JP3532884B2 - ビタビ復号器 - Google Patents

ビタビ復号器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクや光
磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体からの再生信号
を最尤復号するビタビ復号器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD(Compact Disk)やDVD
(Digital Versatile Disk)等の記録媒体が、記録デー
タを半永久的に保存できる等の理由から大変注目を集め
ている。そして、CDやDVDに記録されるデータの高
密度化やデータ再生性能の向上のために、EFM(Eigh
t to Fourteen Modulation)や8/16変調などの符号
化技術や、PRML(Partial Response Maximum Likel
ihood )と呼ばれる信号処理技術が利用されている。
【0003】図6はPRML方式を用いたDVD記録再
生システムの概略図である。ここでは説明の便宜上、図
6のシステムはPR(3,4,4,3)を利用するもの
とする。
【0004】図6において、8/16変調器1は、入力
された原データ8ビットを変調テーブルで定められた1
6ビットの変調コードに変調する。基本的な変調規則
は、コードビット“1”と“1”との間の“0”の連続
数を2以上10以下とすることである。この規則は一般
に、(2,10)RLL(Run Length Limited)と呼ば
れている。そして、ディスク2に、この変調コード列を
NRZI(Non Return to Zero Inverted )変換して得
たチャネルビットパルス列Akを記録する。ここで1チ
ャネルビット幅をTとすると、上述した変調規則によ
り、記録チャネルビットパルス列Akの最短パルス幅は
3T、最長パルス幅は11Tになる。
【0005】光ピックアップ3はディスク2からチャネ
ルビットパルス列Bkを読み出し、アナログ再生信号と
してアナログフィルタ4に入力する。アナログフィルタ
4は入力したアナログ再生信号に対し、高域成分をカッ
トするとともに、PR(3,4,4,3)の周波数特性
に近くなるように特定帯域の信号成分を制御する。
【0006】アナログフィルタ4によってフィルタリン
グされたアナログ再生信号はA/D変換器5に入力さ
れ、デジタル信号に変換される。変換されたデジタル信
号はFIRフィルタ6に入力され、さらにPR(3,
4,4,3)の周波数特性に近くなるように等化され
る。PR(3,4,4,3)型のビタビ復号器7は、等
化されたディジタル信号Ykを入力とし、2値化された
再生データB’kに復号する。なお図示していないが、
A/D変換器5におけるサンプリングやその後段のデジ
タル回路(FIR6およびビタビ復号器7)の動作に用
いられるクロック信号は、アナログ再生信号を基にし
て、周波数比較器、位相比較器および電圧制御発振器に
よって生成される。
【0007】次に、ビタビ復号器について説明する。
【0008】ビタビ復号器は、畳み込み符号の最尤復号
器として知られている。図6のシステムにおいて、ディ
スク2に記録されたチャネルビットパルス列Bkからデ
ジタルフィルタ出力Ykを得るまでの過程は、畳み込み
符号化処理としてとらえることができる。そして図7に
示すように、この符号化処理は、3個の遅延素子20
a,20b,20cと4個の乗算素子21a,21b,
21c,21dとを用いて表現することができる(拘束
長K=4)。Ykの取り得る値は、Bkの値の組み合わ
せから、(0,3,4,6,7,8,10,11,1
4)の9値となる。
【0009】図6におけるビタビ復号器7は、図7に示
す符号化処理と逆の処理を行う。すなわち、遅延素子2
0a,20b,20cの状態から、またはこれらにデジ
タルフィルタ出力Ykを加えて、最も確からしいチャネ
ルビットパルス列すなわち再生データB’kの復号を行
う。
【0010】図7に示す3個の遅延素子20a,20
b,20cは、(0,0,0),(0,0,1),
(0,1,0),(0,1,1),(1,0,0),
(1,0,1),(1,1,0)および(1,1,1)
の8種類の状態を取り得る。ここで、最短パルス幅が3
Tであることを考慮すると、(0,1,0)および
(1,0,1)は取り得ない状態であるので、状態数は
6となる。またこのとき、デジタルフィルタ出力Ykの
取り得る値は、(0,4,7,11,14)の5値とな
る。
【0011】これら6種類の状態を、 S0=(0,0,0) S1=(1,0,0) S2=(1,1,0) S3=(0,0,1) S4=(0,1,1) S5=(1,1,1) とおくと、チャネルビットパルス列Bkとデジタルフィ
ルタ出力Ykの時間推移は、図8に示すような状態遷移
図に従う。すなわち、状態S0からS0、S0からS
1、S1からS2、S2からS5、S5からS5、S5
からS4、S4からS3およびS3からS0への遷移が
存在する。図9は図8に示す状態遷移に基づくトレリス
線図である。
【0012】図10は図8に示す状態遷移から再生デー
タの復号を行うビタビ復号器7の構成例を示す図であ
る。図10に示すビタビ復号器7は、ブランチメトリッ
ク演算部50、ACS(Add Compare Select)演算部5
1、パスメモリ52および最尤判定部53を備えてい
る。
【0013】ブランチメトリック演算部50は各状態か
ら各状態へのブランチメトリックを計算する。ブランチ
メトリックは、ある状態からある状態への遷移が起こる
確からしさに相当するものであり、ここではその値が小
さいほど確からしいことを表すものとする。各ブランチ
メトリックA,B,C,D,Eは、次の式によって計算
することができる。
【0014】 A=(Yk−14)2 B=(Yk−11)2 C=(Yk−7)2 D=(Yk−3)2 E=(Yk−0)2 ただし、AはS5からS5へのブランチメトリック、B
はS2からS5へ、およびS5からS4へのブランチメ
トリック、CはS1からS2へ、およびS4からS3へ
のブランチメトリック、DはS0からS1へのブランチ
メトリック、EはS0からS0へ、およびS3からS0
へのブランチメトリックである。
【0015】例えば、ビタビ復号器7にYk=0が入力
されたときは、状態S0から状態S0への遷移が最も確
からしいと考えられる。このとき、上式によると、 A=(0−14)2 =196 B=(0−11)2 =121 C=(0−7)2 =49 D=(0−3)2 =9 E=(0−0)2 =0 となり、Eが最も小さい値となる。これらのブランチメ
トリックA〜EはACS演算部51に入力される。
【0016】ACS演算部51は、各ブランチメトリッ
クと前回の各状態におけるパスメトリックとの加算、お
よび比較選択を行う。例えば、図9に示すトレリス線図
における状態遷移の場合、現時刻において状態S0に到
着するためには、前回の状態S0から至る方法と前回の
状態S3から至る方法とがある。このとき、パスメトリ
ックLS0 k-1 (過去のある時点から前回の状態S0に至
るまでのブランチメトリックの合計)と今回のブランチ
メトリックEとの和、およびパスメトリックL
S3 k-1 (過去のある時点から前回の状態S3に至るまで
のブランチメトリックの合計)と今回のブランチメトリ
ックDとの和をそれぞれ計算する。
【0017】そして、それぞれの和LS0 k-1 +EとLS3
k-1 +Dとを比較し、小さい方(すなわちより確からし
い方)を生き残りパスのパスメトリックとして選択し、
今回の状態S0におけるパスメトリックLS0 k とする。
これとともに、このときのパス選択信号SEL0をパス
メモリ52に出力する。パス選択信号SEL0の値は、
S0 k-1 +Eの方が小さいときには“1”とし、大きい
ときには“0”とする。すなわち、SEL0=1は前回
の状態S0から現在の状態S0への遷移を生き残りパス
として選択したことを意味し、SEL0=0は前回の状
態S3から現在の状態S0への遷移を生き残りパスとし
て選択したことを意味する。
【0018】現在の状態S1については、前回の状態S
0から至る方法しかないため、パスメトリックLS0 k-1
+DをそのままLS1 k とし、比較選択は行わない。
【0019】同様に、状態S2,S3,S4,S5につ
いても、ACS演算部51が、現時刻の各状態における
パスメトリックLS2 k 、LS3 k 、LS4 k 、LS5 k を算出
する。現時刻の状態S5におけるパスメトリックを求め
る際のパス選択信号SEL1は、パスメモリ52に出力
される。
【0020】以上のACS演算部51における演算をま
とめると、以下の式で表すことができる。
【0021】 LS0 k =min[LS0 k-1+E,LS3 k-1+D] LS1 k =LS0 k-1+D LS2 k =LS1 k-1+C LS3 k =LS4 k-1+C LS4 k =LS5 k-1+B LS5 k =min[LS2 k-1+B,LS5 k-1+A] SEL0=1(LS0 k-1+E<LS3 k-1+Dのとき) SEL0=0(LS0 k-1+E≧LS3 k-1+Dのとき) SEL1=1(LS2 k-1+B<LS5 k-1+Aのとき) SEL1=0(LS2 k-1+B≧LS5 k-1+Aのとき) パスメモリ52はACS演算部51からパス選択信号S
EL0,SEL1を受け取り、各状態に至る生き残りパ
スの最も過去のブランチに対応する復号データを出力す
る回路である。その動作を図11〜図13を用いて説明
する。
【0022】図11はパスメモリ52の具体的な回路構
成を示す図である。図11に示すパスメモリ52では、
レジスタDが行列状に配置されており、各行のレジスタ
Dには、各状態に至る生き残りパスに対応する復号ビッ
トが記憶されている。
【0023】図12(a)はビタビ復号器7にYk=
(3,7,11,14,11)が入力されたときの、各
時刻のパスメトリックと最終時刻の生き残りパスを示す
図である。丸の中の数値は、各時刻の各状態におけるパ
スメトリックを表す。例えば、時刻k=0の状態S0の
パスメトリックLS0 0 は「0」で、時刻k=1の状態S
0のパスメトリックLS0 1 は「32」である。破線はA
CS演算部51によって選択されなかったブランチを表
し、細い実線は時刻k=4のときに生き残りパスとなり
得なかったパスを表し、太い実線は時刻k=4での各状
態に至る生き残りパスを表す。
【0024】図12(b)は時刻k=4における各状態
に至る生き残りパスに対応する復号ビットを表す。例え
ば、時刻k=4における状態S0に至る生き残りパス
は、S1→S2→S5→S4→S3→S0である。図8
に示す状態遷移図を見ると、S1からS2への状態遷移
時に復号されるビットは“1”で、S2からS5も
“1”、S5からS4は“0”、S4からS3も
“0”、S3からS0も“0”である。したがって、時
刻k=4における状態S0に至る生き残りパスに対応す
る復号ビットは「11000」となる。さらに、状態S
1,S2,S3,S4,S5に至る生き残りパスに対応
する復号ビットも同様に求めることができ、それぞれ
「10001」,「00011」,「11100」,
「11110」,「11111」を得る。
【0025】また図13(a)は、ビタビ復号器7にY
5=7が入力されYk=(3,7,11,14,11,
7)となったときの各時刻のパスメトリックと時刻k=
5での生き残りパスを示す図である。また、時刻k=5
における各状態に至る生き残りパスに対応する復号ビッ
トを図13(b)に示す。
【0026】時刻k=5における状態S0に至るパス
は、時刻k=4における状態S0から遷移するものと時
刻k=4における状態S3から遷移するものとの2通り
が考えられるが、ACS演算部51によって各パスメト
リックを比較した結果、状態S3から遷移するパスが選
択されている。したがって、時刻k=5における状態S
0に至る生き残りパスに対応する復号ビットは、時刻k
=4における状態S3に至る生き残りパスに対応する復
号ビット「11100」に、状態S3からS0に遷移す
るときの復号ビット「0」を付加された「11100
0」となる。他の状態に関しても同様に復号ビットを付
加することによって、各状態に至る生き残りパスに対応
する復号ビット系列が求められる。
【0027】図11に示すパスメモリ52はこのような
処理を実現する。なお図11の構成では、図12および
図13とは逆に、最も左の列のレジスタに現在の復号ビ
ットが記憶され、最も右のレジスタに最も過去の復号ビ
ットが記憶されている。回路上では、パスメモリ長(各
行のレジスタ数)を無限にすることはできないため、あ
る有限値で打ち切らざるを得ない。そして、その有限時
間の中でもっとも過去の復号ビットを、仮の復号ビット
B’S0 k 、B’S1 k 、B’S2 k 、B’S3 k 、B’S4 k
よびB’S5 k として出力し、最尤判定部53に送る。
【0028】最尤判定部53は、各状態における現在の
パスメトリックを比較し、その値が最も小さい状態にお
ける仮の復号ビットを当該ビタビ復号器7の復号ビット
B’kとして出力する。これが本来の最尤復号である。
【0029】また、各状態のパスメトリックを比較する
場合には演算コストがかかるため、各状態における仮の
復号ビットのうち“1”と“0”のいずれが多いかを調
べ、多い方を復号ビットとする多数決論理による最尤復
号を行う場合もある。さらに演算コストを下げるため
に、任意の一状態を適当に選び、それを復号ビットとす
る場合もある。復号の確からしさは、本来の最尤復号、
多数決論理、任意の一状態の選択の順に劣化していくも
のの、ビタビ入力信号Ykにおけるパスメモリ長が十分
であれば、実用上は問題がない場合が多い。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構成の
ビタビ復号器では、パスメモリ部でのレジスタ数が莫大
なものとなるため、ビタビ復号器の低消費電力化および
小面積化を妨げるという問題点を有している。
【0031】例えば、上述したような最短パルス幅3T
の記録チャネルビットをPR(3,4,4,3)方式で
等化する場合には、ビタビ復号器の状態は6種類とな
る。この場合、ある状態に至る生き残りパスに対応する
復号ビットを記憶する長さすなわちパスメモリ長を40
とすると、ビタビ復号器には240(=6状態×40パ
スメモリ長)個のレジスタが必要となる。
【0032】一般に、通常の論理回路と比べて、レジス
タの消費電力は大きく、かつ面積も大きいため、ビタビ
復号器の低消費電力化および小面積化のためには、この
レジスタ数の削減が求められている。
【0033】前記の問題に鑑み、本発明は、ビタビ復号
器として、従来よりも回路構成を簡易にし、その消費電
力および回路面積を削減することを課題とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、畳み込み符
号化された入力信号に対し最尤復号を行うビタビ復号器
として、前記入力信号からブランチメトリックを演算す
るブランチメトリック演算部と、現時刻の各状態におけ
るパスメトリックを、当該状態に至る生き残りパスの1
時刻前のパスメトリックと前記ブランチメトリック演算
部によって求められたブランチメトリックとを用いたA
CS演算によって求めるとともに、前記ACS演算にお
いて選択したメトリックに対応するパス選択信号を出力
するACS演算部と、前記パス選択信号から、現時刻の
各状態に至る生き残りパスにおいて所定時間だけ過去の
ブランチに対応する各復号データを出力するパス選択信
号メモリ部と、前記パス選択信号メモリ部から出力され
た各復号データから最尤復号データを判定して出力する
最尤判定部とを備え、前記パス選択信号メモリ部は、前
記パス選択信号を時刻順に記憶するシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの各レジスタの記憶値を選択信号と
して入力する複数のセレクタからなるセレクタ列と、生
き残りパスにおいて所定時間だけ過去のブランチに対応
する復号ビットを出力する2値出力器とを備え、かつ、
前記2値出力器の出力信号線および前記セレクタ列は、
前記入力信号の符号化に対応するトレリス線図と同様に
接続されているものである。
【0035】請求項1の発明によると、パス選択信号を
シフトレジスタによって記憶させる構成であるので、ビ
タビ復号器のレジスタの個数を大幅に減少させることが
でき、したがって、ビタビ復号器の低消費電力化および
小面積化を実現することができる。
【0036】そして、請求項2の発明では、前記請求項
1における最尤判定部は、前記各復号データから多数決
論理によって最尤復号データを判定して出力するものと
する。
【0037】また、請求項3の発明では、前記請求項1
における最尤判定部は、前記各復号データから任意の1
つを最尤復号データとして選択して出力するものとす
る。
【0038】また、請求項4の発明では、前記請求項1
におけるパス選択信号メモリ部は、パイプライン処理の
ための複数のレジスタからなるレジスタ列が設けられた
ものとする。
【0039】また、請求項5の発明では、前記請求項1
における入力信号は、最短パルス幅が2チャンネルビッ
ト以上となるように制限されたデータから生成されたも
のとする。
【0040】また、請求項6の発明では、前記請求項1
における入力信号は、最短パルス幅が2チャンネルビッ
ト以上となるように制限されたデータからPR方式によ
って等化されたものとする。
【0041】また、請求項7の発明では、前記請求項1
における入力信号は、RLL(2,10)符号化された
信号をNRZI変換した後にPR(a,b,b,a)等
化(a,bは自然数)されたものとする。
【0042】また、請求項8の発明では、前記請求項1
における入力信号は、RLL(1,7)符号化された信
号をNRZI変換した後にPR等化されたものとする。
【0043】また、請求項9の発明では、前記請求項1
のビタビ復号器は、磁気ディスク再生装置において用い
られるものとする。
【0044】また、請求項10の発明では、前記請求項
1のビタビ復号器は、光ディスク再生装置において用い
られるものとする。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0046】図1は本発明の一実施形態に係るビタビ復
号器の構成を示すブロック図である。図1では、図10
に示す従来のビタビ復号器と共通の構成要素には、図1
0と同一の符号を付している。図10と対比すると、図
1に示すビタビ復号器は、ブランチメトリック演算部5
0、ACS演算部51および最尤判定部53を共通に備
えているが、パス選択信号SEL0,SEL1から、各
状態に至る生き残りパスにおいて所定時間だけ過去のビ
ットB’Si k (i=0〜5)を復号するブロックとし
て、パスメモリ52の代わりに、パス選択信号メモリ部
10を備えている点が大きく異なる。このパス選択信号
メモリ部10が、本発明の特長である。
【0047】なお、図1のビタビ復号器は、図10の構
成と同様に、図8に示す状態遷移のビタビ復号を行うも
のである。従来技術の項で述べた通り、本実施形態に係
るビタビ復号器は、例えば磁気ディスク再生装置や光デ
ィスク再生装置において用いられる。入力信号Ykは例
えば、最短パルス幅が2チャンネルビット以上となるよ
うに制限されたデータから生成されたもの、最短パルス
幅が2チャンネルビット以上となるように制限されたデ
ータからPR方式によって等化されたもの、RLL
(2,10)符号化された信号をNRZI変換した後に
PR(a,b,b,a)等化(a,bは自然数)された
もの、またはRLL(1,7)符号化された信号をNR
ZI変換した後にPR等化されたものである。
【0048】図2は図1におけるパス選択信号メモリ部
の第1の構成例を示す図である。図2に示すパス選択信
号メモリ部10は、第1および第2のシフトレジスタ1
1,12と、複数のセレクタからなる第1および第2の
セレクタ列13,14と、2値出力器18とを備えてい
る。
【0049】第1および第2のシフトレジスタ11,1
2は、ACS演算部51から与えられたパス選択信号S
EL0,SEL1をそれぞれ入力とする。第1のシフト
レジスタ11の各レジスタ111,112,…の記憶値
は、第1のセレクタ列13の各セレクタ131,13
2,…に選択信号として与えられ、同様に、第2のシフ
トレジスタ12の各レジスタ121,122,…の記憶
値は、第2のセレクタ列14の各セレクタ141,14
2,…に選択信号として与えられる。2値出力器18
は、各状態に至る生き残りパスの所定時間だけ過去のブ
ランチに対応する復号ビットに相当する値をそれぞれ出
力する。
【0050】そして、2値出力器18の出力信号線およ
び第1および第2のセレクタ列13,14は、図9、図
12および図13に示すトレリス線図と同様に、接続さ
れている。この結線の最終列から、各状態に至る生き残
りパスの所定時間だけ過去の復号ビットB’Si k (i=
0〜5)が出力される。
【0051】ここでのビタビ復号に関して着目すべき点
は、状態数が6であるのに対し、パス選択信号が2個で
あることである。これは、符号化の際のランレングス規
制とPR等化方式に由来する。そこで、各状態に至る生
き残りパスに対応する復号ビットをレジスタに記憶させ
るのではなく、パス選択信号のみをレジスタに記憶させ
るようにしたのが、本発明に係るパス選択信号メモリで
ある。
【0052】従来のパスメモリ52では、各状態に至る
生き残りパスにおいて所定時間だけ過去のビットB’Si
k (i=0〜5)を復号するために、過去から現在まで
のビット列を全てレジスタに記憶させる構成になってい
た。このため、レジスタの個数が莫大なものになってい
た。しかしながら、本実施形態に係るパス選択信号メモ
リ部10は、第1および第2のシフトレジスタ11,1
2を構成する各レジスタによってパス選択信号のみを記
憶するように構成されているので、レジスタの個数を大
幅に削減することができる。一般に、通常の論理回路と
比べて、レジスタは消費電力や面積が大きいので、レジ
スタの削減による低消費電力化および小面積化の効果は
大きい。このため、本実施形態によると、低消費電力か
つ小面積のビタビ復号器を実現することができる。
【0053】図3は図1におけるパス選択信号メモリ部
の第2の構成例を示す図である。図3に示すパス選択信
号メモリ部10Aは、図2とほぼ同一構成であるが、2
値出力器18Aが有するレジスタが、図2の2値出力器
18と比べて2個削減されている。
【0054】図2の構成から明らかなように、第1のセ
レクタ列13の先頭のセレクタ131の2個の入力はと
もに“0”であり、第1のシフトレジスタ11のレジス
タ111に記憶されたパス選択信号SEL0の値にかか
わらず、セレクタ131からは常に“0”が選択出力さ
れる。また、第2のセレクタ列14の先頭のセレクタ1
41の2個の入力はともに“1”であり、第2のシフト
レジスタ12のレジスタ121に記憶されたパス選択信
号SEL1の値にかかわらず、セレクタ141からは常
に“1”が選択出力される。したがって、図3に示すよ
うに、2値出力器18Aのレジスタを2個削減すること
ができる。
【0055】図4は図1におけるパス選択信号メモリ部
の第3の構成例を示す図である。図4に示すパス選択信
号メモリ部10Bでは、第1および第2のシフトレジス
タ11A,12Aのレジスタがそれぞれ2個ずつ削減さ
れており、また、第1および第2のセレクタ列13A,
14Aのセレクタがそれぞれ2個ずつ削減されている。
【0056】図3の構成において、第1のセレクタ列1
3の先頭の2個のセレクタ131,132は、その選択
信号の値にかかわらず、出力値は常に“0”である。ま
た、第2のセレクタ列14の先頭の2個のセレクタ14
1,142も、その選択信号の値にかかわらず、出力値
は常に“1”である。このため、これら4個のセレクタ
と131,132,141,142と、これらの各セレ
クタに選択信号を供給する4個のレジスタ111,11
2,121,122は、削減可能である。
【0057】図4はこれらの各セレクタおよびレジスタ
を削減した結果得られた構成である。なお、セレクタと
レジスタの削減に伴い、2値出力器18Bの記憶値が変
更されている。図2の構成と比較すると、4個のセレク
タと6個のレジスタとが削減されており、さらなる低消
費電力化と小面積化が実現されている。なお、復号能力
は、図2、図3および図4とも同等である。
【0058】図5は図1におけるパス選択信号メモリ部
の第4の構成例を示す図である。図5に示すパス選択信
号メモリ部10Cでは、パイプライン処理のための複数
のレジスタ151〜156からなるレジスタ列15が設
けられている。
【0059】図2、図3または図4に示す構成では、回
路を動作させるクロックの周波数が高くなったとき、セ
レクタでの演算が1周期以内に終了しないという問題が
生じる可能性がある。例えば図4において、シフトレジ
スタ11A,12Aの長さが20段であるとすると、2
値出力器18Bから“0”“1”が出力されてから復号
ビットB’Si k (i=0〜5)が出力されるまでの間
に、最悪の場合で20個のセレクタを経由することにな
る。例えばクロック周波数が500MHz(周期2n
s)であり、セレクタの処理時間が0.2nsであるも
のとすると、この場合には1周期以内にセレクタの処理
が間に合わないことになり、復号ビットB’ Si k の値が
期待値と異なってしまう可能性がある。
【0060】そこで図5に示すように、トレリス線図に
従って結線されたセレクタの途中にレジスタ列15を挿
入してタイミングを間に合わせるという方法が必要にな
る。これが、いわゆるパイプライン処理とよばれる方法
である。
【0061】なお、本実施形態における最尤判定部53
は、各状態における現在のパスメトリックを比較し、そ
の値が最も小さい状態における仮の復号ビットを当該ビ
タビ復号器の最尤復号データB’kとして出力する。も
ちろん、多数決論理によって、最尤復号データを判定し
て出力するようにしてもよいし、各復号データから任意
の1つを最尤復号データとして選択して出力するように
してもかまわない。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ビタビ復
号器の回路構成を簡略化することができるので、低消費
電力化および小面積化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るビタビ復号器の構成
例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるパス選択信号メモリ部の第1の構
成例を示す図である。
【図3】図1におけるパス選択信号メモリ部の第2の構
成例を示す図である。
【図4】図1におけるパス選択信号メモリ部の第3の構
成例を示す図である。
【図5】図1におけるパス選択信号メモリ部の第4の構
成例を示す図である。
【図6】PRML方式を用いたDVD記録再生システム
の概略図である。
【図7】図6のシステムにおいて、ディスクに記録され
たチャネルビットパルス列からデジタルフィルタ出力を
得るまでの過程に相当する畳み込み符号化処理を実現す
る符号器の構成図である。
【図8】ビタビ復号器の状態遷移を示す状態遷移図であ
る。
【図9】図8に示すビタビ復号器の状態遷移に基づくト
レリス線図である。
【図10】ビタビ復号器の構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】従来のパスメモリの具体的な回路構成を示す
図である。
【図12】(a)はYk=(3,7,11,14,1
1)が入力されたときの各時刻のパスメトリックと時刻
k=4の生き残りパスを示す図、(b)はそのときの復
号ビット列を示す図である。
【図13】(a)はYk=(3,7,11,14,1
1,7)が入力されたときの各時刻のパスメトリックと
時刻k=5の生き残りパスを示す図、(b)はそのとき
の復号ビット列を示す図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C パス選択信号メモリ部 11,11A 第1のシフトレジスタ 12,12A 第2のシフトレジスタ 13,13A 第1のセレクタ列 14,14A 第2のセレクタ列 15 レジスタ列 18,18A,18B 2値出力器 50 ブランチメトリック演算部 51 ACS演算部 53 最尤判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 20/18 570 G11B 20/18 570F 572 572B 572C 572F

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳み込み符号化された入力信号に対し、
    最尤復号を行うビタビ復号器であって、 前記入力信号から、ブランチメトリックを演算するブラ
    ンチメトリック演算部と、 現時刻の各状態におけるパスメトリックを、当該状態に
    至る生き残りパスの1時刻前のパスメトリックと前記ブ
    ランチメトリック演算部によって求められたブランチメ
    トリックとを用いたACS演算によって求めるととも
    に、前記ACS演算において選択したメトリックに対応
    するパス選択信号を出力するACS演算部と、 前記パス選択信号から、現時刻の各状態に至る生き残り
    パスにおいて所定時間だけ過去のブランチに対応する各
    復号データを出力するパス選択信号メモリ部と、 前記パス選択信号メモリ部から出力された各復号データ
    から、最尤復号データを判定して出力する最尤判定部と
    を備え、 前記パス選択信号メモリ部は、 前記パス選択信号を時刻順に記憶するシフトレジスタ
    と、 前記シフトレジスタの各レジスタの記憶値を選択信号と
    して入力する複数のセレクタからなるセレクタ列と、 生き残りパスにおいて所定時間だけ過去のブランチに対
    応する復号ビットを出力する2値出力器とを備え、か
    つ、 前記2値出力器の出力信号線および前記セレクタ列は、
    前記入力信号の符号化に対応するトレリス線図と同様
    に、接続されているものであることを特徴とするビタビ
    復号器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記最尤判定部は、前記各復号データから、多数決論理
    によって、最尤復号データを判定して出力するものであ
    ることを特徴とするビタビ復号器。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記最尤判定部は、前記各復号データから、任意の1つ
    を最尤復号データとして選択して出力するものであるこ
    とを特徴とするビタビ復号器。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記パス選択信号メモリ部は、 パイプライン処理のための複数のレジスタからなるレジ
    スタ列が、設けられたものであることを特徴とするビタ
    ビ復号器。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記入力信号は、最短パルス幅が2チャンネルビット以
    上となるように制限されたデータから生成されたもので
    あることを特徴とするビタビ復号器。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記入力信号は、最短パルス幅が2チャンネルビット以
    上となるように制限されたデータから、PR方式によっ
    て等化されたものであることを特徴とするビタビ復号
    器。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記入力信号は、RLL(2,10)符号化された信号
    をNRZI変換した後にPR(a,b,b,a)等化
    (a,bは自然数)されたものであることを特徴とする
    ビタビ復号器。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記入力信号は、RLL(1,7)符号化された信号を
    NRZI変換した後にPR等化されたものであることを
    特徴とするビタビ復号器。
  9. 【請求項9】 磁気ディスク再生装置において用いられ
    ることを特徴とする請求項1記載のビタビ復号器。
  10. 【請求項10】 光ディスク再生装置において用いられ
    ることを特徴とする請求項1記載のビタビ復号器。
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