JPH11252714A - 車両用液冷式モータの冷却方法 - Google Patents

車両用液冷式モータの冷却方法

Info

Publication number
JPH11252714A
JPH11252714A JP10061943A JP6194398A JPH11252714A JP H11252714 A JPH11252714 A JP H11252714A JP 10061943 A JP10061943 A JP 10061943A JP 6194398 A JP6194398 A JP 6194398A JP H11252714 A JPH11252714 A JP H11252714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
cooled
motor
closed
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10061943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3537311B2 (ja
Inventor
Kazuaki Kawabata
一昭 川端
Ryuji Ebizuka
龍次 海老塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP06194398A priority Critical patent/JP3537311B2/ja
Publication of JPH11252714A publication Critical patent/JPH11252714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3537311B2 publication Critical patent/JP3537311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、車両用液冷モータを冷却した
結果、温度上昇した冷却液の温度を下げるために用いて
いたラジェータを省略し、代りに、メンテナンスフリー
効果の極めて大きな冷却方法を提供するものである。 【解決手段】台車の側梁に沿って螺旋状に巻き付けたり
車体の床下面に沿って蛇行状に取着した管を介して、液
冷式モータのポンプを閉ループ接続した流路に冷却液を
循環させるとともに、車両の走行風を管にあてることに
より、モータを冷却した結果、温度上昇した冷却液の温
度を下げるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体によってモータ
冷却を行う鉄道車両用液冷式モータの冷却方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気鉄道車両用モータの冷却方法
としては、自己冷却ファンによって強制的にモータ内部
に外気を吸い込み、その通気風によって冷却を行うこと
が一般的であった。(図示せず)しかしながら、外気に
よる通気風を利用したモータの冷却方法では、外気中に
含まれるごみやほこりなどがモータ内部に蓄積し、この
ため定期的にモータを分解し、メンテナンスを行う必要
があった。このモータのメンテナンスを省略軽減するた
めには、図6に示したように、全閉形の液冷式モータの
採用が考えられる。図6において、1は液冷式モータ、
2は歯車装置であり、継手3によって連結されている。
4は車輪で、車軸5に圧入されている。6は台車の側梁
で、10は車体である。液冷式モータ1は、管9と9′
と9″を介して、冷却液を循環するためのポンプ7と冷
却液の温度を下げるためのラジェータ11とに接続さ
れ、閉ループの循環流路を形成している。ラジェータ1
1は車両の走行風を利用した熱交換作用によって、モー
タを冷却した結果、温度上昇した冷却液の温度を下げて
いる。冷却液は、液冷式モータ1→管9→ポンプ7→管
9′→ラジェータ11→管9″→液冷式モータ1の順
に、閉ループの循環流路を流れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように形成された
全閉形液冷式モータの冷却方法においては、モータを冷
却した結果、温度上昇した冷却液の温度を下げるため
に、ラジェータが必要となる。従って、液冷式モータの
分解・メンテナンスを省略軽減することはできるが、外
気の走行風を利用しているラジェータの冷却方法では、
外気中に含まれるごみやほこりなどがラジェータに付着
蓄積して目詰まりし、ラジェータの冷却機能の低下を招
くことになる。それ故、新たにラジェータの取り外しと
清掃というメンテナンスが必要となり、メンテナンスフ
リー化の効果が相殺されて小さくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するための手段としては、請求項1記載においては、台
車の側梁に沿って螺旋状に巻き付けた管を介して、液冷
式モータとポンプとを閉ループ接続し、この閉ループ接
続された流路に冷却液を循環させることにより、モータ
を液冷するようにしたものである。また、請求項2記載
においては、車体の床下面にそって蛇行状に取り付けた
管を介して、液冷却モータとポンプとを閉ループ接続
し、この閉ループ接続された流路に冷却液を循環させる
ことにより、モータを液冷するようにしたものである。
次に、請求項3記載においては、車体の床下面に沿って
蛇行状に取り付けるとともに、台車の側梁に沿って螺旋
状に巻き付けた管を介して、液冷却モータとポンプを閉
ループ接続し、この閉ループ接続された流路に冷却液を
循環させることにより、モータを液冷するようにしたも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳述する。図1は本発明の請求項1記載の一実
施例を示す車両の台車構成部分の平面図で、図2はその
斜視図(歯車装置は図示せず)である。図1及び図2に
おいて、1は液冷式モータ、2は歯車装置であり、継手
3によって連結されている。4は車輪で、車軸5に圧入
されている。6は台車の側梁で、10は車体である。台
車の側梁6に沿って、螺旋状に管8が巻き付けられてい
る。液冷式モータ1は、管8と8′を介して、冷却液を
循環するためのポンプ7に接続され閉ループの循環流路
を形成している。冷却液は、液冷式モータ1→管8′→
ポンプ7→管8→液冷式モータ1の順に、閉ループの循
環流路を流れる。モータを冷却した結果、温度上昇した
冷却液は、台車の側梁6に沿って螺旋状に巻き付けられ
た長尺の管8を介して、車両の走行風を直接受けて冷却
されると同時に、走行風によって冷却されている熱容量
の大きい台車構成部分に、熱伝導によっても熱伝達され
て冷却される。次に、図3は本発明の請求項2記載の一
実施例を示す車両の台車構成部分の斜視図8(歯車装置
は図示せず)である。図3において、1は液冷式モータ
で、継手3により歯車装置(図示せず)と連結されてい
る。4は車輪で、車軸5に圧入されている。6は台車の
側梁で、10は車体である。車体10の床下面に沿っ
て、蛇行状に管8が取り付けられている。液冷式モータ
1は、管8と8′を介して、冷却液を循環するためのポ
ンプ7に接続され、閉ループの循環流路を形成してい
る。冷却液は、液冷式モータ1→管8′→ポンプ7→管
8→液冷式モータ1の順に、閉ループの循環流路を流れ
る。モータを冷却した結果温、度上昇した冷却液は、車
体10の床下面に沿って蛇行状に取り付けられた長尺の
管8を介して、車両の走行風を直接受けて冷却されると
同時に、走行風によって冷却されている熱容量の大きい
車体10の構造体に、熱伝導によっても熱伝達され冷却
される。次に、図4は本発明の請求項3記載の一実施例
を示す車両の台車構成部分の斜視図(歯車装置は図示せ
ず)である。図4において、1は液冷式モータで、継手
3により歯車装置(図示せず)と連結されている。4は
車輪で、車軸5に圧入されている。6は台車の側梁で、
10は車体である。車体10の床下面に沿って蛇行状に
管8が取り付けられるとともに、台車の側梁6に沿って
螺旋状にも管8が巻き付けられている。液冷式モータ1
は、管8と8′を介して、冷却液を循環するためのポン
プ7に接続され、閉ルーブの循環流路を形成している。
冷却液は、液冷式モータ1→管8′→ポンプ7→管8→
液冷式モータ1の順に、閉ループの循環流路を流れる。
モータを冷却した結果、温度上昇した冷却液は、車体1
0の床下面に沿って蛇行状に取り付けられるとともに、
台車の側梁6に沿って螺旋状にも巻き付けられた長尺の
管8を介して、車両の走行風を直接受けて冷却されると
同時に、走行風によって冷却されている熱容量の大きい
車体10の構造体及び台車構成部分に、熱伝導によって
も熱伝達されて冷却される。なお、上記請求項1,2,
3記載の実施例の中で示されている管8の形状として
は、図5で示すように、断面が丸形12や角形13及び
それらにフィンを付けた形状のもの14,15であって
もよい。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータを冷却した結果、温度上昇した冷却液は、台車の側
梁に沿って螺旋状に巻き付けた長尺の管や、または車体
の床下面に沿って蛇行状に取り付けた長尺の管を介し
て、車両の走行風を直接受けて冷却されると同時に、走
行風によって冷却されている熱容量の大きい台車構成部
分や車体構造体に、熱伝導によっても熱伝達され冷却さ
れる。これによって、冷却液の温度を下げるためのラジ
ェータが不要となるので、メンテナンスフリー化の効果
が極めて大きい冷却方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の請求項1記載の一実施例を示す
車両の台車構成部分の平面図である。
【図2】図2は図1の斜視図(歯車装置は図示せず)で
ある。
【図3】図3は本発明の請求項2記載の一実施例を示す
車両の台車構成部分の斜視図(歯車装置は図示せず)で
ある。
【図4】図4は本発明の請求項3記載の一実施例を示す
車両の台車構成部分の斜視図(歯車装置は図示せず)で
ある。
【図5】図5は本発明の請求項1,2,3記載の実施例
の中で示されている管8の形状の詳細図である。
【図6】図6は、液冷モータを採用した場合の一般的な
車両の台車構成部分を示す平面図である。
【符号の説明】
1 液冷式モータ 2 歯車装置 3 継手 4 車輪 5 車軸 6 台車の側梁 7 ポンプ 8,8′ 管 9,9′,9″ 管 10 車体 11 ラジェータ 1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車の側梁に沿って螺旋状に巻き付けた
    管を介して、液冷式モータとポンプとを閉ループ接続
    し、該閉ループ接続された流路に冷却液を循環させるこ
    とにより、上記モータを液冷することを特徴とする車両
    用液冷式モータの冷却方法。
  2. 【請求項2】 車体の床下面に沿って蛇行状に取り付け
    た管を介して、液冷式モータとポンプとを閉ループ接続
    し、該閉ループ接続された流路に冷却液を循環させるこ
    とにより、上記モータを液冷することを特徴とする車両
    用液冷式モータの冷却方法。
  3. 【請求項3】 車体の床下面に沿って蛇行状に取り付け
    るとともに、台車の側梁に沿って螺旋状に巻き付けた管
    を介して、液冷式モータとポンプとを閉ループ接続し、
    該閉ループ接続された流路に冷却液を循環させることに
    より、上記モータを液冷することを特徴とする車両用液
    冷式モータの冷却方法。
JP06194398A 1998-02-27 1998-02-27 車両用液冷式モータの冷却方法 Expired - Fee Related JP3537311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06194398A JP3537311B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 車両用液冷式モータの冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06194398A JP3537311B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 車両用液冷式モータの冷却方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11252714A true JPH11252714A (ja) 1999-09-17
JP3537311B2 JP3537311B2 (ja) 2004-06-14

Family

ID=13185787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06194398A Expired - Fee Related JP3537311B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 車両用液冷式モータの冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3537311B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012257347A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Honda Motor Co Ltd 車両用駆動装置
WO2015008390A1 (ja) * 2013-07-19 2015-01-22 株式会社 東芝 液冷式電動機
US9266423B2 (en) 2011-06-07 2016-02-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle driving device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012257347A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Honda Motor Co Ltd 車両用駆動装置
US9266423B2 (en) 2011-06-07 2016-02-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle driving device
WO2015008390A1 (ja) * 2013-07-19 2015-01-22 株式会社 東芝 液冷式電動機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3537311B2 (ja) 2004-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080030086A1 (en) Totally Enclosed Type Main Drive Motor for Vehicle
US10359216B2 (en) Vehicle air comfort system and method
US20120050993A1 (en) Cooling System for Onboard Electrical Power Converter, and Electrical Power Converter for Railway Vehicle
CN107525183A (zh) 一种应用于电梯的半导体制冷制热风扇装置及电梯
US10470343B2 (en) Power conversion device for railway vehicle
JPH11252714A (ja) 車両用液冷式モータの冷却方法
JP2006050683A (ja) 車両用全閉形電動機
JP3914901B2 (ja) 電気自動車の冷却システム
JPS6137146B2 (ja)
JPH0419110B2 (ja)
JPH08271104A (ja) 車両制御装置用冷却装置
JPH09250341A (ja) 消防用車輛の冷却装置
JP4739802B2 (ja) 電気車制御装置及びそれを用いた電気車
JP2021093475A (ja) 廃熱回収システム
JPH0124550Y2 (ja)
JP2001140201A (ja) 鉄道用レールおよび鉄道用軌道
CN106185478B (zh) 一种暖风水管工艺车
JP3603174B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2004363253A (ja) 車両用変圧器
CN213839127U (zh) 一种液压油冷却系统及其环卫车
JP2022105443A (ja) 電力変換装置取付構造及び鉄道車両
JP6919190B2 (ja) 鉄道車両用電力変換装置
CN109177857B (zh) 冷链运输车
JPS585057Y2 (ja) 自動2輪車用ラジエ−タ
JP2007152990A (ja) 電気車制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040325

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees