JP3553643B2 - パッチワーク縫い補助装置及び該装置を備えたミシン - Google Patents

パッチワーク縫い補助装置及び該装置を備えたミシン Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はパッチワーク縫い補助装置及びこの装置を備えたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
パッチワークは複数の模様ピースを縫い合わせることにより1つの大きな模様を形成するものであり、近年盛んに行われるようになって来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしパッチワークを行う場合、各素材ピースの大きさを計算するのが面倒である問題がある。即ち、完成する作品の大きさや素材の大きさから各ピースの大きさを逆算する必要がある上、同一の模様でも模様ピースの数に種々のバリエーションがあり、模様ピースの数に対応して素材ピースの大きさも変化してくる。また模様ピース寸法に加算される縫い代やキセが模様に応じて異なってくる。また、これらに加えて模様ピースの色分けを行う場合には、色毎に模様ピースや素材の大きさを計算する必要があるため、計算に要する手間が大きい問題があった。
本発明は上記した問題点を解決することを目的とするもので、素材ピースの寸法を簡単に算出できる補助装置と該装置を備えたミシンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のパッチワーク縫い補助装置及び該補助装置を備えたミシンは、パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段と、パッチワークの模様の色に関する情報を与える手段と、パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段と、前記情報に基づいて必要とする各素材ピースの大きさと必要とする色毎の素材全体の大きさを演算する手段と、該演算結果を出力する手段と、該演算した素材ピースの大きさが所定の範囲内であるか否か判断する手段と、該演算した色毎の素材全体の大きさが所定の範囲内であるか否か判断する手段と、を備えたことを特徴とする。
素材ピースの大きさ及び又は素材全体の大きさが所定の範囲でない場合には、前記パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段は、新たな情報を与えることが可能に構成し、所定の範囲内になるように再演算を行うことが好ましい。
また、色毎の素材ピース数を演算するようにすることも可能である。更にパッチワーク作品の大きさにかえて、パッチワークの素材全体の大きさに関する情報を与えるようにし、素材ピースの大きさのみを演算するようにしても良い。
前記パッチワークの模様の色に関する情報は、通常は模様ピースの色分けに関する情報を含む。色分けは色そのものを指定することを必ずしも意味しない。単に模様ピースの色を分けることを示すだけでも良い。
前記パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段は、前記パッチワークの模様形状に関する情報を記憶する手段と、該記憶する手段から所望のパッチワークの模様に関する情報を選択する手段とから構成することが可能である。
同様に前記パッチワークの色に関する情報を与える手段も、複数のパッチワークの色に関する情報を記憶する手段と、該記憶する手段から所望の色に関する情報を選択する手段とから構成しても良いし、或いは色に関する情報を入力する手段により構成しても良い。この場合色に関する情報を入力する手段として、カラースキャナ手段等を用いることができる。
前記出力する手段は典型的には画像表示手段又は音声表示手段又は印刷出力手段或いはこれらの組み合わせであるが、他のどのような出力する手段も使用可能である。
【0005】
【作用】
パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段と、パッチワークの模様の色に関する情報を与える手段と、パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段とからの情報に基づいて、演算する手段は必要とする各素材ピースの大きさと必要とする色毎の素材全体の大きさを演算する。この演算結果は演算結果を出力する手段により出力され, 該演算した素材ピースの大きさが所定の範囲内であるか否か判断される。また該演算した色毎の素材全体の大きさが所定の範囲内であるか否か判断される。素材ピースの大きさ及び又は素材全体の大きさが所定の範囲内でない時、前記パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段は、新たな情報を与えることが可能なように構成することができる。この構成により、演算を繰り返して最適な作品大きさ、ピース大きさを容易に決定することが可能になる。
パッチワーク作品の大きさにかえて、パッチワークの素材全体の大きさに関する情報を与える場合には、この情報に基づいて素材ピースの大きさが演算される。
前記パッチワークの模様の色に関する情報として、通常は模様ピースの色分けに関する情報を与える。色分けは色そのものを指定するか、或いは単に模様ピースの色を分けることを示すだけでも良い。
前記パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段を、複数のパッチワークの模様形状に関する情報を記憶する手段と、該記憶する手段から所望のパッチワークの模様に関する情報を選択する手段とから構成する場合に、複数のパッチワークの模様に関する情報を記憶する手段から所望のパッチワークの模様に関する情報が選択する手段により選択される。
同様に前記パッチワークの色に関する情報を与える手段が、複数のパッチワークの色に関する情報を記憶する手段と、該記憶する手段から所望の色に関する情報を選択する手段とから構成される場合には、選択手段により所望の色に関する情報が選択される。
また色に関する情報を与える手段が、色に関する情報を入力する手段により構成される場合には、該入力手段の操作により色に関する情報が与えられる。該入力する手段として、カラースキャナ手段を用いる場合には、カラースキャナにより実際の色情報を読み込ませる。
前記演算結果は出力する手段により出力されるが、出力する手段が画像表示手段の場合には画像により表示され、音声表示手段の場合には音声出力がなされる。又は印刷出力手段の場合にはプリントアウトされ、これらの組み合わせの場合には、画像と音声及び印刷で出力される。
【0006】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。この実施例ではパッチワーク縫い補助装置がミシンに備え付けられているが、いうまでもなく補助装置はミシンから分離独立した装置であっても良い。
図1において、この記憶手段1はミシン本体に備え付けのものであっても良いし、或いはROMカード等のカード化されたものでも良い。カード化した場合には模様毎に異なるカードとしても良い。
【0007】
記憶手段1に記憶された模様情報は選択手段2の操作により演算手段7に読み出されるようになっている。演算手段7には作品大きさ入力手段3、素材大きさ入力手段4、ピース数指定手段5及び色分け指定手段6からの情報が入力されるようになっており、演算手段7はこれらの情報と記憶手段1からの情報に基づいて素材ピースSの大きさ(寸法)を計算し、表示手段8に表示するようになっている。
演算手段7は素材ピースSの大きさ以外に、この実施例では色毎の素材Mの大きさ或いは作品Wの大きさを計算するように構成しており、また色毎の素材ピース数を出力することができるようになっている。
これらの値は、作品大きさ入力手段3、素材大きさ入力手段4、ピース数指定手段5、色分け指定手段6からの情報と記憶手段1からの情報を下記のように適宜組み合わせて演算することにより算出可能である。
素材ピースSの大きさ: 模様形状 + ピース数 + 作品W大きさ
色毎の素材ピースSの数: 模様形状 + ピース数 + 色分け
色毎の素材Mの大きさ: 素材ピースSの大きさ + 模様ピース数 + 色分け
作品W大きさ : 模様形状 + ピース数 + 素材ピースSの大きさ
【0008】
素材ピースSの大きさは模様ピースの大きさに縫い代とキセを加算して計算するようになっている。
また、上記説明では記憶手段1に模様ピース数情報は記憶させず、ピース数指定手段5によりピース数を入力するようになっているが、模様ピース数毎に異なる模様として記憶手段1に記憶させ、ピース数指定手段5を省略することも可能である。また、記憶手段1に模様ピース数に関する情報を入力しておき、ピース数指定手段5により適宜操作により変更させるようにする等の構成を採用することも可能である。
また、色分け情報も記憶手段1に記憶させておいても良いし、色分け指定手段6により入力するようにしても良い。更にこれらを併用するようにしても良い。
【0009】
演算の概要を図2の例により説明する。
パッチワーク模様として9ピースのログキャビンの場合につき説明する。この模様は斜線の色付き部分と斜線のない白部分に、全体が2分されているとする。図2の(A)に示すように、最初に20x20cmの完成作品大きさとピース数を入力し、各模様ピースABCDEの色を図示するように入力する。
演算手段7は、模様形状と入力された作品大きさから、作品の模様ピースの大きさを最初に演算して、この模様ピースの大きさに縫い代とキセを加算して各素材ピースの大きさを演算し、(B)に示すように出力する。更に、各素材ピースの色毎の数を図示するように出力する。更に演算手段7は(C)に示すように、素材ピースの大きさと色毎の素材ピース数とから色毎の素材大きさを演算して出力する。色が白の場合には図示するように布の取り方により素材大きさが変わるため、素材ピースを切り出すことが可能な素材大きさを全て出力する。
ユーザは以上の出力に対応して色毎に素材を用意し、この素材を切断して各素材ピースSを用意し、各素材ピースSを縫い合わせて簡単に作品を完成させることが可能になる。
【0010】
図3は本発明の一実施例のハード的な構成を示すブロック図である。
CPU100はプログラム記憶装置101に記憶されたプログラムに従ってミシンの制御を行っており、足踏み式等の速度コントローラである回転速度指令装置103により指示された速度でミシンモータ駆動回路110を制御して、ミシンモータ111を回転させ、該指示速度に応じた縫い速度で縫目形成機構112を駆動するようになっている。縫目形成機構112は針棒と針及び布送り機構により構成され所定の縫いを実行するようになっている。ミシンモータ111の回転数はモータ回転検出センサ113により検出され、CPU100にフィードバックされて速度制御に使用されるようになっている。
タイミング信号発生装置114はミシン本体の上軸の回転位相を検出して、針121の上下動を検出し、CPU100に該タイミング信号を入力するように構成されている。
該ミシン本体(図示せず)のフロント部には、表示装置81が設けられており、表示制御装置80によりCPU100からの指令に応じて種々の表示を行うようになっている。
ミシン本体には更にパッチワーク演算モード選択キー29が設けられており、パッチワークの演算を行いたいときにはこのパッチワーク演算モード選択キー29を押して演算モードに移行できるようになっている。
なお、11は一時記憶装置である。
【0011】
模様データ/演算プログラム記憶装置10には前記したようにパッチワーク模様データと素材ピース寸法演算プログラムが記憶されており、この模様データに基づいてパッチワーク模様が表示装置81に表示され、該表示を見ながらパッチワーク模様選択キー22により模様の選択を行えるように構成されている。
更に作品大きさ入力キー23、素材大きさ入力キー24、ピース数指定キー25、色分け指定キー26、制御キー27が設けられており、必要な事項をこれらのキーを操作して入力するようになっている。
これらのパッチワーク模様選択キー22、作品大きさ入力キー23、素材大きさ入力キー24、ピース数指定キー25、色分け指定キー26、制御キー27はこの実施例では表示装置81の液晶表示画面上に形成されたタッチパネルになっており、処理の進行に応じて適宜画面上に表示形成されるようになっている。
【0012】
CPU100には演算手段7に相当する機能が形成されており、模様データ/演算プログラム記憶装置10から読みだした演算プログラムに応じて、パッチワーク模様毎に寸法計算を実行するようになっている。
図4によりCPU100による演算の動作を説明する。この場合作品Wの大きさか素材Mの大きさのどちらかが入力された場合の動作を説明する。
パッチワーク模様選択キー22によりパッチワークの模様が選択されると(ステップS1)、模様データ/演算プログラム記憶装置10から選択されたパッチワークの模様データ及び演算プログラムが読み出されて一時記憶装置11に記憶される(ステップS2)。次に作品大きさ入力キー23の操作により作品W(又は素材M)の大きさが入力されると(ステップS3)、この大きさが一時記憶装置11に記憶される(ステップS4)。
次に色分け指定キー26により図2(A)に示すような模様の色分け指定が入力されると(ステップS5)、この色分けを一時記憶装置11に記憶する(ステップS6)。CPU100は一時記憶装置11に記憶された模様データ、演算プログラム及び作品Wの大きさ(又は素材Mの大きさ)、模様ピース数により、素材ピースSの大きさを演算する(ステップS7)。そしてこの素材ピースSの大きさが所定値以上か否かチェックする(ステップS8)。この素材ピースSの所定値は例えば2cm以上等とし、これにより現実的に縫製不可能なピースとしないようになっている。素材ピースSの大きさの適否はユーザが判断するようにし、ユーザの諾否の入力により判定を行うようにしても良い。素材ピースSの大きさが適合していない時はユーザに再入力を促す警告を行い(ステップS12)、ステップS3に戻る。
素材ピースSの大きさが適合したら、素材ピースSの大きさと色毎の素材ピース数から色毎の素材Mの大きさ(又は素材ピースSの大きさから作品Wの大きさ)を演算し、布の取り方により素材の大きさが異なる場合はすべての場合の素材大きさを演算する。(ステップS9)、該大きさが適当であるか否かチェックする(ステップS10)。これは同様に例えば予め決められて値でも良いし、ユーザが判断して適否の入力を行うようにしても良い。
色毎の素材M(又は作品W)の大きさが適合していない時はユーザに再入力を促す警告を行い(ステップS12)、ステップS3に戻る。
色毎の素材M(又は作品W)の大きさが適合したら、表示装置81に色毎の素材M(又は作品W)の大きさ、素材ピースSの寸法、及び色毎の素材ピース数を表示する(ステップS11)。
【0013】
図5乃至図7に表示装置81による表示の一例を示し、これに基づいて上記実施例のミシンの操作方法を説明する。
パッチワーク演算モード選択キー29によりパッチワーク演算モードを選択すると、図5に示す画面が表示装置81に表示されるようになっている。ここでは、記憶手段1に記憶されているパッチワークの模様の形状を表示するようになっており、この例ではチェッカーボード、オーシャンウエーブ、レモンスター、ログキャビン、おばあちゃんの花園、タンブリングの模様が表示されるようになっている。また同時に制御キー27が画面上部に形成され、所望の模様を表示できるようになっている。そして、各模様の下にはパッチワーク模様選択キー22が形成され、このパッチワーク模様選択キー22に接触することにより模様選択が行えるようになっている。
【0014】
いま、チェッカーボードを選択すると図6の画面に切り替わり、左側に濃淡で表されたチェッカーボードの形状が表示され、各模様ピースにはAからIまでの符号が付されている。画面の右側に作品大きさ入力キー23、ピース数指定キー25、及び色分け指定キー26が形成される。この例では作品大きさ表示82とピース数表示83が更に形成され、作品大きさ入力キー23、ピース数指定キー25の「+−」の操作により数字が変わり、「確定」を押すことにより数字の入力が行えるようになっている。また画面の上には制御キー27が形成され、画面の操作を行えるようになっている。
ピース数指定キー25からピース数(この例では列数で入力)を入力すると、画面左側のチェッカーボードがピース数に応じて変化し、模様ピース数が変わり、符号も変わる。図6ではピース数9(列3)の場合のチェッカーボードの形状を示している。
ピース数が決定したら、各模様ピースの色を色分け指定キー26により指定する。この場合も同様に「+ー」の操作により順次色指定が変わり、「確定」を押すことによりその色を指定できるようになっている。
色指定の構成としては、他の種々の構成が可能であり、カラーイメージスキャナ等により直接色を指定する方法、或いはマウス等を用いて画面上に表示された色を指定する等の構成が可能である。
上記各情報を入力すると、その演算結果が(B)の画面のように表示されるようになっている。この例では素材ピース寸法は1種類であるため、画面の左側の素材ピース寸法結果表示84に素材ピースSの寸法が表示され、右側の色毎のピース数結果表示85に色毎のピース数が表示される。
これらの演算結果に満足しない場合はこの画面で制御キー27の「戻る」を押すと、(A)の画面に戻って、色分けと作品Wの大きさとピース数を再入力できるようになっている。
図6(B)の画面で「次ページ」を押すと、画面は図7の(C)に変わり、色毎の素材大きさを表示する素材全体寸法表示86画面となる。(C)では赤と白の素材の全体寸法と形成する各素材ピースの符号が表示される。
そして更に次ページを押すと、青と黄の素材の全体寸法が表示される。布の取り方が複数ある場合には、各布取りにおける素材の全体寸法が表示される。
この図7の(D)の画面で制御キー27の「説明」を押すと、(E)に示す画面に切り替わり、チェッカーボードの縫い方のアドバイスを表示するようになっている。ここで、制御キー27の「縫い」を押すと、演算モードが終了し、通常の縫いモードに戻るように構成されている。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本願の請求項1の発明によれば、パッチワークの模様形状情報と色に関する情報と作品の大きさとから素材ピースの大きさ及び色毎の素材全体の大きさを演算して出力することが出来るから、従来煩雑であったピース寸法の計算が不要で、用意すべき素材の大きさも簡単に分かる。また、請求項2と4の発明では、該演算した素材ピースの大きさ及び又は素材全体の大きさが所定の範囲内であるか否か判断され、所定の範囲内でない時は、前記パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段は、新たな情報を与えることが可能なように構成されているため、この構成により、演算を繰り返して最適な作品大きさ、ピース大きさを容易に決定することが可能になる。
また請求項の発明では色毎の素材ピースの数が演算されるから、用意すべき素材ピース寸法と数を簡単に知ることができる。
次に請求項の発明においては、パッチワークの模様情報と素材の大きさとから素材ピースの大きさを演算して出力することが出来るから、手持ちの素材から作成が可能なパッチワークのピースの計算が簡単に行える。
請求項の発明は色に関する情報を与える手段が、色に関する情報を入力する手段であるため、操作者が所望の色に関する方法を与えることが可能になり、選択の自由度が大きい効果がある。また該入力する手段がカラースキャナ手段等の場合には具体的な色を確認して入力できる効果がある。
次に請求項10の発明は、色に関する情報が予め記憶する手段に格納され、それを選択する手段により選択するだけでよいため、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例における演算の説明図。
【図3】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャート図。
【図5】本発明の画面表示の一実施例の説明図。
【図6】本発明の画面表示の一実施例の説明図。
【図7】本発明の画面表示の一実施例の説明図。
【符号の説明】
1:記憶手段、2:選択手段、3:作品大きさ入力手段、4:素材大きさ入力手段、5:ピース数指定手段、6:色分け指定手段、7:演算手段、8:表示手段、10:模様データ/演算プログラム記憶装置、11:一時記憶装置、22:パッチワーク模様選択キー、23:作品大きさ入力キー、24:素材大きさ入力キー、25:ピース数指定キー、26:色分け指定キー、27:制御キー、29:パッチワーク演算モード選択キー、80:表示制御装置、81:表示装置、82:作品大きさ表示、83:ピース数表示、84:素材ピース寸法結果表示、85:色毎のピース数結果表示、86:素材全体寸法結果表示、90:アドバイス表示画面、100:CPU、101:プログラム記憶装置、103:回転速度指令装置、104:縫いモード選択釦、110:ミシンモータ駆動回路、111:ミシンモータ、112:縫目形成機構、113:モータ回転検出センサ、114:タイミング信号発生装置。

Claims (12)

  1. パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段と、
    パッチワークの模様の色に関する情報を与える手段と、
    パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段と、
    前記情報に基づいて必要とする各素材ピースの大きさと必要とする色毎の素材全体の大きさを演算する手段と、
    該演算結果を出力する手段と、
    該演算した素材ピースの大きさが所定の範囲内であるか否か判断する手段と、
    該演算した色毎の素材全体の大きさが所定の範囲内であるか否か判断する手段と、
    を備えたことを特徴とするパッチワーク縫い補助装置。
  2. 前記演算された素材全体の大きさが、所定の範囲内でない時、前記パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段は、新たな情報を与えることが可能である、
    請求項1に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  3. パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段と、
    パッチワークの模様の色に関する情報を与える手段と、
    パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段と、
    前記情報に基づいて必要とする各素材ピースの大きさと色毎の素材ピースの数を演算する手段と、
    該演算結果を出力する手段と、
    該演算した素材ピースの大きさが所定の範囲内であるか否か判断する手段と、
    を備えたことを特徴とするパッチワーク縫い補助装置。
  4. 前記演算された素材ピースの大きさが、所定の範囲内でない時、前記パッチワークの模様に関する情報を与える手段と、前記パッチワーク作品の大きさに関する情報を与える手段とは、新たな情報を与えることが可能である、
    請求項1又は3に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  5. パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段と、
    パッチワークの模様の色に関する情報を与える手段と、
    パッチワークの素材全体の大きさに関する情報を与える手段と、
    前記情報に基づいて必要とする各素材ピースの大きさを演算する手段と、
    該演算結果を出力する手段と、
    を備えたことを特徴とするパッチワーク縫い補助装置。
  6. 前記パッチワークの模様の色に関する情報が模様ピースの色分けに関する情報を含む、
    請求項1又は2又は3又は4又は5に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  7. 前記パッチワークの模様形状に関する情報を与える手段が、
    前記複数のパッチワークの模様形状に関する情報を記憶する手段と、
    該記憶する手段から所望のパッチワークの模様に関する情報と色に関する情報を選択する手段と、から構成される、
    請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  8. パッチワークの模様の色に関する情報を与える手段が、色に関する情報を入力する手段である、
    請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  9. 前記色に関する情報を入力する手段が、カラースキャナ手段である、
    請求項に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  10. 前記パッチワークの色に関する情報を与える手段が、
    複数のパッチワークの色に関する情報を記憶する手段と、該記憶する手段から所望の色に関する情報を選択する手段と、
    から構成される請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  11. 前記出力する手段が、画像表示手段、音声表示手段、印刷手段の中の少なくとも1つである、
    請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10に記載のパッチワーク縫い補助装置。
  12. 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は11に記載のパッチワーク縫い補助装置を備えたミシン。
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