JP3531173B2 - 動力車輌の油圧装置 - Google Patents

動力車輌の油圧装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、乗用芝刈機等の動力
車輌に用いられる油圧装置に関するものであり、機体に
連結されたモア等の作業機を良好に吊り上げて前輪荷重
を増大させ、芝刈作業等を支障無く行なわせんとするも
のである。併せて油圧装置を駆動する作動油の温度を下
げて作業に支障のない油圧装置を提供せんとする。 【0002】 【従来技術】従来、フロントモアのような作業機を機体
前部に装着して作業を行なうとき、作業機を吊り上げる
油圧シリンダのリフト力を出来るだけ少なくするため
に、モアを懸架しているア−ムと機体との間にバランス
スプリングを介装させていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
あっては、懸架ア−ムに連結された作業機を取り外す際
に、バランススプリングを外さなければならず、その操
作が面倒、且つ困難な上、外したバランススプリングが
脱着時に勢いよく飛んで作業者に当ってしまう恐れがあ
り甚だ危険であった。また、乗用芝刈機等には多くの油
圧機器が搭載されるが、作動油の温度が高くなると出力
の低下を招くといった不具合があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点に
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、舵取車輪である小径の後輪3,3と、駆動
車輪である大径の前輪2,2と、後輪を操舵する全油圧
式操舵装置5と、機体前部の作業機を昇降させる油圧シ
リンダー64を有する油圧昇降装置と、機体を走行させ
る油圧式無段変速装置26とを備えた動力車輌におい
て、前記油圧昇降装置を制御する油圧バルブ51には
「中立」「上げ」「下げ」の3位置を設け、エンジン1
2の回転動力によって駆動される油圧ポンプ40から送
り出された作動油を分流弁55を介して一部を全油圧式
操舵装置5に送り、残りの作動油を油圧バルブ51に送
るようになし、前記油圧バルブ51の排出油路65には
排出油量を調整する調整具102を設け、油圧バルブ5
1を下げ位置にしたときに油圧シリンダー64内の作動
油がこの排出油路65に設けた調整具102を通過して
ミッションケース27に至るように構成すると共に、前
記全油圧式操舵装置5の戻り側の作動油を油圧式無段変
速装置26のチャージ回路60に接続し、この油圧式無
段変速装置26からミッションケース27内 に排出され
る前の作動油と油圧バルブ51から排出された作動油と
を共に冷却するオイルクーラ24をエンジン12を覆う
ボンネット16内に設けたことを特徴とする動力車輌の
油圧装置の構成とする。 【0005】 【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明の実施例を説明する。まず、構成から説明すると、1
は大径の前輪2、2と小径の後輪3、3とを有し、通常
は前輪2、2のみを駆動させて走行する前輪駆動タイプ
の動力車輌である。 【0006】後輪3、3は舵取車輪であり、ステアリン
グハンドル4を回動操作すると、後述する全油圧式操舵
装置5によって油圧シリンダ−6のシリンダ−室内6a
に作動油が流出入し、後輪3、3を操舵する。7は機体
前部に設けられたステアリングポスト、8は座席、9は
ステップであり、前輪2、2の上方を覆うフェンダ−1
0と一体的に形成されている。 【0007】機体後部にはエンジン12、ファン13、
ラジエ−タ14、燃料タンク15等が設けられ、さらに
進行方向に向かってエンジン12の右側にはマフラ−2
0が取り付けられ、また左側にはエア−クリ−ナ23が
設けられている。21はテ−ルパイプである。24はオ
イルク−ラで、後述する静油圧式無段変速装置26から
作動油タンク(ミッションケ−ス27)内に排出される
油を冷却する。このオイルク−ラ24は図1に示すよう
に機体の右側にあって、その冷却面が前後方向に沿うよ
うに車体28上に取り付けられる。 【0008】前記したエンジン12、ラジエ−タ14、
燃料タンク15、オイルク−ラ24等は箱型のボンネッ
ト16で覆われており、このボンネット16の前部と後
部及び左右両側部には通風可能な通気部16a、16
b、…が設けられている。前側の通気部16aと右側の
通気部から流入した外気は燃料タンク15とオイルク−
ラ24を冷却する。なお、通気部は目抜き鉄板で構成し
てもよいが、網状体を張設する形態としてもよい。 【0009】また、エンジン12の前部にはクラッチを
収容しているクラッチハウジング17が取付けられ、そ
の伝動後位には静油圧式無段変速装置26(HST)が
設けられている。静油圧式無段変速装置26はミッショ
ンケ−ス27内に収容されており、静油圧式無段変速装
置26の出力軸は図示外の機械式変速装置に接続され、
減速された回転動力が前輪2、2に伝えられるように構
成している。 【0010】なお、30は無段変速装置26用の走行ペ
ダル、32はマスタ−ブレ−キペダルでこのマスタ−ブ
レ−キペダル32を踏み込むと左右の前輪2、2が同時
に制動される。図示は省略したが、ステアリングポスト
7の左側には左右独立した旋回用のペダル(図示省略)
とクラッチペダル(図示省略)が設けられている。34
は油圧操作レバ−、35は副変速用の操作レバ−であ
る。 【0011】次に図3、図4の油圧回路を説明する。4
0はエンジン12の回転動力にて駆動される油圧ポンプ
で、作業機昇降用の油圧バルブ51と全油圧式操舵装置
5のロ−タリバルブ52に向けて作動油を送り込む。作
業機昇降用の油圧バルブ51は「中立」、「上げ」、
「下げ」の3位置を有し、前記油圧操作レバ−34にて
適宜油路が切換えられる。全油圧式操舵装置5のロ−タ
リバルブ52はステアリングポスト7下部のステアリン
グユニット53に組み込まれており、ステアリングハン
ドル4を回すと油路が切換えられ、後輪3、3を操舵す
る。55は分流弁で油圧ポンプ40から吐出される作動
油の一部を油路54を介して全油圧式操舵装置5に送
り、残りを油路57を介して前記油圧バルブ51に送
る。 【0012】この実施例では、分流弁55により7リッ
トル/分を全油圧式操舵装置5に送り、13リットル/
分を油圧バルブ51に送り込むようにしている。したが
って、油圧操作レバ−34を「上げ」側に操作すると作
動油は油路57、62を順次介して単動式油圧シリンダ
−64内に流入し、後述するモアデッキ82を吊り上げ
る。反対にこの油圧操作レバ−34を「下げ」側に操作
すると、油圧シリンダ−64内から排出された作動油は
油路65を介してミッションケ−ス27内に戻る。この
排出油路65の途中には、図5に示すように可変式のオ
リフィス102を設けている。動力車両1の前部に連結
したモアデッキ82の重量が重い場合にはこのオリフィ
ス102を絞り込んで背圧を大にし、逆に重量が軽い作
業機を装着した場合には背圧を小さなものに設定し、作
業機が降下しやすいようにする。いずれの場合であって
も、前輪2に対するウエイトトランスファを可能にする
ことができ、傾斜地等における前輪2のスリップを低下
させることができる。 【0013】芝刈作業中は、油圧バルブ51を下げ側に
切り換え、所謂フリ−フロ−トの状態で使用するが、こ
の場合には油圧シリンダ−64内にオリフィス102に
よる背圧が常に掛ることになり、このため、作業機を上
昇させる方向の力が発生し、モアデッキを吊り上げて前
輪2に掛る荷重を増大させる。即ち、ここに前輪2に対
するウエイトトランスファが行なわれることになる。 【0014】58、59は静油圧式無段変速装置26の
入出力軸であって、出力軸59から図示外の機械式変速
装置に動力が伝えられる。68は無段変速装置26のチ
ャ−ジ回路60に油を供給するための油路で前記全油圧
式操舵装置5の排出側油路69と接続されている。7
0、71はフィルタ−である。なお、前記オイルク−ラ
24は図3、図4に示す如く、静油圧式無段変速装置2
6の排出側油路の途中に設けられている。 【0015】図中符号74は外部油圧取出ユニットであ
ってこの実施例では2連の油圧取出部が設けられ、夫々
の接続口75、75に図示外の配管を接続した後、各操
作レバ−76、76を操作することによって外部機器を
制御できるようにしている。次に機体前部に装着される
刈取装置としてのモアとその懸架機構について簡単に説
明する。 【0016】ミッションケ−ス27の前部に左右が同時
に動く第1リンク78、78が枢支され、この第1リン
ク78、78の先端部に第2リンク80、80が着脱自
在に挿入され、第2リンク80、80は夫々単独で一定
範囲内、上下方向に揺動できるようにピン79にて枢支
している。第2リンク80、80の先端には、3枚の刈
刃81の外周を覆うモアデッキ82が取り付けられ、モ
アデッキ82の後部は、ロッド84、抜け止めピン85
及びカラ−86からなる吊り下げ具87により吊持され
る。吊り下げ具87はモアデッキ82の一定以上の垂れ
下がりを規制するもので、モアデッキ82の上方への移
動は許容する。したがって、作業中にモアデッキ82が
上向きの力を受けたとき、モアデッキ82は上方には退
避できるように構成している。 【0017】88はゲ−ジ輪、89はモアデッキ82後
部に取り付けられた尾輪、90はギヤケ−スである。ギ
ヤケ−ス90の入力軸92とミッションケ−ス27前部
から前方に向けて突設されたPTO軸95とはユニバ−
サルジョイント98を介して連動連結され、このPTO
軸95が回転するとモアデッキ82内に左右横方向に適
当間隔をあけて軸支された3枚の刈刃81が平面から見
て時計方向に回転駆動されるように構成している。 【0018】モアデッキ82の左右横方向一側(実施例
では右側)には刈った草や芝を放出する草排出口100
が設けられ、刈り放し作業以外の例えばコレクタ作業を
行なう場合にはこの草排出口100に図示外のシュ−タ
が接続され、ボンネット16上方に載置したコレクタに
刈った芝や草を回収するように構成している。次に上例
の作用を説明する。エンジン12の回転動力を各回転部
に伝えて機体を前進させると、回転している刈刃81に
よって芝や草は刈り取られ、モアデッキ82内の草は草
排出通路101内を通ってモアデッキ82右側の排出口
100から排出される。 【0019】作業中は、モアデッキ82の前部はゲ−ジ
輪88で支えられ、モアデッキ82の後側は地面から僅
かに離れた状態で支えられており、モアデッキ82の下
面は地面に対して略平行になって支えられている。作業
時に、地面の凹凸によってモアデッキ82の左右方向一
側が上動する力を地面から受けると、吊り下げ具87の
ロッド84が上方に移動し、モアデッキ82を上方に退
避させる。なお、芝刈作業中は油圧バルブ51を下げ側
に切り換えてフリ−フロ−トの状態で使用することにな
るが、油圧バルブ51の排出側油路65の途中にはオリ
フィス102が設けられているので油圧シリンダ−64
には常に背圧が掛ることになる。このため、モアデッキ
82にはこれを吊り上げる方向の力が作用することにな
り、重いモアデッキ82が芝や地面に強く作用すること
がなく、作業中にモアデッキ82のゲ−ジ輪88や尾輪
89が芝を傷付けたりする恐れはない。 【0020】次に図6の構成を説明する。先の実施例で
説明したオイルク−ラ24は油圧式無段変速装置26の
排出油路側に設けて一部の戻り油のみを冷却する構造と
したものである。即ち、油圧ポンプ40から吐出された
20リットル/分の作動圧油のうち、分流弁55で分流
された7リットル/分の作動圧油を全油圧式操舵装置5
に送り込み、その戻り油を油圧式無段変速装置26のチ
ャ−ジ回路60に送り、油圧式無段変速装置26から排
出された作動油をオイルク−ラ24で冷却するように構
成したものである。 【0021】このような従来装置にあっては、7リット
ル/分の作動油のみしか冷却していないので油圧系のヒ
−トバランスが悪く、種々の不具合を発生させるという
問題が生じる。そこで、図6に示す改良装置はヒ−トバ
ランスの向上を図るために油圧昇降系の油圧バルブ51
から排出された作動油も冷却しようとしたものである。 【0022】具体的には、油圧バルブ51からミッショ
ンケ−ス27内に排出される直前の作動油を静油圧式無
段変速装置26側から排出された作動油と合流させ、オ
イルク−ラ24に流入させるようにしている。このと
き、静油圧式無段変速装置26側に大きな背圧が掛らな
いようにするためにチェックバルブ104を介装してい
る。 【0023】図7は静油圧式無段変速装置26のチャ−
ジ圧の増大化によって作業機の降下速度が低下するのを
防止するために油圧回路の一部に改良を加えたものであ
る。この図に示す装置は、静油圧式無段変速装置26の
チャ−ジ回路60に、油圧バルブ51の戻り油と全油圧
式操舵装置5の戻り油を合流させて送り込むようにした
ものであるが、このような装置では、エンジン12の回
転数が上昇して油圧ポンプ40の吐出量が増大したとき
にチャ−ジ圧が高くなり、結果的に、その圧力が油圧バ
ルブ51や全油圧式操舵装置5に掛り、作業機の降下速
度が遅くなるという不具合が発生する。特に作業機の重
量が軽い場合には、作業機が全く下がらないという問題
も生じる。そこで、この装置では静油圧式無段変速装置
26に入り込む油路の途中を分岐させてオイルク−ラ2
4に接続されるバイパス回路105を設け、バイパス油
路105の途中に、チャ−ジ用のチェックバルブ103
の設定圧よりも僅かに高めに圧力設定されたバイパスバ
ルブ106を設けたものである。このようなバイパス回
路105、バイパスバルブ106を設けることにより、
過大なチャ−ジ圧の発生を抑止し、チャ−ジ圧を略一定
に保持して作業機の昇降動作の安定性を保つことができ
るのである。 【0024】最後に図8に示すオイルク−ラ24のレイ
アウトについて説明する。これまで説明したオイルク−
ラ24はいずれも静油圧式無段変速装置26の作動油の
排出側に設けたものであるが、前記のような装置はオイ
ルク−ラ24の圧損により静油圧式無段変速装置26の
作動油排出側に僅かな圧力が生じ、これが静油圧式無段
変速装置26内のシ−ルを損傷させて機器を破損させる
恐れがあった。 【0025】ここで説明する装置のオイルク−ラ24
は、静油圧式無段変速装置26の作動油の排出側ではな
く、油圧バルブ51の作動油の排出側に設けたことを特
徴としている。オイルク−ラ24を油圧バルブ51の排
出側油路に形成すれば、静油圧式無段変速装置26がオ
イルク−ラ24側の背圧の影響を受けることがなく、油
圧式無段変速装置26のシ−ル部材を損傷させる恐れが
なくなる。 【0026】 【発明の効果】この発明は、舵取車輪である小径の後輪
3,3と、駆動車輪である大径の前輪2,2と、後輪を
操舵する全油圧式操舵装置5と、機体前部の作業機を昇
降させる油圧シリンダー64を有する油圧昇降装置と、
機体を走行させる油圧式無段変速装置26とを備えた動
力車輌において、前記油圧昇降装置を制御する油圧バル
ブ51には「中立」「上げ」「下げ」の3位置を設け、
エンジン12の回転動力によって駆動される油圧ポンプ
40から送り出された作動油を分流弁55を介して一部
を全油圧式操舵装置5に送り、残りの作動油を油圧バル
ブ51に送るようになし、前記油圧バルブ51の排出油
路65には排出油量を調整する調整具102を設け、油
圧バルブ51を下げ位置にしたときに油圧シリンダー6
4内の作動油がこの排出油路65に設けた調整具102
を通過してミッションケース27に至るように構成する
と共に、前記全油圧式操舵装置5の戻り側の作動油を油
圧式無段変速装置26のチャージ回路60に接続し、こ
の油圧式無段変速装置26からミッションケース27内
に排出される前の作動油と油圧バルブ51から排出され
た作動油とを共に冷却するオイルクーラ24をエンジン
12を覆うボンネット16内に設けたので、作動油はオ
イルクーラ24によって良好に冷却されて機器の異常や
作動不良を起こすことがない。特にこの発明では、芝刈
作業を行うときに油圧バルブ51を下げ側に切り換える
が、昇降用油圧シリンダー64に背圧が掛かるために作
動油の温度が上昇しがちとなる。しかし、作動油はオイ
ルクーラ24で適度に冷やされるため長時間の作業にも
支障を来たすことがない。また、作業時には油圧シリン
ダ−64に調整された所定圧の背圧が掛って作業機を持
ち上げようとする方向の力が働くことになり、従来用い
ていたバランススプリングの如きバネを廃止することが
できるので構成が簡易になるほか、モアデッキの取り付
け、取り外し時にバランススプリングを脱着するといっ
た面倒な操作が不要となって操作性が向上する特徴を有
する。
【図面の簡単な説明】 【図1】乗用芝刈機の全体側面図である。 【図2】要部の斜視図である。 【図3】油圧回路図である。 【図4】油圧回路図である。 【図5】要部の油圧回路図である。 【図6】油圧回路図である。 【図7】油圧回路図である。 【図8】油圧回路図である。 【符号の説明】 1 動力車輌 2 前輪 3 後輪 4 ステアリングハンドル 5 全油圧式操舵装置 12 エンジン 14 ラジエ−タ 15 燃料タンク 16 ボンネット 24 オイルク−ラ 26 油圧式無段変速装置 27 ミッションケ−ス 34 油圧操作レバ− 35 副変速用操作レバ− 51 油圧バルブ 60 チャ−ジ回路 64 油圧シリンダ− 66 チェックバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60K 17/28 B60K 17/28 D (72)発明者 村田 長次郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (56)参考文献 特開 平4−316408(JP,A) 特開 平3−271075(JP,A) 特開 平2−190109(JP,A) 実開 昭62−204406(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 63/00 A01D 34/64 A01D 67/00 B60K 17/28

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 舵取車輪である小径の後輪3,3と、駆
    動車輪である大径の前輪2,2と、後輪を操舵する全油
    圧式操舵装置5と、機体前部の作業機を昇降させる油圧
    シリンダー64を有する油圧昇降装置と、機体を走行さ
    せる油圧式無段変速装置26とを備えた動力車輌におい
    て、前記油圧昇降装置を制御する油圧バルブ51には
    「中立」「上げ」「下げ」の3位置を設け、エンジン1
    2の回転動力によって駆動される油圧ポンプ40から送
    り出された作動油を分流弁55を介して一部を全油圧式
    操舵装置5に送り、残りの作動油を油圧バルブ51に送
    るようになし、前記油圧バルブ51の排出油路65には
    排出油量を調整する調整具102を設け、油圧バルブ5
    1を下げ位置にしたときに油圧シリンダー64内の作動
    油がこの排出油路65に設けた調整具102を通過して
    ミッションケース27に至るように構成すると共に、前
    記全油圧式操舵装置5の戻り側の作動油を油圧式無段変
    速装置26のチャージ回路60に接続し、この油圧式無
    段変速装置26からミッションケース27内に排出され
    る前の作動油と油圧バルブ51から排出された作動油と
    を共に冷却するオイルクーラ24をエンジン12を覆う
    ボンネット16内に設けたことを特徴とする動力車輌の
    油圧装置。
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