JP3009558B2 - 耐サワー性の優れた薄手高強度鋼板の製造方法 - Google Patents

耐サワー性の優れた薄手高強度鋼板の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐水素誘起割れ(HI
C)性及び耐硫化物応力腐食割れ(SSC)性の優れた
耐サワーラインパイプ用高強度鋼板(米国石油協会(A
PI)規格X60以上の強度、厚み11mm以下)の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寒冷地、オフショアーにおける原油、天
然ガス輸送用大径ラインパイプに対しては高強度ととも
に優れた低温靭性、現地溶接性が要求される。さらに近
年、海水の注入による原油・ガス井戸のサワー化や劣質
資源の開発に伴って、パイプラインのサワー化が進行
し、HIC,SSCに対する優れた抵抗(耐サワー性)
が求められるようになった。
【0003】従来、優れた耐サワー性を有するラインパ
イプは、(1)鋼の高純化、介在物の低減、(2)硫化
物系介在物のCa添加による形態制御、(3)連続鋳造
時の軽圧下や加速冷却による中心偏析の改善などの技術
を駆使して製造されてきた(たとえば特公昭63−00
1369号公報、特開昭62−112722号公報)。
【0004】加速冷却の適用は中心偏析を含めたミクロ
組織を改善し、耐HIC性の向上に非常に有効な手段で
あり、このためにはAr3 以上の温度からの冷却開始が
必須である。しかしながら、従来の圧延では、板厚が
mm以下の薄手鋼板は圧延中の鋼板温度の低下が大き
く、Ar3 以上からの加速冷却を開始するためには、仕
上圧延の開始温度を上昇させて圧延終了温度を高温化し
なければならなかった。このような圧延温度域の上昇は
γ低温域での累積圧下量を減少させ、組織の微細化にと
って不利であり、靭性を劣化させる。そこで、従来、薄
手耐サワー鋼板の製造には、耐サワー性と靭性の両立の
観点から、スラブの均熱拡散処理によって耐サワー性を
確保し、圧延終了温度の低温化によって靭性を確保して
きた(たとえば特開昭61−279621号公報)。し
かしながらスラブの均熱拡散処理は、高温で長時間にわ
たるために、大幅なコストの上昇を招くという問題点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は耐サワー性の
優れたAPI規格5L−X60以上の高強度を有する薄
手鋼管(電縫鋼管、UOE鋼管など)用の板厚11mm以
下の鋼板の製造法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、重量%
で、 C :0.02〜0.10%、 Si:0.5%以下、 Mn:0.8〜1.5%、 P :0.010%以下、 S :0.001%以下、 Al:0.05%以下、 Ti:0.005〜0.03%、 Nb:0.01〜0.08%、 Ca:0.001〜0.005%、N :0.001〜0.005%、 O :0.0025%以下 を含有し、かつ 1.0≦〔Ca〕(1−124〔O〕)/1.25〔S〕≦7.0 を満足し、さらに必要に応じて、 Ni:0.1〜0.5%、 Mo:0.1〜0.5%、 Cr:0.1〜0.5%未満、 Cu:0.1〜0.5%、 V :0.01〜0.1% の一種または二種以上を含有する残部が鉄及び不可避的
不純物からなる鋼を、1050〜1300℃の温度範囲
に加熱し、1000℃以下の累積圧下量を60%以上と
し、かつ圧延最終5パスにおいて1パス当たりの圧下率
が15%以上の圧下を3回以上行い、980℃以下で圧
延を終了した後、Ar3 以上の温度から冷却速度3〜4
0℃/秒で350〜600℃まで水冷、その後放冷する
ことである。
【0007】以下、本発明について詳細に説明する。高
強度、優れた低温靭性、現地溶接性とともに優れた耐サ
ワー性を得るためには、まず第一にその化学成分を限定
する必要がある。このためC,Mn,P量を低減した。
この理由は連続鋳造(CC)スラブの中心偏析を改善
し、HICの発生・伝播を防止するためである。X60
以上の高強度鋼では必然的にC量が高くなるが、C量の
増加はCCスラブの中心偏析帯におけるMn,P偏析を
強め、硬化組織の生成を助長して耐サワー性を著しく劣
化させる。
【0008】これを防止するためC量の上限は0.10
%としなければならない。C量の下限0.02%は強度
・靭性を確保するための最小量である。C量の低減に加
えて、さらにMn,P量を低減することは中心偏析を軽
減、すなわち硬化組織の生成抑制に有効である。
【0009】このためMn,P量の上限を、それぞれ
1.5%,0.010%に限定した。Mn量の下限0.
8%は母材・溶接部の強度を確保するための最小量であ
る。一方、P量は低いほど、耐サワー性は向上する。
【0010】本発明鋼は必須の元素としてNb:0.0
1〜0.08%、Ti:0.005〜0.03%を含有
する。Nbは制御圧延における結晶粒の微細化や析出硬
化に寄与し、鋼を強靭化する。またTi添加は微細なT
iNを形成し、スラブ加熱時、溶接時のγ粒粗大化を抑
制して母材靭性、HAZ靭性の改善に効果がある。
【0011】とくに良好な低温靭性を必要とする本発明
鋼では、Nb,Ti添加は必須であることがわかった。
Nb,Ti量の下限は、これらの元素がその効果を発揮
するための最小量であり、その上限はHAZ靭性や現地
溶接性を劣化させない添加量の限界である。
【0012】つぎに、その他元素の限定理由について説
明する。Siは多く添加すると現地溶接性、HAZ靭性
を劣化させるため、その上限を0.5%とした。鋼の脱
酸はAl,Tiのみでも十分であり、Siは必ずしも添
加する必要はない。本発明鋼においては不純物であるS
を0.001%以下とし、かつCaを添加して、1.0
≦〔Ca〕(1−124〔O〕)/1.25〔S〕≦
7.0とする。SはMnS系介在物を形成し、MnSは
圧延で伸長してHICの発生起点となる。これを防止す
るには、介在物の絶対量を低減するとともに、硫化物の
形態を制御して圧延で延伸化し難いCaS(−O)とし
なければならない。
【0013】そこでS量を0.001%以下とし、Ca
を0.001〜0.005%添加し、Caによる硫化物
の形態制御を十分に行うため、ESSP=〔Ca〕(1
−124〔O〕)/1.25〔S〕≧1.0とした。し
かしESSPが大きすぎると、Ca系介在物が増加、H
ICの発生起点となるので、その上限を7.0とした。
上記に関連してO量を0.0025%以下に限定した。
これはHICの起点となる酸化物系介在物を低減し、C
a量で硫化物の形態制御を行うためである。Alは脱酸
元素として鋼に含まれる元素であるが、脱酸はTiある
いはSiでも可能であり、必ずしも添加する必要はな
い。Al量が0.05%以上になるとAl系非金属介在
物が増加して鋼の清浄度を害するので、その上限を0.
05%とした。
【0014】NはTiNを形成しスラブ再加熱時や溶接
時のγ粒の粗大化抑制を通じて母材、HAZ靭性を向上
させる。このために必要な最小量は0.001%であ
る。しかし多すぎるとスラブ表面疵や固溶NによるHA
Z靭性劣化の原因となるので、その上限は0.005%
以下に抑える必要がある。
【0015】次に選択元素であるNi,Mo,Cr,C
u,Vを添加する理由について説明する。基本となる成
分にさらにこれらの元素を添加する主な目的は、本発明
鋼の優れた特徴を損なうことなく強度、靭性などの特性
の向上を図るためである。従って、その添加量は自ら制
限されるべき性質のものであり、下限はこれらの実質的
な効果が得られる最小量である。
【0016】Niは溶接性及びHAZ靭性に悪影響を及
ぼすことなく母材の強度、靭性を向上させるため、また
過剰な添加は溶接性に好ましくないため、下限を0.1
%、上限を0.5%とした。Moは母材の強度、靭性を
ともに向上させるため、また過剰な添加は母材及びHA
Z靭性、溶接性の劣化を招くため、下限を0.1%、
限を0.5%とした。
【0017】CrはCCスラブにおいて中心偏析し難
く、かつ母材の強度を向上させるため、また過剰な添加
は母材及びHAZ靭性、溶接性を劣化させるため、下限
を0.1%、上限を0.5%未満とした。CuはNiと
ほぼ同様の効果を有する。また過剰な添加は熱間圧延時
にCu−クラックを発生し製造が困難となるため、下限
を0.1%、上限を0.5%とした。VはNbとほぼ同
様な効果を有し、ミクロ組織の微細化による靭性の向上
や、焼入れ性の増大、析出硬化による強度の向上を可能
とする。しかし、過剰な添加はHAZ靭性、溶接性の劣
化を招くため、下限を0.01%、上限を0.1%とし
た。
【0018】上記のような鋼において母材の低温靭性を
改善するためには、さらに製造法が適切でなければなら
ない。このため鋼(スラブ)の再加熱、圧延、冷却条件
を限定する必要がある。まず再加熱温度を1050〜1
300℃の範囲に限定する。再加熱温度はNb析出物を
固溶させ、かつ圧延終了温度を確保するために1050
℃以上としなければならない(望ましい再加熱温度は1
150〜1250℃である)。しかし再加熱温度が13
00℃以上では、γ粒が著しく粗大化し圧延によっても
完全に微細化できないため、優れた低温靭性が得られな
い。このため再加熱温度を1300℃以下とした。
【0019】さらに1000℃以下での累積圧下量を6
0%以上とし、かつ圧延最終5パスにおいて1パス当た
りの圧下率が15%以上の圧下を3回以上行い、980
℃以下で圧延を終了した後、Ar3 以上の温度から加速
冷却されなければならない。1000℃以下での累積圧
下量を60%以上とすることにより、γ再結晶域では再
結晶の繰り返しによりγ粒の細粒化及び整粒化を、γ未
再結晶域ではγ粒の延伸化及び粒内への歪の導入を促進
し、組織を微細化して靭性を改善する。1000℃以下
での累積圧下量が60%未満であると、組織の微細化が
不十分であり、靭性が劣化する。
【0020】圧延最終5パスにおいて1パス当たりの圧
下率が15%以上の圧下を3回以上行うことは本発明の
特徴である。発明者らの検討の結果、このような1パス
当たりの圧下率が大きい圧延においては、パス回数の減
少に伴うロール抜熱量の低下や圧下率の増大に伴う加工
発熱量の増加により鋼板温度が低下し難くなり、板厚が
11mm以下の薄手鋼板においても、仕上噛込み温度が従
来のままで圧延終了温度の高温化が可能となることがわ
かった。
【0021】さらに、1パス当たりの圧下率の上昇によ
ってγ再結晶の繰り返しや、未再結晶γ粒の延伸化及び
歪の導入が促進され、圧延最終温度が高温化しても組織
は微細化し、靭性の確保が可能であることがわかった。
以上の結果、本発明法によって、板厚11mm以下の薄手
鋼板において靭性を劣化させずに圧延終了温度の高温化
が図れ、Ar3 以上からの加速冷却の適用によって耐サ
ワー性の確保が可能となった。
【0022】図1に本発明法と従来法の圧延・冷却工程
における鋼板温度履歴模式図を示す。圧延最終パス5パ
スにおいて15%以上の圧下が2回以下、あるいは1パ
ス当たりの圧下率が15%未満であると、圧延終了温度
の高温化と組織の微細化による靭性の確保との両立は不
可能である。
【0023】圧延終了温度が980℃を超えるような高
温仕上げでは、たとえ1000℃以下の累積圧下量や1
パス当たりの圧下率が大きくても、組織は粗大化してし
まい、靭性は劣化する。加速冷却はAr3 以上の温度か
ら冷却速度3〜40℃/秒で350〜600℃まで水
冷、その後空冷しなければならない。加速冷却は中心偏
析帯を含めたミクロ組織の改善に有効であり、耐HIC
性の向上と、靭性を損なわずに強度の増加を可能とす
る。
【0024】冷却速度が遅すぎたり、冷却停止温度が高
すぎると加速冷却の効果が十分に得られず、適正なミク
ロ組織を得ることができない。一方、冷却速度が大きす
ぎたり、停止温度が低すぎると硬化組織が生成して低温
靭性や耐HIC性が大幅に劣化する。なお、この鋼を製
造後、焼戻、脱水素などの目的でAc1 点以下の温度で
再加熱処理しても本発明の特徴を損なうものではない。
また省エネルギーなどを目的としてCCスラブを加熱炉
にホットチャージ圧延してもよい。
【0025】本発明は厚板ミルに適用することがもっと
も好ましいが、ホットコイルにも適用できる(この場
合、圧延冷却後の鋼板は巻き取られ、冷却される)。ま
た、この方法で製造した鋼板は低温靭性、現地溶接性も
優れているので、寒冷地におけるパイプラインのほか圧
力容器などにも適用できる。
【0026】
【実施例】転炉−連続鋳造−厚板工程で種々の鋼成分の
鋼板(板厚10〜15mm)を製造し、その強度、靭性、
耐HIC性を調査した。なお、スラブの均熱拡散処理は
実施していない。表1,表2に実施例を示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】本発明法に従って製造した鋼板(本発明鋼
板)はすべて良好な特性を有する。これに対して本発明
によらない比較鋼は強度、靭性、耐HIC性のいずれか
が劣る。比較鋼9〜20において、鋼9,10はそれぞ
れC量,Mn量が高すぎるため、靭性あるいは耐HIC
性が劣る。鋼11はP,S量が高く、かつ硫化物の形態
制御の指数であるESSPが1.0以上を満足しないた
め、耐HIC性が劣る。鋼12はNbを含有しないた
め、靭性が劣る。鋼13はCaが添加されていないた
め、耐HIC性が劣る。
【0032】鋼14〜20は成分は本発明と同様である
が、製造条件が適当でないために、強度、靭性、耐HI
C性のいずれかが劣る。鋼14はスラブ再加熱温度が低
いために、Nbの固溶が不十分で、かつ水冷開始温度が
低すぎ、靭性、耐HIC性が劣る。鋼15は1000℃
以下の累積圧下量が小さいため、靭性が劣る。
【0033】鋼16,17は圧延最終5パスにおいて1
パス当たりの圧下率が小さい、あるいは15%以上の圧
下の回数が少ないために、水冷開始温度が低すぎ、耐H
IC性が劣る。鋼18は圧延終了温度が高すぎるため、
靭性が劣る。鋼19は加速冷却を適用しないため、強
度、耐HIC性が劣る。鋼20は水冷停止温度が高すぎ
るため、耐HIC性が劣る。
【0034】
【発明の効果】本発明によって、薄手耐サワー高強度鋼
板の製造に従来余儀なくされていたスラブの均熱拡散処
理が省略でき、これに代えて生産性の高い加速冷却の適
用が可能となった。その結果、低コストで優れた特性を
有する薄手耐サワー高強度鋼板を製造することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延・冷却工程における鋼板温度履歴模式図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−9575(JP,A) 特開 平4−358021(JP,A) 特開 平5−9573(JP,A) 特開 平1−136929(JP,A) 特開 平6−25739(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 8/02 - 8/04 C22C 38/00 - 38/60 B21B 1/00 - 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.02〜0.10%、 Si:0.5%以下、 Mn:0.8〜1.5%、 P :0.010%以下、 S :0.001%以下、 Al:0.05%以下、 Ti:0.005〜0.03%、 Nb:0.01〜0.08%、 Ca:0.001〜0.005%、 N :0.001〜0.005%、 O :0.0025%以下 を含有し、かつ 1.0≦〔Ca〕(1−124〔O〕)/1.25〔S〕≦7.0 残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼を、1050〜
    1300℃の温度範囲に加熱し、1000℃以下の累積
    圧下量を60%以上とし、かつ圧延最終5パスにおいて
    1パス当たりの圧下率が15%以上の圧下を3回以上行
    い、980℃以下で圧延を終了した後、Ar3 以上の温
    度から冷却速度3〜40℃/秒で350〜600℃まで
    水冷、その後放冷することを特徴とする耐サワー性の優
    れた板厚11mm以下の薄手高強度鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】 鋼成分が、さらに重量%で、 Ni:0.1〜0.5%、 Mo:0.1〜0.5%、 Cr:0.1〜0.5%未満、 Cu:0.1〜0.5%、 V :0.01〜0.1% の一種あるいは二種以上を含有することを特徴とする請
    求項1記載の耐サワー性の優れた板厚11mm以下の薄手
    高強度鋼板の製造方法。
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