JP3025419U - ワゴン - Google Patents

ワゴン

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JP3025419U
JP3025419U JP1995012793U JP1279395U JP3025419U JP 3025419 U JP3025419 U JP 3025419U JP 1995012793 U JP1995012793 U JP 1995012793U JP 1279395 U JP1279395 U JP 1279395U JP 3025419 U JP3025419 U JP 3025419U
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正人 湊
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のものは上昇させた天板がワゴン本体に対
して前後方向に偏位してしまい、机の脇に配置して使用
するのに不便である。また、天板を上昇させても該天板
とワゴン本体との間の空間を有効に使用し難い。 【解決手段】このワゴンは、上昇させた天板3がワゴン
本体1に対して水平方向に偏位してしまうのを防止する
ために、ワゴン本体1と天板3との間に、Xリンク機構
10を介在させている。そして、上昇させた天板3とワ
ゴン本体1との間に形成される空間を有効に利用するこ
とができるようにするために、ロック機構11を天板3
の下面近傍に配設し、このロック機構11によってXリ
ンク機構10の動きを制限し得るようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、学習机等の脇に配設して使用するのに好適なワゴンに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
机の脇に配設して袖的に使用されるワゴンは、机の天板の下に収納することが できる程度の背丈に設定されているのが一般的であるが、近時、このワゴンの天 板を机の天板と略面一になる高さにまで上昇させて、机の補助天板として利用す ることができるようにしたものも開発されている。
【0003】 従来、この種のワゴンとしては、例えば、ワゴン本体の上面に平行リンク機構 を介して天板を昇降可能に配設したものが知られている。すなわち、前記平行リ ンク機構は、下端をワゴン本体の上面前寄りに枢着するとともに上端を天板の下 面前寄りに枢着した前リンクメンバと、下端をワゴン本体の上面後寄りに枢着す るとともに上端を天板の下面後寄りに枢着した後リンクメンバとを具備してなる もので、平行な前、後のリンクメンバを倒すことによって天板をワゴン本体上に 重合させることができ、前、後のリンクメンバを起立させることによって、天板 を水平姿勢を維持しつつ、机の天板と略面一になる高さにまで上昇させることが できるようにしてある。そして、この種のワゴンにおいては、天板とワゴン本体 との間に、つっかえ棒的なロック杆を設けておき、上昇させた天板を机の天板と 同一高さ位置に保持し得るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような構成のものでは、ワゴン本体の上面に重合させた天板を 、前、後のリンクメンバの回動により上昇させると、その天板がワゴン本体に対 して前又は後方向に偏位することになる。そのため、ワゴンの天板を机の天板の 一側に、その前縁を揃えて配設した場合に、ワゴン本体が机本体よりも前方に突 出して邪魔になったり、逆に、ワゴン本体が天板前縁よりも奥に位置することに なってワゴン本体の引出し等が使いにくくなるという不具合を招き易い。
【0005】 また、上昇させた天板がワゴン本体の前面よりも前方に偏位して片持的に延出 する場合、天板の延出部分に体重をかけたり重い書物等を載置することにより、 天板を支持するリンク機構やロック杆に無理な力を作用させる可能性が高くなり 、天板の作動不良を招き易い。
【0006】 さらに、このような構成のものでは、上昇させた天板とワゴン本体との間に、 ロック杆が介在することになるため、ワゴン本体の上面と天板下面との間に形成 される空間を収納その他に有効利用するのが難しいという問題もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上昇させた天板がワゴン本体に対して水平方向に偏位してしまうの を防止するために、ワゴン本体と天板との間に、Xリンク機構を介在させたもの である。そして、上昇させた天板とワゴン本体との間に形成される空間を有効に 利用することができるようにするために、ロック機構を天板の下面近傍に配設し 、このロック機構によってXリンク機構の動きを制限し得るようにしている。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案に係るワゴンは、ワゴン本体上に天板昇降装置を介して天板を昇降可能 に配設したものである。この天板昇降装置は、天板を昇降自在に支持するXリン ク機構と、天板の下面近傍に設けられ前記Xリンク機構の可動部分を係脱可能に 係止して天板を所定の位置に保持するロック機構とを具備してなる。
【0009】 上昇させた天板の下面とワゴン本体の上面との間に形成される空間を書類や小 物等のための収納空間として特に有効に利用することができるようにするには、 天板を左右一対のXリンク機構により支持するようにしておくのがよい。この場 合の各Xリンク機構の好適な形態としては、後端をワゴン本体の上面後端寄りに 枢着するとともに前端を天板の下面前端寄りに前後摺動可能に接続した第1のリ ンクメンバと、後端を天板の下面後端寄りに枢着するとともに前端をワゴン本体 の上面前端寄りに前後摺動可能に接続した第2のリンクメンバとを具備してなり 、第1のリンクメンバの中間部と第2のリンクメンバの中間部とを相対回動可能 に枢結したものを挙げることができる。
【0010】 第1のリンクメンバの前端を天板の下面に接続するための好適な態様としては 、第1のリンクメンバの前端に側方へ屈曲する前端屈曲部を設けるとともに、そ の前端屈曲部の先端部分を天板の下面に設けた天板側ブロックの前後案内溝に摺 動可能に係合させたものがある。この場合のロック機構の好適な形態としては、 基端を前記前後案内溝よりも後方に位置させて前記ブロックに枢着し前端側を前 記屈曲部の上を通過させて天板の前縁近傍にまで延出させた操作レバーと、この 操作レバーの中間部に設けられ所定の摺動位置に達した可動部分たる前端屈曲部 に係合する係合部とを具備してなり、前記操作レバーの前端部を天板方向に回動 操作することによって前記係合部と前記前端屈曲部との係合が解除されるように 構成したものを挙げることができる。かかるロック機構を上下方向に嵩張らない ようにして天板の下面近傍に配設するには、操作レバーを、天板の下面に添接可 能な帯板製のものにしておくのが望ましい。
【0011】 天板を降下させてワゴン本体の上面に重合させた位置で、該天板を安定保持す るには、第2のリンクメンバの前端に側方へ屈曲する屈曲部を設けるとともに、 その屈曲部の先端部分をワゴン本体の上面に設けた本体側ブロックの前後溝に摺 動可能に係合させておき、その本体側ブロックに、天板を最降下させた位置で第 2のリンクメンバに弾接して該第2のリンクメンバを弾性保持するための弾性保 持部を設けておくのがよい。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、このワゴンは、図1及び図2に示 すように、ワゴン本体1上に天板昇降装置2を介して天板3を昇降可能に配設し たものである。 ワゴン本体1は、例えば、筐形をなす木製のもので、前方へ引き出し可能な複 数の引出し4、5、6を備えてなる。ワゴン本体1の左右の側板7の上縁部8は 、該ワゴン本体1の頂板9の上面9aよりも上方に延出させてあり、これら側板 7の上縁部8間に前記天板昇降装置2を配設している。
【0013】 天板昇降装置2は、図3〜図5に示すように、天板3を昇降自在に支持する左 右一対のXリンク機構10と、天板3の下面近傍に設けられ前記Xリンク機構1 0の可動部分を係脱可能に係止して天板を所定の位置に保持するロック機構11 とを具備してなる。
【0014】 各Xリンク機構10は、後端12aをワゴン本体1の上面後端寄りに枢着する とともに前端12bを天板3の下面前端寄りに前後摺動可能に接続した第1のリ ンクメンバ12と、後端13aを天板3の下面後端寄りに枢着するとともに前端 13bをワゴン本体1の上面前端寄りに前後摺動可能に接続した第2のリンクメ ンバ13とを具備してなり、第1のリンクメンバ12の中間部12cと第2のリ ンクメンバ13の中間部13cとを相対回動可能に枢結している。具体的には、 第1のリンクメンバ12は、金属棒材製のもので、後端屈曲部12dをワゴン本 体1の頂板9の上面9aに固設した本体側軸受14に枢着するとともに、前端屈 曲部12eの先端を天板3の下面3aに固設した天板側ブロック15の前後案内 溝16に摺動可能に係合させている。第1のリンクメンバ12の中間部12cは U字形に成形されており、この中間部12cの内側面に内側方へ開口する有底円 筒体状をなすスペーサ17を軸心を一致させて剛結している。第2のリンクメン バ13は、金属棒材製のもので、後端屈曲部13dを天板3の下面3aに固設し た天板側軸受18に枢着するとともに、前端屈曲部13eの先端をワゴン本体1 の頂板9の上面に固設した本体側ブロック19の前後案内溝20に摺動可能に係 合させている。第2のリンクメンバ13の中間部13cはU字形に成形されてお り、この中間部13cの外側面に外側方へ開口する有底円筒体状をなすスペーサ 21を軸心を一致させて剛結している。そして、第1のリンクメンバ12の中間 部12cと第2のリンクメンバ13の中間部13cとを、前記両スペーサ17、 21の底壁中心部分に貫通させた軸22により相対回動可能に枢結している。な お、両スペーサ17、21により形成される円筒空洞内には、天板3が上昇する 方向に両リンクメンバ12、13を回動付勢するためのねじりコイルスプリング (図示せず)を、前記軸22に巻装して収容している。
【0015】 ロック機構11は、基端23aを前記前後案内溝16よりも後方に位置させて 前記天板側ブロック15に枢着し前端側を第1のリンクメンバ12の前端屈曲部 12eの上を通過させて天板3の前縁近傍にまで延出させた操作レバー23と、 この操作レバー23の中間部に設けられた第1、第2の係合部23b、23cと を具備してなり、図3に実線で示すように、前記操作レバー23の前端部23d を天板3に接近する方向に回動操作することによって前記係合部23b、23c と可動部分である前端屈曲部12eとの係合が解除されるように構成したもので ある。詳述すれば、操作レバー23は、天板3の下面3aに添接可能な金属帯板 製のもので、天板3の前縁3b及び左右の側縁3cに沿うような平面視コ字形を なしており、天板3の前縁3bに沿う前端部分に合成樹脂を被覆して操作部23 eを形成している。そして、この操作レバー23の左右の基端23aを左右の天 板側ブロック15の内側面に支軸24を介して上下方向に回動可能に枢着してい る。前記第1の係合部23bは、この操作レバー23における前後案内溝16の 後端16aに対応する部位を上方へU字形に湾曲させることによって形成された もので、図6に示すように、前後案内溝16の後端付近に位置した第1のリンク メンバ12の前端屈曲部12eと係合するようになっている。第2の係合部23 cは、操作レバー23における前後案内溝16の前端16bに対応する部位を上 方へU字形に湾曲させることによって形成されたもので、図7に示すように、前 後案内溝16の前端付近に位置した第1のリンクメンバ12の前端屈曲部12e と係合するようになっている。
【0016】 なお、本体側ブロック19の内側面後端付近には、図3及び図8に示すように 、天板3を最降下させた位置で第2のリンクメンバ13に弾接して該第2のリン クメンバ13を弾性保持するための弾性保持部である弾性片25が設けてある。
【0017】 次いで、この実施例の作動を説明する。図1は、天板3をワゴン本体1上に重 合する最下位置にまで降下させた状態を示し、図2は、天板3を図示しない机の 天板と同一になる最上位置まで上昇させた状態を示している。最上位置において は、図6に示すように、第1のリンクメンバ12の前端屈曲部12eが、ロック 機構11の操作レバー23に設けた第1係合部23bに係合しロックされる。そ のため、天板3は、その最上位置に保持される。天板3を降下させる場合は、ま ず、天板3の前縁部3bを上下から摘むようにして操作レバー23を上方に引き 上げる。そうすると図3及び図5に実線で示すように、第1のリンクメンバ12 の前端屈曲部12eと操作レバー23の第1係合部23bとの係合状態が解除さ れる。この状態で天板3をねじりコイルスプリングの付勢力に抗して降下させる と、第1のリンクメンバ12の前端屈曲部12eが天板側ブロック15の前後案 内溝16内を前方に摺動するとともに、第2のリンクメンバ13の前端屈曲部1 3eが本体側ブロック19の前後案内溝内20を前方に摺動し、Xリンク機構1 0が折り畳まれてゆく。天板3を図1に示すような最下位置にまで降下させると 、第1のリンクメンバ12の前端屈曲部12eが前記前後案内溝16の前端16 b付近に達し、操作レバー23の第2係合部23cの真下に位置する。その結果 、操作レバー23が自重により下方に回動し、図7に示すように、その前端屈曲 部12eと第2係合部23cが係合する。また、天板3が最下位置に達する過程 で、第2のリンクメンバ13も水平に近い姿勢にまで傾動するが、その際に本体 側ブロック19の内側面に設けた弾性片25の頭部25aを乗り越えて該弾性片 25の首部25bに弾接する。その結果、第2のリンクメンバ13が傾倒位置で 安定保持されることになり、第2係合部23cと前記前端屈曲部12eとの間の 係合に多少のがたつきが存在しても、天板3が浮き上がるのを防止することがで きる。天板3を再度上昇させるには、操作レバー23を上方に回動操作して前記 第2係合部23cと前記前端屈曲部12eとの係合状態を解除するとともに、第 2のリンクメンバ13が弾性片25から離脱し得る程度の上昇力を天板3に付与 することによって、該天板3を上昇させることができる。そして、最上位置にお いて操作レバー23を解放することによって、該操作レバー23の第1係合部2 3bと第1のリンクメンバ12の前端屈曲部12eとが係合し、図2に示す状態 に復帰する。
【0018】 なお、以上説明した実施例では、最上位置と最下位置において天板の昇降をロ ックする場合について説明したが、その昇降途中において天板の動きをロックす るようにしてもよいのはもちろんである。
【0019】 また、弾性保持部は、前述したような弾性片25に限られず、図9に示すよう なものであってもよい。
【0020】 すなわち、図9に示す弾性保持部は合成樹脂製の本体側ブロック19の内側面 に一体形成され、突設した凹溝26aを有した突部26である。その突部26の 上面には第2のリンクメンバ13が係合する凹溝26aを設けてあり、この凹溝 26aの開口部は、第2のリンクメンバ13の外径より若干幅が狭く設定してあ り、部材の弾性変形を利用して第2のリンクメンバ13を係合させることができ るようになっている。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は、Xリンク機構を介して天板をワゴン本体上に 配設しているので、該天板を水平姿勢のままで略鉛直方向に昇降させることが可 能となる。そのため、天板をワゴン本体上に重合する位置から机の天板と略同一 の高さ位置まで上昇させてその机脇に載置しても、従来のような不具合、すなわ ち、天板同士の前縁を略揃えてワゴンを机の脇に配置した場合にワゴン本体が机 本体に対して大きく前方に突出したり奥に隠れてしまうという不具合を解消する ことができる。また、このように天板が水平方向に偏位して片持的に突出するの を防止できるようにしておけば、片持突出部分にかかる荷重によって天板昇降装 置の一部に過大な応力が作用するという不具合を効果的に抑制することも可能と なる。
【0022】 さらに、本考案は、ロック機構をXリンク機構の動きを直接に制限する構造の ものにして天板の下面近傍に配置しているので、天板とワゴン本体との間につっ かい棒的な部材が介在するのを防止することができる。そのため、天板を上昇さ せた場合に、ワゴン本体上に書類や小物等を載置するスペースを確保することが 容易になり、使い勝手を向上させることができる。
【0023】 特に、天板を左右一対のXリンク機構により支持するようにしておけば、ワゴ ン本体と上昇させた天板との間に、前後に解放された空間が形成されるため、ワ ゴン本体上を有効に利用することが可能となる。
【0024】 また、ロック機構を、前述したような操作レバーを有したものにしておけば、 簡単な構成により天板を所定位置に確実にロックすることができるともに、天板 の下面近傍に無理なく配置することが可能となる。この場合に、操作レバーを天 板の下面に添接可能な帯板製のものにしておけば、上下方向の嵩張りを特に小さ くすることができる。その結果、天板をワゴン本体により接近させて重合させる ことが可能になるだけでなく、ワゴン本体と上昇させた天板との間に形成される 空間をより有効に利用することができることになる。
【0025】 第2のリンクメンバの屈曲部を摺動可能に支持する本体側ブロックに、天板を 最降下させた位置で該リンクメンバに弾接する弾性保持部を設けておけば、天板 を降下させてワゴン本体上に重合させた位置で、該天板を安定に保持することが 可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例を示す斜視図。
【図3】同実施例を示す側断面図。
【図4】同実施例を天板を省略して示す平面図。
【図5】同実施例の要部を示す部分斜視図。
【図6】同実施例の作用を説明するための作用説明図。
【図7】同実施例の作用を説明するための作用説明図。
【図8】図3におけるA−A線拡大断面図。
【図9】本考案の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1…ワゴン本体 2…天板昇降装置 3…天板 10…Xリンク機構 11…ロック機構 12…第1リンクメンバ 12e…可動部分(前端屈曲部) 13…第2リンクメンバ 15…天板側ブロック 16…前後案内溝 19…本体側ブロック 20…前後案内溝 23…操作レバー 23a…基端 23b、23e…係合部 25…弾性保持部(弾性片) 26…弾性保持部(突部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワゴン本体と、このワゴン本体上に配設し
    た天板と、この天板を前記ワゴン本体に対して昇降可能
    に連結する天板昇降装置とを具備してなるワゴンであっ
    て、前記天板昇降装置が、天板を昇降自在に支持するX
    リンク機構と、天板の下面近傍に設けられ前記Xリンク
    機構の可動部分を係脱可能に係止して天板を所定の位置
    に保持するロック機構とを具備してなるものであること
    を特徴とするワゴン。
  2. 【請求項2】左右一対のXリンク機構を備え、各Xリン
    ク機構が、後端をワゴン本体の上面後端寄りに枢着する
    とともに前端を天板の下面前端寄りに前後摺動可能に接
    続した第1のリンクメンバと、後端を天板の下面後端寄
    りに枢着するとともに前端をワゴン本体の上面前端寄り
    に前後摺動可能に接続した第2のリンクメンバとを具備
    してなり、第1のリンクメンバの中間部と第2のリンク
    メンバの中間部とを相対回動可能に枢結したものである
    請求項1記載のワゴン。
  3. 【請求項3】第1のリンクメンバの前端に側方へ屈曲す
    る前端屈曲部を設けるとともに、その前端屈曲部の先端
    部分を天板の下面に設けた天板側ブロックの前後案内溝
    に摺動可能に係合させたものであって、ロック機構が、
    基端を前記前後案内溝よりも後方に位置させて前記ブロ
    ックに枢着し前端側を前記第1のリンクメンバの前端屈
    曲部の上を通過させて天板の前縁近傍にまで延出させた
    操作レバーと、この操作レバーの中間部に設けられ所定
    の摺動位置に達した可動部分たる前端屈曲部に係合する
    係合部とを具備してなり、前記操作レバーの前端部を天
    板方向に回動操作することによって前記係合部と前記前
    端屈曲部との係合が解除されるように構成してある請求
    項2記載のワゴン。
  4. 【請求項4】操作レバーが、天板の下面に添接可能な帯
    板製のものである請求項3記載のワゴン。
  5. 【請求項5】第2のリンクメンバの前端に側方へ屈曲す
    る前端屈曲部を設けるとともに、その前端屈曲部の先端
    部分をワゴン本体の上面に設けた本体側ブロックの前後
    案内溝に摺動可能に係合させたものであって、前記天板
    を最降下させた位置で、前記第2のリンクメンバに弾接
    して該第2のリンクメンバを弾性保持する弾性保持部を
    前記本体側ブロックに設けている請求項3記載のワゴ
    ン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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