JP3532145B2 - 自転車 - Google Patents

自転車

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JP3532145B2
JP3532145B2 JP2000236237A JP2000236237A JP3532145B2 JP 3532145 B2 JP3532145 B2 JP 3532145B2 JP 2000236237 A JP2000236237 A JP 2000236237A JP 2000236237 A JP2000236237 A JP 2000236237A JP 3532145 B2 JP3532145 B2 JP 3532145B2
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Mutsumi Giken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペダルを折り畳み
できる自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】ペダルを折り畳みできる自転車は、すで
に開発されている。この自転車は、乗って走行しないと
き、たとえば、自転車を駐輪したり持ち運びするときに
ペダルを折り畳んでコンパクトにできる。ペダルを折り
畳みできる従来の自転車のペダルを図1に示す。
【0003】この自転車のペダルは、クランク1の先端
から水平方向に突出する回転軸5に連結された回転台3
0と、この回転台30の先端部に連結された足載台2と
を備える。回転台30は、回転軸5に回転できるように
連結されている。さらに、回転台30は、先端部に回動
軸7を有し、この回動軸7を介して足載台2の中間を、
回動できるように連結している。この構造のペダルは、
足載台2を図1の矢印で示す方向に回動して、図2に示
すように折り畳みできる。しかしながら、この自転車
は、ペダルを中央部分で折り畳んでいるので、ペダルを
コンパクトに収納できず、折り畳んだ状態でも回転台3
0や足載台2が外側に突出する欠点があった。
【0004】さらに、この自転車は、ペダルを広げた状
態で、足載台2に足を載せても、足載台2を水平な姿勢
に保持できるように、足載台2の裏面に支持プレート3
1を配設すると共に、足載台2を水平の姿勢に保持する
ためのロック機構32を設けている。このロック機構3
2は、支持プレート31に開口したスリット状の貫通孔
31aと、回転台30の下面から下方に突出して、この
貫通孔31aを貫通するキー33で構成している。ロッ
ク機構32は、足載台2を展開した状態で、支持プレー
ト31の貫通孔31aを貫通したキー33を回転して、
回転台30とキー33とで支持プレート31を挟着する
状態でロックする。キー33を反転してロック状態を解
除して足載台2を折り畳みできる。
【0005】このように、この自転車のペダルは、展開
した足載台を確実に水平の姿勢に保持するために、ペダ
ルの裏面に特別な機構を設けている。このため、この自
転車は、ペダルの表側と裏側とを対称な形状にできず、
常に足をペダルの表側に載せて駆動しなければならな
い。したがって、足を載せるときには、意識してペダル
の表側を上向きにする必要がある。とくに、ペダルは、
自由に反転できるようにベアリングを介してクランクの
先端の回転軸に連結されているので、簡単に表裏が反転
してしまい、その度に、意識してペダルの表側を上向き
にしなければならず、極めて面倒である。
【0006】さらに、この自転車は、ペダルを折り畳ん
だ姿勢に保持できないので、折り畳んだペダルが不意に
展開してしまう欠点もある。自転車を運搬するときにペ
ダルが展開されると、外側に突出するので、体にぶつけ
たりして危険である。さらに、この自転車は、折り畳ん
だペダルが、回転軸を中心として回転してしまう欠点も
ある。
【0007】本発明者は、このような欠点を解消するた
めに図3に示す構造の折り畳みできるペダルを備える自
転車を試作した。この自転車のペダルは、クランク1の
先端から水平方向に突出する回転軸5に連結された支持
台3と、この支持台3に回動軸7を介して連結された足
載台2と、足載台2を水平の姿勢に保持するロック機構
34を備える。支持台3は、一方の端縁に回動軸7を介
して足載台2を回動できるように連結すると共に、多端
には足載台2の回動を阻止するストッパ凹部35を設け
ている。足載台2は、金属板をU曲したフレーム37
で、支持台3と連結される両先端の部分を上下に突出さ
せて連結部37Aとしている。足載台2は、連結部37
Aの上端部を回動軸7を介して支持台3に連結すると共
に、下端部を停止ロッド36を介して連結している。ス
トッパ凹部35と停止ロッド36は、対向する位置に配
設されており、これらを係止させてロック機構34を実
現している。さらに、ロック機構34は、ストッパ凹部
35と停止ロッド36とを係止状態に保持する押圧プレ
ート38を足載台2のフレーム37内に備える。押圧プ
レート38は、フレーム37内に回動できるように連結
されており、弾性体39を介して、支持台3側の先端部
が図3において矢印Aで示す方向と反対方向に回動する
ように付勢されている。
【0008】この構造のペダルは、押圧プレート38を
図の矢印Aで示す方向に回動させて、ロック機構34の
ロック状態を解除し、足載台2を回動できる状態とす
る。この状態で、足載台2を図の矢印Bで示す方向に回
動させて、足載台2を図4に示す状態に折り畳みする。
このとき、クランク1の先端部は、足載台2のフレーム
37内に収納される。さらに、ロック機構34の押圧プ
レート38が、クランク1の先端部を押圧して、足載台
2の回動を阻止する。
【0009】この自転車は、足載台2を上下対称な形状
に成形できるので、足載台2の両方の面に足を載せるこ
とができる。したがって、ペダルが反転しても、ペダル
の表裏を意識することなく、どちらの面が上向きとなっ
ていても足を載せてペダルを踏むことができる。さら
に、このペダルは、図4に示すように垂直に折り畳んだ
状態では、押圧プレートがクランクを押圧して足載台の
回動を阻止するので、不意にペダルが展開されるのを防
止できる特長もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
転車は、ペダルを折り畳んだ状態で、足載台の一部がク
ランクの回転面よりも内側に位置するので、この部分が
自転車のチューブやチェーンカバー等に当たってしまう
欠点がある。このため、このペダルは、折り畳みする位
置に制約を受けて、自由な位置で折り畳みできない。さ
らに、ペダルが当たる部分が傷ついてしまう欠点もあ
る。さらにまた、この自転車は、ペダルの折り畳み方向
がクランクの先端方向に限定されるので、クランクの回
転面の外周方向に足載台が突出して、コンパクトに折り
畳みできない欠点もある。
【0011】さらに、この自転車のペダルは、折り畳ん
だペダルが動くのを、完全には阻止できない欠点があ
る。それは、折り畳んだ足載台が回動軸に対して回動す
るのは、押圧プレートによって阻止できるが、クランク
に対してペダルが動くのを完全には阻止できないからで
ある。この自転車は、ペダルを折り畳んだ状態では、ク
ランクの先端部が、足載台のフレーム内に収納されるの
で、クランクがフレームに当接して、ある程度はペダル
が動くのを防止できる。しかしながら、クランクの先端
部は、足載台のフレーム内に密着状態では収納されない
ので、遊びのある状態でカタカタと動いてしまう。ペダ
ルを折り畳んだ状態で、所定の姿勢に保持するために、
新たなロック機構を設けることもできるが、製造コスト
が高くなってしまう。
【0012】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、簡単かつ容易に、しかも、よりコンパクトにペダル
を折り畳みできる自転車を提供することにある。さら
に、本発明の他の大切な目的は、ペダルを折り畳む位置
に制約を受けることなく、しかも、折り畳んだ状態で自
転車の各部分に当たって傷つくのを有効に阻止できる自
転車を提供することにある。さらに、本発明の他の大切
な目的は、極めて簡単な構造で、折り畳んだペダルを所
定の姿勢に保持できる自転車を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の自転車は、ペダ
ルを折り畳みできる自転車であって、ペダルが以下の全
ての構成を有することを特徴としている。 (a) ペダルは、足を載せる足載台2と、足載台2の
一端が連結されて、これを支持する支持台3と、足載台
2を水平の姿勢と垂直の姿勢とに保持するロック機構4
を備える。 (b) 足載台2は、支持台3に、回動軸7を介して回
動できるように連結されている。 (c) 支持台3は、クランク1の先端に、クランク1
が回転する面と平行な垂直面内で回転できるように連結
されている。 (d) ロック機構4は、足載台2に連結されて、足載
台2に沿って支持台3に接近する方向と遠ざかる方向と
に往復移動する可動片17と、支持台3に設けられて、
可動片17を係止する係止凸部15とを有する。(e) ロック機構4が、可動片17を弾性的に支持台
3に接近する方向に押圧する弾性体25を備える(f) 可動片17は、足載台2の枠フレーム6内側に
配設されている。 (g) 可動片17は、本体部17Aの両側から前方に
突出する突出部17Bを有すると共に、ふたつの突出部
17Bの間に可動片17を引いてロック状態を解除する
ときに指を入れる部分となる凹部18を設けている。 (h) 支持台3は、回転軸方向への突出高さが、垂直
面内における縦横の長さに比べて小さい。 (i) 支持台3は、内部にベアリング12を固定し
て、このベアリング12を介して、クランク1の先端に
固定された回転軸5に連結されている。 (j) 支持台3は、両側面に足載台2の一端を連結し
ている。 (k) 係止凸部15は、支持台3から水平方向に突出
して設けられており、一対の係止凸部15の間に、可動
片17の先端の突出部17Bが挿入される嵌入溝16を
形成している。(l) 支持台3は、左右に2基ずつ、2対の係止凸部
15を備えており、これらの係止凸部15によって、ふ
たつの嵌入溝16が形成され、ふたつの嵌入溝16に
は、可動片17から突出するふたつの突出部17Bを挿
入して、ロック状態に保持するようにしている。 (m) 足載台2を水平に展開した状態で、可動片17
の突出部17Bを係止凸部15の嵌入溝16に挿入し
て、足載台2を水平の姿勢に保持するようにしている。(n) 足載台2を垂直に折り畳んだ状態で、可動片1
7の突出部17Bの先端面を支持台3の上面に当接させ
て、足載台2を垂直の姿勢に保持するようにしている。
【0014】
【0015】さらに、本発明の自転車は、好ましくは、
足載台2の上下を対称に成形する。この自転車は、ペダ
ルを広げた状態では、表裏を意識することなく、両面を
便利に使用できる。このため、ペダルを足で踏むとき
に、ペダルが上下反転しても、意識することなく楽に足
を載せることができる。本明細書において、足載台2の
上下とは、図6に示すように、足載台2を水平に展開し
た状態において、上方に位置する側を上とし、下方に位
置する側を下としている。
【0016】
【0017】さらに、本発明の自転車は、好ましくは、
係止凸部15の嵌入溝16を形成する面と反対側の面を
傾斜面15aとし、可動片17の突出部17Bを傾斜面
15aに摺動させながら嵌入溝16に案内する。この自
転車は、極めて簡単に足載台2を垂直の姿勢から水平の
姿勢に展開できる特長がある。
【0018】さらに、本発明の自転車は、好ましくは、
足載台2の先端部に、足載台2をクランク1側に折り畳
んだ状態で、クランク1を挿入する係止溝11を設け
る。この自転車は、足載台2をクランク1側に折り畳ん
だ状態で、クランク1の中間を足載台2の係止溝11に
挿入して係止できるので、折り畳んだペダルを所定の位
置に動かないように固定できる特長がある。しかも、こ
の自転車は、折り畳んだ足載台2をクランク1と平行に
配設するので、極めてコンパクトに収納できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための自転車を例示するもので
あって、本発明は自転車を下記のものに特定しない。
【0020】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0021】本発明の自転車は、ペダルを折り畳みする
機構を独特の構造としている。したがって、ペダルを折
り畳みする機構以外の構造を特定しない。本発明の自転
車は、ペダルの折畳機構以外の構造を、すでに開発さ
れ、あるいは、今後開発される全ての構造とすることが
できる。以下、ペダルの折畳機構について詳述する。
【0022】本発明の自転車を図5に示す。この図に示
す自転車は、クランク1の両先端に、クランク1が回転
する面に対して垂直な方向であって、外側に突出する回
転軸5を固定しており、この回転軸5に回転できるよう
にペダルを連結している。ペダルを展開した状態の斜視
図を図6に、折り畳んだ状態の斜視図を図7に、展開し
た状態の水平断面を図8に示している。これらの図に示
すペダルは、足を載せる足載台2と、足載台2の一端が
連結されて、これを支持する支持台3と、足載台2を水
平の姿勢と垂直の姿勢とに保持するロック機構4を備え
る。
【0023】足載台2は、ペダルを踏むときに足を載せ
る台である。足載台2は、図6に示すように、展開した
状態で、クランク1の先端から外側に水平に突出してい
る。足載台2は、ここに足を載せてペダルをこぐことが
できる十分な幅と長さを有する。足載台2は、上下が反
転した状態でも、足を載せてペダルを踏むことができる
ように、上下対称に成形されている。
【0024】図に示す足載台2は、金属板を折曲又は湾
曲して加工された枠フレーム6で構成している。金属板
には、アルミニウムが最適である。軽くて加工しやす
く、低コストにできると共に、錆びないからである。た
だ、金属板には、アルミニウム以外の金属を使用するこ
ともできる。
【0025】枠フレーム6は、先端プレート6Aの両端
に、垂直に2枚の側面プレート6Bを有するコ字形状な
いしU字形状に加工されている。2枚の側面プレート6
Bは、互いに対向して平行に配設されている。側面プレ
ート6Bは、先端プレート6Aと反対側の先端に連結片
6Cを有し、この連結片6Cを、回動軸7を介して支持
台3の側面に回転できるように連結している。枠フレー
ム6は、この回動軸7を回動の中心として、図6に示す
水平の位置から、図7に示す垂直の位置に回動して折り
畳みできる構造となっている。枠フレームは、図示しな
いが、側面プレートの上下端縁をプレート等で連結する
こともできる。この枠フレームは、強度をより高くでき
る。
【0026】さらに、図6に示すペダルの枠フレーム6
は、側面プレート6Bの上下の端面に切欠8を設けて滑
り止めとしている。この構造のペダルは、載せた足が滑
るのを有効に防止できる。さらに、枠フレーム6は、側
面プレート6Bに、ロック機構4の可動片17を往復運
動させるガイドスリット9を開口している。ガイドスリ
ット9は、側面プレート6Bの長さ方向に延長して、ほ
ぼ全体にわたって開口している。ガイドスリット9は、
可動片17の両端部を案内して、可動片17を確実に往
復運動できるようにしている。さらに、枠フレーム6
は、先端プレート6Aと側面プレート6Bとの連結部分
に開口部10を有する。この部分に開口部10を有する
枠フレーム6は、全体の重量を軽くできると共に、金属
板を折曲または湾曲加工しやすくできる特長がある。
【0027】さらに、足載台2は、先端部に、足載台2
をクランク1側に折り畳んだ状態で、クランク1を挿入
する係止溝11を有する。図に示す足載台2は、枠フレ
ーム6の先端プレート6Aの上下の端面を中央部分で溝
状に切削して係止溝11を設けている。この足載台2
は、図7に示すように、ペダルを折り畳んだ状態で、枠
フレーム6の係止溝11にクランク1を嵌入させる状態
で所定の位置に係止できる。係止溝11に嵌入されたク
ランク1が、ペダルの回転を阻止するからである。この
ように、足載台2の先端に係止溝11を有するペダル
は、足載台2を折り畳んだ状態で、足載台2をクランク
1に一体的に連結して、折り畳んだペダルが回転するの
を防止できる。
【0028】支持台3は、クランク1の両先端に連結さ
れて、支持台3に連結される足載台2を支持している。
支持台3は、直方体の箱形で、金属で成形されている。
支持台3は、たとえば、金属を鋳造して成形することに
よって、充分な強度とすることができる。さらに、図に
示す支持台3は、回転軸方向への突出高さが、垂直面内
における縦横の長さに比べて小さくなる箱形としてい
る。この形状の支持台3は、クランク1から突出する高
さを小さくして、ペダルをより薄く、コンパクトに折り
畳みできる特長がある。
【0029】さらに、支持台3は、足載台2を上下反転
させるために、クランク1の先端に、クランク1が回転
する面と平行な垂直面内で回転できるように連結されて
いる。支持台3は、図8の断面図に示すように、内部に
ベアリング12が固定されており、このベアリング12
を介して、クランク1の先端に固定された回転軸5に連
結されている。
【0030】さらに、支持台3は、両側面に足載台2の
一端を連結している。支持台3は、両側面の中央部を突
出させて連結部13を設けており、ここに足載台2を連
結している。支持台3は、枠フレーム6の側面プレート
6Bの先端の連結片6Cを、回動軸7を介して連結部1
3に連結して、足載台2を回動できるようにしている。
このように、突出する連結部13に足載台2を連結する
構造は、足載台2をスムーズに回動できる特長がある。
ただ、足載台は、連結部を設けることなく支持台に連結
することもできる。
【0031】図6の支持台3は、足載台2を、矢印Bと
Cで示すように、回動軸7を中心として上下の両方に回
動できる構造としている。この構造は、ペダルの表裏に
関係なく足載台2を両方向に折り畳みできる特長があ
る。ただ、支持台3は、図7の鎖線で示すように、足載
台2が連結される連結部13の下方に、足載台2が水平
方向より下方に回動するのを阻止するストッパ14を設
けることもできる。このストッパ14は、支持台3の側
面から突出する水平方向に延長された凸条として足載台
2の回動を抑制することができる。このストッパ14
は、足載台2が水平の姿勢となると、連結片6Cの下面
が当接して、足載台2が水平の姿勢よりも下方に傾斜す
るのを阻止するので、足載台2の耐荷重を大きくでき
る。
【0032】さらに、支持台3は、回転軸5の軸方向に
突出して、係止凸部15を設けている。係止凸部15
は、支持台3の表面と平行な断面の形状を方形状とする
柱状で、一対の係止凸部15の間に、可動片17の先端
が挿入される嵌入溝16を形成している。図に示す支持
台3は、左右に2基ずつ、すなわち2対の係止凸部15
を備え、これらの係止凸部15によって、ふたつの嵌入
溝16を形成している。ふたつの嵌入溝16は、可動片
17から突出するふたつの突出部17Bが挿入されて、
これらをロック状態に保持する。一対の係止凸部15
は、間に形成される嵌入溝16の幅が挿入される可動片
17の突出部17Bの厚みとほぼ等しく、あるいは、や
や大きくなるように成形される。さらに、係止凸部15
は、嵌入溝16に挿入される可動片17を確実に保持で
きる充分な強度を有する。
【0033】以上の支持台3は、連結部13と係止凸部
15を、支持台3を鋳造するときに一体成形している。
このように、一体成形される連結部13や係止凸部15
は、強度を高めることができる。ただ、連結部と係止凸
部は、一体的に鋳造することなく、支持台に溶着あるい
はネジ止等の方法で固定することもできる。
【0034】ロック機構4は、図6に示すように、足載
台2が展開された状態では足載台2を水平の姿勢に保持
し、図7に示すように、足載台2が折り畳まれた状態で
は足載台2を垂直の姿勢に保持する。ロック機構4は、
足載台2に連結されて、足載台2に沿って支持台3に接
近する方向と遠ざかる方向とに往復移動する可動片17
と、支持台3に設けられて、可動片17を係止する係止
凸部15とで構成される。このロック機構4は、足載台
2に連結された可動片17をロック状態に保持すること
によって、足載台2を所定の姿勢に保持する。
【0035】可動片17は、枠フレーム6の内側に配設
されており、側面プレート6Bに沿って枠フレーム6内
を往復運動する。図に示す可動片17は、本体部17A
の両側から前方に突出する突出部17Bを有すると共
に、突出部17Bの外側に可動片17の往復方向に延長
されたガイド部17Cを備える。可動片17は、硬質プ
ラスチックあるいは金属で成形される。可動片17は、
嵌入溝16に挿入されたロック状態で、荷重のかかる足
載台2を水平状態に保持できる充分な強度を有する。可
動片17は、本体部17Aと突出部17Bとガイド部1
7Cとを一体成形して、より強固にできる。
【0036】突出部17Bは、図6に示すように、足載
台2を展開した状態で支持台3の嵌入溝16に挿入され
てロック状態となり、足載台2を水平の姿勢に保持す
る。突出部17Bは、嵌入溝16に挿入できるように、
嵌入溝16の幅とほぼ等しく、あるいはやや小さく成形
される。さらに、可動片17は、本体部17Aの支持台
3側であって、ふたつの突出部17Bの間に凹部18を
形成している。この凹部18は、図8の矢印Aで示すよ
うに、可動片17を引いてロック状態を解除するときに
指を入れる部分となる。したがって、凹部18は、好ま
しくは、指を挿入できる幅と深さに形成される。
【0037】ガイド部17Cは、側面プレート6Bに開
口されたガイドスリット9内に配設されている。ガイド
部17Cは、ガイドスリット9内を側面プレート6に沿
って移動して、可動片17を正確に往復運動させる。し
たがって、ガイド部17Cの幅は、ガイドスリット9の
幅とほぼ等しく、あるいはやや小さく成形される。さら
に、ガイド部17Cの厚みは、側面プレート6Bの厚み
とほぼ等しく、あるいはやや大きく成形されて、ガイド
部17Cがガイドスリット9から外れることなく移動で
きるようにしている。
【0038】さらに、ガイド部17Cの外側には、連結
部材19を連結している。連結部材19は、図8に示す
ように、内側に突出する連結突起19aを有し、これを
図の矢印Bで示すように、ガイド部17Cの貫通孔17
aに挿通して連結している。連結部材19は、ガイド部
17Cがガイドスリット9内に配設された状態で外側か
ら連結される。連結部材19は、ガイドスリット9の幅
よりも多少は幅を大きくしており、側面プレート6Bに
密着して連結している。この構造の連結部材19は、両
方の外側から枠フレーム6を挟着する状態で可動片17
に連結されて、ガイド部17Cがガイドスリット9から
外れることなく正確に往復運動できるようにしている。
さらに、連結部材19は、外部から照射される光を反射
する反射板20を表面に備える。この連結部材19は、
反射板20で夜間に車のライト等を反射して自転車の存
在を運転手に知らせることができる。
【0039】さらに、可動片17は、枠フレーム6の内
側を正確に往復運動するために、枠フレーム6の内側に
固定されたガイドケース21に出入りできるように連結
されている。ガイドケース21は、内部に空間を有する
筒状で、一端を閉塞すると共に、多端を開口して可動片
17の出入口としている。図に示すガイドケース21
は、閉塞された端面に支持脚22を有し、この支持脚2
2を先端プレート6Aに固定して、枠フレーム6内の所
定の位置に配設している。ガイドケース21は、先端プ
レート6Aを貫通する止ネジ23を支持脚22にねじ込
んで足載台2に固定している。さらに、ガイドケース2
1は、両側面から外側に突出する支持アーム24を有す
る。支持アーム24は、その先端が可動片17のガイド
部17Cの内面に接近して接触するまで延長して設けら
れており、ガイド部17Cを所定の位置で往復運動でき
るようにしている。
【0040】さらに、図に示すロック機構4は、可動片
17を弾性的に支持台3に接近する方向に押圧する弾性
体25を備える。図に示すロック機構4は、ガイドケー
ス21の内部に弾性体25を内蔵している。ロック機構
4は、弾性体25として2本のコイルスプリングを内蔵
している。可動片17は、コイルスプリングを定位置に
保持する嵌入凹部17bを備え、ガイドケース21は、
コイルスプリングを挿入する挿入凸部21aを備える。
コイルスプリングである弾性体25は、ガイドケース2
1に挿入された可動片17の本体部17Aを押し出して
支持台3の方向に押圧している。
【0041】このロック機構4は、図6に示すように、
足載台2を水平に展開した状態では、嵌入溝16に挿入
される可動片17の突出部17Bを、弾性体25が常に
支持台3の方に押圧する。したがって、可動片17の突
出部17Bが嵌入溝16から不意に外れてロック状態が
解除されることなく、足載台2は常に水平の姿勢に保持
される。
【0042】さらに、ロック機構4は、図7に示すよう
に、足載台2を垂直に折り畳んだ状態では、弾性体25
が突出部17の先端面を支持台3の上面に向かって押圧
する。可動片17は、弾性体25によって、突出部17
Bの先端面が支持台3の上面に押圧される状態に保持さ
れる。このため、ロック機構4は、可動片17が支持台
3から離れる方向に移動して足載台2が回動できる状態
となるのを阻止して、足載台2を垂直の姿勢に保持す
る。それは、足載台2を図7に示す姿勢から回動させる
には、可動片17を支持台3から離れる方向に移動させ
る必要があるからである。
【0043】このように、突出部17Bの先端面で支持
台3の上面を押圧するロック状態は、係止構造や嵌着構
造のロック状態に比べて極めて簡単な構造でロック状態
に保持できる特長がある。とくに、足載台2を垂直の姿
勢に保持する状態では、足載台2に足を載せて荷重をか
けることがないので、水平の姿勢に保持するときのよう
に、極めて強くロックする必要はなく、可動片の先端面
で支持台を押圧するロック状態で十分に安定して保持で
きる。ただ、ロック機構は、係止構造や嵌着構造で、足
載台を垂直の姿勢に保持することもできる。このロック
機構は、たとえば、可動片の突出部の先端面に嵌着凹部
を設けて、支持台の上面に嵌着凹部に挿入される係止凸
部を設けて実現し、あるいは、支持台の上面に可動片の
突出部を嵌入できる嵌入凹部を設けて実現することもで
きる。これらのロック機構は、足載台を垂直の姿勢とし
た状態で、より強固にロック状態に保持できる。
【0044】以上のように、弾性体25を備えるロック
機構4は、支持台3の方向に押圧される可動片17の突
出部17Bを、常に支持台3に当接させて、足載台2を
水平の姿勢と垂直の姿勢とに保持できる。この弾性体2
5は、足載台2を水平とする状態では、可動片17を嵌
入溝に挿入した状態に保持できると共に、足載台2を垂
直とする状態では、突出部17Bの先端面が支持台3の
上面を押圧する状態に保持できる弾性を有する。ただ、
弾性体は、コイルスプリング以外の弾性体、たとえば、
板バネやゴム状弾性体等を使用することもできる。
【0045】とくに、図に示す係止凸部15は、嵌入溝
16を形成する面と反対側の面を傾斜面15aとしてい
る。この形状の係止凸部15は、支持台3に向かって弾
性的に押圧される可動片17の突出部17Bを、傾斜面
15aで摺動させながら嵌入溝16に案内できる。した
がって、垂直状態にある足載台2を水平方向に展開する
ときに、可動片17を直接に手で操作することなく、足
載台2を回動させて突出部17Bを嵌入溝16に案内し
ながら足載台2を簡単に展開できる。ただ、係止凸部
は、必ずしも傾斜面を設ける必要はない。係止凸部に傾
斜面のない支持台は、可動片を手で操作して、ロック位
置に移動できる。
【0046】
【0047】以上の構造の自転車は、以下のようにし
て、足載台2を垂直に折り畳んで、垂直の姿勢に保持す
る。 (1) 可動片17を図6の矢印Aで示す方向に引いて、
可動片17の先端の突出部17Bを嵌入溝16から引き
出してロック状態を解除する。このとき、可動片17の
凹部18に指を挿入して可動片17を操作する。 (2) 可動片17を引いた状態で、図5の矢印で示すよ
うに、足載台2をクランク1の方向に回動する。足載台
2は、図7に示すように、クランク1とほぼ平行になる
まで回動される。 (3) 図7に示すように足載台2が垂直の姿勢となる
と、可動片17を解放する。このとき、可動片17は、
弾性体25で支持台3の方向に押圧されて、突出部17
Bの先端面が支持台3の上面に当接しながら押圧する。 (4) 可動片17は、弾性体25によって、突出部17
Bの先端面が支持台3の上面に押圧される状態に保持さ
れる。このため、可動片17が支持台3から離れる方向
に移動して足載台2が回動できる状態となるのが阻止さ
れて、可動片17が所定の位置に保持される。 (5) 可動片17は足載台2に連結されているので、可
動片17が所定の位置に保持されることによって、足載
台2の回動が阻止されて、足載台2は垂直の姿勢に保持
される。 (6) さらに、足載台2は、図7に示すように、枠フレ
ーム6の係止溝11にクランク1を嵌入させて、折り畳
んだペダルが回転するのを防止できる。
【0048】さらに、自転車は、以下のようにして、折
り畳まれた足載台2を展開して、水平の姿勢に保持す
る。 (1) 図7に示すように、垂直の姿勢にある足載台2
を、矢印で示す方向に回動させる。足載台2は、たとえ
ば、先端部を手で引っ張って回動させる。このとき、弾
性体25で支持台3に向かって押圧されている可動片1
7は、先端面が支持台3の上面を摺動しながら押圧され
て、支持台3の上面から離れる方向に移動して、ロック
状態が解除される。 (2) ロック状態が解除された足載台2をさらに回動さ
せる。このとき、可動片17の突出部17Bは、係止凸
部15の傾斜面15aを摺動しながら移動して、嵌入溝
16に案内される。以上の操作は、足載台2の枠フレー
ム6を手で操作することによって、可動片17を移動さ
せている。ただ、(1)と(2)の操作は、可動片17を手で
操作して行うこともできる。このとき、可動片17は、
凹部18に指を挿入して指で引っ張ってロック状態を解
除する。 (3) 嵌入溝16に案内された突出部17Bは、係止凸
部15で上下の両側から保持されて、可動片17を所定
の位置に保持する。 (4) 可動片17は足載台2に連結されているので、可
動片17が所定の位置に保持されることによって、足載
台2の回動が阻止されて、足載台2は水平の姿勢に保持
される。
【0049】
【0050】
【発明の効果】本発明の自転車は、簡単かつ容易に、ペ
ダルをよりコンパクトに折り畳みできる特長がある。そ
れは、本発明の自転車のペダルが、足を載せる足載台
と、足載台の一端が連結されて、これを支持する支持台
とを備え、足載台を独特のロック機構で水平の姿勢と垂
直の姿勢とに保持しているからである。このロック機構
は、足載台に連結されて、足載台に沿って支持台に接近
する方向と遠ざかる方向とに往復移動する可動片を備
え、この可動片を支持台に設けた係止凸部に係止させて
足載台を水平の姿勢に保持している。さらに、ロック機
構は、足載台を折り畳んだ状態においては、可動片の先
端面を支持台の上面に当接させて、あるいは、可動片を
支持台の上面に係止させて、足載台を垂直の姿勢に保持
している。したがって、本発明の自転車は、極めて簡単
な機構でペダルを水平位置と垂直位置とに保持できる特
長が実現できる。このため、製造コストを低減して、理
想的にペダルを折り畳みできる自転車を提供できる。
【0051】さらに、本発明の自転車のペダルは、足載
台の一端を回動軸を介して支持台に連結しているので、
この回動軸を中心として足載台を回動させて、垂直の姿
勢に折り畳んだ状態で極めてコンパクトにできる。とく
に、本発明の自転車は、ペダルを折り畳んだ状態で、ク
ランクから水平方向に突出する高さを低くできるので、
駐輪するときや持ち運びするときに、極めて便利に使用
できる。さらに、本発明の自転車は、ペダルを折り畳む
位置に制約を受けることなく、しかも、折り畳んだペダ
ルが自転車の各部分に当たって傷つくのを有効に阻止で
きる特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自転車のペダルの一部断面側面図
【図2】図1に示す自転車のペダルを折り畳んだ状態を
示す側面図
【図3】本発明者が先に開発した自転車のペダルの断面
【図4】図3に示す自転車のペダルを折り畳んだ状態を
示す側面図
【図5】本発明の実施例の自転車の概略斜視図
【図6】図5に示す自転車のペダルの拡大斜視図
【図7】図6に示すペダルを折り畳んだ状態を示す斜視
【図8】図6に示すペダルの水平断面図
【符号の説明】
1…クランク 2…足載台 3…支持台 4…ロック機構 5…回転軸 6…枠フレーム 6A…先端プレート 6
B…側面プレート 6C…連結片 7…回動軸 8…切欠 9…ガイドスリット 10…開口部 11…係止溝 12…ベアリング 13…連結部 14…ストッパ 15…係止凸部 15a…傾斜面 16…嵌入溝 17…可動片 17A…本体部 1
7B…突出部 17C…ガイド部 17a…貫通孔 17b…嵌入凹 18…凹部 19…連結部材 19a…連結突起 20…反射板 21…ガイドケース 21a…挿入凸部 22…支持脚 23…止ネジ 24…支持アーム 25…弾性 30…回転台 31…支持プレート 31a…貫通孔 32…ロック機構 33…キー 34…ロック機構 35…ストッパ凹部 36…停止ロッド 37…フレーム 37A…連結部 38…押圧プレート 39…弾性体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルを折り畳みできる自転車におい
    て、ペダルが以下の全ての構成を有することを特徴とす
    る自転車。 (a) ペダルは、足を載せる足載台(2)と、足載台(2)
    の一端が連結されて、これを支持する支持台(3)と、足
    載台(2)を水平の姿勢と垂直の姿勢とに保持するロック
    機構(4)を備える。 (b) 足載台(2)は、支持台(3)に、回動軸(7)を介し
    て回動できるように連結されている。 (c) 支持台(3)は、クランク(1)の先端に、クランク
    (1)が回転する面と平行な垂直面内で回転できるように
    連結されている。 (d) ロック機構(4)は、足載台(2)に連結されて、足
    載台(2)に沿って支持台(3)に接近する方向と遠ざかる方
    向とに往復移動する可動片(17)と、支持台(3)に設けら
    れて、可動片(17)を係止する係止凸部(15)とを有する。(e) ロック機構 (4) が、可動片 (17) を弾性的に支持
    (3) に接近する方向に押圧する弾性体 (25) を備える(f) 可動片 (17) は、足載台 (2) の枠フレーム (6) 内側
    に配設されている。 (g) 可動片 (17) は、本体部 (17A) の両側から前方に
    突出する突出部 (17B) を有すると共に、ふたつの突出部
    (17B) の間に可動片 (17) を引いてロック状態を解除する
    ときに指を入れる部分となる凹部 (18) を設けている。 (h) 支持台 (3) は、回転軸方向への突出高さが、垂
    直面内における縦横の長さに比べて小さい。 (i) 支持台 (3) は、内部にベアリング (12) を固定し
    て、このベアリング (12) を介して、クランク (1) の先端
    に固定された回転軸 (5) に連結されている。 (j) 支持台 (3) は、両側面に足載台 (2) の一端を連結
    している。 (k) 係止凸部(15)は、支持台(3)から水平方向に突
    出して設けられており、一対の係止凸部(15)の間に、可
    動片(17)の先端の突出部(17B)が挿入される嵌入溝(16)
    を形成している。(l) 支持台 (3) は、左右に2基ずつ、2対の係止凸
    (15) を備えており、これらの係止凸部 (15) によって、
    ふたつの嵌入溝 (16) が形成され、ふたつの嵌入溝 (16)
    は、可動片 (17) から突出するふたつの突出部 (17) Bを挿
    入して、ロック状態に保持するようにしている。 (m) 足載台(2)を水平に展開した状態で、可動片(1
    7)の突出部(17B)を係止凸部(15)の嵌入溝(16)に挿入し
    て、足載台(2)を水平の姿勢に保持するようにしてい
    る。(n) 足載台(2)を垂直に折り畳んだ状態で、可動片
    (17)の突出部(17B)の先端面を支持台(3)の上面に当接さ
    せて、足載台(2)を垂直の姿勢に保持するようにしてい
    る。
  2. 【請求項2】 足載台(2)が、上下対称に成形されてな
    る請求項1に記載される自転車。
  3. 【請求項3】 係止凸部(15)が嵌入溝(16)を形成する面
    と反対側の面を傾斜面(15a)としており、可動片(17)の
    突出部(17B)を傾斜面(15a)に摺動させながら嵌入溝(16)
    に案内する請求項1に記載される自転車。
  4. 【請求項4】 足載台(2)が、先端部に、足載台(2)をク
    ランク(1)側に折り畳んだ状態で、クランク(1)を挿入す
    る係止溝(11)を有する請求項1に記載される自転車。
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