JP2002255258A - 振出し容器 - Google Patents

振出し容器

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JP2002255258A
JP2002255258A JP2001051902A JP2001051902A JP2002255258A JP 2002255258 A JP2002255258 A JP 2002255258A JP 2001051902 A JP2001051902 A JP 2001051902A JP 2001051902 A JP2001051902 A JP 2001051902A JP 2002255258 A JP2002255258 A JP 2002255258A
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JP
Japan
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plate
top plate
leg plates
container
undulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001051902A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kamimura
英夫 上村
Chiaki Kamimura
千秋 神村
Tsugio Arai
次男 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振出し孔開閉操作が容易な振出し容器を提案
する。 【解決手段】 容器本体1上面を閉塞する蓋体頂板12の
前縁に、該前縁の左右両側部に付設したヒンジ16,16 を
介して重ね板17を付設して該重ね板17を頂板12上へ載置
させると共に該重ね板後部を頂板12に固着させ、重ね板
17の左右両側部と後部とを除く部分を切割り溝20,20 穿
設により、左右両側後部から脚板21,21 を後方突出し、
かつ両脚板間の板部分をバネ板22として該バネ板を重ね
板後部と連続する起伏板23となし、該起伏板下方の頂板
部分に振出し孔24を穿設し、起伏板前部を上後方へ持上
げることで脚板21,21 後端が脚板前部よりも前方の頂板
部分上面へ圧接して、振出し孔開孔状態を保持可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は錠剤等の振出し容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平11-105948 号が示すよう
に、容器体口頸部内面に嵌着させた保持筒下端内面に第
1係合フランジを、保持筒上部内面に第1係合突条を、
それぞれ付設しておき、上記第1係合フランジのフラン
ジ孔に挿通させて垂下した、錠剤流入路付きの昇降筒上
部外面に付設した第2係合フランジを第1係合フランジ
上面へ係合させ、又昇降筒下面を閉塞する傾斜底板に単
数錠剤を落込み可能な凹部を設け、口頸部に嵌合させた
キャップ頂壁から垂設させた内周壁下端を上記昇降筒の
上部内面へ係合させ、キャップ取外し時に第2係合フラ
ンジが第1係合突条に接するまで引上げ出来、かつ該引
上げ時に錠剤流入路が保持筒内へ入るよう設けた振出し
容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は容器体に
対してキャップを着脱自在とし、キャップ取外し時に昇
降筒が容器体上部内まで引上げられて、該筒内に収めら
れた錠剤を取出し可能とするが、そのキャップ着脱が面
倒であった。
【0004】本発明は容器蓋体の一部に起伏板を付設
し、該起伏板を弾性に抗して行う起伏により蓋体頂板に
穿設された振出し孔を開閉可能として、キャップ着脱を
不要とし、又収納錠剤等の取出しが容易とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として底板2
外周から周壁3を起立する容器本体1と、上記容器本体
の周壁上面を開閉自在に閉塞する蓋体11とからなり、上
記蓋体頂板12の前縁に、該前縁の左右両側部に付設した
ヒンジ16,16 を介して重ね板17を付設して、該重ね板を
頂板12上へ載置させると共に該重ね板後部を頂板12に固
着させ、又重ね板17の左右両側部と後部とを除く部分
を、切割り溝20,20 穿設により、左右両側後部から脚板
21,21 を後方突出すると共に、これ等両脚板間の板部分
をバネ板22として重ね板17後部と連続する起伏板23に形
成し、かつ該起伏板下方の頂板12部分に振出し孔24を穿
設し、上記バネ板を中心として、起伏板23前部を上後方
へ移動させることで、両脚板21,21 後端が頂板12上面を
摺動して両脚板前端部よりも前方へ移動し、このとき起
伏板23が頂板12に対して上後方へ傾斜する起立状態を保
持可能とした。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に上記振出し孔24下方の容器本体底板部分の前部
および該前部の左右両側部に、容器本体内収納物を振出
し孔24下方へ案内するガイド板6を付設した。
【0007】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共に上記容器本体1と蓋体11とを、肉薄ヒ
ンジ27を介して合成樹脂材により一体に連結させて形成
した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について説明すると、1
は容器本体である。該容器本体は底板2外周から周壁3
を起立する。該周壁上面の内周部からは後述蓋体を緊密
に嵌合させるための第1シール突条4を起立させてお
り、又底板前部内面からは収納錠剤等5を、後述蓋体が
有する振出し孔下方へ案内するためのガイド板6を起立
させている。
【0009】蓋体11は頂板12外周から短周壁13を垂下す
る。該短周壁下面外周からは既述第1シール突条4外面
へ緊密に嵌合させるための第2シール突条14を垂下させ
ている。図示例において頂板12前部上面には後述起伏板
落込み用の凹部15を形成しており、該凹部は頂板前面へ
開口させて該開口前部には、左右両側に付設したヒンジ
16,16 を介して図3が示すように重ね板17を付設し、そ
のヒンジ折返しにより重ね板17を上記凹部内へ嵌合させ
ている。
【0010】重ね板17は、図1、図2が示すようにその
後部を頂板12に固着させる。図示例では重ね板後部から
先端部を大外径とした嵌合突子18を垂下させて該嵌合突
子を頂板12に穿設した嵌合孔19内へ嵌合させているが、
その他手段で固定してもよい。該重ね板は左右両側と後
部とを除く部分を切割り溝20,20 穿設によって、左右両
側後部から脚板21,21 を後方突出すると共に、これ等両
脚板間の板部分を肉薄のバネ板22として重ね板後部と連
続する起伏板23に形成する。該起伏板23は、図2が示す
状態からバネ板の弾性に抗して起伏板前縁を上後方へ持
ち上げることで、バネ板22を中心として回動し、すると
両脚板21,21 後端が頂板12上面を前方へ摺動して死点通
過の後に両脚板前端部よりも前方まで移動し、該状態で
は図1が示すように起伏板23が頂板12に対して上後方へ
傾斜する起立状態を保持可能となる。該状態から起伏板
上端を前方へ押すと、脚板21,21 後端は再び頂板上面を
後方へ摺動することで後方へ移動し、その後端が脚板前
端下方を通過するときを死点としてバネ板22が弾性復元
して図2のように凹部15上面へ倒伏する。
【0011】既述凹部15には起伏部前部下方に位置させ
て振出し孔24が穿設してあり、該振出し孔24を上記起伏
板23の起伏により開閉可能とする。図示例では起伏板下
面から筒栓25を垂下させ、倒伏時にその筒栓25が振出し
孔24内へ嵌合して密閉可能としている。
【0012】既述ガイド板6上方の頂板下面部分へは図
3が示すように第2ガイド板26を付設している。これ等
両ガイド板は図3と図1とから理解できるように、容器
を前方へ傾けることで錠剤等5が振出し孔24下方へ位置
し、該状態から起伏板23を図1のように起し、該状態か
ら容器を裏返しすることで錠剤等が振出し孔24内を通っ
て排出できるよう設ける。そのためには図3が示すよう
に振出し孔24の前縁ないしその下方に沿って弯曲部6a,2
6aを設け、該弯曲部の左右両端から左右短周壁ないし周
壁部分内面へ左右両側部を延長して形成すればよい。尚
容器本体側に設けるガイド板6を周壁3よりも高くして
その上面を頂板12下面へ近づけることで蓋体11側に設け
る第2ガイド板26は不要とすることが出来る。尚振出し
孔下面と底板2との間は、錠剤一箇が入るだけの間隙と
している。
【0013】既述容器本体1と蓋体11とは、図3が示す
ように側縁一部を肉薄ヒンジ27により連結して合成樹脂
製材により一体成形することが出来る。この場合は蓋体
閉塞状態を保持させ、不用意な開蓋を防止するための適
宜ロック手段を上記ヒンジと対向する側部に設けること
が望ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、請求項
1記載のように形成することで、容器本体に対する蓋体
11の着脱は不要となり、起伏板23前部の上後方引上げ
は、バネ板22の弾性に抗して行うこととなるから、その
起伏板23が蓋体頂板に対してガタ付くことがなく、又起
伏板が上後方へ傾斜して起立する開蓋時においても、バ
ネ板22はその弾性により脚板21,21 下端を頂板12上面へ
圧接させることとなるから、該開蓋状態を確実に保持さ
せることが出来、収納物振出しに際して容器を裏返し等
した場合も、起伏板が倒れて振出し孔を閉塞するような
ことがない。
【0015】請求項2のようにすることで、錠剤等収納
物を振出し孔24下方へ位置させることが容易となる。
【0016】請求項3のようにすることで、容器を廉価
に成形でき、収納物補充の際の蓋体開閉の操作も容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 振出し孔開孔状態で示す、容器の断面図で
ある。
【図2】 振出し孔閉塞状態で示す、容器の断面図で
ある。
【図3】 容器の展開図である。
【図4】 容器要部の斜視図である。
【符号の説明】
1…容器本体 5…錠剤等 11…蓋体 12…頂板 17…重ね板 20…切割り溝 21…脚板 22…バネ板 23…起伏板 24…振出し孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板2外周から周壁3を起立する容器本
    体1と、 上記容器本体の周壁上面を開閉自在に閉塞する蓋体11と
    からなり、 上記蓋体頂板12の前縁に、該前縁の左右両側部に付設し
    たヒンジ16,16 を介して重ね板17を付設して、該重ね板
    を頂板12上へ載置させると共に該重ね板後部を頂板12に
    固着させ、 又重ね板17の左右両側部と後部とを除く部分を、切割り
    溝20,20 穿設により、左右両側後部から脚板21,21 を後
    方突出すると共に、これ等両脚板間の板部分をバネ板22
    として重ね板17後部と連続する起伏板23に形成し、かつ
    該起伏板下方の頂板12部分に振出し孔24を穿設し、 上記バネ板を中心として、起伏板23前部を上後方へ移動
    させることで、両脚板21,21 後端が頂板12上面を摺動し
    て両脚板前端部よりも前方へ移動し、このとき起伏板23
    が頂板12に対して上後方へ傾斜する起立状態を保持可能
    としたことを特徴とする振出し容器。
  2. 【請求項2】 上記振出し孔24下方の容器本体底板部分
    の前部および該前部の左右両側部に、容器本体内収納物
    を振出し孔24下方へ案内するガイド板6を付設したこと
    を特徴とする、請求項1記載の振出し容器。
  3. 【請求項3】 上記容器本体1と蓋体11とを、肉薄ヒン
    ジ27を介して合成樹脂材により一体に連結させて形成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の振出し容器。
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