JP3535632B2 - 圧力流体搬送用ホース - Google Patents

圧力流体搬送用ホース

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JP3535632B2
JP3535632B2 JP27476195A JP27476195A JP3535632B2 JP 3535632 B2 JP3535632 B2 JP 3535632B2 JP 27476195 A JP27476195 A JP 27476195A JP 27476195 A JP27476195 A JP 27476195A JP 3535632 B2 JP3535632 B2 JP 3535632B2
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cylinder
hose
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渉 嶋川
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圧油等の圧力流体
を搬送するのに適したホースに関する。 【0002】 【従来の技術】図4に示す従来の圧力流体搬送用ホース
100は、アウターシリンダ101と、このアウターシ
リンダ101に挿入されるゴムホース102と、このゴ
ムホース102に挿入されるインナーシリンダ103
と、このインナーシリンダ103に端部が挿入される可
撓管104とを備え、そのアウターシリンダ101を外
周からかしめることにより、そのゴムホース102をア
ウターシリンダ101の内周とインナーシリンダ103
の外周とで挟み込む。 【0003】そのインナーシリンダ103の外周には、
ゴムホース102の抜け止め用に凹凸103aが転造に
より形成されている。また、そのインナーシリンダ10
3の内周には段差103bが形成され、この段差103
bに接することで可撓管104の位置決めがなされる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のような圧力流体
搬送用ホースにおいて、軽量化のためにインナーシリン
ダ103の肉厚を薄くすることが要望されている。 【0005】しかし、インナーシリンダ103の肉厚を
薄くすると、その外周に凹凸103aを形成する際に、
強度不足のためにインナーシリンダ103が変形した
り、その凹凸103aが崩れるという問題が生じる。そ
のため、そのインナーシリンダ103の肉厚を薄くする
のは困難で、軽量化が阻害されていた。 【0006】本発明は、上記課題を解決することのでき
る圧力流体搬送用ホースを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の圧力流体搬送用
ホースは、アウターシリンダと、このアウターシリンダ
に挿入されるゴムホースと、このゴムホースに挿入され
るインナーシリンダと、このインナーシリンダに端部が
挿入される可撓管と、そのインナーシリンダに挿入され
る筒状部材とを備え、その筒状部材の外周によりインナ
ーシリンダの内周が支持され、その筒状部材の径方向外
方においてインナーシリンダの外周に凹凸が形成され、
その凹凸の径方向外方においてアウターシリンダをかし
めることにより、そのゴムホースをアウターシリンダの
内周とインナーシリンダの外周とで挟み込むことを特徴
とする。 【0008】上記構成によれば、インナーシリンダの外
周に凹凸を形成する際に、筒状部材の外周によりインナ
ーシリンダの内周を支持することで、強度不足のために
インナーシリンダが変形したり、その凹凸が崩れるのを
防止できる。これにより、インナーシリンダの肉厚を薄
くすることができる。 【0009】その筒状部材はインナーシリンダに圧入さ
れ、その筒状部材の端面に可撓管の端面が接するのが好
ましい。これにより、そのインナーシリンダの内周に段
差を形成することなく可撓管の位置決めができ、可撓管
の位置決めのためにインナーシリンダを厚くする必要を
なくせる。 【0010】その筒状部材の内径は可撓管の内径よりも
小さくされているのが好ましい。これにより、筒状部材
内を通過する圧力流体を絞ることができるので、筒状部
材を圧力流体の脈動を減衰させるための絞り部材として
用いることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 【0012】図1に示す圧力流体搬送用ホース1は、例
えば油圧パワーステアリング装置における圧油搬送用配
管の一部として用いられるもので、アウターシリンダ2
と、このアウターシリンダ2に端部が挿入されるゴムホ
ース3と、このゴムホース3に挿入されるインナーシリ
ンダ4と、このインナーシリンダ4の一端部に端部が挿
入される可撓管5と、そのインナーシリンダ4に挿入さ
れる筒状部材6とを備えている。その可撓管5の内部の
圧油中を伝播する圧力波と、その可撓管5とゴムホース
3との間の圧油中を伝播すると共にインナーシリンダ4
の端部において反射する圧力波との干渉により、圧力脈
動の減衰を図っている。 【0013】そのアウターシリンダ2はスチール等の金
属製で、一端に内向きフランジ2aを有し、この内向き
フランジ2aにゴムホース3の一端面が接する。また、
アウターシリンダ2の内周には周溝状の凹凸2bが形成
されている。 【0014】そのインナーシリンダ4はスチール等の金
属製で、その外周に軸方向に間隔をおいて一対の環状突
出部4b、4cが、上記アウターシリンダ2の内向きフ
ランジ2aを挟み込むように形成されている。 【0015】その可撓管5は、金属製の帯板を螺旋状に
巻くことで構成されている。この可撓管5は、そのイン
ナーシリンダ4の一端外周がかしめられることで、イン
ナーシリンダ4に固定されている。 【0016】その筒状部材6は、外径がインナーシリン
ダ4の内径以上とされることで、インナーシリンダ4に
圧入されている。この筒状部材6は、スチール等の金属
や、耐油製の合成樹脂により形成できる。この筒状部材
6の肉厚は、例えば0.5mm〜1.0mm程度にする
のが良い。その筒状部材6の一端面6aに可撓管5の一
端面5aが接することで、可撓管5の位置決めがなされ
ている。また、その筒状部材6の内径D1は、可撓管5
の内径D2よりも小さくされている。 【0017】その筒状部材6の径方向外方において、イ
ンナーシリンダ4の外周に凹凸4aが転造により形成さ
れている。その凹凸4aの形成は、図2に示すように、
インナーシリンダ4に筒状部材6を圧入した後に行なわ
れる。 【0018】その凹凸4aの径方向外方においてアウタ
ーシリンダ2を外周からかしめることにより、そのゴム
ホース3をアウターシリンダ2の内周とインナーシリン
ダ4の外周とで挟み込んでいる。そのアウターシリンダ
2の内周の凹凸2bとインナーシリンダ4の外周の凹凸
4aとにより、ゴムホース3のアウターシリンダ2およ
びインナーシリンダ4からの抜け止めがなされる。 【0019】上記構成によれば、インナーシリンダ4の
外周に凹凸4aを形成する際に、筒状部材6の外周によ
りインナーシリンダ4の内周を支持することで、強度不
足のためにインナーシリンダ4が変形したり、その凹凸
4aが崩れるのを防止できる。これにより、インナーシ
リンダ4の肉厚を薄くすることができ、例えば、従来で
あればその肉厚を1.75mm程度以上とする必要があ
ったのに対し、1.2mm以下にすることができる。ま
た、インナーシリンダ4に圧入された筒状部材6の端面
6aに可撓管5の端面5aが接することで、インナーシ
リンダ4の内周に段差を形成することなく可撓管5の位
置決めができ、可撓管5の位置決めのためにインナーシ
リンダ4を厚くする必要をなくせる。さらに、筒状部材
6の内径D1を可撓管5の内径D2よりも小さくするこ
とで、筒状部材6内を通過する圧力流体を絞ることがで
きるので、筒状部材6を圧力流体の脈動を減衰させるた
めの絞り部材として用いることができる。 【0020】図3は、第2実施形態の圧力流体搬送用ホ
ース1′を示す。上記第1実施形態との相違は、先ず、
アウターシリンダ2′には内向きフランジがなく、外周
に凹凸4′aが形成されているインナーシリンダ4′に
は環状突出部がなく、ゴムホース3はアウターシリンダ
2′に中間部まで挿入されている。また、インナーシリ
ンダ4′の一端部に可撓管5の端部が挿入されるだけで
なく、他端にも別の可撓管5′の端部が挿入されて固定
され、その別の可撓管5′の端面5a′は筒状部材6の
他端面6a′に接する。他は第1実施形態と同様であ
り、同一部分は同一符号で示す。 【0021】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、筒状部材は、外径がインナーシリンダの内
径よりも僅かに小さくてもよく、インナーシリンダの外
周に凹凸を形成する際にインナーシリンダの内周を外周
により支持することができればよい。また、油圧パワー
ステアリング装置における圧油以外の圧力流体を搬送す
る圧力流体搬送用ホースにも本発明を適用できる。 【0022】 【発明の効果】本発明の圧力流体搬送用ホースによれ
ば、インナーシリンダの肉厚を薄くして軽量化を図るこ
とができる。また、圧力脈動の減衰効果を向上すること
もできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態の圧力流体搬送用ホース
の断面図 【図2】本発明の第1実施形態のインナーシリンダと筒
状部材の凹凸加工前の断面図 【図3】本発明の第2実施形態の圧力流体搬送用ホース
の断面図 【図4】従来の圧力流体搬送用ホースの断面図 【符号の説明】 2、2′ アウターシリンダ 3 ゴムホース 4、4′ インナーシリンダ 4a、4′a 凹凸 5、5′ 可撓管 6 筒状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−180380(JP,A) 実開 平1−144595(JP,U) 実開 平7−28284(JP,U) 実開 昭57−174839(JP,U) 実開 昭60−88187(JP,U) 実開 昭60−147894(JP,U) 実開 昭63−51994(JP,U) 実開 昭60−161784(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 55/04 F16L 33/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】アウターシリンダと、 このアウターシリンダに挿入されるゴムホースと、 このゴムホースに挿入されるインナーシリンダと、 このインナーシリンダに端部が挿入される可撓管と、 そのインナーシリンダに挿入される筒状部材とを備え、 その筒状部材の外周によりインナーシリンダの内周が支
    持され、その筒状部材の径方向外方においてインナーシ
    リンダの外周に凹凸が形成され、 その凹凸の径方向外方においてアウターシリンダをかし
    めることにより、そのゴムホースをアウターシリンダの
    内周とインナーシリンダの外周とで挟み込み、 その筒状部材はインナーシリンダに圧入され、その筒状
    部材の端面に可撓管の端面が接し、 その筒状部材の内径は可撓管の内径よりも小さくされて
    いる 圧力流体搬送用ホース。
JP27476195A 1995-09-27 1995-09-27 圧力流体搬送用ホース Expired - Lifetime JP3535632B2 (ja)

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