JP3527858B2 - 電 池 - Google Patents

電 池

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JP3527858B2
JP3527858B2 JP00013299A JP13299A JP3527858B2 JP 3527858 B2 JP3527858 B2 JP 3527858B2 JP 00013299 A JP00013299 A JP 00013299A JP 13299 A JP13299 A JP 13299A JP 3527858 B2 JP3527858 B2 JP 3527858B2
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博規 尾崎
英男 市村
雅治 森安
真治 中出口
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池体を封入する
ための軽量の電池パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】電池はさまざまな装置の主電源やバック
アップ電源として用いられており、特に近年では携帯用
電子機器の発達に伴い、リチウムイオン二次電池等の高
特性の二次電池が注目を集めている。
【0003】従来リチウムイオン二次電池は、正極及び
負極の間に絶縁及び電解質保持の機能を持つセパレータ
を配置し、これらを円筒状に巻き回す等したものを金属
製の缶に収納し、密閉型缶電池として使用に供されてい
た。しかし、缶が金属製であるために重量が重くまた薄
型化が困難であったため、携帯用電子機器の普及に伴
い、さらなる軽量化・薄型化が要求されていた。
【0004】この問題の解決手段の1つとして、従来の
金属製パッケージに代えて、高分子性シート上にアルミ
ニウムなどの金属層を蒸着積層したラミネートシートを
パッケージとして使用することが、特開平10−172
606号公報に開示されている。
【0005】このパッケージを使用した電池の構造を図
面を参照しながら説明する。図6(A)は電池の斜視図、
図6(B)はその断面図を示す。この電池は、正極、負
極およびセパレーターを接着剤により一体化した電池体
2が、電解液と共に、2枚のラミネートシート4及び6
を貼り合わせて形成したパッケージ7に封入されてい
る。パッケージ7を構成するラミネートシート4及び6
は、軽量化のため高分子シートを主体とし、高分子シー
トの透湿性を補って水分を遮断するために金属層をその
上に蒸着したものである。金属層には、軽量なアルミニ
ウムなどが使用され、通常厚みは10から15μmに形
成される。
【0006】ラミネートシート4及び6はシート内面に
熱融着性が付与してあり、電池体2の周囲のラミネート
シート4及び6同士を熱融着により互いに貼り合わせる
ことにより、パッケージ7がシールされている。このシ
ール部分8は、電池の側面から張り出した形状となる。
シール部分8は、長期間に渡りパッケージ内部への水分
の侵入を防止するために幅広に形成する必要があり、通
常数mm〜10mmの幅が必要とされる。
【0007】電池体1をパッケージ外部に電気的に接続
するためのリード端子12は、シール部分8を通して外
部に引き出されている。
【0008】こうして形成された電池は、金属缶をパッ
ケージに用いた電池に比べてより軽量、薄型にすること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
軽量、薄型の電池においては、下記の問題があった。上
記ラミネートシート4及び6を貼り合わせたシール部分
8は、電池側面より張り出したフランジ形状となるた
め、上記パッケージを使用した電池の占有面積は、金属
缶を使用した電池に比べて大きく、体積エネルギー密度
が低い。一方、シール部分8の幅は、電池のシール性に
影響し、この幅が狭いと長期間に渡り電池を使用した時
の空気中からの水分の侵入を防ぐことができない。特に
リチウムイオン2次電池は、水分の侵入により電解質が
反応してHFが発生する場合があり、発生したHFがさ
らにシール剥離の原因となるため、電池の信頼性確保の
ためには、できるだけシール部分の幅を広げて水分の侵
入を防ぐことがが望ましく、最低数mm以上の幅が必要
である。即ち、電池の信頼性を維持するためには、電池
の占有面積を減少して体積エネルギー密度を向上するこ
とができない問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、電池の軽量、薄型化が可能で、
高信頼性かつ占有面積の小さな電池用パッケージを備え
た電池を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本件発明は、電池体を収納した電池体収納部分と、
該電池体収納部分を囲んで周囲に張り出したシール部分
とを有し、箱型に成形されたラミネートシートと平面状
のラミネートシートより形成された電池用パッケージを
備えた電池において、上記パッケージを、水分遮断しか
つ塑性変形性を付与するための金属シートとシールのた
めの熱融着性を有する高分子シートとを積層して成るラ
ミネートシートにより形成すると共に、上記パッケージ
のシール部分を、(a)上記電池体収納部分に向かって
略垂直に折り曲げ、さらに先端部分を折返した状態か、
または(b)巻きこんだ状態で、上記塑性変形性により
形状維持可能であることを特徴とするものである。この
構成により、シール部分を幅広に形成し、かつシール部
分の占有面積を減少して電池の体積エネルギー密度を向
上することができる。
【0012】また、上記金属シート厚が30μm以上1
00μm以下でありかつ上記高分子シート厚が該金属シ
ート厚の2倍以下であり、上記ラミネートシートが上記
折り畳みまたは巻きこみ時に形状維持可能となる塑性変
形性と、上記折り畳みまたは巻きこみ時に上記金属シー
トの破断しない耐曲げ加工性とを備えることが好まし
く、これによりシール部を折り畳んだ際の金属シート亀
裂発生を防止し、電池の信頼性を向上することができ
る。
【0013】またさらに、上記金属シートは、アルミニ
ウムまたはアルミニウム合金シートであることが好まし
く、これによりパッケージを軽量とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。
【0015】実施の形態1 図1は本発明第1の実施形態にかかる電池を示してお
り、図1(A)は斜視図、図1(B)は(A)のB−
B’断面図である。電池は、正極、負極及びセパレータ
ーよりなる電池体2と、電池体2を電解液(図示せず)
と共に封入するパッケージ7と、電池体2からパッケー
ジの外部に引き出されたリード端子12とから成る。
【0016】パッケージ7は、箱型に成形されたラミネ
ートシート6と平面状のラミネートシート4との貼り合
わせにより形成されており、ラミネートシート6の箱型
の部分に電池体2が収納されている。即ち、パッケージ
7は、電池体2を収納する電池体収納部分10と、電池
体収納部分10を囲んで周囲に張り出して形成されたシ
ール部分14とから成る。シール部分14は、長期に渡
り水分を遮断して電池体2をシール可能なように幅広に
形成されており、数mmから約10mmの幅を持つ。こ
のシール部分14は、パッケージ7の長辺に平行な方向
において電池体収納部分10との境界部より垂直上方に
折り曲げられ、さらに電池収納部10よりも高さが低く
なるようその先端部分が下方に折り返されている。
【0017】パッケージを構成するラミネートシート4
及び6は、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱融着
性を持つ高分子シートに金属シートとしてアルミニウム
シートを積層し、さらにアルミニウムシートを保護する
高分子保護層をその上に積層して形成されており、熱融
着性高分子シート同士がシール部分14において貼り合
わされている。尚、金属シートは、軽量化の観点からア
ルミニウムシート若しくはアルミニウム合金シートとす
ることが好ましいが、アルミニウムシート以外に、ニッ
ケルシート、ステンレスシートなどを用いても良い。本
発明において金属シートは従来のパッケージのラミネー
トシートにおける金属層よりも厚く形成されており、水
分の遮断とラミネートシートへの塑性変形性の付与の2
つの機能を有している。この塑性変形性により、シール
部分14は上述のように折り畳んだ状態で形状維持す
る。
【0018】こうして形成された電池はシール部分14
の幅が十分広く長期間シール性を維持でき、かつシール
部分が折り畳まれた状態で形状維持しているため占有面
積が小さい。
【0019】ところで、塑性変形性を有する金属シート
を弾性変形性を有する高分子シートと貼り合わせてラミ
ネートシートを形成し、ラミネートシートに塑性変形性
を付与するためには、金属シート厚を一定以上の厚さに
設定する必要がある。また、ラミネートシートを高分子
シート側に折り畳んだ際、高分子シートには圧縮応力が
かかり、金属シートには逆に引っ張り応力が掛かるた
め、金属シート厚及び高分子シート厚が適切でないと折
り曲げ部分において金属シートに亀裂が生じる場合があ
る。金属シートに亀裂が生じると、そこから水分の侵入
が容易となり、侵入した水分が電解質と反応してHFが
発生し、シール剥離を引き起こす場合があり、電池の信
頼性に重大な影響を与える。そこで発明者等は、金属シ
ート厚及び高分子シート厚の適切な範囲を明らかにする
ため、次にような実験を行った。
【0020】種々の材質、厚みを持つラミネートシート
を準備し、金属シートの引っ張り強さ、金属シートへの
亀裂発生折れ数、折り曲げ加工時の塑性変形性を調べ
た。金属シートの引っ張り強さとは、金属シート単体を
金属材料引張試験方法にかけて測定した耐力である。亀
裂発生折れ数とは、ラミネートシートを図4に示す方法
で複数回折り畳み、金属シートに亀裂の発生した時の折
数である。図4において(A)、(B)、(C)は各々
折数が、2つ折、4つ折、8つ折の時の折り線を一点鎖
線で示したものである。また、塑性変形性は、90度折
り曲げ加工後、加工後の形状を保持するかどうかを定性
的に判定した。ラミネートシートは、ポリエチレン(P
Eと称す)、エチレンアクリル酸共重合体(EAAと称
す)、未延伸ポリプロピレン(CPPと称す)の3種類
から選んだ1種類の高分子シートに合金番号1050、
1N30,1200、8021の5種類のアルミニウム
合金シートから選んだ1種類を積層し、さらにその上に
ポリエチレンテレフタレート(PETと称す)、ナイロ
ン、EAAの3種類から選んだ1種類の高分子保護層を
積層して形成した。
【0021】
【表1】
【0022】実験の結果を表1に示す。まず、金属シー
トの亀裂発生について、表1の結果を検討する。実験番
号1から4は、金属シートの材質の影響を検討したもの
である。金属シートの材質によりラミネートシートの亀
裂発生折れ数に差異が見られるが、金属シートの引っ張
り強度が低いものが亀裂発生を起こしやすい結果となっ
ており、本発明において金属シートは引っ張り強度の高
いものを選択することが好ましいことを示している。
【0023】実験番号5から8は、高分子シート厚を検
討したものである。高分子シート厚が厚い程亀裂発生し
易く、金属シートの2倍の厚みを超えると亀裂発生折れ
数が顕著に減少している。一方、実験番号9から13
は、金属シート厚を検討したものである。金属シート厚
が厚いほど亀裂発生しにくく、金属シート厚が高分子シ
ート厚の1/2を超えた時に亀裂発生折れ数が顕著に増
加している。これらの結果より、本発明において高分子
シート厚は、金属シート厚の2倍以下とすることが好ま
しいことがわかる。
【0024】実験番号11及び14から16は、高分子
保護層の厚さ及び材質を検討したものであり、実験番号
11、17、18、13、19、20は、高分子シート
の材質を検討したものである。高分子保護層の厚さ及び
材質、高分子シートの材質による実験結果の変化は見ら
れず、これらの影響は小さいものであることがわかる。
【0025】次に、塑性変形性について表1の結果を検
討する。表1において金属シート厚が30μm以上にお
いてラミネートシートは、塑性変形性を示すことがわか
る。
【0026】以上の結果より、金属シート厚30μm以
上とし、かつ高分子シート厚を金属シート厚の2倍以下
とすることが好ましく、これによりラミネートシートよ
り形成されたシール部分が折り畳んだ際に形状維持可能
となる塑性変形性と、金属シートの破断しない耐曲げ加
工性とを備えることができる。
【0027】尚、表1には記載がないが、金属シート厚
が薄い場合には、金属シートにピンホールが発生し易
い。金属シートにピンホールの発生がなくなる金属シー
ト厚は、30μm以上であった。上記金属シート厚の厚
み範囲は、このピンホールの有無の観点からも、電池の
信頼性確保のために好ましい範囲であるということがで
きる。
【0028】また尚、金属シート厚は、厚い程塑性変形
性と耐曲げ加工性は向上し、ピンホール発生も防止でき
るが、パッケージの軽量化、低コスト化の観点からは1
00μm以下とすることが好ましい。
【0029】即ち、本発明においては、金属シート厚3
0μm以上100μm以下とし、かつ高分子シート厚を
金属シート厚の2倍以下とすることが好ましい。
【0030】実施の形態2 図2(A)は本発明第2の実施形態にかかる電池の斜視
図を示している。図2において、電池の構成は実施の形
態1同様であり、パッケージは電池体収納部分10及び
シール部分16より成るが、シール部分16の加工形態
が実施の形態1と異なる。本実施の形態においては、シ
ール部分16は、電池体収納部分10に向かって円柱状
に巻き込まれている。この巻き込み加工は、例えば図2
(B)に示すようなカーリング型にシール部分16を通
すことにより加工することができる。
【0031】本実施の形態のようにシール部分を巻き込
む方法は、実施の形態1のようにシール部分を折り畳む
方法に比してシール部分の占有面積は大きくなるが、シ
ール部分を一定の緩やかな曲率をもって曲げることとな
るため、ラミネートシート中の金属シートの破断が発生
しにくい利点がある。
【0032】実施の形態3 図3(A)、(B)、(C)は本発明第3の実施形態に
かかる電池の斜視図を示している。図3において、電池
の構成は実施の形態1同様であり、パッケージは電池体
収納部分10及びシール部分22より成るが、シール部
分22の加工形態が実施の形態1と異なる。本実施の形
態においては、実施の形態1と異なり、パッケージ長辺
に平行な方向のシール部分22aだけでなく、パッケー
ジ短辺に平行な方向のシール部分22bも折り畳まれて
いる。即ち、まず長辺に平行なシール部分22aを電池
体収納部分10近傍より垂直上方に折り曲げ、続いて短
辺に平行なシール部分22bを同様に垂直上方に折り曲
げる。この時、長辺方向シール部分22aと短辺方向シ
ール部分22bの交差する部分22cは三角形の袋状に
折り畳む(図3(B))。次に、上記22cの部分をパ
ッケージ短辺側に折り返し、前記シール部分22bと合
わせる。また、電池体より取り出されたリード端子12
が、短辺方向シール部分22bを垂直上方に折り返した
際にパッケージと垂直方向に向くため、リード端子の電
気接続が容易となるようパッケージに平行な方向に折り
返す(図3(C))。
【0033】本実施の形態は、シール部分の折れ数は多
く、上記22cの部分においては4つ折りとなるため、
折れ数が2つ折である実施の形態1に比して金属シート
の破断は起きやすいが、パッケージの長辺方向のみなら
ず短辺方向も折り畳むため、電池の占有面積を最小にす
ることができる利点がある。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0035】実施例1 まず、電池体を以下の方法で作製した。正極として、L
iCoO2を87wt%、黒鉛粉KS−68wt%、バ
インダ(ポリ弗化ビニリデン)5wt%より成る正極活
物質を100μmの厚みで20μm厚アルミニウム箔上
に形成した。負極として、メソフェーズマイクロビーズ
カーボン(大阪ガス製)95wt%、バインダ5wt%
より成る負極活物質を100μmの厚みで20μm厚銅
箔上に形成した。この正極および負極をセパレーターで
あるポリエチレン製多孔シート(旭化成ME9630)
を挟んで、ポリ弗化ビニリデンを主成分とする接着剤に
より接着し、一体のシート状物とした。一体化したシー
ト状物を一定の幅に裁断し、巻き回した後、アルミニウ
ム製、銅製のリード端子を正極、負極に取りつけ、電池
体を形成した。
【0036】次に、十分乾燥した電池体を、エチレンカ
ーボネートとジエチルカーボネートを溶媒とし、六弗化
リン酸リチウムを電解質とした電解液に浸漬し、1mA
/cm2の電流密度で0.5〜1.0時間充電操作を行
った後、電池体を取りだした。
【0037】パッケージを形成するパッケージ容器およ
びパッケージ底を以下の方法でラミネートシートより作
成した。CPP製高分子シート50μmと、アルミニウ
ム合金1N30より成る金属シート100μmと、EA
A製高分子保護層20μmとを積層してラミネートシー
トとした。1枚のラミネートシートを絞り加工によりフ
ランジ付き箱型形状に成形しパッケージ容器とした。フ
ランジ部分の外寸は、41.7x138.5mmとし、
箱型部分は、底面31.7x128.5mm、上面2
8.6x125.4mm、高さ6.5mmの台形断面を
もつ形状とした。また別のラミネートシートを外寸4
1.7x138.5mmに切り出してパッケージの底を
形成した。
【0038】電池体をパッケージ底に載せ、電池体のリ
ード端子をフランジ部分に挟むようにパッケージ容器を
被せた。この時、パッケージ容器ラミネートシートの高
分子シート面と、パッケージ底ラミネートシートの高分
子シート面が対向するようにした。パッケージ容器のフ
ランジ部分とパッケージ底とを、50torrの減圧下
で、1kg/cm2の圧力を加えながら、150℃で1
秒間加熱することによりパッケージをシールした。シー
ル部分の幅は5mmであった。
【0039】次に、パッケージ長辺方向のシール部分を
図1に示した方法で、プレス成形により折り畳み加工し
た。折り畳み加工後、シール部分はプレス時の形状を維
持し、良好な塑性変形性を示した。また、ラミネートシ
ートのアルミニウムシートにも亀裂の発生は認められな
かった。こうして完成した電池は、占有面積が4.7c
2であり、折り畳み加工前の占有面積5.8cm2に比
較して約2割面積を減少することができた。
【0040】実施例2 電池体の製造は、実施例1と同様に行った。パッケージ
を構成するラミネートシートは、PE製高分子シート5
0μmと、アルミニウム合金1N30より成る金属シー
ト30μmと、PET製高分子保護層12μmとを積層
して形成した。本実施例では、ラミネートシートの絞り
加工は行わず、2枚の平面状ラミネートシートを電池体
を挟んで貼りあわせ、50torrの減圧下で、1kg
/cm2の圧力を加えながら、150℃で1秒間加熱す
ることによりシールを行った。シール部分の幅は5mm
であった。
【0041】次に、パッケージ長辺方向のシール部分を
図1に示した方法で、プレス成形により折り畳み加工を
行い、電池を作製した。作製した電池体パッケージのラ
ミネートシート中、アルミニウムシートに亀裂は観察さ
れなかった。作製した電池を、温度60℃の環境下に放
置した時の重量変化を調べ、次に説明する比較例1との
比較を行った。
【0042】比較例1 パッケージを構成するラミネートシートをPE製高分子
シート80μmと、アルミニウム合金1N30より成る
金属シート20μmと、PET製高分子保護層12μm
との積層物に代えた以外は、実施例2と同様に電池を作
製した。作製した電池のシール部分をプレス成形により
折り畳み加工したが、プレス時の形状を維持しなかった
ため、バンドにより折り畳み状態に固定した。作製した
電池体パッケージのラミネートシート中アルミニウムシ
ートに、亀裂の発生が認められた。作製した電池を、実
施例1同様60℃環境下に放置し、重量変化を調べた。
【0043】図5は、実施例2及び比較例1の60℃環
境下放置時の重量変化を示すグラフである。比較例1の
電池は、放置1週間で約10mgの重量減少を示した。
重量減少は、シール部分の剥離による電解液の漏洩に由
来していた。シール部分の剥離は、アルミニウムシート
亀裂部分からのパッケージ内部への水分侵入による、電
解質からのHF発生が原因であると予想される。一方、
実施例2においては、電解液の漏洩による重量減少は認
められず、パッケージが水分を遮断し、シール部分のシ
ール性を良好に保ったことを示している。以上の結果よ
り、本発明の電池が高い信頼性を示すのもであることが
確認できた。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下の効果を奏する。
【0045】本発明の電池は、水分遮断しかつ塑性変形
性を付与するための金属シートと熱融着性を有する高分
子シートとを積層して成るラミネートシートにより形成
すると共に、上記シール部分を折り畳み、または巻きこ
んだ状態で前記塑性変形性により形状維持させたもので
あり、シール部分の幅を減少して電池の信頼性を低下さ
せることなく、シール部分の占有面積を縮小し、高信頼
性かつ体積エネルギー密度の高い、軽量・薄型電池の製
造を可能とする。
【0046】また、上記金属シート厚が30μm以上1
00μm以下でありかつ上記高分子シート厚が該金属シ
ート厚の2倍以下であることにより、シール部分を折り
畳み、または巻き込んだ時の金属シートの亀裂発生を防
止し、本発明の電池の信頼性をさらに高めることができ
る。
【0047】またさらに、上記金属シートを、アルミニ
ウムまたはアルミニウム合金シートとすることにより、
本発明の電池をより軽量とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電池用パッケージを使用した電池の
一例を示す(A)斜視図、及び(B)断面図である。
【図2】 (A)は、本発明の電池用パッケージを使用
した電池の一例を示す斜視図であり、(B)は(A)に
示す電池用パッケージの加工に使用するカーリング型の
斜視図である。
【図3】 本発明の電池用パッケージを使用した電池の
一例の、パッケージの加工手順を示す斜視図であり、
(A)は加工前、(B)は加工途中、(C)は加工後の
形態を示す。
【図4】 ラミネートシートの折り畳み試験における折
り畳み方法を示す平面図であり、(A)は2つ折、
(B)は4つ折、(C)は8つ折時の折り線の位置を示
す。
【図5】 実施例2及び比較例1における電池の重量変
化を示すグラフである。
【図6】 従来の電池用パッケージを使用した電池の一
例を示す(A)斜視図、及び(B)断面図である。
【符号の説明】
2 電池体、4及び6 ラミネートシート、7 パッケ
ージ、10 電池体収納部、12 リード端子、14、
16及び22 シール部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 大吾 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 吉岡 省二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 吉瀬 万希子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 荒金 淳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 漆畑 広明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 吉田 育弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 村井 道雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 川口 憲治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 尾崎 博規 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 市村 英男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 森安 雅治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 中出口 真治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 西村 隆 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 塚本 寿 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場 町1番地 日本電池株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−208708(JP,A) 特開 平11−260327(JP,A) 実開 昭58−87261(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/00 - 2/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池体を収納した電池体収納部分と、該
    電池体収納部分を囲んで周囲に張り出したシール部分と
    を有し、箱型に成形されたラミネートシートと平面状の
    ラミネートシートより形成された電池用パッケージを備
    えた電池において、 上記パッケージを、水分遮断しかつ塑性変形性を付与す
    るための金属シートとシールのための熱融着性を有する
    高分子シートとを積層して成るラミネートシートにより
    形成すると共に、 上記パッケージのシール部分を、(a)上記電池体収納
    部分に向かって略垂直に折り曲げ、さらに先端部分を折
    返した状態か、または(b)巻きこんだ状態で、上記塑
    性変形性により形状維持可能であることを特徴とする電
    池。
  2. 【請求項2】 上記金属シート厚が30μm以上100
    μm以下でありかつ上記高分子シート厚が該金属シート
    厚の2倍以下であり、上記ラミネートシートが上記
    (a)又は(b)の状態で形状維持可能となる塑性変形
    性と、上記(a)又は(b)の状態に加工時に上記金属
    シートが破断しない耐曲げ加工性とを備えることを特徴
    とする請求項1記載の電池。
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