JP3531384B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

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JP3531384B2
JP3531384B2 JP28369796A JP28369796A JP3531384B2 JP 3531384 B2 JP3531384 B2 JP 3531384B2 JP 28369796 A JP28369796 A JP 28369796A JP 28369796 A JP28369796 A JP 28369796A JP 3531384 B2 JP3531384 B2 JP 3531384B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車両に
係り、特に、動力源の作動状態などを運転者に知らせる
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジ
ンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走
行時の動力源として備えているとともに、その動力源と
駆動輪との間に自動変速機が設けられているハイブリッ
ド車両が、例えば特開平7−67208号公報等に記載
されている。このようなハイブリッド車両においては、
例えば運転状態に応じてエンジンと電動モータとを使い
分けて走行することにより、所定の走行性能を維持しつ
つ燃料消費量や排出ガス量を低減できる。具体的には、
エンジンのみを動力源として走行するエンジン走行モー
ド、電動モータのみを動力源として走行するモータ走行
モード、エンジンおよび電動モータの両方を動力源とし
て走行するエンジン+モータ走行モードなど、エンジン
および電動モータの作動状態が異なる複数の運転モード
を備えており、車速(または動力源回転数)およびアク
セル操作量などの運転状態をパラメータとする動力源マ
ップ等の予め定められたモード切換条件に従って自動的
に切り換えられるようになっているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ハイブリッド車両においては、従来のエンジンのみを動
力源とするエンジン駆動車両のように車速およびエンジ
ン回転数を表示するだけでは、例えばモータ走行モード
時にエンジン回転数が表示(通常は0)されても意味が
ないなど、動力源の作動状態や走行状態などを知る上で
情報不足であり、必ずしも運転者の要求を十分に満足さ
せるものではない。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、エンジンおよび電動
モータを動力源として備えているハイブリッド車両にお
いて、パワーやトルク、回転数に関する動力源の作動状
態や走行状態など、運転者が知りたい情報を的確に運転
者に知らせることができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、燃料の燃焼エネルギーで作動するエ
ンジンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車
両走行時の動力源として備えているハイブリッド車両に
おいて、車両の走行に使用可能なトータルのパワーおよ
びトルクの少なくとも一方を表示する表示手段を有する
ことを特徴とする。なお、車両の走行に使用可能である
ことは、クラッチなどで動力伝達が遮断されていて、現
在車両の走行に使用されていない場合は勿論、車両走行
中で実際にパワーやトルクが車両走行に使用されている
場合も含む。
【0006】第2発明は、燃料の燃焼エネルギーで作動
するエンジンと、電気エネルギーで作動する電動モータ
とを車両走行時の動力源として備えているハイブリッド
車両において、前記エンジンおよび前記電動モータと駆
動輪との間に配設されて動力を伝達する動力伝達装置の
出力側のパワーおよびトルクの少なくとも一方を表示す
る表示手段を有することを特徴とする。
【0007】
【0008】第発明は、燃料の燃焼エネルギーで作動
するエンジンと、電気エネルギーで作動する電動モータ
とを車両走行時の動力源として備えており、そのエンジ
ンおよび電動モータの作動状態が異なる複数の運転モー
ドで走行するハイブリッド車両において、(a) 前記動力
源或いは動力伝達経路の所定部位のパワー,トルク,お
よび回転数の少なくとも1つを表示する表示手段と、
(b) 前記複数の運転モードに応じて前記表示手段に表示
させるパワー,トルク,或いは回転数の前記所定部位を
変更する変更手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】第1発明のハイブリッド車両において
は、車両の走行に使用可能(実際に使用している場合を
含む)なトータルのパワーおよびトルクの少なくとも一
方が表示されるため、エンジンおよび電動モータのパワ
ーやトルクを別々に表示する場合に比較して、現在の車
両の動力源の作動状態や走行状態などを容易且つ正確に
把握することができる。特に、車両走行に使用可能なパ
ワーやトルクを表示するようになっているため、充電制
御などでエンジン出力の一部が消費される場合には、そ
れを除いたパワーやトルクが表示されることになり、車
両走行時やレーシング時(ニュートラル状態でのアクセ
ル操作時)の情報として有意義である。
【0010】第2発明では、動力伝達装置の出力側のパ
ワーおよびトルクの少なくとも一方が表示されるため、
実際の車両走行に使用されているトータルのパワーやト
ルクが表示されることになり、現在の車両の走行状態を
把握する上で有意義である。なお、動力伝達装置の出力
側の回転数は実質的に車速を意味するもので、既にスピ
ードメータとして車両に備えられているのが普通であ
り、この車速と合わせて車両の走行状態をより極め細か
く判断することが可能となる。
【0011】
【0012】第発明では、動力源或いは動力伝達経路
の所定部位のパワー,トルク,および回転数の少なくと
も1つが表示手段に表示されるとともに、運転モードに
応じてその表示手段に表示されるパワー,トルク,或い
は回転数の所定部位(検出部位など)が変更されるた
め、運転モード毎に有意義な情報を運転者に知らせるこ
とができる。また、異なる部位のパワーやトルクなどが
共通の表示手段に表示されるため、各部の情報をそれぞ
れ表示する専用の表示手段を多数設け、運転モードとは
無関係に常に表示させる場合に比較して、有意義な情報
を容易且つ迅速に認識できる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、本発明は、例えばクラッ
チにより動力伝達を接続、遮断することによって動力源
を切り換える切換タイプや、遊星歯車装置などの合成、
分配機構によってエンジンおよび電動モータの出力を合
成したり分配したりするミックスタイプなど、エンジン
と電動モータとを車両走行時の動力源として備えている
種々のタイプのハイブリッド車両に適用され得る。
【0014】第2発明の動力伝達装置は、例えば変速比
を有段または無段で変更する変速装置や、前進,後退を
切り換える前後進切換装置、動力伝達を遮断するクラッ
チなどで、単なる減速装置などではなくトルクの変更
(遮断を含む)が可能な場合に有意義である。
【0015】第発明は、エンジンおよび電動モータの
作動状態が異なる複数の運転モードで走行するように構
成されるが、他の発明の実施に際しては、必ずしも複数
の運転モードで走行できる必要はなく、例えばエンジン
および電動モータの両方を常に作動させて走行する場合
であっても良い。また、第発明のハイブリッド車両
は、例えば車速(または動力源回転数)およびアクセル
操作量などの運転状態をパラメータとする動力源マップ
等の予め定められたモード切換条件に従って複数の運転
モードを自動的に切り換える運転モード切換手段を備え
て構成される。
【0016】上記運転モードとしては、例えばエンジン
のみを動力源として走行するエンジン走行モード、電動
モータのみを動力源として走行するモータ走行モード、
エンジンおよび電動モータの両方を動力源として走行す
るエンジン+モータ走行モード、エンジンを動力源とし
て走行しながら発電機を回転駆動して蓄電装置を充電す
るエンジン走行+充電走行モードなど、種々のモードが
考えられる。蓄電装置を充電する発電機は、電動モータ
と別個に設けられても良いが、共通のモータジェネレー
タを用いることもできる。
【0017】第発明の場合、パワー、トルク、および
回転数の少なくとも1つを表示すれば良いが、2つ或い
は3つ共表示するようにしても良い。2つ以上表示する
場合、同じ部位のパワーやトルク、回転数を表示するこ
とが望ましいが、パワー、トルク、回転数の部位が互い
に違っていても良い。また、現在の運転モードや何処の
パワー、トルク、回転数かを併せて表示することが望ま
しいし、パワー、トルク、および回転数のうちの何を表
示するか、運転者が任意に選択(変更)できるようにす
ることも可能である。これ等のことは、他の発明につい
ても同様である。
【0018】回転数は回転数センサなどを用いて実際の
回転数を検出すれば良いし、パワーやトルクについて
は、エンジンや電動モータの作動状態などから予め定め
られた演算式やデータマップ等を用いて算出すれば良
い。トルクセンサなどのトルク検出手段を用いて、実際
のトルクを検出することも可能である。なお、パワーP
(kW)、トルクT(Nm)、回転数n(rpm)は次
式(1) の関係を有するため、何れか2つが分かれば残り
の1つは算出できる。 P=2πnT/(60×1000) ・・・(1)
【0019】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド車両のハイブリッド駆動装置10の骨子図であ
る。このハイブリッド駆動装置10はFR(フロントエ
ンジン・リヤドライブ)車両用のもので、燃料の燃焼エ
ネルギーで作動するエンジン12と、電気エネルギーで
作動する電動モータおよび発電機として機能するモータ
ジェネレータ14と、シングルピニオン型の遊星歯車装
置16と、自動変速機18とを車両の前後方向に沿って
備えており、出力軸19から図示しないプロペラシャフ
トや差動装置などを介して左右の駆動輪(後輪)へ動力
を伝達する。遊星歯車装置16は機械的に力を合成分配
する合成分配機構で、モータジェネレータ14と共に電
気式トルコン24を構成しており、そのリングギヤ16
rは第1クラッチCE1 を介してエンジン12に連結さ
れ、サンギヤ16sはモータジェネレータ14のロータ
軸14rに連結され、キャリア16cは自動変速機18
のインプットシャフト26に連結されている。また、サ
ンギヤ16sおよびキャリア16cは第2クラッチCE
2 によって連結されるようになっている。なお、エンジ
ン12の出力は、回転変動やトルク変動を抑制するため
のフライホイール28およびスプリング、ゴム等の弾性
部材によるダンパ装置30を介して第1クラッチCE1
に伝達される。第1クラッチCE1 および第2クラッチ
CE2 は、何れも油圧アクチュエータによって係合、解
放される摩擦式の多板クラッチである。
【0020】自動変速機18は動力伝達装置に相当する
もので、前置式オーバードライブプラネタリギヤユニッ
トから成る副変速機20と、単純連結3プラネタリギヤ
トレインから成る前進4段、後進1段の主変速機22と
を組み合わせたものである。具体的には、副変速機20
はシングルピニオン型の遊星歯車装置32と、油圧アク
チュエータによって摩擦係合させられる油圧式のクラッ
チC0 、ブレーキB0と、一方向クラッチF0 とを備え
て構成されている。主変速機22は、3組のシングルピ
ニオン型の遊星歯車装置34、36、38と、油圧アク
チュエータによって摩擦係合させられる油圧式のクラッ
チC1 , C2 、ブレーキB1 ,B2 ,B 3 ,B4 と、一
方向クラッチF1 ,F2 とを備えて構成されている。そ
して、図2に示されているソレノイドバルブSL1〜S
L4の励磁、非励磁により油圧回路44が切り換えられ
たり、シフト操作手段としてのシフトレバー40に機械
的に連結されたマニュアルシフトバルブによって油圧回
路44が機械的に切り換えられたりすることにより、係
合手段であるクラッチC0 ,C1 ,C2 、ブレーキB
0 ,B1 ,B2 ,B3 ,B4 がそれぞれ係合、解放制御
され、図3に示されているようにニュートラル(N)と
前進5段(1st〜5th)、後進1段(Rev)の各
変速段が成立させられる。なお、上記自動変速機18や
前記電気式トルコン24は、中心線に対して略対称的に
構成されており、図1では中心線の下半分が省略されて
いる。
【0021】図3のクラッチ、ブレーキ、一方向クラッ
チの欄の「○」は係合、「●」はシフトレバー40がエ
ンジンブレーキレンジ、すなわち「3」、「2」、また
は「L」レンジ、或いは「DM(ダイレクトモード)」
レンジへ操作された場合に係合、そして、空欄は非係合
を表している。その場合に、ニュートラルN、後進変速
段Rev、及びエンジンブレーキレンジは、シフトレバ
ー40に機械的に連結されたマニュアルシフトバルブに
よって油圧回路44が機械的に切り換えられることによ
って成立させられ、シフトレバー40がD(前進)レン
ジへ操作された場合の1st〜5thの相互間の変速や
DMレンジでのエンジンブレーキの有無はソレノイドバ
ルブSL1〜SL4によって電気的に制御される。ま
た、前進変速段の変速比は1st(第1変速段)から5
th(第5変速段)となるに従って段階的に小さくな
り、4thの変速比i4 =1(直結)である。図3に示
されている変速比は一例である。
【0022】シフトレバー40は、図8に示すように
「P(パーキング)」、「R(リバース)」、「N(ニ
ュートラル)」、「D(ドライブ)」、「DM(ダイレ
クトモード)」、「4」、「3」、「2」、「L」の計
9つの操作レンジへ操作することが可能で、このうち図
の上下方向(車両前後方向)に位置する6つの操作位置
に対応してマニュアルシフトバルブは移動させられ、そ
の6つの操作位置はシフトポジションセンサ46によっ
て検知される。「DM」レンジは、前記5つの前進変速
段(エンジンブレーキ作動)を手動で切換操作できるレ
ンジで、「DM」レンジへ操作されたことはダイレクト
モードスイッチ41(図2参照)によって検出されるよ
うになっている。「DM」レンジでは、前後方向(図の
上下方向)へシフトレバー40を操作することが可能
で、「DM」レンジでのそのシフトレバー40の前後操
作が+スイッチ42および−スイッチ43によって検出
されるとともに、自動変速機18は+スイッチ42の操
作回数に応じてアップシフトされ、−スイッチ43の操
作回数に応じてダウンシフトされる。
【0023】油圧回路44は図4に示す回路を備えてい
る。図4において符号70は1−2シフトバルブを示
し、符号71は2−3シフトバルブを示し、符号72は
3−4シフトバルブを示している。これらのシフトバル
ブ70、71、72の各ポートの各変速段での連通状態
は、それぞれのシフトバルブ70、71、72の下側に
示している通りである。なお、その数字は各変速段を示
す。
【0024】2−3シフトバルブ71のポートのうち第
1変速段および第2変速段で入力ポート73に連通する
ブレーキポート74に、第3ブレーキB3 が油路75を
介して接続されている。この油路にはオリフィス76が
介装されており、そのオリフィス76と第3ブレーキB
3 との間にダンパーバルブ77が接続されている。この
ダンパーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン圧P
Lが急激に供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝
作用を行うものである。
【0025】符号78はB−3コントロールバルブであ
って、第3ブレーキB3 の係合圧を制御するようになっ
ている。すなわち、このB−3コントロールバルブ78
は、スプール79とプランジャ80とこれらの間に介装
したスプリング81とを備えており、スプール79によ
って開閉される入力ポート82に油路75が接続され、
またこの入力ポート82に選択的に連通させられる出力
ポート83が第3ブレーキB3 に接続されている。さら
にこの出力ポート83は、スプール79の先端側に形成
したフィードバックポート84に接続されている。一
方、上記スプリング81を配置した箇所に開口するポー
ト85には、2−3シフトバルブ71のポートのうち第
3変速段以上の変速段でDレンジ圧(ライン圧PL)を
出力するポート86が油路87を介して連通させられて
いる。また、プランジャ80の端部側に形成した制御ポ
ート88には、リニアソレノイドバルブSLUが接続さ
れ、信号圧PSLU が作用させられるようになっている。
したがって、B−3コントロールバルブ78は、スプリ
ング81の弾性力とポート85に供給される油圧とによ
って調圧レベルが設定され、且つ制御ポート88に供給
される信号圧PSLU が高いほどスプリング81による弾
性力が大きくなるように構成されている。
【0026】図4における符号89は、2−3タイミン
グバルブであって、この2−3タイミングバルブ89
は、小径のランドと2つの大径のランドとを形成したス
プール90と第1のプランジャ91とこれらの間に配置
したスプリング92とスプール90を挟んで第1のプラ
ンジャ91とは反対側に配置された第2のプランジャ9
3とを有している。2−3タイミングバルブ89の中間
部のポート94に油路95が接続され、また、この油路
95は2−3シフトバルブ71のポートのうち第3変速
段以上の変速段でブレーキポート74に連通させられる
ポート96に接続されている。油路95は途中で分岐し
て、前記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポー
ト97にオリフィスを介して接続されており、上記ポー
ト94に選択的に連通させられるポート98は油路99
を介してソレノイドリレーバルブ100に接続されてい
る。そして、第1のプランジャ91の端部に開口してい
るポートにリニアソレノイドバルブSLUが接続され、
また第2のプランジャ93の端部に開口するポートに第
2ブレーキB2 がオリフィスを介して接続されている。
【0027】前記油路87は第2ブレーキB2 に対して
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。また、この油路87から
分岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧す
る場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス1
04が介装され、この油路103は以下に説明するオリ
フィスコントロールバルブ105に接続されている。
【0028】オリフィスコントロールバルブ105は第
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。第2ブレーキB2 を接続してあるポート107より
図での上側に形成したポート109は、ドレインポート
に選択的に連通させられるポートであって、このポート
109には、油路110を介して前記B−3コントロー
ルバルブ78のポート111が接続されている。尚、こ
のポート111は、第3ブレーキB3 を接続してある出
力ポート83に選択的に連通させられるポートである。
【0029】オリフィスコントロールバルブ105のポ
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、3−4シフトバルブ72のポート114に接続
されている。このポート114は、第3変速段以下の変
速段で第3ソレノイドバルブSL3の信号圧を出力し、
また、第4変速段以上の変速段で第4ソレノイドバルブ
SL4の信号圧を出力するポートである。さらに、この
オリフィスコントロールバルブ105には、前記油路9
5から分岐した油路115が接続されており、この油路
115を選択的にドレインポートに連通させるようにな
っている。
【0030】なお、前記2−3シフトバルブ71におい
て第2変速段以下の変速段でDレンジ圧を出力するポー
ト116が、前記2−3タイミングバルブ89のうちス
プリング92を配置した箇所に開口するポート117に
油路118を介して接続されている。また、3−4シフ
トバルブ72のうち第3変速段以下の変速段で前記油路
87に連通させられるポート119が油路120を介し
てソレノイドリレーバルブ100に接続されている。
【0031】符号121は第2ブレーキB2 用のアキュ
ームレータを示し、その背圧室にはリニアソレノイドバ
ルブSLNが出力する信号圧PSLN に応じて調圧された
アキュームレータコントロール圧Pacが供給されるよう
になっている。2→3変速時に前記2−3シフトバルブ
71が切り換えられると、第2ブレーキB2 には油路8
7を介してDレンジ圧(ライン圧PL)が供給される
が、このライン圧PLによってアキュムレータ121の
ピストン121pが上昇を開始する。このピストン12
1pが上昇している間は、ブレーキB2 に供給される油
圧(係合圧)PB2は、スプリング121sの下向きの付
勢力およびピストン121pを下向きに付勢する上記ア
キュムレータコントロール圧Pacと釣り合う略一定、厳
密にはスプリング121sの圧縮変形に伴って漸増させ
られ、ピストン121pが上昇端に達するとライン圧P
Lまで上昇させられる。すなわち、ピストン121pが
移動する変速過渡時の係合圧PB2は、アキュムレータコ
ントロール圧Pacによって定まるのである。
【0032】アキュムレータコントロール圧Pacは、第
3変速段成立時に係合制御される上記第2ブレーキB2
用のアキュムレータ121の他、図示は省略するが第1
変速段成立時に係合制御されるクラッチC1 用のアキュ
ムレータ、第4変速段成立時に係合制御されるクラッチ
2 用のアキュムレータ、第5変速段成立時に係合制御
されるブレーキB0 用のアキュムレータにも供給され、
それ等の係合・解放時の過渡油圧が制御される。
【0033】図4の符号122はC−0エキゾーストバ
ルブを示し、さらに符号123はクラッチC0 用のアキ
ュームレータを示している。C−0エキゾーストバルブ
122は2速レンジでの第2変速段のみにおいてエンジ
ンブレーキを効かせるためにクラッチC0 を係合させる
ように動作するものである。
【0034】このような油圧回路44によれば、第2変
速段から第3変速段への変速、すなわち第3ブレーキB
3 を解放すると共に第2ブレーキB2 を係合する所謂ク
ラッチツウクラッチ変速において、入力軸26の入力ト
ルクなどに基づいて第3ブレーキB3 の解放過渡油圧や
第2ブレーキB2 の係合過渡油圧を制御することによ
り、変速ショックを好適に軽減することができる。その
他の変速についても、リニアソレノイドバルブSLNの
デューティ制御によってアキュムレータコントロール圧
acを調圧することにより、クラッチC1 、C2 やブレ
ーキB0 の過渡油圧が制御される。
【0035】ハイブリッド駆動装置10は、図2に示さ
れるようにハイブリッド制御用コントローラ50及び自
動変速制御用コントローラ52を備えている。これらの
コントローラ50、52は、CPUやRAM、ROM等
を有するマイクロコンピュータを備えて構成され、アク
セル操作量センサ62、車速センサ63、インプットシ
ャフト回転数センサ64、エンジン回転数センサ65、
シフトポジションセンサ46からそれぞれアクセル操作
量θAC、車速V(自動変速機18の出力軸19の回転数
O に対応)、自動変速機18の入力軸26の回転数N
I 、エンジン回転数NE 、シフトレバー40の操作レン
ジを表す信号が供給される他、エンジントルクTE やモ
ータトルクTM 、モータ回転数NM 、蓄電装置58(図
5参照)の蓄電量SOC、ブレーキのON,OFFなど
に関する情報が、種々の検出手段などから供給されるよ
うになっており、予め設定されたプログラムに従って信
号処理を行う。アクセル操作量θACは、アクセルペダル
など運転者により出力要求量に応じて操作されるアクセ
ル操作手段48の操作量である。なお、エンジントルク
E はスロットル弁開度や燃料噴射量などから求めら
れ、モータトルクTMはモータ電流などから求められ、
蓄電量SOCはモータジェネレータ14がジェネレータ
として機能する充電時のモータ電流や充電効率などから
求められる。
【0036】前記エンジン12は、ハイブリッド制御用
コントローラ50によってスロットル弁開度や燃料噴射
量、点火時期などが制御されることにより、アクセル操
作量θAC等の運転状態に応じて出力が制御される。モー
タジェネレータ14は、図5に示すようにM/G制御器
(インバータ)56を介してバッテリー等の蓄電装置5
8に接続されており、ハイブリッド制御用コントローラ
50により、その蓄電装置58から電気エネルギーが供
給されて所定のトルクで回転駆動される回転駆動状態
と、回生制動(モータジェネレータ14自体の電気的な
制動トルク)によりジェネレータとして機能して蓄電装
置58に電気エネルギーを充電する充電状態と、ロータ
軸14rが自由回転することを許容する無負荷状態とに
切り換えられる。また、前記第1クラッチCE1 及び第
2クラッチCE2 は、ハイブリッド制御用コントローラ
50により電磁弁等を介して油圧回路44が切り換えら
れることにより、係合或いは解放状態が切り換えられ
る。自動変速機18は、自動変速制御用コントローラ5
2によって前記ソレノイドバルブSL1〜SL4、リニ
アソレノイドバルブSLU、SLT、SLNの励磁状態
が制御され、油圧回路44が切り換えられたり油圧制御
が行われたりすることにより、運転状態(例えばアクセ
ル操作量θACおよび車速Vなど)に応じて予め設定され
た変速パターンに従って変速段が自動的に切り換えられ
る。
【0037】上記ハイブリッド制御用コントローラ50
は、例えば本願出願人が先に出願した特願平7−294
148号に記載されているように、図6に示すフローチ
ャートに従って図7に示す9つの運転モードの1つを選
択し、その選択したモードでエンジン12及び電気式ト
ルコン24を作動させる。ハイブリッド制御用コントロ
ーラ50による信号処理のうち、図6の各ステップを実
行する部分は、予め定められたモード切換条件に従って
複数の運転モードを自動的に切り換える運転モード切換
手段として機能している。
【0038】図6において、ステップS1ではエンジン
始動要求があったか否かを、例えばエンジン12を動力
源として走行したり、エンジン12によりモータジェネ
レータ14を回転駆動して蓄電装置58を充電したりす
るために、エンジン12を始動すべき旨の指令があった
か否か等によって判断し、始動要求があればステップS
2でモード9を選択する。モード9は、図7から明らか
なように第1クラッチCE1 を係合(ON)し、第2ク
ラッチCE2 を係合(ON)し、モータジェネレータ1
4により遊星歯車装置16を介してエンジン12を回転
駆動すると共に、燃料噴射などのエンジン始動制御を行
ってエンジン12を始動する。このモード9は、車両停
止時には前記自動変速機18をニュートラルにして行わ
れ、モード1のように第1クラッチCE1 を解放したモ
ータジェネレータ14のみを動力源とする走行時には、
第1クラッチCE1 を係合すると共に走行に必要な要求
出力以上の出力でモータジェネレータ14を作動させ、
その要求出力以上の余裕出力でエンジン12を回転駆動
することによって行われる。また、車両走行時であって
も、一時的に自動変速機18をニュートラルにしてモー
ド9を実行することも可能である。
【0039】ステップS1の判断が否定された場合、す
なわちエンジン始動要求がない場合には、ステップS3
を実行することにより、制動力の要求があるか否かを、
例えばブレーキがONか否か、シフトレバー40の操作
レンジがLや2などのエンジンブレーキレンジ或いはD
Mレンジで、且つアクセル操作量θACが0か否か、或い
は単にアクセル操作量θACが0か否か、等によって判断
する。この判断が肯定された場合にはステップS4を実
行する。ステップS4では、蓄電装置58の蓄電量SO
Cが予め定められた最大蓄電量B以上か否かを判断し、
SOC≧BであればステップS5でモード8を選択し、
SOC<BであればステップS6でモード6を選択す
る。最大蓄電量Bは、蓄電装置58に電気エネルギーを
充電することが許容される最大の蓄電量で、蓄電装置5
8の充放電効率などに基づいて例えば80%程度の値が
設定される。
【0040】上記ステップS5で選択されるモード8
は、図7に示されるように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、モ
ータジェネレータ14を無負荷状態とし、エンジン12
を停止状態すなわちスロットル弁を閉じると共に燃料噴
射量を0とするものであり、これによりエンジン12の
引き擦り回転やポンプ作用による制動力、すなわちエン
ジンブレーキが車両に作用させられ、運転者によるブレ
ーキ操作が軽減されて運転操作が容易になる。また、モ
ータジェネレータ14は無負荷状態とされ、自由回転さ
せられるため、蓄電装置58の蓄電量SOCが過大とな
って充放電効率等の性能を損なうことが回避される。
【0041】ステップS6で選択されるモード6は、図
7から明らかなように第1クラッチCE1 を解放(OF
F)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、エンジ
ン12を停止し、モータジェネレータ14を充電状態と
するもので、車両の運動エネルギーでモータジェネレー
タ14が回転駆動されることにより、蓄電装置58を充
電するとともにその車両にエンジンブレーキのような回
生制動力を作用させるため、運転者によるブレーキ操作
が軽減されて運転操作が容易になる。また、第1クラッ
チCE1 が解放されてエンジン12が遮断されているた
め、そのエンジン12の回転抵抗によるエネルギー損失
がないとともに、蓄電量SOCが最大蓄電量Bより少な
い場合に実行されるため、蓄電装置58の蓄電量SOC
が過大となって充放電効率等の性能を損なうことがな
い。
【0042】ステップS3の判断が否定された場合、す
なわち制動力の要求がない場合にはステップS7を実行
し、エンジン発進が要求されているか否かを、例えばモ
ード3などエンジン12を動力源とする走行中の車両停
止時か否か、すなわち車速V≒0か否か等によって判断
する。この判断が肯定された場合には、ステップS8に
おいてアクセルがONか否か、すなわちアクセル操作量
θACが略零の所定値より大きいか否かを判断し、アクセ
ルONの場合にはステップS9でモード5を選択し、ア
クセルがONでなければステップS10でモード7を選
択する。
【0043】上記ステップS9で選択されるモード5
は、図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、
エンジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14
の回生制動トルクを制御することにより、車両を発進さ
せるものである。具体的に説明すると、遊星歯車装置1
6のギヤ比をρE とすると、エンジントルクTE :遊星
歯車装置16の出力トルク:モータトルクTM =1:
(1+ρE ):ρE となるため、例えばギヤ比ρEを一
般的な値である0.5程度とすると、エンジントルクT
E の半分のトルクをモータジェネレータ14が分担する
ことにより、エンジントルクTE の約1.5倍のトルク
がキャリア16cから出力される。すなわち、モータジ
ェネレータ14のトルクの(1+ρE )/ρE 倍の高ト
ルク発進を行うことができるのである。また、モータ電
流を遮断してモータジェネレータ14を無負荷状態とす
れば、ロータ軸14rが逆回転させられるだけでキャリ
ア16cからの出力は0となり、車両停止状態となる。
すなわち、この場合の遊星歯車装置16は発進クラッチ
およびトルク増幅装置として機能するのであり、モータ
トルク(回生制動トルク)TM を0から徐々に増大させ
て反力を大きくすることにより、エンジントルクTE
(1+ρE )倍の出力トルクで車両を滑らかに発進させ
ることができるのである。
【0044】ここで、本実施例では、エンジン12の最
大トルクの略ρE 倍のトルク容量のモータジェネレー
タ、すなわち必要なトルクを確保しつつできるだけ小型
で小容量のモータジェネレータ14が用いられており、
装置が小型で且つ安価に構成される。また、本実施例で
はモータトルクTM の増大に対応して、スロットル弁開
度や燃料噴射量を増大させてエンジン12の出力を大き
くするようになっており、反力の増大に伴うエンジン回
転数NE の低下に起因するエンジンストール等を防止し
ている。
【0045】ステップS10で選択されるモード7は、
図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合(O
N)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、エン
ジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14を無
負荷状態として電気的にニュートラルとするもので、モ
ータジェネレータ14のロータ軸14rが逆方向へ自由
回転させられることにより、自動変速機18のインプッ
トシャフト26に対する出力が零となる。これにより、
モード3などエンジン12を動力源とする走行中の車両
停止時に一々エンジン12を停止させる必要がないとと
もに、前記モード5のエンジン発進が実質的に可能とな
る。
【0046】ステップS7の判断が否定された場合、す
なわちエンジン発進の要求がない場合にはステップS1
1を実行し、要求出力Pdが予め設定された第1判定値
P1以下か否かを判断する。要求出力Pdは、走行抵抗
を含む車両の走行に必要な出力で、アクセル操作量θAC
やその変化速度、車速V(出力回転数NO )、自動変速
機18の変速段などに基づいて、予め定められたデータ
マップや演算式などにより算出される。また、第1判定
値P1はエンジン12のみを動力源として走行する中負
荷領域とモータジェネレータ14のみを動力源として走
行する低負荷領域の境界値であり、エンジン12による
充電時を含めたエネルギー効率を考慮して、排出ガス量
や燃料消費量などができるだけ少なくなるように実験等
によって定められている。
【0047】ステップS11の判断が肯定された場合、
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1以下の場合に
は、ステップS12で蓄電量SOCが予め設定された最
低蓄電量A以上か否かを判断し、SOC≧Aであればス
テップS13でモード1を選択する一方、SOC<Aで
あればステップS14でモード3を選択する。最低蓄電
量Aはモータジェネレータ14を動力源として走行する
場合に蓄電装置58から電気エネルギーを取り出すこと
が許容される最低の蓄電量であり、蓄電装置58の充放
電効率などに基づいて例えば70%程度の値が設定され
る。
【0048】上記モード1は、前記図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 を解放(OFF)し、第2クラ
ッチCE2 を係合(ON)し、エンジン12を停止し、
モータジェネレータ14を要求出力Pdで回転駆動させ
るもので、モータジェネレータ14のみを動力源として
車両を走行させる。この場合も、第1クラッチCE1
解放されてエンジン12が遮断されるため、前記モード
6と同様に引き擦り損失が少なく、自動変速機18を適
当に変速制御することにより効率の良いモータ駆動制御
が可能である。また、このモード1は、要求出力Pdが
第1判定値P1以下の低負荷領域で且つ蓄電装置58の
蓄電量SOCが最低蓄電量A以上の場合に実行されるた
め、エンジン12を動力源として走行する場合よりもエ
ネルギー効率が優れていて燃費や排出ガスを低減できる
とともに、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量A
より低下して充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0049】ステップS14で選択されるモード3は、
図7から明らかなように第1クラッチCE1 および第2
クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジン12を
運転状態とし、モータジェネレータ14を回生制動によ
り充電状態とするもので、エンジン12の出力で車両を
走行させながら、モータジェネレータ14によって発生
した電気エネルギーを蓄電装置58に充電する。エンジ
ン12は、要求出力Pd以上の出力で運転させられ、そ
の要求出力Pdより大きい余裕動力分だけモータジェネ
レータ14で消費されるように、そのモータジェネレー
タ14の電流制御が行われる。
【0050】ステップS11の判断が否定された場合、
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1より大きい場合
には、ステップS15において、要求出力Pdが第1判
定値P1より大きく第2判定値P2より小さいか否か、
すなわちP1<Pd<P2か否かを判断する。第2判定
値P2は、エンジン12のみを動力源として走行する中
負荷領域とエンジン12およびモータジェネレータ14
の両方を動力源として走行する高負荷領域の境界値であ
り、エンジン12による充電時を含めたエネルギー効率
を考慮して、排出ガス量や燃料消費量などができるだけ
少なくなるように実験等によって予め定められている。
そして、P1<Pd<P2であればステップS16でS
OC≧Aか否かを判断し、SOC≧Aの場合にはステッ
プS17でモード2を選択し、SOC<Aの場合には前
記ステップS14でモード3を選択する。また、Pd≧
P2であればステップS18でSOC≧Aか否かを判断
し、SOC≧Aの場合にはステップS19でモード4を
選択し、SOC<Aの場合にはステップS17でモード
2を選択する。
【0051】上記モード2は、前記図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 および第2クラッチCE2 を共
に係合(ON)し、エンジン12を要求出力Pdで運転
し、モータジェネレータ14を無負荷状態とするもの
で、エンジン12のみを動力源として車両を走行させ
る。また、モード4は、第1クラッチCE1 および第2
クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジン12を
運転状態とし、モータジェネレータ14を回転駆動する
もので、エンジン12およびモータジェネレータ14の
両方を動力源として車両を高出力走行させる。このモー
ド4は、要求出力Pdが第2判定値P2以上の高負荷領
域で実行されるが、エンジン12およびモータジェネレ
ータ14を併用しているため、エンジン12およびモー
タジェネレータ14の何れか一方のみを動力源として走
行する場合に比較してエネルギー効率が著しく損なわれ
ることがなく、燃費や排出ガスを低減できる。また、蓄
電量SOCが最低蓄電量A以上の場合に実行されるた
め、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量Aより低
下して充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0052】上記モード1〜4の運転条件についてまと
めると、蓄電量SOC≧Aであれば、Pd≦P1の低負
荷領域ではステップS13でモード1を選択してモータ
ジェネレータ14のみを動力源として走行し、P1<P
d<P2の中負荷領域ではステップS17でモード2を
選択してエンジン12のみを動力源として走行し、P2
≦Pdの高負荷領域ではステップS19でモード4を選
択してエンジン12およびモータジェネレータ14の両
方を動力源として走行する。また、SOC<Aの場合に
は、要求出力Pdが第2判定値P2より小さい中低負荷
領域でステップS14のモード3を実行することにより
蓄電装置58を充電するが、要求出力Pdが第2判定値
P2以上の高負荷領域ではステップS17でモード2が
選択され、充電を行うことなくエンジン12により高出
力走行が行われる。
【0053】ステップS17のモード2は、P1<Pd
<P2の中負荷領域で且つSOC≧Aの場合、或いはP
d≧P2の高負荷領域で且つSOC<Aの場合に実行さ
れるが、中負荷領域では一般にモータジェネレータ14
よりもエンジン12の方がエネルギー効率が優れている
ため、モータジェネレータ14を動力源として走行する
場合に比較して燃費や排出ガスを低減できる。また、高
負荷領域では、モータジェネレータ14およびエンジン
12を併用して走行するモード4が望ましいが、蓄電装
置58の蓄電量SOCが最低蓄電量Aより小さい場合に
は、上記モード2によるエンジン12のみを動力源とす
る運転が行われることにより、蓄電装置58の蓄電量S
OCが最低蓄電量Aよりも少なくなって充放電効率等の
性能を損なうことが回避される。
【0054】ハイブリッド制御用コントローラ50には
また、図5に示すようにインジケータ66が接続されて
おり、例えば図9に示すフローチャートに従って、現在
の運転モードや予め定められた所定部位の回転数、トル
クを表示する。図10は、インジケータ66の一例で、
運転モードを表示するモード表示部66a、回転数(×
104 rpm)を表示する回転数表示部66b、および
トルク(×100Nm)を表示するトルク表示部66c
を備えており、運転者が容易に視認できる運転席前方の
インストルメントパネル等に配設される。このインジケ
ータ66は表示手段に相当する。
【0055】図9のステップSA1では各種の信号の読
込み処理などを行い、ステップSA2では、前記図6の
フローチャートに従って現在どの運転モードが選択され
ているか判別し、その運転モードの表示、すなわち図7
の『ユニットの運転状態』の欄に記載されている「モー
タ走行」、「エンジン走行」などをモード表示部66a
に表示する。運転モードは、クラッチCE1 ,CE2
作動状態やエンジン12、モータジェネレータ14の制
御状態などから判断できる。
【0056】ステップSA3では、上記運転モードに応
じて何処の部位の回転数およびトルクを表示するか決定
する。これは、例えば前記図7の『インジケータ66』
の欄に示されているように予め定められている。図7に
おいて、NI は入力軸26の回転数でNE はエンジン回
転数であり、TI は入力軸26のトルクでTE はエンジ
ントルクである。
【0057】そして、ステップSA4では、ステップS
A3で決定された表示回転数がNIの場合は、前記イン
プットシャフト回転数センサ64から読み込んだ信号に
基づいて、インジケータ66の回転数表示部66bに入
力軸回転数NI を表示し、ステップSA3で決定された
表示回転数がNE の場合は、前記エンジン回転数センサ
65から読み込んだ信号に基づいて、インジケータ66
の回転数表示部66bにエンジン回転数NE を表示す
る。
【0058】また、ステップSA5では、ステップSA
3で決定された表示トルクがTI の場合は、エンジント
ルクTE やモータトルクTM に基づいて、予め定められ
た演算式に従って入力軸トルクTI を算出するととも
に、その入力軸トルクTI をインジケータ66のトルク
表示部66cに表示し、ステップSA3で決定された表
示トルクがTE の場合は、エンジントルクTE をそのま
まインジケータ66のトルク表示部66cに表示する。
エンジントルクTE はスロットル弁開度や燃料噴射量な
どから求められ、モータトルクTM はモータ電流などか
ら求められる。また、入力軸トルクTI を算出する演算
式は、運転モード毎に例えば次式(2) 〜(7) に示すよう
に定められている。モード3、5、6のモータトルクT
M は回生制動トルクで負の値であり、モード8のエンジ
ントルクTE は回転抵抗(負の値)で回転数等をパラメ
ータとして求められる。また、(5) 式のρE は遊星歯車
装置16のギヤ比である。 モード1:TI =TM ・・・(2) モード3:TI =TE +TM ・・・(3) モード4:TI =TE +TM ・・・(4) モード5:TI =−TM ・(1+ρE )/ρE ・・・(5) モード6:TI =TM ・・・(6) モード8:TI =TE ・・・(7)
【0059】このような本実施例のハイブリッド駆動装
置10においては、運転モードに応じて異なる部位の回
転数(実施例ではNI ,NE )およびトルク(実施例で
はTI ,TE )がインジケータ66に表示されるため、
運転モード毎に有意義な情報を運転者に知らせることが
できる。また、異なる部位の回転数およびトルクが共通
のインジケータ66に表示されるため、各部の情報をそ
れぞれ表示する専用の表示手段を多数設け、運転モード
とは無関係に常に表示させる場合に比較して、有意義な
情報を容易且つ迅速に認識できる。この実施例は請求項
に記載の発明の一実施例に相当し、ハイブリッド制御
用コントローラ50による信号処理のうち、図9の各ス
テップを実行する部分は、請求項の変更手段として機
能している。なお、表示されている回転数やトルクが何
処の部位のものか、すなわちこの実施例では入力軸26
かエンジン12かを、インジケータ66に併せて表示さ
せることも可能である。
【0060】また、モード1、3、4、6、8では動力
伝達装置としての自動変速機18の入力側の回転数NI
を表示し、モード1、3〜6、8では動力伝達装置とし
ての自動変速機18の入力側のトルクTI を表示するた
め、自動変速機18がニュートラルNで動力伝達が遮断
されたり、Dレンジで変速段が自動的に切り換えられた
りしても、動力源の作動状態を容易且つ正確に把握する
ことができる。これにより、例えば車両停止時であって
も動力源が動いているか否かが分かるし、回転数NI
らエンジン12のオーバーランやシフトレバー40の操
作ミスなどを容易に判断できる。また、入力軸トルクT
I は、車両走行に使用可能な、或いは現に使用されてい
るトータルのトルクであるため、例えばモード4でエン
ジン12、モータジェネレータ14のトルクを別々に表
示する場合に比較して、走行する上での動力源の作動状
態の認識が容易であるとともに、モード3の充電制御で
エンジン出力の一部が消費される場合には、それを除い
たトルクが表示されることになり、車両走行時やレーシ
ング時の情報として有意義である。この意味で、本実施
例は請求項1に記載の発明の一実施例にも相当する。
【0061】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0062】例えば、前記実施例では運転モード毎に表
示する回転数およびトルクの部位が設定されていたが、
第2クラッチCE2 を解放するモード5および7以外は
総て入力軸回転数NI 、入力軸トルクTI を表示するよ
うにしても良いし、モード5および7を含めた総ての運
転モードで入力軸回転数NI 、入力軸トルクTI を表示
するようにしても良い。モード2、7、9の入力軸トル
クTI は、次式(8) 〜(10)に従って算出でき、モード9
のエンジントルクTE は回転抵抗で負の値である。 モード2:TI =TE ・・・(8) モード7:TI =0 ・・・(9) モード9:TI =TE +TM ・・・(10)
【0063】また、前記実施例のインジケータ66に加
えて、或いはインジケータ66の代わりに、図11に示
すアウトプットトルクメータ68を表示手段として設
け、動力伝達装置としての自動変速機18の出力軸19
のトルクTO を、運転モードに拘らず常時表示したり、
所定の運転モードで表示したりするようにしても良い。
出力軸トルクTO は、実際の車両走行に使用されている
トータルのトルクであり、スピードメータに表示される
車速と合わせて現在の車両の走行状態をより極め細かく
把握できるようになる。これは請求項2に記載の発明の
一実施例に相当し、出力軸トルクTO は自動変速機18
の変速比を加味して演算式で求めたり、トルクセンサな
どのトルク検出手段で検出したりすれば良い。
【0064】図12は、上記アウトプットトルクメータ
68等のトルク表示を行うトルクインジケータの一例
で、トルクが大きくなるに従って液晶,LED等の点灯
幅が広くなるとともに、+側は赤色で表示し、−側は青
色で表示するようになっている。
【0065】また、前記実施例ではトルクや回転数を表
示するようになっていたが、それ等に加えて、或いはそ
れ等の代わりにパワーを表示することもできる。
【0066】また、前記図7では、入力軸26の回転数
I ,トルクTI またはエンジン12の回転数NE ,ト
ルクTE を表示するようになっていたが、例えばモード
1,5,6,9等ではモータジェネレータ14の回転数
M やトルクTM を表示するようにしても良い。
【0067】また、前記実施例では後進1段および前進
5段の変速段を有する自動変速機18が用いられていた
が、図13に示すように前記副変速機20を省略して主
変速機22のみから成る自動変速機60を採用し、図1
4に示すように前進4段および後進1段で変速制御を行
うようにすることもできる。但し、このような変速機を
備えていないハイブリッド車両にも本発明は適用可能で
ある。
【0068】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるハイブリッド車両のハ
イブリッド駆動装置の構成を説明する骨子図である。
【図2】図1のハイブリッド駆動装置が備えている制御
系統を説明する図である。
【図3】図1の自動変速機の各変速段を成立させる係合
要素の作動を説明する図である。
【図4】図1の自動変速機が備えている油圧回路の一部
を示す図である。
【図5】図2のハイブリッド制御用コントローラと電気
式トルコン等との接続関係を説明する図である。
【図6】図1のハイブリッド駆動装置の基本的な作動を
説明するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートにおける各モード1〜9
の作動状態を説明する図である。
【図8】シフトレバーの操作パターンの一例を示す図で
ある。
【図9】運転モードに応じて表示回転数やトルクを切り
換えるためのフローチャートの一例を示す図である。
【図10】図5のインジケータの一例を示す図である。
【図11】アウトプットトルクメータを設けた例を示す
ブロック線図である。
【図12】アウトプットトルクメータ等のトルクインジ
ケータの具体例を示す図である。
【図13】本発明が好適に適用されるハイブリッド車両
のハイブリッド駆動装置の別の例を説明する骨子図であ
る。
【図14】図13の自動変速機の各変速段を成立させる
係合要素の作動を説明する図である。
【符号の説明】
12:エンジン 14:モータジェネレータ(電動モータ) 18,60:自動変速機(動力伝達装置) 19:出力軸 26:入力軸 50:ハイブリッド制御用コントローラ 66:インジケータ(表示手段) 68:アウトプットトルクメータ(表示手段) ステップSA1〜SA5:変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60L 15/20 B60L 15/20 K F02D 29/06 F02D 29/06 D F16H 59/14 F16H 59/14 59/74 59/74 63/40 63/40 (72)発明者 畑 祐志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 三上 強 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−315078(JP,A) 特開 昭62−244719(JP,A) 実開 昭57−166928(JP,U) 実開 昭58−63696(JP,U) 実開 昭52−16137(JP,U) 実開 平7−20003(JP,U) 実開 昭62−126650(JP,U) 実開 昭61−159227(JP,U) 実開 昭58−119653(JP,U) 実開 昭60−28649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 6/02 - 6/06 F16H 59/00 - 63/48 B60R 16/02 640 B60K 35/00 - 37/06 G09F 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジ
    ンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走
    行時の動力源として備えているハイブリッド車両におい
    て、 車両の走行に使用可能なトータルのパワーおよびトルク
    の少なくとも一方を表示する表示手段を有することを特
    徴とするハイブリッド車両。
  2. 【請求項2】 燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジ
    ンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走
    行時の動力源として備えているハイブリッド車両におい
    て、 前記エンジンおよび前記電動モータと駆動輪との間に配
    設されて動力を伝達する動力伝達装置の出力側のパワー
    およびトルクの少なくとも一方を表示する表示手段を有
    することを特徴とするハイブリッド車両。
  3. 【請求項3】 燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジ
    ンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走
    行時の動力源として備えており、該エンジンおよび電動
    モータの作動状態が異なる複数の運転モードで走行する
    ハイブリッド車両において、 前記動力源或いは動力伝達経路の所定部位のパワー,ト
    ルク,および回転数の少なくとも1つを表示する表示手
    段と、 前記複数の運転モードに応じて前記表示手段に表示させ
    るパワー,トルク,或いは回転数の前記所定部位を変更
    する変更手段とを有することを特徴とするハイブリッド
    車両。
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