JP3549010B2 - 留守番電話システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内線を介して留守番機能付きボタン電話機の接続が可能な留守番電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
外線に接続する主装置と、この主装置に内線を介して接続する複数の留守番電話機とを備えるボタン電話装置は、ホームテレホン等によりすでに実用化されている。前記ボタン電話装置において、内線に接続される留守番電話機は、留守設定されている場合には、外線からの着信に対して自動応答する機能や、その際の応答メッセージ、および外線からのメッセージを伝言として残す場合の用件蓄積用メモリ等をそれ自体に内蔵し、主装置から通知された外線からの着信に対する応答や、その後の応答メッセージの送出や、伝言の録音等は、主装置および他の留守番電話機とは独立に動作している。
【0003】
また、上記ボタン電話装置では、内線に接続可能な留守番電話機台数が、ボタン電話装置の最大収容内線台数以内で、かつ主装置が収容している外線数もしくは電話番号数までに接続台数が限定されている。着信時の留守応答および用件録音は、着信した外線毎に留守番電話機が応答するか、着信した電話番号毎に留守番電話機が応答し、用件メッセージを録音している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、内線の他の留守番電話機に用件録音されているか否かは、該留守番電話機でしか確認できないといった使用上問題が生じる。
【0005】
また、ボタン電話装置が収容する外線数以上あるいは電話番号数以上の留守番電話機を内線に接続した場合には、内線のどの留守番電話機が外線からの着信に対して応答し、用件録音したかがわからないといった使用上問題が生じる。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、内線の他の留守番電話機に用件録音されているか否か等を明示できるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる留守番電話システムは、外線に接続する主装置と、この主装置の内線に接続する複数の留守番電話機とを備えた留守番電話システムにおいて、任意の留守番電話機の留守設定状態が変更された場合、他の留守番電話機に前記変更された留守設定状態の情報を通知する設定状態通知手段と、前記情報を検出した他の留守番電話機を前記変更された留守設定状態に切り替える切り替え手段と、留守応答した留守番電話機、通話録音を行った留守番電話機、録音した用件を再生した留守番電話機の少なくとも内線番号と用件数とを含む留守登録情報を当該留守番電話機で記憶し更新するとともに他の留守番電話機に通知する留守登録情報通知手段と、前記通知された他の留守番電話機に前記留守登録情報を記憶し更新する更新手段とを備えたものである。
【0008】
また、前記記憶し更新した留守登録情報を当該留守番電話機で音声ガイダンスまたは文字表示にて出力する報知手段を備えたものである。
【0009】
さらに、前記主装置からの着信通知に対する前記複数の留守番電話機の応答時間を留守番電話機毎に予め設定し、該設定した応答時間が経過すると留守応答させるタイマ手段を備えたものである。
【0010】
また、任意の留守番電話機の録音エリアに空きがない場合、前記主装置に対して留守応答不可情報を通知し、前記留守番電話機毎の応答時間の応答順序に応じて他の留守番電話機に留守応答させる留守応答手段を備えたものである。
【0011】
さらに、前記複数の留守番電話機の全ての録音エリアに空きがない場合、予め指定した特定留守番電話機に留守応答させるとともに該特定留守番電話機に予め登録した応答メッセージを送出する応答メッセージ送出手段を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる留守番電話システムは、外線に接続する主装置と、この主装置に内線端末として接続する留守番機能付きボタン電話機(以降、留守番電話機と呼ぶ)とを備え、内線に接続されている各留守番電話機の内線番号を主装置または留守番電話機で管理し、ある1台の留守番電話機が留守設定あるいは留守設定解除された場合には、前記管理している内線の他の留守番電話機に、留守設定あるいは留守設定解除の旨を通知し、留守番電話機では、前記通知を検出し、自動的に留守設定あるいは留守設定解除に切り替わり、留守設定時に、着信の旨の通知を主装置から受信した場合の留守応答するまでの時間を留守番電話機毎に設定し、前記設定した時間が経過した後、自動的に留守応答し、留守応答後、発信者のメッセージを用件として録音した場合,該端末で通話録音を行った場合,および該端末に録音されている用件を再生した場合には、該端末の内線番号と、録音されている用件数とを他の留守番電話機に通知し、前記他の留守番電話機では、前記通知を検出し、記憶し、前記記憶内容を、該端末内に録音されている用件を再生した後、あるいは再生する前に、音声ガイダンスによる通知あるいは留守番電話機表示部に文字表示し、該端末内の用件録音エリアを管理し、前記用件録音エリアに空がない場合には、着信の旨の通知を主装置から受信した場合に、留守応答するまでの時間経過後も応答しないようにして、どれか1台の留守番電話機で用件を再生した際に、同じく内線に接続されている他の留守番電話機に用件がある場合には、該留守番電話機の内線番号と、用件数とを音声ガイダンスにより通知あるいは留守番電話機の表示部に文字表示する。これにより、用件録音されている留守番電話機を明示することが可能となる。
【0014】
また、留守番電話機では、用件録音エリアに用件を残すための録音エリアがない場合、主装置に録音エリアがない旨通知する手段とを有し、主装置で管理されている全留守番電話機に録音エリアがない時に、外線から着信を受けた場合には、主装置が特定留守番電話機に着信を通知するとともに、着信の通知を受けた留守番電話機で固定応答メッセージを送出する。これにより、全留守番電話機の録音エリアに空がない場合にも、どれか1台の留守番電話機により留守応答することが可能となる。以下、留守番電話システムの制御方法を説明し、次いで、留守番電話システムについて説明する。
【0015】
〈留守番電話システムの制御方法〉
以下に、本発明にかかる留守番電話システムの制御方法による内外線接続シーケンスの一例を図1〜図5を参照して説明する。
【0016】
図1に示すように、主装置1には、内線に留守番電話機11−1〜11−3が接続されていて、あらかじめ定められている手順により、主装置1も含めて留守連携設定されている。ただし、各留守番電話機では、留守設定されていない状態である。
【0017】
留守番電話機11−1であらかじめ定められた操作により留守設定を行った場合には〔1−0〕、留守番電話機11−1は、内線を介して主装置1に留守設定の旨の通知を行い〔1−1〕、自端末の留守ボタンを点灯させるとともに、録音されていた用件をクリアする(用件数=0)。
【0018】
主装置1では、内線を介して留守設定の旨の通知を受信すると、留守連携の内線番号を参照し、他の留守番電話機11−2,11−3へ留守設定の旨の通知を行う〔1−2〕。
【0019】
前記通知を受信した留守番電話機11−2,11−3は、自端末の留守ボタンを点灯させるとともに、録音されていた用件をクリアし、自動的に留守設定する。
【0020】
図2に示すように、留守応答時の動作としては〔2−0〕、主装置1が外線からの着信を検出すると〔2−1〕、内線に接続されている留守番電話機11−1〜11−3に対して着信通知を行う〔2−2〕。着信通知の旨を受信した各留守番電話機では、あらかじめ定められた手順により設定されたタイマ値のカウントダウンを開始する。ここでの、タイマ値としては、(内線番号×3+3)秒が各留守番電話機で設定されている。
【0021】
この場合、第一にタイマ満了するのは、内線番号最若番の留守番電話機11−1である。
【0022】
留守番電話機11−1は、タイマ満了後、主装置1に対して応答の旨の通知を行う〔2−3〕。主装置1では、内線から応答の旨の通知を受信した後、回線に対して応答し〔2−4〕、その他の留守番電話機11−2,11−3に対して鳴動停止の旨の通知を行う〔2−5〕。その他の留守番電話機11−2,11−3では、鳴動停止の旨の通知を受信した場合には、タイマ停止を行う。
【0023】
留守番電話機11−1では、前記着信に対して応答メッセージを送出し〔2−6〕、続いて用件録音を行い〔2−7〕、ビジートーン(BT)を検出後〔2−9〕、用件録音を収納するとともに、主装置1に対して切断の旨の通知を行う〔2−10〕。主装置1では、留守番電話機11−1から切断の旨の通知を受信後、回線を解放する〔2−11〕。なお、前記解放までの間に、相手が回線を切断した際に、回線から主装置1に切断が通知される〔2−8〕。
【0024】
留守番電話機11−1では、用件録音終了後、留守ボタンを点灯から点滅表示させ、用件数を1増加させ、主装置1に対して自内線番号と自端末内の用件数を録音通知として通知する〔2−12〕。
【0025】
主装置1では、前記通知を受信した場合には、留守連携の内線番号を参照し、他の留守番電話機11−2,11−3へ前記通知された内線番号と用件数を録音通知として通知する〔2−13〕。前記通知を受信した留守番電話機11−2,11−3では、前記通知内容を内線番号と対応付けて記録するとともに、留守ボタンを点灯から点滅表示させる。
【0026】
図3に示すように、留守再生時には〔3−0〕、留守番電話機11−2で、あらかじめ定められた操作により留守再生操作を行い、自端末内に録音されている用件再生を1件再生終了すると、主装置1に対して自内線番号と自端末内の用件数を再生通知として通知する〔3−1〕。主装置1では、前記通知を受信した場合には、留守連携の内線番号を参照し、他の留守番電話機11−1,11−3へ前記通知された内線番号と用件数を再生通知として通知する〔3−2〕。
【0027】
留守番電話機11−2では、自端末内に録音されている用件を全て再生した場合、あるいは最後の用件まで早送りされた場合には、自端末内に記録した他の留守番電話機11−1,11−3にそれぞれ何件の用件が録音されているかを、前記対応する内線番号毎に音声ガイダンスにより通知する。そして、各留守番電話機11−1,11−2,11−3は留守ボタンを点灯から点滅表示させる。
【0028】
図3に示すように、留守設定解除時には〔4−0〕、留守番電話機11−2で、あらかじめ定められた操作により留守解除が行われると、留守ボタンを点滅から消灯表示させ、主装置1に対して、留守解除の旨を通知する〔4−1〕。主装置1では、留守設定の旨の通知を受信すると、留守連携の内線番号を参照し、他の留守番電話機11−1,11−3へ留守解除の旨の通知を行う〔4−2〕。前記通知を受信した留守番電話機11−1,11−3では、該端末の留守ボタンを消灯させ、留守解除となる。
【0029】
図4に示すように、留守番電話機11−1に録音メモリに空がない場合には〔5−0〕,〔5−1〕、主装置1は着信を検出すると〔5−2〕、内線に接続されている留守番電話機11−1〜11−3に対して着信通知を行う〔5−3〕。着信通知の旨を受信した留守番電話機では、タイマを開始するが、留守番電話機11−1では自端末内の録音メモリに空がないため、主装置1からの着信通知を無視する。
【0030】
この場合、第一にタイマ満了するのは、内線番号が2番目に若い留守番電話機11−2である。留守番電話機11−2はタイマ満了後、主装置1に対して応答の旨の通知を行う〔5−4〕。主装置1では内線から応答の旨の通知を受信した後、回線に対して応答する〔5−5〕。以降、〔5−6〕からは、留守応答する時〔2−0〕の〔2−5〕からと同じである。
【0031】
図5に示すように、全ての留守番電話機において録音エリアに空がない場合には〔6−0〕、主装置1は着信を検出すると〔6−1〕、内線に接続されている留守番電話機11−1に対して留守自動応答の旨の通知を行う〔6−2〕、留守番電話機11−1では、前記通知を受信すると、主装置1に対して応答の旨の通知を行う〔6−3〕。
【0032】
主装置1では、内線から応答の旨の通知を受信した後、回線に対して応答する〔6−4〕。
【0033】
留守番電話機11−1では、前記着信に対して留守応答〔2−0〕とは異なる、すなわち留守応答が「ただいま留守にしております。発信音の後にご要件をお話ください。」であったとすると、「ただいま留守にしております。後程お掛け直しください。」というような応答メッセージを送出し〔6−5〕、前記応答メッセージの送出終了後、主装置1に対して切断の旨の通知を行う〔6−6〕。
【0034】
主装置1では、前記通知受信後、回線を切断する〔6−7〕。
【0035】
〈留守番電話システム〉
図6は、本発明にかかる留守番電話システムの一構成例を示すブロック図である。ここでは、主装置1が収容する回線としてISDN(2・Bチャネル+Dチャネル)を例とする。
【0036】
図6において、100は本発明にかかる留守番電話システムを示し、1はボタン電話の主装置である。2は1回線以上のISDN回線を収容し、ISDNユーザ・網インタフェースで規定される制御信号により網に対する制御を行う網インタフェース部である。3は前記網インタフェース部2と内線インタフェース部6間の通話路交換を行う通話路スイッチ部である。4は前記主装置1内全体を制御する制御部である。5は内線に接続されている各留守番電話機の内線番号と、各内線番号の録音エリアの空状況を管理,記憶する留守連携管理部である。6は内線に接続される留守番電話機との間で、呼制御情報の送受信や、データの送受信等を行う内線インタフェース部である。11−1〜11−n(区別の必要がないときは11を用いる)は主装置1の内線に接続されるボタン電話機からなる留守番電話機である。
【0037】
主装置1において、留守連携管理部5には、あらかじめ定められた操作により、留守番電話機11の内線番号が記録され、録音メモリに空があるか否かが内線番号に対応するように記録されている。
【0038】
前記記録は、内線に接続された留守番電話機11から前記あらかじめ定められた操作により行われ、制御部4が内線インタフェース部6から前記操作を検出すると、留守連携管理部5に記録する。
【0039】
制御部4は内線に接続されている留守番電話機11から留守設定,留守解除,録音通知,再生通知の旨の通知を内線インタフェース部6から受信した場合には、前記通知の送信元の内線番号を検出し、留守連携管理部5を参照して、他の留守番電話機11の内線番号に対して留守設定の旨の通知を、内線インタフェース部6を介して通知する。
【0040】
制御部4は、外線着信の旨の通知を網インタフェース部2から受信した場合には、留守連携管理部5を参照して、メモリの録音エリアに空きがある内線番号を検出し、内線インタフェース部6へ前記内線番号に対して着信通知の旨の通知を行い、内線インタフェース部6より応答の旨の通知を受信すると、網インタフェース部2へ応答の旨の通知を送信し、通話路スイッチ部3へ着信中外線通話路と応答した留守機能付きボタン電話機が使用する内線通知路とを接続させるよう通知する。
【0041】
制御部4は、内線インタフェース部6から録音不可の旨の通知を受信した場合には、留守連携管理部5に、該当する内線番号に録音エリアに空がないことを記録する。
【0042】
制御部4は外線着信の旨の通知を網インタフェース部2から受信した場合には、留守連携管理部5を参照して、録音エリアに空きがある内線番号が検出できなかった場合には、留守連携管理部5に記録されている最若番の内線番号を検出し、内線インタフェース部6へ前記内線番号に対して留守自動応答の旨の通知を行い、内線インタフェース部6より応答の旨の通知を受信すると、網インタフェース部2へ応答の旨の通知を送信し、通話路スイッチ部3へ着信中外線通話路と応答した留守機能付きボタン電話機が使用する内線通話路とを接続させる。
【0043】
図7は、本発明にかかる留守連携機能付きボタン電話機つまり留守番電話機の一構成例を示すブロック図である。
【0044】
図7において、11は前記主装置1に内線端末として接続する留守番電話機、12は前記主装置1および内線に接続される他のボタン電話機との間で、呼制御情報の送受信や、データの送受信およびPB信号、ビジートーンの検出等を行う内線インタフェース部、13は通話路スイッチ部で、録音メモリ部16,音声自動応答部17,A/D変換部18と内線インタフェース部12間の通話路交換を行うものであり、制御部14からの通知により通話路を切り替える。14は前記留守番電話機11内全体を制御する制御部、15は内線に接続されている各留守番電話機11の内線番号と用件数とを対応付けて記憶,管理する留守連携管理部、16は着信の用件を音声データとして録音し、また、着信に対する応答メッセージを録音・保存する録音メモリ部である。また、録音メモリ部16は、用件の再生毎に制御部14へ再生終了の旨を通知するとともに、録音エリアの空の有無を制御部14に通知する。17は留守応答時の音声ガイダンスを送出する音声自動応答部、18は前記通話路スイッチ部13より受信したデジタル信号をアナログ信号に変換し、ハンドセット24へ出力するA/D変換部である。また、A/D変換部18ではハンドセット24より入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、通話路スイッチ部13に出力する。21は、ボタン部22で押下されたボタン情報を検出し、制御部14に通知するボタン検出部である。また、ボタン検出部21では、制御部14より通知を受けて、ボタン部22へランプの点灯,点滅,消灯等の制御を行う。
【0045】
19は前記制御部14より通知を受けて、表示部20への文字,ピクト,ランプの表示制御を行う表示制御部である。たとえば、制御部14の通知により、留守設定されて用件数が0の場合には、留守ボタンのランプ表示を点灯表示させ、留守設定されていて用件数が1以上の場合には、留守ボタンを点滅表示させ、留守解除された場合には、留守ボタンを消灯表示させる。20は時計表示や留守用件数、ランプ点灯・点滅・消灯を可視表示するための表示部である。22はダイヤルボタン,ワンタッチボタン,留守ボタン等により構成されるボタン部、23は前記ハンドセット24のオンフック,オフフック状態を検出するハンドセット状態検出部、24はハンドセットである。
【0046】
留守番電話機11において、留守設定する場合には、あらかじめ定められた操作が、留守番電話機11のボタン部22よりユーザにより行われ、前記操作をボタン検出部21が検出し、制御部14に前記検出結果を通知する。
【0047】
制御部14が、前記通知を検出した場合には、内線インタフェース部12に対して留守設定の旨を送出し、表示制御部19に対して留守設定表示の旨を通知し、録音メモリ部16をリセットし、記録されている用件および用件数をクリアする。
【0048】
制御部14が、内線インタフェース部12から留守設定の旨の通知を受信した場合には、表示制御部19に対して留守設定表示の旨を通知し、録音メモリ部16をリセットし、記録されている用件および用件数をクリアする。
【0049】
留守解除する場合には、あらかじめ定められた操作が、留守番電話機11のボタン部22よりユーザにより行われ、前記操作をボタン検出部21が検出し、制御部14に前記検出結果を通知する。
【0050】
制御部14が、前記通知を検出した場合には、内線インタフェース部12に対して留守解除の旨を送出し、表示制御部19に対して留守解除表示の旨を通知する。
【0051】
制御部14が、内線インタフェース部12から留守解除の旨の通知を受信した場合には、表示制御部19に対して留守解除表示の旨を通知する。
【0052】
制御部14が、内線インタフェース部12から着信の旨の通知を受信した場合には、(自内線番号×3+3)秒のタイマ値のカウントダウンを開始させる。そして、制御部14は、鳴動停止の旨の通知を内線インタフェース部12から受信する前にタイマ値が満了した場合には、応答の旨の通知を内線インタフェース部12に送信し、通話路スイッチ部13へ内線通話路と音声自動応答部17とを接続させるよう通知し、音声自動応答部17での再生終了後、続いて、通話路スイッチ部13へ内線通話路と録音メモリ部16とを接続させるよう通知し、録音メモリ部16に録音開始を通知する。また、制御部14は、録音中に内線インタフェース部12からビジートーン検出通知を受信すると、録音メモリ部16に録音停止を通知し、留守連携管理部15に自内線番号と録音件数を記録し、受信インタフェース部12へ自内線番号と録音件数の情報を含め録音通知を送信し、表示制御部19に対して点滅表示の旨を通知する。
【0053】
前記録音終了後、制御部14が、録音エリアに空きがないこと検出した場合には、以降、録音エリアに空きができるまで、内線インタフェース部12から着信の旨の通知を受信してもタイマ値のカウントダウンを開始しない。
【0054】
制御部14が、ボタン検出部21から留守再生操作を検出した場合には、通話路スイッチ部13へ録音メモリ部16とA/D変換部18とを接続させるよう通知し、録音メモリ部16から再生終了の通知を受信すると、録音メモリ部16に対して再生した用件の録音エリアのクリアを通知するとともに、留守連携管理部15にて自内線番号に対応する用件数を1減算し、受信インタフェース部12へ自内線番号と残りの用件数の情報を含め再生通知を送信する。この時、制御部14が、留守連携管理部15にて自内線番号に対応する録音件数を1減算した結果、他の内線番号に対応する用件数も含め残りの録音件数の合計が0である場合には、表示制御部19に対して点灯表示の旨を通知する。
【0055】
制御部14は、録音エリア部16の最後の用件再生終了後、留守連携管理部15を参照し、内線番号と前記内線番号に対応する用件数を音声自動応答部17に通知し、通話路スイッチ部13へ音声自動応答部17とA/D変換部18とを接続させるよう通知する。
【0056】
制御部14が、内線インタフェース部12から録音通知、再生通知を受信した場合には、前記通知から内線番号と用件数を検出し、留守連携管理部15へ検出した内線番号に対応する用件数を書き換える。また、制御部14は、前記検出した内線番号が留守連携管理部15で検出できなかった場合には、内線番号と用件数を留守連携管理部15に記録する。さらに、制御部14は、留守連携管理部15にて用件数の合計が0になった場合には、表示制御部19に対して点灯表示を、前記用件数の合計が1以上の場合には点滅表示を通知する。
【0057】
制御部14が、内線インタフェース部12から録音通知、再生通知の旨の通知を受信した場合には、前記通知から内線番号と用件数を検出し、留守連携管理部15に前記内線番号と用件数を記録する。
【0058】
制御部14が、内線インタフェース部12から留守自動応答の旨の通知を受信した場合には、応答の旨の通知を内線インタフェース部12に送信し、通話路スイッチ部13へ内線通話路と音声自動応答部17とを接続させるよう通知し、音声自動応答部17での再生終了後、内線インタフェース部12へ切断の旨の通知を送信する。
【0059】
図8〜図18に主装置1の制御部4の動作を示すフロー図を、また図19〜図34に留守番電話機11の動作を示すフロー図を示した。これらの図は各請求項中の「設定状態通知手段」,「切り替え手段」,「留守登録情報通知手段」,「更新手段」,「報知手段」,「タイマ手段」,「留守応答手段」,「応答メッセージ送出手段」等を説明するものである。
【0060】
【発明の効果】
本発明の留守番電話システムによれば、どれか1台の留守番電話機で用件を録音した際には、同じく内線に接続されている他の留守番電話機の自内線番号と用件数を通知し、前記通知を受信した留守番電話機では、前記内線番号と用件数とを記録する。また、どれか1台の留守番電話機で用件を再生した際に、同じく内線に接続されている他の留守番電話機に用件がある場合には、、該留守番電話機の内線番号と、用件数とを音声ガイダンスにより通知するとともに留守番電話機の表示部に文字表示する。これにより、ボタン電話装置が収容する外線数以上あるいは電話番号数以上の留守番電話機を内線に接続した場合にも、用件が録音されている留守番電話機を明示することが可能となる。
【0061】
このように本発明によれば、複数の留守番電話機の動作順位を予め定めておき当該順位の留守番電話機に留守設定,留守設定解除,留守応答,録音再生のいずれかの状態変化が発生したとき、これらの変化した状態を他の留守番電話機に通知して記憶させるとともに動作順位を繰り上げることにより複数の留守番電話機を連携して制御でき、状態変化に迅速に対応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる留守番電話システムの制御方法のシーケンス図である。
【図2】本発明にかかる留守番電話システムの制御方法のシーケンス図である。
【図3】本発明にかかる留守番電話システムの制御方法のシーケンス図である。
【図4】本発明にかかる留守番電話システムの制御方法のシーケンス図である。
【図5】本発明にかかる留守番電話システムの制御方法のシーケンス図である。
【図6】本発明に用いる主装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に用いる留守番電話機の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図8】主装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図9】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図10】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図11】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図12】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図13】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図14】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図15】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図16】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図17】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図18】主制御装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図19】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図20】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図21】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図22】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図23】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図24】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図25】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図26】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図27】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図28】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図29】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図30】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図31】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図32】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図33】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【図34】留守番電話機の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 主装置
2 網インタフェース部
3 通話路スイッチ部
4 制御部
5 留守連携管理部
6 内線インタフェース部
7 ボタン電話機
11 留守番電話機
12 内線インタフェース部
13 通話路スイッチ部
14 制御部
15 留守連携管理部
16 録音メモリ部
17 音声自動応答部
18 A/D変換部
19 表示制御部
20 表示部
21 ボタン検出部
22 ボタン部
23 ハンドセット状態検出部
24 ハンドセット
Claims (5)
- 外線に接続する主装置と、この主装置の内線に接続する複数の留守番電話機とを備えた留守番電話システムにおいて、
任意の留守番電話機の留守設定状態が変更された場合、他の留守番電話機に前記変更された留守設定状態の情報を通知する設定状態通知手段と、前記情報を検出した他の留守番電話機を前記変更された留守設定状態に切り替える切り替え手段と、留守応答した留守番電話機、通話録音を行った留守番電話機、録音した用件を再生した留守番電話機の少なくとも内線番号と用件数とを含む留守登録情報を当該留守番電話機で記憶し更新するとともに他の留守番電話機に通知する留守登録情報通知手段と、前記通知された他の留守番電話機に前記留守登録情報を記憶し更新する更新手段とを備えたことを特徴とする留守番電話システム。 - 請求項1に記載の留守番電話システムにおいて、
前記記憶し更新した留守登録情報を当該留守番電話機で音声ガイダンスまたは文字表示にて出力する報知手段を備えたことを特徴とする留守番電話システム。 - 請求項1または2に記載の留守番電話システムにおいて、
前記主装置からの着信通知に対する前記複数の留守番電話機の応答時間を留守番電話機毎に予め設定し、該設定した応答時間が経過すると留守応答させるタイマ手段を備えたことを特徴とする留守番電話システム。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の留守番電話システムにおいて、
前記任意の留守番電話機の録音エリアに空きがない場合、前記主装置に対して留守応答不可情報を通知し、前記留守番電話機毎の応答時間の応答順序に応じて他の留守番電話機に留守応答させる留守応答手段を備えたことを特徴とする留守番電話システム。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の留守番電話システムにおいて、
前記複数の留守番電話機の全ての録音エリアに空きがない場合、予め指定した特定留守番電話機に留守応答させるとともに該特定留守番電話機に予め登録した応答メッセージを送出する応答メッセージ送出手段を備えたことを特徴とする留守番電話システム。
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JPH11136349A JPH11136349A (ja) | 1999-05-21 |
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-
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- 1997-10-27 JP JP29442497A patent/JP3549010B2/ja not_active Expired - Fee Related
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