JP3538915B2 - 靭性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 - Google Patents
靭性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼Info
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Description
井、ガス井用のケーシング、チュービング、ドリルパイ
プ、その他石油、天然ガス生産用パイプ類等(以下、油
井管と総称する)に使用される、降伏強度が552MP
a(80ksi)以上の高強度でかつ靭性に優れたマル
テンサイト系ステンレス鋼の組成、組織に関する。
油井管として、炭酸ガス環境、いわゆるスウィート環境
で優れた耐食性を有する鋼が求められるようになり、い
わゆるマルテンサイト系ステンレス鋼であるAISI4
20タイプの13%Cr鋼の需要が増大している。炭酸
ガス環境で現在活発な石油・ガス掘削活動が展開されて
いる代表的な油田地域は、北海地区であるが、このよう
な冬季に極寒となる地域で使用される油井管は、耐食
性、強度はもちろんのこと、併せて靭性に優れることが
要求される。
は、金属組織としては、いわゆる焼ならし、焼戻しによ
って得られる、焼戻しマルテンサイト組織で使用し高強
度を得ている。ところが、このタイプの13%Cr鋼
は、約0.2%のCを含有するため、焼きならし時に旧
オーステナイト結晶粒界やマルテンサイトの下部構造で
あるパケット境界にCr23C6 を主体とする炭化物が析
出するため、油井管として必要な552MPa(80k
si)以上の高降伏強度を得ようとすると、北海での使
用に耐えるような高靭性を得がたいのが現状である。
性を高めるために、従来から、いわゆるオースフォーミ
ングを適用する方法が開示され、高強度でかつ高靭性化
に寄与することが知られている(例えば、特開昭63−
238217号公報)。本方法はCr23C6 を主体とす
る炭化物が析出して靭性が低下してしまう、AISI4
20タイプの13%Cr鋼にあっても、マルテンサイト
変態前に、オースフォーミングにより、準安定状態のオ
ーステナイトを加工し、旧オーステナイトを十分に細粒
化したうえで、焼戻しマルテンサイト組織を得れば、高
い靭性が得られるという方法である。
ーステナイトの細粒化により靭性を高める効果が認めら
れるものの、13%Cr油井管にオースフォーミングを
適用するには実用上以下のような問題点がある。マルテ
ンサイト変態前のオーステナイトを準安定領域で加工す
るためには、オーステナイト化された油井管を例えば5
00℃程度の低温まで冷却し、しかる後に、さらに鋼管
の温度が低下してマルテンサイト変態が開始する以前に
成形加工をしなければならない。13%Cr鋼は、普通
炭素鋼よりも変形抵抗が大きい上、温間加工しなければ
ならないから、負荷限界の大きい加工装置の設置が必要
になる。温間加工用の成形機としては、温間サイザーや
温間矯正機が用いられているが、これらの成形機の加工
量には当然限界があり、到底準安定オーステナイトの細
粒化が達成できるような加工を施すことは困難である。
従って、AISI420タイプの13%Cr鋼にオース
フォーミングを適用することは、冶金学的には極めて魅
力的であるけれども、実鋼管の製造を想定すれば、到底
実用的とはなり得ない。
する課題は、オースフォーミングのような極めて特殊な
加工熱処理を適用するのではなく、13%Cr鋼の成
分、組織を厳密に制御することにより、高強度を保った
上で、一定以上の靭性を確保することである。
420タイプの13%Cr鋼の成分と熱処理条件が強度
及び靭性に及ぼす影響を鋭意研究し、同鋼の靭性支配冶
金因子を解明した。本発明者らは、AISI420タイ
プの13%Cr鋼の靭性支配冶金因子として、従来から
明らかになっている、旧オーステナイト結晶粒径、Cr
23C6 を主体とする炭化物に加えて、Cr2 Nを主体と
する窒化物、AINが重要な役割を果たすことを見いだ
した。この結果、Al,N量、及びAlとNのバランス
を制御することと、焼きならし温度を制御することで、
AISI420タイプの13%Cr鋼の靭性を高めるこ
とができることを知見した。
くものであり、その要旨とするところは、重量%で、
C:0.15〜0.22%、Si:1.0%以下、M
n:0.25〜1.0%、Cr:12.0〜14.0
%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、を
含有し、さらに、Al:0.03%以下、N:0.01
5〜0.030%を含有して、かつ、ΔN=TotalN%
−(14/27)Al%で表されるΔNが0.0050
以上を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からな
る鋼を、960℃以上1000℃以下に加熱後室温まで
空冷し、当該鋼をAc1点以下の温度で焼戻したことを
特徴とする、靱性に優れた油井管用マルテンサイト系ス
テンレス鋼である。
成分の限定理由について述べる。Cは、熱間加工温度
域、及び焼きならしの加熱温度域でオーステナイト単相
組織を得るために添加する。熱間加工温度域でδフェラ
イトが存在すると、継目無鋼管の製管時に割れや疵が発
生しやすく、生産性や歩留の低下を招くので熱間加工温
度域ではオーステナイト単相組織であることが必要であ
る。また、焼きならしの加熱温度域でδフェライトが存
在すると、焼きならし後にマルテンサイトとδフェライ
トとの混合組織となるために所望の強度が得られなかっ
たり、靭性が低下したりする。以上の理由からCは少な
くとも0.15%以上添加する。しかし、過剰に添加す
ると、焼きならし焼戻し後の組織においてCr23C6 を
主体とする炭化物が多量に生成し、耐食性及び靭性を低
下させるので、上限を0.22%とする。
るが、多量に含有すると炭酸ガス環境中での耐応力腐食
割れ性を低下するので上限を1.0%とする。Mnは製
鋼時の脱酸剤として及びCと同じく熱間におけるオース
テナイト安定化を目的として0.25%以上含有させ
る。しかし、多量に含有すると炭酸ガス環境中での耐応
力腐食割れ性を低下するので上限を1.0%をする。
るのに極めて有効であるが、12.0%未満では高温域
での効果が不十分になる。一方14.0%を超えると、
オーステナイト域への加熱時にCr23C6 を主体とする
炭化物が多量に生成し、耐食性、靭性の劣化をもたらす
のに加えて、δフェライトの生成をきたして熱間加工性
を劣化させる。従って、本発明でのCrは12.0〜1
4.0%とする。
の向上を図り、炭酸ガス環境での耐食性を得るために
P、Sはできるだけ低いことが好ましいが、製造コスト
の面からそれぞれ、上限をPは0.020%、Sは0.
010%とする。また、Sは熱間加工性を劣化する元素
である。継目無鋼管の製管時における割れ、疵の発生を
防止するためには0.0025%以下とすることが望ま
しい。
0.03%以下、N:0.015〜0.030%の範囲
で添加し、かつ、ΔN=Total N%−(14/27)A
l%≧0.0050(ここで、N,Alは重量%を表わ
す。以下同じ)を満たす範囲に両元素量を制御する。以
下に、その理由を述べる。本発明者らは、表1の本発明
1〜本発明6及び比較例1〜比較例6の成分を有する1
3%Cr鋼を実験室で溶解し、板厚12mmまで熱間圧延
した後、それぞれ表1に示した焼きならし温度で焼きな
らしを行った後、降伏強度がAPI規格80ksiグレ
ード(552MPa)となるように焼戻しを行い、JI
S4号相似引張試験、JIS4号衝撃試験(シャルピー
試験)を行って、強度、靭性に及ぼすAI、N添加量の
影響を調べた。結果を図1に示す。
す。N量が少なく0.015%未満の場合、vTrsが−2
0℃以下の靭性を確保した上で油井管として必要な80
ksiの強度を得ることが難しい。また、Nを0.01
5%以上添加しても、Al添加量との関係でΔN=Tota
l N%−(14/27)Al%≧0.0050となるよ
うにNを添加しなければ同様に80ksiの強度を得る
ことが難しい。これは、Nが、Cr2 Nとして析出する
ことにより強化に効果的に寄与しているためである。N
添加量が0.015%未満ではCr2 Nの析出量が少な
く、強度が低下する。また、Nを0.015%以上添加
してもAlの添加量が多くなるとNがAINとして析出
するため、Cr2 Nの析出量が少なくなり、強度が低下
する。一方、Nを0.030%を超えて多量に添加する
と今度はCr2 Nが多量に析出するために、かえって靭
性が低下する。
多量に含有させると図1に示すように靭性を劣化させ
る。これは、AINの析出量が増大するためである。以
上の理由で、本発明では、Al,NをそれぞれAl:
0.03%以下、N:0.015〜0.030%の範囲
で添加し、かつ、ΔN=Total N%−(14/27)A
l%≧0.0050を満たす範囲に両元素量を制御す
る。
述べる。本発明では、油井管の熱処理として960℃以
上1000℃以下に加熱後室温まで空冷するいわゆる焼
きならし処理を行い、しかる後当該鋼のAc1 点以下の
温度で焼き戻しを行う。焼きならしの加熱においては、
Cr23C6 等の析出物を十分に固溶して耐食性と靭性を
確保する必要がある。このために加熱は960℃以上で
行う。しかし、焼きならしの加熱が1000℃を超える
と加熱時のオーステナイト粒径が大きくなり、靭性を劣
化させるので、上限を1000℃とする。AISI42
0タイプの13%Cr鋼は十分な焼き入れ性を有してい
るので、油井管に使用される鋼管の肉厚では、加熱後の
冷却速度は空冷で十分である。焼きならし後は強度調整
のために焼き戻しを行うが、焼戻し温度が当該鋼のAc
1 点を超えると新たにマルテンサイトが形成され、靭性
を劣化するので焼戻し温度の上限を当該鋼のAc1点と
する。
ンサイト系ステンレス鋼)を実験室で溶解し、板厚12
mmまで熱間圧延した後、それぞれ表1に示した焼きなら
し温度で焼きならしを行った後、本発明7、比較例7,
8を除く各鋼は降伏強度がAPI規格80ksiグレー
ド(552MPa)となるように、本発明7では降伏強
度がAPI規格95ksiグレード(655MPa)と
なるように、比較例7,8ではvTrsが−20℃以下とな
るように焼戻しを行い、JIS4号相似引張試験、JI
S4号衝撃試験(シャルピー試験)を行った。表1から
明らかなように、本発明法による組成を有し、熱処理を
施した鋼は80ksiグレード、95ksiグレードの
いずれにおいても、比較例に比べて強度、靭性に優れる
ことがわかる。
降伏強度が552MPa(80ksi)以上の高強度で
かつ靭性に優れた13%Cr鋼が安価に得られるため、
その工業的意義は極めて大きい。
靭性に及ぼすAl,N量、及びAlとNのバランスの影
響を示したもので、Al,NをそれぞれAl:0.03
%以下、N:0.015〜0.030%以下の範囲で添
加し、かつ、ΔN=Total N%−(14/27)Al%
≧0.0050を満たす範囲に両元素量を制御すること
により、高強度でかつ靭性に優れたマルテンサイト系ス
テンレス鋼が得られることを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】重量%で、C:0.15〜0.22%、S
i:1.0%以下、Mn:0.25〜1.0%、Cr:
12.0〜14.0%、P:0.020%以下、S:
0.010%以下を含有し、さらに、Al:0.03%
以下、N:0.015〜0.030%を含有して、か
つ、 ΔN=TotalN%−(14/27)Al%で表されるΔ
Nが0.0050以上を満足し、残部がFeおよび不可
避的不純物からなる鋼を、960℃以上1000℃以下
に加熱後室温まで空冷し、当該鋼をAc1点以下の温度
で焼戻したことを特徴とする、靱性に優れた油井管用マ
ルテンサイト系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25526394A JP3538915B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 靭性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP25526394A JP3538915B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 靭性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08120415A JPH08120415A (ja) | 1996-05-14 |
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ID=17276326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25526394A Expired - Lifetime JP3538915B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 靭性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3538915B2 (ja) |
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JP2003129190A (ja) | 2001-10-19 | 2003-05-08 | Sumitomo Metal Ind Ltd | マルテンサイト系ステンレス鋼およびその製造方法 |
US7686897B2 (en) | 2002-07-15 | 2010-03-30 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Martensitic stainless steel seamless pipe and a manufacturing method thereof |
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CN104988403B (zh) * | 2015-07-09 | 2017-03-08 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种油气开采用马氏体不锈钢无缝钢管及其制造方法 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25526394A patent/JP3538915B2/ja not_active Expired - Lifetime
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