JP3560511B2 - 電気ポット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭用に用いられる電動給湯ポンプ式の電気ポットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電動ポンプを用いた電動給湯ポットが普及しており、ユーザは給湯スイッチひとつ押せば簡単に電気ポット内の湯を得ることができる。しかし、電動ポンプによる吐出量をユーザが変更することはできない。
【0003】
ユーザは、給湯始めに吐出される湯の飛び散りを防いだり、給湯終わりに湯の微調整をすることを目的として、給湯スイッチを押し続けた場合に比べ少ない吐出量を実現すべく、非常に短い間隔で給湯スイッチのオン、オフを繰り返して吐出量を調整するという操作方法を見出し、この操作方法がユーザ間に広まった。この操作方法を続けると、本来押し続けて使用するという想定で設けられている給湯スイッチは、8万回という給湯スイッチの接点寿命を超える開閉回数の使用にさらされる。また、給湯スイッチを覆う樹脂製シートの破れにつながり、スイッチ自体の故障の原因となる。さらに、ユーザは操作に集中するあまり吐出した湯によりやけどを負うこともあり得る。
【0004】
安全上の目的から、給湯スイッチを押してもすぐには電動ポンプを作動させず、一定時間以上給湯スイッチを押し続けて初めて電動ポンプを作動させるようにした電気ポットが実現されており、このような電気ポットにおいては前述の問題点を回避できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の装置は、ユーザが湯を得るまで常に一定時間給湯スイッチを押し続けて待たなければならないので、すぐに湯を欲しい場合はもどかしく、普通の操作方法を行うユーザにとって利便性が損なわれるという問題があった。
【0006】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、給湯スイッチの接点寿命を超えずスイッチの耐久寿命を確保し、かつ給湯時の安全性を高め、普通の操作を行うユーザの利便性を損なわない電気ポットを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、請求項1の発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を吐出する吐出手段と、前記吐出手段を作動させるとき操作される操作部と、前記操作部からのオン、オフ信号に基づいて前記吐出手段を制御する制御回路とを有する電気ポットにおいて、前記操作部からのオフ信号を受けてからの時間をカウントするタイマを設け、該タイマが所定時間をカウントしなければ、前記操作部からのオン信号を受けても前記吐出手段による液体の吐出を禁止するようにしたことを特徴としたものである。
【0008】
請求項2の発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を吐出する吐出手段と、前記吐出手段を作動させるとき操作される操作部と、前記操作部からのオン、オフ信号に基づいて前記吐出手段を制御する制御回路とを有する電気ポットにおいて、前記操作部でオン,オフが繰り返されて当該操作部からのオン信号が一定時間内に規定回数を超えたとき前記吐出手段による液体の吐出を停止するようにしたことを特徴としたものである。
【0009】
(作用)
前記請求項1の発明では、容器内の湯を吐出する際、タイマが操作部からのオフ信号を受けてから所定時間をカウントしなければ、操作部からのオン信号を受けても吐出手段による液体の吐出を禁止するようにした。それにより、ユーザは、操作部のスイッチを押すことを繰り返しても一定時間、吐出手段が作動しないので、通常の想定を逸脱する前記の使用方法を行わなくなる。これにより、非常に短い間隔でスイッチを押す、通常の使用方法を逸脱する使用方法によってスイッチの接点寿命が尽きることがなくなり、操作部の樹脂製シートの破損を防ぎ、及びユーザはスイッチの操作に集中するあまり湯を注ぐ最中にやけどを負う事故をも防ぐことができる。また、通常の使用方法においては、何ら利便性を損なわない。
【0010】
前記請求項2の発明では、操作部でオン,オフが繰り返されて当該操作部からのオン信号が一定時間内に規定回数を超えたとき吐出手段による液体の吐出を停止するようにした。それにより、ユーザは、操作部のスイッチを短時間の間に非常に短い間隔で操作部のオン,オフを繰り返すと、吐出手段が作動しなくなるので、通常の想定を逸脱する前記の使用方法を行わなくなる。これにより、通常の使用方法を逸脱する使用方法によってスイッチの接点寿命が尽きることがなくなり、操作部の樹脂製シートの破損を防ぎ、及びユーザはスイッチの操作に集中するあまり湯を注ぐ最中にやけどを負う事故をも防ぐことができる。また、通常の使用方法においては、何ら利便性を損なわない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0012】
図1は、本発明にかかる電気ポットを示す。この電気ポットは、本体1と該本体1に開閉自在に取り付けられた蓋体2とからなる。本体1の内部には容器3が設けられ、容器3の底外面には水を加熱する加熱手段であるヒータ4が設けられている。また、容器3の底には、容器3内の湯を吐出する吐出手段である電動ポンプ5を有し、容器3の内部と連通し容器3の前側の側壁に沿って立ち上がり本体1の肩部下面に形成された吐出口6に至る吐出管7が接続されている。また、本体1の内部には、タイマを内蔵し、前記ヒータ4及び電動ポンプ5を制御するマイクロコンピュータからなる制御回路8が設けられている。
【0013】
本体1の前側肩部には、図2に示すような、操作表示パネル9が設けられている。この操作表示パネル9には、給湯スイッチ10と、この給湯スイッチ10が電気的にロックされている状態を解除するロック解除スイッチ11及び電気的ロックが解除されてから10秒間のロック解除状態を示すため点灯し、この10秒間に給湯スイッチ10が押されるとロック解除状態が延長され、給湯スイッチ10が押されずに10秒間経過するとロック状態となりそれを示すため消灯する表示ランプ11aと、一度沸騰した湯を再び沸騰したいとき押す再沸騰スイッチ12と、98℃、90℃、60℃の3段階で容器3内の湯の保温温度を設定することができる保温設定スイッチ13と、該保温設定スイッチ13で設定される設定温度を表示する表示ランプ13a〜13cと、容器3内が汚れた際容器3の洗浄動作を実行させるクエン酸洗浄スイッチ14とが設けられている。
【0014】
次に、前記構成からなる電気ポットの制御回路8による動作について説明する。
【0015】
容器3内に水が入れられると、制御回路8は自動的にヒータ4を作動させて水を加熱し、水が沸騰するとヒータ4を制御して容器3内の湯を設定温度に保温する。この保温状態にて、ユーザが給湯スイッチ10を押して給湯する場合の動作について説明すると、まず図3におけるステップ101で、電動ポンプ運転禁止フラグFが立っている(F=1)か否かを判断する。初期状態では、フラグF=1でないので、ステップ102で、ユーザにより給湯スイッチ10がオンされたか否かを判断し、スイッチがオンされているならば、ステップ103で、電動ポンプ5を運転する。これにより、容器3内の湯は吐出管7を通って吐出口6から吐出する。ここで、ユーザは給湯スイッチ10を押し続けることで、所望の湯を得ることができる。仮に、ユーザが給湯スイッチ10を非常に短い間隔でオン、オフすることによって吐出量を調節しようとしても、以下の動作によってこのような動作は行なうことができない。
【0016】
ユーザが給湯スイッチ10をオフした瞬間、すなわち、ステップ102で、スイッチがオフされていると判断すると、ステップ104で、電動ポンプ5を停止状態にし、ステップ105で、電動ポンプ5の停止からの経過時間を計測する停止後時間タイマのカウントを始め、ステップ106で、電動ポンプ5の運転禁止フラグFをセットする(F=1)。
【0017】
続いて、ステップ107で、前記停止後時間タイマが0.5秒カウントアップしたか否かを判断し、0.5秒経過したならば、ステップ108で、電動ポンプ5の運転禁止フラグFを解除して(F=0)、ステップ101に戻る、また0.5秒経過していないならば、電動ポンプ5の運転禁止状態(F=1)のままステップ101に戻る。
【0018】
そして、ステップ101で、F=1であるか否か、すなわち、電動ポンプ5の運転禁止がされているか否かを判断し、運転禁止がされていなく、ステップ102で、給湯スイッチ10が押されたと判断すれば、ステップ103で、電動ポンプ5の運転をする。また、運転禁止がされているならば、ステップ107に移行して、停止後時間タイマが0.5秒経過したか否かを判断する。
【0019】
給湯スイッチ10がオフされ電動ポンプ5が停止されると、0.5秒経過するまでは、いくら給湯スイッチ10をオンしても電動ポンプ5が運転を開始しない。これにより、0.5秒以内の非常に短い間隔で給湯ボタンを操作し、吐出量を調整するという操作方法はできなくなる。このため、ユーザは、通常の想定を逸脱したような前記の操作方法を行わなくなるので、スイッチの接点寿命が確保され、スイッチの耐久寿命も確保される。
【0020】
また、通常の操作方法では、0.5秒以内に給湯スイッチ10が再びオンされるようなことはあり得ないので、ユーザの利便性は損なわれない。なお、本実施形態においては、タイマのカウント時間を0.5秒にしたが、通常の使用方法においてはあり得ない短い時間間隔であれば、これに限るものではない。
【0021】
なお、前記実施形態では、制御回路8において、電動ポンプ5の停止後一定時間は給湯を禁止することにより課題を解決したが、給湯スイッチ10のオフ後の一定時間内にオンされる回数が規定回数に達すると給湯を禁止することによっても同様に課題を解決できる。以下、その動作について図4を用いて説明する。
【0022】
まず、ステップ201で、給湯スイッチ10がオンされているか否かを判断し、オンされたと判断すれば、ステップ202で、給湯スイッチ10がオンされた回数をカウントする給湯スイッチオンカウンタのカウント値に1を加算する。ステップ203で、給湯スイッチオンカウンタのカウント値が4以上か否かを判断し、4未満であれば、ステップ204で電動ポンプ5を運転し、4以上であれば、ステップ205で電動ポンプ5の運転を禁止する。
【0023】
前記ステップ201で、給湯スイッチ10がオンされていないと判断すれば、ステップ206で、給湯停止後タイマが動作中か否かを判断し、動作中でないならば、ステップ209で、給湯スイッチオンカウンタのカウンタ値をリセットし、ステップ210で、給湯停止後タイマをスタートする。給湯停止後タイマが動作中であるときには、ステップ207で、2秒以上経過しているか否かを判断し、2秒経過しているならば、ステップ209に戻り、給湯停止後タイマをステップ210で再びスタートする。2秒経過していないならば、ステップ208で、電動ポンプ5を停止し、ステップ201に戻る。
【0024】
これにより、給湯スイッチがオフされてから2秒以内に給湯スイッチ10が4回以上オンされると、電動ポンプ5の運転が禁止されるので、前記の制御回路8による電気ポットの動作による効果と同様の効果が得られる。なお、本実施形態においては、給湯停止後タイマの経過時間が2秒以内で給湯スイッチオンカウンタ値が4以上としたが、これに限るものではない。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1の発明によれば、操作部からのオフ信号を受けてからの時間をカウントするタイマを設け、該タイマが所定時間をカウントしなければ、操作部からのオン信号を受けても吐出手段による液体の吐出を禁止するようにしたので、非常に短い間隔でスイッチを押す、通常の使用方法を逸脱する使用方法によってスイッチの接点寿命が尽きることがなくなり、操作部の樹脂製シートの破損を防ぎ、及びユーザはスイッチの操作に集中するあまり湯を注ぐ最中にやけどを負う事故をも防ぐことができる。また、通常の使用方法においては、何ら利便性を損なわない。
【0026】
また、請求項2の発明によれば、給湯スイッチのオフ後の一定時間内にオンされる回数が規定回数に達すると給湯を禁止することにしたので、請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電気ポットの概略図。
【図2】図1の電気ポットのパネルの正面図。
【図3】図1の電気ポットの動作の一例を示すフローチャート。
【図4】図1の電気ポットの動作の別の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
3 容器
5 電動ポンプ(吐出手段)
8 制御回路
10 給湯スイッチ(操作部)

Claims (2)

  1. 液体を収容する容器と、
    前記容器内の液体を吐出する吐出手段と、
    前記吐出手段を作動させるとき操作される操作部と、
    前記操作部からのオン、オフ信号に基づいて前記吐出手段を制御する制御回路とを有する電気ポットにおいて、
    前記操作部からのオフ信号を受けてからの時間をカウントするタイマを設け、該タイマが所定時間をカウントしなければ、前記操作部からのオン信号を受けても前記吐出手段による液体の吐出を禁止するようにしたことを特徴とした電気ポット。
  2. 液体を収容する容器と、
    前記容器内の液体を吐出する吐出手段と、
    前記吐出手段を作動させるとき操作される操作部と、
    前記操作部からのオン、オフ信号に基づいて前記吐出手段を制御する制御回路とを有する電気ポットにおいて、
    前記操作部でオン,オフが繰り返されて当該操作部からのオン信号が一定時間内に規定回数を超えたとき前記吐出手段による液体の吐出を停止するようにしたことを特徴とした電気ポット。
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