JPH0645769Y2 - ホームごたつ用脚 - Google Patents

ホームごたつ用脚

Info

Publication number
JPH0645769Y2
JPH0645769Y2 JP1988113761U JP11376188U JPH0645769Y2 JP H0645769 Y2 JPH0645769 Y2 JP H0645769Y2 JP 1988113761 U JP1988113761 U JP 1988113761U JP 11376188 U JP11376188 U JP 11376188U JP H0645769 Y2 JPH0645769 Y2 JP H0645769Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
connecting pin
pair
pin
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988113761U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0234911U (ja
Inventor
繁孝 三谷
Original Assignee
株式会社アイ・トワニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アイ・トワニー filed Critical 株式会社アイ・トワニー
Priority to JP1988113761U priority Critical patent/JPH0645769Y2/ja
Publication of JPH0234911U publication Critical patent/JPH0234911U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645769Y2 publication Critical patent/JPH0645769Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はホームごたつ用脚に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来のホームごたつ用脚は、こたつの不使用時に於いて
は、こたつ本体の側枠から取り外されて収納される。つ
まり、脚はこたつ側枠に螺着されているものであって、
その取り外しは面倒で手間がかかっていた。
本考案は、簡単かつ迅速に、折り曲げることが出来、こ
たつ収納の際には、脚が邪魔とならないホームごたつ用
脚を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のホームごたつ用脚
に於いては、脚付根部に、連結ピンを介して、脚本体部
を折曲げ可能に連結したホームごたつ用脚であって、該
脚付根部が、下方開口状の筒状被覆部材と、該被覆部材
に内有された固定部材と、を備えると共に、該脚本体部
が、筒状支脚部材と、該支脚部材内の上端部に固着され
た回動部材と、を備え、該脚本体部が上記被覆部材内部
で上記連結ピン廻りに回動可能なように、側方から見
て、上記支脚部材の上端部を、該連結ピンを中心とする
一定曲率の円弧状に形成し、上記回動部材の左右一対の
側板部に、上記連結ピンを取付けると共に該連結ピンよ
り上方位置に係止ピンを取付け、上記固定部材の左右一
対の側板部に夫々上下方向長孔を形成して、該各長孔
に、上記回動部材に取付けられた上記連結ピンの両端部
を上下摺動可能に挿入し、上記固定部材に於て、左右一
対の上記側板部の間に、左右一対の垂下片部を形成し
て、該垂下片部に、上記係止ピンが係脱自在に係止する
下方開口状の係止溝を、上記連結ピンより上方位置に形
成し、該各垂下片部の水平状の下端縁を、該係止溝内へ
上記係止ピンを摺動案内するガイド部とすると共に、一
対の上記上下方向長孔に挿入された上記連結ピンを常時
上方向へ弾発付勢する弾発部材を設けたものである。
〔作用〕
使用状態に於いては、脚付根部の係止溝に脚本体部の係
止ピンが係止して、脚本体部の連結ピン回りの回動が防
止され、脚本体は垂直に保持される。脚本体部を折り曲
げるには、脚本体部を掴み、下方へ引っ張った状態に
て、連結ピン廻りに脚本体部を折り曲げるように回動さ
せればよく、連結ピンが上下方向長孔を下方へ移動し、
同時に係止ピンが係止溝から離脱し、脚本体部の回動と
共に係止ピンがガイド部を摺動する。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第1図に於
いて、本考案に係るホームごたつ用脚を図示仮想線で示
す上面枠10に取付けた場合を示し、該脚は、ボルト等の
連結具11にて上面枠10の下方突設部12に固着された脚付
根部1と、該脚付根部1に連結ピン5を介して折り曲げ
可能に連結された脚本体部3と、からなる。具体的に
は、脚付根部1は、プラスチック製等の下方開口状の筒
状被覆部材14と、該被覆部材14に内有された金属製等の
固定部材13と、を備えている。なお、固定部材13のネジ
孔15に上記連結具11を螺合することによって、固定部材
13及び被覆部材14を上面枠10に固着している。また、脚
本体部3は、プラスチック製等の筒状支脚部材16と、該
支脚部材16内に固着された回動部材17と、を備えてい
る。支脚部材16の上端部は、被覆部材14内部で連結ピン
5廻りに矢印A方向に回動可能なように、側方から見
て、連結ピン5を中心とする一定曲率の円弧状に形成さ
れている。回動部材17の上端は、支脚部材16の曲面部18
の形状と略同一形状に形成され、該曲面部18に当接し、
また、回動部材17の一側縁は支脚部材16の内側面19に当
接している。なお、回動部材17の上記部位は、支脚部材
16と必ずしも当接している必要はない。回動部材17は、
支脚部材16の上端空隙部Vに内有されると共に、連結ピ
ン5を介して、コイルスプリング等の弾発部材7により
常時上方向へ弾発付勢されている。
第2図に於いて、被覆部材14及び支脚部材16を図示省略
すると共に、回動部材17を約90度折曲げた状態を示して
いる。固定部材13は、連結ピン5の端部が上下摺動可能
に挿入される上下方向長孔2を夫々形成した左右の側板
部21,21と、該側板部21,21の間に形成された左右の垂下
片部22,22と、該側板部21,21及び該垂下片部22,22と一
体状に形成される後板部23と、から構成されている。ま
た、回動部材17は、連結ピン5と係止ピン9を取付けて
なる左右側板部24,24と、該側板部24,24から突設された
取付用突設部25,25と、後板部26と、から構成されてい
る。垂下片部22には、係止ピン9が係脱自在に係止する
下方開口状の係止溝8が、連結ピン5より上方位置に形
成される。また、各垂下片部22の下端縁を水平状に形成
して、係止溝8内へ係止ピン9を摺動案内するガイド部
40とする。該係止溝8,8は、固定部材13の垂下片部22,22
を切欠いて後板部23との間に形成したものである。回動
部材17の連結ピン5廻りの回動時に、固定部材13との接
触を避けるために、後板部26には切欠部27,27が形成さ
れている。なお、弾発部材7,7の上端は、垂下片部22,22
の係止孔28,28に、下端は連結ピン5の周溝29,29に夫々
止着されている。第3図に於いて、脚付根部1に対し、
脚本体部3を下方延伸状に保持した状態を示し、この状
態に於いては、係止ピン9は係止溝8,8内に係止してお
り、連結ピン5は弾発部材7,7により上方へ弾発付勢さ
れているので、係止ピン9が勝手に係止溝8,8から離脱
することはない。回動部材17の取付用突設部25,25は、
図示省略するビス等の固着具により、支脚部材16の上端
側平坦部30に固着される。そして、この平坦部30には、
被覆部材14の下端面が当接し、全体の荷重が支脚部材16
に伝達される。
脚付根部1の廻りに脚本体部3を折り曲げるには、上面
枠10の当該部位を若干持上げた状態にて、第4図と第5
図に示すように、脚本体部3を掴んで下方向Bへ引っ張
っり、係止溝8から係止ピン9を矢印Cの如く離脱させ
る。しかる後、脚本体部3を矢印方向Aへ回動させれば
よく、係止ピン9は、垂下片部22の下端縁(即ちガイド
部40)に沿って摺動する(このとき、脚本体部3を下方
向Bへ引っ張っている必要はない)。第6図と第7図に
示すように、脚本体部3を内方向へ約90度折曲げて上面
枠10と平行にした状態では、(上述の折曲げの途中でデ
ッドポイントを越えて、)弾発部材7は元の長さに戻
り、連結ピン5は上下方向長孔2内の最上部に位置して
いる。
上記実施例に於いては、単に被覆部材14内部に挿入され
た状態の固定部材13を、ボルト等の連結具11を用いて上
面枠10に固着することにより、同時に被覆部材14との固
定も行うことが出来る。また、回動部材17を支脚部材16
内部に挿入した状態にて、ビス等により簡単に両部材を
固着することが出来る。従って、組立てを極めて容易、
且つ、迅速に行うことが出来る。
折曲げ動作のための操作レバー等が不要であるから、折
曲げ機構が極めて簡素なものとなる。また、回動部材17
は支脚部材16内部の上端側に挿入されコンパクトなもの
とすることが出来る。
単に係止ピン9を係止溝8から係脱して、連結ピン5廻
りに脚本体部3を回動することにより、脚本体部3を折
曲げ状とし、或いは、延伸状とすることが出来るので、
複雑な作動部分もなく、故障が生じにくい。
〔考案の効果〕
本考案は上述の構成により、次のような顕著な効果を奏
する。
脚本体部3を折り曲げる場合、脚本体部3を、手脚付
根部1から離れる方向に引っ張って、連結ピン5廻りに
僅かに回動させれば、係止ピン9が係止溝8から離脱し
てガイド部40に摺接するので、あとは、脚本体部3を引
っ張ることなく、僅かな力で回動するだけで折り曲げる
ことができる。
逆に脚本体部3を展開(直立)させる場合、脚本体部
3を折曲げ方向と逆方向へ回動するだけで、係止ピン9
が、ガイド部40に摺動案内されてスムーズに係止溝8に
係止し、脚本体部3を直立させることができる。
しかも、脚本体部3の折曲・展開操作は、片手で、ス
ムーズかつ迅速容易に行うことができ至便である。
固定部材13や回動部材17等の部品が被覆部材14及び支
脚部材16にてカバーされて露出(突出)しないので、手
や衣服等が挟まったり引っ掛かったりすることがなく、
しかも、外観を損なうことがない。
支脚部材16の上端部が円弧状で角張っていないので、
脚本体部3を折曲・展開する場合、支脚部材16の上端部
が他の物や人を傷つける虞がなく、被覆部材14と干渉す
ることなくスムーズに折曲・展開操作ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す拡大要部断面図、第2
図は一部省略した拡大要部斜視図、第3図は第1図のII
I-III断面図、第4図乃至第7図は夫々作用説明図であ
る。 1……脚付根部、2……案内溝、3……脚本体部、4…
…上端部、5……連結ピン、6……一端、7……弾発部
材、8……係止溝、9……係止ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚付根部1に、連結ピン5を介して、脚本
    体部3を折曲げ可能に連結したホームごたつ用脚であっ
    て、 該脚付根部1が、下方開口状の筒状被覆部材14と、該被
    覆部材14に内有された固定部材13と、を備えると共に、
    該脚本体部3が、筒状支脚部材16と、該支脚部材16内の
    上端部に固着された回動部材17と、を備え、 該脚本体部3が上記被覆部材14内部で上記連結ピン5廻
    りに回動可能なように、側方から見て、上記支脚部材16
    の上端部を、該連結ピン5を中心とする一定曲率の円弧
    状に形成し、 上記回動部材17の左右一対の側板部24,24に、上記連結
    ピン5を取付けると共に該連結ピン5より上方位置に係
    止ピン9を取付け、 上記固定部材13の左右一対の側板部21,21に夫々上下方
    向長孔2を形成して、該各長孔2に、上記回動部材17に
    取付けられた上記連結ピン5の両端部を上下摺動可能に
    挿入し、 上記固定部材13に於て、左右一対の上記側板部21,21の
    間に、左右一対の垂下片部22,22を形成して、該垂下片
    部22に、上記係止ピン9が係脱自在に係止する下方開口
    状の係止溝8を、上記連結ピン5より上方位置に形成
    し、 該各垂下片部22の水平状の下端縁を、該係止溝8内へ上
    記係止ピン9を摺動案内するガイド部40とすると共に、 一対の上記上下方向長孔2,2に挿入された上記連結ピン
    5を常時上方向へ弾発付勢する弾発部材7を設けたこと
    を特徴とするホームごたつ用脚。
JP1988113761U 1988-08-29 1988-08-29 ホームごたつ用脚 Expired - Lifetime JPH0645769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988113761U JPH0645769Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 ホームごたつ用脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988113761U JPH0645769Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 ホームごたつ用脚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234911U JPH0234911U (ja) 1990-03-06
JPH0645769Y2 true JPH0645769Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31353888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988113761U Expired - Lifetime JPH0645769Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 ホームごたつ用脚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645769Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2740987B2 (ja) * 1991-06-14 1998-04-15 サンタニー 株式会社 ホームごたつ用脚

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827901U (ja) * 1971-08-07 1973-04-04
JPS5249701U (ja) * 1975-10-05 1977-04-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0234911U (ja) 1990-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970002539A (ko) 노트북 컴퓨터용 도킹 스테이션의 록킹장치
JPS63226400A (ja) 折畳式アイロン台
JPH0645769Y2 (ja) ホームごたつ用脚
JPS5919197Y2 (ja) カメラ用三脚
JPH063288Y2 (ja) ホームごたつ用脚
JP3532145B2 (ja) 自転車
KR20210126946A (ko) 각도조절 및 조작이 용이한 독서대를 갖는 테이블
JPH078892Y2 (ja) ホームごたつ用脚
JPS6010420Y2 (ja) テ−ブルの連結装置
JP2902821B2 (ja) ホームごたつ用脚
JP2740987B2 (ja) ホームごたつ用脚
WO2004010824A1 (en) Portable fold up work surface and seat combination
JP2984975B2 (ja) 折り畳み机
JPH0444968Y2 (ja)
JPH0444969Y2 (ja)
JPH0621439Y2 (ja) アイロン台
JPS5915930Y2 (ja) 折畳み机
WO2023142218A1 (zh) 折叠脚撑及柜子
US20230249733A1 (en) Carrier frame
KR200159433Y1 (ko) 탁상금고의 서랍 개폐장치
JPH0622774Y2 (ja) 折畳みパイプ
KR200180152Y1 (ko) 상다리 절첩장치
JPH0132893Y2 (ja)
JP3027941U (ja) ゴルフキャディーバッグの支脚調整装置
JPS5850360Y2 (ja) 鍵盤楽器における鍵盤蓋開閉装置