JP2944641B1 - 電子機器の保持器具 - Google Patents
電子機器の保持器具Info
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- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
- H05K7/1417—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack having securing means for mounting boards, plates or wiring boards
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Abstract
【要約】
【課題】 部品点数および部品コストを削減し、且つ、
組み立てや分解を容易として作業工程数を削減する電子
機器の保持器具を提供する。 【解決手段】 保持器具１は、枠形状のハウジング部１
１と、アンテナ保持部１２と、メインプリント基板２と
サブプリント基板３との間隔を確保するリブ部１３、１
３’とを有している。ハウジング部１１とアンテナ保持
部１２とリブ部１３、１３’とは、樹脂材料で一体的に
成形されている。ハウジング部１１は、液晶表示部５お
よびＥＬランプ６等を収容して保持する。アンテナ保持
部１２は、ループアンテナ４の内側部分を支える。リブ
部１３、１３’は、サブプリント基板３を保持しメイン
プリント基板２とサブプリント基板３の間隔を確保する
ことにより、部品点数および部品コストを削減し、且
つ、組み立てや分解を容易として作業工程数を削減する
ことができる。
組み立てや分解を容易として作業工程数を削減する電子
機器の保持器具を提供する。 【解決手段】 保持器具１は、枠形状のハウジング部１
１と、アンテナ保持部１２と、メインプリント基板２と
サブプリント基板３との間隔を確保するリブ部１３、１
３’とを有している。ハウジング部１１とアンテナ保持
部１２とリブ部１３、１３’とは、樹脂材料で一体的に
成形されている。ハウジング部１１は、液晶表示部５お
よびＥＬランプ６等を収容して保持する。アンテナ保持
部１２は、ループアンテナ４の内側部分を支える。リブ
部１３、１３’は、サブプリント基板３を保持しメイン
プリント基板２とサブプリント基板３の間隔を確保する
ことにより、部品点数および部品コストを削減し、且
つ、組み立てや分解を容易として作業工程数を削減する
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の表示部
と基板及びアンテナを保持する電子機器の保持器具に関
する。
と基板及びアンテナを保持する電子機器の保持器具に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の第１の電子機器の保持器具とし
て、図６に示すものがある。この従来の第１の電子機器
の保持器具は、ＬＣＤ等の表示部を支えるハウジング部
９１ａと、ループアンテナを支える保持部９２ａと、電
子部品を配置するためのメインプリント基板９２の間隔
を確保するスペーサ９３ａとを有している。
て、図６に示すものがある。この従来の第１の電子機器
の保持器具は、ＬＣＤ等の表示部を支えるハウジング部
９１ａと、ループアンテナを支える保持部９２ａと、電
子部品を配置するためのメインプリント基板９２の間隔
を確保するスペーサ９３ａとを有している。
【０００３】また、従来の第２の電子機器の保持器具と
して、図７に示すものある。この従来の第２の電子機器
の保持器具は、実開平５−３１３６８号公報に記載され
ている。この従来の第２の電子機器の保持器具は、液晶
パネル１０１を保持するハウジング１０２からアンテナ
スペーサ１０３と基板スペーサ１０４とを延出させてい
る構成となっている。
して、図７に示すものある。この従来の第２の電子機器
の保持器具は、実開平５−３１３６８号公報に記載され
ている。この従来の第２の電子機器の保持器具は、液晶
パネル１０１を保持するハウジング１０２からアンテナ
スペーサ１０３と基板スペーサ１０４とを延出させてい
る構成となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
第１の電子機器の保持器具においては、部品点数が多
く、部品自体のコストやその部品を製作するための金型
費や、部品を組み立てることによる加工費などが必要で
あるので、トータルのコストが高いという問題がある。
第１の電子機器の保持器具においては、部品点数が多
く、部品自体のコストやその部品を製作するための金型
費や、部品を組み立てることによる加工費などが必要で
あるので、トータルのコストが高いという問題がある。
【０００５】また、従来の第２の電子機器の保持器具に
おいては、主回路基板１０５に多くの差込孔１０６を設
けることにより、電気部品の配置や配線に大きな制約を
与えることになるから、近年の電子機器のように小型軽
量化及び高性能化が進む状況では不向きであるという問
題がある。
おいては、主回路基板１０５に多くの差込孔１０６を設
けることにより、電気部品の配置や配線に大きな制約を
与えることになるから、近年の電子機器のように小型軽
量化及び高性能化が進む状況では不向きであるという問
題がある。
【０００６】また、従来の第２の電子機器の保持器具に
おいては、ハウジング１０２とパネル押さえ板１０７の
２つの部品によって、主回路基板１０５に固定している
という問題がある。
おいては、ハウジング１０２とパネル押さえ板１０７の
２つの部品によって、主回路基板１０５に固定している
という問題がある。
【０００７】さらに、従来の第２の電子機器の保持器具
においては、組み立てにおいて、最後にループアンテナ
１０８を取り付けるが、もしその後の検査や使用後に主
回路基板１０５または副回路基板１０９上の部品に起因
する故障が発生した場合、修理のためにループアンテナ
１０８を取り外さなければならず、また、修理後にルー
プアンテナ１０８を取り付けなければならないので、修
理に時間がかかるという問題がある。
においては、組み立てにおいて、最後にループアンテナ
１０８を取り付けるが、もしその後の検査や使用後に主
回路基板１０５または副回路基板１０９上の部品に起因
する故障が発生した場合、修理のためにループアンテナ
１０８を取り外さなければならず、また、修理後にルー
プアンテナ１０８を取り付けなければならないので、修
理に時間がかかるという問題がある。
【０００８】本発明の第１の目的は、部品点数を削減
し、部品コストを削減することができる電子機器の保持
器具を提供することにある。
し、部品コストを削減することができる電子機器の保持
器具を提供することにある。
【０００９】本発明の第２の目的は、小型化に適してい
る電子機器の保持器具を提供することにある。
る電子機器の保持器具を提供することにある。
【００１０】本発明の第３の目的は、組み立てや分解を
容易とし、作業工程数を削減することができる電子機器
の保持器具を提供することにある。
容易とし、作業工程数を削減することができる電子機器
の保持器具を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、表示部を収容して保持する
枠形状のハウジング部と、ループアンテナを支えるハウ
ジング部の枠の辺縁のいずれか一方に垂直に配置された
アンテナ保持部と、アンテナ保持部の上端にメインプリ
ント基板とサブプリント基板との間隔を確保するリブ部
とを有し、ハウジング部とアンテナ保持部とリブ部とが
樹脂材料で一体的に形成されていることを特徴とする。
に、請求項１記載の発明は、表示部を収容して保持する
枠形状のハウジング部と、ループアンテナを支えるハウ
ジング部の枠の辺縁のいずれか一方に垂直に配置された
アンテナ保持部と、アンテナ保持部の上端にメインプリ
ント基板とサブプリント基板との間隔を確保するリブ部
とを有し、ハウジング部とアンテナ保持部とリブ部とが
樹脂材料で一体的に形成されていることを特徴とする。
【００１２】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、ハウジング部に形成された爪部を有し、爪
部をメインプリント基板に係止することによりハウジン
グ部がメインプリント基板を保持することを特徴とす
る。
明において、ハウジング部に形成された爪部を有し、爪
部をメインプリント基板に係止することによりハウジン
グ部がメインプリント基板を保持することを特徴とす
る。
【００１３】請求項３記載の発明は、請求項１記載の発
明において、ハウジング部に形成された爪部と、メイン
プリント基板に形成された凹部とを有し、爪部を凹部に
係止することによりハウジング部がメインプリント基板
を保持することを特徴とする。
明において、ハウジング部に形成された爪部と、メイン
プリント基板に形成された凹部とを有し、爪部を凹部に
係止することによりハウジング部がメインプリント基板
を保持することを特徴とする。
【００１４】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明において、ハウジング部に形成されたフック部を有
し、フック部をメインプリント基板に係止することによ
りハウジング部がメインプリント基板を保持することを
特徴とする。
明において、ハウジング部に形成されたフック部を有
し、フック部をメインプリント基板に係止することによ
りハウジング部がメインプリント基板を保持することを
特徴とする。
【００１５】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明において、ハウジング部に形成されたフック部と、メ
インプリント基板に形成された凹部とを有し、フック部
を凹部に係止することによりハウジング部がメインプリ
ント基板を保持することを特徴とする。
明において、ハウジング部に形成されたフック部と、メ
インプリント基板に形成された凹部とを有し、フック部
を凹部に係止することによりハウジング部がメインプリ
ント基板を保持することを特徴とする。
【００１６】請求項６記載の発明は、請求項１から５の
いずれか１項に記載の発明において、ループアンテナが
アンテナ保持部に半田付けにより固定されていることを
特徴とする。
いずれか１項に記載の発明において、ループアンテナが
アンテナ保持部に半田付けにより固定されていることを
特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態である電
子機器の保持器具を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。図１および図２は、本発明の１つの実施形態を示す
ものである。図１に示すように、本発明の実施形態であ
る電子機器の保持器具１は、枠形状のハウジング部１１
と、アンテナ保持部１２と、メインプリント基板２とサ
ブプリント基板３との間隔を確保するリブ部１３、１
３’とを有している。ハウジング部１１とアンテナ保持
部１２とリブ部１３、１３’とは、樹脂材料で一体的に
形成されている。
子機器の保持器具を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。図１および図２は、本発明の１つの実施形態を示す
ものである。図１に示すように、本発明の実施形態であ
る電子機器の保持器具１は、枠形状のハウジング部１１
と、アンテナ保持部１２と、メインプリント基板２とサ
ブプリント基板３との間隔を確保するリブ部１３、１
３’とを有している。ハウジング部１１とアンテナ保持
部１２とリブ部１３、１３’とは、樹脂材料で一体的に
形成されている。
【００１８】ハウジング部１１は、ガラス製ＬＣＤ（Li
quid Crystal Display）等の液晶表示部５およびＥＬラ
ンプ（Electro Luminescence Lamp ）６等を収容して保
持するものである。ＥＬランプ６は、液晶表示部５を背
後から点灯し、暗い所でも視認できるようにするもので
ある。アンテナ保持部１２は、ループアンテナ４の内側
部分を支える。リブ部１３、１３’は、サブプリント基
板３を保持し、メインプリント基板２とサブプリント基
板３との間隔を確保する。保持器具１を構成する材料と
しては、熱可塑性樹脂のなかでも特に衝撃に対して比較
的強く、弾性のあるポリカーボネート樹脂が望ましい。
quid Crystal Display）等の液晶表示部５およびＥＬラ
ンプ（Electro Luminescence Lamp ）６等を収容して保
持するものである。ＥＬランプ６は、液晶表示部５を背
後から点灯し、暗い所でも視認できるようにするもので
ある。アンテナ保持部１２は、ループアンテナ４の内側
部分を支える。リブ部１３、１３’は、サブプリント基
板３を保持し、メインプリント基板２とサブプリント基
板３との間隔を確保する。保持器具１を構成する材料と
しては、熱可塑性樹脂のなかでも特に衝撃に対して比較
的強く、弾性のあるポリカーボネート樹脂が望ましい。
【００１９】保持器具１は、爪部１４、１４’およびフ
ック部１５、１５’を有している。これらに対応して、
メインプリント基板２の端部には、凹部２４、２４’、
２５、２５’が端部を切り欠いて形成されている。保持
器具１は、爪部１４、１４’およびフック部１５、１
５’を凹部２４、２４’、２５、２５’に取り付けて係
止することにより、メインプリント基板２を保持する。
保持器具１の枠状のハウジング部１１は、ＥＬランプ６
および液晶表示部５よりやや大きめに形成され、ＥＬラ
ンプ６および液晶表示部５を収容して保持できるように
なっている。
ック部１５、１５’を有している。これらに対応して、
メインプリント基板２の端部には、凹部２４、２４’、
２５、２５’が端部を切り欠いて形成されている。保持
器具１は、爪部１４、１４’およびフック部１５、１
５’を凹部２４、２４’、２５、２５’に取り付けて係
止することにより、メインプリント基板２を保持する。
保持器具１の枠状のハウジング部１１は、ＥＬランプ６
および液晶表示部５よりやや大きめに形成され、ＥＬラ
ンプ６および液晶表示部５を収容して保持できるように
なっている。
【００２０】サブプリント基板３には、２つの凹部３
１、３１’が端部を切り欠いて形成されている。ループ
アンテナ４は、サブプリント基板３の凹部３１、３１’
に半田付けされて固定されている。メインプリント基板
２にはコネクタ２３が半田付け固定されている。また、
サブプリント基板３にはコネクタ３３が半田付け固定さ
れている。メインプリント基板２とサブプリント基板３
とがコネクタ２３とコネクタ３３によって組み合わさっ
ている状態では、ループアンテナ４は、アンテナ保持部
１２によって保持されている。この場合に、リブ部１
３、１３’にはサブプリント基板３の端部が当たってお
り、メインプリント基板２との間隔を一定に保ち、衝撃
等が加わってもリブ部１３、１３’によって衝撃を受
け、メインプリント基板２とサブプリント基板３との間
隔が容易に狭まらないようになっている。
１、３１’が端部を切り欠いて形成されている。ループ
アンテナ４は、サブプリント基板３の凹部３１、３１’
に半田付けされて固定されている。メインプリント基板
２にはコネクタ２３が半田付け固定されている。また、
サブプリント基板３にはコネクタ３３が半田付け固定さ
れている。メインプリント基板２とサブプリント基板３
とがコネクタ２３とコネクタ３３によって組み合わさっ
ている状態では、ループアンテナ４は、アンテナ保持部
１２によって保持されている。この場合に、リブ部１
３、１３’にはサブプリント基板３の端部が当たってお
り、メインプリント基板２との間隔を一定に保ち、衝撃
等が加わってもリブ部１３、１３’によって衝撃を受
け、メインプリント基板２とサブプリント基板３との間
隔が容易に狭まらないようになっている。
【００２１】このリブ１３、１３’の近傍のサブプリン
ト基板３上には、比較的背が高く、衝撃等に比較的弱い
電気部品３６、３７（例えば、セラミック部品）が実装
されている。これにより、電気部品３６、３７がメイン
プリント基板２にぶつかって破損することがないように
している。
ト基板３上には、比較的背が高く、衝撃等に比較的弱い
電気部品３６、３７（例えば、セラミック部品）が実装
されている。これにより、電気部品３６、３７がメイン
プリント基板２にぶつかって破損することがないように
している。
【００２２】次に、本発明の１つの実施形態における保
持器具１の組み立て方法（順序）及び動作を図１を参照
して詳細に説明する。メインプリント基板２上の端子部
２８に、ヒートシール８、８’の圧着等を介して液晶表
示部５を取り付ける。また、メインプリント基板２に
は、液晶表示部５を収容して保持する保持器具１を取り
付ける面と反対側の面にコネクタ２３が半田付けされて
固定される。また、ここでは一部のみ図示するが、電子
機器の回路を構成する様々な電気部品２６、２７等がメ
インプリント基板２の両面に実装されている。
持器具１の組み立て方法（順序）及び動作を図１を参照
して詳細に説明する。メインプリント基板２上の端子部
２８に、ヒートシール８、８’の圧着等を介して液晶表
示部５を取り付ける。また、メインプリント基板２に
は、液晶表示部５を収容して保持する保持器具１を取り
付ける面と反対側の面にコネクタ２３が半田付けされて
固定される。また、ここでは一部のみ図示するが、電子
機器の回路を構成する様々な電気部品２６、２７等がメ
インプリント基板２の両面に実装されている。
【００２３】このメインプリント基板２に保持器具１を
取り付ける方法は、最初に保持器具１の爪部１４、１
４’をメインプリント基板２の凹部２４、２４’にはめ
込み、次にフック部１５、１５’の弾性を利用してメイ
ンプリント基板２の凹部２５、２５’にはめ込んで固定
する。そして、保持器具１の補強および枠状のハウジン
グ部分１１を箱状にするために金属製のブラケット７の
凸部７７、７７’を、保持器具１の差込部１７、１７’
へ挿入後に、爪部７６、７６’を介して保持器具１の凸
部１６、１６’に引っかけて取り付ける。そして、ハウ
ジング部１１にＥＬランプ６を収容し、ＥＬランプ６の
端子部６８を半田付け等でメインプリント基板２と接続
する。そして、液晶表示部５とＥＬランプ６を両面テー
プ９を介して保持して固定し、保持器具１のハウジング
部１１に収容する。
取り付ける方法は、最初に保持器具１の爪部１４、１
４’をメインプリント基板２の凹部２４、２４’にはめ
込み、次にフック部１５、１５’の弾性を利用してメイ
ンプリント基板２の凹部２５、２５’にはめ込んで固定
する。そして、保持器具１の補強および枠状のハウジン
グ部分１１を箱状にするために金属製のブラケット７の
凸部７７、７７’を、保持器具１の差込部１７、１７’
へ挿入後に、爪部７６、７６’を介して保持器具１の凸
部１６、１６’に引っかけて取り付ける。そして、ハウ
ジング部１１にＥＬランプ６を収容し、ＥＬランプ６の
端子部６８を半田付け等でメインプリント基板２と接続
する。そして、液晶表示部５とＥＬランプ６を両面テー
プ９を介して保持して固定し、保持器具１のハウジング
部１１に収容する。
【００２４】サブプリント基板３には、ループアンテナ
４が２つの凹部３１、３１’に半田付け固定される。ま
た、メインプリント基板２と組み合わせることが可能な
位置にコネクタ３３が半田付け固定される。また、比較
的背が高く、衝撃等に弱い部品３６、３７が半田付け等
により実装される。また、ここでは図示しないが、電子
機器の回路を構成する様々な電気部品がサブプリント基
板３の両面に実装される。
４が２つの凹部３１、３１’に半田付け固定される。ま
た、メインプリント基板２と組み合わせることが可能な
位置にコネクタ３３が半田付け固定される。また、比較
的背が高く、衝撃等に弱い部品３６、３７が半田付け等
により実装される。また、ここでは図示しないが、電子
機器の回路を構成する様々な電気部品がサブプリント基
板３の両面に実装される。
【００２５】上述したメインプリント基板２とサブプリ
ント基板３のコネクタ２３、３３を組み合わせるときの
状態を図２および図３を参照して詳細に説明する。保持
器具１の寸法Ａをコネクタ２３、３３の噛み合わせ寸法
ａよりも大きく設定し、さらにテーパ１８を設け、ま
た、保持器具１のアンテナ保持部１２の厚さ寸法Ｂをル
ープアンテナ４の端部から衝撃に弱い部品３６、３７と
の間隔寸法ｂより小さく設定しておけば、容易に組み合
わせることが可能となる。また、メインプリント基板２
とサブプリント基板３のコネクタ２３、３３は、外すと
きには逆の動作となるだけなので容易に外すことができ
る。
ント基板３のコネクタ２３、３３を組み合わせるときの
状態を図２および図３を参照して詳細に説明する。保持
器具１の寸法Ａをコネクタ２３、３３の噛み合わせ寸法
ａよりも大きく設定し、さらにテーパ１８を設け、ま
た、保持器具１のアンテナ保持部１２の厚さ寸法Ｂをル
ープアンテナ４の端部から衝撃に弱い部品３６、３７と
の間隔寸法ｂより小さく設定しておけば、容易に組み合
わせることが可能となる。また、メインプリント基板２
とサブプリント基板３のコネクタ２３、３３は、外すと
きには逆の動作となるだけなので容易に外すことができ
る。
【００２６】次に、本発明の１つの実施形態における保
持器具１の動作を詳細に説明する。保持器具１が、自身
の爪部１４、１４’及びフック部１５、１５’によりメ
インプリント基板２を保持しているので、容易に取り付
け、取り外しができる。電子機器の箱体の内部に実装し
たときは、保持器具１の主要部（例えば、ハウジング部
１１の側面やフック部１５、１５’の側面）を箱体の内
壁に突き当てる構造にしておけば、落下等による衝撃に
対してはずれることがない。
持器具１の動作を詳細に説明する。保持器具１が、自身
の爪部１４、１４’及びフック部１５、１５’によりメ
インプリント基板２を保持しているので、容易に取り付
け、取り外しができる。電子機器の箱体の内部に実装し
たときは、保持器具１の主要部（例えば、ハウジング部
１１の側面やフック部１５、１５’の側面）を箱体の内
壁に突き当てる構造にしておけば、落下等による衝撃に
対してはずれることがない。
【００２７】また、保持器具１のアンテナ保持部１２が
ループアンテナ４を保持しており、このループアンテナ
４を箱体の内壁に突き当てる構造にしておけば、外部か
らの荷重（線押しや点押し）に対しても支えとなって、
強度を上げることができる。
ループアンテナ４を保持しており、このループアンテナ
４を箱体の内壁に突き当てる構造にしておけば、外部か
らの荷重（線押しや点押し）に対しても支えとなって、
強度を上げることができる。
【００２８】また、保持器具１のリブ１３、１３’がメ
インプリント基板２とサブプリント基板３との間隔を一
定に確保しているので、リブ部１３、１３’の近傍に実
装された部品３６、３７の衝撃等に対する強度を上げる
ことができる。
インプリント基板２とサブプリント基板３との間隔を一
定に確保しているので、リブ部１３、１３’の近傍に実
装された部品３６、３７の衝撃等に対する強度を上げる
ことができる。
【００２９】次に、本発明の他の実施形態について添付
図面を参照して詳細に説明する。図４は、保持器具１の
爪部１４、１４’およびフック部１５、１５’の他の例
を示す。メインプリント基板２を保持できる形状であれ
ば、特に爪部１４、１４’およびフック部１５、１５’
の形状は限定されない。
図面を参照して詳細に説明する。図４は、保持器具１の
爪部１４、１４’およびフック部１５、１５’の他の例
を示す。メインプリント基板２を保持できる形状であれ
ば、特に爪部１４、１４’およびフック部１５、１５’
の形状は限定されない。
【００３０】また、図５に示すように、保持器具１の爪
部１４、１４’およびフック部１５、１５’を取り付け
るメインプリント基板２の端部にある凹部２４、２
４’、２５、２５’の位置は、メインプリント基板２の
端部の範囲内であれば、特にその位置は限定されない。
部１４、１４’およびフック部１５、１５’を取り付け
るメインプリント基板２の端部にある凹部２４、２
４’、２５、２５’の位置は、メインプリント基板２の
端部の範囲内であれば、特にその位置は限定されない。
【００３１】また、図４に示すように、爪部１４、１
４’およびフック部１５、１５’を取り付けるための凹
部をメインプリント基板２に設けなくてもよい。さら
に、爪部１４、１４’およびフック部１５、１５の個数
は、特に限定されない。また、ループアンテナ４の形状
は限定されない。
４’およびフック部１５、１５’を取り付けるための凹
部をメインプリント基板２に設けなくてもよい。さら
に、爪部１４、１４’およびフック部１５、１５の個数
は、特に限定されない。また、ループアンテナ４の形状
は限定されない。
【００３２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の電子機器の保持器具によれば、ハウジング部とアンテ
ナ保持部とリブ部とが一体的に形成されているので、部
品点数を削減し、部品コストを削減することができる。
の電子機器の保持器具によれば、ハウジング部とアンテ
ナ保持部とリブ部とが一体的に形成されているので、部
品点数を削減し、部品コストを削減することができる。
【００３３】また、本発明の電子機器の保持器具によれ
ば、爪部またはフック部によりプリント基板を保持して
いるから、電子機器の小型化に適している。
ば、爪部またはフック部によりプリント基板を保持して
いるから、電子機器の小型化に適している。
【００３４】さらに、本発明の電子機器の保持器具によ
れば、爪部またはフック部によりプリント基板を保持し
ているから、メインプリント基板とサブプリント基板上
の部品をそのままの状態でメインプリント基板とサブプ
リント基板の組み立ておよび取り外しを容易に行うこと
ができるので、組み立てや分解を容易とし、作業工程数
を削減することができる。
れば、爪部またはフック部によりプリント基板を保持し
ているから、メインプリント基板とサブプリント基板上
の部品をそのままの状態でメインプリント基板とサブプ
リント基板の組み立ておよび取り外しを容易に行うこと
ができるので、組み立てや分解を容易とし、作業工程数
を削減することができる。
【図１】本発明の１つの実施形態としての電子機器の保
持器具を示す分解斜視図である。
持器具を示す分解斜視図である。
【図２】図１に示される電子機器の保持器具におけるメ
インプリント基板をサブプリント基板を組み合わせた状
態を示す斜視図である。
インプリント基板をサブプリント基板を組み合わせた状
態を示す斜視図である。
【図３】図１に示される電子機器の保持器具におけるメ
インプリント基板をサブプリント基板を組み合わせる順
序および状態を説明するための断面図である。
インプリント基板をサブプリント基板を組み合わせる順
序および状態を説明するための断面図である。
【図４】本発明の別の実施形態である電子機器の保持器
具の要部を示す分解斜視図である。
具の要部を示す分解斜視図である。
【図５】本発明の別の実施形態である電子機器の保持器
具の要部を示す斜視図である。
具の要部を示す斜視図である。
【図６】従来の第１の電子機器の保持器具を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図７】従来の第２の電子機器の保持器具を示す斜視図
である。
である。
１ 保持器具 ２ メインプリント基板 ３ サブプリント基板 ４ ループアンテナ ５ 液晶表示部 ６ ＥＬランプ ７ ブラケット ８、８’ ヒートシール ９ 両面テープ １１ ハウジング部 １２ アンテナ保持部 １３、１３’ リブ部 １４、１４’ 爪部 １５、１５’ フック部 １６、１６’ 凸部 １７、１７’ 差込部 １８ テーパ ２３ コネクタ ２４、２４’ 凹部 ２５、２５’ 凹部 ２６、２７ 電気部品 ２８ 端子部 ３１ 凹部 ３３ コネクタ ３６、３７ 電気部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 1/02 - 1/04 H04B 1/08 H01Q 1/24
Claims (6)
- 【請求項１】 表示部を収容して保持する枠形状のハウ
ジング部と、 ループアンテナを支える前記ハウジング部の前記枠の辺
縁のいずれか一方に垂直に配置されたアンテナ保持部
と、前記アンテナ保持部の上端に メインプリント基板とサブ
プリント基板との間隔を確保するリブ部とを有し、 前記ハウジング部と前記アンテナ保持部と前記リブ部と
が樹脂材料で一体的に形成されていることを特徴とする
電子機器の保持器具。 - 【請求項２】 前記ハウジング部に形成された爪部を有
し、 前記爪部を前記メインプリント基板に係止することによ
り前記ハウジング部が前記メインプリント基板を保持す
ることを特徴とする請求項１記載の電子機器の保持器
具。 - 【請求項３】 前記ハウジング部に形成された爪部と、 前記メインプリント基板に形成された凹部とを有し、 前記爪部を前記凹部に係止することにより前記ハウジン
グ部が前記メインプリント基板を保持することを特徴と
する請求項１記載の電子機器の保持器具。 - 【請求項４】 前記ハウジング部に形成されたフック部
を有し、 前記フック部を前記メインプリント基板に係止すること
により前記ハウジング部が前記メインプリント基板を保
持することを特徴とする請求項１記載の電子機器の保持
器具。 - 【請求項５】 前記ハウジング部に形成されたフック部
と、 前記メインプリント基板に形成された凹部とを有し、 前記フック部を前記凹部に係止することにより前記ハウ
ジング部が前記メインプリント基板を保持することを特
徴とする請求項１記載の電子機器の保持器具。 - 【請求項６】 前記ループアンテナが前記アンテナ保持
部に半田付けにより固定されていることを特徴とする請
求項１から５のいずれか１項に記載の電子機器の保持器
具。
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| JP10175034A JP2944641B1 (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 電子機器の保持器具 |
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|---|---|---|---|
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1999
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