JP3533977B2 - 液晶板用通電検査治具 - Google Patents

液晶板用通電検査治具

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JP3533977B2
JP3533977B2 JP04707199A JP4707199A JP3533977B2 JP 3533977 B2 JP3533977 B2 JP 3533977B2 JP 04707199 A JP04707199 A JP 04707199A JP 4707199 A JP4707199 A JP 4707199A JP 3533977 B2 JP3533977 B2 JP 3533977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として多芯数の
接触端子を有する検査対象製品としての液晶板を作業性
良く通電検査するための開閉式構造の液晶板用通電検査
治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉式構造の液晶板用通
電検査治具としては、例えば特開平10−54967号
公報に開示された液晶パネルの検査用治具が挙げられ
る。
【0003】この検査用治具は全体の厚みを薄くして液
晶パネルの欠陥部分へのマーキングを容易にするために
提案されたもので、液晶パネルを保持して液晶パネルの
表示部にバックライトからの光を取り込むバックライト
取り込み窓が設けられたパネル保持部と、パネル保持部
に固定された液晶パネルに検査用信号を入力する検査用
端子及びコモンピンが設けられると共に、液晶パネルを
点灯させたときに目視検査を行うための目視検査用窓が
設けられた上蓋とから成り、コモンピンが略L字形状の
導電体により形成され、L字形状のうちの一辺が液晶パ
ネルの電極端子に接触するように設けられた構成となっ
ている。
【0004】このうち、検査用端子は金属箔及びこれを
液晶パネルの電極端子に平行に接続させるための底面が
平坦である弾性体を有しており、コモンピンは独立して
設けられており、バックライト取り込み窓及び目視検査
用窓の内側端面はテーパ状に形成されており、バックラ
イト取り込み窓は対向電極とコモンピンとが接続する箇
所まで形成されている。
【0005】このような検査用治具を製造する場合、鉄
等の原材料板を切削してパネル保持部や上蓋の本体部分
を作製すると共に、液晶パネルに対するマウント及びス
ライドやスライドロックの他、プローブユニットに対す
るマウント及び揺動部等の各付属部品をそれぞれ定めら
れた形状で得た後、各付属部品をパネル保持部や上蓋に
ネジ止めによって組み付けて組み立てを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した開閉式構造の
液晶板用通電検査治具(検査用治具)の場合、構成上に
おいてパネル保持部及び上蓋による本体部分以外に液晶
パネルに対するマウント及びスライドやスライドロック
の他、プローブユニットに対するマウント及び揺動部等
の各付属部品が必要になっているが、こうした構成であ
れば各付属部品の部品点数が多く、しかもそれらを予め
定められた複雑な形状で精巧に加工しておかなければな
らないため、各付属部品の製造及び部品管理や組み立て
作製に手間がかかって製品が高価になってしまうばかり
でなく、全体の外形寸法(特に背高寸法)や総重量が大
きくなってしまうため、手軽に取り扱うことができない
という問題がある。
【0007】又、この検査用治具の場合、機能面でパネ
ル保持部及び上蓋の閉状態におけるロック機構が具備さ
れていないために液晶パネルが安定して保持されず、通
電検査に際して液晶パネルや上蓋が動いて接触不良等を
起こすと作業効率が劣化してしまう危険性がある他、プ
ローブユニットのストローク方向に制限が無いために過
度な接圧を加えた場合には検査用端子の弾性体に負荷が
かって弾性体の寿命を縮める危険性があり、機能面や耐
久性において問題がある。
【0008】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、付属部品の部品点
数が少なく製造,部品管理,並びに組み立て作製が容易
であり、しかも低背で小型化された軽量な構造であると
共に、機能面や耐久性に優れた信頼性の高い液晶板用通
電検査治具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、検査対
象製品としての液晶板を保持するためのマウントが固定
される一方のフレームと、液晶板に電気信号を供給する
ためのプローブユニットが固定される他方のフレームと
を開閉可能に結合して成る液晶板用通電検査治具におい
て、一方のフレーム及び他方のフレームは、それぞれ主
面の一つの対向辺より該主面と垂直方向に折り曲げられ
たフランジを有して該対向辺方向における側面断面の形
状が略コの字状であり、且つ該フランジが他方のものに
より一方のものを覆い得るように互いに係合可能である
と共に、該フランジの一端側でそれぞれ対向して開口さ
れたヒンジ用穴にヒンジ用軸を回転可能に貫通させたヒ
ンジにより開閉可能に結合され、更に、一方のフレーム
は、フランジの他端側でそれぞれ対向して突出した突起
を有し、他方のフレームは、フランジの他端側で回転可
能に取り付けられて突起に係合することにより閉状態を
保持すると共に、該突起から離脱可能なフックを有し、
フックは、他方のフレームのフランジの他端側でそれぞ
れ対向して開口されたフック用穴に回転可能に貫通され
たフック用回転軸に固定されると共に、該フランジの他
端側辺部に結合された捩りバネに結合されて成り、且つ
一方のフレームにおける突起との係合時に該捩りバネに
より係合状態が保持される液晶板用通電検査治具が得ら
れる。
【0010】又、本発明によれば、上記液晶板用通電検
査治具において、他方のフレームには、マウントに対向
する領域に液晶板の作動状態を観察するための液晶観察
用窓が設けられた液晶板用通電検査治具が得られる。
【0011】更に、本発明によれば、上記何れかの液晶
板用通電検査治具において、一方のフレーム及び他方の
フレームは板金製であり、マウントは樹脂製である液晶
板用通電検査治具が得られる。
【0012】加えて、本発明によれば、上記何れか一つ
の液晶板用通電検査治具において、プローブユニット
は、本体部及び先端部を有して成ると共に、一方のフレ
ーム及び他方のフレームの閉状態でマウントの薄肉部に
該本体部を当接した状態で該先端部を該マウントの厚肉
部上に載置された液晶板に対して所定の圧力で押圧可能
であるように該他方のフレームに対する接圧が規定され
た液晶板用通電検査治具が得られる。この液晶板用通電
検査治具において、プローブユニットは、本体部の厚さ
が一方のフレーム及び他方のフレームの閉状態で主面と
垂直な方向に規定される所定の背高寸法から該一方のフ
レーム及び該他方のフレームにおける該主面の肉厚を差
し引いた第1の寸法に基づいて該第1の寸法からマウン
トの薄肉部の厚さを差し引いた第2の寸法で定められ、
先端部の位置がマウントの厚肉部の厚さから薄肉部の厚
さを差し引いた寸法及び液晶板の厚さを加えた第3の寸
法で定められ、一方のフレーム及び他方のフレームの開
閉は、マウントの厚肉部の厚さ及び液晶板の厚さを加え
た第4の寸法に位置される該一方のフレームの平面に平
行な軸に基づいて行われ、プローブユニットの先端部
は、第4の寸法で定められる値以上に撓みが与えられな
い構造となっていることは好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の液
晶板用通電検査治具について、図面を参照して詳細に説
明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る液晶板用
通電検査治具の要部構成である一方の下フレーム1を示
した斜視図である。この下フレーム1は、主面の一つの
対向辺より主面と垂直方向に折り曲げられたフランジ1
aを有し、このフランジ1aの存在によって主面の対向
辺方向における側面断面の形状が略コの字状の板金製材
料から成っている。又、この下フレーム1では、フラン
ジ1aにおける一端側にはそれぞれ対向してヒンジ用穴
1aが開口されており、他端側にはそれぞれ対向して突
出した突起12が設けられている。
【0015】このような下フレーム1は、検査対象製品
としての液晶板を保持するためのマウントが固定された
状態で同様な他方のフレームとして、主面の一つの対向
辺より主面と垂直方向に折り曲げられたフランジを有す
ることにより対向辺方向における側面断面の形状が略コ
の字状となっており、且つ液晶板に電気信号を供給する
ためのプローブユニットが固定された状態の板金製材料
から成る上フレームとの間で開閉可能に結合されて液晶
板用通電検査治具を成す。
【0016】図2は、上述した下フレーム1を用いて作
製した一実施例に係る液晶板用通電検査治具の基本構成
を示した外観斜視図であり、同図(a)は開状態に関す
るもの,同図(b)は閉状態に関するものである。
【0017】ここでは、図1に示した下フレーム1に樹
脂製のマウント3を固定した状態で上述したようにフラ
ンジ2aを有して対向辺方向における側面断面の形状が
略コの字状となっているプローブユニット5が固定され
た状態の他方の上フレーム2との間で開閉可能に結合し
ている。
【0018】このうち、上フレーム2のフランジ2aの
対向辺方向における寸法は下フレーム1のフランジ1a
の対向辺方向における寸法よりも大きくなっており、こ
れによってフランジ2aがフランジ1aを覆い得るよう
に係合可能に収納する低背化構造となっている。
【0019】又、上フレーム2のフランジ2aにおいて
も、一端側にはそれぞれ対向してヒンジ用穴が開口され
ており、フランジ2aのヒンジ用穴及びフランジ1aの
ヒンジ用穴11にヒンジ用軸4を回転可能に貫通させた
上でワッシャでヒンジ用軸4のフランジ2aの表面より
突出した部分を抜け止めして成るヒンジにより下フレー
ム1及び上フレーム2が開閉可能に結合されている。
【0020】更に、上フレーム2においては、フランジ
2aの他端側で回転可能に取り付けられて下フレーム1
の突起12に係合することにより閉状態を保持すると共
に、突起12から離脱可能なフック6を有している。具
体的に言えば、フック6は、フランジ2aの他端側でそ
れぞれ対向して開口されたフック用穴に回転可能に貫通
されたフック用回転軸8に固定されると共に、フランジ
2aの他端側辺部に結合された捩りバネ7に結合されて
成っており、閉操作によりフック6が突起12と係合し
たときに捩りバネ7によって係合状態(閉状態)が保持
されるようになっている。尚、ここでもフック用回転軸
8のフランジ2aの表面より突出した部分はワッシャで
抜け止めされている。
【0021】加えて、上フレーム2においては、マウン
ト3に対向する領域に通電検査時に液晶板の作動状態を
観察するための液晶観察用窓9が設けられ、プローブユ
ニット5が固定される領域近傍にプローブユニット5の
液晶板に対する接圧の設定や他の接続部品の接続状態を
確認するためのプローブ確認用窓10が設けられてい
る。
【0022】図3は、この液晶板用通電検査治具の閉状
態での通電検査時における細部構成を部分的に示した側
面断面図である。ここでは、プローブユニット5が本体
部5a及び先端部5bを有して成ると共に、下フレーム
1及び上フレーム2の閉状態でマウント3の薄肉部に本
体部5aを当接した状態で先端部5bをマウント3の厚
肉部上に載置された液晶板13に対して所定の圧力で押
圧可能であるように上フレーム2に対する接圧が規定さ
れている様子を示している。
【0023】このような条件を満たすためにプローブユ
ニット5は、本体部5aの厚さが下フレーム1及び上フ
レーム2の閉状態で主面と垂直な方向に規定される所定
の背高寸法hから下フレーム1及び上フレーム2におけ
る主面の肉厚を差し引いた第1の寸法h´に基づいてそ
の第1の寸法h´からマウント3の薄肉部の厚さt´
を差し引いた第2の寸法tで定められ、先端部5bの
位置がマウント3の厚肉部の厚さtから薄肉部の厚さ
´を差し引いた寸法(t−t´)及び液晶板1
3の厚さtを加えた第3の寸法t´で定められる。
又、下フレーム1及び上フレーム2の開閉は、マウント
3の厚肉部の厚さt及び液晶板13の厚さtを加え
た第4の寸法dに位置される下フレーム1の平面に平行
な軸に基づいて行われ、プローブユニット5の先端部5
bは、第4の寸法dで定められる値以上に撓みが与えら
れない構造となっている。尚、ここでの厚さ並びに寸法
には、h>h´>t>d>t>t´又はt´>
なる関係が成立するが、t´及びt´はほぼ同
じ寸法となっている。
【0024】このような構成の液晶板用通電検査治具の
場合、マウント3を含む下フレーム1及びプローブユニ
ット5を含む上フレーム2による主要部品が係合可能な
構成であることにより低背化(小型化)並びに軽量化が
計られている他、ヒンジを構成するためのヒンジ軸4,
フック6並びにこれを回転可能に固定するためのフック
用回転軸8,捩りバネ7が付属部品であるため、既存の
検査用治具と比べて付属部品の部品点数が大幅に削減さ
れている。又、下フレーム1及び上フレーム2は板金製
であり、切削用材料に比べて材料費が安く、加工も容易
であるため、製造,部品管理,並びに組み立て作製が容
易なものになっている。
【0025】この液晶板用通電検査治具によって、通電
検査を行う場合、マウント3の厚肉部上に液晶板13が
載置された状態の下フレーム1とプローブユニット5が
固定された状態の上フレーム2とを閉状態にすると、捩
りバネ7によってフック6が突起12に引っ掛かって固
定されて閉状態が保持され、この状態でプローブ確認用
窓10からプローブユニット5の液晶板13に対する接
圧の設定や他の接続部品の接続状態が十分であるか否か
を確認した上で液晶観察用窓9から液晶板13の作動状
態(例えば映像信号が入力された場合には液晶の映像)
を観察する。
【0026】図4は、通電検査を行う場合のプローブユ
ニット5に使用される他の接続部品の構成を例示した斜
視図である。ここでは、プローブユニット5の本体部5
aの先端部5aとは反対側にインターフェース用コネク
タ14のコンタクトとしての導電端子14a(導電パタ
ーンであっても良い)が接続され、更にインターフェー
ス用コネクタ14の導電端子14aとは反対側にFPC
(FlexiblePrinted Circuit)
15が接続される様子を示している。
【0027】即ち、この液晶板用通電検査治具の場合、
液晶板13の通電検査を下フレーム1及び上フレーム2
を閉じた上でプローブ確認用窓10や液晶観察用窓9か
ら確認するだけで行うことが可能であるため、特別な技
術を持たない作業者でも簡単に多芯数の接触素子を持つ
液晶板13を対象にして信頼性高く通電検査を行うこと
ができる。又、この液晶板用通電検査治具の場合、上述
したように製造,部品管理,並びに組み立て作製が容易
であるため、多数台が要求される場合でも作製納期が余
りかからずに安価で供給することができる。更に、この
液晶板用通電検査治具の場合、外形寸法が小さく低背で
あって、コンパクトで軽量な構成であるため、占有スペ
ースを要すること無く手軽に使用することができる。こ
れにより、例えば占有スペースが制限される顕微鏡下や
環境試験等の試験層内での通電検査にも対応できる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の液晶板
用通電検査治具によれば、検査対象製品としての液晶板
を保持するためのマウントが固定される一方のフレーム
と、液晶板に電気信号を供給するためのプローブユニッ
トが固定される他方のフレームとをそれらのフランジで
他方のものにより一方のものを覆い得るように互いに係
合させ、且つヒンジにより開閉可能に結合された低背な
本体部構造を有し、他方のフレームのフランジの他端側
で回転可能に取り付けられたフックが一方のフレームの
フランジの他端側の突起に係合することにより閉状態を
保持すると共に、この突起から離脱可能な構造を有して
いるため、付属部品の部品点数が少なく製造,部品管
理,並びに組み立て作製が容易であり、しかも低背で小
型化された軽量な構造であると共に、機能面や耐久性に
優れた信頼性の高い製品が具現されるようになる。特
に、液晶板の通電検査を各フレームを閉じた上で他方の
フレームに設けられたプローブ確認用窓や液晶観察用窓
から確認するだけで行うことが可能であるため、特別な
技術を持たない作業者でも簡単に多芯数の接触素子を持
つ液晶板を対象にして信頼性高く通電検査を行うことが
できるようになる。又、この液晶板用通電検査治具の場
合、製造,部品管理,並びに組み立て作製が容易である
ため、多数台が要求される場合でも作製納期が余りかか
らずに安価で供給することが可能になる他、外形寸法が
小さく低背であって、コンパクトで軽量な構成であるた
め、占有スペースを要すること無く手軽に使用すること
ができるので、例えば占有スペースが制限される顕微鏡
下や環境試験等の試験層内での通電検査にも対応できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶板用通電検査治具
の要部構成である一方の下フレームを示した斜視図であ
る。
【図2】図1に示す下フレームを用いて作製した一実施
例に係る液晶板用通電検査治具の基本構成を示した外観
斜視図であり、(a)は開状態に関するもの,(b)は
閉状態に関するものである。
【図3】図2に示す液晶板用通電検査治具の閉状態での
通電検査時における細部構成を部分的に示した側面断面
図である。
【図4】通電検査を行う場合の図2に示す液晶板用通電
検査治具に含まれるプローブユニットに使用される他の
接続部品の構成を例示した斜視図である。
【符号の説明】
1 下フレーム 1a,2a フランジ 2 上フレーム 3 マウント 4 ヒンジ軸 5 プローブユニット 5a 本体部 5b 先端部 6 フック 7 捩りバネ 8 フック用回転軸 9 液晶観察用窓 10 プローブ確認用窓 11 ヒンジ用穴 12 突起 13 液晶板 14 インターフェース用コネクタ 14a 導電端子 15 FPC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−114802(JP,A) 特開 平8−261873(JP,A) 特開 平10−54967(JP,A) 特開 平10−260424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 - 1/141 G01R 31/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象製品としての液晶板を保持する
    ためのマウントが固定される一方のフレームと、前記液
    晶板に電気信号を供給するためのプローブユニットが固
    定される他方のフレームとを開閉可能に結合して成る液
    晶板用通電検査治具において、前記一方のフレーム及び
    前記他方のフレームは、それぞれ主面の一つの対向辺よ
    り該主面と垂直方向に折り曲げられたフランジを有して
    該対向辺方向における側面断面の形状が略コの字状であ
    り、且つ該フランジが他方のものにより一方のものを覆
    い得るように互いに係合可能であると共に、該フランジ
    の一端側でそれぞれ対向して開口されたヒンジ用穴にヒ
    ンジ用軸を回転可能に貫通させたヒンジにより開閉可能
    に結合され、更に、前記一方のフレームは、前記フラン
    ジの他端側でそれぞれ対向して突出した突起を有し、前
    記他方のフレームは、前記フランジの他端側で回転可能
    に取り付けられて前記突起に係合することにより閉状態
    を保持すると共に、該突起から離脱可能なフックを有
    し、前記フックは、前記他方のフレームの前記フランジ
    の他端側でそれぞれ対向して開口されたフック用穴に回
    転可能に貫通されたフック用回転軸に固定されると共
    に、該フランジの他端側辺部に結合された捩りバネに結
    合されて成り、且つ前記一方のフレームにおける前記突
    起との係合時に該捩りバネにより係合状態が保持される
    ことを特徴とする液晶板用通電検査治具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶板用通電検査治具に
    おいて、前記他方のフレームには、前記マウントに対向
    する領域に前記液晶板の作動状態を観察するための液晶
    観察用窓が設けられたことを特徴とする液晶板用通電検
    査治具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の液晶板用通電検査
    治具において、前記一方のフレーム及び前記他方のフレ
    ームは板金製であり、前記マウントは樹脂製であること
    を特徴とする液晶板用通電検査治具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一つに記載の液晶
    板用通電検査治具において、前記プローブユニットは、
    本体部及び先端部を有して成ると共に、前記一方のフレ
    ーム及び前記他方のフレームの閉状態で前記マウントの
    薄肉部に該本体部を当接した状態で該先端部を該マウン
    トの厚肉部上に載置された前記液晶板に対して所定の圧
    力で押圧可能であるように該他方のフレームに対する接
    圧が規定されたことを特徴とする液晶板用通電検査治
    具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の液晶板用通電検査治具に
    おいて、前記プローブユニットは、前記本体部の厚さが
    前記一方のフレーム及び前記他方のフレームの閉状態で
    前記主面と垂直な方向に規定される所定の背高寸法から
    該一方のフレーム及び該他方のフレームにおける該主面
    の肉厚を差し引いた第1の寸法に基づいて該第1の寸法
    から前記マウントの薄肉部の厚さを差し引いた第2の寸
    法で定められ、前記先端部の位置が前記マウントの厚肉
    部の厚さから薄肉部の厚さを差し引いた寸法及び前記液
    晶板の厚さを加えた第3の寸法で定められ、前記一方の
    フレーム及び前記他方のフレームの開閉は、前記マウン
    トの厚肉部の厚さ及び前記液晶板の厚さを加えた第4の
    寸法に位置される該一方のフレームの平面に平行な軸に
    基づいて行われ、前記プローブユニットの前記先端部
    は、前記第4の寸法で定められる値以上に撓みが与えら
    れない構造となっていることを特徴とする液晶板用通電
    検査治具。
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