JP3526516B2 - 生産工程スケジューラ - Google Patents

生産工程スケジューラ

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JP3526516B2
JP3526516B2 JP22889797A JP22889797A JP3526516B2 JP 3526516 B2 JP3526516 B2 JP 3526516B2 JP 22889797 A JP22889797 A JP 22889797A JP 22889797 A JP22889797 A JP 22889797A JP 3526516 B2 JP3526516 B2 JP 3526516B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品を生産する際
に必要な材料、中間体などの物、使用する設備、およ
び、配置すべき要員を投入すべき時期をスケジューリン
グする生産工程スケジューラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ある最終製品を生産するために、
材料、設備および要員に関する種々のデータをデータベ
ースに蓄積しておき、必要量の最終製品の納期を入力す
ることにより、必要な材料、設備および要員を投入する
スケジュールを自動的に生成する生産工程スケジューラ
が開発され、実用化されている。上述した生産工程スケ
ジューラにおいては、同一の設備において、複数の製品
を製造することや、実際に用意できる要員よりも多数の
要員を設備に配置することが無いように、いわゆる平準
化(山崩し)を用いてスケジューリングを実行すること
により、より適切な生産日程計画を立案できるようにな
っている。
【0003】しかしながら、従来の生産工程スケジュー
ラは、一般的に、ロット単位で、材料(或いは中間体)
を設備に投入し、或いは、要員を配置するように構成さ
れ、ある工程においてあるロット分の中間体が得られる
と、これに応答して、次の工程において対応するロット
分の中間体(或いは製品)の製造が開始される場合が多
い。このようにロット単位で設備への割付がなされてい
るために、1つのオーダ内のロットとロットとの間に、
他の中間体を生産するためのロットが入り込む可能性が
あるという問題点があった。また、スケジューリングの
際に、ロット番号が大きいものが、ロット番号の小さい
ものよりも先に生産される、すなわち、ロット番号が逆
転するという問題点があった。たとえば、図19(a)
に示すように、従来の生産工程スケジューラにおいて
は、工程1の割付の際に、ロット番号101とロット番
号102の中間体の生産の順序が逆転することがある。
【0004】さらに、実際の生産現場では、工程により
あるロットの中間体(或いは製品)を得るために必要な
時間が異なる場合が多い。したがって、特に、前工程に
時間を要し、後工程にそれほど時間を必要としない場合
などに、後工程にジョブを適切に割り付けられないとい
う問題点があった。
【0005】また、中間体によっては、最終製品1ロッ
トに対して、数ロット分を生産しなければならない場合
がある。したがって、ある工程にて数ロット分の中間体
が生産されてはじめて、次の工程の1ロット分の中間体
が生産できる場合などが生じる。しかしながら、従来の
生産工程スケジューラにあっては、このような場合に、
ジョブの割付を適切にできないという問題点があった。
さらに、従来の生産工程スケジューラにおいては、一つ
の中間体を任意の数の設備にて生産することができない
という問題点があった。
【0006】また、実際の生産現場では、部課などの一
定の単位のワークセンターごとに、人員が配置される
が、場合によっては、部課員を増員したり、他の部課員
の応援を求める場合も考えられる。さらに、工程によっ
ては、要員に特定のスキルが必要であるという制約があ
る。しかしながら、従来の生産工程スケジューラにおい
ては、上述したような要員に関する制約を考慮していな
いため、実際の生産現場にて適用可能なスケジューリン
グを得ることができない場合が多いという問題点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、設備の割付を適切化し
て、設備の効果的な使用が実現できる生産工程スケジュ
ーラを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、生産現場の制約、特
に、要員の制約を考慮して、適切にスケジューリングが
可能な生産工程スケジューラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、設備、
要員および納期に基づき、各設備に要員およびジョブを
割り付けて、得るべき最終製品の生産日程計画を作成す
る生産工程スケジューラであって、要員およびそのワー
クパターンに関する種々の情報を収容する要員系マスタ
と、設備およびその稼動パターンに関する種々の情報を
収容する設備系マスタと、生産パターン、最終製品の生
産途中に生成される中間体および最終製品に関する種々
の情報を収容する工程系マスタと、最終製品の種別、数
量および納期を含むオーダを受理するオーダ受理手段
と、前記オーダ受理手段にて受理されたオーダごとに、
前記マスタのうちの何れかに収容された情報を参照し
て、オーダに対応した前記中間体のうちの何れかを得る
ためにある設備にて実行される工程であるシリーズを生
成するシリーズ生成手段と、前記シリーズ生成手段にて
生成されたシリーズに基づき、スケジューリング時の割
付単位に対応するロットごとのジョブを生成するジョブ
生成手段と、少なくとも前記工程系マスタに収容された
情報を参照して、ジョブの割付可能な設備、設備の生産
能力および必要な要員を取得して、生成されたジョブを
割り付けるスケジューリング手段とを備えたことを特徴
とする生産工程スケジューラにより達成される。
【0010】このように、本発明によれば、オーダに対
応した中間体のうちの何れかを得るために設備にて実行
される工程であるシリーズを生成するため、工程間の結
びつき(縦の結びつき)のみならず、ロットまとめ生産
のような横の結びつきが考慮されて、スケジューリング
を実行することが可能となる。
【0011】本発明の好ましい実施態様においては、前
記工程系マスタが、複数の設備にて中間体を生産すべき
か否かを示す情報を含み、前記シリーズ生成手段が、複
数の設備にて中間体を生産すべき場合に、オーダに対応
する数量の中間体を、複数の設備にて生産するようなシ
リーズを生成する。本実施の形態によれば、複数の設備
にて生産するようなシリーズが生成できるため、ロット
まとめの度合いを設定することが可能となる。
【0012】また、本発明の別の実施態様においては、
生産工程スケジューラは、要員およびそのワークパター
ンに関する種々の情報を収容する要員系マスタと、設備
およびその稼動パターンに関する種々の情報を収容する
設備系マスタと、生産パターン、最終製品の生産途中に
生成される中間体および最終製品に関する種々の情報を
収容する工程系マスタと、最終製品の種別、数量および
納期を含むオーダを受理するオーダ受理手段と、前記オ
ーダ受理手段にて受理されたオーダに基づき、前記マス
タのうちの何れかに収容された情報を参照して、スケジ
ューリング時の割付単位に対応するロットごとのジョブ
を生成するジョブ生成手段と、少なくとも前記工程系マ
スタに収容された情報を参照して、ジョブの割付可能な
設備、設備の生産能力および必要な要員を取得して、生
成されたジョブを割り付けるスケジューリング手段とを
備え、オーダに対応したロットごとのジョブが、連続的
に実行されるように、ジョブが生成されて、割り付けら
れるように構成されている。
【0013】また、前記工程系マスタが、最終製品に対
する中間体の生産比率を示す情報を含み、前記ジョブ生
成手段が、前記生産比率を考慮して、ジョブを生成する
ように構成されても良い。
【0014】また、本発明の目的は、要員を示すワーク
センタと、そのワークパターンと、一以上のワークセン
タからなるワークセンタグループに関する種々の情報を
収容する要員系マスタであって、少なくとも、前記ワー
クセンタごと、および、ワークセンタグループごとの山
崩しの可否を示すフラグを含む情報を収容する要員系マ
スタと、設備およびその稼動パターンに関する種々の情
報を収容する設備系マスタと、生産パターン、最終製品
の生産途中に生成される中間体および最終製品に関する
種々の情報を収容する工程系マスタと、最終製品の種
別、数量および納期を含むオーダを受理するオーダ受理
手段と、前記オーダ受理手段にて受理されたオーダに基
づき、前記マスタのうちの何れかに収容された情報を参
照して、スケジューリング時の割付単位に対応するロッ
トごとのジョブを生成するジョブ生成手段と、少なくと
も前記工程系マスタに収容された情報を参照して、ジョ
ブの割付可能な設備、設備の生産能力および必要な要員
を取得して、生成されたジョブを割り付けるスケジュー
リング手段とを備え、前記スケジューリング手段が、前
記ワークセンタおよびワークセンタグループの山崩しの
可否を参照して、要員を配置するように構成されたこと
を特徴とする生産工程スケジューラによっても達成され
る。
【0015】上記発明において、前記ワークセンタが、
要員のスキルに基づき設定されるのが好ましい。
【0016】また、本発明の好ましい実施態様において
は、前記スケジューリングの結果を示すガントチャート
を表示する表示手段を備え、前記ガントチャート中の設
備の日ごとの稼動パターンが、一意的に決定された色彩
にて表示される。
【0017】或いは、前記ガントチャート中の要員の日
ごとのワークパターンが、一意的に決定された色彩にて
表示されても良い。
【0018】さらに、前記スケジューリングの結果を示
すガントチャートを表示する表示手段を備え、あるオー
ダに対応する一連の工程を実行する設備、および/また
は、特定の工程を実行する設備の代替設備が抽出され、
これを含むガントチャートを前記表示手段に表示するよ
うに構成されても良い。
【0019】また、本発明の目的は、上述したような構
成を実行するためのステップを備えたプログラムを記憶
した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体によ
っても達成される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の
実施の形態にかかる生産工程スケジューラの構成を示す
ブロックダイヤグラムである。図1に示すように、この
実施の形態にかかる生産工程スケジューラ10は、ユー
ザインタフェース12と、キーボードやマウスなどの入
力装置14と、ディスプレイ16と、スケジューラに含
まれる各構成部分の動作を制御する制御部18と、ユー
ザインタフェースを介して与えられたオーダを受理する
オーダ受理部20と、受理されたオーダにしたがって、
最終製品或いはそれに至るまでの中間体を生成するため
の工程であるシリーズを生成するシリーズ生成部22
と、生成されたシリーズに含まれるロット単位のジョブ
を生成するジョブ生成部24と、生成されたシリーズお
よびジョブおよびオーダに基づきスケジューリングを実
行するスケジューリング部26と、シリーズ生成部22
ないしスケジューリング部26などにて使用すべき種々
のデータを記憶したデータベース28とを備えている。
【0021】ユーザインタフェース12は、通信回線な
どを介して外部のホストコンピュータ(図2参照)にも
接続され、ホストコンピュータとの間でデータの授受が
できるようになっている。制御部18は、CD−ROM
やフロッピーディスクなどの可搬記憶媒体、或いは、ハ
ードディスクなどの固定記憶媒体(何れも図示せず)に
記憶されたプログラムに基づき、所定の手順にて上記各
構成部分に必要な指示を与えて、これらを動作させる。
【0022】図2は、この生産工程スケジューラを使用
したコンピュータシステムの構成の一例を示す図であ
る。図2において、生産管理コンピュータ50が、上記
生産工程スケジューラとして機能する。生産管理コンピ
ュータ50、ホストコンピュータ52、および、生産現
場のコンピュータ54、56は、それぞれ、通信回線に
て相互に接続されている。たとえば、ホストコンピュー
タ52にて、製品の種別、個数および納期を含むオーダ
が、通信回線を介して、生産管理コンピュータ50に与
えられると、生産管理コンピュータ50において、スケ
ジューリングが実行され、その結果が、通信回線を介し
て、ホストコンピュータ52および生産現場のコンピュ
ータ54、56に伝達される。生産現場においては、コ
ンピュータ54、56のディスプレイの画面上に、或い
は、印刷物として、伝達された結果に基づく製造指図書
が得られ、現場のオペレータがこれを確認することがで
きる。
【0023】データベース28は、要員およびそのワー
クパターンなどに関する種々の情報を収容する要員系マ
スタ30と、設備およびその稼動パターンなどに関する
種々の情報を収容する設備系マスタ32と、生産パター
ン、ある工程により生成される中間体および最終製品な
どに関する種々の情報を収容する工程系マスタ34と、
工場、設備および要員の休業日や稼働時間を示すカレン
ダー36とを備えている。
【0024】図3は、本実施の形態にかかる生産工程ス
ケジューラ10のデータベース28の構成をより詳細に
示す図である。図3に示すように、要員系マスタ30、
設備系マスタ32および工程系マスタ34は、それぞ
れ、いくつかのマスタを含んでいる。
【0025】要員系マスタ30は、各ワークセンターに
属する要員のワークパターンを示すための要員ワークパ
ターンマスタ301、各ワークセンターに属する要員の
名称やその人数などを示すための要員マスタ302、お
よび、一以上のワークセンターの要員からなるワークグ
ループを示すための要員グループマスタ303から構成
される。設備系マスタ32は、各設備の稼動パターンを
示すための設備稼働パターンマスタ321、各設備の名
称やその稼動に必要な種々の条件を示すための設備マス
タ322、および、別の設備であっても何らかの事情の
ため同時に稼動することが不可能な設備を示すための設
備同時使用不可グループマスタ323から構成される。
また、工程系マスタ34は、各工程の名称を示すための
工程名称マスタ341、各工程にて生成される中間体を
示すための中間体マスタ342、各工程の生産パターン
を示すための生産パターンマスタ343、および、最終
製品を示すための製品マスタ344から構成される。
【0026】また、カレンダー36は、生産現場である
工場の休業日を示す工場カレンダー361、設備ごとの
稼働時間を示す設備カレンダー362、並びに、ワーク
センタごとの就業時間を示す要員カレンダー363から
構成される。
【0027】これらマスタ或いはカレンダーのデータ
は、オペレータが入力装置14を操作することにより、
或いは、ホストコンピュータからのデータを受け入れる
ことにより得ることができる。
【0028】以下、これらマスタなどに含まれるデータ
につきより詳細に説明する。図4は、要員系マスタ30
に含まれる各マスタを構成するデータを示す図である。
図4(a)に示すように、要員ワークパターンマスタ3
01は、ワークパターンの区分けのために用いることが
できるワークパターンコード401、ワークパターンを
識別するためのキーデータとなるワークパターン名称フ
ィールド402、および、ワークパターンの内容を示す
開始時間および終了時間からなるワークパターンテーブ
ル403から構成される。
【0029】図4(a)に示すように、ワークパターン
コード401およびワークパターン名称フィールド40
2には、任意の文字コードを与えることができる。オペ
レータは、入力装置14を用いて、所望の文字列をこれ
らに割り当てることができる。また、図4(b)に示す
ように、ワークパターンテーブル403は、開始時間フ
ィールド404および終了時間フィールド405から構
成される。このワークパターン名称フィールド402
は、後述する要員マスタ302のワークパターンフィー
ルドにリンクされている。
【0030】このようなフィールドにデータ値を与える
ことにより、ワークパターンごとのコード、名称および
(開始時間と終了時間とから構成される)ワークパター
ンの内容を特定することが可能となる。
【0031】図4(c)に示すように、要員マスタ30
は、ワークセンタの区分けのために用いることができ
る要員コード406、ワークセンタを識別するためのキ
ーデータとなる要員名称フィールド407、前述した要
員ワークパターンの何れかとのリンクを示すワークパタ
ーンフィールド408、あるワークセンタ中に含まれる
人数を示す人数フィールド409、スケジューリング時
の山崩しの可否を示す制約フラグ410、後述する要員
グループの何れに所属するかを示す所属グループフィー
ルド411、割付の際の要員に関する優先順位をそれぞ
れ示す優先順位フィールド412〜415、および、デ
ィスプレイ16の画面上に表示されるガントチャート
(たとえば、図25参照)中の要員ヒストグラムのスケ
ールの最大値を示すヒストグラム最大値フィールド41
6から構成される。
【0032】要員コード406および要員名称フィール
ド407には、文字コードが与えられる。また、要員名
称フィールド407は、後述する、要員グループマスタ
303の所属ワークセンタフィールド420にリンクさ
れている。さらに、要員名称フィールド407は、後述
する中間体マスタの設備情報テーブル中の、切替、前準
備、生産、後作業および洗浄の各要員フィールド、後述
する計画データ中のシリーズデータの切替、生産および
洗浄の各要員フィールド、並びに、計画データ中のロッ
トデータの前準備、生産、後作業の各要員フィールドに
リンクされている。
【0033】また、所属グループフィールド411は、
要員グループマスタ303の所属ワークセンタフィール
420と相互にリンクされている。
【0034】制約フラグ410には、「空白」或いは
「制約」の何れかを選択して、割り当てることができ
る。制約フラグ410が「制約」を示す場合には、スケ
ジューリングの際に所定の指定を与えることにより、山
崩しの対象となる。
【0035】また、所属グループフィールド411によ
り、自己が所属する複数の要員グループを指定すること
ができる。なお、このように複数の要員グループを指定
した場合には、スケジューリング時に、このような要員
が消費されると、自己が所属するすべての要員グループ
においても、同じ人数だけ要員が消費されたことにな
る。
【0036】このような要員マスタ302は、要員スキ
ルにしたがって、あるスキル(たとえば、コンピュータ
操作が可能)を有する要員を、ある要員名称(たとえ
ば、要員スキルA)にてまとめておく際に特に有効であ
る。
【0037】また、本実施の形態においては、優先順位
を変更してスケジューリングを実行することにより得た
4種類のシミュレーション結果を保存しておくことが可
能である。したがって、優先順位フィールドは4つ存在
し、それぞれ、メイン(M)、シミュレーション1(S
1)、シミュレーション2(S2)およびシミュレーショ
ン3(S3)に対応している。
【0038】図4(d)に示すように、要員グループマ
スタ303は、要員グループの区分けのために用いるこ
とができるグループコード417、要員グループを識別
するためのキーデータとなるグループ名称フィールド4
18、スケジューリング時の山崩しの可否を示す制約フ
ラグ419、所属する要員群を特定するために、要員マ
スタ302の要員名称フィールドの少なくとも一つとリ
ンクされた所属ワークセンタフィールド420、およ
び、ディスプレイ16の画面上に表示されるガントチャ
ート中の要員ヒストグラムのスケールの最大値を示すヒ
ストグラム最大値フィールド421から構成される。
【0039】なお、以下のマスタを構成するフィールド
の説明においても、特段の説明がないかぎり、要員系マ
スタ30の場合と同様に、そのタイプ(Type)が「文字」
であるフィールド(フィールド)には、文字コードが与
えられ、「選択」であるフィールドは、「空白」或いは
「選択」の何れかを示すデータが与えられ、「正数」で
あるフィールドには正の整数が与えられ、或いは、「小
数」であるフィールドは小数が与えられる。また、「テ
ーブル」と表わされたフィールドには、テーブルが含ま
れている。
【0040】次に、設備系マスタ32につき、より詳細
に説明を加える。図5は、設備系マスタ32に含まれる
各マスタを構成するデータを示す図である。図5(a)
に示すように、設備稼動パターンマスタ321は、設備
の稼動パターンの区分けのために用いることができる稼
動パターンコード501、設備の稼動パターンを識別す
るためのキーデータとなる稼動パターン名称502、お
よび、設備の稼動パターンの内容を示す開始時間および
終了時間からなる稼動パターンテーブル503から構成
される。図5(b)に示すように稼動パターンテーブル
503は、稼動パターンに対応する開始時間フィールド
515および終了時間フィールド516から構成され
る。
【0041】図5(c)に示すように設備マスタ322
は、設備の区分けのために用いることができる設備コー
ド504、設備を識別するためのキーデータとなる設備
名称フィールド505、前述した設備稼動パターン名称
フィールドの何れかとのリンクを示す稼動パターンフィ
ールド506、後述する同時に使用できない設備とのリ
ンクを示す所属グループフィールド507、および、割
付の際の設備に関する優先順位をそれぞれ示す優先順位
フィールド508〜511から構成される。
【0042】設備名称フィールド505は、設備同時使
用不可グループマスタ323の所属設備フィールド、お
よび、中間体マスタ342の設備テーブル中の設備名称
フィールドにリンクされている。さらに、この設備名称
フィールド505は、後述する計画データ中のシリーズ
データの生産ラインフィールド、および、計画データ中
のロットデータの生産ラインフィールドにリンクされて
いる。
【0043】図5(d)に示すように、設備同時不可グ
ループマスタ323は、同時に使用できないグループを
区分けするために使用できるグループコード512、グ
ループを識別するためのキーデータであるグループ名称
フィールド513、および、同時に稼動させない設備群
を指定するためのリンクリストである所属設備フィール
ド514から構成される。この所属設備フィールド51
4には、同時に稼動させない設備名称が含まれ、ここに
登録された設備名称を有する設備が、同時に稼動しない
ようにスケジューリングが実行される。また、この所属
設備フィールド514は、設備マスタ322の所属グル
ープフィールド507と相互にリンクしている。
【0044】次に、工程系マスタ34につき、より詳細
に説明を加える。図6および図7は、工程系マスタ34
に含まれる各マスタを構成するデータを示す図である。
図6(a)に示すように、工程名称マスタ341は、工
程の区分けのために使用できる工程コード601と、工
程を識別するためのキーデータである工程名称フィール
ド602とから構成される。工程名称フィールド602
は、後述する中間体マスタ342の工程名称フィールド
605、並びに、後述する生産パターンマスタ343中
の生産パターンテーブルの自工程フィールド704、後
続工程フィールド705および同一設備選択工程フィー
ルド709にリンクされている。また、この工程名称フ
ィールド602は、後述する計画データ中のシリーズデ
ータの工程名称フィールド、および、計画データ中のロ
ットデータの工程名称フィールドにリンクされている。
【0045】図6(b)に示すように、中間体マスタ3
42は、中間体の区分けのために使用することができる
中間体コード603、ある工程により得られる中間体を
識別するためのキーフィールドである中間体名称フィー
ルド604、この中間体を得るための工程とのリンクを
示す工程名称フィールド605、中間体のロットサイズ
を示すロットサイズフィールド606、ロットの単位を
示す単位フィールド607、ロットナンバーの初期値を
設定するためのロットナンバー(No)初期値フィールド6
08、ロット番号の桁数を指定するロット桁数フィール
ド609、複数の設備への割付の可否を示す複数割付フ
ラグ610、複数の設備に割り付ける場合の設備数を示
す割付数フィールド611、中間体が所属する製品、す
なわち、当該中間体から生成され得る製品とのリンクを
示す所属グループフィールド612、中間体の生産に関
する種々の情報を含む設備情報テーブル613、およ
び、割付の際の中間体に関する優先順位をそれぞれ示す
優先順位フィールド614〜615から構成される。
【0046】中間体名称フィールド604は、後述する
製品マスタ344の所属中間体フィールド714にリン
クされるとともに、後述する計画データ中のシリーズデ
ータの中間体名称フィールドおよび計画データ中のロッ
トデータの中間体名称フィールドにリンクされている。
【0047】単位フィールド607は、個数(たとえ
ば、万個、個、万本、本、Ton、Kg、万錠、錠、万CPお
よびCPなど)を示す所定の単位のうちの何れかとするこ
とができる。また、ロットナンバー初期値フィールド6
08に0以外の値が与えられた場合には、後述するオー
ダデータ中の先頭ロット番号を使用せずに、このロット
ナンバー初期値が使用され、納期の早いものからロット
番号が割り当てられる。
【0048】複数割付フラグ610は、「空白」或いは
「割付」のうちの何れかを選択して、割り当てることが
できる。複数割付フラグ610が「割付」を示す場合に
は、スケジューリングの際に、割付数フィールド611
に与えられた数だけ、オーダに対応した、設備で実行さ
れる工程を示す、一連のロットからなるシリーズが生成
される。なお、スケジューリングにおいては、必ずし
も、割付数フィールド611に与えられた数の設備に
て、ロット(ジョブ)が割り付けられるとは限らない。
たとえば、割付数が2で生産可能な設備の数が2であっ
ても、一方の設備が何らかの原因で使用不可能な場合、
或いは、一方の設備にて実行した方が、早く生産できる
場合には、スケジューリング部26において、複数の設
備による割付は実行されない。また、上述したように、
2つの設備に割り付けた場合でも、ロット番号の逆転が
ないように、その設備にてどのロット番号のジョブ(ロ
ット)を割り付けるかは、小さいロット番号のものが先
に仕上がるようなロジックにて実行される。
【0049】中間体が所属する製品を示す所属グループ
フィールド612において、少なくとも一つ以上の製品
が指定される。また、中間体は、複数の製品の中間体と
なる場合もあるため、当該中間体が所属する製品が複数
ある場合も考えられる。
【0050】図6(c)は設備情報テーブル613をよ
り詳細に示す図である。図6(c)に示すように、設備
情報テーブル613は、中間体を得るための設備とのリ
ンクを示す設備名称フィールド618と、設備の切替に
要する時間、要員およびその人数を示すフィールド61
9〜621、ロットの生産の前準備に要する時間、要員
およびその人数を示すフィールド622〜624、生産
単位あたりに生産できる中間体の数量を示す生産単位数
量フィールド625、生産単位数量を生産する時間、要
員およびその人数を示すフィールド626〜628、ロ
ットの生産の後作業に要する時間、要員およびその人数
を示すフィールド629〜631、並びに、一連のロッ
ト数の生産、すなわち、後に詳述するシリーズにおける
中間体を生産した後の洗浄作業に要する時間、要員およ
びその人数を示すフィールド632〜634から構成さ
れる。
【0051】これらフィールドのうち、要員に関するフ
ィールドは、要員マスタ302の要員名称フィールド
07の何れかとリンクされている。
【0052】図7(a)に示すように生産パターンマス
タ343は、生産パターンの区分けのために使用できる
パターンコード701、生産パターンを識別するための
キーデータであるパターン名称フィールド702、およ
び、生産パターンの内容を示すパターンテーブル703
から構成される。パターン名称フィールド702は、後
述する製品マスタ344の生産パターンフィールド71
とリンクされている。
【0053】図7(b)に示すようにパターンテーブル
703は、自己の工程の名称を特定するために、工程名
称マスタ341中の工程名称フィールド602の何れか
とリンクされた自工程フィールド704、自工程に後続
する工程を特定するために、工程マスタ341中の工程
名称フィールド602の何れかとリンクされた後続工程
フィールド705、自工程と後続工程との接続タイプを
指定するための接続タイプフィールド706、自工程が
終了してから後続する工程が開始するまでの日数を指定
するための後続工程後れ日数フィールド707、自工程
において一つのロットの中間体を生産した後に、次のロ
ットを生産するための遅れ時間を指定するための次ロッ
ト開始後れ時間フィールド708、複数の工程を同一設
備に割り付けるために、工程名称マスタ341中の工程
名称フィールド602の何れかとリンクされた同一設備
選択工程フィールド709、および、最終製品の1ロッ
トに対する生産比率を示すロット比率フィールド710
から構成される。
【0054】接続タイプフィールド706には、「F
S」或いは「SS」の何れかを選択して割り当てること
ができる。このフィールドにおいて「FS」が割り当て
られていた場合には、自工程が終了した後に後続工程が
開始され、その一方、「SS」が割り当てられていた場
合には、自工程が開始すると同時に、後続工程が開始さ
れる。また、ロット比率フィールド710に与えられた
数値は、最終製品1ロットに対して、その「数値」倍の
ロットの中間体が、この工程にて生産されることを示
す。
【0055】図7(c)に示すように、製品マスタ34
4は、製品の区分けのために使用できる製品コード71
1、製品を識別するためのキーデータである製品名称フ
ィールド712、生産パターンを特定するために、生産
パターンマスタ343のパターン名称フィールド702
の何れかとリンクされた生産パターンフィールド71
3、製品を生産するために必要な中間体を特定するため
に、中間体マスタ342の中間体名称フィールド604
のうちの少なくとも一つとリンクされた所属中間体フィ
ールド714、および、割付の際の製品に関する優先順
位をそれぞれ示す優先順位フィールド715〜718か
ら構成されている。
【0056】製品名称フィールド712は、計画データ
中のオーダデータの製品名称フィールド(図13参
照)、計画データ中のシリーズデータの製品名称フィー
ルド(図15参照)、および、計画データ中のロットデ
ータの製品名称フィールド(図16参照)にリンクされ
ている。
【0057】工場カレンダー361においては、生産現
場の休日が特定されている。また、設備カレンダー36
2においては、設備マスタにて設定された設備ごと(設
備名称フィールドごと)の稼動時間を設定することがで
きる。設備カレンダー363においては、工場カレンダ
ー361にて特定された休日を除く日に、設備マスタ3
22に設定されたデータ(稼動パターンフィールド50
6のデータ)に基づく作業時間の初期値が与えられてい
る。図8は、ディスプレイ16の画面上に表示された設
備カレンダーの一例を示す図である。図8においては、
設備名称欄801、カレンダー欄802のほか、設備稼
動パターン欄803が設けられている。設備名称欄80
1には、設備マスタ322のある設備名称フィールド5
05に含まれる、ある設備名称が表示される。
【0058】また、設備稼動パターン欄803には、設
備稼動パターンマスタ321の稼動パターン名称フィー
ルド502の各々に含まれる稼動パターン名称が表示さ
れる。なお、稼動パターンと、表示される欄のバックカ
ラーとは一意的に対応するようになっている。したがっ
て、カレンダー欄802においても、稼動パターンにし
たがったカラーが用いられて表示され、かつ、後述する
ガントチャートにおいても、稼動パターンにしたがった
カラーが用いられて表示される。
【0059】図9は、ディスプレイ16の画面上に表示
された設備稼動パターンマスタの内容の一例を示す図で
ある。図9に示すように、稼動パターン名称に対応し
て、稼動パターンのバックカラーが特定されている。こ
のバックカラーは、オペレータが入力装置14を操作す
ることにより、任意に設定することが可能である。
【0060】オペレータが、カレンダー欄802の何れ
かの日を指定して、所望の稼動パターンと対応付ける
と、その日の稼動パターンが、対応付けられた稼動パタ
ーンに変更され、かつ、その日に対応する部分(たとえ
ば、符号804)のバックカラーが、変更された稼動パ
ターンに対応するものに変更される。
【0061】要員カレンダー363では、ワークセンタ
ごと(要員名称フィールドごと)の時間ごとの作業可能
な人数を設定することができる。要員カレンダー363
においては、工場カレンダー361にて特定された休日
を除く日に、要員マスタ302に設定されたデータ(ワ
ークパターンフィールド408のデータ)に基づく作業
時間の初期値、および、要員マスタ302中の人数フィ
ールドに設定された人数の初期値が与えられている。
【0062】図10は、ディスプレイ16の画面上に表
示された要員カレンダーの一例を示す図である。要員カ
レンダーにおいては、日ごと或いは時間帯ごとに、より
詳細な人数を設定することが可能である。たとえば、図
11に示すように、ある日を指定することにより、その
日のパターンおよび時間帯ごとにその要員に含まれる人
数を設定することができる。
【0063】また、設備カレンダーと同様に、要員カレ
ンダーのカレンダー欄1001の日ごとのバックカラー
は、ワークパターンと一意的に対応するようになってい
る。
【0064】なお、前述したように、本実施の形態にお
いては、4種類のシミュレーション結果を保存しておく
ことが可能である。これに対応して、休日カレンダーは
4つ設けられ、かつ、設備カレンダーおよび要員カレン
ダーも、4つのシミュレーションのそれぞれに対応する
ように、設備ごとおよび要員名称ごとに、それぞれ4つ
設けられている。
【0065】さて、オペレータが入力装置14を操作す
ることにより、或いは、ホストコンピュータからデータ
が与えられることにより、マスタおよびカレンダーのデ
ータが設定されると、オーダを受け入れることにより、
生産工程のスケジューリングが可能な状態となる。
【0066】図12は、本実施の形態にかかる生産工程
スケジューラにより実行される一連の処理の流れを示す
フローチャートである。まず、オペレータが入力装置1
4を操作して、オーダをホストコンピュータから受理す
るように指示を与えると、制御部18は、ユーザインタ
フェース12を介して、ホストコンピュータに、必要な
オーダを転送するように指示を与える。このようにし
て、ホストコンピュータからオーダが転送されると、こ
れが、ユーザインタフェース12を介して、オーダ受理
部20に受理される(ステップ1201)。
【0067】図13は、ホストコンピュータから与えら
れるオーダを構成するデータを示す図である。図13に
示すように、オーダは、オーダの区分けのために用いる
ことができるオーダコード1301、オーダを認識する
ためのキーデータであるオーダ名称フィールド130
2、最終的に得たい製品の名称を示す、製品マスタ34
4の製品名称フィールド712の何れかとリンクされた
製品名称フィールド1303、生産数量を示す生産数量
フィールド1304、最も遅い仕上日、すなわち、納期
を示す最遅仕上日フィールド1305、最も早い生産着
手日を示す最早開始日1306、オーダの優先順位を示
す優先順位フィールド1308から構成される。
【0068】通常は、上述した一連のデータ群であるオ
ーダが、一括的に、ホストコンピュータから複数与えら
れ、オーダ受理部20に受理される。
【0069】オーダが受理されると、このオーダが、オ
ーダ受理部20からシリーズ生成部22に転送される。
シリーズ生成部22は、オペレータによる入力装置14
の所定の操作に応答して、シリーズを生成する(ステッ
プ1202)。一般的に、製品はいくつかの生産工程を
経ることにより得られる。そこで、材料から製品が得ら
れるまでに通過しなければならない工程と、その必要数
量をオーダごとに生成する必要がある。本実施の形態に
おいては、オーダごとに生成される工程をそれぞれシリ
ーズと称している。このように、オーダに基づきシリー
ズを生成することにより、後述するロットまとめが可能
となり、ロット(ジョブ)の設備への割付を最適化する
ことができる。
【0070】図14は、シリーズ生成部22にて実行さ
れる処理を示すフローチャートである。この処理におい
ては、ホストコンピュータから与えられたオーダおよび
工程系マスタ34(工程名称マスタ341〜製品マスタ
344)が用いられる。
【0071】シリーズ生成部22は、まず、あるオーダ
中の製品名称フィールド1303を参照して、製品マス
タ344の製品名称フィールド712中の対応する製品
名称を検索する(ステップ1401)。次いで、検索さ
れた製品名称を含む製品マスタ344中の所属中間体フ
ィールド714を参照して、この製品を作るための中間
体群を特定する(ステップ1402)。このような処理
が終了すると、得られた中間体ごとに必要なデータが生
成されて、最終製品を得るために必要な中間体ごとのシ
リーズが作成される(ステップ1403)。
【0072】図15は、スケジューリングに用いる計画
データ中のシリーズデータを示す図である。これらのう
ち、符号1501にて示したものが、ステップ1403
にて生成されるデータである。これらのうち、オーダ名
称、製品名称はオーダから与えられ、工程名称、中間体
名称は中間体マスタ342から与えられる。生産ロット
数は、オーダの数量と、中間体マスタ342中のロット
サイズと、生産パターンマスタ343中の生産パターン
のロット数比率から自動的に計算される。また、シリー
ズ名称は、シリーズ生成部22により、その名称が一意
的になるように自動的に付与される。
【0073】すべてのシリーズについて、必要なデータ
(図15の符号1501参照)が生成されると(ステッ
プ1403)、シリーズ生成部22は、すべてのオーダ
について、シリーズを作成したか否かを判断し(ステッ
プ1404)。ノー(No)である場合には、次のオーダを
特定して(ステップ1405)、ステップ1401に戻
る。その一方、すべてのオーダに関してシリーズを生成
した場合には(ステップ1404でイエス(Yes))、生
産パターンマスタ343および工程名称マスタ341を
参照して、それぞれの前後関係を特定することにより、
シリーズ相互の前後関係を特定する(ステップ140
6)。このようにして、オーダごとの各工程であるシリ
ーズが生成される。
【0074】得られたシリーズに関するデータは、ジョ
ブ生成部24に与えられる。ジョブ生成部24は、オペ
レータによる入力装置14の所定の操作に応答して、ス
ケジューリング時の割付単位となるロット(ジョブ)を
作成する。一般的には、1つのシリーズから複数のロッ
ト(ジョブ)が生成される。より詳細には、ジョブ生成
部24にて生成されるロット数は、以下の(1)式にて
求められる。
【0075】ロット数=シリーズの生産数量/中間体ロ
ットサイズ ・・・・(1)なお、この(1)式にて求
めたロット数が小数点を伴う場合には、切り上げること
により正数であるロット数を求める。また、中間体ロッ
トサイズ606が0(ゼロ)である場合には、ロット数
は1となる。すなわち1ロットのみ生成される。
【0076】ジョブ生成部24は、与えられたシリーズ
および中間体マスタ342を参照して、必要なデータを
生成して、ロットを作成する。図16は、スケジューリ
ングに用いる計画データ中のロットデータを示す図であ
る。これらのうち、符号1601いて示したものが、ジ
ョブ生成部24により得られるデータである。これらデ
ータのうち、ロットサイズは、中間体マスタ342のデ
ータに基づき、それ以外のデータは、シリーズに基づい
ている。なお、ロットサイズが0(ゼロ)の場合には、
シリーズの生産数量は、ロットサイズと等しくなる。
【0077】このようにしてロットのデータが生成され
ると、オペレータが入力装置14にて所定の操作をする
ことに応答して、制御部18によりスケジューリング部
26が起動される。図17に示すように、スケジューリ
ング部26は、割付順序設定部261と、割付部262
とから構成される。なお、スケジューリング部26によ
りスケジューリングが実行される前に、オペレータによ
り、シリーズごとの最早開始日(図15の符号1502
参照)、優先順位(符号1503参照)や、オーダの最
遅仕上日など、割付順序の設定に関わるデータを入力す
ることが可能となっている。また、スケジューリング部
26が起動された際に、オペレータは、どの優先順位を
使って割付順序を決定するかを決定することが可能であ
る。
【0078】割付順序設定部261は、オーダに含まれ
るオーダ最遅仕上日(納期)1305、オーダ最早開始
日1306およびオーダ優先順位1308、シリーズに
含まれる最早開始日1502および優先順位1503
並びに、マスタ中の優先順位、製品優先順位(シミュレ
ーションに対応した715〜718の何れか)、中間体
優先順位(シミュレーションに対応した614〜617
の何れか)、設備優先順位(シミュレーションに対応し
た508〜511の何れか)および要員優先順位(シミ
ュレーションに対応した412〜415の何れか)を用
いて、割付の順序を決定する(ステップ1701)。
【0079】割付順序が決定すると、スケジューリング
部26の割付部262は、決定された割付順序にしたが
って、シリーズを取り出す。取り出されたシリーズは、
中間体マスタ342の設備情報テーブルなどを参照し
て、シリーズ中のロット(ジョブ)の割付可能な設備、
設備の生産能力および必要な要員数を取得する(ステッ
プ1702、1703)。必要な情報が取得されると、
設備カレンダー362および要員カレンダー363、並
びに、設備の割付状況および要員の割付状況に基づき、
ジョブが割り付けられる(ステップ1704)。なお、
スケジューリング部26による処理によって、図15の
符号1504、1505に示すデータ、および、図16
の符号1602に示すデータが生成される。
【0080】このようにして、図12に示すオーダの受
理(ステップ1201)、シリーズの生成(ステップ1
202)、ロット(ジョブ)の生成(ステップ120
3)およびスケジューリング(ステップ1204)を実
現することができる。
【0081】次に、本実施の形態にかかるマスタの構成
およびシリーズの生成に基づきなされるスケジューリン
グの特徴につき、説明を加える。
【0082】前述したように、要員マスタ302および
複数の要員の所属を示す要員グループマスタ303を備
えている。
【0083】要員マスタ302においては、ある要員名
称(ワークセンタ)に属する要員の人数や山崩しの可否
を示す制約フラグが含まれ、かつ、要員グループマスタ
303においては、ある要員グループ名称に属するワー
クセンタの名称(要員名称)や、その要員グループの山
崩しの可否を示す制約フラグが含まれている。このた
め、本実施の形態においては、要員スキル(たとえば、
要員がコンピュータ操作が可能であること)にしたがっ
て、適切に設備に要員を配置させることができる。
【0084】たとえば、設備A〜Cは、高度に自動化さ
れており、特定のスキルをもった作業員でなければ、そ
れらの設備を稼動することができない場合を考える。こ
のような場合に、当該スキルを有する作業員が、(手が
空いている場合には、)特定のスキルを必要としない設
備D〜Hを稼動させるための作業員になり得るというこ
とが、生産現場ではしばしば生じる。
【0085】本実施の形態においては、要員および要員
グループという考えを導入することにより、上述したよ
うな生産現場でしばしば生じるような作業員の配置を実
現することができる。より詳細には、図18に示すよう
に、要員マスタ320のデータ設定の際に、特定のスキ
ルを持った要員のワークセンタである「ワークセンタ
A」という要員名称フィールド407に対応する制約フ
ラグ410を「制約」に設定し、かつ、当該スキルを有
しない要員のワークセンタである「ワークセンタB」と
いう要員名称フィールド407に対応する制約フラグ4
10を「空白」に設定する。さらに、要員グループマス
タ321のデータ設定の際に、「ワークセンタA」およ
び「ワークセンタB」を所属ワークセンタ420とする
要員グループである「ワークセンタグループα」を設定
し、対応する制約フラグ419を「制約」に設定する。
【0086】設備D〜Hに関して、優先順位にしたがっ
て、設備D、E、Hに「ワークセンタB」の要員がすべ
て割り付けられ、その一方、次に要員を割り付けるべき
設備Gに関して、「ワークセンタB」には割り付けられ
る要員が存在しない場合を考える。このような場合であ
っても、本実施の形態においては、「ワークセンタB」
が所属する「ワークセンタグループα」中の山崩し可能
な他のワークセンタが探し出される。図18の例では、
「ワークセンタグループα」中の他のワークセンタであ
る「ワークセンタA」が山崩し可能であるため、「ワー
クセンタA」の要員を、設備Gに割り付けることが可能
となる。
【0087】また、本実施の形態においては、オーダに
基づき、シリーズ生成部22により、シリーズが生成さ
れる。これにより、生産効率を向上させるために生産現
場にてしばしば行われるロットまとめ生産を考慮したス
ケジューリングを実現することが可能となる。従来のス
ケジューラにおいては、工程間の結びつき(縦の結びつ
き)が考慮されていたが、ある工程においてロットをま
とめて生産するような横の結びつきが考慮されていなか
った。本実施の形態においては、この点を考慮したスケ
ジューリングが実現できる。
【0088】より詳細には、中間体マスタ342の複数
割付フラグ610および割付数フィールド611にて、
ロットまとめの度合いを設定することにより、シリーズ
の生成の際に、設定されたロットまとめの度合いが考慮
される。たとえば、複数割付フラグ610を「空白」に
設定することにより、オーダに応じてその中間体を生産
するための工程は、一つの設備にてまとめて実行され
る。
【0089】図19は、本実施の形態にかかるロットま
とめを説明するための図である。図19(a)は、従来
の生産工程スケジューラにおいてロットまとめを考慮せ
ずにスケジューリングを行った結果を示し、その一方、
図19(b)は、本実施の形態にかかるスケジューラに
おいてロットまとめを考慮してスケジューリングを行っ
た結果を示す。図19(b)に示すように、本実施の形
態においては、オーダに応じてある中間体を生産する工
程がシリーズとして把握される。このため、工程1にお
いて、単一の設備において、必要なロット数(この例で
は4ロット)の中間体を順次生産するようなスケジュー
リングが可能となる。また、工程3においても、オーダ
に応じた他の中間体を生産する工程がシリーズとして把
握され、必要なロット数の当該他の中間体が、隙間なく
生産されるようになっている。
【0090】また、図30(a)に示すように、従来の
生産工程スケジューラにおいて、複数のロット(ロット
番号100〜103)を一つのロット(ロット番号20
0)にまとめて、まとめられた一つのロット(ロット番
号200)を割り付ける場合には、要員(図30(c)
参照)を考慮して、連続して要員を確保できる位置を探
して、このロット(ロット番号200)が配置される。
すなわち、ロットを一つにまとめることにより、結果的
に、全体の計画が遅れてしまうという問題点がある。
【0091】これに対して、本実施の形態においては、
ある設備で実行される工程を示すロットからなるシリー
ズが生成され、このシリーズにおいて、要員を確保でき
る位置を考慮して、個々のロットが配置されるようにな
っている。このため、図30(b)に示すように、ロッ
ト番号100〜102のロットは、連続して配置され、
ロット番号103のロットは、要員を確保できる位置
に、若干の間隔をおいて配置されるようになっている。
このようにして、本実施の形態においては、全体の計画
を遅らせることなく、適切にロット(ジョブ)を配置す
ることが可能となる。
【0092】なお、本実施の形態においても、上記中間
体マスタの複数割付フラグを「割付」に設定し、割付数
を指定することにより、図20に示すように、ある中間
体を生産する工程(工程2)を複数の設備にて実行する
ようなスケジューリングを実現することもできる。これ
により、ボトルネックが存在する場合に、これを解消し
たようなスケジューリングを実現することが可能とな
る。また、ロットの逆転が生じないようなスケジューリ
ングを実現することも可能となる。
【0093】さらに、実際のプロセスによっては、前工
程の複数ロット分が、後工程の1ロット分に相当する場
合或いはその逆の場合がある。このような場合には、前
工程にて複数ロット分の中間体が生産されて、はじめて
次の工程の中間体の生産が可能となり、或いは、前工程
にて1ロットの中間体が生産されることにより、次の構
成の複数ロット分の中間体の生産が可能となる。したが
って、スケジューリングにおいても、このような解を求
める必要がある。
【0094】本実施の形態においては、生産パターンマ
スタ343の生産パターンテーブル703中に、ロット
比率フィールド710が設けられている。これにより、
自工程704にて生産される中間体が、最終製品1ロッ
トに対して、何ロット必要であるかを特定することがで
きる。たとえば、図21に示すように、工程1(前工
程)に関するロット数比率が4で、工程2(自工程)に
関するロット数比率が1である場合には、工程1にて4
ロット分の中間体が生産された後に、はじめて、工程2
が開始されるようにスケジューリングすることができ
る。
【0095】さらに、設備同時使用不可グループマスタ
323に、同時使用が不可能な設備名称をリンクさせて
おくことにより、本来同時に使用不可能な設備(設備A
〜設備C)が使用されることなく(図22(a)参
照)、適切なスケジューリングを実現することができる
(図22(b)参照)。また、生産パターンマスタ34
3の生産パターンテーブル703中の後続工程遅れ日数
フィールドに所定の数値を設定することにより、次の工
程が開始する日付を調整することができる(図23参
照)。
【0096】図12に戻って、ステップ1204のスケ
ジューリングが終了し、後述するガントチャートがディ
スプレイ16の画面上に表示されると、オペレータは、
これを評価して、調整が必要であるかどうかを判断する
(ステップ1205)。必要である場合には、マスタや
カレンダーのデータを変更して(ステップ1206)、
再度スケジューリングを実行することができる。ここ
で、オペレータは、後述するガントチャート中の任意の
ジョブを移動することができ、移動したジョブに基づ
き、再度スケジューリングを実行することができる。ま
た、オーダなどの計画データを変更して、再度スケジュ
ーリングを実行することもできる。
【0097】前述したように、本実施の形態において
は、スケジューリングにより得られた4種類のシミュレ
ーション結果を保持することができる。したがって、オ
ペレータは、必要な回数だけスケジューリングを実行し
て、これらを比較して(ステップ1207)、最良のも
のを決定することができる。
【0098】オペレータが入力装置14を操作すること
にしたがって、決定されたスケジューリング結果は、ホ
ストコンピュータ(図2の符号52)に転送されるとと
もに、生産現場のコンピュータ54、56においても、
スケジューリング結果を参照することができる(ステッ
プ1208)。また、生産現場においては、スケジュー
リング結果に基づく製造指図書が作成される。
【0099】図24は、ホストコンピュータから受理し
たオーダの一例を示す図である。図24において、横軸
の項目は、図13のオーダの各フィールドに対応してい
る。このようなオーダに基づきスケジューリングを実行
することにより得られ、ディスプレイ16の画面上に表
示されたガントチャートの一例を図25に示す。
【0100】図25に示すように、上欄2501には生
産予定が示され、その一方、下欄2502には要員ヒス
トグラムが示される。上欄2501において、設備ごと
の生産日程計画が表示される。たとえば、4月1日に、
設備1においては、中間体「製品10−01−1」のロット
番号011のジョブが実行されて、この中間体が生産され
(欄2503参照)、設備2においては、他の中間体
「製品26−01−1」のロット番号087および088のジョブ
が実行され(欄2504、2505参照)、他の中間体
が生産されていることがわかる。また、各設備における
日ごとのジョブを示す欄(たとえば、欄2503〜25
05)は、設備の稼動パターンに対応したバックカラー
にて表示されるようになっている。
【0101】さらに、本実施の形態においては、ガント
チャート中のシリーズを選択して、そのシリーズの作成
の基礎となったオーダに関する設備をすべて抽出するこ
とができる。たとえば、図25において、シリーズ25
06を指定して、所定の指示がオペレータから与えられ
ると、シリーズ2506の作成の基礎となったオーダに
関する設備が抽出されて、抽出された設備を含むガント
チャートがディスプレイ16の画面上に表示される。図
26は、このようにして表示された画像の一例を示す図
である。このように、本実施の形態においては、従来の
スケジューラのような2種類のガントチャート(設備ガ
ントチャートおよびロットガントチャート)を統合し、
オペレータがその内容を確認、或いは、修正するのが容
易になっている。
【0102】また、本実施の形態においては、シリーズ
を選択して、このシリーズにかかる中間体を生産可能な
代替設備を抽出することができる。たとえば、図27に
示すように、「設備07」に含まれるあるシリーズ(こ
こでは、単一のロット(ジョブ)から構成されている)
2701を指定して、代替設備の抽出を示す指示が入力
されると、生産工程スケジューラ10の制御部18は、
マスタ(たとえば、設備マスタ322)を参照して、代
替設備を抽出する。これにより、図28に示すように、
このシリーズに含まれるロットを生産できる(ジョブを
実行できる)設備(「設備02」)を含むガントチャー
トがディスプレイ16の画面上に表示される。
【0103】さらに、本実施の形態においては、上記オ
ーダに関する設備の抽出および代替設備の抽出の双方を
実行して、抽出された設備を含むガントチャートがディ
スプレイ16の画面上に表示される(図29参照)。
【0104】本実施の形態によれば、あるオーダに応答
したある中間体を生産するための工程をシリーズとして
把握し、オーダに基づくシリーズを生成した後に、シリ
ーズ中のロット(ジョブ)を生成するようにしている。
このため、いわゆるロットまとめを考慮したスケジュー
リングを実現することが可能となる。また、シリーズを
生成することにより、設備にジョブを適切にかつ効率よ
く割り付けることも可能となる。さらに、工程間のロッ
ト数比率を設定することにより、さらに適切にかつ効率
よく設備にジョブを配置することが可能となる。
【0105】また、本実施の形態によれば、ある要員
(ワークセンター)の上位に、これらをグループ化した
要員グループを設けている。これにより、要員(ワーク
センター)を、スキルなどの分類にしたがって、設定す
ることができ、これにより、要員を適切に配置すること
が可能となる。
【0106】さらに、本実施の形態によれば、マスタに
データを設定することにより、ある工程を複数の設備に
割り付け、同時に使用不可能な設備を特定し、および/
または、次工程(後続工程)の開始時期を所望のように
遅れさせたりすることが可能となる。
【0107】また、本実施の形態によれば、ガントチャ
ート上で、あるオーダに関連する設備を抽出し、および
/または、あるシリーズに関連する設備の代替設備を抽
出することも可能である。
【0108】さらに本実施の形態においては、設備カレ
ンダーや要員カレンダー中の日ごとのワークパターン
に、バックカラーを一意的に対応させ、ガントチャート
上でも、対応するバックカラーを用いて、日ごとのワー
クパターンを表示することができる。これにより、オペ
レータは、ガントチャートを見ることにより、そのワー
クパターンをより適切に把握することが可能となる。
【0109】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0110】たとえば、前記実施の形態においては、生
産工程スケジューラは、生産管理コンピュータ50に搭
載され、生産管理コンピュータ50にて得られたスケジ
ュールが生産現場のコンピュータ54、56に伝達され
るようになっているが、これに限定されるものではな
く、上記コンピュータ54、56が、生産管理コンピュ
ータ50中のデータベースの内容(たとえば、マスタ)
やオーダの内容を参照できるようにしても良いし、或い
は、上記コンピュータ54、56により、生産工程スケ
ジューラを作動させることができるようにしても良い。
【0111】また、前記実施の形態において、生産工程
スケジューラのデータベースに収容されたマスタのデー
タは全て必要なものではない。すなわち、必要な機能に
応じて設ければ足りる。さらに、必要に応じて、マスタ
にフィールドを加えても良い。たとえば、生産パターン
マスタ343の生産パターンテーブル703において、
図7(b)に示すものに、後続工程が開始されるまでの
遅延時間を示す後続工程遅れ時間フィールドを付加し、
より細かな生産パターンの設定ができるようにしても良
い。或いは、中間体マスタ342において、図6(b)
に示すものに、ロット丸めの可否を示すためのロット丸
めフラグを付加しても良い。このロット丸めフラグは、
「丸め」或いは「空白」の何れかを設定することができ
る。「丸め」に設定されているときに、「オーダ数量/
ロットサイズ」が割り切れないと、ロット作成時に、最
終ロットをロットサイズに丸めることが可能となる。
【0112】さらに、前記実施の形態においては、要員
系マスタおよび設備系マスタに基づく種々の情報(たと
えば、稼動パターンおよびワークパターン)を初期値と
する要員カレンダーおよび設備カレンダーを設け、要員
カレンダーおよび設備カレンダーのデータをより詳細に
設定して、このデータをスケジューリングに用いている
がこれに限定されるものではない。たとえば、カレンダ
ーを設けることなく、マスタのデータを直接参照して、
スケジューリングを実行しても良い。
【0113】また、本実施の形態においては、オーダは
ホストコンピュータから与えられているが、これに限定
されるものではなく、オペレータが入力装置を操作して
入力しても良い。また、ホストコンピュータからオーダ
が与えられた場合にも、その追加、削除或いは編集をす
ることも可能である。
【0114】さらに、前記実施の形態においては、オー
ダがホストコンピュータから与えられ、生産管理コンピ
ュータに設けられた生産工程スケジューラにより、オー
ダが受理されて、これに基づき、シリーズおよびロット
が生成され、スケジューリングが実行されている(図1
および図2参照)が、これに限定されるものではない。
たとえば、ホストコンピュータにて、シリーズおよびロ
ットを生成して、得られたデータ(計画データ)を生産
管理コンピュータに転送し、生産管理コンピュータによ
りスケジューリングが実行されても良い。
【0115】また、本明細書において、中間体とは、最
終製品を得るために生産されるすべてのもの(たとえ
ば、部品、最終製品の一部分)を含む。したがって、薬
品などの化学製品の生産工程のスケジューリングのみな
らず、機械、電気製品などの生産工程のスケジューリン
グにも適用できることは言うまでもない。
【0116】さらに、本明細書において、手段とは必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0117】
【発明の効果】本発明によれば、設備への割付を適切化
して、設備の効果的な使用が実現できる生産工程スケジ
ューラを提供することが可能となる。
【0118】また、本発明によれば、生産現場の制約、
特に、要員の制約を考慮して、適切にスケジューリング
が可能な生産工程スケジューラを提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかる生産工
程スケジューラの構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】 図2は、本実施の形態における生産工程スケ
ジューラを配置したシステムの構成を概略的に示す図で
ある。
【図3】 図3は、本実施の形態にかかるデータベース
の構成をより詳細に示す図である。
【図4】 図4は、要員系マスタに含まれる各マスタを
構成するデータを示す図である。
【図5】 図5は、設備系マスタに含まれる各マスタを
構成するデータを示す図である。
【図6】 図6は、工程系マスタに含まれる各マスタを
構成するデータを示す図である。
【図7】 図7は、工程系マスタに含まれる各マスタを
構成するデータを示す図である。
【図8】 図8は、ディスプレイの画面上に表示された
設備カレンダーの一例を示す図である。
【図9】 図9は、ディスプレイの画面上に表示された
設備稼動パターンマスタの内容の一例を示す図である。
【図10】 図10は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた要員カレンダーの一例を示す図である。
【図11】 図11は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた要員カレンダーの一例を示す図である。
【図12】 図12は、本実施の形態にかかる生産工程
スケジューラにより実行される一連の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図13】 図13は、ホストコンピュータから与えら
れるオーダを構成するデータを示す図である。
【図14】 図14は、シリーズ生成部にて実行される
処理を示すフローチャートである。
【図15】 図15は、スケジューリングに用いる計画
データ中のシリーズデータを示す図である。
【図16】 図16は、スケジューリングに用いる計画
データ中のロットデータを示す図である。
【図17】 図17は、本実施の形態にかかるスケジュ
ーリング部26の構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図18】 図18は、本実施の形態にかかる、要員ス
キルを考慮したスケジューリングを説明するための図で
ある。
【図19】 図19は、本実施の形態にかかるロットま
とめを説明するための図である。
【図20】 図20は、本実施の形態にかかる、複数設
備への割付を説明するための図である。
【図21】 図21は、本実施の形態にかかる、工程間
のロット数比率を考慮したスケジューリングを説明する
ための図である。
【図22】 図22は、本実施の形態にかかる、同時に
使用不可能な設備を考慮したスケジューリングを説明す
るための図である。
【図23】 図23は、本実施の形態にかかる、次工程
の開始日を考慮したスケジューリングを説明するための
図である。
【図24】 図24は、ホストコンピュータから受理し
たオーダの一例を示す図である。
【図25】 図25は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた画像の一例を示す図である。
【図26】 図26は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた画像の一例を示す図である。
【図27】 図27は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた画像の一例を示す図である。
【図28】 図28は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた画像の一例を示す図である。
【図29】 図29は、ディスプレイの画面上に表示さ
れた画像の一例を示す図である。
【図30】 図30は、本実施の形態にかかるロットま
とめを説明するための図である。
【符号の説明】
10 生産工程スケジューラ 12 ユーザインタフェース 14 入力装置 16 ディスプレイ 18 制御部 20 オーダ受理部 22 シリーズ生成部 24 ジョブ生成部 26 スケジューリング部 28 データベース 30 要員系マスタ 32 設備系マスタ 34 工程系マスタ 36 カレンダー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−271855(JP,A) 特開 平8−16665(JP,A) 特開 平7−141435(JP,A) 特開 平5−174027(JP,A) 特開 平7−105288(JP,A) 特開 平7−114599(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備及び納期に基づき、各設備にジョブ
    を割り付けて、得るべき最終製品の生産日程計画を作成
    する生産工程スケジューラであって、 設備の稼動パターンマスタ及び設備マスタを含む設備系
    マスタと、 製品の生産パターンマスタ、製品の生産途中に生産され
    る中間体に関する中間体マスタ、製品マスタ、及び、工
    程名称マスタを含む工程系マスタとを備え、 前記稼動パターンマスタが、設備の稼動開始時間及び稼
    動終了時間を含み、 前記設備マスタが、設備名称、及び、当該設備における
    稼動パターンを特定するため前記稼動パターンマスタへ
    のリンクを含み、 前記工程名称マスタが、工程名称を含み、 前記生産パターンマスタが、生産パターンを構成する工
    程の前後関係を示すように、自己の工程の工程名称、及
    び、後続する工程の工程名称を特定するための前記工程
    名称マスタへのリンクを含む生産パターンテーブルを含
    み、 前記中間体マスタが、工程を特定するための前記工程名
    称マスタへのリンク、設備を特定するための前記設備マ
    スタへのリンクを含む設備情報テーブル、及び、中間体
    のロットサイズを含み、 前記製品マスタが、当該製品の生産途中に生産される1
    以上の所属中間体をそれぞれ示す前記中間体マスタへの
    リンク、及び、前記生産パターンマスタへのリンクを含
    み、 さらに、 製品の名称、数量及び納期を含むオーダを受理するオー
    ダ受理手段と、 前記オーダ受理手段にて受理されたオーダごとに、前記
    製品マスタを参照して、前記オーダに含まれる製品に対
    応する1以上の所属中間体を特定するとともに、前記中
    間体マスタを参照して、当該所属中間体のそれぞれのロ
    ットサイズを取得し、それぞれが、前記オーダに含まれ
    る数量及び前記中間体マスタに含まれるロットサイズに
    基づいたロット数の、スケジューリング時の割付単位で
    あるロットを含む、前記中間体のうちの何れかを得るた
    めの1以上のシリーズを生成するシリーズ生成手段と、 前記中間体マスタ及び前記設備マスタを参照して、各シ
    リーズにおいて得るべき中間体を生産する設備を特定す
    るとともに、前記稼動パターンマスタを参照して、当該
    特定された設備の開始時間及び終了時間を取得し、前記
    製品マスタ、前記中間体マスタ及び前記生産パターンマ
    スタを参照して、生産パターンにおける工程の前後関係
    を特定し、前記オーダに含まれる納期、前記取得した設
    備の開始時間及び終了時間、及び、前記工程の前後関係
    を用いて、当該特定された設備において生産すべき中間
    体のロットを生産するためのジョブをガントチャートに
    割り付けるスケジューリング手段とを備え、前記スケジ
    ューリング手段が、シリーズに含まれるロットを生産す
    るためのジョブが連続的に実行されるように、割り付け
    を実行することを特徴とする生産工程スケジューラ。
  2. 【請求項2】 前記工程系マスタの中間体マスタが、複
    数の設備にて中間体を生産すべきか否かを示すフラグ及
    びその割付数を含み、 前記シリーズ生成手段が、ある中間体に関する中間体マ
    スタ中、前記フラグにより複数の設備にて中間体を生産
    すべき場合に、当該中間体を、前記割付数にしたがった
    複数の設備にて生産するような、複数のシリーズを生成
    することを特徴とする請求項1に記載の生産工程スケジ
    ューラ。
  3. 【請求項3】 前記工程系マスタの中間体マスタが、最
    終製品に対する中間体の生産比率を示す情報を含み、前
    記スケジューリング手段が、前記生産比率に応じて、ロ
    ットをガントチャートに割り付けるように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の生産工程スケジ
    ューラ
  4. 【請求項4】 さらに、要員およびそのワークパターン
    に関する情報を収容する要員系マスタを備え、 前記要員系マスタが、ワークセンタの区分けに用いる要
    員コード、要員名称、その人数、及び、ワークセンタご
    との山崩しの可否を示す制約フラグを含む要員マスタを
    含み、 前記スケジューリング手段が、前記要員マスタ中の制約
    フラグを参照して、要員を、前記ガントチャートに割り
    付けるように構成されたことを特徴とする請求項1ない
    し3の何れか一項に記載の生産工程スケジューラ。
  5. 【請求項5】 前記要員マスタが、要員のスキルにした
    がってまとめられたワークセンタの要員コード、要員名
    称、その人数、及び、制約フラグを含むことを特徴とす
    る請求項4に記載の生産工程スケジューラ。
  6. 【請求項6】 前記ロットが割り付けられたガントチャ
    ートを表示する表示手段を備え、前記ガントチャート中
    の設備の日ごとの稼動パターンが、一意的に決定された
    色彩にて表示されるように構成されたことを特徴とする
    請求項1ないし5の何れか一項に記載の生産工程スケジ
    ューラ。
  7. 【請求項7】 前記ロットが割り付けられたガントチャ
    ートを表示する表示手段を備え、前記ガントチャート中
    の要員の日ごとのワークパターンが、一意的に決定され
    た色彩にて表示されるように構成されたことを特徴とす
    る請求項1ないし6の何れか一項に記載の生産工程スケ
    ジューラ。
  8. 【請求項8】 設備及び納期に基づき、各設備にジョブ
    を割り付けて、得るべき最終製品の生産日程計画を作成
    するために、 設備の稼動パターンマスタ、及び、設備マスタを含む設
    備系マスタと、 製品の生産パターンマスタ、製品の生産途中に生産され
    る中間体に関する中間体マスタ、製品マスタ、及び、工
    程名称マスタを含む工程系マスタとを備え、 前記稼動パターンマスタが、設備の稼動開始時間及び稼
    動終了時間を含み、 前記設備マスタが、設備名称、及び、当該設備における
    稼動パターンを特定するため前記稼動パターンマスタへ
    のリンクを含み、 前記工程名称マスタが、工程名称を含み、 前記生産パターンマスタが、生産パターンを構成する工
    程の前後関係を示すように、自己の工程の工程名称、及
    び、後続する工程の工程名称を特定するための前記工程
    名称マスタへのリンクを含む生産パターンテーブルを含
    み、 前記中間体マスタが、工程を特定するための前記工程名
    称マスタへのリンク、設備を特定するための前記設備マ
    スタへのリンクを含む設備情報テーブル、及び、中間体
    のロットサイズを含み、 前記製品マスタが、当該製品の生産途中に生産される1
    以上の所属中間体をそれぞれ示す前記中間体マスタへの
    リンク、及び、前記生産パターンマスタへのリンクを含
    むコンピュータにおいて、ガントチャートにロットを割
    り付けるためのプログラムを記録したコンピュータによ
    り読み出し可能な記録媒体であって、 製品の名称、数量及び納期を含むオーダを受理するステ
    ップと、 前記オーダ受理ステップにて受理されたオーダごとに、
    前記製品マスタを参照して、前記オーダに含まれる製品
    に対応する1以上の所属中間体を特定するとともに、前
    記中間体マスタを参照して当該所属中間体のそれぞれの
    ロットサイズを取得し、それぞれが、前記オーダに含ま
    れる数量、及び、前記中間体マスタに含まれるロットサ
    イズに基づいたロット数の、スケジューリング時の割付
    単位であるロットを含む、前記中間体のうちの何れかを
    得るための1以上のシリーズを生成するステップと、 前記中間体マスタ及び前記設備マスタを参照して、各シ
    リーズにおいて得るべき中間体を生産する設備を特定す
    るとともに、前記稼動パターンマスタを参照して、当該
    特定された設備の開始時間及び終了時間を取得し、前記
    製品マスタ、前記中間体マスタ及び前記生産パターンマ
    スタを参照して、生産パターンにおける工程の前後関係
    を特定し、前記オーダに含まれる納期、前記取得した設
    備の開始時間及び終了時間、及び、前記工程の前後関係
    を用いて、当該特定された設備において生産すべき中間
    体のロットを生産するためのジョブをガントチャートに
    割り付けるステップであって、シリーズに含まれるロッ
    トを生産するためのジョブが連続的に実行されるよう
    に、割り付けを実行するステップとを、前記コンピュー
    タに実行させることを特徴とするプログラムを記憶した
    コンピュータにより読み出し可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記工程系マスタの中間体マスタが、複
    数の設備にて中間体を生産すべきか否かを示すフラグ及
    びその割付数を含み、 前記シリーズを生成するステップにおいて、ある中間体
    に関する中間体マスタ中、前記フラグにより複数の設備
    にて中間体を生産すべき場合に、当該中間体を、前記割
    付数にしたがった複数の設備にて生産するような、複数
    のシリーズを生成するステップを、前記コンピュータに
    実行させることを特徴とする請求項8に記載の記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータが、さらに、要員及
    びそのワークパターンに関する情報を収容する要員系マ
    スタを備え、 前記要員系マスタが、ワークセンタの区分けに用いる要
    員コード、要員名称、その人数、及び、ワークセンタご
    との山崩しの可否を示す制約フラグを含む要員マスタを
    含み、 前記ガントチャートに割り付けるステップにおいて、前
    記要員マスタ中の制約フラグを参照して、要員を、前記
    ガントチャートに割り付けるステップを、前記コンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項8又は9に記
    載の記録媒体。
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