JP3526540B2 - 着座センサーの接着装置及び接着方法 - Google Patents
着座センサーの接着装置及び接着方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用シートに設けて
乗員の着座、体格を検知する着座センサーのシートに対
する接着装置と接着方法に関する。
乗員の着座、体格を検知する着座センサーのシートに対
する接着装置と接着方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の衝突時に乗員を保護するエアバ
ッグ装置は、シートに着座した乗員の有無、体格に応じ
て作動するように設計されている。
ッグ装置は、シートに着座した乗員の有無、体格に応じ
て作動するように設計されている。
【０００３】従って、例えば自動車の衝突時に、子供が
着座状態において、その子供の側方に設けたエアバッグ
装置は作動せず、大人の乗員が着座した状態においては
作動するように、シートには複数の着座センサーが内蔵
されている。
着座状態において、その子供の側方に設けたエアバッグ
装置は作動せず、大人の乗員が着座した状態においては
作動するように、シートには複数の着座センサーが内蔵
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上の着座センサー
は、シートを構成する発泡体製パッドに接着等によって
固定し、これを表皮で被覆している。
は、シートを構成する発泡体製パッドに接着等によって
固定し、これを表皮で被覆している。
【０００５】ところで、着座センサーはシートに着座し
た乗員の有無、体格を的確に検知し、正確な測定値が得
られるように、シートのパッドの所定個所に接着する必
要がある。
た乗員の有無、体格を的確に検知し、正確な測定値が得
られるように、シートのパッドの所定個所に接着する必
要がある。
【０００６】特に、複数の着座センサーをパッドに接着
して前記乗員の体格等を検知するもにおいては、各着座
センサーを所定位置に的確に接着する必要性がある。
して前記乗員の体格等を検知するもにおいては、各着座
センサーを所定位置に的確に接着する必要性がある。
【０００７】そのため、各着座センサーのパッドに対す
る接着作業に熟練を要するばかりか、その作業性が頗る
悪い不具合があった。
る接着作業に熟練を要するばかりか、その作業性が頗る
悪い不具合があった。
【０００８】そこで、本発明は斯様な従来の不具合を除
去することを目的とする。
去することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明は、シートを構成する発泡体製パッドの所定
位置に着座センサーを仮接着する仮接着機構と、この仮
接着機構に並設して仮接着した着座センサーをパッドに
完全に接着する接着機構とから構成し、前記仮接着機構
は前記パッドの着座面側の表面形状と一致する形状の画
張プレートを有し、該画張プレートには前記着座センサ
ーを内部に位置決めする通窓を設けてなる構成である。
めの本発明は、シートを構成する発泡体製パッドの所定
位置に着座センサーを仮接着する仮接着機構と、この仮
接着機構に並設して仮接着した着座センサーをパッドに
完全に接着する接着機構とから構成し、前記仮接着機構
は前記パッドの着座面側の表面形状と一致する形状の画
張プレートを有し、該画張プレートには前記着座センサ
ーを内部に位置決めする通窓を設けてなる構成である。
【００１０】従って、仮接着機構によって着座センサー
をパッドの所定位置に仮接着し、その着座センサーを接
着機構によって完全接着するため、多数の着座センサー
がパッドの所定位置に、一度且つ確実に接着できる。
をパッドの所定位置に仮接着し、その着座センサーを接
着機構によって完全接着するため、多数の着座センサー
がパッドの所定位置に、一度且つ確実に接着できる。
【００１１】また、前記仮接着機構及び接着機構は、接
着面に感熱接着フィルム付の着座センサーを加圧加熱す
る構造であるから、接着作業が簡単且つ確実になる。
着面に感熱接着フィルム付の着座センサーを加圧加熱す
る構造であるから、接着作業が簡単且つ確実になる。
【００１２】更に、前記仮接着機構は前記パッド上に昇
降自在に取付けた着座センサーセット用の画張プレート
と、仮接着用ヒーター付のヒーターパネルとからなり、
前記画張プレートとヒーターパネルは支柱に上下方向に
回動自在に枢着してなることにより、多数の着座センサ
ーをパッドの所定位置に正確に仮接着できる。
降自在に取付けた着座センサーセット用の画張プレート
と、仮接着用ヒーター付のヒーターパネルとからなり、
前記画張プレートとヒーターパネルは支柱に上下方向に
回動自在に枢着してなることにより、多数の着座センサ
ーをパッドの所定位置に正確に仮接着できる。
【００１３】また、前記仮接着機構と接着機構の双方の
下方に、パッドをスライドさせる移動機構を設けてなる
ことにより、仮接着と本接着の作業性を向上させること
ができる。
下方に、パッドをスライドさせる移動機構を設けてなる
ことにより、仮接着と本接着の作業性を向上させること
ができる。
【００１４】加えて、前記画張プレートには着座センサ
ーを挿通する仮止ピンと、着座センサーをパッドに固定
するクランプとを有することにより、着座センサーの仮
接着する際のパッドに対する位置決めが行い易くなる。
ーを挿通する仮止ピンと、着座センサーをパッドに固定
するクランプとを有することにより、着座センサーの仮
接着する際のパッドに対する位置決めが行い易くなる。
【００１５】また、前記パッドの側部内にエアバッグ収
容部を有し、前記着座センサーはパッドにおける乗員の
背部及び側部を支持する部分に独立状に接着することに
より、本発明に係る装置は、多数の独立状にパッドに接
着する着座センサーの接着装置として極めて有効であ
る。
容部を有し、前記着座センサーはパッドにおける乗員の
背部及び側部を支持する部分に独立状に接着することに
より、本発明に係る装置は、多数の独立状にパッドに接
着する着座センサーの接着装置として極めて有効であ
る。
【００１６】更に、請求項７の発明は、パッドの表面に
画張プレートを当てた後、画張プレート内におけるパッ
ドに感熱接着フィルム付の着座センサーを接合し、次
に、その着座センサーをパッドに加圧加熱して仮止し、
この仮止めした着座センサーをヒーターで加圧加熱して
パッドに完全接着することを特徴とするものであるか
ら、着座センサーがパッドの所定位置に的確に位置決め
されて接着される。
画張プレートを当てた後、画張プレート内におけるパッ
ドに感熱接着フィルム付の着座センサーを接合し、次
に、その着座センサーをパッドに加圧加熱して仮止し、
この仮止めした着座センサーをヒーターで加圧加熱して
パッドに完全接着することを特徴とするものであるか
ら、着座センサーがパッドの所定位置に的確に位置決め
されて接着される。
【００１７】また、前記画張プレートに着座センサーを
仮止ピンで仮止した後、クランプでパッドに固定した
後、着座センサーを仮止することにより、着座センサー
の仮止を正確に行うことができる。
仮止ピンで仮止した後、クランプでパッドに固定した
後、着座センサーを仮止することにより、着座センサー
の仮止を正確に行うことができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明に係る着座センサ
ーの接着装置を示し、図中（Ａ）はシートを構成する発
泡体製パッドの所定位置に着座センサーを仮接着する仮
接着機構、（Ｂ）は仮接着機構に並設して仮接着した着
座センサーをパッドに完全に接着する接着機構を各々示
す。
面に基づいて説明する。図１は本発明に係る着座センサ
ーの接着装置を示し、図中（Ａ）はシートを構成する発
泡体製パッドの所定位置に着座センサーを仮接着する仮
接着機構、（Ｂ）は仮接着機構に並設して仮接着した着
座センサーをパッドに完全に接着する接着機構を各々示
す。
【００１９】前記仮接着機構（Ａ）と接着機構（Ｂ）の
双方の下方には、パッドをスライドさせる移動機構
（Ｃ）が設けてある。
双方の下方には、パッドをスライドさせる移動機構
（Ｃ）が設けてある。
【００２０】前記仮接着機構（Ａ）は、前記パッド上に
昇降自在に取付けた着座センサーセット用の画張プレー
ト（１）と、仮接着用ヒーター付のヒーターパネル
（２）とからなり、前記画張プレート（１）とヒーター
パネル（２）は、支柱（１５）（１５）に上下方向に回
動自在に枢着されている。
昇降自在に取付けた着座センサーセット用の画張プレー
ト（１）と、仮接着用ヒーター付のヒーターパネル
（２）とからなり、前記画張プレート（１）とヒーター
パネル（２）は、支柱（１５）（１５）に上下方向に回
動自在に枢着されている。
【００２１】パッド（５）はシートバックを構成するパ
ッドで、図５に示すように、着座面側の中央部（５１）
の左右に前方に隆起する側部（５０）（５０）を有し、
車両の窓側に位置する一方の側部（５０）内にエアバッ
グ収容部（５２）が形成されている。
ッドで、図５に示すように、着座面側の中央部（５１）
の左右に前方に隆起する側部（５０）（５０）を有し、
車両の窓側に位置する一方の側部（５０）内にエアバッ
グ収容部（５２）が形成されている。
【００２２】そして、前記中央部（５１）の上、下部
と、一方の側部（５０）の各々の表面には鎖線に示すよ
うに、着座センサー（６Ａ）（６Ｂ）（６Ｃ）が前記仮
接着機構（Ａ）によって仮接着され、接着機構（Ｂ）に
よって完全接着される。
と、一方の側部（５０）の各々の表面には鎖線に示すよ
うに、着座センサー（６Ａ）（６Ｂ）（６Ｃ）が前記仮
接着機構（Ａ）によって仮接着され、接着機構（Ｂ）に
よって完全接着される。
【００２３】このパッド（５）の背面側は、フレーム等
が収容されるように凹窪状に成形され、このパッド
（５）の背面側が前記移動機構（Ｃ）の治具（４）を包
むように構成されている。
が収容されるように凹窪状に成形され、このパッド
（５）の背面側が前記移動機構（Ｃ）の治具（４）を包
むように構成されている。
【００２４】従って、治具（４）はパッド（５）の背面
に有する凹窪部の形状に一致するように形成されている
ため、治具（４）にパッド（５）の着座面側を上向きに
なるように嵌合することにより、パッド（５）は治具
（４）に位置決めされる。
に有する凹窪部の形状に一致するように形成されている
ため、治具（４）にパッド（５）の着座面側を上向きに
なるように嵌合することにより、パッド（５）は治具
（４）に位置決めされる。
【００２５】なお、図５において。（５３）（５３）は
着座センサー（６Ａ）…をパッド（５）の背面側に挿通
する通孔、（５４）（５４）は着座センサー（６Ａ）…
のハーネス通し溝、（５５）（５５）は表皮をパッド
（５）の着座面の形状に沿って吊り込む吊込み溝、（５
６）（５６）はヘッドレストのステー挿通孔を各々示
す。
着座センサー（６Ａ）…をパッド（５）の背面側に挿通
する通孔、（５４）（５４）は着座センサー（６Ａ）…
のハーネス通し溝、（５５）（５５）は表皮をパッド
（５）の着座面の形状に沿って吊り込む吊込み溝、（５
６）（５６）はヘッドレストのステー挿通孔を各々示
す。
【００２６】以上の各着座センサー（６Ａ）は、図６に
示すように、本体（６０）に多数のスリット（６１）…
を形成して、着座センサー（６Ａ）の接着によってパッ
ド（５）の柔軟性が損なわれないようにしている。
示すように、本体（６０）に多数のスリット（６１）…
を形成して、着座センサー（６Ａ）の接着によってパッ
ド（５）の柔軟性が損なわれないようにしている。
【００２７】また、各着座センサー（６Ａ）…のハーネ
スを取付ける片側には、通孔（６３）…が開孔され、後
述する画張プレート（１）に設けた仮止ピン（１３）…
に、各着座センサー（６Ａ）…が挿通されるように形成
されている。
スを取付ける片側には、通孔（６３）…が開孔され、後
述する画張プレート（１）に設けた仮止ピン（１３）…
に、各着座センサー（６Ａ）…が挿通されるように形成
されている。
【００２８】なお、図示する各着座センサー（６Ａ）
は、その接着面に加熱することに溶融する感熱接着フィ
ルムが設けてある。
は、その接着面に加熱することに溶融する感熱接着フィ
ルムが設けてある。
【００２９】仮接着機構（Ａ）を構成する画張プレート
（１）は、図２、図３に示すように、パッド（５）の着
座面側における中央部（５１）と一方の側部（５０）の
表面形状に一致するように本体（１０）及び翼部（１
０′）が形成されている。
（１）は、図２、図３に示すように、パッド（５）の着
座面側における中央部（５１）と一方の側部（５０）の
表面形状に一致するように本体（１０）及び翼部（１
０′）が形成されている。
【００３０】本体（１０）と翼部（１０′）には、着座
センサー（６Ａ）…を内部に位置決する通窓（１１Ａ）
（１１Ｂ）（１１Ｃ）が開孔され、通窓（１１Ａ）（１
１Ｂ）の左右の孔縁側にはクランプ（１２）…が設けて
ある。
センサー（６Ａ）…を内部に位置決する通窓（１１Ａ）
（１１Ｂ）（１１Ｃ）が開孔され、通窓（１１Ａ）（１
１Ｂ）の左右の孔縁側にはクランプ（１２）…が設けて
ある。
【００３１】また、各通窓（１１Ａ）…の一側縁には、
プレート（１３Ａ）…が固定され、この各プレート（１
３Ａ）上には仮止ピン（１３）…が突設されている。
プレート（１３Ａ）…が固定され、この各プレート（１
３Ａ）上には仮止ピン（１３）…が突設されている。
【００３２】図２、３において、図中（１２Ａ）はクラ
ンプの押え、（１２Ｂ）はクランプの操作レバー、（１
０Ａ）は画張プレート（１）の把手、（１０Ｂ）（１０
Ｂ）はアームで、このアーム（１０Ｂ）（１０Ｂ）の先
端が支柱（１５）（１５）に上下方向に回動自在に枢着
されている。また、（１０Ｃ）（１０Ｃ）はパッド
（５）の吊込み溝（５５）（５５）に嵌入する喰込突起
Ａ、（１０Ｄ）（１０Ｄ）はパッド（５）のハーネス通
し溝（５４）（５４）に嵌入する喰込突起Ｂを各々し、
この喰込突起Ａ（１０Ｃ）、Ｂ（１０Ｄ）及び前記翼部
（１０′）の形状によって、画張プレート（１）はパッ
ド（５）の所定位置に当接される。
ンプの押え、（１２Ｂ）はクランプの操作レバー、（１
０Ａ）は画張プレート（１）の把手、（１０Ｂ）（１０
Ｂ）はアームで、このアーム（１０Ｂ）（１０Ｂ）の先
端が支柱（１５）（１５）に上下方向に回動自在に枢着
されている。また、（１０Ｃ）（１０Ｃ）はパッド
（５）の吊込み溝（５５）（５５）に嵌入する喰込突起
Ａ、（１０Ｄ）（１０Ｄ）はパッド（５）のハーネス通
し溝（５４）（５４）に嵌入する喰込突起Ｂを各々し、
この喰込突起Ａ（１０Ｃ）、Ｂ（１０Ｄ）及び前記翼部
（１０′）の形状によって、画張プレート（１）はパッ
ド（５）の所定位置に当接される。
【００３３】ヒーターパネル（２）は、画張プレート
（１）と共に回転軸（１０Ｅ）に一端が固定され、画張
プレート（１）上に重ね合わせた際に、画張プレート
（１）の各通窓（１１Ａ）（１１Ｂ）（１１Ｃ）を通し
てパッド（５）側を加圧して加熱するヒーター（２１
Ａ）（２１Ｂ）（２１Ｃ）が可動枠（２０Ａ）に取付け
られており、各ヒーター（２１Ａ）の加圧面の形状はパ
ッド（５）の被加圧面の形状に一致するように形成され
ている。
（１）と共に回転軸（１０Ｅ）に一端が固定され、画張
プレート（１）上に重ね合わせた際に、画張プレート
（１）の各通窓（１１Ａ）（１１Ｂ）（１１Ｃ）を通し
てパッド（５）側を加圧して加熱するヒーター（２１
Ａ）（２１Ｂ）（２１Ｃ）が可動枠（２０Ａ）に取付け
られており、各ヒーター（２１Ａ）の加圧面の形状はパ
ッド（５）の被加圧面の形状に一致するように形成され
ている。
【００３４】以上の接着装置（Ｂ）は、各着座センサー
（６Ａ）…と同一の大きさの加圧面を有するヒーター
（３１Ｂ）（３１Ｃ）…でシリンダー（３２）によって
昇降するように支柱（３０）に取付けられている。図中
（３３）（３３）はガイド軸を示す。以上の各ヒーター
（３１Ｂ）（３１Ｃ）…は、当然加圧面が着座センサー
（６Ａ）…を接着するパッド（５）の被接着面の形状に
一致するように形成されている。
（６Ａ）…と同一の大きさの加圧面を有するヒーター
（３１Ｂ）（３１Ｃ）…でシリンダー（３２）によって
昇降するように支柱（３０）に取付けられている。図中
（３３）（３３）はガイド軸を示す。以上の各ヒーター
（３１Ｂ）（３１Ｃ）…は、当然加圧面が着座センサー
（６Ａ）…を接着するパッド（５）の被接着面の形状に
一致するように形成されている。
【００３５】移動機構（Ｃ）は、前記パッド（５）を位
置決めして固定する治具（４）が仮接着機構（Ａ）、接
着機構（Ｂ）の双方に移動できるように、台車（４Ａ）
上に載置されており、台車（４Ａ）は油圧シリンダー
（４２）等によってスライド移動できるように構成され
ている。
置決めして固定する治具（４）が仮接着機構（Ａ）、接
着機構（Ｂ）の双方に移動できるように、台車（４Ａ）
上に載置されており、台車（４Ａ）は油圧シリンダー
（４２）等によってスライド移動できるように構成され
ている。
【００３６】図１において、図中（４３）…は着座セン
サー（６Ａ）…のハーネス挿通口、（４４）は台車（４
Ａ）移動用のレール、（４５）はレール（４４）を設置
する台座、（４６）は台車移動用のフートスイッチを各
々示す。
サー（６Ａ）…のハーネス挿通口、（４４）は台車（４
Ａ）移動用のレール、（４５）はレール（４４）を設置
する台座、（４６）は台車移動用のフートスイッチを各
々示す。
【００３７】次に、着座センサー（６Ａ）…のパッド
（５）に対する接着方法を説明すると、まず、治具
（４）を画張プレート（１）の下方に移動して、その治
具（４）にパッド（５）を着座面側が上向きになるよう
にセットする。
（５）に対する接着方法を説明すると、まず、治具
（４）を画張プレート（１）の下方に移動して、その治
具（４）にパッド（５）を着座面側が上向きになるよう
にセットする。
【００３８】次に、画張プレート（１）の把手を握持し
て画張プレート（１）を倒してパッド（５）に当接す
る。
て画張プレート（１）を倒してパッド（５）に当接す
る。
【００３９】然る後、画張プレート（１）の各通窓（１
１Ａ）…内からパッド（５）に着座センサー（６Ａ）…
を当てる。その際に、各着座センサー（６Ａ）…を仮止
ピン（１３）…に巻通して画張プレート（１）に対する
各巻座センサー（６Ａ）の位置決めを行う。
１Ａ）…内からパッド（５）に着座センサー（６Ａ）…
を当てる。その際に、各着座センサー（６Ａ）…を仮止
ピン（１３）…に巻通して画張プレート（１）に対する
各巻座センサー（６Ａ）の位置決めを行う。
【００４０】その後、各クランプ（１２）…で、図４に
示すように、着座センサー（６Ａ）（６Ｂ）をパッド
（５）側に押圧して仮固定する。これにより、各着座セ
ンサー（６Ａ）…は、パッド（５）にセットされる。
示すように、着座センサー（６Ａ）（６Ｂ）をパッド
（５）側に押圧して仮固定する。これにより、各着座セ
ンサー（６Ａ）…は、パッド（５）にセットされる。
【００４１】次に、ヒーターパネル（２）を倒して、各
ヒーター（２１Ａ）…で各着座センサー（６Ａ）…を加
圧加熱して、各着座センサー（６Ａ）をパッド（５）に
仮接着される。
ヒーター（２１Ａ）…で各着座センサー（６Ａ）…を加
圧加熱して、各着座センサー（６Ａ）をパッド（５）に
仮接着される。
【００４２】その後、ヒーターパネル（２）を上げて、
画張プレート（１）から仮接着させた各着座センサー
（６Ａ）…を外して画張プレート（１）を図１に示す状
態に上げる。
画張プレート（１）から仮接着させた各着座センサー
（６Ａ）…を外して画張プレート（１）を図１に示す状
態に上げる。
【００４３】然る後、フートスイッチ（４６）を操作し
て仮接着した着座センサー（６Ａ）…付のパッド（５）
を治具（４）と共に台車（４Ａ）で接着機構（Ａ）の下
方に移動させて、接着機構（Ａ）を構成するヒーター
（３１Ｂ）…を下降させて、仮接着した着座センサー
（６Ａ）…の全接着面を完全に接着する。
て仮接着した着座センサー（６Ａ）…付のパッド（５）
を治具（４）と共に台車（４Ａ）で接着機構（Ａ）の下
方に移動させて、接着機構（Ａ）を構成するヒーター
（３１Ｂ）…を下降させて、仮接着した着座センサー
（６Ａ）…の全接着面を完全に接着する。
【００４４】次に、ヒーター（３１Ｂ）…を上昇させた
後、各着座センサー（６Ａ）…を完全接着したパッド
（５）を治具（４）から取り外し、そのパッド（５）に
フレーム（不図示）を組み付けて表皮（７）で被包する
と、図７に示すように、エアバッグ（５８）を有する着
座センサー（６Ｂ）（６Ｃ）付のシートバックが得られ
る。
後、各着座センサー（６Ａ）…を完全接着したパッド
（５）を治具（４）から取り外し、そのパッド（５）に
フレーム（不図示）を組み付けて表皮（７）で被包する
と、図７に示すように、エアバッグ（５８）を有する着
座センサー（６Ｂ）（６Ｃ）付のシートバックが得られ
る。
【００４５】なお、前記各ヒーター（２１Ａ）…、（３
１Ｂ）…はヒーター制御盤によって接着温度、時間が制
御されている。
１Ｂ）…はヒーター制御盤によって接着温度、時間が制
御されている。
【００４６】
【発明の効果】以上のように、本請求項１の発明によれ
ば、着座センサーをパッドに位置決めして仮接着後に完
全接着する構造であるため、着座センサーをパッドの所
定位置に正確に接着できる。
ば、着座センサーをパッドに位置決めして仮接着後に完
全接着する構造であるため、着座センサーをパッドの所
定位置に正確に接着できる。
【００４７】本請求項２の発明によれば、着座センサー
を溶剤タイプの接着剤を塗布して接着するものに対して
着座センサーが接着時にズレることがなく接着できる。
を溶剤タイプの接着剤を塗布して接着するものに対して
着座センサーが接着時にズレることがなく接着できる。
【００４８】本請求項３の発明によれば、多数の着座セ
ンサーをパッドの所定位置に接着できるし、また、構造
が簡単で仮接着の接着作業性を向上し得る。
ンサーをパッドの所定位置に接着できるし、また、構造
が簡単で仮接着の接着作業性を向上し得る。
【００４９】本請求項４の発明によれば、接着作業全体
の作業性を向上させることができる。
の作業性を向上させることができる。
【００５０】本請求項５の発明によれば、着座センサー
の画張プレート及びパッドに対する位置決めが正確にな
る。そのため、着座センサーをパッドの所定位置に仮接
着できる。
の画張プレート及びパッドに対する位置決めが正確にな
る。そのため、着座センサーをパッドの所定位置に仮接
着できる。
【００５１】本請求項６の発明によれば、本発明はパッ
ドの側部にエアバッグを収容するシートに有効である。
ドの側部にエアバッグを収容するシートに有効である。
【００５２】本請求項７の発明によれば、着座センサー
が簡単且つ容易にパッドの所定位置に接着することがで
きる。
が簡単且つ容易にパッドの所定位置に接着することがで
きる。
【００５３】本請求項８の発明によれば、着座センサー
を画張プレートとパッドに容易に位置決めすることがで
き、仮接着の作業性を向上し得る。
を画張プレートとパッドに容易に位置決めすることがで
き、仮接着の作業性を向上し得る。
）
【図１】本発明装置の斜視図である。
【図２】図１に示す画張プレートの平面図である。
【図３】図２のIIIーIII線断面図である。
【図４】仮接着する状態を説明する断面図である。
【図５】本発明に使用するパッドの斜視図である。
【図６】同着座センサーの斜視図である。
【図７】本発明に係る装置方法によって接着した着座セ
ンサー付のパッドからなるシートバックの部分切欠斜視
図である。
ンサー付のパッドからなるシートバックの部分切欠斜視
図である。
Ａ 仮接着機構
Ｂ 接着機構
Ｃ 移動機構
１ 画張プレート
２ ヒーターパネル
５ パッド
６Ａ 着座センサー
６Ｂ 着座センサー
６Ｃ 着座センサー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
// Ｂ２９Ｋ 105:04 Ｂ２９Ｋ 105:04
Ｂ２９Ｌ 31:58 Ｂ２９Ｌ 31:58
(56)参考文献 特開2001−80402（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−321413（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−213980（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−11198（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A47C 7/62
A47C 7/72
B60N 2/44
Claims (8)
- 【請求項１】 シートを構成する発泡体製パッドの所定
位置に着座センサーを仮接着する仮接着機構と、この仮
接着機構に並設して仮接着した着座センサーをパッドに
完全に接着する接着機構とから構成し、前記仮接着機構
は前記パッドの着座面側の表面形状と一致する形状の画
張プレートを有し、該画張プレートには前記着座センサ
ーを内部に位置決めする通窓を設けてなる着座センサー
の接着装置。 - 【請求項２】 前記仮接着機構及び接着機構は、接着面
に感熱接着フィルム付の着座センサーを加圧加熱してな
る請求項１記載の着座センサーの接着装置。 - 【請求項３】 前記仮接着機構は前記パッド上に昇降自
在に取付けた着座センサーセット用の画張プレートと、
仮接着用ヒーター付のヒーターパネルとからなり、前記
画張プレートとヒーターパネルは支柱に上下方向に回動
自在に枢着してなる請求項１記載の着座センサーの接着
装置。 - 【請求項４】 前記仮接着機構と接着機構の双方の下方
に、パッドをスライドさせる移動機構を設けてなる請求
項１記載の着座センサーの接着装置。 - 【請求項５】 前記画張プレートには着座センサーを挿
通する仮止ピント、着座センサーをパッドに固定するク
ランプとを有する請求項１記載の着座センサーの接着装
置。 - 【請求項６】 前記パッドの側部内にエアバッグ収容部
を有し、前記着座センサーはパッドにおける乗員の背部
及び側部を支持する部分に独立状に接着する請求項１乃
至５の着座センサーの接着装置。 - 【請求項７】 パッドの表面に画張プレートを当てた
後、画張プレート内におけるパッドに感熱接着フィルム
付の着座センサーを接合し、次に、その着座センサーを
パッドに加圧加熱して仮止し、この仮止めした着座セン
サーをヒーターで加圧加熱してパッドに完全接着するこ
とを特徴とする着座センサーの接着方法。 - 【請求項８】 前記画張プレートに着座センサーを仮止
ピンで仮止した後、クランプでパッドに固定した後、着
座センサーを仮止する請求項７の着座センサーの接着方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34410099A JP3526540B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 着座センサーの接着装置及び接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34410099A JP3526540B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 着座センサーの接着装置及び接着方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001157619A JP2001157619A (ja) | 2001-06-12 |
| JP3526540B2 true JP3526540B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=18366654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34410099A Expired - Fee Related JP3526540B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 着座センサーの接着装置及び接着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3526540B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5088546B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2012-12-05 | テイ・エス テック株式会社 | シートパッドに対する面状部材の貼付け装置 |
| JP7400385B2 (ja) * | 2019-11-20 | 2023-12-19 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | シート構造 |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34410099A patent/JP3526540B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001157619A (ja) | 2001-06-12 |
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