JP2672253B2 - 液体収納袋 - Google Patents
液体収納袋Info
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- JP2672253B2 JP2672253B2 JP32299193A JP32299193A JP2672253B2 JP 2672253 B2 JP2672253 B2 JP 2672253B2 JP 32299193 A JP32299193 A JP 32299193A JP 32299193 A JP32299193 A JP 32299193A JP 2672253 B2 JP2672253 B2 JP 2672253B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗剤あるいは醤油など
の液体を収納する袋に関するものである。
の液体を収納する袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭などで使用される液状の洗
剤などは樹脂製の容器に詰められて販売されているが、
例えば容器内の洗剤がなくなると樹脂製袋の中に入った
詰め替え用洗剤を購入し、この詰め替え用洗剤を空の容
器内に詰め替えていた。
剤などは樹脂製の容器に詰められて販売されているが、
例えば容器内の洗剤がなくなると樹脂製袋の中に入った
詰め替え用洗剤を購入し、この詰め替え用洗剤を空の容
器内に詰め替えていた。
【0003】しかし、上記のように詰め替え用洗剤を空
の容器内に詰め替えるとき、樹脂製の柔軟な袋を手に持
って詰め替え作業を行なっており、袋が柔軟なことから
袋の口部の位置が不安定であり、容器の口部と袋の口部
を合わせて詰め替え作業を行なうのに手間がかかり、油
断をすると容器の外に洗剤がこぼれるという問題があっ
た。
の容器内に詰め替えるとき、樹脂製の柔軟な袋を手に持
って詰め替え作業を行なっており、袋が柔軟なことから
袋の口部の位置が不安定であり、容器の口部と袋の口部
を合わせて詰め替え作業を行なうのに手間がかかり、油
断をすると容器の外に洗剤がこぼれるという問題があっ
た。
【0004】この問題を解決するために、詰め替え用洗
剤が入った樹脂製袋を空の容器内に入れ、容器の上端に
備えてなる液体取り出し部となるノズルから下方に突出
する吸い込み用チューブを前記袋に突き刺し、前記容器
を傾けることにより袋内の洗剤をノズルから取り出すよ
うに構成したものが知られている。この場合、前記吸い
込み用チューブが突き刺される部分のみならず袋全体が
延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系フイルムを積
層してなるラミネートフイルムで構成され、吸い込み用
チューブを袋に突き刺すとき、その突き刺すときの力に
よって吸い込み用チューブの先端で袋が裂ける方向に力
が掛かり、吸い込み用チューブが貫通した袋の孔部に裂
け目が生じて、前記容器を傾けたときこの裂け目より袋
内部の洗剤が容器内で漏れ、この漏れた洗剤により容器
内が汚れ、さらには容器外にも洗剤が漏れるという問題
があった。
剤が入った樹脂製袋を空の容器内に入れ、容器の上端に
備えてなる液体取り出し部となるノズルから下方に突出
する吸い込み用チューブを前記袋に突き刺し、前記容器
を傾けることにより袋内の洗剤をノズルから取り出すよ
うに構成したものが知られている。この場合、前記吸い
込み用チューブが突き刺される部分のみならず袋全体が
延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系フイルムを積
層してなるラミネートフイルムで構成され、吸い込み用
チューブを袋に突き刺すとき、その突き刺すときの力に
よって吸い込み用チューブの先端で袋が裂ける方向に力
が掛かり、吸い込み用チューブが貫通した袋の孔部に裂
け目が生じて、前記容器を傾けたときこの裂け目より袋
内部の洗剤が容器内で漏れ、この漏れた洗剤により容器
内が汚れ、さらには容器外にも洗剤が漏れるという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、チューブを突き刺しても、突き刺
された孔部に裂け目が生じることなく、内部の液体が容
器内で漏れることがないようにすることを目的とするも
のである。
題を解決するもので、チューブを突き刺しても、突き刺
された孔部に裂け目が生じることなく、内部の液体が容
器内で漏れることがないようにすることを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、下方に突出するチューブを備えた液体取り
出し口を上端に設けてなる容器に入れられ、内部に洗剤
などの液体が収納される合成樹脂からなる液体収納袋で
あって、合成樹脂からなる筒状で自立型の袋の上端を、
未延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系樹脂フイル
ムを積層してなるラミネートフイルムをヒートシールす
ることによって閉じ、このラミネートフイルムを前記液
体取り出し口から下方に突出するチューブにより突き刺
し可能に構成したものである。
に本発明は、下方に突出するチューブを備えた液体取り
出し口を上端に設けてなる容器に入れられ、内部に洗剤
などの液体が収納される合成樹脂からなる液体収納袋で
あって、合成樹脂からなる筒状で自立型の袋の上端を、
未延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系樹脂フイル
ムを積層してなるラミネートフイルムをヒートシールす
ることによって閉じ、このラミネートフイルムを前記液
体取り出し口から下方に突出するチューブにより突き刺
し可能に構成したものである。
【0007】
【作用】この構成により、袋の上端を未延伸ナイロンフ
イルムを材料として作られたラミネートフイルムにより
閉じていることから、チューブの下端がラミネートフイ
ルムに突き刺さったときにラミネートフイルムが裂ける
ことなく突き刺し部における孔部がチューブに密着し、
容器を傾けたとき袋内部の液体が容器内で漏れることが
ない。しかも、袋は角形あるいは円形などの筒状に作ら
れて自立型となっており、この袋を入れる容器本体の形
に合わせて簡単に作ることができる。
イルムを材料として作られたラミネートフイルムにより
閉じていることから、チューブの下端がラミネートフイ
ルムに突き刺さったときにラミネートフイルムが裂ける
ことなく突き刺し部における孔部がチューブに密着し、
容器を傾けたとき袋内部の液体が容器内で漏れることが
ない。しかも、袋は角形あるいは円形などの筒状に作ら
れて自立型となっており、この袋を入れる容器本体の形
に合わせて簡単に作ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図5において、1は洗剤などの
液体を収納する合成樹脂製の袋であり、ブロー成形ある
いは真空成形により角形(正方形、三角形など)あるい
は円形(真円,楕円など)などの筒状に作られて自立型
となっている。ところで前記袋1の材料としては、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂
が用いられ、この袋1の厚みはブロー成形によって作る
場合は100〜400μm程度とし、真空成形によって
作る場合は50〜300μm程度とする。この袋1の上
端を閉じるフイルムは図2に示すように未延伸ナイロン
フイルム2aとポリエチレンやポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂フイルム2bを積層してなる厚みが
30〜150μm程度のラミネートフイルム2が用いら
れる。このラミネートフイルム2の各層の厚みは適宜決
定され、未延伸ナイロンフイルム2aとポリオレフィン
系樹脂フイルム2bの何れを厚くするかは限定されるも
のではない。そして、このラミネートフイルム2におい
て、ポリオレフィン系樹脂フイルム2bを内側に位置さ
せ、このポリオレフィン系樹脂フイルム2bをヒートシ
ールにより前記袋1の上端の鍔部3の上面に融着させて
液体収納袋を構成している。
づいて説明する。図1〜図5において、1は洗剤などの
液体を収納する合成樹脂製の袋であり、ブロー成形ある
いは真空成形により角形(正方形、三角形など)あるい
は円形(真円,楕円など)などの筒状に作られて自立型
となっている。ところで前記袋1の材料としては、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂
が用いられ、この袋1の厚みはブロー成形によって作る
場合は100〜400μm程度とし、真空成形によって
作る場合は50〜300μm程度とする。この袋1の上
端を閉じるフイルムは図2に示すように未延伸ナイロン
フイルム2aとポリエチレンやポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂フイルム2bを積層してなる厚みが
30〜150μm程度のラミネートフイルム2が用いら
れる。このラミネートフイルム2の各層の厚みは適宜決
定され、未延伸ナイロンフイルム2aとポリオレフィン
系樹脂フイルム2bの何れを厚くするかは限定されるも
のではない。そして、このラミネートフイルム2におい
て、ポリオレフィン系樹脂フイルム2bを内側に位置さ
せ、このポリオレフィン系樹脂フイルム2bをヒートシ
ールにより前記袋1の上端の鍔部3の上面に融着させて
液体収納袋を構成している。
【0009】4は前記洗剤などの液体を収納する袋1を
上端に前記未延伸ナイロンフイルム2aとポリオレフィ
ン系樹脂フイルム2bを積層してなるラミネートフイル
ム2が位置するように入れる上端が開口する縦長の合成
樹脂製の容器本体で、この容器本体4の上端開口部は容
器本体4と同様の合成樹脂製の蓋体5により閉じられる
ようになっている。前記容器本体4の上端両側には孔部
6,6が形成され、前記蓋体5より垂下する爪片7,7
が容器本体4の上端内側より孔部6,6に係合して容器
本体4と蓋体5とが結合されるようになっている。前記
蓋体5には液体取り出し部となるポンプ部材8が装着さ
れ、このポンプ部材8から下方に突出するチューブ9の
下端が上端に位置する袋1の底部3に突き刺さり、袋1
の下端近傍に位置するようになっている。詳しくは、前
記チューブ9は中密度ポリエチレンやポリプロピレンな
どで硬く作られていて、その先端は斜めにカットされて
尖っており、袋1の上端を閉じるラミネートフイルム2
が未延伸ナイロンフイルム2aを材料として作られてい
ることから、チューブ9がラミネートフイルム2に突き
刺さったときにラミネートフイルム2が裂けることなく
突き刺し部における孔部がチューブ9に密着するように
なっている。10は前記チューブ9により吸い込まれた液
体を取り出すために前記ポンプ部材8に設けられた液体
取り出し口となるノズルである。
上端に前記未延伸ナイロンフイルム2aとポリオレフィ
ン系樹脂フイルム2bを積層してなるラミネートフイル
ム2が位置するように入れる上端が開口する縦長の合成
樹脂製の容器本体で、この容器本体4の上端開口部は容
器本体4と同様の合成樹脂製の蓋体5により閉じられる
ようになっている。前記容器本体4の上端両側には孔部
6,6が形成され、前記蓋体5より垂下する爪片7,7
が容器本体4の上端内側より孔部6,6に係合して容器
本体4と蓋体5とが結合されるようになっている。前記
蓋体5には液体取り出し部となるポンプ部材8が装着さ
れ、このポンプ部材8から下方に突出するチューブ9の
下端が上端に位置する袋1の底部3に突き刺さり、袋1
の下端近傍に位置するようになっている。詳しくは、前
記チューブ9は中密度ポリエチレンやポリプロピレンな
どで硬く作られていて、その先端は斜めにカットされて
尖っており、袋1の上端を閉じるラミネートフイルム2
が未延伸ナイロンフイルム2aを材料として作られてい
ることから、チューブ9がラミネートフイルム2に突き
刺さったときにラミネートフイルム2が裂けることなく
突き刺し部における孔部がチューブ9に密着するように
なっている。10は前記チューブ9により吸い込まれた液
体を取り出すために前記ポンプ部材8に設けられた液体
取り出し口となるノズルである。
【0010】なお、前記液体収納袋は容器本体4内に入
れられたとき、袋1の外面が容器本体4の内面にほぼ密
着し、上端のラミネートフイルム2が平たく張った状態
となるようにするために、液体収納袋の形状、大きさな
どが容器本体4の内面の形状、大きさなどに合うように
構成されている。
れられたとき、袋1の外面が容器本体4の内面にほぼ密
着し、上端のラミネートフイルム2が平たく張った状態
となるようにするために、液体収納袋の形状、大きさな
どが容器本体4の内面の形状、大きさなどに合うように
構成されている。
【0011】次に上記構成における使用方法について説
明すると、まず例えば家庭で洗剤などの液体を収納する
液体収納袋を容器本体4の中にセットする。その後、袋
1の上端のラミネートフイルム2にチューブ9を突き刺
して容器本体4の上端に蓋体5を取り付ける。容器本体
4の上端に蓋体5を取り付ければ、ポンプ部材8の頭部
を押し下げた後、上に戻すことにより前記チューブ9で
袋1内の液体が吸い上げられ、その動作を数回繰り返す
ことによりノズル10から液体が断続的に取り出されるの
である。前述のように袋1の上端のラミネートフイルム
2は未延伸ナイロンフイルム2aを材料として作られて
いることからチューブ9がラミネートフイルム2に突き
刺さったときにラミネートフイルム2が裂けることなく
チューブ9に密着し、袋1内部に空気が入りにくく、袋
1内部の液体が少量になっても、袋1内部の液体を殆ど
最後まで取り出すことができる。また、容器本体4が倒
れても袋1内部の液体が容器本体4内で漏れることがな
い。
明すると、まず例えば家庭で洗剤などの液体を収納する
液体収納袋を容器本体4の中にセットする。その後、袋
1の上端のラミネートフイルム2にチューブ9を突き刺
して容器本体4の上端に蓋体5を取り付ける。容器本体
4の上端に蓋体5を取り付ければ、ポンプ部材8の頭部
を押し下げた後、上に戻すことにより前記チューブ9で
袋1内の液体が吸い上げられ、その動作を数回繰り返す
ことによりノズル10から液体が断続的に取り出されるの
である。前述のように袋1の上端のラミネートフイルム
2は未延伸ナイロンフイルム2aを材料として作られて
いることからチューブ9がラミネートフイルム2に突き
刺さったときにラミネートフイルム2が裂けることなく
チューブ9に密着し、袋1内部に空気が入りにくく、袋
1内部の液体が少量になっても、袋1内部の液体を殆ど
最後まで取り出すことができる。また、容器本体4が倒
れても袋1内部の液体が容器本体4内で漏れることがな
い。
【0012】袋1の上端のラミネートフイルム2にチュ
ーブ9が突き刺さった状態でのその突き刺し部からの液
体の漏れの有無を測定するために、袋1の側部に80k
gの荷重を掛けて食品衛生法、食品添加物の規格基準第
三器具および容器包装B−2の耐圧縮試験に準じて耐圧
縮試験を行なった結果、液体の漏れは全く検出されなか
った。
ーブ9が突き刺さった状態でのその突き刺し部からの液
体の漏れの有無を測定するために、袋1の側部に80k
gの荷重を掛けて食品衛生法、食品添加物の規格基準第
三器具および容器包装B−2の耐圧縮試験に準じて耐圧
縮試験を行なった結果、液体の漏れは全く検出されなか
った。
【0013】ところで、容器本体4は透明あるいは不透
明であっても良く、透明であれば容器本体4の外部から
袋1内の液体の残量を確認できる。また、図4において
二点鎖線で示すように容器本体4の下端部近傍に窓部11
を鉛直方向に設けておいても袋1内の液体の残量を確認
できる。さらに、前記容器本体4やポンプ部材8の構成
は図面に示すものに限定されるものではない。また、ポ
ンプ機能を有せず、液体取り出し口とチューブからなる
部材を用いるようにしても良い。
明であっても良く、透明であれば容器本体4の外部から
袋1内の液体の残量を確認できる。また、図4において
二点鎖線で示すように容器本体4の下端部近傍に窓部11
を鉛直方向に設けておいても袋1内の液体の残量を確認
できる。さらに、前記容器本体4やポンプ部材8の構成
は図面に示すものに限定されるものではない。また、ポ
ンプ機能を有せず、液体取り出し口とチューブからなる
部材を用いるようにしても良い。
【0014】なお、前記容器本体4に入れて取り出され
る液体としては洗剤の他、油、醤油などの液状調味料
や、牛乳、ジュースなどでも良い。さらに、上記実施例
では袋1の上端を未延伸ナイロンフイルム2aとポリオ
レフィン系フイルム2bの2層からなるラミネートフイ
ルム2によって閉じているが、液体収納袋内に収納され
る被収納物によっては被収納物の変質を防止するため
に、エチレン−ビニルアルコール共重合体あるいはポリ
塩化ビニリデンなどからなる厚さ2〜15μm程度のバ
リヤー層を未延伸ナイロンフイルム2aとポリオレフィ
ン系フイルム2bの間に設けて3層構造とし、酸素を通
しにくくすることも可能である。また、前記袋1の素材
である前記ポリオレフィン系樹脂からなる層の中間部に
前記バリヤー層と同じ厚さ2〜15μm程度のバリヤー
層を設けて3層構造とし、酸素を通しにくくすることも
可能である。
る液体としては洗剤の他、油、醤油などの液状調味料
や、牛乳、ジュースなどでも良い。さらに、上記実施例
では袋1の上端を未延伸ナイロンフイルム2aとポリオ
レフィン系フイルム2bの2層からなるラミネートフイ
ルム2によって閉じているが、液体収納袋内に収納され
る被収納物によっては被収納物の変質を防止するため
に、エチレン−ビニルアルコール共重合体あるいはポリ
塩化ビニリデンなどからなる厚さ2〜15μm程度のバ
リヤー層を未延伸ナイロンフイルム2aとポリオレフィ
ン系フイルム2bの間に設けて3層構造とし、酸素を通
しにくくすることも可能である。また、前記袋1の素材
である前記ポリオレフィン系樹脂からなる層の中間部に
前記バリヤー層と同じ厚さ2〜15μm程度のバリヤー
層を設けて3層構造とし、酸素を通しにくくすることも
可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、袋の上端
を未延伸ナイロンフイルムを材料として作られたラミネ
ートフイルムにより閉じていることから、チューブの下
端がラミネートフイルムに突き刺さったときにラミネー
トフイルムが裂けることなく突き刺し部における孔部が
チューブに密着し、袋内部に空気が入りにくく、袋内部
の液体が少量になっても、袋内部の液体を殆ど最後まで
取り出すことができる。また、容器本体が倒れても袋内
部の液体が容器本体内で漏れることがない。しかも、袋
は角形あるいは円形などの筒状に作られて自立型となっ
ており、この袋を入れる容器本体の形に合わせて簡単に
作ることができる。
を未延伸ナイロンフイルムを材料として作られたラミネ
ートフイルムにより閉じていることから、チューブの下
端がラミネートフイルムに突き刺さったときにラミネー
トフイルムが裂けることなく突き刺し部における孔部が
チューブに密着し、袋内部に空気が入りにくく、袋内部
の液体が少量になっても、袋内部の液体を殆ど最後まで
取り出すことができる。また、容器本体が倒れても袋内
部の液体が容器本体内で漏れることがない。しかも、袋
は角形あるいは円形などの筒状に作られて自立型となっ
ており、この袋を入れる容器本体の形に合わせて簡単に
作ることができる。
【図1】本発明の一実施例における液体収納袋と容器本
体と蓋体との分解斜視図である。
体と蓋体との分解斜視図である。
【図2】同液体収納袋の上端のラミネートフイルムの拡
大断面図である。
大断面図である。
【図3】同容器本体に液体収納袋をセットした後蓋体を
容器本体の上端に取り付ける状態を示す正面図である。
容器本体の上端に取り付ける状態を示す正面図である。
【図4】同容器本体に蓋体を取り付けた状態を示す正面
図である。
図である。
【図5】同縦断面図である。
1 袋 2 ラミネートフイルム 2a 未延伸ナイロンフイルム 2b ポリオレフィン系フイルム 3 鍔部 4 容器本体 5 蓋体 6 孔部 7 爪片 8 ポンプ部材 9 チューブ 10 ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 下方に突出するチューブを備えた液体取
り出し口を上端に設けてなる容器に入れられ、内部に洗
剤などの液体が収納される合成樹脂からなる液体収納袋
であって、合成樹脂からなる筒状で自立型の袋の上端
を、未延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系樹脂フ
イルムを積層してなるラミネートフイルムをヒートシー
ルすることによって閉じ、このラミネートフイルムを前
記液体取り出し口から下方に突出するチューブにより突
き刺し可能に構成したことを特徴とする液体収納袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32299193A JP2672253B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 液体収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32299193A JP2672253B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 液体収納袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172466A JPH07172466A (ja) | 1995-07-11 |
JP2672253B2 true JP2672253B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=18149931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32299193A Expired - Lifetime JP2672253B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 液体収納袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2672253B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5759150A (en) | 1995-07-07 | 1998-06-02 | Olympus Optical Co., Ltd. | System for evulsing subcutaneous tissue |
JP4511003B2 (ja) * | 2000-08-24 | 2010-07-28 | 龍江精工株式会社 | ポンプ付き液体容器 |
JP5285918B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2013-09-11 | 株式会社パックプラス | 容器 |
JP5483967B2 (ja) * | 2009-09-25 | 2014-05-07 | 大和グラビヤ株式会社 | 液体注出装置用カートリッジ |
JP6073557B2 (ja) * | 2012-02-09 | 2017-02-01 | 龍江精工株式会社 | 吸引式注出ポンプ装置付き液体容器 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32299193A patent/JP2672253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07172466A (ja) | 1995-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |