JP3537311B2 - 車両用液冷式モータの冷却方法 - Google Patents

車両用液冷式モータの冷却方法

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JP3537311B2 JP06194398A JP6194398A JP3537311B2 JP 3537311 B2 JP3537311 B2 JP 3537311B2 JP 06194398 A JP06194398 A JP 06194398A JP 6194398 A JP6194398 A JP 6194398A JP 3537311 B2 JP3537311 B2 JP 3537311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体によってモータ
冷却を行う鉄道車両用液冷式モータの冷却方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気鉄道車両用モータの冷却方法
としては、自己冷却ファンによって強制的にモータ内部
に外気を吸い込み、その通気風によって冷却を行うこと
が一般的であった。(図示せず)しかしながら、外気に
よる通気風を利用したモータの冷却方法では、外気中に
含まれるごみやほこりなどがモータ内部に蓄積し、この
ため定期的にモータを分解し、メンテナンスを行う必要
があった。このモータのメンテナンスを省略軽減するた
めには、図6に示したように、全閉形の液冷式モータの
採用が考えられる。図6において、1は液冷式モータ、
2は歯車装置であり、継手3によって連結されている。
4は車輪で、車軸5に圧入されている。6は台車の側梁
で、10は車体である。液冷式モータ1は、管9と9′
と9″を介して、冷却液を循環するためのポンプ7と冷
却液の温度を下げるためのラジェータ11とに接続さ
れ、閉ループの循環流路を形成している。ラジェータ1
1は車両の走行風を利用した熱交換作用によって、モー
タを冷却した結果、温度上昇した冷却液の温度を下げて
いる。冷却液は、液冷式モータ1→管9→ポンプ7→管
9′→ラジェータ11→管9″→液冷式モータ1の順
に、閉ループの循環流路を流れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように形成された
全閉形液冷式モータの冷却方法においては、モータを冷
却した結果、温度上昇した冷却液の温度を下げるため
に、ラジェータが必要となる。従って、液冷式モータの
分解・メンテナンスを省略軽減することはできるが、外
気の走行風を利用しているラジェータの冷却方法では、
外気中に含まれるごみやほこりなどがラジェータに付着
蓄積して目詰まりし、ラジェータの冷却機能の低下を招
くことになる。それ故、新たにラジェータの取り外しと
清掃というメンテナンスが必要となり、メンテナンスフ
リー化の効果が相殺されて小さくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するための手段としては、請求項1記載の発明において
は、熱伝導によって熱が台車構成部分に伝導されるよう
に、台車の側梁に沿って管を螺旋状に巻き付け、上記
旋状に巻き付けた管を介して、上記液冷式モータとポン
プとを閉ループ接続し、該閉ループ接続された流路に冷
却液を循環させることにより、上記液冷式モータを液冷
するようにしたものである。また、請求項2記載の発明
においては、熱伝導によって熱が台車構成部分および車
体の構造体に伝導されるように、台車の側梁に沿って管
を螺旋状に巻き付けるとともに、車体の床下面に沿って
管を蛇行状に取り付け、上記台車の側梁に沿って螺旋状
に巻き付けた管と車体の床下面に沿って蛇行状に取り付
けた管を介して、液冷式モータとポンプとを閉ループ接
続し、該閉ループ接続された流路に冷却液を循環させる
ことにより、上記液冷式モータを液冷するようにしたも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳述する。図1は本発明の請求項1記載の一実
施例を示す車両の台車構成部分の平面図で、図2はその
斜視図(歯車装置は図示せず)である。図1及び図2に
おいて、1は液冷式モータ、2は歯車装置であり、継手
3によって連結されている。4は車輪で、車軸5に圧入
されている。6は台車の側梁で、10は車体である。台
車の側梁6に沿って、螺旋状に管8が巻き付けられてい
る。液冷式モータ1は、管8と8′を介して、冷却液を
循環するためのポンプ7に接続され閉ループの循環流路
を形成している。冷却液は、液冷式モータ1→管8′→
ポンプ7→管8→液冷式モータ1の順に、閉ループの循
環流路を流れる。モータを冷却した結果、温度上昇した
冷却液は、台車の側梁6に沿って螺旋状に巻き付けられ
た長尺の管8を介して、車両の走行風を直接受けて冷却
されると同時に、走行風によって冷却されている熱容量
の大きい台車構成部分に、熱伝導によっても熱伝達され
て冷却される。図3は、車体10の床下面に沿って、蛇
行状に管を取り付けた場合の車両の台車構成部分の斜視
図8(歯車装置は図示せず)である。図3において、1
は液冷式モータで、継手3により歯車装置(図示せず)
と連結されている。4は車輪で、車軸5に圧入されてい
る。6は台車の側梁で、10は車体である。車体10の
床下面に沿って、蛇行状に管8が取り付けられている。
液冷式モータ1は、管8と8′を介して、冷却液を循環
するためのポンプ7に接続され、閉ループの循環流路を
形成している。冷却液は、液冷式モータ1→管8′→ポ
ンプ7→管8→液冷式モータ1の順に、閉ループの循環
流路を流れる。モータを冷却した結果温度、上昇した冷
却液は、車体10の床下面に沿って蛇行状に取り付けら
れた長尺の管8を介して、車両の走行風を直接受けて冷
却されると同時に、走行風によって冷却されている熱容
量の大きい車体10の構造体に、熱伝導によっても熱伝
達され冷却される。次に、図4は本発明の請求項記載
の一実施例を示す車両の台車構成部分の斜視図(歯車装
置は図示せず)である。図4において、1は液冷式モー
タで、継手3により歯車装置(図示せず)と連結されて
いる。4は車輪で、車軸5に圧入されている。6は台車
の側梁で、10は車体である。車体10の床下面に沿っ
て蛇行状に管8が取り付けられるとともに、台車の側梁
6に沿って螺旋状にも管8が巻き付けられている。液冷
式モータ1は、管8と8′を介して、冷却液を循環する
ためのポンプ7に接続され、閉ルーブの循環流路を形成
している。冷却液は、液冷式モータ1→管8′→ポンプ
7→管8→液冷式モータ1の順に、閉ループの循環流路
を流れる。モータを冷却した結果、温度上昇した冷却液
は、車体10の床下面に沿って蛇行状に取り付けられる
とともに、台車の側梁6に沿って螺旋状にも巻き付けら
れた長尺の管8を介して、車両の走行風を直接受けて冷
却されると同時に、走行風によって冷却されている熱容
量の大きい車体10の構造体及び台車構成部分に、熱伝
導によっても熱伝達されて冷却される。なお、上記請求
項1,2記載の実施例の中で示されている管8の形状と
しては、図5で示すように、断面が丸形12や角形13
及びそれらにフィンを付けた形状の14,15であって
もよい。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータを冷却した結果、温度上昇した冷却液は、台車の側
梁に沿って螺旋状に巻き付けた長尺の管や、または車体
の床下面に沿って蛇行状に取り付けた長尺の管を介し
て、車両の走行風を直接受けて冷却されると同時に、走
行風によって冷却されている熱容量の大きい台車構成部
分や車体構造体に、熱伝導によっても熱伝達され冷却さ
れる。これによって、冷却液の温度を下げるためのラジ
ェータが不要となるので、メンテナンスフリー化の効果
が極めて大きい冷却方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の請求項1記載の発明の一実施例
を示す車両の台車構成部分の平面図である。
【図2】図2は図1の斜視図(歯車装置は図示せず)で
ある。
【図3】図3は車体10の床下面に沿って、蛇行状に管
を取り付けた場合の台車構成部分の斜視図(歯車装置は
図示せず)である。
【図4】図4は本発明の請求項記載の一実施例を示す
車両の台車構成部分の斜視図(歯車装置は図示せず)で
ある。
【図5】図5は本発明の請求項1,2記載の実施例の中
で示されている管8の形状の詳細図である。
【図6】図6は、液冷モータを採用した場合の一般的な
車両の台車構成部分を示す平面図である。
【符号の説明】
1 液冷式モータ 2 歯車装置 3 継手 4 車輪 5 車軸 6 台車の側梁 7 ポンプ 8,8′ 管 9,9′,9″管 10 車体 11 ラジェータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−288949(JP,A) 特開 平6−237555(JP,A) 特開 昭61−115767(JP,A) 特開 昭62−158990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 15/00 H02K 5/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全閉形の車両用液冷式モータの冷却方法
    であって、 熱伝導によって熱が台車構成部分に伝導されるように、
    台車の側梁に沿って管を螺旋状に巻き付け、 上記 螺旋状に巻き付けた管を介して、上記液冷式モータ
    とポンプとを閉ループ接続し、該閉ループ接続された流
    路に冷却液を循環させることにより、上記液冷式モータ
    を液冷することを特徴とする車両用液冷式モータの冷却
    方法。
  2. 【請求項2】 全閉形の車両用液冷式モータの冷却方法
    であって、 熱伝導によって熱が台車構成部分および車体の構造体に
    伝導されるように、台車の側梁に沿って管を螺旋状に巻
    き付けるとともに、車体の床下面に沿って管を蛇行状に
    取り付け上記 台車の側梁に沿って螺旋状に巻き付けた管と車体の
    床下面に沿って蛇行状に取り付けた管を介して、液冷式
    モータとポンプとを閉ループ接続し、該閉ループ接続さ
    れた流路に冷却液を循環させることにより、上記液冷式
    モータを液冷することを特徴とする車両用液冷式モータ
    の冷却方法。
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