JPH02280727A - 電気湯沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で用いられる保温式の電気湯沸し器（
一般に電気ジャーポット等と称される）に関するもので
ある。

従来の技術 近年、保温式の電気湯沸し器（以下電気ジャーポットと
称する）が一般家庭で数多く使用されるようになってき
た。この電気ジャーポットは使用者が水を入れ交流電源
を印加すると自動的に沸騰後保温するものであり、使用
者が湯を出すには、電気ジャーポットの蓋等に設けられ
たつまみを押す空気圧式が多く用いられてきたが、最近
はポンプを用いた電動出湯方式のものも販売されるよう
になっている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気ジャーポットでは、容器内の水が
沸騰するまででも、水又は湯を出すことができるように
なっており、使用者が誤って沸騰前の水を出してしまう
という課題があった。

また、沸騰直後については水がまだ激しく蒸発中であり
、電気ジャーポットの容器の密閉性故に出湯しようとす
ると容器内の圧力がかかりすぎ、出湯する湯が激しく飛
び散ってしまうという課題もあった。

本発明はこのよう造従来の課題に鑑み、沸騰の湯を確実
に出湯するとともに、出湯する湯の飛び散りを防止する
ことを目的としている。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は、容器内の水が沸騰
したがどうかを検知する沸騰検知手段の出力を入力とし
、容器内の水が沸騰した後あらかじめ決められた所定時
間が経過するまで出湯手段に出力し出湯を禁止する出湯
禁止手段を設けている。

作　　用 上記構成により、本発明の電気湯沸し器では、容器内の
水が沸騰してから所定時間が経過するまで使用者は出湯
させることができなくなるため、誤うて低い温度の水又
は湯を使用してしまうことがなくなると共に、沸騰直後
の出湯による湯の飛び散９も防止できるわけである。

実施例 以下、本発明の一実施例の電気湯沸し器を添付図面を用
いて説明する。

第１図は本発明の一実施例の電気湯沸し器のブロック図
である。１１は容器で、この内部に水が収容される。２
は加熱手段で容器１を加熱する。３は温度検知手段で容
器１の温度を検知することで容器１内の水の温度を検知
している。４は沸騰検知手段で温度検知手段３の出力を
入力とし容器１内の水が沸騰したかどうかを検知してい
る。６は出湯手段で容器１内の水（湯）を使用者が出す
ために用いられる。６は制御手段で温度検知手段３及び
沸騰検知手段４の出力を入力とし、加熱手段２を制御し
容器１内の水を沸騰させその後一定温度に保つ働きをす
る。７は出湯禁止手段で沸騰検知手段４の出力を入力と
し容器１内の水が沸騰した後加熱を停止し所定時間が経
過するまで出湯手段６に出力し出湯を禁止している。

このような構成の電気湯沸し器の動作を次に第２図を用
いて説明する。第２図は本発明の一実施例の電気湯沸し
器の動作のフローチャートである。

動作を開始するとまずステップ１１で出湯禁止手段テに
より出湯を禁止する。次にステップ１２で加熱手段２に
より容器１内の水を加熱する、。次にステップ１３で沸
騰検知手段４により容器１内の水が沸騰したかを判定す
る。未だ沸騰していない場合はステップ１２に戻り沸騰
するまで加熱を継続する。ステップ１３で沸騰したと判
定されるとステップ１４に移り加熱を停止し一定時間が
経過した後ステップ１６で出湯禁止手段７による禁止を
解除し使用者が出湯可能とする。次にステップ１６で制
御手段６により一定温度に保温をする。

ステップ１フは容器１内の水の温度を温度検知手段３に
よりモニターし、もし水温が下がれば、例えば使用者が
妻部１内の水を入れ替えたり注ぎ足したりすると、再度
ステップ１１に戻り出湯禁止にすると共に沸騰をさせる
ようになっている。このようにして本実施例の電気湯沸
し器では沸騰してから一定時間が経過するまで出湯でき
ないよう罠なっているわけである。

尚、第２図のステ゛ツブ１１の前に又はステップ１２の
前に、温度検知手段３により容器１内の水の温度を検知
し一定温度以上の場合はステップ１４に移ってしまって
も良い。

発明の効果 以上述べてきたように本発明によれば、容器内の水が沸
騰した後、所定の時間が経過するまで使用者が出湯でき
ないようになっているため、誤って低温の水や湯を使用
してしまつたりすることがなくなると共に、沸騰直後の
出湯による湯の飛び散りも防止することができ、使用上
大変有用性のある電気湯沸し器を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気湯沸し器のブロック図
、第２図は同電気湯沸し器の動作フローチャートである
。 １・・・・・・容器、２・・・・・・加熱手段、３・・
・・・・温度検知手段、４・・・・・・沸騰検知手段、
６・・・・・・出湯手段、６・・・・・・制御手段、ナ
・・・・・・出湯禁止手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名箪 図 菖 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水を収容する容器と、この容器を加熱するための加熱手
   段と、水又は前記容器の温度を検知する温度検知手段と
   、この温度検知手段の出力を入力とし、前記容器内の水
   が沸騰したかどうかを検知する沸騰検知手段と、前記容
   器内の湯を出湯させるための出湯手段と、前記温度検知
   手段及び前記沸騰検知手段の出力を入力とし、前記加熱
   手段を制御し前記容器内の水を沸騰させその後一定温度
   に保つ制御手段と、前記沸騰検知手段の出力を入力とし
   、前記容器内の水が沸騰した後あらかじめ決められた所
   定時間が経過するまで前記出湯手段に出力し出湯を禁止
   する出湯禁止手段とを備えた電気湯沸し器。