JP3545614B2 - ドアリフターおよびドアリフターを有するドア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リンク結合された2つの脚を供えたニーレバー機構とガイドレバーとを有し、一方の脚はドアに接触するために形成された、回転可能に軸承されたレバー部材によって形成されており、ニーレバー機構を操作するばね部材がガイドレバーに作用する、水平の揺動軸を備えた継手に下方へ懸架されているドアを開放ないしは持ち上げるドアリフターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家具システムは、種々の要請(空間的、利用技術的など)に適合させることができるように設計されている。戸棚部材は、たとえば必要に応じて小さいものから中くらいまでだけでなく、もっと大きい高さにも取り付けることができるようにしなければならず、その場合に戸棚のドアはそれぞれ快適に操作できなければならない。たとえば高い位置にある部材に容易に手が届くようにするためには、部材の上端縁に配置された揺動軸に回転可能に懸架されている揺動ドアが効果的である。すなわち、閉鎖された状態においてはドアは大体において垂直下方へ懸架されているので、開放するためには上へ跳ね上げなくてはならない。ドアを大きな力を加えずに開放できるようにし、さらに利用者の補助なしで開放された位置に留まることができるようにするために、ドアリフターが内蔵される。
【0003】
市場では、ガス圧シリンダで作動するドアリフターが入手できる。この種のシリンダに特徴的なことは、最大始動速度が制限されていることである。取付けまたは利用の際に、無意識の場合でも、損傷の危険は無視できるくらい小さい。それが、このような内在する動作緩衝装置を持たないスチールばねに対する利点である。
【0004】
ばねによって操作または支援される鋏リンクと継手は、すでに多数のものが知られている。しかしそれらは、上方に位置する継手に懸架されており、ほぼ垂直の位置からほぼ水平の位置へ揺動させようとするドアのための構造にはなっていない。
しかし、純粋に技術的に見ると、ガス圧シリンダはスチールばねには及ばない。ガス圧シリンダの平均的な寿命が、スチールばねのそれよりも幾分短いだけでなく、廃棄も面倒である。
【0005】
米国特許明細書US4516813からは、閉鎖された状態では下方へ懸架され、開放された状態においては水平に突出するドアフラップのための継手がすでに知られている。ドアフラップはさらに、下降可能に案内されており、四辺形リンクによって保持され、かつ案内される。すなわちアーム(58、60)は点(56、57)に固定位置で軸承されており、その他方の端部(47、48)がドアを支持するアングルレバー(43)を案内する。ドアを支持するアングルレバー(43)は、固定の機械的な軸を中心に回転することはできず、2つの短い揺動アーム(58、60)によって空間内で移動され、かつ回転される。移動のバランスをとるために板ばね(63)が設けられており、この板ばねは2本の短い揺動アームに大体において平行に並んで延びており、ドアを支持するアングルレバー(43)に直接作用する。ドアが下方へ懸架されている場合には、ニーレバー機構は最大力伝達にとって典型的な90°の角度を形成する(図5を参照)。この公知の構造においてはさらに、ばね部材(21)がアングルレバー(43)に作用する。この公知の機構の欠点は、それが比較的小さくて、それに応じて障害に反応しやすいことにある。さらに、力の展開が、最近の快適要請に対応しない。各番号は同明細書の添付図面内の番号。
【0006】
ドイツ公開公報DE−OS2106614に示されているニーレバー継手においては、ドアを支持するアームの後ろ端部には、長短のカーブ路(33、34)を有する溝つきリンクガイド(32)が設けられている。長孔状の溝付きリンク(32)内に、ばね支持されたアーム(7)の端部が摺動可能に軸承されている。ドアフラップを開閉する場合に、弾性を有するアーム(7)が溝付きリンクの一方の部分から他方の部分へ跳躍する。往復跳躍が、定まらない不快な力の発生をもたらすことは、明らかである。各番号は同公報の添付図面内の番号。
【0007】
他の種類のばね緩衝される継手が、たとえばドイツ特許DE1584178から知られている。この継手においては、カム面(11)が設けられており、そのカム面はニーリンク(9)の領域において2つのニーレバーの一方に形成されており、かつガイドボルト(12、13)に接して転動する。閉鎖位置(DE1584178の図1、第4ページ第2段に図2と記載されているのは誤り)においては、ばね(4)が付勢されて、ガイドボルト(12、13)によってブロックされる。開放位置(図2、第4ページ第2段に記載されている図1は誤り)においては、ニーレバーは伸ばされており、その場合に押圧ばねは新たにボルト(12、16)によってブロックされる。リンク機構は、特に軸8、9、‘7と3(図2を参照)によって定められる、リンク四辺形を形成する。ドアは、閉鎖された状態においては閉鎖すべき容器上に水平に配置されており、開放状態においては垂直上方へ立つ。ニーリンク(5/10)は、ドアが開放されている場合には伸ばされている(すなわち死点にある)。ニーレバーの最大力伝達は、ドアがほぼ45°の位置にある場合に達成される。この機構は、この分野のドアフラップを案内するには、適していない。各番号は同公報の添付図面内の番号。
【0008】
ドイツ特許DE1584178に記載の継手は、それより早い特許DE−PS1035011に記載されている継手の実施形態である(DE−PS1584178の第1ページ第1段を参照)。ドイツ特許DE−PS1035011は、冷凍チェストなどのための継手を説明している。基本機能は、DE1584178の場合と同様である。後の特許とは異なり、前の特許DE−PS1035011においては、ニーリンクは長孔状の溝付きリンクガイドによって案内されており、ニーレバーに形成された外側のカム面によっては案内されない。この継手も、冒頭で挙げた種類のドアフラップを操作するのには、適していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、まず公知のドアリフターの欠点を回避し、さらに適切な力の倍力をし(そしてそれによってドアを管理下で開閉することができる)また、構造がコンパクトな、冒頭で挙げた種類の装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題の解決は、請求項1の特徴によって定められる。本発明によれば、ドアリフターの構造はニーレバー機構を特徴としており、そのニーレバー機構はドアが閉鎖されている場合にはその死点の領域にあって、ドアが開放された場合にニーレバー機構の力伝達が最大になる。駆動装置ないし力部材として、ばね(たとえばコイルばね)が設けられている。
【0011】
ニーレバーによって、ばね力を配量して伝達することができる。ドアが閉鎖されている場合には、ばねは付勢されるが、死点ないしはその近傍に位置するニーレバーが、力が発揮されることを阻止する。ドアを開放する際には、ニーレバーは短い移動の後にすでに死点から外れて、開放角度が大きくなるにつれて大きくなるトルクで作用する。レバー比は、ドアリフターによってもたらされるトルクが、ドアの逆のトルクよりもわずかに大きいように定められる。その結果90°の揺動動作の進行において、ドアは(ドアがあおられた場合でも)高い速度まで加速されることはない。
【0012】
好ましい実施形態によれば機構は、ニーレバーの一方の脚がレバー部材に形成され、そのレバー部材が開放するためにドアに接触するるように構成されている。レバー部材は、ドアの揺動軸に対して所定の距離を有する点に、回動可能に軸承されている。
レバーの回転中心に関して、接触点(レバーとドアの間の)とリンク点(ニーリンクの)は、約90°またはそれより少ない角度だけ互いに変位している。
【0013】
ニーレバーの第2の脚の自由(後方の)端部を、1本アームのガイドレバーにリンク結合することができる。すなわち、リンク四辺形が形成され、その1つの角部を内側へ(ニーレバー死点領域へ)折曲させることができる。
ニーレバー機構を操作する押圧ばね(圧縮されたコイルばね)は、特に好ましい実施形態によれば、ガイドレバーに取り付けられている。しかしまた、ばねがニーレバー機構の他の場所に作用することも考えられる。特に、ばねを直接第2の脚に取り付け、ないしは第2の脚の延長上に配置することができる。
【0014】
ニーレバーの第1の脚は、たとえば第2の脚よりも短い。それによってドア継手の負荷(ドアのドアリフターによって支持される点と継手の軸との距離によって定められる)を減少させることができる。好ましくは、実効長さの比は約2:3である。もちろん力伝達を、ドアの自重によって発生され、かつ開放角度に関係する可変のトルクに適合させるために、レバー比を変化させることができる。
【0015】
ニーレバー機構と押圧ばねが、細長い矩形のフラットフレーム内に収容されていると、効果的である。このフレームは、たとえば2つの打ち抜かれた金属薄板によって形成され、その金属薄板が短いスペース部材によって互いに結合されている。好ましくはフレームは対称に構成されている。その場合にはドアリフター装置は側に無関係になり、たとえば選択的にドアの左または右に取り付けることができる。
【0016】
もちろん、機構の移動可能な部分を一方が開放したフレームに、あるいは直接壁部材に取り付けることも可能である。本装置は、完全に対称に構成する必要はない。しかし好ましくは構造は、少なくとも機能に関して側に無関係であるように選択される。
ドアリフターの確実かつ障害のない機能に関して、押圧ばねは常にフレームの枠内にあって、それによって開放ないし閉鎖動作の間に偶然に近傍に達した対象によって阻止されまたはブロックされることがないようにされる。ドアに接触する操作アームだけは、フラットフレームから突出させる。
【0017】
特に好ましい実施形態によれば、ニーレバーは閉鎖位置に達する直前に死点を越える。ドアが閉鎖された場合に、すなわち死点を越えた領域において、ニーレバーのニーリンクが定められた位置を占め、管理されずに屈曲することがないようにするために、ストッパー部材を設けることができる。その場合にストッパー部材はたとえば、フラットフレームの適当な個所に一体形成されたプラスチック部材とすることができる。
開放された状態においても、停止装置によって、ドアは定められた位置を占める。この停止装置は、好ましくはドアリフターのフレームにも形成されており、たとえばニーレバーの第2の脚に作用する。他の方法は、コイルばねの場合にストローク制限手段を設けることにある。
【0018】
本発明に基づくドアリフターは、特に高い個所に取り付けられた戸棚部材に適している。ドアは、たとえば独立した揺動軸受けに懸架されて、ドアリフターによって開放される。その場合にはドアの揺動軸は、通常はドアを押圧するレバーの回転中心と一致せず、レバー回転中心に対して所定の偏心率を有する。この偏心率が開放並びに閉鎖動作を妨害することがないようにするために、たとえばドアリフターとドアとの間に滑り接触を設けることができる。
【0019】
特に好ましい実施形態によれば、ドアリフター(とそれに伴って問題となる操作レバーの回転中心)は位置固定であって、それに対してドアの揺動軸は移動することができる。開放する場合に、ドアの軸受けは必要な程度だけ移動される。ドアの揺動軸受けは、水平に摺動可能なキャリッジ上に軸承されているので、開放後にドア全体を戸棚部材(ないしはそれに対応して設けられているシャフト)内に収納することができる。
【0020】
収納可能なドアは、たとえば結合片を有し、開閉動作の間操作レバーの対応する部材片がその結合片に嵌入する。結合部材は、ドアが収納される際にこれらの部材片が力を使わずに互いに離れるように、構成されている。ドアリフターとドアの間の結合によって、閉鎖する場合にドアを所望の閉鎖位置へ引き込むことが可能になる。すなわち、押圧だけでなく、引張りも伝達することができる。
ドアリフターに形成された結合片は、好ましくはドアの結合片にストッパーを提供するので、開放の際にドアは水平に突出する位置に達する直前に、強制的に所定程度戸棚部材の内部へ引き戻される。この少し収納された位置において、ドアは意図されないあおりに対して良好に保護されてる(「衝突保護」)。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に述べる詳細な説明と請求項全体から、本発明の他の好ましい実施形態並びに特徴の組合せが明らかにされる。原則的に、図面において同一の部分には、同一の参照符号が付されている。
図1には、本発明の特に好ましい実施形態が図示されている。可動の部分は、大体において2つの側方部分1、2によって形成されるフレーム内に収容されている。図1には、側方部分1のみが図示されている。第2の部分(図2のbに図示されている)は、ニーレバー機構を見えるようにするために、取り去られている。
側方部分1、2は、同一に形成されている。この側方部分は、細長く伸びた矩形の平らなスチール薄板部材であって、安定させるために重要でない領域は取り除かれている(たとえば打ち抜きによって)。高さは、たとえば長さの約1/5から1/6しかない。
【0022】
フレームの前方の端部(図1においては前方上の角部)には、軸4が配置されており、この軸はまず2つの側方部分1、2を所望の距離で互いに結合し、さらにL字状の操作レバー3を回転可能に軸承している。ドアリフターの開放位置においては(すなわちドアが開放されて、水平に突出している場合)、操作レバー3の長い脚3.1はフレーム(側方部分1、2)の上端縁の延長上に水平方向前方へ突出する。その端部には、結合片20が取り付けられている。短い脚3.2は、長い脚と90°よりも少し少ない角度を形成する。短い脚は、図1に示す開放位置においては、下方へ突出している。その長さは、フレームの高さにほぼ相当する。
【0023】
短い脚3.2の端部には、軸6によって2つの細片状のフラット部材5.1、5.2の一方の端部がリンク結合されている。フラット部材5.1、5.2の他方の端部は、他の軸7によってガイドレバー8の屈曲されたアーム9にリンク結合されている。L字状のガイドレバー8は、その長い脚の端部において軸10内で側方部材1、2に揺動可能に軸承されている。
【0024】
L字状のガイドレバー8のニー部に、ロッド12の二又ヘッド13が作用する。二又ヘッド13とガイドレバー8との間の結合は、リンク結合で形成されている(軸11)。ロッド12はその後端をパイプ14内に挿入して摺動可能に配設されている。パイプ14自体は、軸15上に揺動可能に取り付けられている。ロッド12上にはコイルばね21が配置されており、そのコイルばねが二又ヘッド13(およびそれに伴ってロッド12)を前方へ、すなわちパイプ14から突出するように押圧する。
軸4と10の間に、2つのストッパー部材16.1、16.2が延びている。そのストッパー部材は、たとえばプラスチックからなる細片状の部品である。
【0025】
他のストッパー部材が、フラット部材5.1、5.2に形成されている。図1には、カム17が図示されており、そのカムは後述するように、ストッパー部材として用いられる。第2の同様なカムが、フラット部材5.2に形成されている。上述のストッパー部材は、フラット部材5.1、5.2の外側に(すなわちフラット部材の側方部材1、2側の面に)に設けられている。側方部材1、2の内側のそれに対応した個所に、関連するストッパー部材(図示せず)が設けられている。ドアリフターの開放された位置においては、上述のストッパーによって、操作レバー3は定められた位置を占める。
2つの側方部材1、2は、軸4、10、15によってだけではなく、スペースホルダ18、19によっても互いに結合されている。従って、フレームの少なくとも3つの角部に、側方部分1、2間の接続が設けられている。
【0026】
図2のbからは、本発明による構造がフレーム中央平面(すなわち面積を有する側方部分1、2に平行かつその中央に位置する幾何学的な平面)に対して対称であることが、明らかである。側方部分1、2の相互の距離は、できる限り小さく選択されている。図2のbによれば、上述の距離は、次の部材、すなわち操作レバー3、フラット部材5.1と5.2、ストッパー部材16.1と16.2の厚みの合計に相当する。
【0027】
図3のa、bには、図1に示すドアリフターが、たとえば戸棚部材内にどのように組み込まれているかが示されている。ここでも手前の側方部分2は、ニーレバー機構を自由に見られるようにするために、取り去られている。
ドア22は、水平に延びる回転軸を有する継手23に懸架されている。図3のa、bに示す図示においては、回転軸は図面平面に対して垂直である。ドア22は、垂直に懸架された位置(図3のb)から水平に懸架された位置(図3のa)へ揺動することができる。本実施例においては、プレート形状のドア22の上方の端縁22.1が、継手23と結合されている。
【0028】
継手23は、キャリッジ24上に取り付けられており、そのキャリッジはレール25上で矢印29に示す方向に後方の戸棚部材の内部へ移動することができる。レール25は側方支持体28に形成されており、側方支持体は同時にドアリフター30を固定するために用いられる。図3のa、bにはさらにフレームパイプ27が概略的に図示されており、このフレームパイプは戸棚部材の一部であって、かつ戸棚開口部の上方の端縁を形成する。(図示されていない他のフレームパイプが、上述の開口部の残りの端縁を形成する。)
ドア22の内側には、結合片26が取り付けられており、その結合片はドアリフターの結合片20内へ嵌入することができる。
【0029】
次に、ドアリフター30の機能方法を説明する。
図3のaに示す開放位置において、ドア22は矢印29に示すように、戸棚部材内に(すなわちレール25とレール25に対して平行に後方へのびるドアリフター30との間の間隙内に)収納することができる。収納の際に、結合片20と26が互いに外れる。ドア22はドアリフターによって支持され、その場合にドアリフターの内側が結合片20上で滑り移動する。滑り摩擦は比較的小さいので、ドア22は特に大きな力を使わずに収納することができる。
【0030】
図3のaに示す水平の位置において、ドア22は操作レバー3によって保持され、その操作レバーはコイルばね21によって開放位置へ押圧される。その場合にロッド12とフラット部材5.1、5.2(図3のaにはフラット部材5.1のみが図示されている)は、一直線上にある。この線は、軸4と10を結ぶ仮想接続線に対して平行である。、フラット部材5.1、5.2と脚3.2とによって形成されるニーレバーは、最大の力伝達の位置にある。
【0031】
ドア22を閉鎖するために、ドアは利用者によって押し下げられ、その場合にドアは継手23を中心に矢印31の方向へ揺動する。利用者により強要された動作が、操作レバー4を軸4を中心として回動させる。それに応じてフラット部材5.1、5.2とロッド12がまずその長手軸方向において後方へ押圧される。その結果、ドア22の自重を保持するコイルばね21が圧縮される。
開放角度が減少するにつれて、ニーレバーの力伝達比が減少される。従って圧縮の際にコイルばねが圧力を増大させるが、操作レバー3からドア22へ作用する力は、全体として減少する。この力の減少は、ドア22の自重によって(継手23の軸に関して)発生されかつ開放角度の減少につれて減少するトルクと調和する。従って利用者は、ドア22のバランスがとれていると感じる。それぞれ要請に応じて、ドアリフター内のレバー比を、ドアが開放ないしは閉鎖された位置へ移動する傾向を有するように、選択することができる。
【0032】
図3のbは、閉鎖された位置を示している。ニーレバーのニーリンク(軸6を参照)(あるいは正確に言うとフラット部材5.1、5.2)が、ストッパー部材16.1、16.2に添接する。リンクは死点を越えており、その結果、コイルばね21の圧力はそれ以上ドア22を外側へ押し出さずに、内側の閉鎖位置へ引き込む。これに関連して、結合片20と26によりドアを閉まるように引くことが可能になることに、注意しなければならない。すなわち結合片は、ドア22と操作レバー3が揺動動作の間堅固に結合されているように、形成されている。たとえば5°から10°の開放角度において、すなわちドアの自重によってもたらされるトルクが比較的小さい角度において、死点を通過する。もちろん、死点においてはドアはすでにレバー機構に最小のトルクを加え、開始されるばねの力展開がそれによって制動されることに、注意しなければならない。
【0033】
図3のbから明らかなように、ドアリフターが閉鎖されている場合に、フラット部材5.1、5.2はガイドレバー8に対してほぼ平行である。ロッド12とガイドレバー8は、ほぼ180°の角度を形成する。ロッド12の仮想延長線は、ほぼ軸4を通る。従って軸10は軸11と軸4を結ぶ仮想線のわずかに上方に位置する。軸4、7および6によって形成される三角形を考えて、それを軸10、11および15によって形成される三角形と比較すると、これらが互いに整合していることが明らかになる。換言すると、三角形4/7/6においては、底辺4/7に対向する角部(6)が、三角形10/11/15の側に来る。同様に三角形10/110/15においては底辺10/15に対向する角部(11)が三角形4/7/6の側に来る。
この構造の利点は、ドアを(ドアリフターの力に抗して)閉鎖位置に保持する独立した装置を設ける必要がないことにある。
【0034】
図3のaからさらに明らかなように、フラット部材5.1、5.2の長さ(ないし軸6、7間の距離)は、軸4と10の互いの距離よりもわずかに小さい(たとえば約10%)。さらにドアリフターの開放位置における軸6と11の距離は、軸4と10の相互の距離よりもわずかに大きい(たとえば約10%)。
結合片20、26は、たとえば溝−ばね−原理に従って、矢印29の方向に(たとえばドアに対して平行に)互いに入り込むように移動することができる。
【0035】
図示の実施形態の他の特殊性は、ドアは開放位置に達した場合にすでに幾分収納されていることにある。すなわち継手23の軸はドア22が開放している場合にはもう、ドアが閉鎖されている場合と同じ位置にはない。むしろ、矢印29の方向に後方へ移動されている。それによって継手23が回転し過ぎないように保護されている(「衝突保護」)、という利点が得られる。すなわちドア22はフレームパイプ27に接しており、従って水平の位置を越えて上方へ揺動されることはない。もたらされるブロッキングは、ドア22とフレームパイプ27との接触点が継手23の軸から離れるほど、それだけ確実になる。
【0036】
ドアの復帰移動は、まず操作レバー3の軸4と継手23の軸との間に距離があって、さらに結合片20、26が、揺動の際にドア22がドア閉鎖の場合の幾何学配置によって定められる位置を越えて移動することができないように形成されていることと関係がある。
ドアを収納からどれくらい引き出すことができるかは、レール25上のキャリッジ24の位置によって定められるのではなく、結合片26が挿入される結合片20によって定められる。ドアが所定角度下方へ揺動された場合に初めて、キャリッジ24が前方のストッパ(終端位置)に来る。
【0037】
もちろん本発明は、上述した実施例に限定されるものではない。次に、幾つかの変形方法を簡単に説明する。
ドアは収納可能である必要はない。ドアがドアリフターの操作レバーと固定的に結合されることも、可能である。その場合にはドアの揺動軸は、操作レバーの軸となる。また、ドアから独立した固定配置の継手を基礎にすることも可能であって、その場合には操作レバーとドアの接触個所を移動させることができる。
【0038】
ニーレバーを、閉鎖位置においてちょうど死点にくるような構成にすることも可能である。しかし、死点に達しない場合も絶対にないとは言えない。すなわち、その場合にはばねが常にドアに開放圧力を加える恐れがある。それにもかかわらずドアを閉鎖位置に保持することができるようにするためには、戸棚部材に係止を行うロック部材を設けることができる。
レバー比の選択は、個々の場合においてドアの重量と幾何学的な条件に合わせられる。
【0039】
本実施例は、わずかな組立て高さを特徴とする構造を示している。他の使用のためには、場合によってはできるだけ組込み奥行きが小さいドアリフターを設けることが望ましい場合もある。容易に理解することができるように、図示の構造をほぼ90°垂直位置へ回動させることが可能であって、その場合にはたとえば操作レバーを違うように構成しなければならない。L字状のレバーの代わりに、1アームのレバーを設けることができる(たとえば脚3.2が同時に、ドアへの接触部材として用いられる)。
ドアの揺動軸は、必ずしもドアプレートの上方の端縁に設ける必要はない。ドアを上方へ突出するように取り付けることも容易に可能となる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、ドアが垂直に懸架された位置から1つまたは複数の水平に突出する位置へ移動させることが重要であるところでは、どこにでも使用することができる。
要約して確認すると、本発明に基づくドアリフターは頑丈で寿命の長い部材から構成されており、構造がコンパクトであるので、組込み部材(引出しのためのレール、中間棚板など)を有する戸棚部材に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアリフターの概略斜視図である。
【図2】aは、図1のドアリフターの側面図である。
bは、図1のドアリフターの下面図である。
【図3】aは、戸棚部材に組み込まれたドアリフターを開放した位置で示した図である。
bは、戸棚部材に組み込まれたドアリフターを閉鎖した位置で示した図である。
【符号の説明】
2…ばね部材
3…レバー
3.1…(レバーの)長い脚
3.2…(レバーの)短い脚
5.1、5.2…第2の脚
8…ガイドレバー
9…アーム
12…ガイドロッド
16.1、16.2…ストッパ部材
18、19…スペースホルダ
20、26…結合片
21…ばね部材
22…ドア
23…継手
25…レール
Claims (12)
- ドア(22)を閉位置と開位置の間で回動せしめるドアリフターであって、
少なくとも1つの脚(5.1,5.2)と、レバー部材(3)であって、ドア(22)が係着される第1の脚(3.1)と、該第1の脚(3.1)に略直角に延伸し、前記少なくとも1つの脚(5.1,5.2)の第1の自由端部が回動可能に結合される第2の脚(3.2)を有するレバー部材(3)と、を備えて成るニーレバー機構と、
ガイドレバー(8)であって、前記少なくとも1つの脚(5.1,5.2)の第2の自由端部が回動可能に結合されているガイドレバー(8)と、
前記ガイドレバー(8)に係合されているばね部材(21)と、
を具備し、
ドア(22)が閉じられた時には前記ばね部材(21)の力が前記レバー部材(3)を介してドアを閉じる方向にドア(22)を押圧し、ドア(22)が開かれた時には前記ばね部材(21)の力が前記レバー部材(3)の第2の脚(3.2)に略直角に作用しニーレバー機構の力伝達が略最大になるようにしてドアを開く方向にドア(22)を押圧するように、前記ガイドレバー(8)と前記レバー部材(3)の前記第2の脚(3.2)が前記少なくとも1つの脚(5.1,5.2)に結合されている、
ことを特徴とするドアリフター。 - 前記レバー部材(3)が第1の脚(3.1)と第2の脚(3.2)を有し、第1の脚(3.1)が第2の脚(3.2)よりも短くされている、ことを特徴とする請求項1に記載のドアリフター。
- 前記ばね部材(21)と前記ニーレバー機構が、略平行に離間配置された第1、第2のフレーム部材(1,2)を有するフレーム内に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のドアリフター。
- ばね部材(21)がロッド部材(12)の周りに巻かれたコイルばねを具備する、ことを特徴とする請求項3に記載のドアリフター。
- さらに、ドアが閉じられる時に、ニーレバー機構の動きを制限するストッパーを具備することを特徴とする請求項3に記載のドアリフター。
- 閉位置と開位置の間で回動せしめられるドア(22)であって、
ドアリフターを具備し、
該ドアリフターが、
少なくとも1つの脚(5.1,5.2)と、レバー部材(3)であって、ドア(22)が係着される第1の脚(3.1)と、該第1の脚(3.1)に略直角に延伸し、前記少なくとも1つの脚(5.1,5.2)の第1の自由端部が回動可能に結合される第2の脚(3.2)を有するレバー部材(3)と、を備えて成るニーレバー機構と、
ガイドレバー(8)であって、前記少なくとも1つの脚(5.1,5.2)の第2の自由端部が回動可能に結合されているガイドレバーと、
前記ニーレバー機構のガイドレバー(8)に係合されているばね部材(21)と、
を具備し、
ドア(22)が閉じられた時には前記ばね部材(21)の力が前記レバー部材(3)を介してドアを閉じる方向にドア(22)を押圧し、ドア(22)が開かれた時には前記ばね部材(21)の力が前記レバー部材(3)の第2の脚(3.2)に略直角に作用しニーレバー機構の力伝達が略最大になるようにしてドアを開く方向にドア(22)を押圧するように、前記ガイドレバー(8)と前記レバー部材(3)の前記第2の脚(3.2)が前記少なくとも1つの脚(5.1,5.2)に結合されている、
ことを特徴とするドア。 - 前記ドア(22)の端部が揺動可能に取付けられる継手(23)を有し、該継手(23)がキャリッジ(24)に取付けられ、該キャリッジ(24)がドアリフタの取付けられている支持体(28)に取付けられているレール(25)に沿って移動可能にされている、ことを特徴とする請求項6に記載のドア。
- レール(25)がドア(22)の開き位置に整合されていて、ドア(22)が引き出された位置と収納位置との間でドア(22)の面内にある方向に移動できるようにされている、ことを特徴とする請求項7に記載のドア。
- ドア(22)上に設けられる結合部材(26)と、レバー部材(3)の第1の脚(3.1)の端部に取付けられた結合片(20)とを具備し、前記結合部材(26)は、ドアが開いて、引き出された位置にある時に、前記結合片(20)に係合するように構成され配置されている、ことを特徴とする請求項8に記載のドア。
- 前記継手(23)の水平方向外側に配置され、ドア(22)の上面に接するフレームパイプ(27)によって、ドアが開いて、引き出された位置にある時にドア(22)が閉じ位置からの回転に関して開き位置から回転し過ぎることが防止されている、ことを特徴とする請求項7に記載のドア。
- ドア(22)が開いて引き出されている位置と閉じた位置の間で移動をする時に、前記結合片(20)が前記結合部材(26)の上を摺動できるように、前記結合部材(26)が構成され配置されている、ことを特徴とする請求項9に記載のドア。
- ドア(22)上に設けられる結合部材(26)であって、ドア(22)が開いて、収納される際に、前記結合片(20)と係合解除されるように構成され配置されている結合部材(26)を具備する、ことを特徴とする請求項8に記載のドア。
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