JPS6137146B2 - - Google Patents

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JPS6137146B2
JPS6137146B2 JP13291277A JP13291277A JPS6137146B2 JP S6137146 B2 JPS6137146 B2 JP S6137146B2 JP 13291277 A JP13291277 A JP 13291277A JP 13291277 A JP13291277 A JP 13291277A JP S6137146 B2 JPS6137146 B2 JP S6137146B2
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JP
Japan
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radiators
radiator
air
wind
space
Prior art date
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Expired
Application number
JP13291277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5465908A (en
Inventor
Teigo Okada
Hisao Sonobe
Yukio Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5465908A publication Critical patent/JPS5465908A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両制御機器の冷却装置に係り、特に
車両の走行風を利用した冷却装置に関する。
車両における電気制御機器のうちでも半導体を
使用した制御装置は近年、大容量化されて来たた
め、その発熱量が増大しその冷却方式が重要な課
題となつている。
まず、従来の冷却装置の一例を第1図および第
2図について説明する。
これらの図において、1は電車などの車両の車
体、2はその車輪、3は前記車体2の床下に配置
された制御装置、4は半導体素子などから発生し
た熱を外気に放熱するための放熱器、5は送風機
である。
前記制御装置3の詳細構造は第2図に示されて
いる。すなわち、放熱器4の下部には沸騰冷却用
の蒸発器6が設けられ、この蒸発器6内部にはサ
イリスタなどの制御用半導体素子7が収納される
とともに、沸騰可能な冷媒液8が封入されてい
る。
このような構造において、制御装置が作動した
ときには、半導体素子7から発生した熱は蒸発器
6内の冷媒液8の蒸発潜熱により蒸気へ放熱さ
れ、その蒸気は上部の放熱器4(一般に凝縮器と
もいう)に達し、ここで送風機5から送られた冷
却風9によつて冷却され、液化した冷媒液8は再
び蒸発器6内にもどる循環系により、半導体素子
7が冷却される。
ところで、この従来の冷却装置では、放熱器を
送風機で冷却しているため騒音が大きいことや、
送風機駆動用のモータがあるためその保守を必要
とすること、また、送風機で多量の風量を放熱器
に送り込むために、空気中の塵埃などを吸い込む
ことになり、放熱器内の塵埃付着を防止するため
のエアフイルタを設けなければならないが、この
エアフイルタの目づまりを防止するための定期的
な点検および保守も必要であるという不具合があ
つた。そのため、近時、上記のような騒音、保守
のない冷却装置の開発が望まれている。
この要求を満足するには、送風機をなくし、自
然空冷、つまり自然対流熱伝達を利用した冷却方
式を採用すればよいが、この冷却方式では、送風
機を用いた強制空冷方式に比べて空気中への熱伝
達率が1/8〜1/10と小さいので、放熱器の大きさ
が5〜6倍以上と大形化する。一方、鉄道車両の
場合には、制御装置などを設ける空間に制限があ
る。すなわち、第3図に示すように、制御装置3
やその他の車両機器3aは車体1の床下と車両限
界1aで囲まれた空間内に配置する必要がある。
したがつて、上記のような自然空冷方式では、放
熱器が大形となり、車両限界1aで囲まれた空間
内に設置することは不可能である。
幸いに、鉄道車両では走行中に車体の床下部に
も列車速度の1/2〜1/3の走行風が得られることが
実測より確かめられている。また、制御装置から
の発熱も車両の走行中に発生するので、この走行
風を利用して放熱器を冷却することは容易に考え
られる。つまり、前述の自然空冷を用いた冷却方
式に比べて、走行風を利用した冷却方式では熱伝
達率が4〜5倍以上得られ、有効である。
しかし、この走行風を利用した冷却方式では、
走行風の動圧を風圧として用いて放熱器内へ風を
通すものであるが、この風圧は水柱0.5〜0.7mm
(3〜4m/sのとき)と小さく、一般の送風機で
得られる圧力(水柱30〜100mm)と比較して約1/1
00と小さい。したがつて、車両の制御装置内など
の限られた空間に放熱器を設けるときには、放熱
器の通風方向の長さを大きくすると、放熱器の風
圧損失が増加して走行風が流通しにくくなる。ま
た、一般の制御装置では2つの放熱器を配置しな
ければならない場合に、単に、走行風の方向に2
個直列に並べて冷却すると、風上の放熱器は冷却
されるが、風下の放熱器は風上の温度上昇した排
風を受けるので、著しく冷却性能が落ちてしま
う。さらに、鉄道車両の如き限られた空間に放熱
器を配置しなければならないので、放熱器は走行
風の通る方向に直列に配置せざるを得ないが、こ
の場合、上記の排風の悪影響の他に、走行風は風
上の放熱器の影になり、走行風の当りがきわめて
悪く、放熱器内部を通過する風速が小さくなり、
前記の風温上昇と相埃つて、冷却性能が悪くな
る。その他、風上、風下の放熱器の位置を多少ず
らして、走行風の影にならないように配置するこ
とも考えられるが、この場合は、ある方向の走行
時には2つの放熱器を良好に冷却することが可能
であつても、逆方向の走行時には2つの放熱器を
良好に冷却することは困難である。
本発明の目的は、2個の放熱器を同一風道内に
直列に配置し、これらを走行風で冷却する場合
に、簡単な構造により、風下の放熱器に対する走
行風の温度上昇や風速低下をなくして、両放熱器
を車両が逆方向に走行するときにも良好に冷却す
ることのできる車両制御機器の冷却装置を提供す
るにある。
この目的を達成するため、本発明は、同一風道
内に配置された2個の放熱器を風道内の一方側に
片寄らせて配置して両放熱器の位置する風道内の
他方側に空間を形成するとともに、両放熱器間に
わたつてほぼ180度捻つた螺旋状の仕切板を設け
て両放熱器間に互に区分された2つの螺旋状案内
風道を形成し、一方の放熱器、一方の螺旋状案内
風道、および他方の放熱器に隣接する前記他方側
空間を通る第1の通風路と、一方の放熱器に隣接
する前記他方側空間、他方の螺旋状案内風道、お
よび他方の放熱器を通る第2の通風路を構成する
ことにより、同一風道内に導入された走行風を各
別に放熱器に導いて風上、風下の放熱器に対する
走行風が混じり合わないようにしたことを特徴と
する。
以下、本発明の実施例を図面について詳細に説
明する。
第4図および第5図は本発明の一実施例に係る
冷却装置の主要部分を示す概略縦断側面図および
一部破断斜視図である。
制御装置の外枠の一部を兼ねる風道10内の上
方に、放熱器4a,4bが走行風の流れる方向に
互に間隔をあけて直列に配置され、両放熱器4
a,4bの位置する風道10の下方に空間14
a,14bが形成されている。これら放熱器4
a,4bの中間には、ほぼ180度捻つた螺旋状の
仕切板11が、その両端が各放熱器4a,4bの
下端と連結するように設けられており、この仕切
板11によつて両放熱器4a,4bの中間に互に
区分された2つの螺旋状案内風道12a,12b
が形成されている。なお、各放熱器4a,4bの
蒸発器6a,6bは放熱器4a,4bが配置され
ている風道10の外側に配置されているものとす
る。
したがつて、放熱器4aを通過した走行風13
aとこの放熱器4aの下部空間14aを通る走行
風13bは、螺旋状の案内風道12a,12bで
上下にその流通位置を入れ換えられ、走行風13
aは放熱器4bの下部空間14bより排出される
とともに、走行風13bは放熱器4bに導入され
る。すなわち、一方の走行風13aは放熱器4
a、案内風道12aおよび下部空間14bを通る
第1の通風路と、また他方の走行風13bは下部
空間14a、案内風道12bおよび放熱器4bを
通る第2の通風路をそれぞれ流通するので、同一
風道10内に放熱器4a,4bが直列に配置され
ていても、また車両が逆方向に走行するときにも
各放熱器4a,4bを各別に並列通風して、これ
らを均等かつ良好に冷却することができる。しか
も、単に螺旋状の仕切板11を両放熱器4a,4
b間に設けるだけでよいので、その構造も極めて
簡単である。
以上説明したように、本発明によれば、同一風
道内に配置された2個の放熱器を風道内の一方側
に片寄らせて配置して両放熱器の位置する風道内
の他方側に空間を形成するとともに、両放熱器に
ほぼ180度捻つた螺旋状の仕切板を設けて両放熱
器間に互に区分された2つの螺旋状案内風道を形
成し、一方の放熱器、一方の螺旋状案内風道、お
よび他方の放熱器に隣接する前記他方側空間を通
る第1の通風路と、一方の放熱器に隣接する前記
他方側空間、他方の螺旋状案内風道、および他方
の放熱器を通る第2の通風路を構成することによ
り、同一風道内に導入された走行風を各別に放熱
器に導いて風上、風下の放熱器に対する走行風が
混じり合わないようにしたので、2個の放熱器を
同一風道内に直列に配置し、これらを走行風で冷
却する場合に、単に両放熱器間に1枚の螺旋状仕
切板を設けるという極めて簡単な構造により、風
下の放熱器に対する走行風の温度上昇や風速低下
をなくして、両放熱器を車両が逆方向に走行する
ときにも良好に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における強制冷却式冷却装置を備
えた車両の概略側面図、第2図は第1図の冷却装
置の主要部分を示す詳細側面図、第3図は第1図
のX−X線断面図、第4図および第5図は本発明
の一実施例に係る冷却装置の主要部分を示す概略
縦断側面図および一部破断斜視図である。 4a〜4c……放熱器、10……風道、11…
…螺旋状仕切板、12a,12b……案内風道、
13a,13b……走行風、14a,14b……
下部空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一風道内に2個の放熱器を互に間隔をあけ
    て直列に配置し、これらの放熱器を走行風によつ
    て冷却する車両制御機器の冷却装置において、前
    記両放熱器を風道内の一方側に片寄らせて配置し
    て両放熱器の位置する風道内の他方側に空間を形
    成するとともに、両放熱器間にわたつてほぼ180
    度捻つた螺旋状の仕切板を設けて両放熱器間に互
    に区分された2つの螺旋状案内風道を形成し、一
    方の放熱器、一方の螺旋状案内風道、および他方
    の放熱器に隣接する前記他方側空間を通る第1の
    通風路と、一方の放熱器に隣接する前記他方側空
    間、他方の螺旋状案内風道、および他方の放熱器
    を通る第2の通風路を構成したことを特徴とする
    車両制御機器の冷却装置。
JP13291277A 1977-11-05 1977-11-05 Apparatus for cooling vehicle control device Granted JPS5465908A (en)

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JP13291277A JPS5465908A (en) 1977-11-05 1977-11-05 Apparatus for cooling vehicle control device

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JP13291277A JPS5465908A (en) 1977-11-05 1977-11-05 Apparatus for cooling vehicle control device

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Publication Number Publication Date
JPS5465908A JPS5465908A (en) 1979-05-28
JPS6137146B2 true JPS6137146B2 (ja) 1986-08-22

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ID=15092419

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JPS5465908A (en) 1979-05-28

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