JPH07250138A - 携帯無線端末装置 - Google Patents

携帯無線端末装置

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JPH07250138A
JPH07250138A JP6038713A JP3871394A JPH07250138A JP H07250138 A JPH07250138 A JP H07250138A JP 6038713 A JP6038713 A JP 6038713A JP 3871394 A JP3871394 A JP 3871394A JP H07250138 A JPH07250138 A JP H07250138A
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JP
Japan
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assembly
rear case
case body
speaker
shaft
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Application number
JP6038713A
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Yoshifumi Tsukamoto
祥史 塚本
Shigeru Takahashi
茂 高橋
Yoshiaki Kato
良明 加藤
Hisamitsu Takagi
久光 高木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/3833Hand-held transceivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
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    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は携帯無線端末装置に関し、組立性の
向上を図ることを目的とする。 【構成】 フロントケース組立体52と、電話機本体組
立体51と、リアケース組立体53とを有する。電話機
本体組立体51は、動作に必要な回路を有するプリント
基板組立体と、スピーカ82と、マイク79と、、液晶
表示モジュール76と、プリント基板組立体を覆うシー
ルド板72を有する。携帯電話機50は、電話機本体組
立体51を内部に収容するようにして、フロントケース
組立体52とリアケース組立体53とを固定することに
より組立てられるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機等の携帯無線
端末装置に関する。
【0002】携帯無線端末装置は、組立作業がし易く、
製造コストが安価となる構造であることが望ましい。
【0003】製造コストを安価にすることで、使用者
(お客様、購入者、など)は、安価の携帯無線端末装置
を購入することができる。
【0004】
【従来の技術】図46,図47は従来の携帯電話機の1
例を示す。
【0005】携帯電話機10は、電話機本体11を、フ
ロントケース12とリアケース13とよりなるケース1
4内に収容してなる構造を有する。
【0006】電話機本体11は、回路基板(図示せず)
等を有する構成である。
【0007】スピーカ15は、フロントケース12の下
面に取り付けられてある。
【0008】スピーカ15より電線16が引き出されて
おり、電線16の先端にコネクタ17が取り付けてあ
る。このコネクタ17が、電話機本体11上のコネクタ
18に差し込まれて接続してある。
【0009】シールド構造についてみると、フロントケ
ース12は、内面に、アルミ蒸着膜21を有し、リアケ
ース13は、内面にアルミ蒸着膜22を有する。
【0010】電話機本体11の上面側の1のプリント回
路基板25のアースパターン(図示せず)は、フロント
ケース12内のアルミ蒸着膜21に直接接触して電気的
に接続してある。
【0011】電話機本体11の下面側のプリント回路基
板26のアースパターン(図示せず)は、導電ゴム27
を介してリアケース13のアルミ蒸着膜22に電気的に
接続してある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機10
は、以下の問題があった。
【0013】 電話機本体11をフロントケース12
とリアケース13との間に組込む作業の他に、コネクタ
17をコネクタ18に差し込む作業が必要となり、組立
作業が面倒となり、製造コストが高価となっていた。
【0014】 アルミ蒸着膜を形成するためのコスト
は、比較的高い。このため、フロントケース12、リア
ケース13は比較的高価であり、このため、携帯電話機
10は製造コストが高かった。
【0015】 電話機本体11を、ケース14内に組
込んだ状態で、スピーカ15が接続され、電話機本体1
1はシールドされた状態となる。このため、携帯電話機
10の性能確認は、電話機本体11をケース14内に組
込んだ後に行なっている。このため、性能確認のための
取扱い中にフロントケース12、リアケース13を傷付
けたりする虞れがある。この場合には、フロントケース
12又はリアケース13を交換することが必要となる。
また調整が必要となって調整を行う場合には、ケース1
2,13を外す必要があり、作業が面倒であった。これ
らのことが、携帯電話機10の製造コストを引き上げて
いた。 本発明は上記課題を解決した携帯無線端末装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、動作
させるに必要な電気回路を有するプリント板、スピー
カ、マイクを備えた携帯無線端末装置本体組立体と、フ
ロントケース本体を有するフロントケース組立体と、リ
アケース本体を有するリアケース組立体とを有し、上記
装置本体組立体が、組合わされた上記フロントケース組
立体と上記リアケース組立体の内部に組込まれた構成と
したものである。
【0017】請求項2の発明は、動作させるに必要な電
気回路を有するプリント板、スピーカ、マイク、該プリ
ント板を覆うシールド板、金属メッキを施した樹脂製の
シャーシ、同じく金属メッキを施したホルダとを備えた
携帯無線端末装置本体組立体と、フロントケース本体を
有するフロントケース組立体と、リアケース本体を有す
るリアケース組立体とを有し、上記装置本体組立体が、
組合わされた上記フロントケース組立体と上記リアケー
ス組立体の内部に組込まれた構成としたものである。
【0018】請求項3の発明は、請求項1又は2のリア
ケース組立体は、リアケース本体と、該リアケース本体
にインサートしてあり、該リアケース本体内部に突き出
している筒部を有し、棒状のアンテナが挿通される金属
製のスリーブと、一端を、上記筒部内に差し込まれて、
固定されて、上記リアケース本体の内部に取り付けてあ
り、引き出されていないアンテナを収容するパイプと、
上記リアケース本体の内部の一部に取り付けてあり、上
記筒部と、上記携帯無線端末装置本体組立体の一部に接
触しているアンテナの接点用板ばね部材とを有する構成
としたものである。
【0019】請求項4の発明は、請求項1又は2記載の
フロントケース組立体は、フロントケース本体と、断面
が長方形状の軸部を有し、該フロントケース本体に、該
長方形断面軸部を外方に突出させて組込まれている一対
の軸部材と、一対の軸係合部を有し、一旦撓ませて該軸
係合部の間隔を拡げ、該軸係合部を上記軸部に係合させ
て、上記フロントケース本体に開閉可能に取り付けられ
ている蓋とを有する構成としたものである。
【0020】
【作用】請求項1の携帯無線端末装置本体組立体を、プ
リント板に加えて、スピーカ及びマイクを備えた構成と
した構成は、装置本体組立体とフロントケース組立体と
を組合わせるときに、コネクタの差し込み作業を不要と
するように作用する。
【0021】請求項2の携帯無線装置本体組立体を、プ
リント板、スピーカ等に加えて、プリント板を覆うシー
ルド板、金属メッキを施した樹脂製のシャーシ、及び同
じく金属メッキを施したホルダを設けた構成とした構成
は、装置本体組立体の状態で、通信の諸特性を確認する
ことを可能とするように作用する。
【0022】請求項3のスリーブの筒部は、パイプを差
し込むことができるのと共に板ばね部材が接触するよう
に作用する。
【0023】請求項4の蓋は、取り付け、取り外し可能
であり、蓋がいちじるしく傷ついた場合は、ケースの分
解不要で交換できるにように作用する。
【0024】
【実施例】図2(A)乃至(F)は、本発明の第1実施
例になる携帯電話機50を示す。図1,図3,図4は、
この携帯電話機50を分解して示す。
【0025】携帯電話機50は、電話機本体組立体51
と、フロントケース組立体52と、リアケース組立体5
3とを有する。
【0026】電話機本体組立体51が、フロントケース
組立体52とリアケース組立体53とを組合わせてなる
ケース54内に収容してある。
【0027】図5に示すように、ケース54のリア面
に、バッテリ55が着脱可能に取り付けられる。
【0028】次に、電話機本体組立体51、フロントケ
ース組立体52、リアケース組立体53の構造について
順次概括的に説明する。
【0029】〔電話機本体組立体51〕(図6,7参
照) 図6及び図7に示すように、電話機本体組立体51は、
金属メッキされた合成樹脂製のシャーシ60を本体とす
る構造である。
【0030】図7に示すように、シャーシ60の下面側
には、第1のプリント基板(TU)組立体61、シール
ド板62、及び表面を導電性のシールド材で包んだゴム
チューブ67が取り付けてある。ゴムチューブ67は、
シールド材でできた線、導電性の充填材を含んだゴムで
もよい。
【0031】ゴムチューブ67は、U溝60aに押し込
まれている。
【0032】第1のプリント基板組立体61は、第1の
プリント基板63に、複数のIC部品(図示せず)、コ
ネクタ64,65、及び内蔵アンテナ66が取り付けら
れた構成である。
【0033】この第1のプリント基板組立体61は、中
央の孔63aをボス60bに嵌合させて位置合わせし
て、且つ爪60cにより係止されて取り付けてある。ま
た、ボス60bに、金属メッキされたスペーサ68が嵌
合しており、シールド板62のプリント基板63に対す
る間隔を保っている。
【0034】シールド板62は、両側の部分を、溝部6
0dに弾性的に押し込まれて、シャーシ60との電気的
接続が確実とされた状態で取り付けてある。
【0035】シールド板62は、切り起こしによって、
所定の部位に切り起こし片62a及び開口62bが形成
してある。切り起こし片62aはプリント基板上の大型
のIC部品に弾性的に接触している。これにより、大型
のIC部品は放熱し易くなっている。また大型のIC部
品は、直接にアースをとられており、大型のIC部品か
ら発生したノイズが電話機本体組立体51より外部に漏
れにくくなっている。シャーシ60の上面側には、図6
に示すように、第2のプリント基板(LOG)組立体7
0、スピーカ組立体71、及びシールド板72が取り付
けてある。
【0036】第2のプリント基板組立体70は、第2の
プリント基板73の下面にコネクタ74が取り付けら
れ、プリント基板73の上面に、コネクタ75、液晶表
示モジュール76、キーボード77、アラート78、マ
イク79等が取り付けられた構造を有する。
【0037】スピーカ組立体71は、金属メッキが施さ
れたホルダ80内に、第3のプリント基板組立体81が
組込まれ、ホルダ80上にスピーカ82が取り付けられ
た構造を有する。
【0038】スピーカ組立体71は、第3のプリント基
板組立体81のコネクタ83をコネクタ74に接続し
て、取り付けられている。
【0039】シールド板72はキーボード77の各キー
スイッチ77aに対応する部分に開口72aを有し、両
側の部分を、溝部60eに押し込まれて取り付けてあ
り、キーボード77を覆っている。
【0040】キースイッチ85が、ホルダ80の側面に
位置合わされて貼り付けてある。
【0041】また、シャーシ60に、絶縁シート87が
貼付けしてある。また前記のゴムチューブ67と同じく
表面を導電性シールド材で包んだチューブ88が、U字
溝60f内に嵌合して取り付けてある。
【0042】上記より分かるように、電話機本体組立体
51は、それ自体でシールドされた構造を有する。
【0043】また、第1のプリント基板組立体61と、
第2のプリント基板組立体70とがコネクタ64とコネ
クタ74とにより電気的に接続されてある。第3のプリ
ント基板組立体81が、コネクタ83,74を介して、
第2のプリント基板組立体70と電気的に接続されてい
る。
【0044】従って、外部電源をコネクタ65に接続す
ると、全部のプリント基板組立体61,70,81が動
作状態となりうる。
【0045】〔フロントケース組立体52〕(主に図8
参照) 図1,図3,図8に示すように、フロントケース組立体
52は、合成樹脂製のフロントケース90に、キーパッ
ド91、着信を表示するランプ92、表示窓93、及び
蓋94が取り付けられた構成である。
【0046】蓋94は開閉可能であり、図1に示すキー
91aを覆う閉じた位置と、図2(F)に示す開いた位
置とにクリック的に保たれる。
【0047】〔リアケース組立体53〕(主に図9,1
0参照) 図9に示すように、リアケース組立体53は、合成樹脂
製のリアケース本体100に、金属製のスリーブ101
が圧入され、シール102が貼られ、パイプ103、キ
ャップ104、アンテナ接点用板ばね部材105及びス
トラップ110が取り付けられた構造を有する。
【0048】図10に示すように、リアケース本体10
0には、更にアンテナ106がねじ込まれている。
【0049】また、リアケース本体100には、リリー
ス釦107と、ロック爪108とが、リアケース本体1
00を挟んでばね109と共に、取り付けてある。
【0050】また、リアケース本体100は、バッテリ
取付け部111を有する。
【0051】〔携帯電話機の組立方法〕次に上記構成の
電話機本体組立体51、フロントケース組立体52及び
リアケース組立体53を組み合わせてなる携帯電話機5
0の組立て方法について説明する。
【0052】こゝで、説明の便宜上、電話機本体組立体
51をケース54内に位置決めする手段について説明す
る。
【0053】図1に示すように、リアケース本体100
の内側には、ボス120-1〜120 -4が形成してある。
【0054】図3に示すように、フロントケース本体9
0の内側にはボス121-1〜121 -4が、上記ボス12
-1〜120-5に対応した配置で設けてある。
【0055】電話機本体組立体51は、下面に、図3に
示すように、ボス120-1〜120 -5に対応して、当接
部122-1〜122-5を有し、上面に、図1に示すよう
に、ボス121-1〜121-4に対応して、当接部123
-1〜123-4を有する。
【0056】上記構造の携帯電話機50は、以下の手順
で組立てられる。
【0057】 電話機本体組立体51、フロントケー
ス組立体52、及びリアケース組立体53を予め組立て
ておく。
【0058】電話機本体組立体51については、外部電
源に接続して送受信の全ての電気的特性を予め確認し
て、良品のみを準備しておく。
【0059】ここで、電気的特性の確認は、電話機本体
組立体51にケースが取り付けられていない状態で行わ
れるため、作業がし易い。また、全部の部品が係止又は
摩擦で取り付けられているため、補修作業もし易い。
【0060】 図3に示すように、フロントケース組
立体52を組立台(図示せず)上に置く。
【0061】 電話機本体組立体51を表裏逆向きと
し、当接部123-1〜123-4を対応するボス121-1
〜121-4に合わせて載置する。このとき、ボリューム
キー86及びキーパッド91を取り付ける。
【0062】 リアケース組立体53を、そのボス1
20-1〜120-5を対応する当接部122-1〜122-5
に合わせて、かぶせ、電話機本体組立体51を覆う。
【0063】リアケース組立体100とフロントケース
組立体90とが爪で係合されて仮止めされる。
【0064】 図1に示すように、ねじ124-1〜1
25-5を夫々ボス120-1〜120 -5に差し込んで締め
る。
【0065】これにより、リアケース組立体53とフロ
ントケース組立体52とが固定され、且つ電話機本体組
立体51とフロントケース組立体52とが固定され、且
つ電話機本体組立体51が周囲の4個所をリアケース組
立体53とフロントケース組立体52との間に挟み込ま
れて固定される。
【0066】 電話機本体組立体51の状態で、諸特
性が予め測定してあるため、携帯電話機50の諸特性の
検査は行わない。
【0067】以上により、携帯電話機50の組立てが完
了する。
【0068】〔携帯電話機の特長〕上記構造の携帯電話
機50は、以下に挙げる特長を有する。
【0069】 フロントケース本体90及びリアケー
ス本体100にはアルミ蒸着膜は形成されていないた
め、シールド板62,72を別途設けたとしても、全体
としての製造コストは従来に比べて安価となる。
【0070】 組立後の試験が不要であるため、組立
後に取り扱う回数が減り、フロントケース本体90、リ
アケース本体100を傷付けてしまう虞れを少なくし得
る。次に、上記構成の携帯電話機50の各部の構成につ
いて説明する。
【0071】〔アンテナ装置〕(図1,9〜17参照) 図9,11に示すようにスリーブ101は、通常より長
い寸法を有しており、筒部101aがリアケース本体1
00内に突き出しいる。
【0072】筒部101aの内側に、鍔部101a-1
有する。
【0073】パイプ103は、一端側を、図11に示す
ように、筒部101a内に鍔部101a-1に突き当たる
位置まで挿入され、中央をリブ130により押さえら
れ、他端側を爪131により押さえられてリアケース本
体100の側壁に沿って取り付けてある。
【0074】アンテナ106に嵌合しているホルダ部材
132が、上記のスリーブ101内に嵌入してねじ止め
してある。ホルダ部材132は、スリットが入っている
クランプ部132aを有する。
【0075】図13に示すように、アンテナ接点用板ば
ね部材105は、U字状本体部105aと、これより側
方に延出している第1の板ばね部105bと、上方に延
出している第2の板ばね部105cと、本体部105a
の切り起こし部105dとを有する。
【0076】この板ばね部材105は、U字状本体部1
05aを、リアケース本体100の突部133に嵌合さ
せて、切り起こし片105dにより抜け止めされて取り
付けてある。
【0077】第1の板ばね部105bが筒部101aに
押圧している。
【0078】第2の板ばね部105cが電話機本体組立
体51のプリント基板63のアンテナ回路のパターンに
押圧している。
【0079】アンテナ106が引き出されると、アンテ
ナ106の先端側部分106aがクランプ部132a内
に入り込んでクランプされた状態となる。
【0080】アンテナ106は、先端部106a−ホル
ダ部材132−スリーブ101−板ばね部材105を介
して、アンテナ回路と電気的に接続された状態となる。
【0081】図14,図15は、第1の変形例になるア
ンテナ接点用板ばね部材105Aを示す。
【0082】板ばね部材105Aは、図13中の板ばね
部材105のうち第1の板ばね部105bだけを異にす
る。第1の板ばね部材105Abは水平部分を有する。
【0083】図14に示すように、第1の板ばね部材1
05Abが筒部101aの頂面に当接している。
【0084】図16,図17は第2の変形例になるアン
テナ接点用板ばね部材105Bを示す。
【0085】この板ばね部材105Bは、図13中の板
ばね部材105と比較すると、第2の板ばね部105c
は有さず、第1の板ばね部105Bbのみを有する。第
1の板ばね105Bbは、V字状に曲げられた形状を有
し、第1の板ばね部分105Bb-1と第2の板ばね部分
105Bb-2とを有する。
【0086】図17に示すように、第2の板ばね部分1
05Bb-2がプリント基板63に当接し、第1の板ばね
部分105Bb-1が筒部101aの頂面に当接してい
る。
【0087】〔蓋94の軸支構造部139〕(主に図1
8〜23参照) 図18及び図21に示すように、軸部材140は、円板
形状の軸部140aと、これより一方に突き出してい
る、断面が長方形状の軸部140bと、軸部140aよ
り他方に突き出している、断面が八角形状の軸部140
cと、軸部140cの先端の円板状のフランジ部140
dとを有する。長方形断面軸部140bと、140cと
は約90度ずれている。八角形断面軸部140cは、蓋
94を取り付け易くするために、円弧状先端部140b
-1、及び傾斜部140b-2を有する。
【0088】141はばね部材であり、U字状部141
aと、U字形状部141aの先端より折り曲がって末細
となっいる一対の腕部141b,141cとを有する。
【0089】142はキャップ部材であり、キャップ部
142aと、二又の脚部142bと、脚部142bの先
端の爪部142cとを有する。
【0090】軸部材140は、軸部140aをフロント
ケース本体90の孔143に嵌合している。
【0091】キャップ部材142は、図19,20に示
すように脚部142bがフロントケース本体90の孔1
44に差し込まれ、爪部142cが孔144の端と嵌合
した状態で取り付けてある。
【0092】ばね部材141は、U字状部141aをキ
ャップ部142aにより押さえられて取り付けてある。
一対の脚部141b,141cが軸部材140の八角形
断面軸部140cを挟んでいる。
【0093】軸部材140のフランジ140dは、フロ
ントケース本体90の一対のリブ145,146により
挟まれており、且つ、リブによって抜け止めしてある。
【0094】軸部材140の長方形断面軸部140b
が、フロントケース本体90より外方に突き出してい
る。
【0095】軸部材140は、左右に1つづつ取り付け
てある。
【0096】蓋94は左右側の軸係合部147,148
を、上記長方形断面軸部140bに係合させて取り付け
てある。
【0097】蓋94を開閉操作すると、軸部材140
は、蓋94と一体的に回動する。
【0098】軸部材140は、図22に示すように、八
角形断面軸部140cによってばね部材141の腕部1
41b,141cを押し拡げつつ、且つリブ145,1
46によって振れを制限された状態で回動する。
【0099】図22(A)は、蓋94が閉じている状態
を示す。蓋94は、ばね部材141が八角形断面軸部1
40cに及ぼすばね力によって反時計方向、即ち閉じる
方向に付勢されている。
【0100】蓋94を開く方向に回動させると、図22
(B)に示すように、八角形断面軸部140cが腕部1
41b,141cを押し拡げ、押し拡げると、腕部14
1b,141cはその後すぼまる。
【0101】蓋94は、図22(C)に示す開いた位置
に、弾性的に保持されている。
【0102】次に、上記軸支構造部139は、以下の特
長を有する。
【0103】I 組立てがし易い。
【0104】組立ては、次の手順で行われる。
【0105】 軸部材140を孔134に差し込む。
【0106】 ばね部材141を押し込んで取り付け
る。
【0107】ばね部材141を押し込む過程において、
軸部材140は図22(C)に示す回動位置とされ、脚
部141b,141cは、図22(C)に示す以上には
拡がらない。
【0108】このため、ばね部材141は無理なく円滑
に取り付けられる。
【0109】 キャップ部材142を押し込んで取り
付ける。
【0110】 最後に樹脂製の蓋94を取り付ける。
【0111】蓋94は、図23(A)に示すように、開
の状態として、一方の軸部材140の長方形断面軸部1
40bに係合させ、この状態で、蓋94を図23(B)
に示すように撓ませて、軸係合部147と148との間
の間隔を所定の寸法aに拡げ、この状態で、軸係合部1
48を、他方の軸部材140の長方形断面軸部140b
に係合させることによって取り付ける。
【0112】こゝで、長方形軸面部140bは、円弧状
先端部140b-1及び傾斜部140b-2を有しており、
且つ軸係合部147(148)は切欠149を有してい
るため、蓋94は容易に取り付けられる。
【0113】以上のように、蓋94を最後に取り付ける
ことによって、軸支構造部139は、蓋を仮止めした状
態でばねを組み込む従来の方法に比べて簡単に組立てら
れる。
【0114】II 寿命が長い。
【0115】図20に示すように、ばね部材141のU
字状部141aとキャップ部142aとの間には、所定
の隙間150を有する。この隙間150は、ばね部材1
41のZ1 方向への変位を可能とする。
【0116】図22に示すように、蓋94を開閉する過
程のうち、ばね部材141の腕部141b,141cが
図22(B)に示すように最も拡げられたときに、ばね
部材141には、Z1 方向の力が作用し、上記隙間15
0の範囲内でZ1 方向に一旦変位する。蓋94が開閉の
中間の位置を通過し、腕部141b,141cがすぼま
る方向に動くと、ばね部材141はZ2 方向に変位して
元の位置に戻る。
【0117】ばね部材141がZ1 方向に変位すること
によって、変位しない場合に比べて、腕部141b,1
41cの拡がりは抑制され、ばね部材141に作用する
応力は低くなる。
【0118】このことによって、蓋94の開閉を繰り返
した場合に、ばね部材141が破損するまで蓋を開閉し
うる回数は、従来に比べて相当に多くなり、軸支構造部
139は、従来に比べて優れた耐久性を有する。
【0119】〔ねじキャップの構造〕(主に図24〜2
8参照) 図5中のバッテリ55は、従来のものに比べて小型であ
る。
【0120】バッテリ55の小型化に伴って、バッテリ
取付け部111も小さくなっており、図1中のねじ12
-1〜124-5のうちねじ124-1〜124-2は、バッ
テリ取付け部111の外側の部位に配置してある。
【0121】このため、この二本のねじ124-1〜12
-2について、ねじ頭部を隠すねじキャップが必要とな
る。
【0122】図24に示すように、ねじキャップ部材1
80は、梁部181と、この梁部181の両端側のねじ
キャップ部182,183と、梁部181の中央の脚部
184とよりなる。
【0123】図26に示すように、ネジキャップ部18
3には、爪部183aを有する。また、溝185の両端
に、爪部183aを係止するための孔185aを有す
る。
【0124】脚部184は図25に示すように下端に、
梁部181の長手方向に長い長方形の爪部184aを有
する。
【0125】リアケース本体100の溝185内に、孔
187が形成してある。孔187は溝185の幅方向に
長い長方形状を有する。
【0126】ねじキャップ部材180は、リアケース本
体100の溝185に対して90度回動した位置に定
め、矢印186で示すように、押し下げて、爪部184
aを孔187に通し、脚部184を孔187に嵌合さ
せ、この後、矢印188で示すように90度回動させ
て、梁部181を溝185に合わせ、矢印188,18
9で示すように、両側を押し付けることによって取り付
けられる。
【0127】ねじキャップ部183は、図26(A)に
示す状態を経て同図(B)に示すように、係合されて、
ねじ124-1の頭部を覆う。
【0128】取り外しは、溝185の中央部に指の爪あ
るいは治具を挿入し、ネジキャップ部182,183が
外れるまで矢印186と逆方向に持ち上げる。その後は
逆の操作よりなされる。
【0129】ここで90度回されなければ、ねじキャッ
プ180は取り外されず、無用な取り外しが防止され
る。
【0130】〔図7中のゴムチューブ67の取付構造〕
(図27参照) 図27(C)に示すように、シャーシ60の溝60aに
は、爪60-1が形成してある。溝60aの幅寸法mは、
ゴムチューブ67の径dより僅かに小さい。dがmより
大きいと、取り付け誤差によってケースが嵌合しなくな
るからである。ゴムチューブ67は、図27(D)に示
すように、溝60a内に押し込まれて、図27(E)に
示すように、押し潰された状態となって溝60a内に固
定される。
【0131】〔図7中のプリント基板63をシャーシ6
0へ取り付ける方法〕(図28〜30参照) シャーシのプリント板(TU)は取付構造を図28に示
す。シャーシ60には、プリント基板63に実装された
部品のうち、高い部品に接触しないように、浅い偏平な
凹部200を設けてある。また、外部コネクタから引か
れてくる同軸タイプ203の通り路201を設けてあ
る。また、通り路201より、さらに深い凹202は、
ゴムチューブ67の通り路となり、同軸パイプの下を通
るようになっている。プリント板を固定するために、若
干、形状の異なる爪60c,60c’を設けている。爪
60c,60c’はプリント板63の抜け止めの働きも
果たす。
【0132】シャーシ60とプリント板63の取り付け
例を図29を用いて説明する。
【0133】まず、シャーシ60とプリント板63が既
に取り付けられた状態における断面B−B断面)を図2
9(B)に示す。爪60c’のプリント板63に対する
引っ掛かり量をl1 ,爪60cの引っ掛かり量をl2
し、l1 <l2 とする。このとき、l1 側の壁204を
B方向へ押すと、l2 側の壁205をC方向に押す場合
よりも、プリント板63を容易に外すことが出来る。
【0134】逆に、取り付ける場合は、l2 側より、挿
入する方が容易である。
【0135】よって、取り付け方は図30に示す通りと
なる。
【0136】まず、プリント板63を爪60cの下に引
っ掛ける。次に、ねじ止め用のボス部60bと、コネク
タ64を通すための穴を介しながら、壁204をB方向
に押すことにより壁204と壁205の間が拡がり、そ
の間をプリント板63が通過して、シャーシ60に置か
れる。壁204を押すのを止めると、壁204が元の状
態に戻るため、爪60c’はl1 の分だけプリント板6
0に引っかかる。
【0137】このとき、ゴムチューブ67は、爪60a
-1により、押し潰され、盛り上がっている。このため、
プリント板63が取り付けられた場合、ゴムチューブ6
7は、プリント板63にも押し潰されるため、元に戻ろ
うとする力により、プリント板63のアースパターンに
密着する。取り外し方は、取り付け方の全く逆の作業と
なる。
【0138】従って、爪の引っ掛かり量を左右違えるこ
とにより、取り付け方・取り外し方の順序を決定するこ
とが出来る。
【0139】〔図6,図7のシールド板62,72の取
付け構造〕(主に図31〜33参照) 2枚のシールド板(Lシールド、T/Rシールド)6
2,72の構造を図31に示す。
【0140】図31(A),(B)に示すように、Lシ
ールド板72は、キーボード77が貼り付けられたプリ
ント板73の上に置かれる。Lシールド板72には、キ
ーボード77のLED77b(計12カ所)とキースイ
ッチ77a(計21カ所)用の逃げ穴72aが開けられ
ている。
【0141】折り曲げ部210は爪状になっており、ば
ねの役割を示す。折り曲げ部210は、シャーシ60の
U字溝60eに差し込まれる。
【0142】一方、図33(C),(D),(E)に示
すように、T/Rシールド板62は、折り曲げ部21
2、及び5カ所のねじ止め孔213、シャーシ60のU
字溝60d及びシャーシ60等のねじ止め孔にて、ねじ
止めされる。
【0143】折り曲げ部212は、外部コネクタ側への
電波のモレを防ぐためのものである。取り付け時には、
プリント板63の外部コネクタ65を覆うようになって
いる。折り曲げ部216は、プリント板63に強く接触
させるためのばね216aを設けている。ばね216a
は、図33(E)に示すように、プリント板63のパタ
ーンに接触する。折り曲げ部215は、Lシールド板の
折り曲げ部210と同様に、爪状になっており、ばねの
役割を示す。
【0144】また、実装部品の抵抗値やコンデンサの容
量を調整するための穴217を7カ所設けている。また
実装部品が高いものの逃げ218を設けている。
【0145】図6に示すように、シャーシ60には、ホ
ルダ80を止めるためのU字溝219が設けてある。
【0146】シャーシへのシールド板及びホルダの取り
付け例を以下に説明する。図32(A)は、2枚のシー
ルド板が取り付けられた状態での断面図を示す。図32
(D)中、T/Rシールド板72の爪状の折り曲げ部2
15の幅をlとし、シャーシ60のU字溝64dの幅を
mとする。lをmより大きい値にしておく。図34
(C)に示すように、ばね215aがU字溝64dに挿
入されるときl>mより、折り曲げ部215は押し潰さ
れ、l’=mとなる。このとき、U字溝69dはばね2
15aに対し、2カ所の接点において、C1 ,C2 方向
に押されるため、、T/Rシールド62とシャーシ60
の間は導通する。Lシールド板72の場合も同様であ
る。
【0147】凸部220がシャーシ60のU字溝219
に嵌合している。ホルダ80の金属メッキと、シャーシ
60との接触部を拡げるためのストッパー222が数カ
所にわたって設けられている。従って、シャーシ60と
ホルダ80においては、凸部220、ストッパー22
2、シャーシのU字溝219の0°勾配部221を介し
て、導通する。
【0148】図33に示すように、シャーシ60のU字
溝60dに爪225を設けることが出来る。この爪22
5は、U字溝部60dの抜き勾配により、T/Rシール
ド板62の爪状のばね215がU字溝60dから抜ける
のを止める役割を持つ。
【0149】例えば、U字溝214、爪215の長さを
T/Rシールドの爪状のばね215aに接触しないよう
に設定しておく。すると、爪状のばね215aがU字溝
60dから外れようとするとき、爪225に接触し、ま
た、爪225がストッパーとして機能するため、T/R
シールド板62がシャーシ60から抜け落ちることはな
い。
【0150】〔ホルダの構造〕(主に図34〜38参
照) ホルダの構造を図34に示す。ホルダ80には、スピー
カを仮置きする部分230と、音漏れ防止のための円環
状のゴムブッシュ又はガスケット240を両面テープに
固定する部分231を設けている。また、ガスケットの
位置決めのための壁232を設けている。
【0151】また、爪234,235は、小基板236
を取り付けるためのものであり、爪237は、スピーカ
82から引かれたケーブル238を固定するためのもの
である。爪234,235は、小基板が引っ掛けている
とき、その引っ掛かり量がわずかに異なるように設計さ
れている。
【0152】ホルダの小基板の取り付け例を図35に示
す。
【0153】例えば、爪235のLCD用小基板81に
対する引っ掛かり量をl1 、爪235の引っ掛かり量を
2 とする。l1 <l2 である。
【0154】取り付けが容易となるようにl2 側から挿
入、l1 側を後から嵌め込み、小基板81のコネクタ8
3とプリント板73上のコネクタ74を合わせることに
より、ホルダの凸形状220がシャーシ60のU字溝2
19に挿入されるため、ホルダ80とフレームシャーシ
60は固定される。
【0155】ホルダのスピーカ取付の例を図36に示
す。
【0156】図36中、まずスピーカ82を逆さのまま
で、両面テープの付いたガスケット240の上に乗せ
る。これを、壁内の中に収めるようにして、ホルダとガ
スケットを両面テープで貼り付ける。このとき、スピー
カ82から引かれたケーブル238は、爪上にはわすよ
うにして、引き出す。
【0157】スピーカは、ガスケットの内径より大きい
ため、ホルダから抜け落ちない。
【0158】また、上記のガスケットを、スピーカを包
みこむことのできる形状、及びホルダを両面テープなし
で取り付けることが可能な形状に変更することが出来
る。
【0159】図36は、ガスケット240である。図
中、A部にスピーカが収納される。スピーカ82の収納
時、スピーカの底部82aは、ガスケットの押し上げ部
分としての底部243の円形部の上に置かれる。ガスケ
ット内には、スピーカが抜けるのを防ぐためのストッパ
ー244が設けられている。また、スピーカの位置合わ
せの案内部245を2カ所設けている。底部243は、
傾きαを持っており、スピーカ収納時には、スピーカに
力がかかるようになっている。
【0160】図37にスピーカのガスケットへの取り付
け例を示す。
【0161】スピーカ82はケーブル238がガスケッ
トの底部243の支え243aの反対側になるような位
置にする。挿入時は、底部243を拡げ、スピーカ82
の凹部246をガスケット240の案内245に合わせ
ながら、スピーカの頭部82bを、ストッパー244内
に収める様にしながら押し込む。
【0162】スピーカ82が装着された時は、スピーカ
82の底部82aは、ガスケット240の底部243の
反発力f1 により、底部243と強く接触する。従っ
て、スピーカ82はガスケットに仮固定される。このと
き、スピーカの頭部82bと接触する部分も、ガスケッ
トの底部243の反発力f1 により、力f2 が掛かる。
図38はガスケット240のホルダ80への取り付け例
を示す。
【0163】ガスケット240には、ホルダ80の、位
置合わせリブ250に取り付けるための溝251を設け
ている。溝251の幅lは、位置合わせリブ250の壁
厚mよりわずかに広い。
【0164】取り付け方は図38(B),(D)に示す
ように、スピーカ82の装着されたガスケット240を
逆さにし、溝251に、ホルダの位置合わせリブ250
に差し込むのみである。このとき、ケーブル238は、
ホルダの爪253に近い側に位置し、孔254を通して
爪253にはわせるように通す。
【0165】以下、ケーブルを、小基板に対し半田付け
を行い、小基板をホルダに爪止めをし、コネクタを介し
て、プリント板等の部品が付いたシャーシにホルダを挿
入することにより、ホルダとシャーシは固定される。
【0166】以上の方法でガスケットを用いることによ
り、ホルダ、及び筐体からの振動をガスケットにより吸
収し、スピーカに伝えない構造を取ることができる。
【0167】従って、スピーカの振動による障害を防止
することが可能である。
【0168】〔マイクのプリント板への取付け構造〕
(図39参照) 図39は、マイクのプリント板(LOG)への取付例を
示す。マイク79は、マイクブッシュ260にA方向に
挿入される。外部コネクタの上コネクタ261は、プリ
ント板(LOG)73の穴262に対し、引っ掛けて留
めるための爪263が設けてある。また、プリント板
(LOG)73の別の穴(2カ所)264に対し、位置
合わせのピン265を設けており、ピン265には、挿
入しやすいように、先端部の周囲に傾斜が設けられてい
る。上コネクタ261の端部にある爪266はプリント
板(LOG)に引っ掛けて留めるためのものである。マ
イクを基板に取り付けるとき、マイクブッシュの底部7
0が上コネクタに当たってしまうため、逃げ対策とし
て、上コネクタに、溝267を設けている。
【0169】マイク内蔵ブッシュ260をプリント板
(LOG)に対し、B方向に取り付けるとき、マイクブ
ッシュ260のC部の径は、プリント板(LOG)の溝
218より大きく、挿入時には、C部がつぶされながら
プリント板(LOG)の穴269中に入っていく。挿入
後には、マイクブッシュのC部は、穴269に収まるこ
とになり、リード線を半田付けすることにより、マイク
は取り付けられる。マイクブッシュは溝268及び、穴
269よりも径の大きい、マイクブッシュ底部270に
より、プリント板(LOG)73から抜けてしまうこと
はない。
【0170】後に、穴262及び穴(2カ所)264を
介し、爪263、位置合わせピン262及び爪266に
より、D方向に取り付けることにより、上コネクタ26
1はプリント板(LOG)73に仮止めされる。さらに
リード線271、複数の足272をプリント板(LO
G)73に半田付けすることにより、固定される。
【0171】以上の操作により、マイク79、及びアラ
ート78は、プリント板(LOG)73のモジュールの
一部となり、シャーシ組み上がり品の一部となる。
【0172】〔ストラップピンの取付け構造〕(主に図
40参照) 図42にその構造を示す。リアケース本体100には、
ストラップピン280を通すための穴281を設けてい
る。また、裏面図より、貫通穴282を設けている。穴
281は、ストラップピンの径より、わずかに大きく、
穴282の径は、ストラップピンの径と同じである。ま
た、C方向への抜けを防ぐために、シャーシ60に、押
さえ用リブ283を設けており、シャーシ60がリアケ
ース本体100に取り付けられた時に、リブ283がス
トラップピン280の抜けに対するストッパーの役割を
示す。なお、穴281の周囲には傾斜面をつけてあり、
ストラップピン280が入り易いようになっている。
【0173】取り付けは、まず、ストラップピン280
を穴281に挿入する。ストラップピン280の径を
d、穴281の径をd’1 とすると、d<d1 及び穴2
81の周囲に傾斜面がつけてあるために、挿入可能とな
る。
【0174】次に、ストラップピン280を穴282に
圧入する。穴282の径をd’2 とすると、d=d2
あるが、圧入のため挿入可能である。ストラップピン2
80は、最低限でも、Dの面までは圧入される。さら
に、シャーシ60をリアケース本体100に取り付ける
ときには、リブ283は、ストラップピン280の真上
に位置し、抜け止めの役割をする。
【0175】従って、d=d’2 により、ストラップピ
ン280は穴282により、締め付けられ、さらに、リ
ブ283により、抜け落ちないため、リアケースに固定
される。また、穴282により、E方向に対し、ストラ
ップピン280に荷重が掛かっても耐えることができ
る。
【0176】このストラップピン取付け構造は、以下の
効果を有する。
【0177】 フレームにリブを立てることにより、
ストラップピンの抜け止めの役割を果たす。
【0178】 リアケース本体の外側(目に見える部
分)に穴を設け、圧入による挿入法を選択したことによ
り、ストラップが取り付いた状態でストラップを引っぱ
っても、ストラップピンが変形しない。
【0179】 リアケース本体の挿入穴(筐体内側)
の周囲に傾斜面をつけることにより、ストラップピンの
挿入が容易になった。
【0180】〔蓋の取付け構造の変形例〕(図41〜4
5参照) 本変形例は、蓋側に軸を組込み、電話機本体側に軸係合
部を有する構成である。
【0181】図41中、290は蓋、291は電話機本
体である。
【0182】蓋280のフランジ部292内には、図4
2,43に示すように、軸部材293がばね294等と
共に組込まれている。軸部材293の一部である長方形
断面軸部293aがフランジ部292より内方に突き出
している。
【0183】図41に示すように、電話機本体291に
は、軸係合溝295が形成してある。
【0184】蓋290を電話機本体291に取り付ける
とき、蓋290の材料の弾性により、電話機本体291
との嵌合部を広げながら電話機本体の軸係合溝295
に、軸部293aを嵌め込む。
【0185】取り外すときは、蓋290の角度は、どの
状態でもかまわなく、軸部293aを軸係合溝295に
スライドしながらはずす。
【0186】図44,図45は、上記の蓋の取付け方式
を有する別の変形例の携帯電話機300,301を示
す。
【0187】図44中、300Aは電話機本体、300
Bは蓋である。
【0188】300A-1は軸係合部である。
【0189】図45中、301Aは電話機本体、301
Bは蓋である。
【0190】301A-1は軸係合部である。
【0191】〔付記〕本発明は、携帯電話機に限らず、
携帯無線機にも適用しうる。
【0192】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、装置本体組立体とフロントケース組立体とを組合
わせるときに、コネクタを差し込む作業が不要とし得、
単に機械的に組合わせる作業をするだけであるため、従
来に比べて、携帯無線端末装置の組み立てを作業性良く
行うことが出来る。
【0193】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
によって得られる効果に加えて、次の二つの効果を有す
る。
【0194】 装置本体組立体を組立てた段階で、通
信機能の諸特性を確認することが出来、調整が必要であ
ればこの段階ですることが出来る。従って、従来のよう
に、装置を組上げてから検査し、必要に応じて調整を行
う場合に比べて、フロントカバーを取り外す手間のかか
る作業を必要とせず、この点で組立性を向上し得る。 ケース内面にアルミ蒸着をすることが必要でなくな
り、この点で部品の製造コストを従来に比べて安価とし
得る。
【0195】請求項3の発明は、次の二つの効果を有す
る。
【0196】 パイプの一端側はスリーブの筒部に差
し込むだけでよく、パイプの取り付けを容易とし得る。
【0197】 板ばね部材がリアケース本体の一部に
取り付けられているため、スリーブに対する位置は精度
良く定まり、アンテナの電気的接続については装置の組
立誤差による影響を受けにくく、信頼性を向上し得る。
【0198】請求項4の発明によれば、蓋の取り付けを
作業性良く行うことが出来る。
【0199】請求項5の発明によれば、腕部を拡げられ
たときに、ばね部材が上記隙間内で逃げるように変位す
ることにより、ばね部材に生ずる応力が緩和され、この
分、ばね部材の寿命を長くすることが出来る。
【0200】請求項6の発明によれば、キャップ部材を
取り外すには取り付け時とは逆方向に一旦回動させねば
ならず、その分取り外しにくく、誤って脱落することを
防止できる。
【0201】請求項7の発明によれば、押し上げ部分を
拡げてスピーカを差し込むことによって、スピーカを簡
単に取り付けることが出来、且つ耐振動性に優れた状態
で取り付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる携帯電話機の分解斜視
図である。
【図2】本発明の一実施例の携帯電話機を示す図であ
る。
【図3】図2の携帯電話機を上下逆向きとした状態で示
す分解斜視図である。
【図4】図2(F)中、IV-IV 線に沿って断面して分解
して示す図である。
【図5】図2の携帯電話機をリア面側からみた斜視図で
ある。
【図6】電話機本体組立体のうちシャーシより上面側の
部分の分解斜視図である。
【図7】図6中、シャーシ60の下面側の構造を上下逆
向きで示す分解斜視図である。
【図8】フロントケース組立体の分解斜視図である。
【図9】リアケース組立体を、内側の面を上向きとして
示す分解斜視図である。
【図10】リアケース組立体を、裏側の面を上向きとし
て示す分解斜視図である。
【図11】アンテナ装置の断面図である。
【図12】図11中、XII-XII 線に沿う断面図である。
【図13】アンテナ接点用板ばね部材を示す図である。
【図14】アンテナ接点用板ばね部材の第1の変形例を
示す図である。
【図15】図14の板ばね部材が組込まれている状態を
示す図である。
【図16】アンテナ接点用板ばね部材の第2の変形例を
示す図である。
【図17】図16の板ばね部材が組込まれている状態を
示す図である。
【図18】蓋の軸支構造部の分解斜視図である。
【図19】蓋の軸支構造部の平面図である。
【図20】蓋の軸支構造部を示す図である。
【図21】軸部材を拡大して示す図である。
【図22】蓋の開閉時における軸支構造部の動作を示す
図である。
【図23】蓋の取り付けを説明する図である。
【図24】ねじキャップの構造を示す図である。
【図25】図26中、脚部周りの構造を示す図である。
【図26】ねじ頭部をキャップした状態を示す図であ
る。
【図27】図7中のゴムチューブの取付けの構造を示す
図である。
【図28】図7中、プリント板63とシャーシ60との
取り付けを説明する図である。
【図29】図7中、プリント板63のシャーシ60への
取り付けを説明する図である。
【図30】プリント基板63のシャーシ60への取り付
け方法を説明する図である。
【図31】シールド板の取り付け構造を示す図である。
【図32】シールド板等の取付け構造を示す図である。
【図33】シールド板62の取り付けの変形例を示す図
である。
【図34】ホルダの構造を示す図である。
【図35】小基板の取り付けを説明する図である。
【図36】スピーカの取付け構造を示す図である。
【図37】スピーカの取り付けを説明する図である。
【図38】ガスケットのホルダへの取り付けを説明する
図である。
【図39】マイクのプリント板への取付けを説明する図
である。
【図40】ストラップピンの取付け構造を示す図であ
る。
【図41】蓋取り付け構造の変形例を示す図である。
【図42】蓋のフランジ部内の構造を示す分解斜視図で
ある。
【図43】蓋のフランジ部内の構造を示す図である。
【図44】携帯電話機の1の変形例を示す図である。
【図45】携帯電話機の別の変形例を示す図である。
【図46】従来の1例の携帯電話機の分解斜視図であ
る。
【図47】図46の携帯電話機の断面図である。
【符号の説明】
50 携帯電話機 51 電話機本体組立体 52 フロントケース組立体 53 リアケース組立体 54 ケース 55 バッテリ 60 シャーシ 60b ボス部 60c,60c’爪部 60d,60e U字状溝 60f U字状溝 61 第1のプリント基板組立体 62,72 シールド板 63,73 プリント基板 64,65,74,75,83 コネクタ 66 内蔵アンテナ 67 ゴムチューブ 68 スペーサ 70 第2のプリント基板組立体 71 スピーカ組立体 72 シールド板 76 液晶表示モジュール 77 キーボード 77a,85 キースイッチ 77b LED 78 アラート 79 マイク 80 ホルダー 81 第3のプリント基板組立体 82 スピーカ 86 ボリュームキー 87 絶縁シート 88 チューブ 90 フロントケース本体 91 キーパッド 91a キー 92 着信表示ランプ 93 表示窓 94 蓋 100 リアケース本体 101 スリーブ 101a 筒部 101a-1 鍔部 102 シール 103 パイプ 104 キャップ 105 アンテナ接点用板ばね部材 106 アンテナ 107 リリース釦 108 ロック釦 109 ばね 110 ストラップ 111 バッテリ取付け部 120-1〜120-5,121-1〜121-4 ボス 122-1〜122-5,123-1〜123-4 当接部 124-1〜124-5 ねじ 130 リブ 131 爪 132 ホルダ部材 132a クランプ部 133 突部 139 軸支構造部 140 軸部材 140a 円柱状軸部 140b 長方形断面軸部 140b-1 円弧状先端部 140b-2 傾斜部 140c 八角形断面軸部 140d フランジ 141 ばね部材 141a U字状部 141b,141c 腕部 142 キャップ部材 142a キャップ部 142b 二又状脚部 142c 爪部 143,144 孔 145,146 リブ 147,148 軸係合部 149 切欠 150 隙間 151 リブ 180 ねじキャップ部材 181 梁部 182,183 ねじキャップ部材 183a 爪 184 脚部 184a 長方形の爪部 185 溝 185a 孔 186 押しを示す矢印 187 孔 188 回わしを示す矢印 200 凹部 201 通り路 202 凹 203 同軸パイプ 204,205 壁 210 折り曲げばね 212 折り曲げ部 213 ねじ止め孔 215 折り曲げ部 215a ばね 217 穴 218 逃げ 219 U字溝 220 凸部 221 0°勾配部 222 ストッパ 225 爪 230 スピーカを仮置きする部分 232 壁 234,235,237 爪 238 ケーブル 240 ガスケット 241 壁 242 イヤーピース 243 底部(押し上げ部分) 243a 支え部 244 ストッパ 245 案内部 246 凹部 247 接触部分 250 位置合わせリブ 251 溝 252 壁 253 爪 254 孔 260 ブッシュ 261 上コネクタ 262 穴 263 爪 264 穴 265 ピン 266 爪 267,268 溝 269 穴 270 ブッシュ底部 271 リード線 272 足 280 ストラップピン 280 穴 282 貫通穴 283 リブ 290 蓋 291 電話機本体 292 フランジ部 293 軸部材 294 ばね 295 軸係合溝 300,301 携帯電話機
フロントページの続き (72)発明者 加藤 良明 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 高木 久光 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作させるに必要な電気回路を有するプ
    リント板、スピーカ(82)、マイク(79)を備えた
    携帯無線端末装置本体組立体(51)と、 フロントケース本体(90)を有するフロントケース組
    立体(52)と、 リアケース本体(100)を有するリアケース組立体
    (53)とを有し、 上記装置本体組立体が、組合わされた上記フロントケー
    ス組立体と上記リアケース組立体の内部に組込まれた構
    成としたとを特徴とする携帯無線端末装置。
  2. 【請求項2】 動作させるに必要な電気回路を有するプ
    リント板、スピーカ、マイク、該プリント板を覆うシー
    ルド板(72)、金属メッキを施した樹脂製のシャー
    シ、同じく金属メッキを施したホルダとを備えた携帯無
    線端末装置本体組立体(51)と、 フロントケース本体を有するフロントケース組立体(5
    2)と、 リアケース本体を有するリアケース本体組立体(53)
    とを有し、 上記装置本体組立体が、組合わされた上記フロントケー
    ス組立体と上記リアケース組立体の内部に組込まれた構
    成としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のリアケース組立体は、 リアケース本体と、 該リアケース本体にインサートしてあり、該リアケース
    本体内部に突き出している筒部(101a)を有し、棒
    状のアンテナ(106)が挿通される金属製のスリーブ
    (101)と、 一端を、上記筒部内に差し込まれて、固定されて、上記
    リアケース本体の内部に取り付けてあり、引き出されて
    いないアンテナを収容するパイプ(103)と、 上記リアケース本体の内部の一部に取り付けてあり、上
    記筒部と、上記携帯無線端末装置本体組立体の一部に接
    触しているアンテナの接点用板ばね部材(105)とを
    有する構成としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のフロントケース組
    立体は、 フロントケース本体(90)と、 断面が長方形状の軸部を有し、該フロントケース本体
    に、該長方形断面軸部(140b)を外方に突出させて
    組込まれている一対の軸部材(140)と、 一対の軸係合部(147,148)を有し、一旦撓ませ
    て該軸係合部の間隔を拡げ、該軸係合部を上記軸部に係
    合させて、上記フロントケース本体に開閉可能に取り付
    けられている蓋(94)とを有する構成としたことを特
    徴とする携帯無線端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 U字状部(141a)と、該U字状部の先端より折曲し
    ており、上記軸部材を挟む一対の腕部(141b,14
    1c)とよりなるばね部材(141)と、 該ばね部材の上記U字状部を、隙間(150)をあけて
    保持するキャップ部材(141)とを更に有する構成と
    したことを特徴とする携帯無線端末装置。
  6. 【請求項6】 梁部(181)と、梁部の両側のねじ頭
    部をかくすキャップ部(182,183)と、梁部の中
    央の脚部(184)と、該脚部の先端の長方形の爪部
    (184a)とを有するキャップ部材を更に有し、 上記リアケース組立体に、上記梁部に対応する溝部(1
    85)及び、該溝部内に形成してあり、上記梁部が該溝
    部に対して所定角度ずれた状態における該爪部に対応す
    る形状の孔(187)を有する構成とし、 上記キャップ部材が上記脚部を上記孔内に嵌合させた
    後、一旦回動させて、取り付けられている構成としたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記携帯無線端末装置本体組立体は、 片持梁状をなしスピーカの底部を押し上げる部分(24
    3)と、該スピーカの頭部を受け止める部分(247)
    とを有するホルダを更に有し、 該スピーカが上記押し上げ部分によって押し上げられ、
    上記受け止め部分に押し付けされて取り付けられている
    構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の装
    置。
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