JP3540549B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内箱と外箱間に断熱材を発泡充填して断熱箱体を構成すると共に、内箱の開口部には仕切前部材を取り付けて成る冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種家庭用冷蔵庫は、鋼板製の外箱と硬質樹脂製の内箱間に発泡ポリウレタンなどの断熱材を現場発泡方式にて充填した断熱箱体から構成されており、この断熱箱体内を区画することによって、−20℃などの凍結温度に冷却される冷凍室や、+5℃などの冷蔵温度に維持される冷蔵室、そして、野菜などの乾燥を嫌う食品を保存するための野菜室などを形成している。
【0003】
特に、近年では例えば特開平8−338681号公報(F25D23/00)に示される如く、頻繁に食品の納出が行われる冷蔵室や野菜室を上方に配置し、長期保存を目的とした冷凍室は庫内の最下部に配置した冷蔵庫が開発されている。この場合、冷蔵室は断熱箱体内の上部に、野菜室は下部の冷凍室と上部の冷蔵室の間に形成される。
【0004】
ここで、上記各室を区画形成するための区画部材は通常、開口縁に位置する断熱性の仕切前部材と、その後側の仕切部材(板材や断熱壁などで構成される)とによって構成される。そして、前記仕切前部材は断熱材の充填前に内箱の開口縁に取り付けられるものであるが、その場合、従来では内箱に円形の孔を形成して置き、仕切前部材の側面には円柱状の突起を形成して置くと共に、この突起を前記孔に挿入して係合させることによって、仕切前部材を取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内箱はABS樹脂などの硬質樹脂の薄板にて成形されているため、変形し易く、外箱への組み込み作業中に仕切前部材の突起が内箱の孔から簡単に外れて仕切前部材が脱落してしまうことが多かった。特に、外箱への内箱の組み込み作業は、通常仕切前部材を持って行われるため、容易に外れてしまうと、作業自体の流れに支障を来たし、作業効率が極めて悪化する問題があった。
【0006】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、仕切前部材を備えた冷蔵庫の組立作業性を改善することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の冷蔵庫は、内箱と外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体にて構成されると共に、内箱の開口部には、断熱材の充填前に仕切前部材を取り付けて成るものであって、内箱の開口縁両側部に形成され、前方及び内方に向けて開口した係合孔と、仕切前部材の両側部に設けられ、後方に突出して係合孔内に前方から挿入係合される係合爪と、この係合爪の前側に位置して仕切前部材の側面より外方に突設された抜止部とを備え、係合爪が係合孔に係合された状態で、抜止部は係合孔の前縁より外側に突出するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例としての冷蔵庫1の各扉を除く正面図、図2は同じく扉を除く冷蔵庫1の一部切欠正面図、図3は冷蔵庫1の縦断側面図、図4は冷蔵庫1のもう一つの縦断側面図である。
【0009】
本発明の冷蔵庫1は、前方に開口する鋼板製の外箱2と、薄肉硬質樹脂(例えばABS樹脂)製の内箱3間に発泡ポリウレタン断熱材4を現場発泡方式により充填して成る断熱箱体6にて構成されており、この断熱箱体6の庫内は、略中央部に設けられた区画部材7によって上下に区画され、この区画部材7の上方を冷蔵温度(+5℃程)に維持される冷蔵室8としている。
【0010】
区画部材7の下方は更に区画部材10にて上下に区画され、この区画部材10と区画部材7の間を野菜などの乾燥を嫌う食品を収納するための野菜室11とし、区画部材10の下方を凍結温度(−20℃程)に冷却される冷凍室12としている。
【0011】
前記冷蔵室8内には上下複数段の棚13・・が架設されており、その下部には上面に開口する氷温容器16が前後方向に納出自在に配置されている。この氷温容器16の上側は棚板17にて閉塞され、前面は氷温容器16の引き出し動作で開閉する蓋18にて閉じられており、これによって、氷温容器16内に氷温(0℃〜−3℃)に維持される氷温室19を構成する。また、冷蔵室8の前面開口は回動式の扉21にて開閉自在に閉塞されている。
【0012】
更に、冷蔵室8の背部には上部がY字状に分岐した冷蔵室ダクト24が上下に渡って形成されており、その左右には冷蔵室ダクト24の上端部と冷蔵室8内に連通した冷蔵室冷気吐出口26が上下に複数形成されている。また、前記氷温容器16内の氷温室19の背方にも冷蔵室ダクト24に連通した氷温室冷気吐出口25、25が形成されると共に、その奥部には冷蔵室冷気戻り口27が形成されている。即ち、氷温室19内を循環した冷気と冷蔵室8内を循環した冷気の一部はこの冷蔵室冷気戻り口27に流入する。
【0013】
一方、前記区画部材7は、後部の仕切板28とその前側の内箱3の開口3A(図5)の縁部に取り付けられた仕切前断熱部材29とから構成されている。仕切板28の前部には、冷蔵室冷気戻り口31が形成されており、氷温容器16の前部下側に位置している。この氷温容器16は仕切板28と仕切前断熱部材29上に間隔を存して架設されており、これによって、扉21の内側を降下して来た冷蔵室8内の冷気は、氷温容器16の前側から冷蔵室冷気戻り口31に流入可能としている。
【0014】
また、この仕切前断熱部材29の下面前部には上蓋32が前方から差し込まれて固定されている。この上蓋32は仕切前断熱部材29及び仕切板28の下側に位置し、その固定部分を除いて仕切前断熱部材29及び仕切板28との間に所定の間隔Gを形成する。そして、この間隔Gは少なくとも上蓋32の前端部で野菜室11内に開放している。
【0015】
この間隔Gの後端は連通孔33にてその後方のダクト空間34に連通しており、ダクト空間34の上部は前記冷蔵室冷気戻り口27に連通している。また、前記冷蔵室ダクト24からはバイパスダクト36が分岐して形成されており、このバイパスダクト36はダクト空間34の上部に連通している。
【0016】
そして、前記野菜室11の右上奥部には野菜室冷気戻り口37が形成されており、この野菜室11の前面開口は引き出し式の扉38により開閉自在に閉塞される。この場合、扉38の後面左右には図示しない扉側レールが後方に延在して取り付けられており、内箱3側左右には内箱側レール42が取り付けられ、扉側レールがローラを介して内箱側レール42に滑動自在に支持されるものである。
【0017】
そして、この扉側レールには扉38の裏面に位置して上面に開口した野菜容器43が取り付けられる。この野菜容器43の上縁周囲は、扉38が閉じられた状態で上蓋32に密着し、それによって、上面開口は閉塞される。
【0018】
他方、前記区画部材10は断熱材を内蔵した断面略L字状の断熱仕切壁9と、その前側の内箱3の開口3Aの縁部に取り付けられた仕切前部材83とから構成されている。また、この仕切前部材83の下方の、開口3Aの縁部にはもう一つの仕切前部材84が取り付けられ、冷凍室12に対応する断熱箱体6の開口部を上下に仕切っている。
【0019】
これら仕切前部材83及び仕切前部材84は断熱材4の充填以前に内箱3に取り付けられると共に、後側の断熱仕切壁9は断熱箱体6の完成後に取り付けられるものである。この仕切前部材83は、合成樹脂等で構成され、前面が開口した横長容器状の仕切ケース86と、この仕切ケース86の開口を閉塞する鋼鈑製仕切当板85と、成形断熱材87とから構成されている。そして、この成形断熱材87は発泡スチロールなどから成形されており、仕切ケース86の前面開口より内部に挿入され、その後、前面開口は仕切当板85によって閉塞される構成とされている(図11)。
【0020】
仕切前部材83の仕切ケース86の両側面には、係合爪88、88(左側は図示せず)が一体に突出形成されており、係合爪88の前側には抜止部89が形成されている(図12)。この抜止部89は係合爪88より少許外方に突出して形成されると共に、係合爪88は仕切ケース86の側面から離間して後方に突出し、その後端には端部に行くに従って仕切ケース86側面より離れる方向に傾斜した傾斜部88Aが形成されている。また、抜止部89は係る係合爪88よりも更に外方に突出している。尚、下方の仕切前部材84にも同様の係合爪88及び抜止部89が形成されているが、構造は同一のため説明は省略する。
【0021】
また、内箱3の開口3Aの両側縁部には、図7に示す如き係合孔5、5が形成されており、各係合孔5は各仕切前部材83、84の両側に対応している(右側図示せず)。この係合孔5は内方に凹陥した内箱3の凹陥部(3Bで示す)の前面からその前方の内箱3の側壁(3Cで示す)に渡って矩形状に切り欠かかれて形成されており、それによって、前方及び内方に開口している。
【0022】
更に、係合孔5の上下寸法は仕切前部材83の係合爪88と抜止部89を挿入可能な値に設定されており、その前後寸法は、係合爪88の基部後面が係合孔5の後縁に当接した状態で、抜止部89が係合孔5の前縁内側に位置する値に設定されている。
【0023】
一方、前記冷凍室12の背部には仕切板44により冷却室46が画成されており、この冷却室46は冷凍室12の背方から野菜室11後面の断熱仕切壁9の背方まで渡っている。そして、この冷却室46内には冷却装置を構成する冷却器47が縦設されると共に、この冷却器47の上方の冷却室46内には、野菜室11背方の断熱仕切壁9背方に位置して送風機48が設置されている。
【0024】
また、冷凍室12前面の上下二つ開口は前述の扉38の場合と同様の方式で引き出し自在とされた上下二段の引き出し式の扉51、52によりそれぞれ開閉自在に閉塞される。これら扉51、52の裏面にはそれぞれ上面に開口した容器53、54が取り付けられると共に、各容器53、54が冷凍室12内の上下に配置されて、冷凍食品やアイスクリームなどを収納するかたちとなる。
【0025】
前記仕切板44と冷却器47及び送風機48間には冷気分配用ダクト56が形成されており、仕切板44にはこのダクト56と冷凍室12とに連通する冷凍室冷気吐出口57、58が各容器53、54の上奥部に対応して開口している。また、断熱仕切壁9の下面にはダクト56に連通した冷凍室用冷気ダクト64が形成されている。冷凍室12内上部には自動製氷機61が取り付けられており、自動製氷機61には冷凍室冷気吐出口57から冷気が供給される。尚、62はこの自動製氷機61への給水管である。また、容器54の背方には冷却室46の下部に連通した冷凍室冷気戻り口63が形成されている。
【0026】
ダクト56の上部には送風機48の側方に位置して冷気分配口66が形成され、この冷気分配口66から上昇する連通ダクト67は、野菜室11の背方において冷蔵室ダクト24の下端に連通している。この連通ダクト67内には、前記各吐出口26、25やバイパスダクト36の手前に位置して、モータ駆動のダンパー68が取り付けられており、野菜室11の背方に位置している。
【0027】
また、冷却器47の右側方には冷蔵室・野菜室冷気戻りダクト71が形成されており、その上端は前記野菜室冷気戻り口37に連通すると共に、その下端は冷却室46の下部に開口した冷蔵室・野菜室冷気戻り口72にて冷却室46内に連通している。
【0028】
この場合、冷却器47下側の冷却室46には右方に突出した凹部46Aが連続して形成されており、前記冷蔵室・野菜室冷気戻り口72は、この凹部46Aの上面において、下前方に指向した状態で開放している(図3参照)。
【0029】
断熱箱体6の底壁は後部が階段状に立ち上がる形状とされており、この底壁の後部外側には機械室73が形成されている。この機械室73内には冷却装置を構成する図示しない圧縮機や蒸発皿コンデンサなどが設置される。
【0030】
係る構成で冷蔵庫1の動作及び冷気循環を説明する。前記圧縮機と送風機48が運転されると、冷却器47が冷却作用を発揮する。この冷却器47にて冷却された極めて低温(−25℃〜−30℃)の冷気は、上方の送風機48の運転により吸引され、前方の分配ダクト56に吹き出される。分配ダクト56に吹き出された冷気は、冷凍室冷気吐出口57、58及び冷凍室用冷気ダクト64から冷凍室12内の各容器53、54及び自動製氷機61内に吐出され、−20℃程の凍結温度に冷却すると共に、製氷を行う。そして、冷凍室12内の冷気は冷凍室冷気戻り口63から冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に帰還する(各図に矢印で示す)。
【0031】
分配ダクト56に吹き出された冷気は、また、冷気分配口66から連通ダクト67及びダンパー68を経て冷蔵室ダクト24に流入し、そこを上昇した後、各冷蔵室冷気吐出口26・・及び氷温室冷気吐出口25より冷蔵室8及び氷温室19内に吐出される(図1、図2矢印)。ダンパー68は冷蔵室8内の温度に基づき制御されて連通ダクト67を開閉するので、それによって、冷蔵室8内を+5℃程の冷蔵温度に、氷温室19内は0℃〜−3℃程の氷温に維持される。
【0032】
尚、このダンパー68を経た冷気(冷却器47と熱交換した直後の低温の冷気)の一部は前記バイパスダクト36に流入し、直接ダクト空間34の上部に流入する。
【0033】
他方、冷蔵室8内を循環して扉21の内側を流下して来た冷気は、氷温容器16の前部下側の冷蔵室冷気戻り口31から上蓋32と区画部材7間の間隔G内に流入する。そして、前方に移動しながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲の野菜室11内の空間に流下する。
【0034】
また、氷温室19内を循環した冷気と、冷蔵室8内を循環した冷気の残りは後部の冷蔵室冷気戻り口27からダクト空間34内上部に流入し、そこで、バイパスダクト36を経て来た低温の冷気と混合される。その後、連通孔33から間隔Gの後部に流入し、前述同様に前方に移動し、途中冷蔵室冷気戻り口31からの冷気と混じり合いながら仕切前断熱部材29下面の傾斜に沿って下方の野菜容器43周囲の野菜室11内の空間に流下する。
【0035】
これによって、野菜容器43内を周囲から保冷する。そして、野菜室11内を循環した冷気は野菜室冷気戻り口37より冷蔵室・野菜室冷気戻りダクト71に流入し、そこを流下して冷蔵室・野菜室冷気戻り口72より冷却器47の吸い込み側の冷却室46内に帰還する(各図中矢印参照)。これにより、野菜室11は冷蔵室8からの戻り冷気に加えて低温の冷気が供給されるので、安定的に冷却される。
【0036】
次ぎに、以上の如き冷蔵庫1の断熱箱体6の組立手順を説明する。先ず、内箱3を外箱2内に組み込む以前に、仕切前断熱部材29を内箱3の開口3A縁部に取り付けると共に、仕切前部材83、84をその下方の内箱3の開口3A縁部に取り付ける。この場合、図8、図9、図10に示す如く、仕切前部材83、84の係合爪88の先端に設けた傾斜部88Aを内箱3の開口3A方向(前方)より係合孔5内に挿入する。
【0037】
このとき、係合孔5は前方及び内方に開口しており、係合爪88の先端(後端)には傾斜部88Aが形成されているので、前方からの挿入は極めて円滑に行える。この挿入の過程で抜止部89は内箱3の側壁3C部分を外側に押し開くように移動し、やがて係合爪88が係合孔5の後縁部に係合した時点で係合孔5内に嵌入する。
【0038】
この状態では係合爪88を内箱3の内側から外側に突出し、抜止部89は係合孔5の前部から内箱3の外側に突出する。これによって、係合爪88は内側には係合爪88自体におり、前方へは抜止部89により、係合孔5から簡単には抜けなくなり、仕切前部材83、84は内箱3に安定的に保持されると共に、内箱3自体はそれによって開口3Aが広がるのを阻止される。
【0039】
即ち、内箱3の開口3A両側に設けられた係合孔5、5に、仕切前部材84の係合爪88、88を対応させて内箱3内に押し込むことにより、仕切前部材84の係合爪88、88は内箱3の係合孔5、5に係合される。尚、仕切前部材84も同様に取り付ける。
【0040】
次に、仕切前部材83或いは仕切前部材84を持って内箱3を外箱2内に挿入し、図示しない発泡治具内に装填する。そして、外箱2の背面から断熱材4のウレタン原液を注入する。注入されたウレタン原液は発泡反応しながら外箱2と内箱3間に充満すると共に、仕切前断熱部材29内にも流入し、両箱2、3間及び仕切前断熱部材29内に発泡充填される。そして、各仕切前部材83、84は係る断熱材4の発泡固化によって完全に内箱3の開口3Aに固着されることになるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、内箱と外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体にて構成されると共に、内箱の開口部には断熱材の充填前に仕切前部材を取り付けて成る冷蔵庫において、内箱の開口縁両側部に前方及び内方に向けて開口した係合孔を形成し、仕切前部材の両側部には後方に突出して係合孔内に前方から挿入係合される係合爪を設けると共に、この係合爪の前側には仕切前部材の側面より外方に突設された抜止部を設け、係合爪が係合孔に係合された状態では、抜止部が係合孔の前縁より外側に突出するように構成したので、内箱に仕切前部材を取り付ける際には、前方から仕切前部材を内箱内に挿入することによって、係合爪を係合孔内に係合させることができるようになる。
【0042】
これにより、仕切前部材の取付作業が極めて容易となると共に、その状態で係合爪前側の抜止部は係合孔の前縁より外側に突出するので、係合爪が係合孔から簡単には抜けなくなる。従って、係る仕切前部材を持って内箱を取り扱っても、容易には仕切前部材が外れなくなり、総じて冷蔵庫の断熱箱体の組立作業性が著しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例としての冷蔵庫の各扉を除く正面図である。
【図2】同じく扉を除く本発明の冷蔵庫の一部切欠正面図である。
【図3】本発明の冷蔵庫の縦断側面図である。
【図4】本発明の冷蔵庫のもう一つの縦断側面図である。
【図5】本発明の冷蔵庫の内箱と仕切前部材の分解斜視図である。
【図6】仕切前部材を取り付けた状態の本発明の冷蔵庫の内箱の斜視図である。
【図7】係合孔部分の内箱の拡大斜視図である。
【図8】仕切前部材部分の内箱の斜視図である。
【図9】図8のA−A線の断面に相当する仕切前部材と内箱の分解図である。
【図10】図8のA−A線の断面図である。
【図11】仕切前部材の分解斜視図である。
【図12】係合爪を拡大して示す仕切前部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫
2 外箱
3 内箱
3A 開口
4 ポリウレタン断熱材
5 係合孔
8 冷蔵室
9 断熱仕切壁
10 区画部材
11 野菜室
12 冷凍室
46 冷却室
47 冷却器
48 送風機
83 仕切前部材
84 仕切前部材
88 係合爪
88A 傾斜部
89 抜止部

Claims (1)

  1. 内箱と外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体にて構成されると共に、前記内箱の開口部には、前記断熱材の充填前に仕切前部材を取り付けて成る冷蔵庫において、
    前記内箱の開口縁両側部に形成され、前方及び内方に向けて開口した係合孔と、前記仕切前部材の両側部に設けられ、後方に突出して前記係合孔内に前方から挿入係合される係合爪と、この係合爪の前側に位置して前記仕切前部材の側面より外方に突設された抜止部とを備え、前記係合爪が前記係合孔に係合された状態で、前記抜止部は前記係合孔の前縁より外側に突出することを特徴とする冷蔵庫。
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