JP3540467B2 - スプリンクラー消火設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリンクラーヘッドからの散水による給水配管内の流水を検知する流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備、特に、流水検知装置の二次側に接続されるスプリンクラーヘッドの個数が少ない共同住宅向等に有効なスプリンクラー消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスプリンクラー消火設備としては、例えば図10に示すようなものが知られている。
図10に於いて、121は消火ポンプであり、消火ポンプ121は消火水槽122から吸入管123により消火用水を吸入し、吸入した消火用水を加圧して逆止弁124、仕切弁125を介して給水本管126に供給する。消火ポンプ121はポンプモータ127により駆動される。
【0003】
消火ポンプ121とポンプモータ127が消火用水を加圧して圧送する加圧送水装置128を構成している。ポンプモータ127は消火ポンプ制御盤129により駆動、停止される。
給水本管126の途中からは分岐配管130が分岐接続され、分岐配管130には流水検知装置131が接続されている。
【0004】
流水検知装置131には、一次側に制御弁131Aと圧力計131Bが設けられ、二次側に圧力計131Cと圧力スイッチ131Dが設けられ、二次側の排水口には親子弁131Eが接続されている。親子弁131Eは排水管131Fに接続され、排水を行うとともに流水検知装置131などの試験も行う。
一方、給水本管126の仕切弁125の二次側には圧力タンク132が分岐接続され、給水本管126の管内圧力を常時一定圧力に保つようにしている。
【0005】
圧力タンク132の底部には常時開状態におかれる手動弁133を開して給水本管126の加圧水が配管134により導入されている。
また、圧力タンク132には圧力スイッチ135が設けられ、圧力スイッチ135は圧力タンク132内の圧縮空気の圧力が規定圧力を越えるときオフしており、規定圧力以下に下がるとオンする。圧力スイッチ135のスイッチ出力は消火ポンプ制御盤129に与えられており、圧力タンク132内の圧縮空気が規定圧力以下になると、検出信号が消火ポンプ制御盤129に送られ、消火ポンプ制御盤129は加圧送水装置128を稼働する。
【0006】
また、消火ポンプ121の近傍の所定の高さの位置には呼水槽136が設置され、呼水槽136から消火ポンプ121の吐出側に呼水供給管137が接続されている。
この呼水槽136には水位センサ138が設けられ、水位センサ138は上限電極139、下限電極141、コモン電極140を有する。
【0007】
水位センサ138の出力は、消火ポンプ制御盤129に与えられ、消火ポンプ制御盤129は満水警報(上限警報)、減水警報(下限警報)を出すようにしている。
また、消火ポンプ121の吐出側にはポンプ性能試験の際に定格流量を流すための試験配管142が分岐接続され、試験配管142の管末は消火水槽122に挿入されている。なお、143は流量検出器である。
【0008】
また、消火ポンプ制御盤129は自火報盤144に接続され、自火報盤144へ各種情報が消火ポンプ制御盤129から与えられる。
前記分岐配管130にはスプリンクラーヘッド145が複数個設けられている。
分岐配管130の管末には、末端試験弁146が設けられ、末端試験弁146の開放によりスプリンクラー消火設備の総合試験を行う。すなわち、末端試験弁146を開放することで、スプリンクラーヘッド1個分に相当する放水量をオリフィス146Aを介して排水管147に流すことで、流水検知装置131の作動確認、流水検知装置131の作動による火災警報の鳴動、表示確認、圧力スイッチ135の作動確認、消火ポンプ制御盤129の起動確認、消火ポンプ121の自動起動確認などを行う。なお、分岐配管130と末端試験弁146との間には圧力計148が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のスプリンクラー消火設備にあっては、スプリンクラーヘッドが接続されている配管の末端にスプリンクラーヘッド一個分の放水量を排水管に放水する末端試験弁を設け、さらに流水検知装置などの試験および二次側の排水を行う親子弁を流水検知装置の排水口に接続していたため、試験弁が2つになり、さらに排水管や二次側の圧力計も2つになるので、消火設備が大型化し、コストもかかるという問題があった。
【0010】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、試験弁、排水管、圧力計を一つとすることで、消火設備の小型化を図り、コストを低減することができるスプリンクラー消火設備を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、次のように構成する。
まず、本発明は、一次側に制御弁を介して給水配管が接続され二次側に散水部を接続した給水配管が接続される流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備を対象とする。
【0012】
このようなスプリンクラー消火設備について本発明は、流水検知装置の二次側に開口する排水口側に接続される第1の接続口と、第1の接続口の反対側に設けられ散水部を接続した給水配管の末端に接続される第2の接続口と、第1の接続口または第2の接続口のいずれかにレバーの切換え操作により連通する第3の接続口を有する三方切換弁と、第3の接続口に接続されるとともに排水管に接続され放水部としてのスプリンクラーヘッドの一個分に相当する放水量に絞って排水管に放水するオリフィスを設けた試験弁と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、一次側に制御弁を介して給水配管が接続され二次側に散水部を接続した給水配管が接続される流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備に於いて、流水検知装置の二次側に開口する排水口側に接続される第1の接続口と、第1の接続口の反対側に設けられ他の配管が接続されない空きの第2の接続口と、第1の接続口にレバーの切換え操作により連通する第3の接続口を有する三方切換弁と、第3の接続口に接続されるとともに排水管に接続され散水部としてのスプリンクラーヘッドの一個分に相当する放水量に絞って排水管に放水するオリフィスを設けた試験弁と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
このような構成を備えた本発明のスプリンクラー消火設備によれば、三方切換弁の第2の接続口に散水部としてのスプリンクラーヘッドを接続した給水配管の末端を接続した設備の場合には、三方切換弁のレバーを操作して第2の接続口と第3の接続口を連通状態とし、この状態で試験弁を操作して開弁し排水管に放水を行うことでスプリンクラー消火設備の総合試験が行うことができ、また、三方切換弁のレバーを操作して第1の接続口と第3の接続口を連通状態とし、この状態で試験弁を操作して開弁し排水管に放水を行うことで流水検知装置の作動試験が行うことができる。
【0015】
したがって、三方切換弁と試験弁の操作により、スプリンクラー消火設備の総合試験と流水検知装置の作動試験を行うことができる。
また、三方切換弁の第2の接続口に散水部としてのスプリンクラーヘッドを接続した給水配管の末端を接続しない設備の場合にも、三方切換弁のレバーを操作して第1の接続口と第3の接続口を連通状態とし、この状態で試験弁を操作して開弁し排水管に放水を行うことで流水検知装置の作動試験を行うことができる。
【0016】
また、三方切換弁と試験弁を流水検知装置の近傍に設けたことで、スプリンクラー消火設備の総合試験と流水検知装置の作動試験を流水検知装置の近傍で行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のスプリンクラー消火設備の接続図である。
図1において、1は給水配管であり、給水配管1には流水検知装置2が接続されている。流水検知装置2の二次側の給水配管1には散水部としてのスプリンクラーヘッド18が複数個接続され、流水検知装置2の一次側には制御弁4を介して消火ポンプからの加圧水が圧送される給水配管1が接続されている。また、流水検知装置2の一次側には圧力計7が接続され、二次側には作動信号を出力するスイッチ19が接続されている。また、制御弁4には制御弁4が作動したことを示す信号を出力するスイッチ20が接続されている。
【0018】
11は三方切換弁であり、三方切換弁11は流水検知装置2の弁本体3の排水口8に接続される接続管9とスプリンクラーヘッド18が接続される給水配管1の末端との間に接続され、三方切換弁11には接続管14を介して試験弁13が接続されている。三方切換弁11と試験弁13の間には圧力計16が接続され、また、オリフィス13Aを内蔵した試験弁13には排水管15が接続されている。
【0019】
次に、図2および図3は本発明のスプリンクラー消火設備の要部を示す図である。
図2および図3において、流水検知装置2の弁本体3にはスイッチボックス5が固定され、スイッチボックス5では流水検知装置2が作動したことを示す作動信号および制御弁4が開状態に操作されたことを示す開弁信号がそれぞれ検出し、出力される。弁本体3の一次側に接続された接続管6の末端には圧力計7が接続され、圧力計7は一次側の流水圧力を計測する。
【0020】
8は弁本体3の二次側に設けられた排水口であり、排水口8には接続管9を介してレバー10を備えた三方切換弁11の第1の接続口11Aが接続されている。三方切換弁11の第1の接続口11Aの180度反対側には第2の接続口11Bが設けられ、第2の接続口11Bにはスプリンクラーヘッド18が接続される給水配管1の末端が接続されている。また、三方切換弁11には第1の接続口11Aと第2の接続口11Bの間に第3の接続口11Cが設けられ、この第3の接続口11Cには試験弁13が接続管14を介して接続され、試験弁13には排水管15が接続される。試験弁13には圧力計16が接続されるともに、レバー17が設けられている。試験弁13はスプリンクラーヘッドの一個分に相当する放水量に絞って排水管14に放水するオリフィスを内蔵している。
【0021】
三方切換弁11には、連通する孔が形成されたボール弁が収納されており、図4に示すように、レバー10をAの水平位置に操作することでボール弁の連通する孔の一方の開口部は第2の接続口11Bと連通し、他方の開口部は第3の接続部11Cと連通する。結果、第2の接続口11Bと第3の接続口11Cとが連通状態となる。また、図4に示すように、レバー10をBに垂直位置に操作することでボール弁の連通する孔の一方の開口部は第3の接続口11Cと連通し、他方の開口部は第1の接続口11Aと連通する。結果、第1の接続口11Aと第3の接続口11Cとが連通状態となる。このようにレバー10をAまたはBの位置に操作することで、三方切換弁11の第2の接続口11Bと第3の接続口11Cの連通状態または第1の接続口11Aと第3の接続口11Cの連通状態を切り換えることができる。
【0022】
次に、図5は三方切換弁11と試験弁13が接続された流水検知装置2の断面図である。
図5において、3は流水検知装置2の弁本体であり、弁本体3内には弁座23が一体に形成されている。25は弁本体3内に設けられた弁体であり、第1の作動軸24に軸支され、第1の作動軸24を支点として一体に回動するように設けられ、弁体25の一次側と二次側の圧力がバランスしているときは自重により弁座23に着座して閉弁し、二次側が減圧すると、流水により開弁する。
【0023】
弁体25の二次側は接続口26を介して加圧水を供給する給水配管1が接続され、給水配管1には監視区域に散水を行う複数のスプリンクラーヘッド18が接続されている。弁体25の一次側の弁本体3にはボルト29により制御弁4の制御弁本体4Aが接続され、制御弁本体4A内には流路31を開閉するボール弁32が収納されている。
【0024】
ボール弁32による流路31の開閉は、レバーにより行われ、レバーを水平方向から垂直方向に90度反時計回り方向に操作すると、ボール弁32が回転して、流路31を開く。ボール弁31と制御弁本体4Aの内壁およびボール弁32と弁本体3の内壁の間にはOリング34,33がそれぞれ介装され、また、制御弁本体4Aと弁本体3の接続部にはシール部材35が介装されている。
【0025】
制御弁本体4Aの接続口4Bには図2で示す給水配管1が接続され、給水配管1は図示しない消火ポンプに接続されている。
38は第2の作動軸であり、第1の作動軸24の水平方向であってかつその近傍に設けられている。第2の作動軸38は、弁本体3に回動自在に設けられ、その両端部は、弁本体3から外部に突出している。第2の作動軸38の中央部には連動部材40が固定され、第1の作動軸24の端部25Aに当接する。第2の作動軸38には作動レバー41の一端部が固定され、作動レバー41の他端部側には重り42が設けられている。作動レバー41は第2の作動軸38と一体で回動する。
【0026】
弁体25の弁開度をθとし、作動レバー41のAで示す位置からBで示す位置までの回動角をθ1とすると、θとθ1の関係はθ1<θのようになっている。このため、弁体25の弁開度が小さくても、作動レバー41の作動により図6に示すスイッチ(リミットスイッチ)19がオンするようになっている。
作動レバー41の略中央部の上部側には調整部材43が上下動自在に設けられている。調整部材43には一対の長孔44が形成され、長孔44にビス45がねじ止めされ、ビス45による調整で調整部材43は上下動自在に作動レバー41に固定される。調整部材43をビス45により下側に下げて作動レバー41に固定すると流量の少ない状態、即ち弁体25の弁開度が小さい状態で作動信号を出力するスイッチがオンするようになっている。したがって、調整部材43の固定位置により作動信号を出力する流量を調整することができる。
【0027】
20は制御弁4の開閉を検出するスイッチであり、スイッチ20はスイッチボックス5内の下側に配置された支持台47上に設けられている。スイッチ20はスイッチ軸48とスイッチ軸48をスイッチボックス5から外側に突出するように付勢するリターンスプリング49とスイッチ軸48とリターンスプリング49を収納する収納部50とスイッチ軸48が押し込まれると制御弁4が開いたことを示す作動信号を出力するスイッチ本体51を有する。
【0028】
52はレバーに設けられた押圧部であり、レバーを水平方向から反時計回り方向に90度垂直に回転すると、制御弁4が開弁し、同時に押圧部52がスイッチ軸48を押し込んでスイッチ20をオンさせる。
53はスイッチボックス5内部の上側に設けられた遅延装置を成すエアーダンパであり、エアーダンパ53は作動レバー41が作動したとき所定の遅延時間をもって図6のリミットスイッチ19をオンさせ、リミットスイッチ19のオンにより弁体25が作動したことを示す作動信号が出力される。なお、54は弁本体3にスイッチボックス5を固定する固定ボルトである。
【0029】
エアーダンパ53のピストン軸55の頭部56とナット57との間には、図6に示すようにスイッチレバー58の一端が固定され、スイッチレバー58の他端は取付部60を介してリミットスイッチ19に軸支されている。作動レバー41がA1で示す位置にあるときは、調整部材48はスイッチレバー58の下面に当接し、スイッチレバー58をA1で示す位置まで上側に押し上げている。
【0030】
作動レバー41がAに示す位置からBで示す位置まで回転して下がると、調整部材43のスイッチレバー58の下面への当接が解除され、このことでスイッチレバー58はリミットスイッチ59の下部に備えてあるスプリング64の力とエアーダンパ53内のピストン62の自重によりA1で示す位置からB1で示す位置に反時計回り方向に回転して下がり、このスイッチレバー58の下方への移動によりスイッチノブ61が押し出され、リミットスイッチ59内の接点が閉じオンになる。
【0031】
すなわち、スイッチレバー58は、ピストン軸54を介してエアーダンパ53内に収納されたピストン62に接続されているので、スイッチレバー50の下方への移動は、エアーダンパ53内のピストン62が下方に移動するとき、エアーダンパ53内に外部の空気を空気通路を経て吸入することにより、ゆっくり徐々になされる。この場合、エアーダンパ53内に入る空気の量を調整することにより遅延時間を調整することができる。
【0032】
このため、エアーダンパ53の上部には遅延調整ねじ63が設けられ、遅延時間の調整が必要なときは、この遅延調整ねじ63により調整する。具体的には、遅延調整ねじ63をマイナスドライバーを用いてエアーダンパ53に入る空気量、即ち空気通路の開度を変え遅延時間の調整を行うことになる。
次に、動作を説明する。
【0033】
まず、通常監視時には、図4に示すように、三方切換弁11のレバー10をAに示す水平位置に操作しておくことで、三方切換弁11の第2の接続口11Bと第3の接続口11Cは連通状態にある。また、試験弁13は、閉止状態にある。したがって、消火用水は、弁本体3の二次側からスプリンクラーヘッド18が接続される給水配管1、第2の接続口11B、第3の接続口11C、接続管14を通って圧力計6に供給されるとともに試験弁13に入るが、試験弁13は閉止されているため、排水管15から排水されない。圧力計16では通常監視時の消火用水の圧力を確認することができる。
【0034】
次に、総合試験時には、前記のように三方切換弁11のレバー10をAに示す位置にした状態でレバー17を操作して試験弁13を開弁する。
消火用水は、図7(A)の矢印aで示すように、弁本体3の二次側から、給水配管1、第2の接続口11B、第3の接続口11C、接続管14、試験弁13、オリフィス13Aを通って排水管15に排水される。
【0035】
この流水により給水配管1で管内減圧、管内流水が発生する。このことで、弁本体3の弁体25の一次側より二次側の圧力が低下し、流水が生じて、弁体25が開弁する。弁体25は第1の作動軸24を支点として時計回り方向に回転し、弁体25の端部25Aも同様に時計回り方向に回転する。
部材25Aに当接する突起部40Aを一体に形成した連動部材40も弁体25の端部25Aの回転に追従し連動して回転するので、作動レバー41も第2の作動軸38と一体となって重り42と作動レバー41の重力によってAで示す位置からBで示す位置に回転する。このため、図6に示すように、スイッチレバー58の他端側を上側に押し上げる力がなくなり、スイッチレバー58は、A1で示す位置からB1で示す位置にθ2で示す角度回転して下がる。
【0036】
この場合、スイッチレバー58の他端側は、エアーダンパ53のピストン軸55に連結されているので、エアーダンパ53の作用によりスイッチレバー58はゆっくり下降し、所定の遅延時間をもってリミットスイッチ19がオンする。
すなわち、流水検知装置2の近傍に設けた三方切換弁11と試験弁13を操作することで、圧力計16による給水配管1の末端の圧力確認、管内流水による流水検知装置2の作動確認、遅延時間の確認、流水検知装置2の作動による火災警報の鳴動、表示確認、管内減圧にする圧力スイッチの作動確認、消火ポンプ制御盤の起動確認、消火ポンプの自動起動確認といった総合試験を行うことができる。
【0037】
次に、流水検知装置2の作動試験を行うときは図6に示すようにレバー10をAの位置からBの垂直位置に操作し、第1の接続口11Aと第3の接続口11Cを連通状態とする。この状態で、試験弁13のレバー17を操作することで、スプリンクラーヘッド1個作動時の流水が行われ、流水検知装置2の作動試験を行うことができる。すなわち、図7(B)の矢印bで示すように、消火用水は弁本体3の二次側から接続管9、三方切換弁11の第1の接続口11A、第3の接続口11C、接続管14、試験弁13、オリフィス13Aを通って排水管15に排水され、流水検知装置2の作動試験が行なわれる。
【0038】
この流水検知装置2の作動試験においても、スプリンクラーヘッド18が接続される給水配管1の流水による確認ができないだけで、流水検知装置2の一次側については総合試験と同様な確認が行うことができる。
次に、スプリンクラーヘッド18の交換を行うなどで流水検知装置2の二次側の給水配管1の水を抜く場合の作業方法について説明する。
【0039】
三方切換弁11は図4に示すようにレバー10がAの位置にあったとする。
まず、制御弁4を閉鎖する。
次に試験弁13のレバー17を操作して開弁する。これにより、給水配管1の一番高いところから試験弁13まで充水されていた水が三方切換弁11の第2の接続口11B、第3の接続口11C、接続管14、試験弁13を通って排水管15に排水される。
【0040】
この排水が終了したら、次に、三方切換弁11のレバー10をBの位置に操作する。これにより、給水配管1の一番高いところから流水検知装置2、接続管9に充水されていた水が接続管9、三方切換弁11の第1の接続口11A、第3の接続口11C、接続管14、試験弁13を通って排水管15に排水される。この作業により流水検知装置2の二次側の給水配管の水を抜くことができる。
【0041】
このように、本発明の実施形態においては、流水検知装置2の近傍で総合試験および流水検知装置2の作動試験の両方の試験を行うことができ、また、試験弁、圧力計および排水管がそれぞれ一個ですみ、消火設備の小型化を図ることができ、コストを低減することができる。
次に、図8は他のスプリンクラー消火設備の接続図である。
【0042】
図8の実施の形態は、三方切換弁11の第2の接続口11Bに散水部としてのスプリンクラーヘッド18を接続した給水配管1の末端を接続しない設備の場合の例である。共同住宅用の消火設備にあっては接続されるスプリンクラーヘッド18の個数が少ないため、末端の試験弁13を設けなくとも良い場合が考えられるので、その際の接続図である。尚、上記の実施の形態とは接続の方法が異なるのみで、その他の部分の構成は同様であることから説明は省略する。
【0043】
図8の実施の形態にあっては、図9に示すように、レバー10をBで示す垂直位置に操作し、第1の接続口11Aと第3の接続口11Cは連通状態とする。尚、第2の接続口11Bは連通状態にはないが、外部から開口部が見えるため、見栄えが悪くならないように第2の接続口11Bをプラグ12により閉止している。
【0044】
次に、動作を説明する。
まず、通常監視時には、図9に示すように、三方切換弁11のレバー10をBに示す垂直位置に操作しておくことで、三方切換弁11の第1の接続口11Aと第3の接続口11Cは連通状態にある。また、試験弁13は閉止状態にある。
したがって、消火用水は、弁本体3の二次側から接続管9、三方切換弁11の第1の接続口11A、第3の接続口11C、接続管14を通って圧力計16に供給されるとともに試験弁13に入るが、試験弁13は閉止されているため、排水管15から排水されない。このため、圧力計16では通常監視時の消火用水の圧力を確認することができる。
【0045】
次に、流水検知装置2の作動試験時にはレバー17を操作して試験弁13を開弁する。
消火用水は、弁本体3の二次側から接続管9、三方切換弁11の第1の接続口11A、第3の接続口11C、接続管14を通って圧力計16に流れるとともに、試験弁13、オリフィス13Aを通って排水管15に排水される。この放水により、管内減圧、管内流水が生じ、流水検知装置2が作動しリミットスイッチ19がオンになる。
【0046】
このようにして、流水検知装置2の作動試験を行うことができる。
次に、スプリンクラーヘッド18の交換を行うなどで流水検知装置2の二次側の給水配管1の水を抜く場合の作業方法について説明する。
まず、制御弁4を閉鎖する。
次に、試験弁13のレバー17を操作して開弁する。これにより、三方切換弁11はレバー10がBの位置にあり第1の接続口11Aと第3の接続口11Cが連通していることから、給水配管1の一番高いところから流水検知装置2、接続管8に充水されていた水が接続管9、三方切換弁11の第1の接続口11A、第3の接続口11C、接続管14、試験弁13を通って排水管15に排水される。
【0047】
このように、図8に示すようなスプリンクラー消火設備、三方切換弁11の第2の接続口11Bに散水部としてのスプリンクラーヘッド18を接続した給水配管1の末端を接続しない設備、即ち末端の試験弁13が不要な設備にあっても対応でき、またこのような設備であっても流水検知装置2の近傍で、流水検知装置2の作動試験のみは行うことができる。
【0048】
また、上記実施の形態にあっては、オリフィス13Aは試験弁13に内蔵されていたが、試験弁13と別に設けて良い。
【0049】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、流水検知装置の近傍で総合試験および流水検知装置の作動試験を行うことができ、また試験弁、圧力計が一個ですみ、排水管も一本ですむため、消火設備の小型化を図ることができ、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラー消火設備の接続図
【図2】スプリンクラー消火設備の外観を示す正面図
【図3】スプリンクラー消火設備の外観を示す斜視図
【図4】三方切換弁の説明図
【図5】流水検知装置の断面図
【図6】スイッチボックスの内部を示す図
【図7】動作説明図
【図8】本発明の他のスプリンクラー消火設備の接続図
【図9】三方切換弁の説明図
【図10】従来例を示す図
【符号の説明】
1:給水配管
2:流水検知装置
3:弁本体
4:制御弁
6,9,14:接続管
7,16:圧力計
8:排水口
10,16,17:レバー
11:三方切換弁
11A:第1の接続口
11B:第2の接続口
11C:第3の接続口
13:試験弁
13A:オリフィス
15:排水管
18:スプリンクラーヘッド(散水部)
Claims (4)
- 一次側に制御弁を介して給水配管が接続され二次側に散水部を接続した給水配管が接続される流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備に於いて、
前記流水検知装置の二次側に開口する排水口側に接続される第1の接続口と、該第1の接続口の反対側に設けられ散水部を接続した前記給水配管の末端に接続される第2の接続口と、前記第1の接続口または前記第2の接続口のいずれかにレバーの切換え操作により連通する第3の接続口を有する三方切換弁と、
前記第3の接続口に接続されるとともに排水管に接続され前記散水部としてのスプリンクラーヘッドの一個分に相当する放水量に絞って前記排水管に放水するオリフィスを設けた試験弁と、
を備えたことを特徴とするスプリンクラー消火設備。 - 一次側に制御弁を介して給水配管が接続され二次側に散水部を接続した給水配管が接続される流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備に於いて、
前記流水検知装置の二次側に開口する排水口側に接続される第1の接続口と、該第1の接続口の反対側に設けられ他の配管が接続されない空きの第2の接続口と、前記第1の接続口にレバーの切換え操作により連通する第3の接続口を有する三方切換弁と、
前記第3の接続口に接続されるとともに排水管に接続され前記散水部としてのスプリンクラーヘッドの一個分に相当する放水量に絞って前記排水管に放水するオリフィスを設けた試験弁と、
を備えたことを特徴とするスプリンクラー消火設備。 - 請求項1又は2記載のスプリンクラー消火設備に於いて、
前記三方切換弁および前記試験弁を前記流水検知装置の近傍に設けたことを特徴とするスプリンクラー消火設備。 - 請求項1乃至3記載のスプリンクラー消火設備に於いて、
前記三方切換弁の前記第3の接続口と前記試験弁の間に圧力計を接続したことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
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