JP3552616B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、微生物の力を利用して生ごみを分解処理するための生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、微生物の力を利用して有機物及び水分を有する生ごみを環境に影響を与えない程度に分解処理(発酵)することが行われており、この生ごみ処理を行うための生ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽内にバイオチップと称される木質細片などの担体を生ごみ処理材として充填してあり、生ごみ処理槽に設けた生ごみ投入口から生ごみを生ごみ処理槽内に投入し、生ごみ処理材に生息する微生物の働きで生ごみを発酵させて分解処理するようになっている。生ごみの微生物による分解反応は、温度、酸素、水分等の要因に大きく影響され、上記要因のどれか一つが適正範囲外でも分解は進まない。そのため、生ごみ処理材を収納した生ごみ処理槽内の環境を分解に好適な条件に保つ必要がある。
【0003】
一般的に生ごみが分解する反応は下記で表される。
・炭水化物の分解
Cm(H2O)n+mO2→mCO2+mH2O…………(式1)
・タンパク質、脂質の分解
CxHyNzOp+aO2→CuHvNwOq+bCO2+dH2O+eNH3
…………(式2)
したがって、生ごみの分解に伴って炭酸ガス、アンモニアが発生するが、糖質の分解は一般にタンパク質の分解に先行して行われる。
【0004】
ところで上記した式1の過程では下記の式3のような反応が起きている。
【0005】
C6H12O6→6CH3COOH………………………… (式3)
通常分解過程で生成した有機酸は式1のように炭酸ガスまで酸化されてしまうか、生ごみ処理材に含まれるアルカリ成分により中和されてpHを大きく低下させるまでには至らない。ところが、定格量以上の生ごみが投入されたり、糖質の分解が活発な時に生ごみの投入が行われた場合は、上記式3の反応の有機酸生成の部分が支配的となり、処理材のpHが低下し、いわゆる酸敗状態となり、投入した生ごみが腐敗状態のまま生ごみ処理槽内に残留してしまう。このような状態になった場合、生ごみ処理材による生ごみの処理ができないので、生ごみ処理材を全量取り出して新しい生ごみ処理材と交換しなければらならず、手間がかかるとともにランニングコストが高くなり、また、全量交換するためにその間生ごみ処理が中断してしまうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、生ごみ処理を定格量以上の生ごみが投入されたり、糖質の分解が活発な時に生ごみの投入が行われた場合に利用者に生ごみ投入禁止を報知して、酸敗を防止することができ、また、簡単な手段で生ごみ投入禁止状態であるかどうかを検知することができる生ごみ処理装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽1内に微生物が生息した生ごみ処理材を収容し、生ごみと共に撹拌して発酵分解処理する生ごみ処理装置2において、生ごみ処理材の温度を検知するための生ごみ処理材温度検知手段3と、生ごみの投入禁止を報知する報知手段4とをを設け、生ごみ処理槽内の生ごみ処理材を加熱する生ごみ処理材加熱用ヒータ21を含水率検知手段23からの生ごみ処理材の含水率情報に基づいて制御して、生ごみ処理材温度検知手段3により検知した生ごみ処理材の温度が一定値以上の時に前記報知手段4により生ごみの投入禁止の報知を行う制御手段25を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、生ごみ処理材の温度が一定温度以上になると、炭水化物の分解が活発に行われている状態である(言い換えると炭水化物が十分に分解していない状態である)とみなして、報知手段4により生ごみの投入禁止を報知するものであり、これにより利用者は生ごみを投入せず、生ごみの分解処理が進んで生ごみ処理材の温度が一定値以下となり、報知手段4による投入禁止の報知がなされなくなった時点で新たに生ごみを投入するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0009】
生ごみ処理装置2は図1に示すようなものである。
【0010】
すなわち図1に示すように、ハウジング8内に生ごみ処理槽1を内装して生ごみ処理装置2が構成してある。生ごみ処理槽1内には撹拌羽根9aを有する撹拌軸9bが架設してあり、モータ30により撹拌軸9bが回転するようになっている。この撹拌羽根9a、撹拌軸9bにより撹拌手段9が構成してある。生ごみ処理槽1内には微生物が生息したバイオチップと称されるおが屑状の木質細片のような担体よりなる生ごみ処理材が充填してある。ハウジング8の上面には生ごみ投入口10が設けてあり、生ごみ投入口10に開閉自在な蓋11が設けてあり、蓋11を開けて生ごみ投入口10から生ごみ処理槽1の上開口を経て生ごみ処理槽1内に生ごみを投入することができるようになっている。
【0011】
図1に示すように、生ごみ処理槽1の一側部の上部には吸気ダクト12が設けてあり、他側部の上部には排気経路13の始端となる排気部14が設けてあり、この排気部14には着脱自在にフィルタ15が設けてある。
【0012】
排気経路13の途中には加熱脱臭部16と熱交換部17とを備えた脱臭装置18が設けてある。また、排気経路13の脱臭装置18よりも下流側には排気ファン19が設けてある。排気経路13は生ごみ処理槽1内の排気を排気部14から熱交換部17を経て加熱脱臭部16に排気を流す上流側流路13aと、加熱脱臭部16で脱臭された排気を熱交換部17、排気ファン19を経て終端の排気口20に排出する下流側流路13bとにより構成してある。ここで、熱交換部17において上流側流路13aを流れる排気と下流側流路13bを流れる排気とは互いに逆方向の流れ、つまり、対向流となるように熱交換部17内において上流側流路13aを流れる排気と下流側流路13bを流れる排気の各流れを設定してある。
【0013】
加熱脱臭部16はヒータと白金触媒のような触媒とを有しており、加熱脱臭部16はアルミニウム等の熱伝導性がよく、また、アンモニア等の臭気で腐敗しない材料により形成してある。
【0014】
上記の加熱脱臭部16と熱交換部17とを備えた脱臭装置18を含む排気経路13はハウジング8と生ごみ処理槽1との間の隙間空間内に配置してある。ハウジング8の底板8aには上記隙間空間に開口する外気取り入れ口22が設けてある。また、生ごみ処理槽1の排気部14を設けた側面部と同じ側面部には更に吸気経路の処理槽入口24が設けてあり、吸気ダクト12の一端部が上記処理槽入口24に連通接続してある。吸気ダクト12には吸気口26が設けてある。
【0015】
そして、本発明においては、外気取り入れ口22→ハウジング8と生ごみ処理槽1との間の隙間空間→処理槽入口24→吸気ダクト12→吸気口26という順路で生ごみ処理装置2の外部から生ごみ処理槽1内に新鮮な外部空気が供給されるようになっていて、外気取り入れ口22→ハウジング8と生ごみ処理槽1との間の隙間空間→処理槽入口24→吸気ダクト12→吸気口26という一連の流路が吸気経路となっている。
【0016】
生ごみ処理槽1の側壁の下部には図1に示すように生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材を加熱するための生ごみ処理材加熱用ヒータ21が設けてあり、また、生ごみ処理槽1内の上部(生ごみ処理槽1の側壁の上部又は天面部分)には空気加熱用ヒータ21aが設けてあり、生ごみ処理槽1内の上部の空気層の空気を加熱することができるようになっている。
【0017】
生ごみ処理槽1には生ごみ処理槽1内に収納した生ごみ処理材の温度を検出するための生ごみ処理材温度検知手段3が設けてある。さらに、生ごみ処理装置2には生ごみの投入禁止を報知する報知手段4が設けてあり、この報知手段4としてはランプによる光報知、文字や絵による画像報知、あるいはブザーや音声等の音報知が採用できるものである。
【0018】
また、生ごみ処理槽1には含水率検知手段23が設けてある。
【0019】
図2には本発明の一実施形態の制御ブロック図が示してある。制御手段25は前述のように含水率検知手段23からの生ごみ処理材の含水率情報に基づいて生ごみ処理材の温度が一定の温度範囲内になるように生ごみ処理材加熱用ヒータ21、空気加熱用ヒータ21aを制御するだけでなく、モータ30、排気ファン19、脱臭装置18等の制御も行っている。また、生ごみ処理材温度検知手段3により検知した生ごみ処理材の温度が一定以上となると、制御手段25からの制御信号により報知手段4を制御して生ごみ投入禁止の報知を行うようになっている。
【0020】
そして、生ごみが投入されると、撹拌手段9を撹拌して生ごみを生ごみ処理材とともに撹拌混合して生ごみ処理材内に生息している微生物の働きで分解処理し、生ごみ処理材の分解により発生した水分及びガスは排気ファン19を運転することで外部に排気され、この場合脱臭装置18を運転することで排気中の臭気を脱臭するようになっている。また、含水率検知手段23により生ごみ処理材の含水率を検知して、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材の温度を微生物が活性化して適正に分解処理が行われる領域となるように上記生ごみ処理材加熱用ヒータ21や空気加熱用ヒータ21aを制御手段25により制御するようになっている。
【0021】
ところで、すでに述べたように、生ごみ処理材に生息する微生物により生ごみを分解する場合、生ごみの分解にともなって炭酸ガス、アンモニアが発生するが、生ごみの分解は一般的に炭水化物(糖分)の分解がタンパク質の分解に先行して行われる。生ごみ投入からの経過時間と生ごみ処理材の温度との関係は、図3(a)に示すグラフで表すことができ、また、生ごみ投入からの経過時間とガス濃度の関係は図3(b)に示すグラフにより表すことができる。そして、図3(a)、図3(b)のグラフから明らかなように、炭酸ガスの発生と生ごみ処理材の温度とは正の相関関係にあり、生ごみ処理材の温度が高い時には炭水化物(糖分)の分解が活発であることを表している。言い換えれば、生ごみ処理材の温度の高いときは炭水化物が十分に分解していないということができる。
【0022】
そして、図3(b)において、炭酸ガス濃度が最も高い時には糖質の分解が最も活発に行われている最中であり、炭酸ガス濃度が高くなると生ごみ処理材のpHは低下する方向となる。一方、糖質の分解から遅れて行われるタンパク質の分解が進むと、アンモニア濃度が次第に上昇し、アンモニアの濃度が上昇するとpHが上がる方向となる。したがって、炭酸ガス濃度が高くなってpHが低下した時に新たに生ごみを投入すると、既に述べた式3の反応の有機酸生成の部分が支配的となり、生ごみ処理材のpHが更に低下し、いわゆる酸敗状態となってしまうので、この段階では生ごみの投入を禁止する必要がある。
【0023】
そこで、本発明においては、生ごみ処理材の温度を生ごみ処理材温度検知手段3により検知し、生ごみ処理材温度検知手段3で検知した生ごみ処理材の温度が一定値(図3(a)においてTで示す)以上の時に報知手段4により生ごみ投入禁止の報知を行うように制御手段25により制御するものである。
【0024】
次に比較例と実施例につき説明する。
【0025】
(比較例)
生ごみ処理能力が30kg/日の生ごみ処理装置2に40kg/日の生ごみを投入して実験した。図4(a)のように、1回目は生ごみ処理材が38℃の時に生ごみを投入し、2回目は生ごみ処理材が38℃の時に生ごみを投入し、3回目は生ごみ処理材が52℃の時に生ごみを投入した。生ごみ処理材が52℃の時に3回目の生ごみ投入を行った後pHが急激に低下してpH6以下となって酸敗状態となった。
【0026】
(実施例)
生ごみ処理能力が30kg/日の生ごみ処理装置2に40kg/日の生ごみを投入して実験した。生ごみ処理材が50℃以上となると生ごみ投入を禁止するように設定し、この設定温度(図4(b)においてTで示す)以上になると報知手段4により生ごみ投入禁止の報知を行うようにし、図4(b)に示すように、1回目、2回目、3回目……n回目の生ごみの投入はいずれも上記報知手段4による投入禁止の報知がなされていない生ごみ処理材温度が50℃以下の状態の時に行った。この場合、pHの低下もなく、良好な分解が継続してできた。
【0027】
ところで、生ごみ処理装置2に図5に示す実施形態のように外気温度を検知する外気温度検知手段5を設けたものにおいては、外気温度検知手段5で検知した外気温により生ごみ処理材温度検知手段3で検知した温度を補正手段により補正するものである。例えば、図6においてAは夏期における生ごみ処理材温度を示し、Bは冬期における生ごみ処理材の温度の変化を示しているが、夏期のように外気温度が高い場合には報知手段4によって報知する基準となる温度のしきい値を図6のT1のように上げ、冬期のように外気温度の低い場合には報知手段4によって報知する基準となる温度のしきい値を図6のT2のように下げるように補正するものである。これにより、夏期において必要以上に投入禁止時間が長すぎるのを防止するとともに、冬期において投入禁止時間が短すぎて酸敗が発生するのを防止することができて、外気温に対応して最も効果的に投入禁止の報知を行うことができるものである。
【0028】
次に、本発明に属するものではないが以下に参考例について説明する。図7には本参考例の制御ブロック図が示してある。本参考例において本発明の実施形態と異なるのは本発明の実施形態における生ごみ処理材温度検知手段3に代えて生ごみ処理槽1内の炭酸ガス濃度を検知する炭酸ガス検知手段6を設けた点であり、炭酸ガス検知手段6により検知した炭酸ガス濃度が一定値以上の時に報知手段4により生ごみの投入禁止を報知するように制御手段25により制御するようになっている。つまり、図3のように炭酸ガス濃度が最も高い時には炭水化物(糖質)の分解が最も活発に行われている最中であり、炭酸ガス濃度が高くなると生ごみ処理材のpHは低下する方向となる。したがって、炭酸ガス検知手段6により炭酸ガス濃度を検出して前述の式1の分解反応を直接モニターし、炭酸ガス濃度が一定以上となると、炭水化物(糖分)の分解が活発に行われている状態である(言い換えると炭水化物が十分に分解していない状態である)とみなして、報知手段4により生ごみの投入禁止を報知するように制御手段25により制御するものである。これにより利用者は投入禁止が報知されている間生ごみを投入せず、生ごみの分解処理が進んで生ごみ処理材の温度が一定値以下となり、報知手段4による投入禁止の報知がなされなくなった時点で新たに生ごみを投入するものである。
【0029】
次に、他の参考例を説明する。図8には本参考例の制御ブロック図が示してある。本参考例において本発明の実施形態及び前述した参考例と異なるのは本発明の実施形態における生ごみ処理材温度検知手段3や前述の参考例における炭酸ガス検知手段6に代えて生ごみ処理槽1内の酸素濃度を検知する酸素検知手段7を設けた点であり、酸素検知手段7により検知した酸素濃度が一定値以下の時に報知手段4により生ごみの投入禁止を報知するように制御手段25により制御するようになっている。つまり、生ごみ処理槽1内の酸素濃度が低下するということは生ごみ処理槽1内における酸素が消費されて炭酸ガスが発生するということであり、したがって、酸素濃度を検知すれば炭酸ガス濃度を間接的に知ることができるものであり、これにより前述の式1の分解反応をモニターできるものである。そして、図3のように炭酸ガス濃度が最も高い時には糖質の分解が最も活発に行われている最中であり、炭酸ガス濃度が高くなると生ごみ処理材のpHは低下する方向となるので、酸素検知手段7により酸素濃度を検知して前述の式1をモニターし、酸素濃度が一定以下となると、炭水化物(糖分)の分解が活発に行われている状態である(言い換えると炭水化物が十分に分解していない状態である)とみなして、報知手段4により生ごみの投入禁止を報知するように制御手段25により制御するものである。これにより投入禁止が報知されている間利用者は生ごみを投入せず、生ごみの分解処理が進んで生ごみ処理材の温度が一定値以下となり、報知手段4による投入禁止の報知がなされなくなった時点で新たに生ごみを投入するものである。
【0030】
【発明の効果】
上記の請求項1記載の本発明にあっては、生ごみ処理槽内に微生物が生息した生ごみ処理材を収容し、生ごみと共に撹拌して発酵分解処理する生ごみ処理装置において、生ごみ処理材の温度を検知するための生ごみ処理材温度検知手段と、生ごみの投入禁止を報知する報知手段とを設け、生ごみ処理槽内の生ごみ処理材を加熱する生ごみ処理材加熱用ヒータを含水率検知手段からの生ごみ処理材の含水率情報に基づいて制御して、生ごみ処理材温度検知手段により検知した生ごみ処理材の温度が一定値以上の時に前記報知手段により生ごみの投入禁止の報知を行う制御手段を設けてあるので、炭水化物の分解が活発に行われて生ごみ処理材の温度が一定温度以上になると、報知手段により生ごみの投入禁止を報知することができ、利用者は炭水化物の分解が活発に行われているときに新たな生ごみの投入をしてはいけないことが判り、これによりpHが低下して酸敗するのを防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処置装置の概略斜視図である。
【図2】同上の制御ブロック図である。
【図3】(a)は生ごみ投入からの経過時間と生ごみ処理材温度との関係を示すグラフであり、(b)は生ごみ投入からの経過時間とガス濃度との関係を示すグラフである。
【図4】(a)は生ごみを投入した場合における経過日数と生ごみ処理材温度とpHとの関係を示す比較例のグラフであり、(b)は生ごみを投入した場合における経過日数と生ごみ処理材温度とpHとの関係を示す比較例のグラフである。
【図5】参考例の制御ブロック図である。
【図6】同上の夏期と冬期における生ごみ処理材の温度変化と生ごみ投入禁止の報知の基準となる生ごみ処理材の温度との関係を示すグラフである。
【図7】同上の制御ブロック図である。
【図8】他の参考例の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽
2 生ごみ処理装置
3 生ごみ処理材温度検知手段
4 報知手段
5 外気温度検知手段
6 炭酸ガス検知手段
7 酸素検知手段
Claims (2)
- 生ごみ処理槽内に微生物が生息した生ごみ処理材を収容し、生ごみと共に撹拌して発酵分解処理する生ごみ処理装置において、生ごみ処理材の温度を検知するための生ごみ処理材温度検知手段と、生ごみの投入禁止を報知する報知手段とを設け、生ごみ処理槽内の生ごみ処理材を加熱する生ごみ処理材加熱用ヒータを含水率検知手段からの生ごみ処理材の含水率情報に基づいて制御して、生ごみ処理材温度検知手段により検知した生ごみ処理材の温度が一定値以上の時に前記報知手段により生ごみの投入禁止の報知を行う制御手段を設けて成ることを特徴とする生ごみ処理装置。
- 上記制御手段は生ごみ処理材温度検知手段により検知した生ごみ処理材の温度が50℃以上の時に報知手段により生ごみの投入禁止を報知するものであることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。
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