JP3526626B2 - 液体取り出し容器 - Google Patents

液体取り出し容器

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JP3526626B2 JP17735994A JP17735994A JP3526626B2 JP 3526626 B2 JP3526626 B2 JP 3526626B2 JP 17735994 A JP17735994 A JP 17735994A JP 17735994 A JP17735994 A JP 17735994A JP 3526626 B2 JP3526626 B2 JP 3526626B2
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勝司 古田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/02Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
    • B05B11/026Membranes separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1043Sealing or attachment arrangements between pump and container
    • B05B11/1046Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
    • B05B11/1047Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump being preassembled as an independent unit before being mounted on the container

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗剤などの液体を収納
する液体収納袋をセットし、前記液体収納袋から内部の
液体を取り出すための液体取り出し容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭などで使用される液状の洗
剤などは合成樹脂製の容器に詰められて販売されている
が、例えば容器内の洗剤がなくなると合成樹脂製袋の中
に入った詰め替え用洗剤を購入し、この詰め替え用洗剤
を空の容器内に詰め替えていた。
【0003】しかし、上記のように詰め替え用洗剤を空
の容器内に詰め替えるとき、合成樹脂製の柔軟な袋を手
に持って詰め替え作業を行なっており、袋が柔軟なこと
から袋の口部の位置が不安定であり、容器の口部と袋の
口部を合わせて詰め替え作業を行なうのに手間がかか
り、油断をすると容器の外に洗剤がこぼれるという問題
があった。
【0004】この問題を解決するために、詰め替え用洗
剤が入ったスタンドパックタイプの合成樹脂製の液体収
納袋を空の容器内に上下逆さにして入れ、容器の上端に
備えてなる液体取り出し部となる液体取り出し部材から
下方に突出する吸い込み用チューブの先端を前記液体収
納袋に突き刺し、前記容器を傾けることにより液体収納
袋内の洗剤を吸い込み用チューブの先端の吸い込み口よ
り吸い込んで液体取り出し部材の上端から取り出すこと
も考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では吸い込み用チューブの吸い込み口が液体収納袋内
で開いたままであるので、不測に容器が倒れたとき液体
取り出し部材の上端から洗剤がこぼれ出るという問題が
あった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、不測に容器が倒れても液体取り出し部材の上端から
洗剤などの液体がこぼれ出るのを防止できるようにする
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、容器の内部に入れられた可撓性を有する液
体収納袋に上方より突き刺すための吸い込み用チューブ
を持つ液体取り出し部材を前記容器の上端口部に取り付
けてなる液体取り出し容器であって、前記液体取り出し
部材は容器の上端口部に取り付けられる第1の筒体と、
この第1の筒体の上端より出入可能な第2の筒体と、第
2の筒体に支持され第2の筒体の下方に突出する小径の
第3の筒体と、この第3の筒体に上下動可能に貫通し下
端に突き刺し部材を設けた吸い込み用チューブと、前記
第1の筒体に対し第2の筒体、第3の筒体、吸い込み用
チューブの下動および上動を止めるストッパー手段と、
前記第2の筒体および第3の筒体に対し吸い込み用チュ
ーブおよび突き刺し部材の下動および上動を止めるスト
ッパー手段とを備え、前記吸い込み用チューブの突き刺
し部材取り付け位置より上部における下端近傍には液体
吸い込み口が形成されて、前記第3の筒体の内部に液体
吸い込み口が位置した状態において液体吸い込み口が閉
じられるように構成してなるものである。また本発明
は、第1の筒体の内部に設けられ第2の筒体を上方に付
勢するばねを設けたものである。
【0008】
【作用】この構成により、第1の筒体に対し第2の筒
体、第3の筒体、吸い込み用チューブを一体に下動させ
て吸い込み用チューブを液体収納袋に突き刺し、その後
第2の筒体、第3の筒体、吸い込み用チューブを一体に
上動させて吸い込み用チューブの液体吸い込み口を液体
収納袋の上端内部に位置させ、その後第3の筒体に対し
て吸い込み用チューブを下動させることにより液体吸い
込み口が開かれ、容器を傾けることにより吸い込み用チ
ューブの上端より液体収納袋内部の液体を取り出すこと
ができる。しかも、吸い込み用チューブの液体吸い込み
口は液体収納袋の上端内部に位置するので、液体収納袋
内部の液体を最後まで取り出すことができる。また、第
3の筒体の内部に液体吸い込み口を位置させて液体吸い
込み口を閉じておくことにより、不測に容器が倒れても
液体取り出し部材の上端から液体がこぼれ出るのを防止
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。先ず、図1〜図9に示す第1実施例につ
いて説明すると、1は洗剤などの液体を収納する合成樹
脂製の可撓性を有する液体収納袋であり、少なくとも対
向する両側の2辺にヒートシールによる封止部2、2を
備えており、下端に膨らんだ底部3を有してスタンドパ
ックの形態を呈している。ところで前記液体収納袋1の
材料としては、底部3以外の部分は延伸ナイロンフイル
ムと未延伸ポリオレフィン系フイルムを積層してなるラ
ミネートフイルムが用いられ、底部3は図2に示すよう
に未延伸ナイロンフイルム3aと未延伸ポリオレフィン
系フイルム3bを積層してなるラミネートフイルムが用
いられる。そして底部3以外の部分および底部3の未延
伸ポリオレフィン系フイルムを内側に位置させ、この未
延伸ポリオレフィン系フイルムをヒートシールにより融
着させてスタンドパックの形態の液体収納袋1を形作っ
ている。
【0010】4は前記洗剤などの液体を収納する液体収
納袋1を底部3が上端となるように上下逆さの状態で入
れる上端が開口する縦長の合成樹脂製の容器本体で、こ
の容器本体4の上端開口部は容器本体4と同様の合成樹
脂製の蓋体5により閉じられるようになっている。前記
容器本体4の上端両側には孔部6,6が形成され、前記
蓋体5より垂下する爪片7,7が容器本体4の上端内側
より孔部6,6に係合して容器本体4と蓋体5とが結合
されるようになっている。前記蓋体5の中央に形成され
た口部8には液体取り出し部となる合成樹脂製の液体取
り出し部材9が装着され、この液体取り出し部材9の下
方に突出する吸い込み用チューブ10の下端に取り付けた
突き刺し部材11が上端に位置する液体収納袋1の底部3
に突き刺さるようになっている。
【0011】前記液体取り出し部材9は全体が中密度ポ
リエチレンやポリプロピレンなどで硬く作られており、
蓋体5の口部8に取り付けられる第1の筒体12と、この
第1の筒体12の上端より出入可能な第2の筒体13と、前
記第1の筒体12の内部に設けられ第2の筒体13を上方に
付勢するばね14と、第2の筒体13に支持され第2の筒体
13の下方に突出する小径の第3の筒体15と、この第3の
筒体15に上下動可能に貫通し下端に前記突き刺し部材11
を設けた吸い込み用チューブ10と、前記第1の筒体12に
対し第2の筒体13、第3の筒体15、吸い込み用チューブ
10の下動および上動を止めるストッパー手段16と、前記
第2の筒体13および第3の筒体15に対し吸い込み用チュ
ーブ10および突き刺し部材11の下動および上動を止める
ストッパー手段17とを備え、前記吸い込み用チューブ10
の突き刺し部材11取り付け位置より上部における下端近
傍には液体吸い込み口18が形成されて、前記第3の筒体
15の内部に液体吸い込み口18が位置した状態において液
体吸い込み口18が閉じられるように構成してある。
【0012】さらに詳しくは、前記ストッパー手段16は
前記第1の筒体12の内面に上下方向に設けた左右一対の
突条部19と、前記第2の筒体13の下端から上端近傍に亘
って形成され上端が直角に水平に曲がった左右一対の溝
20と、前記第1の筒体12の左右一対の突条部19の上部に
おける第1の筒体12の上端に形成された左右一対の開口
凹部21に外側から嵌入するとともに前記第2の筒体13の
左右一対の溝20に係合する一対の爪部22を内面に有し第
1の筒体12の周方向に微動可能に第1の筒体12の上端に
外嵌されたリング状のストッパー部材23と、前記第2の
筒体13が第1の筒体12に嵌入した状態で第1の筒体12の
上端からの前記ストッパー部材23および第2の筒体13の
抜け外れを防止すべく第1の筒体12の上端に外嵌してピ
ン24により固定され下端がストッパー部材23を押さえ上
端が第2の筒体13の下端の外周鍔部13aに係合するリン
グ部材25とから構成され、前記第2の筒体13の下端が第
1の筒体12の上端に位置して前記第2の筒体13の左右一
対の溝20が第1の筒体12の左右一対の突条部19から外れ
た状態でストッパー部材23を僅かに回転させることによ
り前記第2の筒体13の左右一対の溝20が第1の筒体12の
左右一対の突条部19に合致する位置から外れて第2の筒
体13の下端が突条部19上に載って第2の筒体13の下動が
止められ、また第2の筒体13が第1の筒体12内に下動し
きった状態においてストッパー部材23を僅かに回転させ
て一対の爪部22を第2の筒体13の左右一対の溝20の上端
曲がり部に係合させることにより第2の筒体13の上動が
止められるようになっている。26は前記ストッパー部材
23の爪部22の位置を確認するために前記リング部材25に
形成された切り欠き部である。さらに、27は前記第2の
筒体13の上端に外嵌固着されたカム部材で、このカム部
材27の中心に前記第3の筒体15の上端が嵌入して固着さ
れている。
【0013】また、前記ストッパー手段17は前記第2の
筒体13の上端に外嵌固着されたカム部材27と、このカム
部材27に対向するようにカム部材27の上方から外嵌しカ
ム部材27に対して正逆回転可能なキャップ状カム部材28
とを備え、前記吸い込み用チューブ10の上端はキャップ
状カム部材28の中心を貫通してカム部材28に固着されて
いる。そして、前記カム部材27の上面には等間隔おきに
傾斜カム部27aを備え、前記カム部材28の下面には前記
傾斜カム部27aに対向するように等間隔おきに傾斜カム
部28aを備え、下側のカム部材27に対してキャップ状カ
ム部材28が回動して傾斜カム部27aに傾斜カム部28aが
噛み合った状態においてキャップ状カム部材28と一体に
吸い込み用チューブ10および突き刺し部材11が下降し、
吸い込み用チューブ10の下端近傍の液体吸い込み口18が
開口するようになっている。29は前記キャップ状カム部
材28の側部に傾斜状態で形成された溝で、この溝29には
前記カム部材27の側部に突設されたピン30が係合し、溝
29の範囲内でキャップ状カム部材28が回動し得るように
なっている。前記溝29の上端部分に前記ピン30が位置し
た状態において、前記傾斜カム部27aに傾斜カム部28a
が噛み合い、下側のカム部材27に対してキャップ状カム
部材28と一体に吸い込み用チューブ10および突き刺し部
材11が下降し得るものである。
【0014】さらに、前記第3の筒体15の下端近傍外面
には環状の膨らみ部31が形成され、前記液体収納袋1の
底部3を突き刺した後の底部3からの抜け外れが防止さ
れ、また前記蓋体5の内面には前記容器本体4内に入れ
られた液体収納袋1の上端を押さえる板部32が設けられ
ている。
【0015】なお、前記液体収納袋1が容器本体4内に
入れられるとき、液体収納袋1を上下逆さにした状態で
内部の液体が中央に寄って上端に位置する液体収納袋1
の底部3が平たく張った状態となるように液体収納袋1
の下端部および両側部を折り曲げて液体収納袋1を絞っ
ており、液体収納袋1が容器本体4内に入れられたとき
この状態を保持できるように容器本体4の内部の大きさ
が予め設定されている。
【0016】次に上記構成における使用方法について説
明すると、まず例えば家庭で洗剤などの液体を収納する
液体収納袋1を上下逆にして容器本体4の下端より容器
本体4の中にセットする。その後、容器本体4の上端に
蓋体5を取り付ける。蓋体5には前記液体取り出し部材
9が取り付けられており、容器本体4の上端に蓋体5を
取り付けるときは前記第2の筒体13、第3の筒体15、吸
い込み用チューブ10、突き刺し部材11は上昇した位置に
あり、突き刺し部材11の先端からは液体収納袋1の底部
3に対して力が加わっていない。また、このとき吸い込
み用チューブ10および突き刺し部材11は第3の筒体15に
対して上昇して前記液体吸い込み口18が閉じた状態にあ
り、前記ストッパー手段16のストッパー部材23によるロ
ックを解除した状態で前記キャップ状カム部材28の上方
から前記ばね14力に抗して第2の筒体13、第3の筒体1
5、吸い込み用チューブ10、突き刺し部材11を一体に押
し下げることにより図6に示すように突き刺し部材11は
液体収納袋1の底部3に突き刺さり、その後キャップ状
カム部材28の上方からの押し下げ力を解除することによ
り第2の筒体13、第3の筒体15、吸い込み用チューブ1
0、突き刺し部材11は前記ばね14の付勢力により一体に
上昇して図7に示す状態となる。図7において、第3の
筒体15の下端近傍の膨らみ部31は突き刺し部材11の突き
刺しにより底部3に形成された孔部内面に係合し、また
前記蓋体5の内面の板部32が液体収納袋1の上端を押さ
えている。この状態で前記キャップ状カム部材28をカム
部材27に対して下降させて傾斜カム部27aに傾斜カム部
28aを噛み合わせ、キャップ状カム部材28と一体に吸い
込み用チューブ10および突き刺し部材11を下降させ、図
8に示すように液体吸い込み口18を開口させる。この状
態で、容器本体4の上端から突出しキャップ状カム部材
28の中心を貫通する吸い込み用チューブ10の上端が下に
向くように容器本体4を傾けることにより液体収納袋1
内の液体は吸い込み用チューブ10の液体吸い込み口18か
ら吸い込み用チューブ10内を通って外部に取り出され
る。
【0017】このように液体の取り出し時には容器本体
4を傾けるのであり、前述のように液体収納袋1は底部
3が未延伸ナイロンフイルム3aと未延伸ポリオレフィ
ン系フイルム3bを積層してなるラミネートフイルムを
材料として作られていることから吸い込み用チューブ10
が液体収納袋1の底部3に突き刺さったときに液体収納
袋1の底部3が裂けることなく吸い込み用チューブ10に
密着し、容器本体4が傾いても液体収納袋1内部の液体
が容器本体4内で漏れることがない。
【0018】また、液体収納袋1内部の液体が取り出さ
れて減るにつれて液体収納袋1がしぼみ、前記吸い込み
用チューブ10の突き刺しにより形成された孔部が下降し
ようとするが、第3の筒体15の下端近傍には前述のよう
に膨らみ部31が設けられており、この膨らみ部31が突き
刺し部材11の突き刺しにより底部3に形成された孔部内
面に係合するとともに前記蓋体5の内面に設けた板部32
が底部3の上面を押さえることにより膨らみ部31と板部
32との間で底部3を上下から挟み、吸い込み用チューブ
10が短くても液体収納袋1から抜け外れることがない。
【0019】また、液体収納袋1内部の残りの液体が少
なくなっても、前記液体吸い込み口18は前記膨らみ部31
の直下に形成されていることから、液体収納袋1内部の
液体を最後まで取り出すことができる。
【0020】さらに、使用しないときに第3の筒体15の
内部に液体吸い込み口18を位置させて液体吸い込み口18
を閉じておくことにより、不測に容器が倒れても液体取
り出し部材18の上端から液体がこぼれ出るのを防止する
ことができる。
【0021】なお、前記容器本体4に入れて取り出され
る液体としては洗剤の他、油、醤油などの液状調味料
や、牛乳、ジュースなどでも良い。また、上記実施例に
おいて、液体収納袋1は全体が合成樹脂フイルムで作ら
れており、その底部3を未延伸ナイロンフイルム3aと
未延伸ポリオレフィン系フイルム3bの2層からなるラ
ミネートフイルムによって構成してあるが、未延伸ナイ
ロンフイルム3aと未延伸ポリオレフィン系フイルム3
bの間に別のフイルムを介在させて積層してあっても良
く、また未延伸ナイロンフイルム3aの外側に別のフイ
ルムを積層してあっても良い。また、液体収納袋1はそ
の一部または全部を合成樹脂フイルムとアルミニウム箔
との積層シートを用いて構成したものであっても良い。
【0022】さらに、上記実施例では液体収納袋1は下
端に膨らんだ底部3を有するスタンドパックの形態を呈
しているが、他の形態の液体収納袋にも適用できること
は言うまでもない。
【0023】ところで、上記実施例では第2の筒体13、
第3の筒体15、吸い込み用チューブ10、突き刺し部材11
およびストッパー手段17を上方に付勢するばね14を設け
ているが、これら第2の筒体13、第3の筒体15、吸い込
み用チューブ10、突き刺し部材11およびストッパー手段
17が第1の筒体12に対し上昇した状態で自重により下降
しない程度に、第2の筒体13の外面の一部が例えばリン
グ部材25の内面に接するように構成することにより、前
記ばね14を省略することも可能である。
【0024】図10および図11にその第2実施例を示し、
第2の筒体13の下端の外周鍔部13aの直上における第2
の筒体13の外面に膨らみ部13bを形成し、第2の筒体13
が第1の筒体12に対し上昇したとき、前記膨らみ部13b
がリング部材25の内面に圧接するように構成してあり、
これにより前記第1実施例におけるばね14を省略するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の筒
体に対し第2の筒体、第3の筒体、吸い込み用チューブ
を一体に下動させて吸い込み用チューブを液体収納袋に
突き刺し、その後第2の筒体、第3の筒体、吸い込み用
チューブを一体に上動させて吸い込み用チューブの液体
吸い込み口を液体収納袋の上端内部に位置させ、その後
第3の筒体に対して吸い込み用チューブを下動させるこ
とにより液体吸い込み口が開かれ、容器を傾けることに
より吸い込み用チューブの上端より液体収納袋内部の液
体を取り出すことができる。しかも、吸い込み用チュー
ブの液体吸い込み口は液体収納袋の上端内部に位置する
ので、液体収納袋内部の液体を最後まで取り出すことが
できる。また、第3の筒体の内部に液体吸い込み口を位
置させて液体吸い込み口を閉じておくことにより、不測
に容器が倒れても液体取り出し部材の上端から液体がこ
ぼれ出るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における液体収納袋と容器
本体と液体取り出し部材の分解斜視図である。
【図2】同液体収納袋の底部の拡大断面図である。
【図3】同キャップ状カム部材に吸い込み用チューブを
組み合わせた状態を示す斜視図である。
【図4】同キャップ状カム部材に吸い込み用チューブを
組み合わせた状態を示す底面図である。
【図5】同液体取り出し容器上端の液体取り出し部材を
示す斜視図である。
【図6】同容器本体内部の液体収納袋に液体取り出し部
材の突き刺し部材を突き刺した状態を示す断面図であ
る。
【図7】同液体収納袋に突き刺した突き刺し部材を上昇
させた状態を示す断面図である。
【図8】同液体吸い込み口を開口させた状態を示す断面
図である。
【図9】図8に示す状態における液体取り出し容器上端
の液体取り出し部材を示す斜視図である。
【図10】本発明の第2実施例における第2の筒体の斜視
図である。
【図11】同液体収納袋に突き刺した突き刺し部材を上昇
させ液体吸い込み口を開口させた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 液体収納袋 2 封止部 3 底部 3a 未延伸ナイロンフイルム 3b 未延伸ポリオレフィン系フイルム 4 容器本体 5 蓋体 8 口部 9 液体取り出し部材 10 吸い込み用チューブ 11 突き刺し部材 12 第1の筒体 13 第2の筒体 13b 膨らみ部 14 ばね 15 第3の筒体 16 ストッパー手段 17 ストッパー手段 18 液体吸い込み口 19 突条部 20 溝 21 開口凹部 22 爪部 23 ストッパー部材 25 リング部材 27 カム部材 27a 傾斜カム部 28 キャップ状カム部材 28a 傾斜カム部 29 溝 30 ピン 31 膨らみ部 32 板部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の内部に入れられた可撓性を有する
    液体収納袋に上方より突き刺すための吸い込み用チュー
    ブを持つ液体取り出し部材を前記容器の上端口部に取り
    付けてなる液体取り出し容器であって、前記液体取り出
    し部材は容器の上端口部に取り付けられる第1の筒体
    と、この第1の筒体の上端より出入可能な第2の筒体
    と、第2の筒体に支持され第2の筒体の下方に突出する
    小径の第3の筒体と、この第3の筒体に上下動可能に貫
    通し下端に突き刺し部材を設けた吸い込み用チューブ
    と、前記第1の筒体に対し第2の筒体、第3の筒体、吸
    い込み用チューブの下動および上動を止めるストッパー
    手段と、前記第2の筒体および第3の筒体に対し吸い込
    み用チューブおよび突き刺し部材の下動および上動を止
    めるストッパー手段とを備え、前記吸い込み用チューブ
    の突き刺し部材取り付け位置より上部における下端近傍
    には液体吸い込み口が形成されて、前記第3の筒体の内
    部に液体吸い込み口が位置した状態において液体吸い込
    み口が閉じられるように構成してなることを特徴とする
    液体取り出し容器。
  2. 【請求項2】 第1の筒体の内部に設けられ第2の筒体
    を上方に付勢するばねを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の液体取り出し容器。
JP17735994A 1994-05-26 1994-07-29 液体取り出し容器 Expired - Fee Related JP3526626B2 (ja)

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