JP3525037B2 - 直流モータの制御回路 - Google Patents

直流モータの制御回路

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JP3525037B2 JP22688897A JP22688897A JP3525037B2 JP 3525037 B2 JP3525037 B2 JP 3525037B2 JP 22688897 A JP22688897 A JP 22688897A JP 22688897 A JP22688897 A JP 22688897A JP 3525037 B2 JP3525037 B2 JP 3525037B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動ゴルフカー
ト、電動運搬車両などに好適な直流モータの制御回路に
関し、特に通電制御用の半導体素子の電流容量を小さく
して制御回路の小型化を可能にした直流モータの制御回
路に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流モータの制御回路において
は、通電量を制御するスイッチング回路として、FET
などの半導体素子を用いたものが一般的である。このも
のは、FETのON/OFF制御(PWM制御など)す
ることで駆動電流を制御することが可能となり、モータ
の回転数やトルクを自由に制御できるのでモータの制御
として有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な直流モータの制御回路を、たとえばゴルフカートなど
の電動車両に用いた場合には、モータの回転数を可変さ
せるための電流の制御に半導体素子が用いられ、大きな
出力のモータを制御するには大容量の半導体素子を使わ
なければならない。または、半導体素子の電流容量が少
なければ、モータのパワーを充分に引き出せない。要す
るに、電動車両の出力はモータではなく、FETなどの
半導体素子を用いた制御回路に依存していることにな
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、小さな容量の制
御回路を用いて大きな出力のモータを制御する組み合わ
せ方法を適用し、通電制御用の半導体素子の電流容量を
小さくして制御回路を小型化することができる直流モー
タの制御回路を提供することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0007】すなわち、本発明の直流モータの制御回路
は、複数のブラシを有する直流モータにおいて、通電電
流をアクセルによる速度指示量に応じてPWM制御する
スイッチング制御回路を介在したブラシと、通電制御用
のスイッチング回路を介在しないブラシとをそれぞれ設
け、アクセル指示量に応じてスイッチング制御回路を介
在したブラシのみによる通電とスイッチング回路を介在
しないブラシとの併用による通電とを切り換え制御する
ものである。
【0008】具体的には、アクセル指示量が小さいとき
にはスイッチング回路によるPWM通電制御を行い、ア
クセル指示量が所定値を越えた場合にはスイッチング回
路を介在しないブラシからの通電を併用するようにした
ものである。
【0009】特に、アクセル指示量が小さいときにはこ
のアクセル指示量の増大につれてスイッチング回路によ
る通電量を増加させていくとともに、アクセル指示量が
所定値を越えた時点でスイッチング回路を介在しないブ
ラシからの通電を併用する一方で、スイッチング回路の
通電量を一旦減少させ、これ以後のアクセル指示量の増
大に応じて再び通電量を増加させていくようにしたもの
である。
【0010】さらに、複数対のブラシに対して、スイッ
チング制御回路を介在するブラシは1つで構成したもの
である。
【0011】よって、前記直流モータの制御回路によれ
ば、アクセル指示量に応じて、このアクセル指示量が小
さいときにはPWM通電制御、所定値を越えた場合には
PWM通電と通電との併用制御に切り換えることによ
り、PWM制御による細やかな通電量の制御を行いつつ
も、アクセル指示による通電電流の大きいときは大半を
スイッチング回路を介さないブラシから供給することに
よって、スイッチング回路の負担を減らし、通電制御用
の半導体素子の電流容量を小さくして制御回路を小型化
することができる。
【0012】特に、アクセル指示量が小さいとき、さら
にアクセル指示量が所定値を越えた時点において、この
アクセル指示量の増大に応じてスイッチング回路の通電
量を増加させていくことにより、アクセル指示量の変化
に対して、滑らかに通電量を増減制御することができ
る。
【0013】さらに、複数対のブラシのうち、1対をP
WM通電制御することにより、一層、制御回路の小型化
が実現でき、また2対以上をPWM通電制御する場合に
は、一層、PWM制御による細やかな通電量の制御を実
現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、類似する機能を有するものは同
一の符号に英字の小文字を付し、その繰り返しの説明は
省略する。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1である直流モータの制御回路の概略を示す構成図、
図2は本実施の形態の直流モータの制御回路における通
電の切り換え制御方法を示す説明図である。
【0016】まず、図1により本実施の形態の直流モー
タの制御回路の概略構成を説明する。
【0017】本実施の形態の直流モータの制御回路は、
たとえば電動ゴルフカート、電動運搬車両などの直流モ
ータを制御する制御回路とされ、2対のブラシを有する
モータ1と、このモータ1のブラシへの通電回路の一部
に設けたスイッチング回路2と、アクセルペダルの位置
に応じた電圧を発生するアクセルボリューム3と、この
アクセルボリューム3の電圧と基準電圧とを比較するコ
ンパレータ4と、このコンパレータ4の比較結果に応じ
てON/OFF制御されるリレー5と、アクセルボリュ
ーム3の電圧に応じて基準電圧を減算する減算回路6
と、この減算回路6の出力電圧に応じたデューティ比に
よりスイッチング回路2をON/OFF制御するPWM
制御回路7とから構成されている。
【0018】モータ1は、永久磁石により磁界を発生さ
せるステータと、このステータによる磁界中でトルクを
発生させて回転するロータとからなり、たとえばロータ
のアーマチュアには4つの並列回路にコイルが重ね巻き
され、それぞれの並列回路に対してブラシが備えられ、
2対のブラシ8,9を有する4極モータ構造となってお
り、これらのブラシ8,9には複数の通電回路が接続さ
れており、この通電回路を介して、2個のうちの1個の
正極ブラシ8Pはスイッチング回路2、他の1個の正極
ブラシ9Pはリレー5の接点を介してそれぞれバッテリ
に接続され、また2個の負極ブラシ8N,9Nは共通に
接地されている。
【0019】スイッチング回路2は、PWM制御回路7
からの出力信号を入力として、モータ1の1個の正極ブ
ラシ8Pをデューティ比に基づいてON/OFF制御す
るFETなどの半導体スイッチであり、PWM制御回路
7からのON信号に対してはモータ1の1個の正極ブラ
シ8Pをバッテリに接続してモータ1の1対のブラシ8
が通電状態とされ、一方OFF信号に対しては1個の正
極ブラシ8Pからバッテリへの接続を断って非通電状態
となる。この半導体スイッチは、FETの他に、たとえ
ばトランジスタなどの他の半導体素子についても適用可
能である。
【0020】アクセルボリューム3は、電動ゴルフカー
ト、電動運搬車両などのアクセルペダルの位置に応じた
電圧を発生する可変抵抗であり、アクセルペダルの踏み
加減に対応して0〜3Vの電圧を発生し、アクセルペダ
ルを踏んでいないアイドル状態のときには最小限の0
V、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んだフルスロッ
トル状態のときには最大限の3Vの電圧がそれぞれ出力
されるようになっている。
【0021】コンパレータ4は、アクセルボリューム3
からの電圧を入力として所定値の基準電圧と比較する回
路であり、基準電圧がスイッチング回路2を介した1対
のブラシ8のみによる通電とスイッチング回路2および
リレー5の接点を介した2対のブラシ8,9の併用によ
る通電とを切り換え制御する電圧に設定され、アクセル
ボリューム3からの電圧が基準電圧、たとえば1.5V以
上でON、1.5V未満でOFFとなる信号がそれぞれ出
力される。
【0022】リレー5は、コンパレータ4からの比較結
果の信号を入力としてON/OFF制御される機械的ス
イッチであり、コンパレータ4からの出力がONのとき
にはリレー5のコイルは通電により励磁状態となるの
で、通常開いている接点が閉じて、モータ1のスイッチ
ング回路2による制御とは別系統の1個の正極ブラシ9
Pをバッテリに接続してモータ1の1対のブラシ9が通
電状態とされ、一方OFFのときにはリレー5のコイル
は通電されずに接点は開いたままなので、1個の正極ブ
ラシ9Pからバッテリへの接続を断って非通電状態とな
る。
【0023】減算回路6は、アクセルボリューム3から
の電圧とコンパレータ4からの出力信号とを入力とし
て、アクセルボリューム3の電圧に応じて基準電圧を減
算して出力する回路であり、アクセルボリューム3から
の0〜3Vの電圧に対応して、この電圧が基準電圧の1.
5V以上のときにはアクセルボリューム3からの電圧か
ら1.5Vを減算した電圧、一方1.5V未満のときにはそ
のままの電圧がそれぞれ出力され、0〜1.5Vの範囲の
電圧が出力されるようになっている。
【0024】PWM制御回路7は、減算回路6からの出
力電圧を入力として、この電圧に応じてPWM制御のデ
ューティ比を設定し、このデューティ比によりスイッチ
ング回路2をON/OFF制御する回路であり、減算回
路6からの0〜1.5Vの出力電圧に対応して、周期的な
繰り返し波形のONとOFFのパルス幅の比が0〜10
0%のデューティ比に設定され、ONのときにはスイッ
チング回路2がON状態とされ、OFFのときにはスイ
ッチング回路2はOFF状態となる。
【0025】次に、本実施の形態の作用について、通電
の切り換え制御方法を示す図2を用いて直流モータの制
御回路の作動を説明する。図2は、アクセルペダルの位
置を、このアクセルペダルを踏んでいないアイドル位置
から、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んだフルスロ
ットル位置までを概略的に示すものである。
【0026】(1).まず、アクセルペダルを踏んでいない
アイドル位置のときには、アクセルボリューム3の電圧
は0Vとなる。この際に、コンパレータ4には0Vの電
圧が入力され、この電圧が基準電圧の1.5Vを越えるま
ではコンパレータ4からはOFF信号が出力されるの
で、リレー5のコイルは非通電状態のままである。ま
た、減算回路6にも0Vの電圧が入力され、この出力は
0Vであるので、PWM制御回路7におけるデューティ
比は0%に設定され、FETなどのスイッチング回路2
はOFF状態のままである。この場合に、モータ1の2
対のブラシ8,9は非通電状態となっている。
【0027】(2).この状態から、アクセルペダルを少し
だけ踏み込んだ場合には、アクセルボリューム3の電圧
は0Vから少しだけ、たとえば0.5Vまで達する。この
際に、減算回路6には0.5Vの電圧が入力され、PWM
制御回路7におけるデューティ比は0.5Vに対応して約
33%に設定される。この場合に、スイッチング回路2
は約33%のデューティ比によりON/OFF制御さ
れ、モータ1の2対のブラシ8,9のうちの1対のブラ
シ8は通電状態と非通電状態とを繰り返す。なお、コン
パレータ4にも0.5Vの電圧が入力されるが、1.5Vを
越えるまではOFF信号が出力されるので、リレー5の
コイルは非通電状態のままである。
【0028】このように、アクセルペダルを踏み込んで
中間位置までの、アクセルボリューム3の電圧が1.5V
未満の範囲内では、0〜1.5Vの範囲内のそれぞれの電
圧に対応して0〜100%の範囲内でデューティ比を設
定し、それぞれのデューティ比のパルス幅に対応してス
イッチング回路2のON状態とOFF状態との時間を制
御する。これにより、モータ1の1対のブラシ8の通電
状態と非通電状態とをデューティ比に対応する時間幅で
PWM制御することができる。
【0029】(3).さらに、アクセルペダルを踏み込んで
中間位置を越え、アクセルボリューム3の電圧が1.5V
以上、たとえば2.0Vまで達した場合には、コンパレー
タ4および減算回路6には2.0Vの電圧が入力される。
この際に、コンパレータ4からは、入力された電圧が基
準電圧の1.5Vを越えてON信号が出力されるので、リ
レー5のコイルは通電状態となり、このリレー5の接点
が閉じる。これにより、モータ1の2対のブラシ8,9
のうちの、スイッチング回路2とは別系統の1対のブラ
シ9を通電状態にすることができる。
【0030】同時に、減算回路6に入力された2.0Vの
電圧は基準電圧の1.5Vを越えているので、(2.0V−
1.5V)の減算処理が行われ、この減算回路6の出力は
0.5Vとなる。そして、PWM制御回路7において、0.
5Vに対応して約33%のデューティ比に設定し、スイ
ッチング回路2を約33%のデューティ比によりON/
OFF制御する。これにより、モータ1の2対のブラシ
8,9のうちの1対のブラシ8を通電状態と非通電状態
とに繰り返し動作させることができる。
【0031】このように、アクセルペダルが中間位置か
らフルスロットル位置までの、アクセルボリューム3の
電圧が1.5〜3Vの範囲内では、リレー5のコイルを通
電状態にして接点を閉じるとともに、減算処理された0
〜1.5Vの範囲内のそれぞれの電圧に対応して0〜10
0%の範囲内でデューティ比を設定し、それぞれのデュ
ーティ比のパルス幅に対応してスイッチング回路2のO
N状態とOFF状態との時間を制御する。これにより、
モータ1の1対のブラシ9を通電状態にすることができ
るとともに、残りの1対のブラシ8の通電状態と非通電
状態とをデューティ比に対応する時間幅でPWM制御す
ることができる。
【0032】従って、本実施の形態の直流モータの制御
回路によれば、アクセルペダルの踏み加減に対応するア
クセルボリューム3の電圧が、基準電圧である1.5V未
満の範囲内では1対のブラシ8をPWM制御し、さらに
1.5〜3Vの範囲内ではこの1対のブラシ8のPWM制
御と併用して残りの1対のブラシ9を通電状態にするこ
とにより、PWM制御による細やかな通電量の制御を行
いつつも、アクセルペダルが踏み込まれて通電電流の大
きいときは大半をFETなどのスイッチング回路2を介
さず、リレー5の接点を介して供給することができるの
で、スイッチング回路2の負担を大幅に減らし、このス
イッチング回路2の半導体素子の電流容量を半分程度に
小さくして制御回路を小型化することができる。
【0033】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2である直流モータの制御回路の概略を示す構成図、
図4は本実施の形態の直流モータの制御回路における通
電の切り換え制御方法を示す説明図である。
【0034】本実施の形態の直流モータの制御回路は、
前記実施の形態1と同様に電動ゴルフカート、電動運搬
車両などの直流モータを制御する制御回路とされ、前記
実施の形態1との相違点は、モータのブラシ数を3対に
代え、この3対のうちの2対を共通にスイッチング制御
回路を介在してPWM制御し、残りの1対は通電制御用
のスイッチング回路を介在せずに制御するように構成し
た点である。
【0035】すなわち、本実施の形態における直流モー
タの制御回路は、図3に示すように、3対のブラシを有
するモータ1aと、FETなどのスイッチング回路2a
と、アクセルボリューム3aと、このアクセルボリュー
ム3aの電圧と1Vの基準電圧とを比較するコンパレー
タ4aと、このコンパレータ4aの比較結果に応じてO
N/OFF制御されるリレー5aと、1Vの基準電圧を
減算する減算回路6aと、この減算回路6aの0〜2V
の出力電圧に応じた0〜100%のデューティ比により
スイッチング回路2aをON/OFF制御するPWM制
御回路7aとから構成されている。
【0036】次に、本実施の形態の作用について、通電
の切り換え制御方法を示す図4を用いて直流モータの制
御回路の作動を説明する。
【0037】(11). まず、アクセルペダルを踏んでいな
いアイドル位置のときには、前記実施の形態1と同様に
アクセルボリューム3aの電圧は0Vとなり、この場合
にはモータ1aの3対のブラシ8a,9a,10aは非
通電状態となっている。
【0038】(12). この状態から、アクセルペダルを少
しだけ踏み込んだ場合には、アクセルボリューム3aの
電圧は0Vから少しだけ、たとえば0.5Vまで達する。
この際に、減算回路6aには0.5Vの電圧が入力され、
PWM制御回路7aにおけるデューティ比は0.5Vに対
応して25%に設定される。この場合に、スイッチング
回路2aは25%のデューティ比によりON/OFF制
御され、モータ1aの3対のブラシ8a,9a,10a
のうちの2対のブラシ8a,9aは通電状態と非通電状
態とを繰り返す。なお、コンパレータ4aにも0.5Vの
電圧が入力されるが、1Vを越えるまではOFF信号が
出力されるので、リレー5aのコイルは非通電状態のま
まである。
【0039】このように、アクセルペダルを踏み込んで
フルスロットルの1/3以下となる、アクセルボリュー
ム3aの電圧が1V未満の範囲内では、0〜1Vの範囲
内のそれぞれの電圧に対応して0〜50%の範囲内でデ
ューティ比を設定し、それぞれのデューティ比のパルス
幅に対応してスイッチング回路2aのON状態とOFF
状態との時間を制御する。これにより、モータ1aの2
対のブラシ8a,9aの通電状態と非通電状態とをデュ
ーティ比に対応する時間幅でPWM制御することができ
る。
【0040】(13). さらに、アクセルペダルを踏み込ん
でフルスロットルの1/3を越え、アクセルボリューム
3aの電圧が1V以上、たとえば1.5Vまで達した場合
には、コンパレータ4aおよび減算回路6aには1.5V
の電圧が入力される。この際に、コンパレータ4aから
は、入力された電圧が基準電圧の1Vを越えてON信号
が出力されるので、リレー5aのコイルは通電状態とな
り、このリレー5aの接点が閉じる。これにより、モー
タ1aの3対のブラシ8a,9a,10aのうちの、ス
イッチング回路2aとは別系統の1対のブラシ10aを
通電状態にすることができる。
【0041】同時に、減算回路6aに入力された1.5V
の電圧は基準電圧の1Vを越えているので、(1.5V−
1V)の減算処理が行われ、この減算回路6aの出力は
0.5Vとなる。そして、PWM制御回路7aにおいて、
0.5Vに対応して25%のデューティ比に設定し、スイ
ッチング回路2aを25%のデューティ比によりON/
OFF制御する。これにより、モータ1aの3対のブラ
シ8a,9a,10aのうちの2対のブラシ8a,9a
を通電状態と非通電状態とに繰り返し動作させることが
できる。
【0042】このように、アクセルペダルがフルスロッ
トルの1/3から2/3までの、アクセルボリューム3
aの電圧が1〜2Vの範囲内では、リレー5aのコイル
を通電状態にして接点を閉じるとともに、減算処理され
た0〜1Vの範囲内のそれぞれの電圧に対応して0〜5
0%の範囲内でデューティ比を設定し、このデューティ
比のパルス幅に対応してスイッチング回路2aのON状
態とOFF状態との時間を制御する。これにより、モー
タ1aの1対のブラシ10aを通電状態にすることがで
きるとともに、残りの2対のブラシ8a,9aの通電状
態と非通電状態とをデューティ比に対応する時間幅でP
WM制御することができる。
【0043】(14). さらに、アクセルペダルを踏み込ん
でフルスロットルの2/3を越え、アクセルボリューム
3aの電圧が2V以上、たとえば2.5Vまで達した場合
には、コンパレータ4aおよび減算回路6aには2.5V
の電圧が入力されているので、コンパレータ4aからは
ON信号が出力され続けて、リレー5aの閉接点を介し
てスイッチング回路2aとは別系統の1対のブラシ10
aの通電状態が維持される。
【0044】同時に、減算回路6aに入力された2.5V
の電圧は基準電圧の1Vを越えているので、(2.5V−
1V)の減算処理が行われ、この減算回路6aの出力は
1.5Vとなる。そして、PWM制御回路7aにおいて、
1.5Vに対応して75%のデューティ比に設定し、スイ
ッチング回路2aを75%のデューティ比によりON/
OFF制御する。これにより、モータ1aの3対のブラ
シ8a,9a,10aのうちの2対のブラシ8a,9a
を通電状態と非通電状態とに繰り返し動作させることが
できる。
【0045】このように、アクセルペダルがフルスロッ
トルの2/3からフルスロットル位置までの、アクセル
ボリューム3aの電圧が2〜3Vの範囲内では、リレー
5aのコイルを通電状態にして接点を閉じるとともに、
減算処理された1〜2Vの範囲内のそれぞれの電圧に対
応して50〜100%の範囲内でデューティ比を設定
し、それぞれのデューティ比のパルス幅に対応してスイ
ッチング回路2aのON状態とOFF状態との時間を制
御する。これにより、モータ1aの1対のブラシ10a
を通電状態にすることができるとともに、残りの2対の
ブラシ8a,9aの通電状態と非通電状態とをデューテ
ィ比に対応する時間幅でPWM制御することができる。
【0046】従って、本実施の形態の直流モータの制御
回路によれば、アクセルペダルの踏み加減に対応するア
クセルボリューム3aの電圧が、基準電圧である1V未
満の範囲内では2対のブラシ8a,9aをPWM制御
し、1〜2Vの範囲内ではこの2対のブラシ8a,9a
のPWM制御(0〜50%のデューティ比)と併用して
残りの1対のブラシ10aを通電状態にし、さらに2V
以上の範囲内では2対のブラシ8a,9aのPWM制御
(50〜100%のデューティ比)と併用して残りの1
対のブラシ10aを通電状態にすることにより、前記実
施の形態1と同様にPWM制御による細やかな通電量の
制御を行いつつも、スイッチング回路2aの負担を減ら
し、このスイッチング回路2aの半導体素子の電流容量
を小さくして制御回路を小型化することができ、特に前
記実施の形態1に比べてより一層、PWM制御による細
やかな通電量の制御を行うことができる。
【0047】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3である直流モータの制御回路の概略を示す構成図、
図6は本実施の形態の直流モータの制御回路における通
電の切り換え制御方法を示す説明図である。
【0048】本実施の形態の直流モータの制御回路は、
前記実施の形態1と同様に電動ゴルフカート、電動運搬
車両などの直流モータを制御する制御回路とされ、前記
実施の形態1との相違点は、モータのブラシ数を3対に
代え、この3対のうちの1対をスイッチング制御回路を
介在してPWM制御し、残りの2対は通電制御用のスイ
ッチング回路を介在せずに、互いに異なる基準電圧と比
較して制御するように構成した点である。
【0049】すなわち、本実施の形態における直流モー
タの制御回路は、図5に示すように、3対のブラシを有
するモータ1bと、FETなどのスイッチング回路2b
と、アクセルボリューム3bと、このアクセルボリュー
ム3bの電圧と互いに異なる1V,2Vの基準電圧とを
比較する2つのコンパレータ4b,4cと、それぞれの
コンパレータ4b,4cの比較結果に応じてON/OF
F制御される2つのリレー5b,5cと、カスケード接
続されてそれぞれ1V,2Vの基準電圧を減算する2つ
の減算回路6b,6cと、これらの減算回路6b,6c
の0〜1Vの出力電圧に応じた0〜100%のデューテ
ィ比によりスイッチング回路2bをON/OFF制御す
るPWM制御回路7bとから構成されている。
【0050】次に、本実施の形態の作用について、通電
の切り換え制御方法を示す図6を用いて直流モータの制
御回路の作動を説明する。
【0051】(21). まず、アクセルペダルを踏んでいな
いアイドル位置のときには、アクセルボリューム3bの
電圧は0Vとなる。この際に、それぞれのコンパレータ
4b,4cには0Vの電圧が入力され、この電圧が基準
電圧の1V,2Vをそれぞれ越えるまではコンパレータ
4b,4cからはOFF信号が出力されるので、それぞ
れのリレー5b,5cのコイルは非通電状態のままであ
る。また、カスケード接続された前段の減算回路6bに
も0Vの電圧が入力され、この出力は0Vであるので、
後段の減算回路6cの出力も0Vとなり、PWM制御回
路7bにおけるデューティ比は0%に設定され、スイッ
チング回路2bはOFF状態のままである。この場合
に、モータ1bの3対のブラシ8b,9b,10bは非
通電状態となっている。
【0052】(22). この状態から、アクセルペダルを少
しだけ踏み込んだ場合には、アクセルボリューム3bの
電圧は0Vから少しだけ、たとえば0.5Vまで達する。
この際に、前段の減算回路6bには0.5Vの電圧が入力
され、後段の減算回路6cを介してPWM制御回路7b
におけるデューティ比は0.5Vに対応して50%に設定
される。この場合に、スイッチング回路2bは50%の
デューティ比によりON/OFF制御され、モータ1b
の3対のブラシ8b,9b,10bのうちの1対のブラ
シ8bは通電状態と非通電状態とを繰り返す。なお、そ
れぞれのコンパレータ4b,4cにも0.5Vの電圧が入
力されるが、それぞれ1V,2Vを越えるまではOFF
信号が出力されるので、それぞれのリレー5b,5cの
コイルは非通電状態のままである。
【0053】このように、アクセルペダルを踏み込んで
フルスロットルの1/3以下である、アクセルボリュー
ム3bの電圧が1V未満の範囲内では、0〜1Vの範囲
内のそれぞれの電圧に対応して0〜100%の範囲内で
デューティ比を設定し、それぞれのデューティ比のパル
ス幅に対応してスイッチング回路2bのON状態とOF
F状態との時間を制御する。これにより、モータ1bの
1対のブラシ8bの通電状態と非通電状態とをデューテ
ィ比に対応する時間幅でPWM制御することができる。
【0054】(23). さらに、アクセルペダルを踏み込ん
でフルスロットルの1/3を越え、アクセルボリューム
3bの電圧が1V以上、たとえば1.5Vまで達した場合
には、それぞれのコンパレータ4b,4cおよび減算回
路6bには1.5Vの電圧が入力される。この際に、一方
のコンパレータ4bからは、入力された電圧が基準電圧
の1Vを越えてON信号が出力されるので、一方のリレ
ー5bのコイルは通電状態となり、このリレー5bの接
点が閉じる。これにより、モータ1bの3対のブラシ8
b,9b,10bのうちの、スイッチング回路2bとは
別系統の2対のうちの1対のブラシ9bを通電状態にす
ることができる。なお、他方のコンパレータ4cにおい
ては、2Vを越えるまではOFF信号が出力されるの
で、他方のリレー5cのコイルは非通電状態のままであ
る。
【0055】同時に、前段の減算回路6bに入力された
1.5Vの電圧は基準電圧の1Vを越えているので、(1.
5V−1V)の減算処理が行われ、この減算回路6bの
出力は0.5Vとなる。そして、後段の減算回路6cを介
したPWM制御回路7bにおいて、0.5Vに対応して5
0%のデューティ比に設定し、スイッチング回路2bを
50%のデューティ比によりON/OFF制御する。こ
れにより、モータ1bの3対のブラシ8b,9b,10
bのうちの1対のブラシ8bを通電状態と非通電状態と
に繰り返し動作させることができる。
【0056】このように、アクセルペダルがフルスロッ
トルの1/3から2/3までの、アクセルボリューム3
bの電圧が1〜2Vの範囲内では、一方のリレー5bの
コイルを通電状態にして接点を閉じるとともに、減算処
理された0〜1Vの範囲内のそれぞれの電圧に対応して
0〜100%の範囲内でデューティ比を設定し、それぞ
れのデューティ比のパルス幅に対応してスイッチング回
路2bのON状態とOFF状態との時間を制御する。こ
れにより、モータ1bの1対のブラシ9bを通電状態に
することができるとともに、残りの2対のうちの1対の
ブラシ8bの通電状態と非通電状態とをデューティ比に
対応する時間幅でPWM制御することができる。
【0057】(24). さらに、アクセルペダルを踏み込ん
でフルスロットルの2/3を越え、アクセルボリューム
3bの電圧が2V以上、たとえば2.5Vまで達した場合
には、それぞれのコンパレータ4b,4cおよび減算回
路6bには2.5Vの電圧が入力される。この際に、一方
のコンパレータ4bからはON信号が出力され続けて、
一方のリレー5bのコイルは通電状態となって接点が閉
じているのに加えて、さらに、他方のコンパレータ4c
においても、入力された電圧が基準電圧の2Vを越えて
ON信号が出力されるので、他方のリレー5cのコイル
も通電状態となって接点が閉じる。これにより、モータ
1bの3対のブラシ8b,9b,10bのうちの、スイ
ッチング回路2bとは別系統の2対のブラシ9b,10
bを通電状態にすることができる。
【0058】同時に、前段の減算回路6bに入力された
2.5Vの電圧は基準電圧の1Vを越えているので、(2.
5V−1V)の減算処理が行われ、この出力は1.5Vと
なり、さらに後段の減算回路6cにおいても、2.5Vの
電圧は基準電圧の2Vを越えているので、前段の減算回
路6bからの出力に対して(1.5V−1V)の減算処理
が行われ、この出力は0.5Vとなる。そして、PWM制
御回路7bにおいて、0.5Vに対応して50%のデュー
ティ比に設定し、スイッチング回路2bを50%のデュ
ーティ比によりON/OFF制御する。これにより、モ
ータ1bの3対のブラシ8b,9b,10bのうちの1
対のブラシ8bを通電状態と非通電状態とに繰り返し動
作させることができる。
【0059】このように、アクセルペダルがフルスロッ
トルの2/3からフルスロットル位置までの、アクセル
ボリューム3bの電圧が2〜3Vの範囲内では、両方の
リレー5b,5cのコイルを通電状態にして接点を閉じ
るとともに、減算処理された0〜1Vの範囲内のそれぞ
れの電圧に対応して0〜100%の範囲内でデューティ
比を設定し、それぞれのデューティ比のパルス幅に対応
してスイッチング回路2bのON状態とOFF状態との
時間を制御する。これにより、モータ1bの2対のブラ
シ9b,10bを通電状態にすることができるととも
に、残りの1対のブラシ8bの通電状態と非通電状態と
をデューティ比に対応する時間幅でPWM制御すること
ができる。
【0060】従って、本実施の形態の直流モータの制御
回路によれば、アクセルペダルの踏み加減に対応するア
クセルボリューム3bの電圧が、一方の基準電圧である
1V未満の範囲内では1対のブラシ8bをPWM制御
し、基準電圧間の1〜2Vの範囲内ではこの1対のブラ
シ8bのPWM制御と併用して残りの2対のうちの1対
のブラシ9bを通電状態にし、さらに他方の基準電圧で
ある2V以上の範囲内では1対のブラシ8bのPWM制
御と併用して残りの2対のブラシ9b,10bを通電状
態にすることにより、前記実施の形態1と同様にPWM
制御による細やかな通電量の制御を行いつつも、スイッ
チング回路2bの負担を減らし、このスイッチング回路
2bの半導体素子の電流容量を小さくして制御回路を小
型化することができ、特に前記実施の形態1に比べてよ
り一層、制御回路を小型化することができる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態1〜3に基づき具体的に説明したが、本
発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいう
までもない。
【0062】たとえば、前記実施の形態においては、2
対または3対のブラシを有するモータに適用した場合に
ついて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、4対などの他の複数対のブラシを有す
る直流モータについても広く適用可能である。
【0063】また、前記実施の形態においては、正極ブ
ラシ側を通電したり、または通電を断って非通電とする
場合について説明したが、逆に負極ブラシ側を通電/非
通電とすることも可能であることはいうまでもない。
【0064】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその属する技術分野である電動ゴルフ
カート、電動運搬車両などに用いられる直流モータの制
御回路に適用した場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、直流モータを有する他の装置、機
器などの制御回路についても広く適用可能である。
【0065】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0066】(1).アクセル指示量に応じてPWM通電と
PWM通電および通電とを切り換え制御することで、P
WM制御による細やかな通電量の制御を行いつつも、ア
クセル指示による通電電流の大きいときは大半をスイッ
チング回路を介さないブラシから供給することによっ
て、スイッチング回路の負担を減らし、通電制御用の半
導体素子の電流容量を小さくして制御回路の小型化が可
能となる。
【0067】(2).特に、アクセル指示量が小さいとき、
あるいはアクセル指示量が所定値を越えた時点におい
て、このアクセル指示量の増大に応じてスイッチング回
路の通電量を増加させていくことで、全通電電流値に対
するスイッチング回路の負担を減らしつつも、アクセル
指示量の変化に対して、滑らかな通電量の増減制御が可
能となる。
【0068】(3).特に、複数対のブラシのうち、1対を
PWM通電制御することで、より一層、制御回路の小型
化を実現することが可能となる。
【0069】(4).特に、複数対のブラシのうち、2対以
上をPWM通電制御することで、より一層、PWM制御
による細やかな通電量の制御を実現することが可能とな
る。
【0070】(5).前記(1) 〜(4) により、特に電動ゴル
フカート、電動運搬車両などにおいて、通電制御用の半
導体素子の電流容量を小さくして制御回路の小型化を可
能にした直流モータの制御回路を実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である直流モータの制御
回路の概略を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1の直流モータの制御回路
における通電の切り換え制御方法を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態2である直流モータの制御
回路の概略を示す構成図である。
【図4】本発明の実施の形態2の直流モータの制御回路
における通電の切り換え制御方法を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態3である直流モータの制御
回路の概略を示す構成図である。
【図6】本発明の実施の形態3の直流モータの制御回路
における通電の切り換え制御方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b モータ 2,2a,2b スイッチング回路 3,3a,3b アクセルボリューム 4,4a,4b,4c コンパレータ 5,5a,5b,5c リレー 6,6a,6b,6c 減算回路 7,7a,7b PWM制御回路 8,8a,8b ブラシ 8P 正極ブラシ 8N 負極ブラシ 9,9a,9b ブラシ 9P 正極ブラシ 9N 負極ブラシ 10a,10b ブラシ
フロントページの続き (72)発明者 菅家 博夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 清水 則和 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平8−168111(JP,A) 特開 平8−282523(JP,A) 特開 昭58−157387(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00 - 5/26 H02P 7/00 - 7/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブラシを有する直流モータの制御
    回路であって、 通電電流をアクセルによる速度指示量に応じてPWM制
    御するスイッチング制御回路を介在したブラシと、通電
    制御用のスイッチング回路を介在しないブラシとをそれ
    ぞれ設け、前記アクセル指示量が小さいときには前記スイッチング
    回路によるPWM通電制御を行い、前記アクセル指示量
    が所定値を越えた場合には前記スイッチング回路を介在
    しないブラシからの通電を併用するように構成した こと
    を特徴とする直流モータの制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項記載の直流モータの制御回路で
    あって、 前記アクセル指示量が小さいときにはこのアクセル指示
    量の増大につれて前記スイッチング回路による通電量を
    増加させていくとともに、前記アクセル指示量が所定値
    を越えた時点で前記スイッチング回路を介在しないブラ
    シからの通電を併用する一方で、前記スイッチング回路
    の通電量を一旦減少させ、これ以後のアクセル指示量の
    増大に応じて再び通電量を増加させていくように構成し
    たことを特徴とする直流モータの制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の直流モータの制
    御回路であって、 複数対のブラシに対して、前記スイッチング制御回路を
    介在するブラシは1つで構成したことを特徴とする直流
    モータの制御回路。
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