JP3530873B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3530873B2
JP3530873B2 JP05618296A JP5618296A JP3530873B2 JP 3530873 B2 JP3530873 B2 JP 3530873B2 JP 05618296 A JP05618296 A JP 05618296A JP 5618296 A JP5618296 A JP 5618296A JP 3530873 B2 JP3530873 B2 JP 3530873B2
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達也 磯野
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
し、特に、複数色のトナー像を記録媒体上に積層してカ
ラー画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来の中間転写ベルトを備え
たフルカラーレーザビームプリンタの動作を示すタイム
チャートである。このプリンタでは、中間転写ベルトの
側端部にマークが付され、このマークがセンサで検出さ
れる。露光準備が完了した後、センサの出力/BMに同
期して感光体ドラムに複数色のトナー像が順次形成さ
れ、各色のトナー像が中間転写ベルト上の同じ位置に転
写される。中間転写ベルト上に積層された複数のトナー
像は、記録紙に転写され定着されてカラー画像となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプリン
タでは、プリント終了後マークがセンサ位置を通過した
直後の位置で停止した場合、次回のプリント時にマーク
の検出に時間がかかり、ファーストプリント時間が長く
なるという問題があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、フ
ァーストプリント時間が短い画像形成装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
色のトナー像を記録媒体上に積層してカラー画像を形成
する画像形成装置であって、各色のトナー像を担持する
ための像担持体、所定の前準備が終了した後、印写指令
信号が入力される毎に前回と異なる色のトナー像を像担
持体上に形成する印写手段、印写手段によって像担持体
上に形成された各色のトナー像が同位置に積層して転写
され、積層された複数色のトナー像を記録媒体上に転写
させるための中間転写ベルト、中間転写ベルトを駆動さ
せるためのベルト駆動手段、中間転写ベルト上の所定の
位置に設けられた位置検出用マーク、中間転写ベルトが
駆動されたときに位置検出用マークが移動する経路の第
1の位置に対向して設けられ、位置検出用マークを検出
するための検出手段、印写手段の前準備が終了し、かつ
検出手段が位置検出用マークを検出したことに応じて、
印写手段に印写指令信号を出力する信号発生手段、およ
び中間転写ベルトから記録媒体への原稿のトナー像の転
写が終了した後、ベルト駆動手段が駆動を開始してから
その駆動状態が安定するまでに位置検出用マークが移動
する距離だけ第1の位置よりもベルト駆動方向の上流側
の第2の位置と、ベルト駆動手段が駆動を開始してから
印写手段の前準備が終了するまでに位置検出用マークが
移動する距離だけ第1の位置よりもベルト駆動方向の上
流側の第3の位置との間に、位置検出用マークが位置す
るようにベルト駆動手段を停止させるベルト駆動停止手
段を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2の発明では、請求項1のベルト駆
動停止手段は、ベルト駆動手段の駆動状態が安定した期
間において位置検出用マークが第1の位置から第3の位
置まで移動するのに必要な時間が設定され、中間転写ベ
ルトから記録媒体への複数色のトナー像の転写が終了し
た後、検出手段が位置検出用マークを検出したことに応
じて設定された時間の計時を開始する第1のタイマを含
み、第1のタイマが計時を終了したことに応じてベルト
駆動を停止させる。
【0007】請求項3の発明では、請求項2のベルト駆
動停止手段は、さらに、ベルト駆動手段の駆動状態が安
定した期間において位置検出用マークが第3の位置から
第2の位置まで移動するのに必要な時間が設定され、第
1のタイマが計時を終了したことに応じて設定された時
間の計時を開始する第2のタイマを含み、第2のタイマ
が計時を開始してからその計時を終了するまでの間にベ
ルト駆動手段を停止させる。
【0008】請求項4の発明では、請求項1の信号発生
手段は、ベルト駆動手段が駆動を開始してから印写手段
の前準備が終了するまでに必要な時間が設定され、ベル
ト駆動手段が駆動を開始したことに応じて設定された時
間の計時を開始する第3のタイマ、検出手段が位置検出
用マークを検出してから第3のタイマが計時を終了する
までの時間を計測する計測手段、および計測手段によっ
て計測された時間が設定され、検出手段が位置検出用マ
ークを検出したことに応じて設定された時間の計時を開
始する第4のタイマを含み、第3および第4のタイマが
計時を終了したことに応じて印写手段に印写指令信号を
出力する。
【0009】請求項5の発明では、請求項1ないし4の
いずれかの像担持体は感光体であり、印写手段は感光体
を露光させるためのレーザ装置を含む。
【0010】請求項6の発明は、複数色のトナー像を記
録媒体上に積層してカラー画像を形成する画像形成装置
であって、各色のトナー像を担持するための像担持体、
所定の前準備が終了した後、印写指令信号が入力される
毎に前回と異なる色のトナー像を像担持体上に形成する
印写手段、印写手段によって像担持体上に形成された各
色のトナー像が同位置に積層して転写され、積層された
複数色のトナー像を記録媒体上に転写させるための中間
転写ベルト、中間転写ベルトを駆動させるためのベルト
駆動手段、中間転写ベルト上の所定の位置に設けられた
位置検出用マーク、中間転写ベルトが駆動されたときに
位置検出用マークが移動する経路の第1の位置に対向し
て設けられ、位置検出用マークを検出するための検出手
段、印写手段の前準備が終了し、かつ検出手段が位置検
出用マークを検出したことに応じて、印写手段に印写指
令信号を出力する信号発生手段、および中間転写ベルト
から記録媒体への複数色のトナー像の転写が終了した
後、ベルト駆動手段が駆動を開始してから印写手段の前
準備が終了するまでに位置検出用マークが移動する距離
だけ第1の位置よりもベルト駆動方向の上流側の第2の
位置よりも若干上流側の第3の位置に位置検出用マーク
が位置するようにベルト駆動手段を停止させるベルト駆
動停止手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態を説明する前に、この
発明の原理について説明する。図1において、感光体ド
ラム11と同期して回転駆動される中間転写ベルト41
の所定の位置にベルトマーク80が設けられ、中間転写
ベルト41の回転に伴いベルトマーク81が移動する経
路の所定の位置P1に対向してベルトマーク80を検出
するための位置検出用センサSE1が設けられている。
【0012】このような中間転写ベルト41を回転駆動
させる場合、図2に示すようにベルト駆動速度v(mm
/s)を一定のシステム速度Vsにするには、メインモ
ータをオン(t=0)した後ある時間t1の経過が必要
とされる。図1の位置P2は、その間(0〜t1)にベ
ルトマーク80が移動する距離L1だけ位置P1よりも
ベルト駆動方向の上流側の位置である。
【0013】プリント終了後、この位置P2にベルトマ
ーク80を停止させれば、次回のプリント時、ベルト駆
動速度vがシステム速度Vsに達すると同時にベルトマ
ーク80を検出することができ、ベルトマーク80を検
出するための待機時間が不要となる。この位置P2でベ
ルトマーク80を停止させるには、ベルトマーク80が
検出されてから時間T1=(L−L1)/Vs後にメイ
ンモータを停止させればよい。但し、Lは中間転写ベル
ト80の全長である。
【0014】なお、プリント終了後位置P1とP2の間
の区間にベルトマーク80が停止した場合は、ベルト駆
動速度vがシステム速度Vsに達する前にベルトマーク
80を検出してしまうので、この検出結果に基づいて露
光開始を制御すると各色の露光位置がずれてしまう。し
たがって、ベルトマーク80がこの区間(P1〜P2)
で停止した場合は、1回目のマーク検出を無効とし2回
目のマーク検出を有効とする必要があり、メインモータ
オンから露光開始まで長時間待機しなければならなくな
る。
【0015】また、このようなプリンタでは、感光体ド
ラム11の露光を開始するまでに所定の前準備が必要で
あり、メインモータをオン(t=0)してから前準備が
終了するまでに、ある時間t2の経過が必要とされる。
この時間t2は、現実的に時間t1よりも長くなってい
る。図1の位置P3は、メインモータオンから前準備が
終了するまでの間(0〜t2)にベルトマーク80が移
動する距離L2だけ位置P1よりもベルト駆動方向の上
流側の位置である。
【0016】プリント終了後、この位置P3にベルトマ
ーク80を停止させれば、次回のプリント時、前準備の
終了と同時にベルトマーク80を検出することができ、
感光体ドラム11の露光を開始することができる。した
がって、この場合もベルトマーク80を検出するための
待機時間は不要となる。この位置P3でベルトマーク8
0を停止させるためには、ベルトマーク80が検出され
てから時間T2=(L−L2)/Vs後にメインモータ
を停止させればよい。
【0017】結局、プリント終了後、ベルトマーク80
が位置P3とP2の間に位置するようにベルト41を停
止させれば、次回のプリント時にベルトマーク80を検
出するための無駄な待機時間はなくなる。もっとも、ベ
ルトマーク80を位置P3よりも上流側の位置で停止さ
せても、その位置と位置P3との間の距離が十分に小さ
い場合は差し支えない。
【0018】以下、図を用いてこの発明の実施の形態を
詳細に説明する。 [実施の形態1]図3は、この発明の実施の形態1によ
るフルカラーレーザビームプリンタ1の正面から見た外
観を示す斜視図であり、図4は、フルカラーレーザビー
ムプリンタ1の内部機構を示す概略構成図である。
【0019】(プリンタの全体構成)図4を参照して、
このプリンタ1は、矢印a方向に回転駆動される感光体
ドラム11を含む感光体ユニット10と、レーザ装置光
学系20と、フルカラー現像装置30と、矢印b方向に
回転駆動される無端状の中間転写ベルト41を含む中間
転写ユニット40と、給紙部60とを備える。
【0020】感光体ドラム11の周囲には、帯電ブラシ
13、クリーナ12が設置されている。帯電ブラシ13
は感光体ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電す
る。クリーナ12はブレード12aによって感光体ドラ
ム11上に残留したトナーをかき落とす。
【0021】レーザ走査光学系20は、レーザダイオー
ド、ポリゴンミラー21、fθ光学素子を内蔵した周知
のもので、その制御部にはC(シアン)、M(マゼン
タ)、(イエロー)、Bk(ブラック)毎の画像データ
がホストコンピュータから転送される。ポリゴンミラー
21はポリゴンミラー用モータM2によって回転駆動さ
れる。レーザ走査光学系20は各色毎の画像データを順
次レーザビームとして出力し、感光体ドラム11上を走
査露光する。これにて、感光体ドラム11上に各色毎の
静電潜像が順次形成される。
【0022】フルカラー現像装置30は、C,M,Y,
Bkのトナーを含む現像剤を収容した4つの色別現像器
31C,31M,31Y,31Bkを図示しない現像ラ
ックに一体的に取付けたもので、現像ラックは、支軸を
支点として時計回り方向に回転可能になっている。各現
像器は、感光体ドラム11上に各色の静電潜像が形成さ
れる毎に、対応する現像器の現像スリーブ32が現像位
置Dへ位置するように回転しつつ切換えられる。この実
施の形態ではロータリ式のフルカラー現像装置30を使
用することにより、プリンタ全体のコンパクト化を図っ
ている。
【0023】中間転写ユニット40の中間転写ベルト4
1は、駆動ローラ42、支持ローラ43およびテンショ
ンローラ44,45に無端状に張り渡されており、感光
体ドラム11と同期して矢印b方向に回転駆動される。
駆動ローラ42および感光体ドラム11は、共にメイン
モータM1により回転駆動される。中間転写ベルト41
における画像領域以外の側端部には、図5に示すよう
に、カラー画像の先端位置合わせ用のベルトマーク80
が1つ設けられており、このベルトマーク80を検出す
ることによりベルト位置を検出するための反射型のベル
ト位置検出センサSE1が駆動ローラ42上において中
間転写ベルト41に近接して設けられている。ベルト位
置検出センサSE1がベルトマーク80を検出すると、
所定時間後に画像データを感光体ドラム11に露光させ
る制御がなされる。
【0024】図4に戻って説明すると、中間転写ベルト
41は、回転自在な一次転写ローラ46に押圧されて感
光体ドラム11に接触している。また、中間転写ベルト
41は、支持ローラ43に支持された部分で以下に説明
する記録紙の水平搬送路65に臨み、回転自在な二次転
写ローラ59に接触している。
【0025】一次転写ローラ46および二次転写ローラ
59には、バイアス電圧を印加する公知の電圧印加手段
が設けられている。そして、一次転写ローラ46は、感
光体ドラム11上のトナー像を中間転写ベルト41上に
転写させ、二次転写ローラ59は、中間転写ベルト41
上のトナー像を記録紙上に転写させる。
【0026】現像装置30と中間転写ベルト41の間の
スペースには、クリーナ50が設置されている。クリー
ナ50は、中間転写ベルト41上の残留トナーをかき取
るためのクリーナブレード51を有している。このブレ
ード51および二次転写ローラ59は、中間転写ベルト
41に対して圧接ないし当接自在および離間自在、つま
り接離可能に設けられている。
【0027】給紙部60は、プリンタ本体1の正面側
(オペレータが通常位置する側)に開放自在な手差し用
の給紙トレイ61と、正面側から交換自在に本体1に装
着される給紙カセット64と、給紙ローラ62と、タイ
ミングローラ63とを含む。給紙トレイ61上に積載さ
れた記録紙あるいは給紙カセット64に積層状態に収容
された記録紙Sは、給紙ローラ62の回転によって1枚
ずつ図4の右方向へ給紙され、タイミングローラ63で
中間転写ベルト41上に形成された画像と同期をとって
二次転写部へ送り出される。記録紙Sの水平搬送路65
はエアーサクションベルト66などで構成され、定着器
70からは搬送ローラ72,73,74を備えた垂直搬
送路71が設けられている。記録紙Sはこの垂直搬送路
71からプリンタ本体1の上面へ排出される。
【0028】記録紙搬送経路の途上には、記録紙Sの有
無を検出するために、複数個の記録紙検出センサSE
2,SE3,SE4が配置されている。搬送方向に沿う
記録紙Sの先端縁あるいは後端縁を検出することで、記
録紙検出センサSE2,SE3,SE4は検出信号を出
力する。各記録紙検出センサSE2,SE3,SE4か
らの検出信号とその時間間隔とに基づいて、記録紙Sの
紙詰まり、すなわちジャムの発生と、ジャムの発生箇所
とが検知される。また、記録紙検出センサSE4からの
検出信号に基づいて記録紙Sの排出が完了したことが検
知される。
【0029】紙詰まりが生じた記録紙Sを取り除くため
に、プリンタ本体1の前カバー5および裏カバー6は、
図示しないヒンジ部を中心に開閉自在となっている。た
とえば、垂直搬送路71においてジャムが生じたときに
は、オペレータは裏カバー6を開いて詰まった記録紙S
を取り除き、ジャムを解除する。
【0030】(フルカラープリント動作)ここで、この
実施の形態におけるフルカラーのプリント動作につい
て、その概略を説明する。
【0031】プリント動作の開始に際して、二次転写ロ
ーラ59およびブレード51は中間転写ベルト41から
離間している。プリント動作が開始されると、メインモ
ータM1が起動され、感光体ドラムは矢印a方向、中間
転写ベルト41が矢印b方向に同じ周速度で回転駆動さ
れ、感光体ドラム11は帯電ブラシ13によって所定の
電位に帯電される。
【0032】続いて、レーザ走査光学系20によってシ
アン画像の露光が行なわれ、感光体ドラム11上にシア
ン画像の静電潜像が形成される。この静電潜像は直ちに
現像器31Cで現像されるとともに、トナー画像を一次
転写部で中間転写ベルト41上に転写される。一次転写
終了直後に現像器31Mが現像位置Dへ切換えられ、続
いてマゼンタ画像の露光、現像、一次転写が行なわれ
る。以下同様に、現像器31Yへの切換、イエロー画像
の露光、現像、一次転写が行なわれる。さらに、現像器
31Bkへの切換、ブラック画像の露光、現像、一次転
写が行なわれ、一次転写毎に中間転写ベルト41上には
トナー画像が重ねられていく。
【0033】最初の一次転写が終了すると、現像装置3
0が次のプリント処理のために現像器31Cへ切換えら
れ、同時に二次転写ローラ59およびブレード51が中
間転写ベルト41に圧接する。このとき、記録紙Sが二
次転写部へ送り込まれ、中間転写ベルト41上に形成さ
れたフルカラートナー画像が記録紙S上に転写される。
この二次転写が終了すると、二次転写ローラ59および
ブレード51は中間転写ベルト41から離間する。
【0034】フルカラートナー画像が転写された記録紙
Sは、エアーサブションベルト66で定着器70に搬送
されて定着処理された後、搬送ローラ72,73,74
によってプリンタ本体の上面に排出される。
【0035】以下、ベルト位置の検出および制御系につ
いて詳述する。 (ベルト位置の検出)ベルトマーク80は、中間転写ベ
ルト41よりも反射率の高い材料(たとえばアルミニウ
ム)で形成されている。ベルト位置検出用センサSE1
は、図6に示すように、発光ダイオード83および抵抗
素子84を含む発光部81と、フォトトランジスタ85
および抵抗素子86を含む受光部82とを備えている。
電源電圧Vccを与えると発光部81に駆動電流Ifが
流れて発光部81から中間転写ベルト41にスポット光
が照射される。その反射光が受光部82に入射すると反
射光の光強度に応じた値の電流Icが受光部82に流れ
る。したがって、この電流値Icと所定のしきい値電流
とを比較することにより、ベルトマーク80を検出する
ことができる。
【0036】図7は、ベルトマーク80からの距離すな
わちベルト41からの距離とセンサ出力Icとの関係を
示すグラフである。検出回路は、このセンサ出力Icと
所定のしきい値電流とを比較し、出力Icがしきい値電
流を越えるときに検出信号/BMを出力するように構成
される。しきい値電流が小さすぎると外乱光や回路のノ
イズなどにより検出信号/BMが出力されてしまう。逆
に、しきい値電流が大きすぎると検出漏れが発生する可
能性がある。したがって、この実施の形態では、それら
のバランスを検討し、しきい値電流を0.16mAに設
定している。そして、センサSE1とベルト41の距離
を2.5mmに設定している。このように構成すれば、
約1.5mmの距離変化が生じても正確な検出が可能で
ある。
【0037】ところで、ベルト41を長期間使用してい
るとベルト41が延びるが、その延びはテンションロー
ラ44によって吸収される。その結果、ベルト41が外
側へシフトする。この実施の形態の構成で、テンション
ローラ44近傍でのベルト位置変化量は約3mmであっ
た。上述のようにセンサSE1のベルト距離変化許容量
は1.5mmであるので、テンションローラ44近傍の
位置にセンサSE1を配置すると長期間の使用により検
出不能となってしまう。さらに、テンションローラ44
近傍は、テンションローラ44がばね付勢されているた
め、振動が比較的大きく、この振動による検出漏れも生
じやすい。
【0038】一方、テンションローラ44の対向側で
は、当然ベルト41の延びによる位置変化はない。ま
た、ベルト41の揺れによる位置変化も1mm以下であ
り、高精度の検出が可能である。したがって、センサS
E1の位置が駆動ローラ42に近いほど検出精度がよ
く、センサSE1の位置はローラ42上が最も望まし
い。
【0039】なお、図8に示すようにテンションローラ
44の対向側において駆動ローラ42と一次転写ローラ
46の間の任意の位置にセンサSE1を設けても差し支
えない。
【0040】また、図9に示すように、ベルト41の端
部に小孔80′を開口し、この小孔80′を透過型のセ
ンサSE1′で検出してもよい。但し、この場合はベル
ト41に小孔80′を開口する分だけ、ベルト41の耐
久力が低下するとともにベルト41のコスト高になる。
【0041】(制御系)図10は、プリンタの制御系を
示すブロック図である。図10を参照して、このプリン
タはCPU100を含み、CPU100には、図4で示
したベルト位置検出センサSE1および記録紙検出セン
サSE2〜SE4の他、ホストコンピュータ101、R
OM102、RAM103、メインモータロック検出セ
ンサ104およびポリゴンモータロック検出センサ10
5が接続されている。
【0042】ホストコンピュータ101は、プリント信
号/PRおよび原稿の各画素の画像データをCPU10
0に出力する。ROM102には、ベルトマーク80が
システム速度Vsで図1の位置P1から位置P3に移動
するのに必要な時間T2、ベルトマーク80がシステム
速度Vsで図1の位置P3からP2に移動するのに必要
な時間T1−T2、ポリゴンモータM2オンからメイン
モータM1オンまでの時間t11、メインモータM1オ
ンから帯電および全露光開始までの時間t12、全露光
時間t13、全露光終了から現像開始までの時間t1
4、現像開始から転写開始までの時間t15、露光終了
から給紙開始までの時間t16、および給紙開始から二
次転写ローラオフまでの時間t17がそれぞれタイマ値
として格納されている。CBU100は、これらのタイ
マ値をカウントし、そのカウント値に基づいてプリンタ
を制御する。すなわち、CPU100とROM102に
より、それぞれ時間T1,T1−T2,t11〜t17
がセットされたタイマTM(T2),TM(T1−T
2),TM(t11)〜TM(t17)が構成されてい
る。
【0043】また、CPU100は2つの割込タイマI
TM1,ITM2を含む。割込タイマITM1はベルト
マーク80が検出されてから露光が開始されるまでの時
間t20を計測する。割込タイマITM1の計測時間t
20はタイマ値としてRAM103に格納される。割込
タイマITM2にはRAM103から読出されたタイマ
値がセットされる。
【0044】メインモータロック検出センサ104は、
メインモータM1の駆動状態が安定したことを検出して
メインモータロック検出信号MMLをCPU100に出
力する。ポリゴンモータロック検出センサ105は、ポ
リゴンモータM2の駆動状態が安定したことを検出して
ポリゴンモータロック検出信号PMLをCPU100に
出力する。
【0045】一方、CPU100からは、ポリゴンモー
タM2を駆動または停止させるためのポリゴンモータ制
御信号、感光体ドラム11の露光処理を行なうための露
光処理信号/TOD(印写指令信号)、メインモータM
1を駆動または停止させるためのメインモータ制御信
号、感光体ドラム11の帯電処理を行なうための停電処
理信号、現像バイアス電圧の印加処理を行なうための現
像バイアス処理信号、一次転写バイアス電圧の印加処理
を行なうための一次転写バイアス処理信号、二次転写バ
イアス電圧の印加処理を行なうための二次転写バイアス
処理信号が出力される。プリンタ1はこれらの信号によ
り制御される。
【0046】図11はプリンタ1の全体動作を示すメイ
ンフローチャートである。プリンタ1の電源がオンされ
ると、ステップS1で各種フラグ、タイマなどを初期化
するCPU初期化処理が行なわれ、ステップS2で内部
タイマがスタートする。ステップS3でプリント制御が
行なわれ、ステップS4でベルトマーク80を所定の位
置に停止させるための駆動停止タイミング制御が行なわ
れる。ステップS5で給排紙処理、エラー処理などのそ
の他の制御を行なった後、ステップS6で時間待ち処理
をし、ステップS2に戻り、上述の処理が継続される。
【0047】図12〜16は図11のステップS3のプ
リント制御を示すフローチャート、図17は図11のス
テップS4の駆動停止タイミング制御を示すフローチャ
ート、図18はプリンタ1の動作を示すタイムチャート
である。
【0048】まず図12および図18を参照して、CP
U100は、ステート0のステップS10でプリント命
令があったか否か、すなわちホストコンピュータ101
からプリント信号/PRが入力されたか否かを判別し、
プリント命令があったことに応じてステップS11でス
テート1に進む。
【0049】CPU100は、ステート1のステップS
11でポリゴンモータM2を駆動させ、ステップS13
でタイマTM(t11)をスタートさせ、ステップS1
4でステート2へ進む。
【0050】次いでCPU100は、ステート2のステ
ップS21でタイマTM(t11)のタイムアップを待
ち、タイマTM(t11)がタイムアップしたことに応
じてステップS22でメインモータM1を駆動させ、ス
テップS23でタイマTM(t12)をスタートさせ、
ステップS24でステート3へ進む。
【0051】次にCPU100は、ステート3のステッ
プS31でタイマTM(t12)のタイムアップを待
ち、ステップS32でメインモータロック検出信号MM
Lの入力を待つ。この時間t12は上述の時間t1に略
等しく設定されている。CPU100は、タイマTM
(t12)がタイムアップし、かつメインモータロック
信号MMLが入力されたことに応じて、ステップS33
で帯電および全露光をオンし、割込処理1を行なう。
【0052】割込処理1は、図15に示すように、ベル
トマーク80が検出されたことにより開始される。すな
わち、CPU100は、ステップS34でベルトマーク
80が検出されてベルトマーク検出信号/BMが入力さ
れたことに応じて、ステップS35で1色目の露光処理
信号/TODが出力済か否かを判別する。CPU100
は、ステップS35で信号/TODがまだ出力されてい
ないと判別した場合は、ステップS36で割込タイマI
TM1をスタートさせ、ステップS37でベルトマーク
検出済フラグをセットする。
【0053】また、CPU100は、ステップS35で
信号/TODが出力済であると判別した場合は、ステッ
プS38で割込タイマITM2(t20)をスタートさ
せる。そしてCPU100は、図16に示す割込処理2
のステップS39で割込タイマITM2(t20)がタ
イムアップしたことに応じ、ステップS40で信号/T
ODを出力する。
【0054】図12および図18に戻って説明を続ける
と、CPU100は、ステート3のステップS33でタ
イマTM(t13)をスタートさせ、ステート14へ進
む。
【0055】次いでCPU100は、ステート4のステ
ップS41でタイマTM(t13)のタイムアップを待
ち、タイマTM(t13)がタイムアップしたことに応
じてステップS42で、全露光をオフし、タイマTM
(t14)をスタートさせた後、ステート5へ進む。
【0056】図13および図18を参照して、CPU1
00は、ステート5のステップS51でタイマTM(t
14)のタイムアップを待ち、タイマTM(t14)が
タイムアップしたことに応じてステップS52で現像を
オンし、タイマTM(t15)をスタートさせた後、ス
テート6へ進む。
【0057】続いてCPU100は、ステート6のステ
ップS61でタイマTM(t15)のタイムアップを待
ち、タイマTM(t15)がタイムアップしたことに応
じて一次転写をオンした後、ステート7へ進む。
【0058】次にCPU100は、ステート7のステッ
プS71でポリゴンモータロック検出信号PMLの入力
を待ち、信号PMLが入力されたことに応じてステップ
S72でベルトマーク80が既に検出されているか否か
判別し、既に検出されていると判別したことに応じてス
テップS73に進む。CPU100は、ステップS73
で1色目の露光処理信号/TODを出力し、割込タイマ
ITM1をストップさせ、その計測時間t20をタイマ
値としてRAM103にストアした後、ステート8へ進
む。
【0059】次いでCPU100は、ステート8のステ
ップS81で最終の信号/TODを出力済か否か判別
し、出力済と判別したことに応じてステップS82に進
み、ステップS82でタイマTM(t16)をスタート
させた後、ステート9へ進む。
【0060】図14を参照して、CPU100は、ステ
ート9のステップS91でタイマTM(t16)のタイ
ムアップを待ち、タイマTM(t16)がタイムアップ
したことに応じてステップS92で給紙動作をスタート
させ、二次転写をオンし、タイマTM(t17)をスタ
ートさせた後、ステート10に進む。
【0061】なお、2色目以降の露光処理信号/TOD
については、図15および図16で示したように、ベル
トマーク80を検出したことに応じて割込タイマITM
2(t20)をスタートさせ、そのタイムアップのタイ
ミングで出力する。
【0062】次いでCPU100は、ステート10のス
テップS101でタイマTM(t17)のタイムアップ
を待ち、タイマTM(t17)がタイムアップしたこと
に応じて二次転写をオフした後、ステート11へ進む。
【0063】次にCPU100は、ステート11のステ
ップS111で排紙完了を待ち、排紙完了後にステート
12へ進む。
【0064】次いでCPU100は、ステート12のス
テップS121で駆動停止タイミングフラグがセットさ
れるのを待ち、駆動停止タイミングフラグがセットされ
たことに応じてステップS122で帯電、現像、転写の
各高圧電源(HV)をオフし、メインモータM1をオフ
した後、ステート0へ戻る。
【0065】次に、図17を参照して駆動停止タイミン
グ制御について説明する。CPU100は、ステート0
のステップS201で排紙完了を待ち、排紙完了後にス
テート1へ進む。
【0066】続いてCPU100は、ステート1のステ
ップS211でベルトマーク80を検出したか否かを判
別し、ベルトマーク80を検出したことに応じてタイマ
TM(T2)をスタートさせ、ステップS213でステ
ート2へ進む。
【0067】次にCPU100は、ステート2のステッ
プS221でタイマTM(T2)のタイムアップを待
ち、タイマTM(T2)がタイムアップしたことに応じ
て駆動停止タイミングフラグをセットする。続いてCP
U100は、ステップS223でタイマTM(T1−T
2)をスタートさせ、ステップS224でステート3へ
進む。
【0068】続いてCPU100は、ステート3のステ
ップS231でタイマTM(t1−t2)のタイムアッ
プを待ち、タイマTM(T1−T2)がタイムアップし
たことに応じてステップS232で駆動停止タイミング
フラグをリセットし、ステップS233でステート0へ
戻る。
【0069】これにより、ベルトマーク80が図1の位
置P3とP2の間にある期間のみ駆動停止タイミングフ
ラグをセットすることができ、ベルトマーク80を位置
P3とP2の間で停止させることができる。したがっ
て、次回のプリント時に、メインモータM2をオンした
後、メインモータM1が安定駆動し、かつレーザユニッ
トの前準備が終了する前の期間(t1〜t2)にベルト
マーク80を検出することができ、無駄な待機時間がな
くなる。
【0070】[実施の形態2]図19は、この発明の実
施の形態2によるフルカラーレーザビームプリンタの駆
動停止タイミング信号を示すフローチャート、図20は
そのタイムチャートである。
【0071】このプリンタが実施の形態1のプリンタと
異なる点は、実施の形態1のプリンタがプリント終了後
ベルトマーク80を図1の位置P3とP2の間に位置さ
せたのに対し、図1の位置P3の若干上流側の位置に位
置させる点である。
【0072】このため、プリンタの制御系のCPU10
2は割込タイマITM1,ITM2は含まれておらず、
ROM102には時間T2,T1−T2の代わりに時間
T2−αのタイマ値が格納されている。すなわち、CP
U100とROM102によりそれぞれ時間T2−α,
t11〜t17がセットされたタイマTM(T2−
α),TM(t11)〜TM(t17)が構成されてい
る。
【0073】図19を参照して、CPU100は、ステ
ート0のステップS301で排紙完了を待ち、排紙完了
後ステップS302でステート1に進む。
【0074】次いでCPU100は、ステート1のステ
ップS311でベルトマーク80を検出したか否かを判
別し、ベルトマーク80を検出したことに応じてステッ
プS312でタイマTM(T2−α)をスタートさせ、
ステップS313でステート2へ進む。
【0075】次にCPU100は、ステート2のステッ
プS321でタイマTM(T2−α)のタイムアップを
待ち、タイマTM(T2−α)がタイムアップしたこと
に応じてステップS322で駆動停止タイミングフラグ
をセットし、ステップS323でステート3に進む。
【0076】次いでCPU100は、ステート3のステ
ップS331で駆動停止タイミングフラグをリセット
し、ステップS332でステート0へ戻る。
【0077】したがって、ベルトマーク80は、タイマ
TM(T2−α)のタイムアップと同時に図1の位置P
3の若干上流側の位置で停止する。このため次回のプリ
ント時は、図20に示すように、露光準備完了の直後に
ベルトマーク80を検出することができ、各色、このマ
ーク80の検出に露光開始のタイミングを合わせること
で、割込タイマを使うことなくカラー画像をプリントで
きる。したがって、この実施の形態では、無駄な待機時
間を最小限に抑えることができ、かつタイマの誤差に起
因する色ずれを防止できる。
【0078】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ベルト駆動手段の駆動状態が安定した後で、かつ印
写手段の前準備が終了する前に印写検出用マークを検出
できる。したがって、印写手段の前準備が終了すると同
時にトナー像の形成を開始することができ、無駄な待機
時間がなくなる。
【0079】また、請求項6の発明によれば、ベルト駆
動手段の駆動状態が安定し、かつ印写手段の前準備が終
了した直後に位置検出用マークを検出できる。したがっ
て、無駄な待機時間を最小限に抑えることができ、かつ
複数色のトナー像を中間転写ベルト上に積層させたとき
の色ずれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理を説明するための図である。
【図2】図1に示した中間転写ベルトの駆動速度の時間
変化を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるフルカラーレー
ザビームプリンタの正面から見た外観を示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示したフルカラーレーザビームプリンタ
の内部機構を示す概略構成図である。
【図5】図4に示した中間転写ベルトの位置検出方法を
説明するための図である。
【図6】図5に示したベルト位置検出センサの構成を示
す回路図である。
【図7】図5に示したベルト位置検出センサのベルトマ
ークからの距離と出力電流の関係を示す図である。
【図8】ベルト位置検出方法の他の例を説明するための
図である。
【図9】ベルト位置検出方法のさらに他の例を説明する
ための図である。
【図10】図3に示したフルカラーレーザビームプリン
タの制御系の構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示した制御系の動作を示すメインフ
ローチャートである。
【図12】図11に示したプリント制御を示すフローチ
ャートである。
【図13】図12の分図である。
【図14】図12の分図である。
【図15】図12に示したプリント制御の割込処理1を
示すフローチャートである。
【図16】図12に示したプリント制御の割込処理2を
示すフローチャートである。
【図17】図11に示した駆動停止タイミング制御を示
すフローチャートである。
【図18】図3に示したフルカラーレーザビームプリン
タの動作を示すタイムチャートである。
【図19】この発明の実施の形態2によるフルカラーレ
ーザビームプリンタの駆動停止タイミング制御を示すフ
ローチャートである。
【図20】図19で説明したフルカラーレーザビームプ
リンタの動作を示すタイムチャートである。
【図21】従来のフルカラーレーザビームプリンタの動
作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 フルカラーレーザビームプリンタ 11 感光体 41 中間転写ベルト 42 駆動ローラ 80 ベルトマーク 100 CPU 102 ROM 103 RAM 104 メインモータロック検出センサ 105 ポリゴンモータロック検出センサ M1 メインモータ M2 ポリゴンモータ S 記録紙 SE1 ベルト位置検出センサ SE2,SE3,SE4 記録紙検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−110610(JP,A) 特開 平5−127468(JP,A) 特開 平5−150574(JP,A) 特開 平6−289684(JP,A) 特開 昭57−120970(JP,A) 特開 昭59−7378(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16 G03G 21/00 370

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のトナー像を記録媒体上に積層し
    てカラー画像を形成する画像形成装置であって、 各色のトナー像を担持するための像担持体、 所定の前準備が終了した後、印写指令信号が入力される
    毎に前回と異なる色のトナー像を前記像担持体上に形成
    する印写手段、 前記印写手段によって前記像担持体上に形成された各色
    のトナー像が同位置に積層して転写され、積層された複
    数色のトナー像を前記記録媒体上に転写させるための中
    間転写ベルト、 前記中間転写ベルトを駆動させるためのベルト駆動手
    段、 前記中間転写ベルト上の所定の位置に設けられた位置検
    出用マーク、 前記中間転写ベルトが駆動されたときに前記位置検出用
    マークが移動する経路の第1の位置に対向して設けら
    れ、前記位置検出用マークを検出するための検出手段、 前記印写手段の前記前準備が終了し、かつ前記検出手段
    が前記位置検出用マークを検出したことに応じて、前記
    印写手段に前記印写指令信号を出力する信号発生手段、
    および前記中間転写ベルトから前記記録媒体への前記複
    数色のトナー像の転写が終了した後、前記ベルト駆動手
    段が駆動を開始してからその駆動状態が安定するまでに
    前記位置検出用マークが移動する距離だけ前記第1の位
    置よりもベルト駆動方向の上流側の第2の位置と、前記
    ベルト駆動手段が駆動を開始してから前記印写手段の前
    記前準備が終了するまでに前記位置検出用マークが移動
    する距離だけ前記第1の位置よりもベルト駆動方向の上
    流側の第3の位置との間に、前記位置検出用マークが位
    置するように前記ベルト駆動手段を停止させるベルト駆
    動停止手段を備える、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト駆動停止手段は、 前記ベルト駆動手段の駆動状態が安定した期間において
    前記位置検出用マークが前記第1の位置から前記第3の
    位置まで移動するのに必要な時間が設定され、前記中間
    転写ベルトから前記記録媒体への前記複数色のトナー像
    の転写が終了した後、前記検出手段が前記位置検出用マ
    ークを検出したことに応じて前記設定された時間の計時
    を開始する第1のタイマを含み、 前記第1のタイマが計時を終了したことに応じて前記ベ
    ルト駆動手段を停止させる、請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルト駆動停止手段は、 さらに、前記ベルト駆動手段の駆動状態が安定した期間
    において前記位置検出用マークが前記第3の位置から前
    記第2の位置まで移動するのに必要な時間が設定され、
    前記第1のタイマが計時を終了したことに応じて前記設
    定された時間の計時を開始する第2のタイマを含み、 前記第2のタイマが計時を開始してから該計時を終了す
    るまでの間に前記ベルト駆動手段を停止させる、請求項
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記信号発生手段は、 前記ベルト駆動手段が駆動を開始してから前記印写手段
    の前記前準備が終了するまでに必要な時間が設定され、
    前記ベルト駆動手段が駆動を開始したことに応じて前記
    設定された時間の計時を開始する第3のタイマ、 前記検出手段が前記位置検出用マークを検出してから前
    記第3のタイマが計時を終了するまでの時間を計測する
    計測手段、および前記計測手段によって計測された時間
    が設定され、前記検出手段が前記位置検出用マークを検
    出したことに応じて前記設定された時間の計時を開始す
    る第4のタイマを含み、 前記第3および第4のタイマが計時を終了したことに応
    じて前記印写手段に前記印写指令信号を出力する、請求
    項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体は感光体であり、 前記印写手段は前記感光体を露光させるためのレーザ装
    置を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 複数色のトナー像を記録媒体上に積層し
    てカラー画像を形成する画像形成装置であって、 各色のトナー像を担持するための像担持体、 所定の前準備が終了した後、印写指令信号が入力される
    毎に前回と異なる色のトナー像を前記像担持体上に形成
    する印写手段、 前記印写手段によって前記像担持体上に形成された各色
    のトナー像が同位置に積層して転写され、積層された複
    数色のトナー像を前記記録媒体上に転写させるための中
    間転写ベルト、 前記中間転写ベルトを駆動させるためのベルト駆動手
    段、 前記中間転写ベルト上の所定の位置に設けられた位置検
    出用マーク、 前記中間転写ベルトが駆動されたときに前記位置検出用
    マークが移動する経路の第1の位置に対向して設けら
    れ、前記位置検出用マークを検出するための検出手段、 前記印写手段の前記前準備が終了し、かつ前記検出手段
    が前記位置検出用マークを検出したことに応じて、前記
    印写手段に前記印写指令信号を出力する信号発生手段、
    および 前記中間転写ベルトから前記記録媒体への前記複数色の
    トナー像の転写が終了した後、前記ベルト駆動手段が駆
    動を開始してから前記印写手段の前記前準備が終了する
    までに前記位置検出用マークが移動する距離だけ前記第
    1の位置よりもベルト駆動方向の上流側の第2の位置よ
    りも若干上流側の第3の位置に前記位置検出用マークが
    位置するように前記ベルト駆動手段を停止させるベルト
    駆動停止手段を備える、画像形成装置。
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