JP3337512B2 - 圧力流体供給ホースの製造方法 - Google Patents
圧力流体供給ホースの製造方法Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
-
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- F16L11/00—Hoses, i.e. flexible pipes
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプによって吐出さ
れた圧力流体を動力舵取装置等の流体圧装置に供給する
圧力流体供給ホースの製造方法に関するものである。
れた圧力流体を動力舵取装置等の流体圧装置に供給する
圧力流体供給ホースの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車用動力舵取装置において、ポンプ
から吐出される圧力流体の脈動により動力舵取装置にお
いて異音が生じる。この圧力流体の脈動を低減するた
め、ポンプと動力舵取装置の間に位置する可撓性ゴムホ
ースの内孔に、板状部材を螺旋状に巻いて形成した螺旋
管を配置した構造からなり、この螺旋管により位相が異
なる脈動の圧力流体が生じて、これらの流体の干渉作用
により脈動を低減させるようにしたものが知られてい
る。この螺旋管は、一端をゴムホースに固定される金属
パイプの内孔に挿入して、金属パイプの外周からかしめ
工具でかしめることで金属パイプに固定される。
から吐出される圧力流体の脈動により動力舵取装置にお
いて異音が生じる。この圧力流体の脈動を低減するた
め、ポンプと動力舵取装置の間に位置する可撓性ゴムホ
ースの内孔に、板状部材を螺旋状に巻いて形成した螺旋
管を配置した構造からなり、この螺旋管により位相が異
なる脈動の圧力流体が生じて、これらの流体の干渉作用
により脈動を低減させるようにしたものが知られてい
る。この螺旋管は、一端をゴムホースに固定される金属
パイプの内孔に挿入して、金属パイプの外周からかしめ
工具でかしめることで金属パイプに固定される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の螺旋管と金属パ
イプのかしめ部は、図４に示すように、破線で示されて
いる金属パイプ１３の一定の板厚の先端部１３１を、金
属パイプ１３に対して平行な押圧面からなるかしめ工具
３０で押圧して変形させることで、金属パイプ１３に螺
旋管２０を固定していた。このかしめ部の押圧により、
先端部１３１が実線で示すように変形して、金属パイプ
１３の内径が縮径されて、その先端部１３１の端部では
急激に内径が変化する。その内径の変化により、先端部
１３１の端部付近の螺旋管２０の板状部材間に大きな隙
間が生じる。その部分で生じる流体の漏れ量の変動は、
圧力流体の脈動低減作用に大きく影響することがわかっ
ているので、その隙間の影響で脈動低減作用の低下が生
じてしまう。
イプのかしめ部は、図４に示すように、破線で示されて
いる金属パイプ１３の一定の板厚の先端部１３１を、金
属パイプ１３に対して平行な押圧面からなるかしめ工具
３０で押圧して変形させることで、金属パイプ１３に螺
旋管２０を固定していた。このかしめ部の押圧により、
先端部１３１が実線で示すように変形して、金属パイプ
１３の内径が縮径されて、その先端部１３１の端部では
急激に内径が変化する。その内径の変化により、先端部
１３１の端部付近の螺旋管２０の板状部材間に大きな隙
間が生じる。その部分で生じる流体の漏れ量の変動は、
圧力流体の脈動低減作用に大きく影響することがわかっ
ているので、その隙間の影響で脈動低減作用の低下が生
じてしまう。
【０００４】また、螺旋管の板状部材の位置を金属パイ
プの端部に対して一定にすることはむずかしく、この板
状部材の位置のばらつきにより、かしめによって板状部
材間に生じる隙間がホースによって差ができ、その隙間
の差によって流体の漏れ量のばらつきが生じて、それに
よりホース毎に脈動低減作用にばらつきができ、脈動低
減作用が小さいホースが形成されてしまう。
プの端部に対して一定にすることはむずかしく、この板
状部材の位置のばらつきにより、かしめによって板状部
材間に生じる隙間がホースによって差ができ、その隙間
の差によって流体の漏れ量のばらつきが生じて、それに
よりホース毎に脈動低減作用にばらつきができ、脈動低
減作用が小さいホースが形成されてしまう。
【０００５】それに対して、実公平２−６３１５号に示
されるように、螺旋管の端部外周にシール材を被覆し、
そのシール材を介して金属パイプの内孔に嵌装固着した
構造や、実開平１−１４４５９５号に示されるように、
螺旋管の端部に筒状の密閉部材を挿入した構造にして、
金属パイプ外周からのかしめによって螺旋管の隙間が大
きくなることを防止し、脈動低減作用のばらつきが生じ
ないようにしたものが知られている。しかし、上記の構
造は、螺旋管の端部にシール材を被覆する作業、あるい
は筒状の密閉部材を製造して螺旋管の内部に密閉部材を
挿入する作業が必要であり、製造コストの増加を招いて
しまう。
されるように、螺旋管の端部外周にシール材を被覆し、
そのシール材を介して金属パイプの内孔に嵌装固着した
構造や、実開平１−１４４５９５号に示されるように、
螺旋管の端部に筒状の密閉部材を挿入した構造にして、
金属パイプ外周からのかしめによって螺旋管の隙間が大
きくなることを防止し、脈動低減作用のばらつきが生じ
ないようにしたものが知られている。しかし、上記の構
造は、螺旋管の端部にシール材を被覆する作業、あるい
は筒状の密閉部材を製造して螺旋管の内部に密閉部材を
挿入する作業が必要であり、製造コストの増加を招いて
しまう。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
を解決するためになされたもので、金属パイプの一端の
外周に前記金属パイプの外径より小さい薄肉部を形成
し、前記金属パイプ内に板状部材を螺旋状に巻いて形成
した螺旋管の一端を挿入し、前記薄肉部の外方からかし
め工具によって前記金属パイプの内周に端面方向に外径
が大きくなる内周テーパ部が形成されるように押圧し、
この内周テーパ部によって前記螺旋管を前記金属パイプ
に固定し、前記金属パイプに固定された前記螺旋管を膨
張収縮可能な可撓性ゴムホース内に挿入し、このゴムホ
ースの一端に前記金属パイプを固定して圧力流体供給ホ
ースを製造するようにしたものである。
を解決するためになされたもので、金属パイプの一端の
外周に前記金属パイプの外径より小さい薄肉部を形成
し、前記金属パイプ内に板状部材を螺旋状に巻いて形成
した螺旋管の一端を挿入し、前記薄肉部の外方からかし
め工具によって前記金属パイプの内周に端面方向に外径
が大きくなる内周テーパ部が形成されるように押圧し、
この内周テーパ部によって前記螺旋管を前記金属パイプ
に固定し、前記金属パイプに固定された前記螺旋管を膨
張収縮可能な可撓性ゴムホース内に挿入し、このゴムホ
ースの一端に前記金属パイプを固定して圧力流体供給ホ
ースを製造するようにしたものである。
【０００７】
【作用】金属パイプの内孔に螺旋管の一端を挿入し、金
属パイプの薄肉部の外周からかしめ工具によって金属パ
イプの内周に端面方向に外径が大きくなる内周テーパ部
が形成されるように押圧して金属パイプを縮径し、螺旋
管を固定する。その結果、この内周テーパ部によって螺
旋管がかしめられるので、螺旋管に生じる外径の変化は
ゆるやかなものになり、従来のように螺旋管の板状部材
間に大きな隙間が生じることが防止される。
属パイプの薄肉部の外周からかしめ工具によって金属パ
イプの内周に端面方向に外径が大きくなる内周テーパ部
が形成されるように押圧して金属パイプを縮径し、螺旋
管を固定する。その結果、この内周テーパ部によって螺
旋管がかしめられるので、螺旋管に生じる外径の変化は
ゆるやかなものになり、従来のように螺旋管の板状部材
間に大きな隙間が生じることが防止される。
【０００８】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１において、１０は膨張収縮可能な可撓性ゴム
ホース、１１および１２はこのゴムホース１０をポンプ
装置および動力舵取装置に接続する接続金具である。接
続金具１１は金属パイプ１３と、この金属パイプ１３を
ポンプ装置の吐出口に固定するジョイント１４と、ソケ
ット１５より構成され、同様に接続金具１２は金属パイ
プ１６と、この金属パイプ１６を動力舵取装置の供給口
に固定するジョイント１７と、ソケット１８より構成さ
れている。このように、可撓性ゴムホース１０はその両
端を金属パイプ１３，１６に接続され、ソケット１５，
１８の締付部１５ａ，１８ａをかしめて一体的に固定し
ている。
する。図１において、１０は膨張収縮可能な可撓性ゴム
ホース、１１および１２はこのゴムホース１０をポンプ
装置および動力舵取装置に接続する接続金具である。接
続金具１１は金属パイプ１３と、この金属パイプ１３を
ポンプ装置の吐出口に固定するジョイント１４と、ソケ
ット１５より構成され、同様に接続金具１２は金属パイ
プ１６と、この金属パイプ１６を動力舵取装置の供給口
に固定するジョイント１７と、ソケット１８より構成さ
れている。このように、可撓性ゴムホース１０はその両
端を金属パイプ１３，１６に接続され、ソケット１５，
１８の締付部１５ａ，１８ａをかしめて一体的に固定し
ている。
【０００９】可撓性ゴムホース１０の内孔には、２本の
板状部材２０ａ，２０ｂを螺旋状に巻いて筒状に形成し
た螺旋管２０が嵌装されている。この螺旋管２０の一方
の端部がポンプ側の金属パイプ１３の内孔に嵌合され、
後述のように金属パイプ１３の外周からかしめ工具によ
りかしめることで固定する。螺旋管２０の他方の端部は
可撓性ゴムホース１０の内部で開放されている。
板状部材２０ａ，２０ｂを螺旋状に巻いて筒状に形成し
た螺旋管２０が嵌装されている。この螺旋管２０の一方
の端部がポンプ側の金属パイプ１３の内孔に嵌合され、
後述のように金属パイプ１３の外周からかしめ工具によ
りかしめることで固定する。螺旋管２０の他方の端部は
可撓性ゴムホース１０の内部で開放されている。
【００１０】金属パイプ１３の先端部のかしめ前の形状
は、図２に示すように、端面側に外径が金属パイプ１３
の外径部１３ｃより小さい薄肉部１３ａが形成され、こ
の薄肉部１３ａと外径部１３ｃを、なだらかに外径が変
化するテーパ部１３ｂでつないだ形状からなっている。
また金属パイプ１３の先端部の内径は、従来と同じ径か
ら形成されている。
は、図２に示すように、端面側に外径が金属パイプ１３
の外径部１３ｃより小さい薄肉部１３ａが形成され、こ
の薄肉部１３ａと外径部１３ｃを、なだらかに外径が変
化するテーパ部１３ｂでつないだ形状からなっている。
また金属パイプ１３の先端部の内径は、従来と同じ径か
ら形成されている。
【００１１】そして、図３に示すように、螺旋管２０を
固定するかしめ工程において、かしめ工具３０の金属パ
イプ１３に対して平行な押圧面により、主としてテーパ
部１３ｂの外周から押圧力が加えられると、金属パイプ
１３の内周側に端面方向に外径が徐々に大きくなる内周
テーパ部１３ｄが形成され、その内周テーパ部１３ｄで
螺旋管２０が金属パイプ１３に対して固定される。
固定するかしめ工程において、かしめ工具３０の金属パ
イプ１３に対して平行な押圧面により、主としてテーパ
部１３ｂの外周から押圧力が加えられると、金属パイプ
１３の内周側に端面方向に外径が徐々に大きくなる内周
テーパ部１３ｄが形成され、その内周テーパ部１３ｄで
螺旋管２０が金属パイプ１３に対して固定される。
【００１２】上記の構成からなるホースにおいて、接続
金具１１側より脈動成分を含んだ圧力流体が供給される
と、圧力流体は螺旋管２０内を通過して他方の開口部か
ら流出する。その際、ホース内で、一部の流体が螺旋管
２０の外周の隙間２２に伝播され、さらに金属パイプ１
３の端面で反射されて脈動の位相が異なった圧力流体と
して接続金具１２側に伝播される。そして、螺旋管２０
の長さを適切な長さに設定することで、金属パイプ１３
の端面で反射した圧力流体の脈動成分の位相が、接続金
具１１側より供給される圧力流体の脈動成分の位相に対
して１／２波長ずれ、これらの圧力流体が隙間２２や螺
旋管２０の開口部で合流して脈動干渉作用が生じ、圧力
流体の脈動が低減される。
金具１１側より脈動成分を含んだ圧力流体が供給される
と、圧力流体は螺旋管２０内を通過して他方の開口部か
ら流出する。その際、ホース内で、一部の流体が螺旋管
２０の外周の隙間２２に伝播され、さらに金属パイプ１
３の端面で反射されて脈動の位相が異なった圧力流体と
して接続金具１２側に伝播される。そして、螺旋管２０
の長さを適切な長さに設定することで、金属パイプ１３
の端面で反射した圧力流体の脈動成分の位相が、接続金
具１１側より供給される圧力流体の脈動成分の位相に対
して１／２波長ずれ、これらの圧力流体が隙間２２や螺
旋管２０の開口部で合流して脈動干渉作用が生じ、圧力
流体の脈動が低減される。
【００１３】また、金属パイプ１３の端部付近で、螺旋
管２０の板状部材２０ａ，２０ｂ間に大きな隙間が生じ
ると、その部分で生じる流体の漏れ量の増加が、圧力流
体の脈動低減作用に大きく影響して、脈動低減作用の低
下が生じることが知られている。それに対して、本発明
は、かしめ前に、金属パイプ１３の一端の外周に、図２
に示すような端面方向になだらかに外径が小さくなるテ
ーパ部１３ｂを形成しただけの簡単な構造で、図３に示
すように、かしめ工具３０で螺旋管２０と金属パイプ１
３をかしめると、金属パイプ１３の螺旋管２０がかしめ
られる箇所は端面に向かって内径が徐々に大きくなる内
周テーパ部１３ｄとなり、螺旋管２０に生じる外径の変
化はなだらかなものとなって、螺旋管２０を形成した板
状部材２０ａ，２０ｂ間の隙間が大きくなることが防止
でき、この隙間からもれる流体の影響で脈動低減作用が
低下することが防止できる。
管２０の板状部材２０ａ，２０ｂ間に大きな隙間が生じ
ると、その部分で生じる流体の漏れ量の増加が、圧力流
体の脈動低減作用に大きく影響して、脈動低減作用の低
下が生じることが知られている。それに対して、本発明
は、かしめ前に、金属パイプ１３の一端の外周に、図２
に示すような端面方向になだらかに外径が小さくなるテ
ーパ部１３ｂを形成しただけの簡単な構造で、図３に示
すように、かしめ工具３０で螺旋管２０と金属パイプ１
３をかしめると、金属パイプ１３の螺旋管２０がかしめ
られる箇所は端面に向かって内径が徐々に大きくなる内
周テーパ部１３ｄとなり、螺旋管２０に生じる外径の変
化はなだらかなものとなって、螺旋管２０を形成した板
状部材２０ａ，２０ｂ間の隙間が大きくなることが防止
でき、この隙間からもれる流体の影響で脈動低減作用が
低下することが防止できる。
【００１４】なお、上記では、金属パイプ１３の先端に
薄肉部１３ａとテーパ部１３ｄとを形成し、このテーパ
部１３ｄの外周をかしめ工具３０の金属パイプ１３に対
して平行な押圧面でかしめることにより、内周テーパ部
１３ｄを形成するようにしたが、かしめ工具３０の押圧
面を金属パイプ１３の端面方向に内径が大きくなるテー
パ状に形成し、このテーパ状に形成されたかしめ工具３
０の押圧部によってかしめられる金属パイプ１３の外周
面をストレートに形成することによって、内周テーパ部
１３ｄを形成するようにしても良い。
薄肉部１３ａとテーパ部１３ｄとを形成し、このテーパ
部１３ｄの外周をかしめ工具３０の金属パイプ１３に対
して平行な押圧面でかしめることにより、内周テーパ部
１３ｄを形成するようにしたが、かしめ工具３０の押圧
面を金属パイプ１３の端面方向に内径が大きくなるテー
パ状に形成し、このテーパ状に形成されたかしめ工具３
０の押圧部によってかしめられる金属パイプ１３の外周
面をストレートに形成することによって、内周テーパ部
１３ｄを形成するようにしても良い。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、金属パイプ
の一端の外周に前記金属パイプの外径より小さい薄肉部
を形成し、前記金属パイプ内に板状部材を螺旋状に巻い
て形成した螺旋管の一端を挿入し、前記薄肉部の外方か
らかしめ工具によって前記金属パイプの内周に端面方向
に外径が大きくなる内周テーパ部が形成されるように押
圧し、この内周テーパ部によって前記螺旋管を前記金属
パイプに固定し、前記金属パイプに固定された前記螺旋
管を膨張収縮可能な可撓性ゴムホース内に挿入し、この
ゴムホースの一端に前記金属パイプを固定して圧力流体
供給ホースを製造するようにしたので、金属パイプの内
周に形成された内周テーパ部によって螺旋管が押圧され
るので、かしめによって螺旋管に生じる外径の変化はゆ
るやかなものになり、螺旋管の板状部材間に隙間が生じ
ることが防止され、圧力流体の脈動低減作用を効果的に
発生させることができる。
の一端の外周に前記金属パイプの外径より小さい薄肉部
を形成し、前記金属パイプ内に板状部材を螺旋状に巻い
て形成した螺旋管の一端を挿入し、前記薄肉部の外方か
らかしめ工具によって前記金属パイプの内周に端面方向
に外径が大きくなる内周テーパ部が形成されるように押
圧し、この内周テーパ部によって前記螺旋管を前記金属
パイプに固定し、前記金属パイプに固定された前記螺旋
管を膨張収縮可能な可撓性ゴムホース内に挿入し、この
ゴムホースの一端に前記金属パイプを固定して圧力流体
供給ホースを製造するようにしたので、金属パイプの内
周に形成された内周テーパ部によって螺旋管が押圧され
るので、かしめによって螺旋管に生じる外径の変化はゆ
るやかなものになり、螺旋管の板状部材間に隙間が生じ
ることが防止され、圧力流体の脈動低減作用を効果的に
発生させることができる。
【図１】本発明の実施例の圧力流体供給ホースの全体断
面図を示す。
面図を示す。
【図２】本発明の実施例の金属パイプと螺旋管の接続部
のかしめ前の断面図を示す。
のかしめ前の断面図を示す。
【図３】本発明の実施例の金属パイプと螺旋管の接続部
のかしめ後の断面図を示す。
のかしめ後の断面図を示す。
【図４】従来の金属パイプと螺旋管のかしめ接続部の断
面図を示す。
面図を示す。
１０ 可撓性ゴムホース １３ 金属パイプ １３ｂ テーパ部 １３ｄ 内周テーパ部 ２０ 螺旋管 ２０ａ，２０ｂ 板状部材 ３０ かしめ工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 弘恒 愛知県刈谷市朝日町１丁目１番地 豊田 工機株式会社内 (72)発明者 中島 幹夫 愛知県名古屋市南区元鳴尾町22番地 山 清工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−327327（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−56789（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−125889（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−68934（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−109092（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−144595（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−4495（ＪＰ，Ｕ) 実公 平２−34538（ＪＰ，Ｙ２) 実公 平２−6315（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16L 33/00 - 33/34 F16L 55/02,55/04 F16L 13/14 - 13/16 F16L 39/00 - 39/04 F16L 11/12
Claims (1)
- 【請求項１】 金属パイプの一端の外周に前記金属パイ
プの外径より小さい薄肉部を形成し、前記金属パイプ内
に板状部材を螺旋状に巻いて形成した螺旋管の一端を挿
入し、前記薄肉部の外方からかしめ工具によって前記金
属パイプの内周に端面方向に外径が大きくなる内周テー
パ部が形成されるように押圧し、この内周テーパ部によ
って前記螺旋管を前記金属パイプに固定し、前記金属パ
イプに固定された前記螺旋管を膨張収縮可能な可撓性ゴ
ムホース内に挿入し、このゴムホースの一端に前記金属
パイプを固定したことを特徴とする圧力流体供給ホース
の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03357393A JP3337512B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 圧力流体供給ホースの製造方法 |
| US08/199,935 US5513675A (en) | 1993-02-23 | 1994-02-22 | Pressurized fluid hose |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03357393A JP3337512B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 圧力流体供給ホースの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249375A JPH06249375A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3337512B2 true JP3337512B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=12390286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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