシステム(以下、単にシステムと称する)は、複数枚のディスクを収納再生するメカ機構を備えたMDオートチェンジャー(以下、単にチェンジャーと称する)10と、当該システム全体を制御するMDコントロールユニット(以下、単にコントロールユニットと称する)20とを有している。尚、当該コントロールユニット20は、ディスクに記録されたタイトル情報に基づいて各タイトル名を表示させるタイトル表示機能を備えたものとする。
【0014】
前記コントロールユニット20は、前記チェンジャー10にて再生されたディスクの再生信号にオーディオ処理を施すオーディオ回路21と、当該オーディオ処理を施された再生信号を増幅するアンプ部22と、当該増幅された再生信号を音声出力するスピーカ部23と、例えばディスク再生キーや前記タイトル表示機能を起動させるタイトル表示キー等の当該システムに係わる様々な指令を入力する操作部24と、当該システムに係わる様々な情報を表示させる表示部25と、当該システムに係わる初期データ等を格納したROM26と、当該システムに係わる様々なデータ等を記憶するRAM27と、当該コントロールユニット20全体を制御するCPU28とを有している。
【0015】
前記表示部25には、左右方向に最先桁である最左桁29aから最後桁である最右桁29bへと8桁の桁表示領域29を有しており、当該桁表示領域29には、例えば現在時刻を示す現在時刻表示、現在演奏中のディスクに係わるディスクNo.やトラックNo.を表示させるディスクNo.表示やトラックNo.表示、現在演奏中の演奏時間を示すP−TIME表示や現在演奏中のディスクに係わるタイトル名を表示させるタイトル表示を兼用表示させるようにしたものである。
【0016】
前記RAM27には、前記チェンジャー10を介して抽出されたディスク固有の識別情報であるTOC情報が前記CPU28を介して記憶されており、当該TOC情報内には演奏時間やタイトル名、すなわちアルバム名や各曲の曲名等のタイトル情報等が含まれている。
【0017】
尚、請求項1記載中の記憶手段は前記ROM26及びRAM27、操作手段は前記操作部24、表示手段は前記桁表示領域29に相当するものである。また、請求項1記載のシフト制御手段、文字制御手段及び制御手段は、前記CPU28に相当するものである。
【0018】
次に当該システムのタイトル表示機能について説明する。図2乃至図4は当該タイトル表示処理におけるCPU28の処理動作を示すフローチャートである。図5及び図6は当該タイトル表示処理における桁表示領域の表示動作を示す説明図である。
【0019】
当該タイトル表示処理とは、前記タイトル表示キーの入力に応じて、例えば演奏中のディスクに係わるタイトル名を前記桁表示領域29に表示させるようにした処理であり、殊に当該タイトル開始画面をユーザーに認識させるために当該桁表示領域29に案内キャラクタであるイメージマークをシフト表示させるようにした処理である。
【0020】
図2においてCPU28は、前記チェンジャー10にてディスクを再生させ(ステップS11)、図5(a)に示すように当該ディスクにて再生中の曲に相当するトラックNo.を前記桁表示領域29に表示させ(ステップS12)、タイトル表示キーが入力されたか否かを判定する(ステップS13)。
【0021】
当該タイトル表示キーが入力されたのであれば、当該タイトルモードを設定し(ステップS14)、現在表示中のトラックNo.表示をクリアーさせるためのトラック表示タイマーを5秒にセットし(ステップS15)、当該セットされたトラック表示タイマーの5秒が経過したか否かを判定する(ステップS16)。当該トラック表示タイマーの5秒が経過したのであれば、当該桁表示領域29に表示中のトラックNo.表示をクリアーし(ステップS17)、前記RAM27に記憶されたTOC情報に基づいて当該演奏中の曲に係わる曲名を検索し、該当曲名に係わるタイトル情報があるか否かを判定する(ステップS18)。
【0022】
当該RAM27に記憶中のTOC情報内に該当タイトル情報がなければ、図8に示すように当該タイトル情報がないことをユーザーに通知するタイトル未入力表示を前記桁表示領域29に表示させ、当該タイトル表示処理を終了する。
【0023】
また、ステップS13にてタイトル表示キーが入力されたのでなければ、当該タイトル表示処理を終了する。
【0024】
また、ステップS18にて当該RAM27に記憶されたTOC情報内に該当タイトル情報があれば、図3に示すM1に移行する。
【0025】
図3に示すM1においては、前記ROM26に格納された案内キャラクタに相当するイメージマークを、図5(b)に示すように前記桁表示領域29の最右桁29bにセット表示し(ステップS21)、当該イメージマーク表示タイマーを100msecにセットし(ステップS22)、当該イメージマーク表示タイマーが100msecを経過したか否かを判定する(ステップS23)。
【0026】
当該イメージマーク表示タイマーが100msecを経過したのであれば、図5(c)に示すように当該イメージマークを左方向へ一桁シフト表示し(ステップS24)、イメージマークが当該桁表示領域29の所定表示桁位置に到達したか否かを判定する(ステップS25)。尚、当該所定表示桁位置とは、当該タイトル名に係わる各文字の表示順序に基づいて各桁表示領域29の各桁に設定されるものであり、例えば当該タイトル名に係わる最初の文字を表示させる場合には当該所定表示桁位置を最左桁29aに、第2番目の文字を表示させる場合には当該所定表示桁位置を前記最左桁29aの次桁に相当する左2桁29cにそれぞれ設定されるものである。
【0027】
また、ステップS25にて当該イメージマークが所定表示桁位置に到達したのであれば、前記RAM27から該当タイトル名に係わる該当文字、例えば“C”を図5(j)に示すように当該所定表示桁位置に表示させる(ステップS26)。尚、図3に示すステップS21、ステップS22、ステップS23、ステップS24及びステップS25までの処理は、最右桁29bにセット表示されたイメージマークを所定表示桁位置までシフト表示させるための処理動作であり、例えば最初の文字を表示させる際のイメージマークのシフト動作としては図5(b)乃至図5(i)に示すようにシフト表示されるものである。
【0028】
次にステップS26にて該当文字を所定表示桁位置に表示させた後、当該タイトル名の全表示、すなわち未表示部分を含めた表示が完了したか否かを判定する(ステップS27)。
【0029】
当該タイトル名の全表示が完了したのでなければ、当該桁表示領域29の全桁である8桁に表示された、すなわち当該タイトル名に係わる8文字の表示が完了したか否かを判定する(ステップS28)。当該8文字の表示が完了したのであれば、つまり当該タイトル名が9文字以上であると判断し、現在桁表示領域29に表示中の8文字を左桁方向に一桁づつシフト表示させ(ステップS29)、当該シフト表示により空き桁になった最右桁29bの未表示部分に係わる該当文字を一桁づつ表示させ(ステップS30)、ステップS27に移行する。つまり、ステップS29及びステップS30にてタイトル名に係わる未表示部分である残り文字をスクロール表示させるようにした。
【0030】
ステップS27にてタイトル名の全表示が完了したのであれば、現在桁表示領域29に表示中の全文字を図7(a)乃至図7(g)に示すように左方向にスクロールさせ(ステップS31)、当該桁表示領域29に表示中の全文字に係わるスクロールが完了したか否か、すなわち当該桁表示領域29の全桁がブランクとなったか否かを判定する(ステップS32)。図7(h)に示すように当該全文字に係わるスクロールが完了したのであれば、タイトル表示キーが入力されたか否かを判定する(ステップS33)。
【0031】
当該タイトル表示キーが入力されたのであれば、当該設定中のタイトルモードを解除し(ステップS34)、当該タイトル表示処理を終了する。
【0032】
また、ステップS33にてタイトル表示キーが入力されたのでなければ、引き続き当該タイトル名を再表示させるためにステップS21に移行する。
【0033】
また、ステップS28にて当該桁表示領域29の全桁に相当する8桁に当該タイトル名に係わる8文字の表示が完了したのでなければ、次の該当文字を表示させる所定表示桁位置が最左桁29aの次桁に相当する左2桁29cであるか否かを判定する(ステップS35)。当該所定表示桁位置が左2桁29cでなければ、図中のM2に移行する。
【0034】
また、ステップS35にて当該所定表示桁位置が左2桁29cであれば、図4に示すM3に移行する。
【0035】
図4に示すM3において、前記ROM26からイメージマークを呼び出して、図5(j)に示すように当該イメージマークを前記桁表示領域29の最右桁29bにセットし(ステップS41)、逆シフト用カウント値をクリアーにして(ステップS52)、当該イメージマーク表示タイマーを100msecにセットし(ステップS42)、当該セットされたイメージマーク表示タイマーが100msecを経過したか否かを判定する(ステップS43)。当該桁表示領域29に表示中のイメージマークを左方向へ一桁シフト表示し(ステップS44)、当該シフト表示されたイメージマークが左2桁29cに到達したか否かを判定する(ステップS45)。当該イメージマークが左2桁29cに到達したのでなければ、ステップS42に移行する。尚、図4に示すステップS41、ステップS42、ステップS43、ステップS44及びステップS45までの処理は、最右桁29bにセット表示されたイメージマークを図5(j)乃至図5(p)に示すように左2桁29cまでシフト表示させるための処理動作である。
【0036】
また、ステップS45にてイメージマークが左2桁29cに到達したのであれば、逆シフト用カウント値を+1インクリメントし(ステップS46)、当該逆シフト用カウント値が“2”になったか否かを判定する(ステップS47)。当該逆シフト用カウント値が“2”でなければ、イメージマーク表示タイマーに100msecをセットし(ステップS48)、当該イメージマーク表示タイマーが100msecを経過したか否かを判定する(ステップS49)。
【0037】
当該イメージマーク表示タイマーが100msecを経過したのであれば、当該桁表示領域29に表示中のイメージマークを図6(a)に示すように右方向へ一桁シフト表示し(ステップS50)、当該イメージマークが最右桁29bに到達したか否かを判定する(ステップS51)。当該イメージマークが最右桁29bに到達したのでなければ、ステップS48に移行する。尚、図4に示すステップS48、ステップS49、ステップS50及びステップS51までの処理は、右方向へシフト表示中のイメージマークを図6(a)乃至図6(f)に示すように最右桁29bまでシフト表示させるための処理動作である。
【0038】
ステップS51にて当該イメージマークが最右桁29bに到達したのであれば、図6(g)乃至図6(l)に示すように前記イメージマークを再び左2桁29cに到達させるようにステップS42に移行する。
【0039】
また、ステップS47にて逆シフト用カウント値が“2”になったのであれば、図3に示すM1に移行する。
【0040】
尚、このような左2桁29cに該当文字を表示させる際の図4に示す処理動作においては、イメージマークを最右桁29bから左2桁29c、最右桁29bの順に左2桁29cへとシフト表示させることにより、当該タイトル表示開始のインパクトをより強くユーザーに与えるようにしたものである。
【0041】
従って、上記実施例によれば、タイトル表示キーの入力を受けると、イメージマークを桁表示領域29の最右桁29bから左方向へと順次にシフト表示させ、当該シフト表示中のイメージマークが所定桁にシフト表示されると、当該所定桁に当該タイトル名に係わる該当文字を表示させ、当該桁表示領域29の全桁に各文字が表示されるまで、すなわちタイトル開始画面が完了するまで、当該イメージマークによる該当文字の誘導を行うようにしたので、ユーザーは当該イメージマークの表示を見ることにより、現在桁表示領域29に表示中の画面がタイトル開始画面、すなわち当該タイトル名に係わる先頭部分を表示中であることを認識することができ、強いては当該タイトル名を確実に認識することができる。
【0042】
また、当該タイトル開始画面における桁表示領域29の左2桁29cに該当文字を表示させるような場合、該当文字を誘導するイメージマークを最右桁29bから左2桁29cへとシフトし、次に左2桁29cから再び最右桁29bへとシフトし、最後に当該最右桁29bから左2桁29cへとシフトした後に、当該左2桁29cに該当文字を表示させるようにしたので、このようなイメージマークの動きにより現在表示中の画面がタイトル開始画面であることをユーザーに強く認識させることができる。
【0043】
尚、上記実施例においては、MDオートチェンジャーシステムについて説明したが、CDプレーヤやLDプレーヤ等のタイトル表示機能を備えたオーディオ装置に適用しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0044】
また、ユーザーが任意にタイトル名を入力して、再生中にそのタイトル名を表示させる表示機能を有するオーディオ装置に適用しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明のオーディオ装置によれば、タイトル表示指令を受けると、案内キャラクタを桁表示領域の最後桁から最先桁方向へと順次にシフト表示させ、当該シフト表示中の案内キャラクタが所定桁に表示されると、当該所定桁に当該タイトル名に係わる文字キャラクタを表示させ、当該桁表示領域の全桁に各文字キャラクタが表示されるまで、すなわちタイトル開始画面が完了するまで、前記案内キャラクタ及び文字キャラクタの表示動作を繰り返すようにしたので、ユーザーは当該案内キャラクタの表示を見ることにより、現在桁表示領域に表示中の画面がタイトル開始画面、すなわち当該タイトル名に係わる先頭部分を表示中であることを認識することができ、強いては当該タイトル名を確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーディオ装置を適用したチェンジャーシステム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるチェンジャーシステムのタイトル表示処理におけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
【図3】本実施例におけるチェンジャーシステムのタイトル表示処理におけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例におけるチェンジャーシステムのタイトル表示処理におけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
【図5】(a)〜(p) 本実施例のタイトル表示処理における桁表示領域の表示状態を示す説明図である。
【図6】(a)〜(p) 本実施例のタイトル表示処理における桁表示領域の表示状態を示す説明図である。
【図7】(a)〜(h) 本実施例のタイトル表示処理における桁表示領域の表示状態を示す説明図である。
【図8】本実施例のタイトル表示処理における桁表示領域のタイトル未入力時における表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
24 操作部(操作手段)
25 表示部(表示手段)
26 ROM(記憶手段)
27 RAM(記憶手段)
28 CPU(制御手段,文字制御手段,シフト制御手段)
29 桁表示領域
29a 最左桁(最先桁)
29b 最右桁(最後桁)
Claims (4)
- タイトル情報に係わる文字キャラクタ及び案内キャラクタを記憶する記憶手段と、
タイトル表示指令を入力する操作手段と、
所定順序方向に所定桁数の桁表示領域を有し、当該桁表示領域に前記タイトル情報に係わる文字キャラクタ及び案内キャラクタを表示させる表示手段と、
シフト制御信号に応じて前記記憶手段に記憶された案内キャラクタを読み出し、当該読み出された案内キャラクタを前記桁表示領域の最後桁から最先桁方向へと順次にシフト表示させるシフト制御手段と、
当該シフト表示中の案内キャラクタが所定桁にシフト表示されると、前記記憶手段から該当文字キャラクタを読み出し、当該読み出された該当文字キャラクタを当該所定桁の桁表示領域に表示させる文字制御手段と、
前記タイトル表示指令を受けると、前記シフト制御信号を送出すると共に、前記文字制御手段による該当文字キャラクタ表示が完了し、かつ当該桁表示領域に空き桁があれば、前記シフト制御信号を送出する制御手段とを有することを特徴とするオーディオ装置。 - 前記所定桁は、タイトル表示指令時においては当該桁表示領域の最先桁に、当該文字キャラクタ表示中においては直前に文字キャラクタが表示された桁の次桁に設定されることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
- 前記制御手段は、前記桁表示領域の全桁に文字キャラクタが表示される前に、当該タイトル情報に係わる全ての文字キャラクタが表示されたのであれば、前記シフト制御手段及び文字制御手段による動作を終了することを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオ装置。
- 前記制御手段は、前記桁表示領域の全桁に文字キャラクタが表示され、かつ当該表示中の文字キャラクタに係わるタイトル情報に未表示文字キャラクタがあれば、当該桁表示領域の最後桁から最先桁方向へと一桁づつ前記未表示文字キャラクタをスクロール表示させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のオーディオ装置。
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