JP3524459B2 - 画像形成装置、フェースプレートの製造方法及び画像形成装置の製造方法 - Google Patents
画像形成装置、フェースプレートの製造方法及び画像形成装置の製造方法Info
- Publication number
- JP3524459B2 JP3524459B2 JP2000039801A JP2000039801A JP3524459B2 JP 3524459 B2 JP3524459 B2 JP 3524459B2 JP 2000039801 A JP2000039801 A JP 2000039801A JP 2000039801 A JP2000039801 A JP 2000039801A JP 3524459 B2 JP3524459 B2 JP 3524459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphor
- face plate
- film
- defining member
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/125—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
- H01J31/127—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
Description
画像形成装置に関する。
be)をはじめとする画像形成装置は、より一層の大型
化が求められ研究が盛んに行なわれている。また大型化
に伴い装置の薄型化・軽量化・低コスト化が重要な課題
となっている。
電子を偏向電極で偏向し、フェースプレート上の蛍光体
を励起するため、大型化を行なうと原理的に奥行きが必
要となり、薄型・軽量のものを提供することが困難であ
る。
成装置として、表面伝導型電子放出素子、ならびにこの
表面伝導型電子放出素子を用いた画像表示装置について
研究を行なってきた。
な配線方法によるマルチ電子ビ−ム源の応用を試みてき
た。図11は、表面伝導型電子放出素子をマトリクス配
線接続した回路図である。すなわち、表面伝導型放出素
子を2次元的に多数個配列し、これらの素子を図示のよ
うに単純マトリクス状に配線したマルチ電子ビ−ム源で
ある。
式的に示したもの、4002は行方向配線、4003は
列方向配線である。また、4004は抵抗である。な
お、図示の便宜上、6×6のマトリクスで示している
が、マトリクスの規模はむろんこれに限ったわけではな
く、所望の画像表示を行うのに足りるだけの素子を配列
し配線するものである。
用いた画像形成装置の構造であり、従来の画像表示装置
の表示パネルの一部を切り欠いて示した斜視図である。
図12に示される画像形成装置は、マルチ電子ビ−ム源
4021を備えたリアプレート4005と外枠4007
と、蛍光体膜4008と導電性部材(メタルバック)4
009とを有するフェースプレート4006と、からな
る構造である。
した導電性部材(メタルバック)4009には高圧導入
端子4011を通じて高圧電源4010により数kVか
ら数十kVの高電圧が印加されている。
クス配線したマルチ電子ビ−ム源4021においては、
所望の電子ビ−ムを出力させるため、行方向配線400
2および列方向配線4003に適宜の電気信号を印加す
る。
表面伝導型放出素子4001を駆動するには、選択する
行の行方向配線4002には選択電圧Vsを印加し、同
時に非選択の行の行方向配線4002には非選択電圧V
nsを印加する。
ビ−ムを出力するための駆動電圧Veを印加する。
型放出素子4001には、Ve−Vsの電圧が印加さ
れ、また非選択行の表面伝導型放出素子4001にはV
e−Vnsの電圧が印加される。Ve,Vs,Vnsを
適宜の大きさの電圧にすれば選択する行の表面伝導型放
出素子4001だけから所望の強度の電子ビ−ムが出力
され、また列方向配線の各々に異なる駆動電圧Veを印
加すれば、選択する行の素子の各々から異なる強度の電
子ビ−ムが出力される。
速度は高速であるため、駆動電圧Veを印加する時間の
長さを変えれば、電子ビ−ムが出力される時間の長さも
変えることができる。
ーム源4021から出力された電子ビームは、高電圧V
aを印加されている導電性部材(メタルバック)400
9に照射され、ターゲットである蛍光体膜(画像形成部
材)4008を励起して発光させる。したがって、たと
えば画像情報に応じた電圧信号を適宜印加すれば、画像
表示装置となる。
バック)4009に高電圧Vaを印加し、リアプレート
4005とフェースプレート4006との間に電界を生
じさせ電子を加速し、蛍光体を励起させ発光させる事に
より画像を形成する。
ためには、画像形成装置の厚さを薄くしなければなら
ず、そのためリアプレート4005とフェースプレート
4006との距離を小さくしなければならない。
4006との間隔は数mm程度に設定されるため、リア
プレート4005とフェースプレート4006の間には
1kV/mm以上の高い電界が生じる事になる。
は、蛍光体膜全体に高電圧Vaを印加し、また蛍光体の
帯電を防止し、また蛍光体から後方(リアプレート方
向)に出た光を鏡面効果により前方に取り出すという目
的を持つ。そのため、上記導電性部材(メタルバック)
4009は連続膜であるのが好ましい。
09は、加速された電子がメタルバックとしての導電性
部材4009を通過して蛍光体を励起しなければならな
いので、非常に薄い膜状であることが要求される。しか
しながら蛍光体は一般に粉体であり、したがって蛍光体
膜はポーラスになり表面にはかなりの凹凸が存在する。
(赤、青、緑)の蛍光体を設ける場合には、各色の蛍光
体間の混色を防止する目的や、各色蛍光体間の間隔を規
定するためや、電子ビーム位置が多少ずれても色ずれを
起こさないようにするためや、外光を吸収し画像のコン
トラストを向上する、などの理由で、一般に、各色蛍光
体間に黒色の間隔規定部材(ブラックマトリクスあるい
はブラックストライプ)が設けられる。この間隔規定部
材の表面にもかなりの凹凸が存在する。
導電性部材(メタルバック)を成膜したのでは連続膜に
ならないので、一般的に上記導電性部材(メタルバッ
ク)作製前にフィルミング工程が用いられている。
クリルなどの樹脂フィルムを作製し、蛍光体層の表面を
平坦化する工程である。
着法などで導電性部材を成膜する事により、上記導電性
部材(メタルバック)を連続膜として作製することがで
きる。また上記樹脂膜は、導電性部材(メタルバック)
を作製した後に、焼成によって熱分解して除去する。
た工程により、導電性部材(メタルバック)4009を
作製するために、導電性部材(メタルバック)4009
の蛍光体膜や間隔規定部材に対する付着力は弱くなって
しまう。
フィルム層が焼成工程により熱分解されて取り除かれる
ので、蛍光体や間隔規定部材の材料や構造によっては、
導電性部材(メタルバック)4009と、蛍光体膜40
08や間隔規定部材との間に隙間が生じ、導電性部材
(メタルバック)4009と蛍光体膜や間隔規定部材と
の接触部がほとんど存在しないといった箇所が生じる事
がある。
スプレート4006との間の電界強度が大きくなると、
以下のような問題が生じる。
材4009は、数kVから数十kVの高電圧Vaが印加
されており、一方のリアプレート4005はほぼGND
電位である。そのため、導電性部材(メタルバック)4
009にはクーロン引力が発生する。
4009と蛍光体膜4008との接触部が少ない(メタ
ルバックが浮いた状態である)と、導電性部材(メタル
バック)と蛍光体膜との接触部1箇所あたりにかかる力
が増大する。その結果、上記クーロン力により導電性部
材(メタルバック)4009が剥離され、リアプレート
側に剥がれ落ちてしまう場合があった。
009が剥がれ落ちた部分の画素が表示されなくなるこ
とにより画質が劣化したり、リアプレート側に剥がれ落
ちた導電性部材(メタルバック)4009が原因とな
り、電子が放出されなくなったり、リアプレート400
5とフェースプレート4006との間で放電が起こった
りすることで画像形成装置としての機能を損なう場合が
あった。
であり、その目的とするところは、導電性膜の剥がれな
どによる放電を防止することが可能な画像形成装置を提
供することにある。
に、本発明に係る画像形成装置は、電子放出素子を有す
るリアプレートと、多数の蛍光体粒子を含む蛍光体層と
該蛍光体層上に配置された導電性膜とを有するフェース
プレートとを備え、前記リアプレートと前記フェースプ
レートとの間に、4.5kV / mmよりも大きく8 . 3k
V / mmよりも小さい電界強度が印加される画像形成装
置であって、前記蛍光体層の平均厚さをd、前記蛍光体
粒子の平均粒径をrpとした時に、前記蛍光体層の厚さ
Dが、いずれの場所においても、d−rp≦D≦d+r
pを満たすことを特徴とする。
体からなる蛍光体膜と該蛍光体膜に隣接する間隔規定部
材とを含むことを特徴とする
記間隔規定部材の平均厚さをtbとした時に、tp−r
p≦tb≦tp+rpを満たすことを特徴とする。
定部材と該第1の間隔規定部材とは異なる材料からなる
第2の間隔規定部材とからなり、前記第2の間隔規定部
材は、前記第1の間隔規定部材上に積層されてなること
を特徴とする。
集合体からなり、前記第2の間隔規定部材を構成する粒
子の平均粒径をrzとした時に、0.5×rp<rz<
2×rpを満たすことを特徴とする。
体膜に覆われていることを特徴とする。
有し、前記間隔規定部材を覆う前記蛍光体膜は、前記3
色のうちの1色の蛍光体膜により、前記間隔規定部材の
8割以上を占めることを特徴とする。
る蛍光体膜は、相異なる2種類の蛍光膜からなり、前記
2種類の蛍光膜が、前記間隔規定部材を覆う面積比は、
(4〜9.5):(6〜0.5)の範囲であることを特
徴とする。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図
面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
像形成装置の第1の実施形態について図8及び図9を参
照して説明する。図8は、本発明が好ましく適用される
画像形成装置の一例の斜視図であり、説明の都合上、本
発明に係る画像形成装置の第1の実施形態の表示パネル
の一部分を切り欠いて示した斜視図である。
なフェースプレートの一例であり、図8に示される表示
パネルのフェースプレートの蛍光体配列を示した平面図
である。
な基板であり、第1の主面と第2の主面とを有する。そ
して、第1の主面上に蛍光体膜あるいは、蛍光体膜と間
隔規定部材からなる蛍光体層1000が形成され、この
蛍光体層1000上に導電性膜(メタルバック)100
9が配置される。ここで、上記蛍光体膜とは、蛍光体粒
子の集合体を指す。
ート1007をリアプレート1005側から見た模式図
であり、説明の都合上、導電性膜(メタルバック)10
09は取り除いている。本発明においても、好ましく
は、従来技術で示したように間隔規定部材1010を用
いる。
008間の間隔規定部材1010をマトリクス状に配置
した、所謂ブラックマトリクスの場合を示している。図
9の(c)は間隔規定部材1010をストライプ状に配
置した、所謂ブラックストライプの場合を示す。
向上できれば何色であってもよいが、好ましくは黒色で
ある。また、黒色のものを用いる場合には、少なくとも
フェースプレート1007に接する面を黒色にしていれ
ばよく、必ずしも間隔規定部材1010全てが黒色部材
から構成される必要はない。本発明においては、図9に
示したいずれの配列形態であっても良い。
の配列形態であってもよい。さらには、本発明はカラー
表示だけでなく、モノクロ表示の画像形成装置にも好ま
しく適用可能である。
集合体であり、フェースプレート1007の第1の主面
上に配置される。1009は連続膜により形成される導
電性膜(メタルバック)であり、好ましくは金属膜であ
り、さらに好ましくはアルミニウムの膜である。
百Å以上数千Å以下であり、好ましくは100Å以上1
000Å以下であり、さらに好ましくは、200Å以上
500Å以下である。
電圧は、放電や、蛍光体の発光輝度などを考慮して1k
V以上20kV以下であり、好ましくは6kV以上15
kV以下である。
ラスと黒色顔料との混合物からなるが、材料は特に限定
されるものではない。間隔規定部材1010は、絵素間
または画素間に配置されている。ここで、カラー表示の
場合、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の蛍光体
膜を必要とし、これら3原色の蛍光体膜がなんらかの規
則性をもって配列形成される。
るそれぞれの領域を、「絵素」と呼ぶ。また、本発明に
おいて、カラー表示の画像形成装置における「画素」と
は、隣接するRGB3つの絵素を1単位とする領域を指
す。一方、モノクロ表示の場合には、単色の蛍光体のみ
使用するため、上記絵素と上記画素とは特に区別しな
い。
ェースプレート1007の第1の主面上に配置される蛍
光体層1000及び該蛍光体層上に配置される導電性部
材(メタルバック)1009を有しており、該蛍光体層
1000の平均高さ(厚み)をdとし、上記蛍光体層を
構成する蛍光体粒子の平均粒径をrp、該蛍光体層の膜
厚をDとした際に、上記蛍光体層のいずれの場所におい
ても、 D−rp≦d≦D+rp 式(1) を満たすものである。
は、メジアン径Dmedであり、この径より大きい粒子
と小さい粒子の数が同等であるとする。以降で用いる
「平均粒径」も上記メジアン径で表される値である。
「平均高さ(平均厚さ)」とは、1画素内の該構成部材
を触針式表面粗さ計で測定した断面形状の平均線の位置
と、基準面との差である。
の構成部材からなる場合は、各構成部材の平均高さを測
定し、さらに全構成部材の平均高さを平均したものを対
象領域の平均高さとする。
からなる蛍光体膜を含む層を指し、蛍光体膜に隣接する
構成部材がある場合、該構成部材も含めて蛍光体層と呼
ぶ。
成装置の第1から第4の実施形態についてさらに具体的
に説明する。
の実施形態が具備するフェースプレートを表す図であ
り、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態のフェ
ースプレート及び導電性膜としてのメタルバックを示す
模式的断面図である。
示されるフェースプレート及びメタルバックの作成工程
の模式的断面図を示す。
態の画像形成装置は、フェースプレート1007の第1
の主面上に、蛍光体膜1008が配置されている。蛍光
体膜1008は蛍光体粒子の集合体である。1009は
連続膜により形成される導電性膜(メタルバック)であ
る。1010は間隔規定部材である。
記蛍光体膜1008の平均厚さをtp(μm)、該蛍光
体膜1008に隣接する間隔規定部材1010の平均厚
さをtb(μm)、蛍光体粒子の平均粒径をrp(μ
m)とすると、前記間隔規定部材の平均厚さtbが、 tp−rp<tb<tp+rp 式(2) を満たす。
装置は、前記式(1)をも満たす。
像形成装置の第2の実施形態について説明する。本発明
のフェースプレートは、また、図3の(e)に示すよう
な形態であっても良い。図3は、本発明の第2の実施形
態の画像形成装置のフェースプレート及びメタルバック
の作成工程の模式的断面図である。
装置は、フェースプレート1007の第1の主面に凹部
1011が複数形成されており、この凹部1011に蛍
光体粒子が充填され、蛍光体膜1008が配置されてい
る。そして、蛍光体膜1008間に間隔規定部材101
0が配置されている。
蛍光体膜1008の上面(表面)までの平均高さ(平均
厚さ)と、前記凹部1011の最下層(底面)に相当す
る位置から間隔規定部材1010の上面(表面)までの
平均高さ(平均厚さ)との差が、蛍光体粒子の平均粒径
以下である。
像形成装置の第3の実施形態について説明する。本発明
のフェースプレートは、また、図4の(d)に示すよう
な形態であっても良い。図4は、本発明の第3の実施形
態の画像形成装置のフェースプレート及びメタルバック
の作成工程の模式的断面図である。
ート1007は第1の間隔規定部材1010を有し、該
間隔規定部材1010上に、該間隔規定部材1010と
は異なる材料の第2の間隔規定部材1012が積層され
た構成であってもよい。
ースプレート1007の第1の主面から蛍光体膜100
8の上面(表面)までの平均高さ(平均厚さ)と、フェ
ースプレート1007の第1の主面から第2の間隔規定
部材1012の上面(表面)までの平均高さ(平均厚
さ)との差が、蛍光体粒子の平均粒径以下である。
は、その拡散反射率が70%以上である事が好ましい。
このようにすることにより、蛍光体から出た光が第2の
間隔規定部材に吸収されず、第2の主面側に効率よく取
り出す事が出来、画像形成装置の輝度が向上する。
る材料としては、酸化マグネシウムや、窒化ボロンが好
ましい。
1009を作製する工程において、導電性膜(メタルバ
ック)1009が被覆された樹脂フィルムが、バルクも
しくは非常に粒径の小さい粒子からなる部材上に形成さ
れていると、樹脂フィルムの焼成の際に、該樹脂が熱分
解することにより発生するガスが抜け難くなる。
09の浮きを発生し易くなる。また、逆に導電性膜(メ
タルバック)1009が被覆された樹脂フィルムが、非
常に粒径の大きな粒子からなる部材上に形成されている
と(フィルムの平坦度が低いと)、焼成後に導電性膜
(メタルバック)1009と蛍光体膜1008(あるい
は蛍光体膜および間隔規定部材)との接触部が非常に少
なくなる。
(メタルバック)1009がはがれ易くなってしまう。
を粒子の集合体で構成することが好ましい。そして、第
2の間隔規定部材1012を構成する粒子の平均粒径を
rz(μm)とし、蛍光体の平均粒径をrp(μm)と
すると、 0.5×rp<rz<2×rp 式(3) を満たすことが好ましい。
の際に導電性膜(メタルバック)1009の浮きが発生
し難く、しかも導電性膜(メタルバック)1009と蛍
光体膜1008(あるいは蛍光体膜および間隔規定部
材)との接触面積を十分に確保できるので、クーロン引
力が生じた際に導電性膜(メタルバック)1009がは
がれ難くなる。
成装置のフェースプレートは、図5の(d)、図6の
(e)、図7の(e)に示すような形態であっても良
い。
形態の画像形成装置のフェースプレート及びメタルバッ
クの作成工程の模式的断面図である。
(e)に示すように、フェースプレートは間隔規定部材
1010を有し、該間隔規定部材1010上を、隣接す
る蛍光体膜の一方または双方で覆う構成とすることが好
ましい。
ては、フェースプレート1007の第1の主面から蛍光
体膜1008,1008’,1008’’の上面(表
面)までの平均高さ(平均厚さ)と、フェースプレート
の第1の主面から間隔規定部材1010上に配置された
蛍光体膜1008,1008’,1008’’の上面
(表面)までの平均高さ(平均厚さ)との差が、蛍光体
粒子の平均粒径以下である。
する2色の蛍光体膜で覆う場合には、上記間隔規定部材
の上面を占める2色の蛍光体膜の面積比が(4〜9.
5):(6〜0.5)である事が好ましい。さらには、
上記面積比が(6〜9.5):(4〜0.5)である事
が好ましい。
部材の上面の8割以上を占める事が好ましい。
(あるいは蛍光体膜と間隔規定部材)との接触面積の大
きい導電性部材(メタルバック)を作製し易くなり、さ
らにフェースプレートの作製工程が単純となり、製造コ
ストを削減する事が出来る。
置においては、図7の(e)に示す様に、フェースプレ
ート1007に凹部1016が形成されており、該凹部
に上記間隔規定部材1010が充填される形態とするこ
とが、より平滑性を向上する点で好ましい。
フェースプレート1007の第1の主面(凹部1016
以外の面)から蛍光体膜1008,1008’,100
8’’の上面(表面)までの平均高さ(平均厚さ)と、
フェースプレートの第1の主面から間隔規定部材101
0上に配置された蛍光体膜1008,1008’,10
08’’の上面(表面)までの平均高さ(平均厚さ)と
の差が、蛍光体粒子の平均粒径以下である。
光体層のいずれの場所でも20μm×20μmの範囲内
の該蛍光体層の膜厚の最大値と最小値との差が、用いる
蛍光体の平均粒径以下であることが好ましい。
れば、以下の問題点を解決できる。即ち、1)導電性膜
(メタルバック)1009を作製する工程において、蛍
光体膜1008および間隔規定部材1010の高さの差
が大きいと、フィルミング工程の際に樹脂材料が蛍光体
膜もしくは間隔規定部材の低い部分に多く溜まり、上記
樹脂の膜厚が厚くなってしまう。
製した後に、焼成して前記樹脂材料を除去しようとする
と、熱分解により生じるガスの量が前記樹脂の膜厚の厚
い部分で多くなり、メタルバックの浮きが発生してしま
う。
導電性膜(メタルバック)1009の、蛍光体層100
0(蛍光体膜、又は蛍光体膜と間隔規定部材)に対する
付着力を向上できる。その結果、放電などを抑制し、安
定な画像形成を長時間に渡って行える信頼性の高い画像
形成装置が実現できる。
ば、導電性膜(メタルバック)1009は、蛍光体層1
000(蛍光体膜、又は蛍光体膜と間隔規定部材)と十
分な付着力で接触しており、例えば上記導電性膜(メタ
ルバック)のいずれの場所においても20μm×20μ
mの範囲内に、上記接触部分が2点以上存在する、もし
くは接触面積を3割以上確保することができる。
プレートとフェースプレートの間の電界強度が1kV/
mm以上の画像形成装置において、導電性膜(メタルバ
ック)とフェースプレート(蛍光体層)との接触部が適
度に存在するため、クーロン引力が働いた時に接触部1
個所あたりに加わる力が小さくなり、導電性膜(メタル
バック)のはがれが抑制され、前記電界強度が6kV/
mmまで印加しても耐久性・信用性に優れた画像形成装
置が得られる。
体膜若しくは間隔規定部材の低い部分に樹脂材料が溜ま
ることなく、したがって導電性膜(メタルバック)の浮
きが生じにくくなる。その結果、導電性膜(メタルバッ
ク)と、蛍光体層との接触面積を多くとれるので、より
一層、クーロン力による導電性膜(メタルバック)のは
がれが抑制できる。
図9により、本発明の主題であるフェースプレートおよ
びメタルバックの構成について実施例1として説明す
る。
るフェースプレート1007を洗浄・乾燥させた。その
後、ガラスペーストおよび黒色顔料を含んだ黒色顔料ペ
ーストを用い、図9の(a)のパターンでスクリーン印
刷法によりフェースプレート1007の第1の主面上に
間隔規定部材1010を作製し、ブラックマトリクスと
した(図2の(a))。
規定部材1010は、縦方向に幅100μm、ピッチ2
90μmのストライプを240本、横方向に幅300μ
m、ピッチ650μmのストライプを720本有するパ
ターンとした。尚、間隔規定部材1010は、縦方向・
横方向共に20μmの厚さで形成した。
ブラックマトリックスを作製したが、もちろんこれに限
定されるものではなく、たとえばフォトリソグラフィー
法をもちいて作製してもよいが、膜厚が厚く形成できる
事とコストの関係上スクリーン印刷法を用いる事が好ま
しい。
ガラスペーストと黒色顔料を含んだ黒色顔料ペーストを
用いたが、もちろんこれに限定されるものではなく、た
とえばカーボンブラックなどを用いてもよいが、スクリ
ーン印刷で作製する事や、膜厚が20μmと厚いため上
記黒色顔料ペーストを用いた。
図9の(a)のように、マトリクス状に作製したが、も
ちろんこれに限定される訳ではなく、ストライプ状配列
やデルタ状配列やそれ以外の配列であっても良い。
クマトリクスの開口部に、赤色・青色・緑色の蛍光体ペ
ーストを用いてスクリーン印刷法により、3色の蛍光体
を1色づつ3回に分けて作製する。
光体膜を作製したが、もちろんこれに限定される訳では
なく、たとえばフォトリソグラフィー法などにより作製
しても良い。また蛍光体はCRTの分野で用いられてい
るP22の蛍光体とし、赤色(P22−RE3;Y2O2
S:Eu3+)、青色(P22−B2;ZnS:Ag,A
l)、緑色(P22−GN4;ZnS:Cu,Al)の
もので、平均粒径はそれぞれメジアン径Dmedで7μ
mのものを用いたが、もちろんこれに限定される訳では
なく、その他の蛍光体を用いても良い。
程度になるように作製した。ここで、図2の(b)に示
すように、蛍光体膜1008の膜厚が十分平坦にならな
いような場合には、充分な平坦度をもつ平板ガラスにイ
ソプロピルアルコール(IPA)を吸収させた不織布を
もうけ、これによりフェースプレート上の蛍光体膜およ
びブラックマトリクスを加圧し、図2の(c)に示すよ
うに、平坦度を増してもよい。
する事により、ペースト中に含まれる樹脂分を熱分解除
去し、対角画面サイズ10インチ、アスペクト比4:
3、画素数720×240からなるフェースプレートを
得た(図2の(c))。
の厚さを蝕針式表面粗さ測定器を用いて測定したとこ
ろ、一画素中の蛍光体膜の平均厚さとそこに隣接するブ
ラックマトリクスの平均厚さの差が、蛍光体の平均粒径
である7μmをこえるような場所は観測されなかった。
また、測定領域を全画素に渡って行っても、蛍光体の平
均粒径である7μmを超えるような場所は観測されなか
った。
上記フェースプレート1007の第1の主面として計測
した。
ックを作製する方法について説明する。上記のようにし
て作製したフェースプレートをスピンコーター上に配置
し、純水にコロイダルシリカを溶解させた溶液を、フェ
ースプレート基板を回転させながら塗布し、蛍光体層1
000の凹凸部を湿潤させた。
解した溶液を、フェースプレート基板を回転させながら
全面に均一になるようにスプレーにより塗布し、温風を
基板に吹きかける事により乾燥させ、蛍光体膜1008
およびブラックマトリクスとしての間隔規定部材101
0上に、樹脂フィルムを作製する事によって、表面の平
坦化を行なった。
体層1000を湿潤した後にポリメタクリレートをトル
エンに溶解した溶液を塗布したが、もちろんこれに限定
されるものではなく、他の溶剤系ラッカー液を用いても
良いし、その他の方法としてたとえばアクリルエマルジ
ョンを蛍光体に塗布し乾燥させるという工程を行なって
も良い。
007にオングストロームのアルミニウム膜を導電性膜
1009として、真空蒸着法により作製した。次にこの
フェースプレート1007を焼成炉内に搬入し、450
℃まで加熱する事により樹脂フィルムを熱分解除去した
(図2の(d))。
1007を、走査電子顕微鏡(SEM)で観察し、メタ
ルバックと蛍光体およびブラックマトリクスとの接触部
を観察した。この際、高加速電圧で観察すると厚さ10
00オングストロームのメタルバックが観察しにくいの
で、加速電圧2kVで観察した。
部のメタルバックは蛍光体膜もしくはブラックマトリク
スの表面形状に沿った形状になっており、上記接触部が
良好に観察する事が出来る。
の範囲にある接触部の数および接触面積を測定した。測
定は選択したブラックマトリクスの開口部からそこに隣
接する8箇所のブラックマトリクス開口部とそれらに囲
まれた範囲で行ない、その測定をフェースプレートの全
面から無作為にN=10箇所取り出して行なった。
ルバックの接触部が20μm×20μmの範囲で2ヶ所
未満のところはなく、フェースプレートに良好に接触し
ている事が観察された。
ンバ中でフェースプレートより十分大きい電極に対向し
て一定のギャップをあけて固定し、メタルバックにDC
で高電圧を印加し徐々に印加電圧を上昇させ、放電を開
始した電圧を測定し電界強度(以後、放電開始電界強度
と呼ぶ事にする。)を求めた。
印加した電圧をリアプレートとフェースプレートのギャ
ップ距離で割ったものとする。測定の結果、放電開始電
界強度は7.7kV/mmであった(結果を表1に示
す)。このようにして、メタルバックが良好に接触して
いるフェースプレートを得る事が出来た。
トを用いて作成した画像形成装置の構成と製造法につい
て、図8を用いて説明する。
示パネルの斜視図であり、内部構造を示すためにパネル
の1部を切り欠いて示している。
は外枠、1007はフェースプレートであり、1005
〜1007により表示パネルの内部を真空に維持するた
めの気密容器を形成している。また、1000は蛍光体
層、1009はメタルバックとしての導電性膜である。
材の接合部に十分な強度と気密性を保持させるため封着
する必要があるが、本実施例では、フリットガラスを接
合部に塗布し、大気中あるいは窒素雰囲気中で、摂氏4
00〜500度で10分以上焼成することにより封着を
達成した。
001が固定されているが、該基板上には表面伝導型の
電子放出素子1002がN×M個形成されている。
(N,Mは2以上の正の整数であり、目的とする表示画
素数に応じて適宜設定される。本実施例においては、N
=720,M=240とした。)
本の行方向配線1003とN本の列方向配線1004に
より単純マトリクス配線されている。前記、1001〜
1004によって構成される部分をマルチ電子ビーム源
と呼ぶ。
ート1005にマルチ電子ビーム源の電子源基板100
1を固定する構成としたが、マルチ電子ビーム源の電子
源基板1001が十分な強度を有するものである場合に
は、気密容器のリアプレートとしてマルチ電子ビーム源
の電子源基板1001自体を用いてもよい。
として表面伝導型電子放出素子を用いたが、本発明は、
これに限られるものではない。例えば前述した電界放出
型電子放出素子(FE)やMIM型電子放出素子、熱電
子源などを用いることもできる。
て、図9の(a)に示したブラックマトリクスのタイプ
を用いたが、本発明は、このようなストライプ状の配列
に限られるものではなく、たとえば図9の(b)に示す
ようなデルタ状配列や、それ以外の配列であってもよ
い。
nおよびHvは、当該表示パネルと不図示の電気回路と
を電気的に接続するために設けた気密構造の電気接続用
端子である。Dx1〜Dxmはマルチ電子ビーム源の行
方向配線1003と、Dy1〜Dynはマルチ電子ビー
ム源の列方向配線1004と、Hvはフェースプレート
のメタルバックとしての導電性膜1009と電気的に接
続している。
部は高真空に排気する必要がある。このため、容器を組
み立てた(封着)後、不図示の排気管と真空ポンプとを
接続し、気密容器内を約1.33×10-5〔Pa〕程度
の真空度まで排気した。
の真空度を維持するために、封止後に気密容器内の所定
の位置にゲッター膜(不図示)を形成した。ゲッター膜
とは、たとえばBaを主成分とするゲッター材料をヒー
ターもしくは高周波加熱により加熱し蒸着して形成した
膜であり、該ゲッタ−膜の吸着作用により気密容器内は
約1.33×10-3ないしは1.33×10-5〔Pa〕
程度の真空度に維持される。
動したところ、長時間にわたり、メタルバックの剥がれ
によるとみられる放電のない、安定で高輝度な画像が得
られた。
て、本実施例2について説明する。実施例1と同様の厚
さ2.8mmのソーダライムガラスを洗浄・乾燥させた
後、図9の(a)で示される、ブラックマトリクスの開
口部に当たるところのフェースプレートガラスに、サン
ドブラスト法により深さ約17μmの凹部1011を作
製する(図3の(a))。
凹部1011をサンドブラスト法により作製したが、も
ちろんこれに限定される訳ではなく、たとえばウエット
エッチング等で作製してもよい。次にこのフェースプレ
ートを洗浄した。洗浄はまずドライエア吹き付けにより
ゴミ等を吹き飛ばし、しかる後に純水でシャワー洗浄を
行ない、乾燥させた。
マトリックスとしての間隔規制部材1010をフェース
プレートの凹部以外の領域に厚さ3μmで作製した(図
3の(b))。
って、本実施例ではフェースプレートの凹部を作製した
後にブラックマトリクスを作製したが、もちろんこれに
限定された訳ではなく、ブラックマトリクスの材料をフ
ェースプレートの画像領域全面に塗布した後に、フェー
スプレートの凹部を作製し、同時にブラックマトリクス
の開口部を作製しても良い。
制部材1010の表面処理を行い、間隔規定部材101
0’とした(図3の(c))。ブラックマトリクスの平
滑度がたかく、フィルミング工程においてフィルム焼成
後にブラックマトリクスとメタルバックの密着性が悪く
なる場合には、ブラックマトリクスの表面の平滑度を低
くする事が好ましい。
ッチング液で洗う事によって、表面の平滑度を下げ、ブ
ラックマトリクスとメタルバックの密着性を向上した
(図3の(c))が、もちろんこれに限定される訳では
なく、サンドブラスト法により表面処理を行なっても良
いし、ブラックマトリクスの材料中に粒径が蛍光体程度
の黒色粒子を混入し、表面の平滑度を変化させても良
い。
体をもちいて、図9の(a)にあるような配置で蛍光体
膜1008を作製した(図3の(d))。
さを蝕針式表面粗さ測定器により測定したところ、一画
素中の蛍光体膜の平均高さと、そこに隣接するブラック
マトリクスの平均高さの差が、蛍光体の平均粒径である
7μmを超えるような場所は観測されなかった。また、
測定領域を全画素に渡って行っても、蛍光体の平均粒径
である7μmを超えるような場所は観測されなかった。
上記凹部1011の底部として計測した。次に、実施例
1と同様な方法でフェースプレート上にメタルバックと
しての導電性膜1009を作製し、フェースプレートを
得た(図3の(e))。
を、実施例1と同様にSEMで観察し、20μm×20
μmの範囲にある接触部の数および接触面積を測定し
た。
ルバックの接触部が20μm×20μmの範囲で2ヶ所
未満のところはなく、フェースプレートに良好に接触し
ている事が観察された。
を測定したところ、8.3kV/mmであった(結果を
表1に示す)。上記のフェースプレートと実施例1で用
いたものと同様のマルチ電子ビーム源を備えたリアプレ
ートを用いて画像表示装置を作製したところ、実施例1
と同様に、画像表示装置の耐久性および信頼性を向上す
る事が出来た。
いて、本実施例3について説明する。実施例1と同様の
厚さ2.8mmのソーダライムガラスからなるフェース
プレート1007を洗浄・乾燥させた後、実施例1と同
様な方法で、厚さ3μmの第1の間隔規定部材(ブラッ
クマトリクス)1010を作製した(図4の(a))。
クスの開口部に3色の蛍光体を用いて、図9の(a)に
あるような配置で厚さ20μm蛍光体膜1008を作製
した(図4の(b))。ここで、ブラックマトリクス上
に蛍光体が多少積層されても、ブラックマトリクスが光
を吸収するので混色はおこらない。
レートの凹凸を減らすために、第2の間隔規定部材10
12を設ける工程について説明する。この第2の間隔規
定部材1012の主目的は、メタルバック1009の接
触部を増やす事に有り、フェースプレートの凹凸が存在
すると、メタルバックの浮きが発生し易くなるため凹凸
を減らす必要がある。
2の表面が平滑すぎると、フィルミング工程において、
樹脂フィルムの焼成後にブラックマトリクスとメタルバ
ックの密着性が悪くなる可能性が有る。また逆に、凹凸
が大きすぎるとメタルバックの接触部が減る事や、メタ
ルバックが連続膜にならない可能性があるため、第2の
間隔規定部材1012に用いる材料の平均粒径を考慮し
たほうが好ましい。
光吸収性をもつと、蛍光体から発せられた光が吸収さ
れ、フェースプレート1007の第2の主面側に取り出
される光の効率が低下するので、上記材料の拡散反射率
が70%以上あるのが好ましい。
し、平均粒径4μmの酸化マグネシウム粉末を用いた。
これを樹脂バインダーに分散し、酸化マグネシウムペー
ストを作製し、ガラス基板上に厚さ20μmの膜を作製
し、拡散反射率を測定したところ85%程度の良好な値
を示した。本実施例では上記第2の間隔規定部材101
2の材料として平均粒径4μmの酸化マグネシウム粉末
を用いたが、もちろんこれに限定される訳ではなく、上
記のような要求を満たすものなら、たとえば窒化ボロン
などを用いても良い。上記酸化マグネシウムペーストを
用いて、ブラックマトリクス上にスクリーン印刷法によ
り第2の間隔規定部材を作製した(図4の(c))。
記第2の間隔規定部材1012を作製したが、もちろん
これに限定される訳ではなく、たとえばフォトリソグラ
フィー法などにより作製しても良い。
8および第2の間隔規定部材1012の膜厚が十分平坦
にならないような場合には、充分な平坦度をもつ平板ガ
ラスにイソプロピルアルコール(IPA)を吸収させた
不織布をもうけ、これによりフェースプレート上の蛍光
体膜およびブラックマトリクス上の第2の間隔規定部材
を加圧し平坦度を増してもよい。
する事により、ペースト中に含まれる樹脂分を熱分解除
去しフェースプレートを得た。
さを蝕針式表面粗さ測定器により測定したところ、一画
素中の蛍光体膜の平均高さと、そこに隣接するブラック
マトリクスの平均高さの差が、蛍光体の平均粒径である
7μmを超えるような場所は観測されなかった。また、
測定領域を全画素に渡って行っても、蛍光体の平均粒径
である7μmを超えるような場所は観測されなかった。
フェースプレート1007の第1の主面として計測し
た。
レート上にメタルバックとしての導電性部材1009を
作製し、フェースプレートを得た(図4の(d))。
を、実施例1と同様にSEMで観察し、20μm×20
μmの範囲にある接触部の数および接触面積を測定し
た。その結果を表1に示す。
μm×20μmの範囲で2ヶ所未満のところはなく、フ
ェースプレートに良好に接触している事が観察された。
また実施例1と同様に、放電開始電界強度を測定したと
ころ、7.3kV/mmであった(結果を表1に示
す)。
たものと同様のマルチ電子ビーム源を備えたリアプレー
トを用いて画像表示装置を作製したところ、実施例1と
同様に、画像表示装置の耐久性および信頼性を向上する
事が出来た。また、ブラックマトリクス上に酸化マグネ
シウムの積層物を設け光の利用効率を向上させた事によ
り、実施例1と同様の条件で駆動したところ、画像表示
装置の輝度が10%程度向上した。
て、実施例4について説明する。実施例1と同様の厚さ
2.8mmのソーダライムガラスを洗浄・乾燥させた
後、実施例1と同様な方法で、厚さ3μmのブラックマ
トリクスとしての間隔規定部材1010を作製した(図
5の(a))。
9の(a)に示すような配列で、3色の蛍光体膜100
8を作製した。蛍光体膜の作製は、スクリーン印刷法に
よりおこない、3色の蛍光体を1色づつ3回に分けて作
製する。ここで、2色目までは実施例3と同様に作製し
た(図5の(b))。
くなるように、ブラックマトリクスとしての間隔規定部
材1010上にも積層した(図5の(c))。
十分平坦にならないような場合には、充分な平坦度をも
つ平板ガラスにイソプロピルアルコール(IPA)を吸
収させた不織布をもうけ、これによりフェースプレート
上の蛍光体膜を加圧し平坦度を増してもよい。
する事により、ペースト中に含まれる樹脂分を熱分解除
去し、フェースプレートを得た。
の膜厚・表面粗さを蝕針式表面粗さ測定器により測定し
たところ、一画素中の蛍光体膜の平均高さと、そこに隣
接するブラックマトリクスの上の蛍光体の平均高さの差
が、蛍光体の平均粒径である7μmを超えるような場所
は観測されなかった。また、測定領域を全画素に渡って
行っても、蛍光体の平均粒径である7μmを超えるよう
な場所は観測されなかった。
フェースプレート1007の第1の主面として計測し
た。
により観察したところ、ブラックマトリクス上には最後
に印刷した蛍光体が8割以上の面積を占めて存在してい
た。
レート上にメタルバックとしての導電性膜1009を作
製し、フェースプレートを得た(図5の(d))。
を、実施例1と同様にSEMで観察し、20μm×20
μmの範囲にある接触部の数および接触面積を測定し
た。その結果を表1に示す。観察の結果、メタルバック
の接触部が20μm×20μmの範囲で2ヶ所未満のと
ころはなく、フェースプレートに良好に接触している事
が観察された。
を測定したところ、6.5kV/mmであった(結果を
表1に示す)。上記のフェースプレートと実施例1で用
いたものと同様のマルチ電子ビーム源を備えたリアプレ
ートを用いて画像表示装置を作製したところ、実施例1
と同様に、画像表示装置の耐久性および信頼性を向上す
る事が出来た。
(c)を用いて、第5の実施例について説明する。実施
例1と同様の厚さ2.8mmのソーダライムガラスから
なるフェースプレート1007を洗浄・乾燥させた後、
実施例1と同様な方法で、厚さ3μmのブラックストラ
イプとしての間隔規定部材1010を作製した(図6の
(a)、図9の(c))。
定部材1010の開口部に、図9(c)に示すような配
列で、3色の蛍光体膜を作製した。蛍光体膜の作製は、
スクリーン印刷法によりおこない、3色の蛍光体を1色
づつ3回に分けて作製する。また、蛍光体を印刷するパ
ターンはブラックマトリクスの開口部の位置にドットと
して印刷するのではなく、各蛍光体膜が、図9の(c)
に示すように、ストライプ状になるように印刷する。
る際に、そこに隣接するブラックストライプ上にも、略
半分程度はみだすように印刷を行なった(図6の
(b))。
する際に、隣接するブラックストライプのうち、一色目
の蛍光体膜が覆っている部分に関しては、2色目の蛍光
体膜1008’を重ねるようにし、もう一方のブラック
ストライプ上には略半分程度はみだすように印刷を行な
った(図6の(c))。
刷する際には、隣接するブラックストライプに重ねるよ
うにして印刷した(図6の(d))。
8,1008’,1008’’の膜厚が十分平坦になら
ないような場合には、充分な平坦度をもつ平板ガラスに
イソプロピルアルコール(IPA)を吸収させた不織布
をもうけ、これによりフェースプレート上の蛍光体膜を
加圧し平坦度を増してもよい。
する事により、ペースト中に含まれる樹脂分を熱分解除
去し、フェースプレートを得た。
の膜厚・表面粗さを蝕針式表面粗さ測定器により測定し
たところ、一画素中の蛍光体膜の平均高さと、そこに隣
接するブラックストライプの上の蛍光体の平均高さの差
が、蛍光体の平均粒径である7μmを超えるような場所
は観測されなかった。また、測定領域を全画素に渡って
行っても、蛍光体の平均粒径である7μmを超えるよう
な場所は観測されなかった。
フェースプレート1007の第1の主面として計測し
た。また、このフェースプレートを光学顕微鏡により観
察したところ、ブラックストライプ上は両隣の画素の蛍
光体に覆われていた。
レート上にアルミからなるメタルバック1009を作製
し、フェースプレートを得た(図6の(e))。
を、実施例1と同様にSEMで観察し、20μm×20
μmの範囲にある接触部の数および接触面積を測定し
た。その結果を表1に示す。観察の結果、メタルバック
の接触部が20μm×20μmの範囲で2ヶ所未満のと
ころはなく、フェースプレートに良好に接触している事
が観察された。また実施例1と同様に、放電開始電界強
度を測定したところ、6.7kV/mmであった(結果
を表1に示す)。上記のフェースプレートと実施例1で
用いたものと同様のマルチ電子ビーム源を備えたリアプ
レートを用いて画像表示装置を作製したところ、実施例
1と同様に、画像表示装置の耐久性および信頼性を向上
する事が出来た。
て、本発明第6の実施例について説明する。実施例1と
同様の厚さ2.8mmのソーダライムガラス1007を
洗浄・乾燥させた後、実施例2と同様な方法で、図9の
(c)で示されるブラックストライプとしての間隔規定
部材1010の領域に深さ約3μmの凹部1016を作
製した(図7の(a))。次に実施例2と同様な方法で
基板洗浄および乾燥を行なった。
ブラックストライプとしての間隔規定部材1010をフ
ェースプレートの凹部1016に充填した(図7の
(b))。
定部材1010の開口部に、図9(c)に示すような配
列で、3色の蛍光体膜を作製した。各蛍光体膜の作製
は、スクリーン印刷法によりおこない、3色の蛍光体を
1色づつ3回に分けて作製する。
る際に、そこに隣接するブラックストライプとしての間
隔規定部材1010上にも、略7割程度はみだすように
印刷を行なった(図7の(c))。
する際に、隣接するブラックストライプのうち、一色目
の蛍光体膜1008が覆っている側に関しては、2色目
の蛍光体膜1008’を覆うようにし、もう一方のブラ
ックストライプ上には略7割程度はみだすように印刷を
行なった。
刷する際には、隣接するブラックストライプとしての間
隔規定部材1010の蛍光体膜で覆われていない部分を
全て覆うようにして印刷した(図7の(d))。
8,1008’,1008’’の膜厚が十分平坦になら
ないような場合には、充分な平坦度をもつ平板ガラスに
イソプロピルアルコール(IPA)を吸収させた不織布
をもうけ、これによりフェースプレート上の蛍光体膜を
加圧し平坦度を増してもよい。
する事により、ペースト中に含まれる樹脂分を熱分解除
去し、フェースプレートを得た。
の膜厚・表面粗さを蝕針式表面粗さ測定器により測定し
たところ、一画素中の蛍光体膜の平均高さと、そこに隣
接するブラックストライプの上の蛍光体膜の平均高さの
差が、蛍光体の平均粒径である7μmを超えるような場
所は観測されなかった。また、測定領域を全画素に渡っ
て行っても、蛍光体の平均粒径である7μmを超えるよ
うな場所は観測されなかった。
フェースプレート1007に形成された凹部1016の
底面として計測した。また、このフェースプレート10
07を光学顕微鏡により観察したところ、ブラックスト
ライプ上は両隣の絵素の蛍光体膜に覆われていた。
レート上にメタルバックとしての導電性膜1009を作
製し、フェースプレートを得た(図7の(e))。
を、実施例1と同様にSEMで観察し、20μm×20
μmの範囲にある接触部の数および接触面積を測定し
た。その結果を表1に示す。観察の結果、メタルバック
の接触部が20μm×20μmの範囲で2ヶ所未満のと
ころはなく、フェースプレートに良好に接触している事
が観察された。
を測定したところ、7.2kV/mmであった(結果を
表1に示す)。上記のフェースプレートと実施例1で用
いたものと同様のマルチ電子ビーム源を備えたリアプレ
ートを用いて画像表示装置を作製したところ、実施例1
と同様、画像表示装置の耐久性および信頼性を向上する
事が出来た。
発明の比較例を説明する。図10は、本発明の比較例の
フェースプレートおよびメタルバックの作製工程を示す
模式的断面図である。実施例1と同様の厚さ2.8mm
のソーダライムガラスからなるフェースプレート100
7を洗浄・乾燥させた後、実施例1と同様な方法で、厚
さ3μmのブラックマトリクスとしての間隔規定部材1
010を作製した(図10の(a))。
スとしての間隔規定部材1010の開口部に、図9の
(a)に示すような配列で、3色の蛍光体膜1008を
厚さ20μmで作製した(図10の(b))。
する事により、ペースト中に含まれる樹脂分を熱分解除
去し、フェースプレートを得た。
の膜厚・表面粗さを蝕針式表面粗さ測定器により測定し
たところ、一画素中の蛍光体膜の平均高さと、そこに隣
接するブラックマトリクスの平均高さの差が、大部分で
蛍光体の平均粒径である7μmを超えていた。
フェースプレート1007の第1の主面として計測し
た。
レート上にメタルバックとしての導電性膜1009を作
製し、フェースプレートを得た(図10の(c))。
を、実施例1と同様にSEMで観察し、20μm×20
μmの範囲にある接触部の数および接触面積を測定し
た。その結果を表1に示す。観察の結果、メタルバック
の接触部が20μm×20μmの範囲で3割未満のとこ
ろがブラックマトリクス上で多数見られ、メタルバック
が浮いた状態になっているのが見受けられた。
を測定したところ、4.5kV/mmであった(結果を
表1に示す)。上記のフェースプレートと実施例1で用
いたものと同様のマルチ電子ビーム源を備えたリアプレ
ートを用いて画像表示装置を作製し前記実施例と比較し
たところ、クーロン力によりメタルバックがはがれ画素
抜けが生じたり、放電が頻発したりと耐久性および信頼
性が実施例に比べ劣った。
画像表示装置のリアプレートとフェースプレートの間の
電界強度が例えば1kV/mm以上のように大きくなる
構造であっても、導電性膜がフェースプレートと良好に
接触していることから、導電性膜に高電圧を印加した際
に導電性膜にかかるクーロン引力によって、導電性膜が
剥離してしまうといった事が起こらないので、導電性膜
剥離による画素抜けや、剥離した導電性膜がリアプレー
トに達する事が原因で放電が起こるといった事がなく、
耐久性および信頼性の向上した画像形成装置を得る事が
出来る。
フェースプレート及び導電性部材としてのメタルバック
を示す模式的断面図である。
ックの作成工程の模式的断面図である。
ースプレート及びメタルバックの作成工程の模式的断面
図である。
ースプレート及びメタルバックの作成工程の模式的断面
図である。
ースプレート及びメタルバックの作成工程の模式的断面
図である。
ースプレート及びメタルバックの作成工程の模式的断面
図である。
ースプレート及びメタルバックの作成工程の模式的断面
図である。
表示パネルの一部分を切り欠いて示した斜視図である。
の蛍光体配列を示した平面図である。
タルバックの作製工程を示す模式的断面図である。
続した回路図である。
り欠いて示した斜視図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 電子放出素子を有するリアプレートと、
多数の蛍光体粒子を含む蛍光体層と該蛍光体層上に配置
された導電性膜とを有するフェースプレートとを備え、
前記リアプレートと前記フェースプレートとの間に、
4.5kV / mmよりも大きく8 . 3kV / mmよりも小
さい電界強度が印加される画像形成装置であって、 前記蛍光体層の平均厚さをd、前記蛍光体粒子の平均粒
径をrpとした時に、前記蛍光体層の厚さDが、いずれ
の場所においても、 d−rp≦D≦d+rpを満たすことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項2】 前記蛍光体層は、蛍光体粒子の集合体か
らなる蛍光体膜と該蛍光体膜に隣接する間隔規定部材と
を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記蛍光体膜の平均厚さをtp、前記間
隔規定部材の平均厚さをtbとした時に、 tp−rp≦tb≦tp+rpを満たすことを特徴とす
る請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記間隔規定部材は、第1の間隔規定部
材と該第1の間隔規定部材とは異なる材料からなる第2
の間隔規定部材とからなり、前記第2の間隔規定部材
は、前記第1の間隔規定部材上に積層されてなることを
特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記第2の間隔規定部材は、粒子の集合
体からなり、前記第2の間隔規定部材を構成する粒子の
平均粒径をrzとした時に、 0.5×rp<rz<2×rpを満たすことを特徴とす
る請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記間隔規定部材は、隣接する蛍光体膜
に覆われていることを特徴とする請求項2から5のいず
れか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記蛍光体膜は、3色の蛍光体膜を有
し、前記間隔規定部材を覆う前記蛍光体膜は、前記3色
のうちの1色の蛍光体膜により、前記間隔規定部材の8
割以上を占めることを特徴とする請求項6に記載の画像
形成装置。 - 【請求項8】 前記蛍光体膜のうちの互いに隣接する蛍
光体膜は、相異なる2種類の蛍光膜からなり、前記2種
類の蛍光膜が、前記間隔規定部材を覆う面積比は、(4
〜9.5):(6〜0.5)の範囲であることを特徴と
する請求項6に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 電子放出素子を有するリアプレートと、
多数の蛍光体粒子を含む蛍光体層と該蛍光体層上に配置
された導電性膜とを有するフェースプレートとを備え、
前記リアプレートと前記フェースプレートとの間に、
4.5kV / mmよりも大きく8 . 3kV / mmよりも小
さい電界強度が印加される画像形成装置に用いられるフ
ェースプレートの製造方法であって、 フェースプレート上に、蛍光体層を形成する工程と、 前記蛍光体層上に樹脂フィルム形成する工程と、 前記樹脂フィルム上に導電性膜を形成する工程と、 前記樹脂フィルムを熱分解除去する工程と、を有してお
り、 前記蛍光体層は、前記蛍光体層の平均厚さをd、前記蛍
光体粒子の平均粒径をrpとした時に、前記蛍光体層の
厚さDが、いずれの場所においても、d−rp≦D≦d
+rpを満たすように形成されることを特徴とするフェ
ースプレートの製造方法。 - 【請求項10】 前記蛍光体層を形成する工程は、複数
の開口部を有する第1の間隔規定部材を前記フェースプ
レート上に形成する工程と、該複数の開口部の各々を埋
めるように3原色の蛍光体膜を配置する工程と、前記第
1の間隔規定部材上に第2の間隔規定部材を形成する工
程とを含むことを特徴とする請求項9に記載のフェース
プレートの製造方法。 - 【請求項11】 前記第1の間隔規定部材は、フォトリ
ソグラフィー法を用いて形成されることを特徴とする請
求項10に記載のフェースプレートの製造方法。 - 【請求項12】 前記第2の間隔規定部材は、スクリー
ン印刷法により形成されることを特徴とする請求項10
または11に記載のフェースプレートの製造方法。 - 【請求項13】 前記第2の間隔規定部材は、酸化マグ
ネシウムまたは窒化ボロンからなることを特徴とする請
求項10乃至12のいずれかに記載のフェースプレート
の製造方法。 - 【請求項14】 電子放出素子を有するリアプレート
と、多数の蛍光体粒子を含む蛍光体層と該蛍光体層上に
配置された導電性膜とを有するフェースプレートとを備
えた画像形成装置の製造方法であって、前記フェースプ
レートが請求項9乃至13のいずれかに記載の製造方法
を用いて製造されることを特徴とする画像形成装置の製
造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039801A JP3524459B2 (ja) | 1999-03-04 | 2000-02-14 | 画像形成装置、フェースプレートの製造方法及び画像形成装置の製造方法 |
US09/511,241 US6541907B1 (en) | 1999-03-04 | 2000-02-23 | Image forming apparatus |
US10/265,121 US6979948B2 (en) | 1999-03-04 | 2002-10-07 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-57050 | 1999-03-04 | ||
JP5705099 | 1999-03-04 | ||
JP2000039801A JP3524459B2 (ja) | 1999-03-04 | 2000-02-14 | 画像形成装置、フェースプレートの製造方法及び画像形成装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000315464A JP2000315464A (ja) | 2000-11-14 |
JP3524459B2 true JP3524459B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=26398050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000039801A Expired - Fee Related JP3524459B2 (ja) | 1999-03-04 | 2000-02-14 | 画像形成装置、フェースプレートの製造方法及び画像形成装置の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6541907B1 (ja) |
JP (1) | JP3524459B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3848202B2 (ja) * | 2002-04-19 | 2006-11-22 | キヤノン株式会社 | 蛍光面基板の製造方法 |
JP2006019219A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Toshiba Corp | 表示装置 |
KR100829566B1 (ko) * | 2006-10-11 | 2008-05-14 | 삼성전자주식회사 | 평판표시장치 및 이의 제조방법 |
JP4520972B2 (ja) * | 2006-11-28 | 2010-08-11 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 発光装置及びその製造方法 |
JP2009238690A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toshiba Corp | 電子放出素子 |
NL1037989C2 (en) * | 2010-05-28 | 2011-11-29 | Photonis France Sas | An electron multiplying structure for use in a vacuum tube using electron multiplying as well as a vacuum tube using electron multiplying provided with such an electron multiplying structure. |
US10923244B2 (en) * | 2017-11-30 | 2021-02-16 | Elbit Systems Of America, Llc | Phosphor screen for MEMS image intensifiers |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5564348A (en) | 1978-11-09 | 1980-05-15 | Toshiba Corp | Color image pick-up tube |
JPS61220250A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-30 | Sony Corp | 陰極線管 |
JP3305151B2 (ja) | 1994-02-18 | 2002-07-22 | キヤノン株式会社 | 画像表示装置 |
US5670296A (en) * | 1995-07-03 | 1997-09-23 | Industrial Technology Research Institute | Method of manufacturing a high efficiency field emission display |
JP3648929B2 (ja) * | 1997-07-18 | 2005-05-18 | 双葉電子工業株式会社 | 蛍光発光素子 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000039801A patent/JP3524459B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-23 US US09/511,241 patent/US6541907B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-10-07 US US10/265,121 patent/US6979948B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030038587A1 (en) | 2003-02-27 |
JP2000315464A (ja) | 2000-11-14 |
US6979948B2 (en) | 2005-12-27 |
US6541907B1 (en) | 2003-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6713947B2 (en) | Display device and method of manufacturing the same | |
JP2000306501A (ja) | 画像形成装置、その製造方法及び記憶媒体 | |
JP3754885B2 (ja) | フェースプレートの製造方法、画像形成装置の製造方法及び画像形成装置 | |
US6653777B1 (en) | Image display apparatus | |
JP2006202528A (ja) | 画像表示装置 | |
JP3524459B2 (ja) | 画像形成装置、フェースプレートの製造方法及び画像形成装置の製造方法 | |
US7994700B2 (en) | Image display apparatus | |
JP2008293956A (ja) | スペーサとその製造方法、該スペーサを用いた画像表示装置とその製造方法 | |
JP4119279B2 (ja) | 表示装置 | |
JP4590092B2 (ja) | 画像表示装置 | |
US7667382B2 (en) | Substrate having fluorescent member, image display apparatus and image receiving and displaying apparatus | |
JP4494301B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2009037856A (ja) | 画像形成装置及び発光体基板 | |
JP2003308797A (ja) | ゲート電極構造体および電極構造体の製造方法 | |
JP2003308798A (ja) | 画像表示装置および画像表示装置の製造方法 | |
JP2010090231A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2000323077A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001143617A (ja) | プレートの製造方法、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
JP3099003B2 (ja) | 画像形成装置 | |
TW200533731A (en) | Manganese-activated zinc silicate phosphor and image display using same | |
JP2000311609A (ja) | 電子線装置用スペーサ、その製造方法、およびそれを用いた電子線装置 | |
JP2000208075A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2001126633A (ja) | 画像表示装置及び画像表示装置の駆動方法 | |
JP4466496B2 (ja) | スペーサ、並びに、平面型表示装置 | |
JP3554216B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031225 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |