JP3538621B2 - 電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装置 - Google Patents
電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装置Info
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- JP3538621B2 JP3538621B2 JP06484695A JP6484695A JP3538621B2 JP 3538621 B2 JP3538621 B2 JP 3538621B2 JP 06484695 A JP06484695 A JP 06484695A JP 6484695 A JP6484695 A JP 6484695A JP 3538621 B2 JP3538621 B2 JP 3538621B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の入力装置のカ
バ−への樹脂シ−トの貼付、特に入力面の樹脂シ−トを
貼付する装置に関するものである。
バ−への樹脂シ−トの貼付、特に入力面の樹脂シ−トを
貼付する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、板状の材料に樹脂シ−を貼付する
場合は、一定の間隙を有する一対のロ−ラ−の間に圧入
し、回転駆動することにより行なわれていた。小さい樹
脂シ−トの場合は、剥離紙の一部を剥がして電子機器の
入力面に貼付し、剥離紙を剥がしながら樹脂シ−トの表
面から、作業者が柔らかい布で扱きながら順次貼付して
いた。又、面積が大きい樹脂シ−トの場合(例えば36
0×450mm)、樹脂シ−トの端部から作業者が手で
扱きながら順次貼付していた。
場合は、一定の間隙を有する一対のロ−ラ−の間に圧入
し、回転駆動することにより行なわれていた。小さい樹
脂シ−トの場合は、剥離紙の一部を剥がして電子機器の
入力面に貼付し、剥離紙を剥がしながら樹脂シ−トの表
面から、作業者が柔らかい布で扱きながら順次貼付して
いた。又、面積が大きい樹脂シ−トの場合(例えば36
0×450mm)、樹脂シ−トの端部から作業者が手で
扱きながら順次貼付していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の作業者の手によ
る扱きで貼付する方法では、樹脂シ−トとカバ−との間
に空気が残り、空気溜りが発生しやすく、この空気溜り
が残ってしまうと入力ペンと電子機器の電極線との距離
が増大し、検出精度に大きな影響を与えていた。この空
気溜りを除去するには、空気溜りの部分を外から針で刺
し空気抜きを行なっていたので、空気抜きに時間が掛る
と共に、接着剤の乾燥にも時間が掛っていた。
る扱きで貼付する方法では、樹脂シ−トとカバ−との間
に空気が残り、空気溜りが発生しやすく、この空気溜り
が残ってしまうと入力ペンと電子機器の電極線との距離
が増大し、検出精度に大きな影響を与えていた。この空
気溜りを除去するには、空気溜りの部分を外から針で刺
し空気抜きを行なっていたので、空気抜きに時間が掛る
と共に、接着剤の乾燥にも時間が掛っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
問題点に鑑みなされたもので、ポリエステル樹脂に感圧
接着剤で接着された剥離紙からなる樹脂シ−トを、AB
S樹脂からなるカバ−表面に剥離紙を剥がしながら押圧
する接着樹脂シ−ト貼付装置であって、前記カバ−に対
し基台の少なくとも2ケ所にL型の係止部、他の2ケ所
に一方向の係止部を有し、該係止部に係合配置されたカ
バ−の入力面に載置された前記樹脂シ−トを押圧しなが
ら移動するロ−ラ−と、該ロ−ラ−と一体化されたハン
ドルと、前記ロ−ラ−の移動を規制するガイドレ−ルを
基台端部に設けた電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装
置を提案するものである。
問題点に鑑みなされたもので、ポリエステル樹脂に感圧
接着剤で接着された剥離紙からなる樹脂シ−トを、AB
S樹脂からなるカバ−表面に剥離紙を剥がしながら押圧
する接着樹脂シ−ト貼付装置であって、前記カバ−に対
し基台の少なくとも2ケ所にL型の係止部、他の2ケ所
に一方向の係止部を有し、該係止部に係合配置されたカ
バ−の入力面に載置された前記樹脂シ−トを押圧しなが
ら移動するロ−ラ−と、該ロ−ラ−と一体化されたハン
ドルと、前記ロ−ラ−の移動を規制するガイドレ−ルを
基台端部に設けた電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装
置を提案するものである。
【0005】
【作用】本発明では、押圧変形する弾性体のロ−ルで、
樹脂シ−ト端部からロ−ル掛けすることにより、樹脂シ
−トとカバ−の貼付面の被貼付部との間に、空気溜りの
発生を防止する。
樹脂シ−ト端部からロ−ル掛けすることにより、樹脂シ
−トとカバ−の貼付面の被貼付部との間に、空気溜りの
発生を防止する。
【0006】
【実施例】以下本発明の詳細を添付図面を参照して説明
する。図1は本発明の貼付装置であり、貼付装置1は、
フェノ−ル材からなる基台2に樹脂シ−トを貼付するカ
バ−3の位置決めの第1のL型係止部4、5、一方向の
第2の係止部6、7が突出配置されている。カバ−3へ
樹脂シ−ト8を貼付する入力部分の上を移動するロ−ラ
−9は、ロ−ラ−側板10、11でハンドル12と固着
されている。このロ−ラ−9は弾性体のもので、ゴム材
でゴムシェア硬度40〜70のものを用いた。ロ−ラ−
9とハンドル12は渡し板13、14で、基台2の端部
のガイドレ−ル15、16に移動可能に配置されてい
る。基台2の表面はカバ−3の表面の形状に応じて凹凸
が形成されている。
する。図1は本発明の貼付装置であり、貼付装置1は、
フェノ−ル材からなる基台2に樹脂シ−トを貼付するカ
バ−3の位置決めの第1のL型係止部4、5、一方向の
第2の係止部6、7が突出配置されている。カバ−3へ
樹脂シ−ト8を貼付する入力部分の上を移動するロ−ラ
−9は、ロ−ラ−側板10、11でハンドル12と固着
されている。このロ−ラ−9は弾性体のもので、ゴム材
でゴムシェア硬度40〜70のものを用いた。ロ−ラ−
9とハンドル12は渡し板13、14で、基台2の端部
のガイドレ−ル15、16に移動可能に配置されてい
る。基台2の表面はカバ−3の表面の形状に応じて凹凸
が形成されている。
【0007】ここで、図2に示すように接着される樹脂
シ−ト8は表面に反射防止用のシボ加工がされたポリエ
スエテルフィルム17で、裏面にはマ−ク、罫線などを
多色スクリ−ン印刷18で印刷し、その後接着剤(感圧
接着剤スクリ−ン印刷用TB1549.スリ−ボンド
(株)製)19を形成し、更に離型紙20が貼付されて
いる。
シ−ト8は表面に反射防止用のシボ加工がされたポリエ
スエテルフィルム17で、裏面にはマ−ク、罫線などを
多色スクリ−ン印刷18で印刷し、その後接着剤(感圧
接着剤スクリ−ン印刷用TB1549.スリ−ボンド
(株)製)19を形成し、更に離型紙20が貼付されて
いる。
【0008】次に、樹脂シ−トの貼付の実際を図3を参
照して説明する。始めに貼付装置1の端部にロ−ラ−9
を移動し、ロ−ラ−9を回転して貼付装置1の基台2か
ら離す。そこで貼付装置1の基台2の表面の係止部4、
5、6、7にカバ−3を位置合わせし、カバ−3を貼付
装置1に固定する。カバ−3の樹脂シ−ト8を貼付する
位置の端部に、樹脂シ−ト8を合わせ樹脂シ−ト8の離
型紙20の一部を剥がし、カバ−3に接着する。ここで
ロ−ラ−9をこの接着した樹脂シ−ト8の端部上に移動
し、ロ−ラ−9を回転させてロ−ラ−9が2〜4Kgの
押圧力で樹脂シ−ト8を押圧するようにする。その上で
離型紙20を剥がしながら、離型紙20の剥がす速度に
合わせてロ−ル9を他端部へ向けて移動させる。
照して説明する。始めに貼付装置1の端部にロ−ラ−9
を移動し、ロ−ラ−9を回転して貼付装置1の基台2か
ら離す。そこで貼付装置1の基台2の表面の係止部4、
5、6、7にカバ−3を位置合わせし、カバ−3を貼付
装置1に固定する。カバ−3の樹脂シ−ト8を貼付する
位置の端部に、樹脂シ−ト8を合わせ樹脂シ−ト8の離
型紙20の一部を剥がし、カバ−3に接着する。ここで
ロ−ラ−9をこの接着した樹脂シ−ト8の端部上に移動
し、ロ−ラ−9を回転させてロ−ラ−9が2〜4Kgの
押圧力で樹脂シ−ト8を押圧するようにする。その上で
離型紙20を剥がしながら、離型紙20の剥がす速度に
合わせてロ−ル9を他端部へ向けて移動させる。
【0009】ロ−ラ−9が端部へ到着したら、ロ−ラ−
9を回転させて樹脂シ−ト8から離す。これは接着が終
了した後で、樹脂シ−ト8がロ−ラ−9に接着したまま
でロ−ラ−9の戻りに追従して剥がしてしまうことを防
止するためである。ロ−ラ−9が戻され、樹脂シ−ト8
の位置からロ−ラ−9が離れた後で、樹脂シ−ト8を貼
付されたカバ−3を貼付装置1の基台2から外し、次の
カバ−3への樹脂シ−ト8の貼付の準備を行なう。
9を回転させて樹脂シ−ト8から離す。これは接着が終
了した後で、樹脂シ−ト8がロ−ラ−9に接着したまま
でロ−ラ−9の戻りに追従して剥がしてしまうことを防
止するためである。ロ−ラ−9が戻され、樹脂シ−ト8
の位置からロ−ラ−9が離れた後で、樹脂シ−ト8を貼
付されたカバ−3を貼付装置1の基台2から外し、次の
カバ−3への樹脂シ−ト8の貼付の準備を行なう。
【0010】本発明では、樹脂シ−トの幅に合わせたロ
−ラ−9がカバ−3に対して直進するように、ロ−ラ−
9をロ−ラ−側板10、11を介しハンドル12と組み
立てられ変形防止がなされている。更にロ−ラ−側板1
0、11は渡し板13、14で基台2の端部のガイドレ
−ル15、16に軸受にて係止されている。
−ラ−9がカバ−3に対して直進するように、ロ−ラ−
9をロ−ラ−側板10、11を介しハンドル12と組み
立てられ変形防止がなされている。更にロ−ラ−側板1
0、11は渡し板13、14で基台2の端部のガイドレ
−ル15、16に軸受にて係止されている。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のような構成となしたの
で、空気溜りが発生せずに樹脂シ−トの貼付ができ、作
業のスピ−ドアップと共に生産性が向上した。
で、空気溜りが発生せずに樹脂シ−トの貼付ができ、作
業のスピ−ドアップと共に生産性が向上した。
【図1】 貼付装置の平面図
【図2】 貼付装置の側面図
【図3】 樹脂シ−トの縦断面図
【図4】 作業時の外観斜視図
1 貼付装置
2 基台
3 カバ−
4 L型係止部
5 L型係止部
6 一方向係止部
7 一方向係止部
8 樹脂シ−ト
9 ロ−ラ−
10 ロ−ラ−側板
11 ロ−ラ−側板
12 ハンドル
13 渡し板
14 渡し板
15 ガイドレ−ル
16 ガイドレ−ル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65C 9/20
G06F 3/033 360
G09F 3/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリエステル樹脂に感圧接着剤で接着さ
れた剥離紙からなる樹脂シ−トを、ABS樹脂からなる
カバ−表面に剥離紙を剥がしながら押圧する接着樹脂シ
−ト貼付装置であって、前記カバ−に対し基台の少なく
とも2ケ所にL型の係止部、他の2ケ所に一方向の係止
部を有し、該係止部に係合配置されたカバ−の入力面に
載置された前記樹脂シ−トを押圧しながら移動するロ−
ラ−と、該ロ−ラ−と一体化されたハンドルと、前記ロ
−ラ−の移動を規制するガイドレ−ルを基台端部に設け
たことを特徴とする電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付
装置。 - 【請求項2】 前記樹脂シ−トは、前記カバ−略中央の
凹部に嵌入貼付されることを特徴とする請求項1記載の
電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06484695A JP3538621B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06484695A JP3538621B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230852A JPH08230852A (ja) | 1996-09-10 |
JP3538621B2 true JP3538621B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=13269994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06484695A Expired - Fee Related JP3538621B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 電子機器の入力面用樹脂シ−ト貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3538621B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP06484695A patent/JP3538621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08230852A (ja) | 1996-09-10 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040129 |
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