JP3538773B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞した遊技球が
流下経路を通りVゾーンに到達するまで目視できる構成
のパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可変表示装置を使用した役物を備
えたパチンコ機に対し、回転盤を利用して遊技球の流れ
方向を変化させるようにしたパチンコ機では、前者のパ
チンコ機では表現できない遊技球の入賞タイミングによ
る大当りの期待感を起こさせ、遊技者に興趣を持たせる
ようにしたパチンコ機が提案されている。
【0003】回転盤を利用したパチンコ機の一例として
は、遊技盤中央部に設けた遊技装置の内部に、Vゾーン
(入賞口)を含む複数の孔(入賞口)を備えた回転盤を
モータにより一定速度で回転させ、回転盤の外側に、遊
技球の円形流路の内側が中心に向かって傾斜した環状の
クルーンを配置したものがある(特開平5‐3948号
等参照)。このパチンコ機では、特別入賞装置に遊技球
が入ると、クルーン上を遊技球が転がり、回転している
回転盤に形成された複数の孔のうち、いずれかに入賞す
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパチンコ機
では、遊技球が回転盤の孔に入賞するまで目視すること
ができるので、遊技者にとって興趣のあるものである
が、回転盤が一定速度で回転しているため、ある程度早
い段階で、遊技者はVゾーンへの入賞タイミングの判別
ができ、遊技者にとって止め打ち等の狙い撃ちが可能に
なる。また、回転盤のVゾーンへの遊技球入賞ルートが
一定なため、遊技球がクルーン上を移動しているとき、
「あるタイミングでパチンコ機を叩くことにより遊技球
のVゾーンへの入賞を可能にしてしまう」ということ
が、本来の遊技から外れた行為を誘発するという問題が
ある。このようなことから、長期間このパチンコ機を稼
動させていると、遊技者の技量によっては遊技性の興趣
が薄れ、また、不正行為の虞も生じてくる。
【0005】本発明は、遊技装置内の遊技球の動きをラ
ンダムにして遊技性を向上させ、健全なパチンコ機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、遊技球の進入口が設け
られた遊技装置内に、複数の入賞孔が環状に形成されて
いると共に、前記遊技装置内に固定された円盤と、該円
盤の周囲を一周すると共にその周の一方向へ傾斜した螺
旋状バンクが、形成されている回転盤と、前記螺旋状バ
ンクの傾斜により、螺旋状バンクの上流端と下流端が当
接する位置に形成された段部と、前記螺旋状バンクの内
側に螺旋状バンクと一体に形成され、前記円盤の周を囲
う環状の内壁と、前記傾斜する螺旋状バンクの下流端の
位置に形成された前記内壁の切欠部と、前記回転盤の外
周に回転盤を囲うように設けられた外壁と、前記回転盤
の接線方向へ前記外壁と一体に形成され、前記遊技球を
前記螺旋状バンクに流下させる一対の流下通路とを備
え、前記傾斜する螺旋状バンクの下流端の位置で、前記
螺旋状バンクが内側に傾斜して形成され、前記螺旋状バ
ンクに流下した遊技球が前記切欠部を通って前記円盤方
向へ進入するようにしたことを特徴とする。上記円盤に
は、複数の入賞孔のうち、前面側にVゾーンを設けるこ
とにしてもよい。
【0007】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記回転盤の外周に回転盤を囲うように設けられた
外壁と、前記回転盤の接線方向へ前記外壁と一体に形成
され、前記遊技球を前記螺旋状バンクに流下させる一対
の流下通路とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図3及び図4に示すパチンコ
機の遊技装置1には、上部左右に遊技球の進入口2が設
けられ、遊技球が中央のクルーン3に流下するように連
絡されている。クルーン3の下方には落下した遊技球を
一旦受ける凹曲面状の台4が設けられ、台4は遊技球を
後方に送って落下させるもので、図4の遊技装置1の中
央(後部)矢印に示すように遊技球が壁面5の後側に設
けた背分け部6の頂部に落ちるようになっている。
【0009】背分け部6は左右方向に傾斜面6a,6b
を形成し、頂部に落下した遊技球を右方向あるいは左方
向の傾斜面6a,6bに流下させるようになっており、
出口Aもしくは出口Bより遊技球を勢い良く回転盤7の
環状のらせん(以下、螺旋のことを意味する)状バンク
8に投下する構造になっている。
【0010】図1及び図2に示すように、遊技装置1に
設けた回転盤7は、らせん状バンク8とその内側に環状
の内壁9を一体に形成し、らせん状バンク8の上流端と
下流端とは一周して当接し、この個所は段部が形成さ
れ、らせん状バンク8の下流端に位置する内壁9には切
欠部10が形成されている。また、回転盤7はモータ1
1を制御して一方向に回転駆動させているが、ある条件
において回転速度を変更することも可能である。この実
施の形態では、回転盤7の時計方向に一定の回転速度で
回転されている。
【0011】また、回転盤7の外周には、回転盤7を囲
む外壁12と、らせん状バンク8の接線方向に接続され
る一対の流下通路13が一体に形成され、さらに、回転
盤7の内壁9の内側には、Vゾーン(入賞孔)14を含
む複数の入賞孔15を環状に形成した円盤16を設けて
いる。遊技上、Vゾーン14は遊技者に判り易くするた
めに手前に配置されており、また、回転盤7は一定速度
で時計回りに回転され、円盤16は固定されている。
【0012】このように構成した遊技装置1は、図3及
び図4に示した遊技球の進入口2から入った遊技球が下
方のいずれかの入賞孔14,15に入るまで、遊技者が
遊技球を目で追って行くことができる。すなわち、遊技
装置1の進入口2から入った遊技球はクルーン3に誘導
されて、遊技球一つ一つがばらばらなタイミングで下方
の台4に落下する。台4に落ちた遊技球は、揺動しなが
ら後方に移動し、背分け部6の頂部に落とされ、背分け
部6の左右いずれかの傾斜面6a,6bを下って、図5
に示すように、出口Aもしくは出口Bから流下通路13
を通りらせん状バンク8に流下される。
【0013】図6(a)に示すように、背分け部6の左
方の傾斜面6aを下って出口Aより出てきた遊技球は、
反時計回りにらせん状バンク8を周回する。遊技球がら
せん状バンク8の上流側に投下されると、遊技球は勢い
で段部を越え、らせん状バンク8の斜面を登っていき、
回転盤7の回転速度による抵抗及び斜面の抵抗により遊
技球の回転速度がなくなると、図6(b)に示すよう
に、遊技球はらせん状バンク8の斜面に沿い、らせん状
バンク8の下流端に向かって回転し(いままでと逆方向
の時計回りの回転)、最終的に、遊技球がらせん状バン
ク8の下流端に形成した段部に到達する。ここで、回転
盤7の回転により内壁9の切欠部10もまた回転してお
り、そのときの遊技球が切欠部10に到達したときのタ
イミング及び切欠部10の位置において、遊技球は円盤
16のVゾーン14または入賞孔15のいずれかの孔に
入賞する。なお、切欠部10の位置では通路面が内側に
傾斜され、遊技球が円盤16に向かうようにされてい
る。
【0014】また、図7に示すように、背分け部6の右
方の傾斜面6bを下って出口Bより出てきた遊技球は、
回転盤7の回転方向と同じ方向に回転し、回転盤7の回
転速度に影響されて遊技球が転がり、らせん状バンク8
の段部に当たる。そして、そのときの切欠部10の位置
において円盤16のVゾーン14または入賞孔15のい
ずれかの孔に入賞する。
【0015】このように、遊技装置1の進入口2から回
転盤7へ向かう経路及び所要時間をランダムに変化さ
せ、さらに、回転盤7に向かう流路を偶発的に選択し、
出口Aもしくは出口Bから出た遊技球はそれぞれ異なる
作用をし、遊技球の出口方向により球自体の回転速度や
回転方向に変化を与えるので、遊技者にとって遊技の変
化を楽しむことができる。そして、回転盤7が一定方向
に一定速度で回転しているので、切欠部10がVゾーン
14に接近することによりVゾーン14への入賞を期待
して遊技を行うことができる。また、ある条件では切欠
部10がVゾーン14に整合した状態で回転盤7を停止
させても良い(回転盤7と円盤16が一緒に回転しても
良い)。また、回転盤7が回転することにより、遊技球
も回転するので「タイミング良くパチンコ機を叩く」こと
も回避され、遊技性が向上する。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上述べた通りであり、請求項
1に記載の発明では、遊技装置内を流下する遊技球が回
転盤のらせん状バンクに乗り、回転盤と共に周回もしく
は回動してらせん状バンクの下流端に到達し、回転して
いる回転盤の切欠部から円盤に進入し、Vゾーンあるい
は入賞孔に入る。これにより、遊技装置内の遊技球の回
転速度や回転方向をランダムに変化させることができ、
今までにない遊技球の動きを楽しむことができる。ま
た、回転盤が回転していることと遊技球が回転している
ことにより入賞タイミングがランダムに変化するため止
め打ちを困難にさせ、パチンコ機を叩いて入賞させる等
の不正行為を防止することができる。請求項2に記載の
発明では、遊技装置内に進入した遊技球は左右いずれか
の傾斜面を通り、回転盤のらせん状バンクに投下される
ので、進入方向とらせん状バンクの斜面とが競合して遊
技球の回転速度や回転方向に干渉し、円盤への入賞タイ
ミングを変化させるので、入賞への期待感も起こさせ、
遊技性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態のパチンコ機に設けた
遊技装置を説明する模式図である。
【図2】図1に示す遊技流路の展開図である。
【図3】図1に示す遊技流路を組み込んだ遊技装置の斜
視図である。
【図4】図3に示す遊技装置の正面図である。
【図5】図1に示す遊技流路の上面(a)と正面(b)
を説明する図である。
【図6】回転盤の作用を説明する模式図である。
【図7】回転盤の作用を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 遊技装置 6 背分け部 7 回転盤 8 らせん状バンク 10 切欠部 13 流下通路 14 Vゾーン 15 入賞孔 16 円盤

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球の進入口が設けられた遊技装置内
    に、 複数の入賞孔が環状に形成されていると共に、前記遊技
    装置内に固定された円盤と、 該円盤の周囲を一周すると共にその周の一方向へ傾斜し
    た螺旋状バンクが、形成されている回転盤と、 前記螺旋状バンクの傾斜により、螺旋状バンクの上流端
    と下流端が当接する位置に形成された段部と、 前記螺旋状バンクの内側に螺旋状バンクと一体に形成さ
    れ、前記円盤の周を囲う環状の内壁と、 前記傾斜する螺旋状バンクの下流端の位置に形成された
    前記内壁の切欠部と、 前記傾斜する螺旋状バンクの下流端の位置に前記内壁の
    切欠部側へ傾斜して形成された螺旋状バンク傾斜面とを
    備え、 前記螺旋状バンクに流下した遊技球が螺旋バンク上を回
    動して、前記段部まで到達し、前記螺旋状バンク傾斜面
    に誘導され、前記切欠部を通って前記円盤方向へ進入す
    ようにしたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記回転盤の外周に回転盤を囲うように
    設けられた外壁と、 前記回転盤の接線方向へ前記外壁と一体に形成され、前
    記遊技球を前記螺旋状バンクに流下させる一対の流下通
    路とを備え たことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    機。
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