JPH0598350A - 低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法 - Google Patents
低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法Info
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- JPH0598350A JPH0598350A JP40066190A JP40066190A JPH0598350A JP H0598350 A JPH0598350 A JP H0598350A JP 40066190 A JP40066190 A JP 40066190A JP 40066190 A JP40066190 A JP 40066190A JP H0598350 A JPH0598350 A JP H0598350A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は高強度低降伏比でしかも低温靭性の
優れた寒冷地用ラインパイプ材に関するものである。 【構成】 鋼の低降伏比を達成するためには、フェライ
ト粒度を大きくすることが必要であるが、それを粗大化
すると低温靭性が劣化する。本発明は圧延後段の加工条
件を鋼成分との組合せにより前記両特性を充足する製造
プロセスに関するもので、成分調整した鋼を熱間穿孔圧
延の最終工程において、900〜700℃の範囲で3〜
15%の加工を行いAr3 点+50〜−150℃に降下
した素管を再加熱しAr3 点+50℃以上で熱間仕上圧
延してAr3 点以上の温度から空冷、あるいはさらに焼
戻処理をする。
優れた寒冷地用ラインパイプ材に関するものである。 【構成】 鋼の低降伏比を達成するためには、フェライ
ト粒度を大きくすることが必要であるが、それを粗大化
すると低温靭性が劣化する。本発明は圧延後段の加工条
件を鋼成分との組合せにより前記両特性を充足する製造
プロセスに関するもので、成分調整した鋼を熱間穿孔圧
延の最終工程において、900〜700℃の範囲で3〜
15%の加工を行いAr3 点+50〜−150℃に降下
した素管を再加熱しAr3 点+50℃以上で熱間仕上圧
延してAr3 点以上の温度から空冷、あるいはさらに焼
戻処理をする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷地におけるライン
パイプの高圧力操業化に対しても安定した使用性能を保
証できる低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法
に関するものである。
パイプの高圧力操業化に対しても安定した使用性能を保
証できる低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高強度材で低降伏比を付与するに
は、例えば「鉄と鋼、´87−S1315」によれば、
C量の増量、あるいは焼入後の焼戻温度を低下すること
により製造されることが報告されている。しかしなが
ら、C量の増加はラインパイプの基本的な使用特性であ
る溶接性を著しく劣化させるため溶接前に予熱が必要と
なるラインパイプ敷設時の予熱処理は著しい作業性の低
下をきたす。また低温焼戻処理で製造したラインパイプ
は低温靭性が不安定となるため寒冷地での使用に制約が
生じるという問題がある。
は、例えば「鉄と鋼、´87−S1315」によれば、
C量の増量、あるいは焼入後の焼戻温度を低下すること
により製造されることが報告されている。しかしなが
ら、C量の増加はラインパイプの基本的な使用特性であ
る溶接性を著しく劣化させるため溶接前に予熱が必要と
なるラインパイプ敷設時の予熱処理は著しい作業性の低
下をきたす。また低温焼戻処理で製造したラインパイプ
は低温靭性が不安定となるため寒冷地での使用に制約が
生じるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
な問題点を解消するものであり、高強度低降伏比でしか
も低温靭性にすぐれている寒冷地での使用に適したライ
ンパイプ材の製造方法を提供することを目的とする。
な問題点を解消するものであり、高強度低降伏比でしか
も低温靭性にすぐれている寒冷地での使用に適したライ
ンパイプ材の製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために多くの実験を行い検討した結果、鋼成
分と熱間圧延条件を制御することによって低温靭性の優
れた高強度低降伏比ラインパイプ材が製造されることを
知見した。すなわち本発明は、この知見に基ずいて構成
したもので、その要旨とするところは、C:0.02〜
0.15%,Si:0.01〜0.5%,Mn:0.1
5〜2.0%,S:0.01%以下、P:0.02%以
下、Al:0.005〜0.1%,B:0.0003〜
0.003%,Ti:0.005〜0.2%,N:70
ppm 以下を含有し、あるいはさらに、Cr:0.1〜
1.5%,Mo:0.05〜0.4%,Ni:0.1〜
2.0%,V:0.01〜0.1%よりなる群の少なく
とも1種または2種以上を含有するか、さらに、希土類
元素:0.001〜0.05%,Ca:0.001〜
0.02%,Co:0.05〜0.5%,Cu:0.1
〜0.5%よりなる群の少なくとも1種または2種以上
を前記群と複合または単独で含有し、残部が実質的にF
eからなる鋼片を熱間穿孔連続圧延の最終過程で900
℃〜700℃の温度で圧下率3〜15%の加工を施して
Ar3 点−100℃〜Ar3 点+50℃の温度に降下さ
せた中空素管を、900℃〜1000℃に再加熱して仕
上げ温度がAr3 点+50℃以上の熱間仕上圧延を施て
し、得られた仕上鋼管を、Ar3 点以上の温度から空冷
するか、もしくは空冷後Ac3 点以下の温度に加熱して
空冷する焼戻処理する低温用高強度低降伏比ラインパイ
プ材の製造法である。
を達成するために多くの実験を行い検討した結果、鋼成
分と熱間圧延条件を制御することによって低温靭性の優
れた高強度低降伏比ラインパイプ材が製造されることを
知見した。すなわち本発明は、この知見に基ずいて構成
したもので、その要旨とするところは、C:0.02〜
0.15%,Si:0.01〜0.5%,Mn:0.1
5〜2.0%,S:0.01%以下、P:0.02%以
下、Al:0.005〜0.1%,B:0.0003〜
0.003%,Ti:0.005〜0.2%,N:70
ppm 以下を含有し、あるいはさらに、Cr:0.1〜
1.5%,Mo:0.05〜0.4%,Ni:0.1〜
2.0%,V:0.01〜0.1%よりなる群の少なく
とも1種または2種以上を含有するか、さらに、希土類
元素:0.001〜0.05%,Ca:0.001〜
0.02%,Co:0.05〜0.5%,Cu:0.1
〜0.5%よりなる群の少なくとも1種または2種以上
を前記群と複合または単独で含有し、残部が実質的にF
eからなる鋼片を熱間穿孔連続圧延の最終過程で900
℃〜700℃の温度で圧下率3〜15%の加工を施して
Ar3 点−100℃〜Ar3 点+50℃の温度に降下さ
せた中空素管を、900℃〜1000℃に再加熱して仕
上げ温度がAr3 点+50℃以上の熱間仕上圧延を施て
し、得られた仕上鋼管を、Ar3 点以上の温度から空冷
するか、もしくは空冷後Ac3 点以下の温度に加熱して
空冷する焼戻処理する低温用高強度低降伏比ラインパイ
プ材の製造法である。
【0005】
【作用】以下本発明の製造法について詳細に説明する。
先ず、本発明において上記のような鋼成分に限定した理
由について説明する。CおよびMnは、強度の確保のた
め重要である。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎる
と溶接性の低下の原因となるためそれぞれ0.02〜
0.15%,0.15〜2.0%とした。Siは、脱酸
剤が残存したものであり、強度を高めるためにも有効な
成分である。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎると
低温靭性の低下をきたすため0.01〜0.5%とし
た。Pは、多過ぎると低温靭性の低下をきたす有害な成
分としてその含有量を0.02%以下とした。Sは、M
nS系介在物を形成して低温靭性の低下をきたす有害な
成分としてその含有量を0.02%以下とした。Al
は、Siと同様脱酸剤が残存したもので、少な過ぎると
その効果がなく、多過ぎると介在物を増加して低温靭性
の低下をきたすため0.005〜0.1%とした。B,
Ti,Nは本発明の成分組成の中で特に重要である。本
発明者らは、多くの実験結果よりラインパイプの低降伏
比を図るには、ある程度のベイナイト組織が混在した方
がよいことを知見した。B添加は圧延後の空冷処理でベ
イナイト組織を出現するのに有効な元素であるが不可避
的に存在するNによりその効果が低減するため適量のT
iが必要である。B量は、少な過ぎるとその効果がな
く、多過ぎると効果が飽和するばかりではなくB析出物
の出現により著しい低温靭性の劣化をきたすので0.0
003〜0.003%とした。Tiは、少な過ぎるとそ
の効果がなく、多過ぎると効果が飽和するばかりではな
くTi炭窒化物の出現により著しい低温靭性の劣化をき
たすので0.005〜0.2%とした。Nは、Bの効果
を低下させる有害な成分として、その含有量を70ppm
以下とした。
先ず、本発明において上記のような鋼成分に限定した理
由について説明する。CおよびMnは、強度の確保のた
め重要である。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎる
と溶接性の低下の原因となるためそれぞれ0.02〜
0.15%,0.15〜2.0%とした。Siは、脱酸
剤が残存したものであり、強度を高めるためにも有効な
成分である。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎると
低温靭性の低下をきたすため0.01〜0.5%とし
た。Pは、多過ぎると低温靭性の低下をきたす有害な成
分としてその含有量を0.02%以下とした。Sは、M
nS系介在物を形成して低温靭性の低下をきたす有害な
成分としてその含有量を0.02%以下とした。Al
は、Siと同様脱酸剤が残存したもので、少な過ぎると
その効果がなく、多過ぎると介在物を増加して低温靭性
の低下をきたすため0.005〜0.1%とした。B,
Ti,Nは本発明の成分組成の中で特に重要である。本
発明者らは、多くの実験結果よりラインパイプの低降伏
比を図るには、ある程度のベイナイト組織が混在した方
がよいことを知見した。B添加は圧延後の空冷処理でベ
イナイト組織を出現するのに有効な元素であるが不可避
的に存在するNによりその効果が低減するため適量のT
iが必要である。B量は、少な過ぎるとその効果がな
く、多過ぎると効果が飽和するばかりではなくB析出物
の出現により著しい低温靭性の劣化をきたすので0.0
003〜0.003%とした。Tiは、少な過ぎるとそ
の効果がなく、多過ぎると効果が飽和するばかりではな
くTi炭窒化物の出現により著しい低温靭性の劣化をき
たすので0.005〜0.2%とした。Nは、Bの効果
を低下させる有害な成分として、その含有量を70ppm
以下とした。
【0006】上記の成分組成の鋼でさらに鋼の強度を高
める場合Cr等の成分を必要に応じて選択的に添加す
る。Cr,Mo,Ni,Vは、強度を高めるために少な
くとも1種または2種以上を必要に応じて添加するもの
である。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎてもその
効果が飽和し、しかも非常に高価であるためそれぞれ
0.01〜1.5%,0.05〜0.4%,0.1〜
2.0%,0.01〜0.1%とした。
める場合Cr等の成分を必要に応じて選択的に添加す
る。Cr,Mo,Ni,Vは、強度を高めるために少な
くとも1種または2種以上を必要に応じて添加するもの
である。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎてもその
効果が飽和し、しかも非常に高価であるためそれぞれ
0.01〜1.5%,0.05〜0.4%,0.1〜
2.0%,0.01〜0.1%とした。
【0007】さらに本発明は、近年の鋼管の使用環境を
鑑み上記の成分組成で構成される鋼の耐硫化物応力腐食
割れ性(耐SSC性)を改善するために希土類元素,C
a,Cu,Co等の成分を少なくとも1種又は2種以上
必要に応じて選択的に添加する。希土類元素,Caは、
介在物の形態を球状化させて無害化する有効な成分であ
る。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎると介在物を
増加して耐SSC性を低下させるのでそれぞれ0.00
1〜0.05%,0.001〜0.02%とした。C
o,Cuは、鋼中の水素侵入制御効果があり、耐SSC
性に有効に働く。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎ
るとその効果が飽和するためそれぞれ0.05〜0.5
%、0.1〜0.5%とした。
鑑み上記の成分組成で構成される鋼の耐硫化物応力腐食
割れ性(耐SSC性)を改善するために希土類元素,C
a,Cu,Co等の成分を少なくとも1種又は2種以上
必要に応じて選択的に添加する。希土類元素,Caは、
介在物の形態を球状化させて無害化する有効な成分であ
る。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎると介在物を
増加して耐SSC性を低下させるのでそれぞれ0.00
1〜0.05%,0.001〜0.02%とした。C
o,Cuは、鋼中の水素侵入制御効果があり、耐SSC
性に有効に働く。少な過ぎるとその効果がなく、多過ぎ
るとその効果が飽和するためそれぞれ0.05〜0.5
%、0.1〜0.5%とした。
【0008】次に熱間押込連続圧延の最終過程の圧延条
件を上記のように限定した理由について説明する。上記
のような成分組成の鋼は転炉、電気炉等の溶解炉である
いはさらに真空脱ガス処理を経て溶製され、連続鋳造法
または造塊分塊法で鋼片を製造する。熱間鋼片は、直ち
にあるいは一旦冷却された後高温度に加熱された後熱間
穿孔連続圧延機に搬送し、目的の外径、肉厚に圧延され
て中空素管に粗成形する。この圧延は製造された鋼管の
材質に大きな影響を及ぼす。すなわち図1および図2は
圧延直後のオーステナイト(以下、γと記す)粒を調べ
るため圧延後に急冷処理した鋼管のγ粒度と両加熱温度
毎の熱間穿孔連続圧延の最終過程での圧延条件、および
圧下温度毎の再加熱炉温度の関係を示す。図1,2から
圧延直後のγ粒度は、これらの条件によりASTM No.
0〜8と大きく変化することが明らかである。本発明者
等の研究によると、高強度鋼の降伏比はγ→α変態後の
α粒度が大きくなるほど低下するが、あまり大きくなり
すぎると低温靭性が劣化する。低降伏比と低温靭性の両
方を満足するα粒度はASTM No.7〜10であり、こ
のα粒度を得るには圧延直後のγ粒度をASTM No.3
〜6とする必要があることを突き止めた。また、圧延直
後のASTM No.3〜6のγ粒度を得るには熱間穿孔連
続圧延の最終過程〜再加熱過程でのひずみ誘起粒成長後
の二次再結晶により引き起こされるγ粒粗大化現象の利
用が不可欠であることを知見した。
件を上記のように限定した理由について説明する。上記
のような成分組成の鋼は転炉、電気炉等の溶解炉である
いはさらに真空脱ガス処理を経て溶製され、連続鋳造法
または造塊分塊法で鋼片を製造する。熱間鋼片は、直ち
にあるいは一旦冷却された後高温度に加熱された後熱間
穿孔連続圧延機に搬送し、目的の外径、肉厚に圧延され
て中空素管に粗成形する。この圧延は製造された鋼管の
材質に大きな影響を及ぼす。すなわち図1および図2は
圧延直後のオーステナイト(以下、γと記す)粒を調べ
るため圧延後に急冷処理した鋼管のγ粒度と両加熱温度
毎の熱間穿孔連続圧延の最終過程での圧延条件、および
圧下温度毎の再加熱炉温度の関係を示す。図1,2から
圧延直後のγ粒度は、これらの条件によりASTM No.
0〜8と大きく変化することが明らかである。本発明者
等の研究によると、高強度鋼の降伏比はγ→α変態後の
α粒度が大きくなるほど低下するが、あまり大きくなり
すぎると低温靭性が劣化する。低降伏比と低温靭性の両
方を満足するα粒度はASTM No.7〜10であり、こ
のα粒度を得るには圧延直後のγ粒度をASTM No.3
〜6とする必要があることを突き止めた。また、圧延直
後のASTM No.3〜6のγ粒度を得るには熱間穿孔連
続圧延の最終過程〜再加熱過程でのひずみ誘起粒成長後
の二次再結晶により引き起こされるγ粒粗大化現象の利
用が不可欠であることを知見した。
【0009】ひずみ誘起粒成長現象を利用したγ粒度制
御は、熱間穿孔連続圧延の最終過程での圧延条件、再加
熱開始温度、再加熱炉温度を以下のように規定すること
により可能となる。すなわち、熱間穿孔連続圧延の最終
過程での圧延が900℃以上では加工により導入された
ひずみエネルギーが回復、再結晶により低下するためγ
粒のひずみ誘起粒成長の駆動力が低下し、700℃以下
の圧下ではγ粒に蓄積されるひずみエネルギーが大きく
なりすぎて圧下後あるいはその後の再加熱過程でひずみ
を持たないγ粒が発生しひずみ誘起粒成長の駆動力は消
失する。よって、熱間穿孔連続圧延の最終過程での圧下
温度は900℃〜700℃に限定した。かかる圧下温度
条件下で、圧下量0〜2%ではひずみ誘起粒成長の駆動
力が不十分であり、15%以上では蓄積されるひずみエ
ネルギーが大きくなりすぎて圧下後あるいはその後の再
加熱過程でひずみを持たないγ粒が発生しひずみ誘起粒
成長の駆動力は消失する。よって、熱間穿孔連続圧延の
最終過程での圧下量は3〜15%に限定した。圧下後の
再加熱開始温度はAr3 点−100℃〜Ar3 点−15
0℃間ではγ粒の急激な異常粗大化が起きるため低温靭
性の著しい低下をきたす。また、Ar3 点+50℃以上
ではひずみ誘起粒成長の駆動力が解放され、ひいては変
態後に最適なα粒度が得られない。よって、圧下後の再
加熱開始温度は、Ar3 点−100℃〜Ar3 点+50
℃に限定した。再加熱温度は、900℃以下ではγ粒の
成長に対して不十分でありまた1000℃以上ではγ粒
の急激な粗大化が起き、ひいては変態後に最適なα粒度
が得られない。よって、再加熱温度は、900〜100
0℃の温度に限定した。
御は、熱間穿孔連続圧延の最終過程での圧延条件、再加
熱開始温度、再加熱炉温度を以下のように規定すること
により可能となる。すなわち、熱間穿孔連続圧延の最終
過程での圧延が900℃以上では加工により導入された
ひずみエネルギーが回復、再結晶により低下するためγ
粒のひずみ誘起粒成長の駆動力が低下し、700℃以下
の圧下ではγ粒に蓄積されるひずみエネルギーが大きく
なりすぎて圧下後あるいはその後の再加熱過程でひずみ
を持たないγ粒が発生しひずみ誘起粒成長の駆動力は消
失する。よって、熱間穿孔連続圧延の最終過程での圧下
温度は900℃〜700℃に限定した。かかる圧下温度
条件下で、圧下量0〜2%ではひずみ誘起粒成長の駆動
力が不十分であり、15%以上では蓄積されるひずみエ
ネルギーが大きくなりすぎて圧下後あるいはその後の再
加熱過程でひずみを持たないγ粒が発生しひずみ誘起粒
成長の駆動力は消失する。よって、熱間穿孔連続圧延の
最終過程での圧下量は3〜15%に限定した。圧下後の
再加熱開始温度はAr3 点−100℃〜Ar3 点−15
0℃間ではγ粒の急激な異常粗大化が起きるため低温靭
性の著しい低下をきたす。また、Ar3 点+50℃以上
ではひずみ誘起粒成長の駆動力が解放され、ひいては変
態後に最適なα粒度が得られない。よって、圧下後の再
加熱開始温度は、Ar3 点−100℃〜Ar3 点+50
℃に限定した。再加熱温度は、900℃以下ではγ粒の
成長に対して不十分でありまた1000℃以上ではγ粒
の急激な粗大化が起き、ひいては変態後に最適なα粒度
が得られない。よって、再加熱温度は、900〜100
0℃の温度に限定した。
【0010】また、熱間最終仕上加工後の空冷開始温度
は安定したα粒度を確保するためAr3 点+50℃とし
た。焼戻し温度は、強度、靭性および降伏比の安定化を
確保する必要からAr3 点以下とした。その加熱方法に
ついては特に限定しない。
は安定したα粒度を確保するためAr3 点+50℃とし
た。焼戻し温度は、強度、靭性および降伏比の安定化を
確保する必要からAr3 点以下とした。その加熱方法に
ついては特に限定しない。
【0011】以上の製造条件で得られる鋼は寒冷地にお
いても良好な低温靭性を示す高強度低降伏比ラインパイ
プの製造に有効である。
いても良好な低温靭性を示す高強度低降伏比ラインパイ
プの製造に有効である。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。表1
〜表4は、転炉で溶製し連続鋳造を経て製造された鋼片
を熱間押込連続圧延後再加熱し、その後熱間最終仕上圧
延を行って空冷した鋼管、および空冷後焼戻し処理した
鋼管の強度、靭性、α粒度および降伏比を示す。
〜表4は、転炉で溶製し連続鋳造を経て製造された鋼片
を熱間押込連続圧延後再加熱し、その後熱間最終仕上圧
延を行って空冷した鋼管、および空冷後焼戻し処理した
鋼管の強度、靭性、α粒度および降伏比を示す。
【0013】本発明によって製造された鋼管は、高靭性
を有しかつ高強度低降伏比が得られることがわかる。
を有しかつ高強度低降伏比が得られることがわかる。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明法によって
製造された鋼管は、低降伏比が確保され、且つ低温靭性
に優れているため、極北の寒冷環境において安定したラ
インパイプの操業が可能な鋼管を提供できる。
製造された鋼管は、低降伏比が確保され、且つ低温靭性
に優れているため、極北の寒冷環境において安定したラ
インパイプの操業が可能な鋼管を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延直後のオーステナイト粒度(ASTM N
o.)と、再加熱温度毎の熱間穿孔連続圧延の最終過程で
の圧下率との関係を示す。
o.)と、再加熱温度毎の熱間穿孔連続圧延の最終過程で
の圧下率との関係を示す。
【図2】圧延直後のオーステナイト粒度(ASTM N
o.)と、圧下温度毎の再加熱炉温との関係を示す。
o.)と、圧下温度毎の再加熱炉温との関係を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 C:0.02〜0.15%,Si:0.
01〜0.5%,Mn:0.15〜2.0%,S:0.
01%以下、P:0.02%以下、Al:0.005〜
0.1%,B:0.0003〜0.003%,Ti:
0.005〜0.2%,N:70ppm 以下を含有し、残
部が実質的にFeからなる鋼片を、熱間穿孔連続圧延の
最終過程で900℃〜700℃の温度で圧下率3〜15
%の加工を施してAr3 点−100℃〜Ar3 点+50
℃の温度に降下させた中空素管を、900℃〜1000
℃に再加熱して仕上げ温度がAr3 点+50℃以上の熱
間仕上圧延を施し、得られた仕上鋼管をAr3 点以上の
温度から空冷するか、もしくは空冷後Ac3 点以下の温
度に加熱して空冷する焼戻処理することを特徴とする低
温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法。 - 【請求項2】 C:0.02〜0.15%,Si:0.
01〜0.5%,Mn:0.15〜2.0%,S:0.
01%以下、P:0.02%以下、Al:0.005〜
0.1%,B:0.0003〜0.003%,Ti:
0.005〜0.2%,N:70ppm 以下を含有し、さ
らにCr:0.1〜1.5%,Mo:0.05〜0.4
%,Ni:0.1〜2.0%,V:0.01〜0.1
%,の1種または2種以上を含有して残部が実質的にF
eからなる鋼片を、熱間穿孔連続圧延の最終過程で90
0℃〜700℃の温度で圧下率3〜15%の加工を施し
てAr3 点−100℃〜Ar3 点+50℃の温度に降下
させた中空素管を、900℃〜1000℃に再加熱して
仕上げ温度がAr3 点+50℃以上の熱間仕上圧延を施
し、得られた仕上鋼管をAr3 点以上の温度から空冷す
るか、もしくは空冷後Ac3 点以下の温度に加熱して空
冷する焼戻処理することを特徴とする低温用高強度低降
伏比ラインパイプ材の製造法。 - 【請求項3】 C:0.02〜0.15%,Si:0.
01〜0.5%,Mn:0.15〜2.0%,S:0.
01%以下、P:0.02%以下、Al:0.005〜
0.1%,B:0.0003〜0.003%,Ti:
0.005〜0.2%,N:70ppm 以下を含有し、さ
らに希土類元素:0.001〜0.05%,Ca:0.
001〜0.02%,Co:0.05〜0.5%,C
u:0.1〜0.5%の1種または2種以上を含有して
残部が実質的にFeからなる鋼片を、熱間穿孔連続圧延
の最終過程で900℃〜700℃の温度で圧下率3〜1
5%の加工を施してAr3 点−100℃〜Ar3 点+5
0℃の温度に降下させた中空素管を、900℃〜100
0℃に再加熱して仕上げ温度がAr3 点+50℃以上の
熱間仕上圧延を施し、得られた仕上鋼管をAr3 点以上
の温度から空冷するか、もしくは空冷後Ac3 点以下の
温度に加熱して空冷する焼戻処理することを特徴とする
低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法。 - 【請求項4】 C:0.02〜0.15%,Si:0.
01〜0.5%,Mn:0.15〜2.0%,S:0.
01%以下、P:0.02%以下、Al:0.005〜
0.1%,B:0.0003〜0.003%,Ti:
0.005〜0.2%,N:70ppm 以下と、Cr:
0.1〜1.5%,Mo:0.05〜0.4%,Ni:
0.1〜2.0%,V:0.001〜0.1%,の1種
または2種以上を含有し、さらに希土類元素:0.00
1〜0.05%,Ca:0.001〜0.02%,C
o:0.05〜0.5%,Cu:0.1〜0.5%の1
種または2種以上を含有して残部が実質的にFeからな
る鋼片を、熱間穿孔連続圧延の最終過程で900℃〜7
00℃の温度で圧下率3〜15%の加工を施してAr3
点−100℃〜Ar3 点+50℃の温度に降下させた中
空素管を、900℃〜1000℃に再加熱して仕上げ温
度がAr3 点+50℃以上の熱間仕上圧延を施し、得ら
れた仕上鋼管をAr3 点以上の温度から空冷するか、も
しくは空冷後Ac3 点以下の温度に加熱して空冷する焼
戻処理することを特徴とする低温用高強度低降伏比ライ
ンパイプ材の製造法。
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ID=18510545
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JP2400661A Expired - Lifetime JP2567150B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法 |
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